JPH0123558Y2 - - Google Patents
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- JPH0123558Y2 JPH0123558Y2 JP1296381U JP1296381U JPH0123558Y2 JP H0123558 Y2 JPH0123558 Y2 JP H0123558Y2 JP 1296381 U JP1296381 U JP 1296381U JP 1296381 U JP1296381 U JP 1296381U JP H0123558 Y2 JPH0123558 Y2 JP H0123558Y2
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Landscapes
- Electrostatic Spraying Apparatus (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
この考案は、静電塗装機、特に塗料オリフイス
に隣接した塗料室内に位置して塗料吐出のオン・
オフ制御をするためのニードルと、該ニードルの
先端に取付けられ且つ前記塗料オリフイスから前
方を突出し噴霧塗料を荷電するための荷電電極と
を有する静電塗装機の改良に関する。
に隣接した塗料室内に位置して塗料吐出のオン・
オフ制御をするためのニードルと、該ニードルの
先端に取付けられ且つ前記塗料オリフイスから前
方を突出し噴霧塗料を荷電するための荷電電極と
を有する静電塗装機の改良に関する。
近年塗装業界においては、省資源や公害防止、
安全性等の立場から、水溶性塗料やスラリー塗料
等の水性塗料が注目されている。これらの水性塗
料を静電塗装するには、水性塗料が導電性である
ために一般の有機溶剤型塗料用の静電塗装装置は
使用できず、前記したような特殊な静電塗装機を
使用する必要がある。
安全性等の立場から、水溶性塗料やスラリー塗料
等の水性塗料が注目されている。これらの水性塗
料を静電塗装するには、水性塗料が導電性である
ために一般の有機溶剤型塗料用の静電塗装装置は
使用できず、前記したような特殊な静電塗装機を
使用する必要がある。
然し乍らこの静電塗装機は、荷電電極がニード
ルの先端に取付けられているので、塗料吐出のオ
ン・オフ制御をするためにニードルが軸方向に2
〜3mm程度進退するとそれに伴つて荷電電極も動
き、その結果塗料オリフイスから前方に突出して
いる荷電電極の露出長が2〜3mm程度変わる。こ
の露出長は、一般に塗料に対する荷電効率を考慮
して、ニードルが後退して塗料を吐出している状
態で8mm程度となるように設定されるため、ニー
ドルが前進して塗料の吐出を停止させる状態では
露出長が10〜11mm程度になる。又一般に荷電電極
としては直径が0.8mm以下の細線が使用されるた
め、露出長が10〜11mmにもなると静電塗装機を移
動したり操作する際に荷電電極を変化させたり破
損する虞れが生ずる。更に静電塗装機の洗浄や点
検整備のためエアキヤツプや塗装ノズルを塗装機
本体から取り外した場合荷電電極の露出長は塗料
オリフイスの長さ分も加算されてさらに長くなる
ので、荷電電極を破損する危険性はさらに増大す
る。
ルの先端に取付けられているので、塗料吐出のオ
ン・オフ制御をするためにニードルが軸方向に2
〜3mm程度進退するとそれに伴つて荷電電極も動
き、その結果塗料オリフイスから前方に突出して
いる荷電電極の露出長が2〜3mm程度変わる。こ
の露出長は、一般に塗料に対する荷電効率を考慮
して、ニードルが後退して塗料を吐出している状
態で8mm程度となるように設定されるため、ニー
ドルが前進して塗料の吐出を停止させる状態では
露出長が10〜11mm程度になる。又一般に荷電電極
としては直径が0.8mm以下の細線が使用されるた
め、露出長が10〜11mmにもなると静電塗装機を移
動したり操作する際に荷電電極を変化させたり破
損する虞れが生ずる。更に静電塗装機の洗浄や点
検整備のためエアキヤツプや塗装ノズルを塗装機
本体から取り外した場合荷電電極の露出長は塗料
