JPH01235534A - 麺線への塗油装置 - Google Patents

麺線への塗油装置

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JPH01235534A
JPH01235534A JP6157688A JP6157688A JPH01235534A JP H01235534 A JPH01235534 A JP H01235534A JP 6157688 A JP6157688 A JP 6157688A JP 6157688 A JP6157688 A JP 6157688A JP H01235534 A JPH01235534 A JP H01235534A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は麺線の表面に食用油を塗布するための装置に
関する。
〔従来の技術〕
従来からも、加熱処理した麺線同志がくっつかないよう
にするために、加熱処理直後の麺線に食用油を塗布する
ことはよく行われている。すなわち、ソース焼そば用の
麺線等は、茹加工又は蒸し加工した直後の麺線に食用油
をまぶしつけておくと、玉取りした麺線がくっつき難く
なり、且つ麺線をほぐし易くすることができる。
しかし、従来方法では、麺線へのこの油の塗布作業を、
専ら手作業によって行っていた。すなわち茹加工又は澤
し加工した直後の20〜3o玉分程度の麺線を、−度に
たらいのような適当な容器又はテーブル等の上に打ちあ
けて、その上に食用油を振りかけながら、それを箸のよ
うなものを使って手作業によりかきまぜることで、麺線
の表面に油を塗布し、しかるのち、引き続いて手作業に
よりそれから玉取りしていた。
〔発明が解決しようとする課題〕
しかしながら、加熱処理した直後の麺線に、上記のよう
な手作業でもって油を塗布することには、次のような問
題があった。すなわち、 ■ 先ず第1に、できるだけ少ない油を使って、それを
麺線の全面に亘って万遍なく薄く塗布するためには、こ
の油の塗布作業を、加熱処理された直後の麺線に対して
、麺線がなお熱く、その表面が湿っている間に行う必要
があり、また油を塗布し終わった麺線の玉取り作業も、
これを麺線が熱い間(固くならない間)に行う必要があ
った。したがって、この手作業による油の塗布作業と玉
取り作業は、作業者にとっては、麺線が熱いので、がな
りつらい仕事であった。
したがって、現在では、このようなつらい作業に従事し
てくれる作業者は、これを非常に確保しスtいといった
問題。
■ 第2に、そうでなくても、20〜30玉分といった
ような多数玉分の加熱処理された麺線に、上記のような
手作業でもって一遍に油を塗布すると、後から一玉分宛
回分式に手作業でもって玉取りしなければならないので
、至って非能率的であるといった問題、及び、■ また
上記のようにして手作業で玉取りされた最終製品は、そ
のすべてに対して均一な計量精度を得龍いので、玉取り
した塗油群をそのまま包装してそれに量目を表示し、そ
れを市場提供し難い、といった問題、 等があった。
この発明は、上記のような問題点がすべて解決された、
すなわち、手作業によらないので、加熱処理済直後の熱
い麺線の全面に亘って万遍な(楽に油を塗布することが
でき、1食又は2食分といったような定量宛(少量宛)
の麺線を、はぼ連続的に(接踵して回分式に)、塗油処
理することができるので、予め公知の1M的な手段でも
って玉取りされた加熱処理済麺線をそれに供給すると、
手作業による玉取りを全く不用ならしめることができ、
従来の油の塗布方法が20〜30玉分のD線に一度に油
を塗布した上でそれから玉取りするといった方法であっ
たが故に抱えていた非能率性を完全に解消することがで
きる、全く新規な麺線への塗油装置を提供しようとする
ものである。
〔課題を解決するための手段〕
上記の目的を達成するために、本発明にしたがった麺線
への塗油装置は、竪筒内に、それぞれ回転軸に多数の攪
拌棒を櫛歯状に取付けてなる多数の櫛形攪拌部材を、各
櫛形攪拌部材の回転軸が2列の上下方向に平行な梯子状
となるように配し、且つ、異なる列の櫛形攪拌部材の先
端部同志を互いに対向させると両者の攪拌棒がaI齢し
て一部重複せしめられるように配して、これらの櫛形攪
拌部材を咳竪筒内にそれぞれ揺動自在に配設すると共に
、これらの櫛形攪拌部材に、それぞれそれを揺動運動さ
せるための駆動機構を連結してなる、麺線攪拌装置を設
け、この麺線攪拌装置の上方位に、上記竪筒内に酩線を
投入するための麺線供給装置の麺線投下部と、上記竪筒
内に食用油を滴下するための給油装置の給油口とを配設
してあること、によって構成されている。また、この発
明に係る麺線への塗油装置は、一対の平行な水平方向の
回転軸にそれぞれ多数の攪拌棒を櫛歯状に取付けてなる
一対の櫛形攪拌部材でもって単位攪拌機構が構成されて
いること、この単位攪拌機構は、一対の攪拌部材間に、
両者の先端部を互いに対向させると攪拌棒を組謔させて
両者の先端部を一部重複せしめうる間隔を与えて、両者
の回転軸をそれぞれ回動自在に支持されていること、複
数の単位攪拌機構が、一つの竪筒内に、各単位攪拌機構
間にそれぞれ適宜の間隔を与えて上下方向の多段に配設
されていること、及び、上記各単位攪拌機構を構成して
いる各回転軸には、それぞれ上記各櫛形攪拌部材を揺動
運動させるための駆動機構が連結されていること、から
なる麺線攪拌装置を設け、この麺線攪拌装置の上方位に
、最上位の単位攪拌機構の上に麺線を投下するための麺
線供給装置の麺線投下部と、最上段位の単位攪拌機構の
上に食用油を滴下するための給油装置の給油口が配設さ
れていること、を特徴とする麺線への塗油装置でもある
この発明の麺線への塗油装置において、上下方向の多段
に配設されている複数の上記各単位攪拌機構は、上記せ
る如く、それらの回転軸が2列の上下方向に平行な梯子
状となるように、これを配設することもできるが、これ
らの単位攪拌機構は、任意段数毎に、その回転軸の方向
を変えてそれらを上下方向の多段に配設してもよい。
また、この発明の麺線への塗油装置には、それでもって
ソース焼そばのような味付は麺を得ることができるよう
にするために、前記麺線攪拌装置の上方位に、上記竪筒
内に調味料を滴下又は散布するための、調味料供給装置
の調味料供給口を配設することができる。
また、この発明の麺線への塗油装置には、前記麺線攪拌
装置の上方位に、前記給油装置の給油口を閉じた状態し
おいて、この麺線の攪拌装置上に供給された加熱処理直
後の麺線の上に冷却水をかけて、それを冷却処理するた
めの、冷却水供給装置の冷却水供給口を配設することも
できる。
また、この発明の麺線への塗油装置は、その前段に、麺
線を加熱処理するための1個又は複数個の処理槽と、多
数のスプロケットホイールに懸け回されて上記処理槽内
を含む所定の経路に沿って走行するように案内された第
1の無端チェーンに多数の搬送容器を取付けてなる第1
の麺線搬送装置と、この第1のLivA搬送装置の適所
に夫々配設された上記搬送容器への生の麺線の投入装置
及び上記搬送容器からの加熱処理済麺線の放出装置とを
備えた、麺線の加熱処理装置を配設して、この麺線加熱
処理装置における、上記搬送容器からの加熱処理済麺線
の放出装置の麺線放出部でもって、この麺線への塗油装
置の前記麺線投下部を構成することができる。
上記麺線の加熱処理装置における処理