オリフイスの長さ分も加算されてさらに長くなる
ので、荷電電極を破損する危険性はさらに増大す
る。
従つて荷電電極をニードル先端に固着して両者
を一体化した場合は、荷電電極を破損したとき、
その都度荷電電極をニードルごと交換しなければ
ならない。所でニードルと弁座とはその接触部を
塗料漏れを防ぐため確実に密接させる必要がある
から、両者は互いに摺合加工が施こされ、一対と
してニードル弁を形成して互換性がないのが普通
であり、ニードルを交換すると、弁座と共にこれ
が一体的に取付けられている塗料ノズルまでも交
換しなければならない。この交換調整作業は作業
者にとつて非常に面倒なものであると共にニード
ルや弁座は、摺合加工が施こされる他、材質的に
も耐摩耗性を考慮したものが使用されるので非常
に高価であり、塗料ノズルも加工が複雑なので高
価なものであり、容易に交換し得るものではな
い。
を一体化した場合は、荷電電極を破損したとき、
その都度荷電電極をニードルごと交換しなければ
ならない。所でニードルと弁座とはその接触部を
塗料漏れを防ぐため確実に密接させる必要がある
から、両者は互いに摺合加工が施こされ、一対と
してニードル弁を形成して互換性がないのが普通
であり、ニードルを交換すると、弁座と共にこれ
が一体的に取付けられている塗料ノズルまでも交
換しなければならない。この交換調整作業は作業
者にとつて非常に面倒なものであると共にニード
ルや弁座は、摺合加工が施こされる他、材質的に
も耐摩耗性を考慮したものが使用されるので非常
に高価であり、塗料ノズルも加工が複雑なので高
価なものであり、容易に交換し得るものではな
い。
このため従来ニードルに荷電電極を着脱自在に
保持させるため、ニードルに穿設した軸方向長孔
内に荷電電極を挿通すると共にニードルの周囲か
ら長孔に達する雌ネジを設け、これに雄ネジを螺
合させその先端部で荷電電極を締付ける等ネジを
使用した固定方法が提案されているが、この場合
ネジ部の径は比較的小さくならざるを得ずネジ山
が損傷したり頭部の工具係合部が破損し易い他、
ネジ部に塗料が浸透して固化したりして雄ネジの
抜き出しが不可能となり、荷電電極のみを容易に
交換することができない欠点を有していた。
保持させるため、ニードルに穿設した軸方向長孔
内に荷電電極を挿通すると共にニードルの周囲か
ら長孔に達する雌ネジを設け、これに雄ネジを螺
合させその先端部で荷電電極を締付ける等ネジを
使用した固定方法が提案されているが、この場合
ネジ部の径は比較的小さくならざるを得ずネジ山
が損傷したり頭部の工具係合部が破損し易い他、
ネジ部に塗料が浸透して固化したりして雄ネジの
抜き出しが不可能となり、荷電電極のみを容易に
交換することができない欠点を有していた。
本考案は前記従来品の欠点を解消し荷電電極の
装着及び交換調整作業を容易且つ短時間で行ない
得る新規な静電塗装機を提供せんとするもので、
その構成は、ニードル先端に、先端部に截頭円錐
部を備え且つその軸方向中心に荷電電極挿入用長
細孔が穿設された耐摩耗金属製チツプが取付られ
ると共に挿入基部に屈折部を形成した直線状荷電
電極が前記長細孔内に着脱自在に挿入保持されて
なるものである。
装着及び交換調整作業を容易且つ短時間で行ない
得る新規な静電塗装機を提供せんとするもので、
その構成は、ニードル先端に、先端部に截頭円錐
部を備え且つその軸方向中心に荷電電極挿入用長
細孔が穿設された耐摩耗金属製チツプが取付られ
ると共に挿入基部に屈折部を形成した直線状荷電
電極が前記長細孔内に着脱自在に挿入保持されて
なるものである。
以下図面について本考案の実施例を説明する。
第1図は本考案による水性塗料用手持式静電塗装
機の一部断面側面図であり、1はアセタール樹脂
等の電気絶縁材料で製作された塗装機本体であ
り、その後部には金属製のハウジング2及び引き
金が取付けられると共に最後端部にはエアバルブ
4、パターン調整用ネジ5及びニードル押え6が
取付けられている。ニードル押え6は内部にバネ
を内蔵して後述するニードル20を前方に押し出
し弁座14に圧接させる。
第1図は本考案による水性塗料用手持式静電塗装
機の一部断面側面図であり、1はアセタール樹脂
等の電気絶縁材料で製作された塗装機本体であ
り、その後部には金属製のハウジング2及び引き
金が取付けられると共に最後端部にはエアバルブ
4、パターン調整用ネジ5及びニードル押え6が
取付けられている。ニードル押え6は内部にバネ
を内蔵して後述するニードル20を前方に押し出
し弁座14に圧接させる。
7,8はハウジング2の下端に接続された塗料
供給ホース及びエア供給用ホースである。
供給ホース及びエア供給用ホースである。
10は塗装機本体1の前端部に装着された電気
絶縁材料の塗料ノズルであつて、中心部に前端側
から比較的小径の中心細孔が穿設され塗料オリフ
イス11が形成されると共にこれと同軸的に連通
して後端部に貫通する比較的大径の中心開孔が穿
設されて塗料室12が形成され、さらにこれらの
周りに複数の空気通路13が穿設され、塗料室1
2の先端部に弁座14が圧入嵌合されて配設され
ている。
絶縁材料の塗料ノズルであつて、中心部に前端側
から比較的小径の中心細孔が穿設され塗料オリフ
イス11が形成されると共にこれと同軸的に連通
して後端部に貫通する比較的大径の中心開孔が穿
設されて塗料室12が形成され、さらにこれらの
周りに複数の空気通路13が穿設され、塗料室1
2の先端部に弁座14が圧入嵌合されて配設され
ている。
16は塗料ノズル10の前面にキヤプリテーナ
17によつて圧接された電気絶縁材製のエアキヤ
ツプであり、ノズル10からの吐出塗料を霧化さ
せると共にその霧化塗料のパターンを偏向させ
る。
17によつて圧接された電気絶縁材製のエアキヤ
ツプであり、ノズル10からの吐出塗料を霧化さ
せると共にその霧化塗料のパターンを偏向させ
る。
20は塗料室12内に配設されたニードルであ
つて、先端部に着脱自在に取付けられた直径0.6
〜0.8mm程度荷電電極21が弁座14及び塗料オ
リフイス11を通じて外部に約10mm程度露出され
ると共に後端部にニードル押え6に当接するニー
ドルロツド22が連接され、引き金3を引くこと
により後退される。23は塗料漏れを防止するベ
ロフラムである。
つて、先端部に着脱自在に取付けられた直径0.6
〜0.8mm程度荷電電極21が弁座14及び塗料オ
リフイス11を通じて外部に約10mm程度露出され
ると共に後端部にニードル押え6に当接するニー
ドルロツド22が連接され、引き金3を引くこと
により後退される。23は塗料漏れを防止するベ
ロフラムである。
而して塗料供給ホース7から供給される塗料は
塗料パイプ24を通じて塗料室12内に導入さ
れ、その吐出がニードル20及び弁座14によつ
てオン・オフ制御され、塗料オリフイス11から
前方に噴射される。一方エア供給ホース8から供
給される圧縮空気はエアバルブ4を介して塗料ノ
ズル10及びエアキヤツプ16に供給され塗料オ
リフイス11から噴出する塗料を霧化すると共に
塗料の噴霧パターンを調整する。
塗料パイプ24を通じて塗料室12内に導入さ
れ、その吐出がニードル20及び弁座14によつ
てオン・オフ制御され、塗料オリフイス11から
前方に噴射される。一方エア供給ホース8から供
給される圧縮空気はエアバルブ4を介して塗料ノ
ズル10及びエアキヤツプ16に供給され塗料オ
リフイス11から噴出する塗料を霧化すると共に
塗料の噴霧パターンを調整する。
以上の構成は従来の静電塗装機と同様の構成を
有するのでこれ以上の詳細説明はこれを省略する
が、本考案に於いては、ニードルと荷電電極とが
第2図に示す如く着脱自在に構成されている。
有するのでこれ以上の詳細説明はこれを省略する
が、本考案に於いては、ニードルと荷電電極とが
第2図に示す如く着脱自在に構成されている。
即ち、ニードル20は使用される塗料が水性塗
料である場合を考慮して錆防止のためステンレス
鋼等で製作され、その先端部には耐摩耗性を考慮
して超鋼等の材料で製作された截頭円錐部31と
その後端に連設された円柱部32とからなるチツ
プ33が嵌合されて一体化され、チツプ33の中
心部に前端側から荷電電極21の径より僅かに大
径の軸方向長細孔34が穿設されている。なお、
35はニードル20をニードルロツド22に固定
するための雄ネジ、36はその固定の際に使用す
るスパナ等の工具を係合させる係合突起である。
料である場合を考慮して錆防止のためステンレス
鋼等で製作され、その先端部には耐摩耗性を考慮
して超鋼等の材料で製作された截頭円錐部31と
その後端に連設された円柱部32とからなるチツ
プ33が嵌合されて一体化され、チツプ33の中
心部に前端側から荷電電極21の径より僅かに大
径の軸方向長細孔34が穿設されている。なお、
35はニードル20をニードルロツド22に固定
するための雄ネジ、36はその固定の際に使用す
るスパナ等の工具を係合させる係合突起である。
又荷電電極21は第3図に示すようにニードル
20と同様に錆防止のためステンレス鋼等で製作
され、ニードル20の長細孔34内に嵌挿される
基部38において僅かに屈曲された屈折部39が
形成され、この屈折部においてバネ作用を生じる
ように構成され、この荷電電極21がその基部3
8をニードルの長細孔34内に嵌挿させてニード
ル20に着脱自在に保持されている。
20と同様に錆防止のためステンレス鋼等で製作
され、ニードル20の長細孔34内に嵌挿される
基部38において僅かに屈曲された屈折部39が
形成され、この屈折部においてバネ作用を生じる
ように構成され、この荷電電極21がその基部3
8をニードルの長細孔34内に嵌挿させてニード
ル20に着脱自在に保持されている。
この場合荷電電極の保持は、この荷電電極21
を適当な工具で把持して基部38を長細孔34内
に圧挿入することにより、屈折部39が略直線上
となつて圧入され、従つて屈折部39の弾性作用
によつて孔内壁に圧接し、このため荷電電極21
が不容易に抜け出すことなく保持される。又荷電
電極21を交換のため抜き出す場合には同様に電
極21を適当な工具で把持して引き出せば良い。
実際上荷電電極21にはこれが抜け出す方向の力
は差程作用しないので、極端に大きな圧入力を必
要とせず、一般的にいつて直線状態から10〜20゜
程度屈曲させれば良い。
を適当な工具で把持して基部38を長細孔34内
に圧挿入することにより、屈折部39が略直線上
となつて圧入され、従つて屈折部39の弾性作用
によつて孔内壁に圧接し、このため荷電電極21
が不容易に抜け出すことなく保持される。又荷電
電極21を交換のため抜き出す場合には同様に電
極21を適当な工具で把持して引き出せば良い。
実際上荷電電極21にはこれが抜け出す方向の力
は差程作用しないので、極端に大きな圧入力を必
要とせず、一般的にいつて直線状態から10〜20゜
程度屈曲させれば良い。
以上のように本考案によると、ニードル先端に
軸方向の長細孔を穿設すると共に荷電電極の基部
に屈折部を設けるだけの極めて簡単な構成で荷電
電極をニードル先端に容易に着脱自在に保持する
ことができ、荷電電極の装着が、荷電電極をニー
ドルの長細孔に圧入するだけで良く、又交換時の
抜き出しが荷電電極を引き抜くだけで良いので、
荷電電極の装着及び交換を極めて容易に且つ短時
間で行なうことができ、しかもニードルへの荷電
電極の保持が荷電電極自体の弾性を利用して行な
われ、別途係止部材を必要としないから、従来装
置のようにネジ等の係止部材が抜き出し不能とな
つて荷電電極の交換をなし得ないという虞れは全
くない上、ニードル及び荷電電極の加工が極めて
容易であると共にニードルの長細孔の径が多少太
くなつてもこれに応じて荷電電極の屈折部の変形
度を大きくすれば良く長細孔の加工に差程精度を
必要とせず、又仮令長細孔及び荷電電極間に塗料
が浸透して固化したとしても交換時に荷電電極を
引き抜くだけでよく抵抗となる個所がないからこ
れを容易に行なうことができる等実用上優れた効
果を有する。
軸方向の長細孔を穿設すると共に荷電電極の基部
に屈折部を設けるだけの極めて簡単な構成で荷電
電極をニードル先端に容易に着脱自在に保持する
ことができ、荷電電極の装着が、荷電電極をニー
ドルの長細孔に圧入するだけで良く、又交換時の
抜き出しが荷電電極を引き抜くだけで良いので、
荷電電極の装着及び交換を極めて容易に且つ短時
間で行なうことができ、しかもニードルへの荷電
電極の保持が荷電電極自体の弾性を利用して行な
われ、別途係止部材を必要としないから、従来装
置のようにネジ等の係止部材が抜き出し不能とな
つて荷電電極の交換をなし得ないという虞れは全
くない上、ニードル及び荷電電極の加工が極めて
容易であると共にニードルの長細孔の径が多少太
くなつてもこれに応じて荷電電極の屈折部の変形
度を大きくすれば良く長細孔の加工に差程精度を
必要とせず、又仮令長細孔及び荷電電極間に塗料
が浸透して固化したとしても交換時に荷電電極を
引き抜くだけでよく抵抗となる個所がないからこ
れを容易に行なうことができる等実用上優れた効
果を有する。
尚、上例に於いては、本考案を手持式静電塗装
機に適用した場合について説明したが、自動式静
電塗装機にも適用し得、又水性塗料用静電塗装機
に限らず、塗料オリフイスに隣接した塗料室内に
位置して塗料吐出のオン・オフ制御をするための
荷電電極を保持したニードルを有する静電塗装機
であれば、有機溶剤型塗料用静電塗装機その他に
も本考案を適用し得る。
機に適用した場合について説明したが、自動式静
電塗装機にも適用し得、又水性塗料用静電塗装機
に限らず、塗料オリフイスに隣接した塗料室内に
位置して塗料吐出のオン・オフ制御をするための
荷電電極を保持したニードルを有する静電塗装機
であれば、有機溶剤型塗料用静電塗装機その他に
も本考案を適用し得る。
第1図は本考案による静電塗装機の一例を示す
一部断面側面図、第2図はそれに適用し得るニー
ドル及び荷電電極の一部断面拡大側面図、第3図
は荷電電極の拡大側面図である。 図中、11は塗料オリフイス、12は塗料室、
20はニードル、21は荷電電極、34は長細
孔、39は屈折部を夫々示す。
一部断面側面図、第2図はそれに適用し得るニー
ドル及び荷電電極の一部断面拡大側面図、第3図
は荷電電極の拡大側面図である。 図中、11は塗料オリフイス、12は塗料室、
20はニードル、21は荷電電極、34は長細
孔、39は屈折部を夫々示す。
Claims (1)
- 塗料オリフイスに隣接した塗料室内に位置して
塗料吐出のオン・オフ制御するためのニードルと
該ニードルの先端に取付けられ且つ前記塗料オリ
フイスから前方に突出し噴霧塗料を荷電するため
の荷電電極とを有する静電塗装機において、前記
ニードル先端に、先端部に截頭円錐部を備え且つ
その軸方向中心に荷電電極挿入用長細孔が穿設さ
れた耐摩耗金属製チツプが取付られると共に挿入
基部に屈折部を形成した直線状荷電電極が前記長
細孔内に着脱自在に挿入保持されてなる静電塗装
機。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1296381U JPH0123558Y2 (ja) | 1981-01-30 | 1981-01-30 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1296381U JPH0123558Y2 (ja) | 1981-01-30 | 1981-01-30 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS57128347U JPS57128347U (ja) | 1982-08-10 |
JPH0123558Y2 true JPH0123558Y2 (ja) | 1989-07-19 |
Family
ID=29811062
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1296381U Expired JPH0123558Y2 (ja) | 1981-01-30 | 1981-01-30 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0123558Y2 (ja) |
-
1981
- 1981-01-30 JP JP1296381U patent/JPH0123558Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS57128347U (ja) | 1982-08-10 |
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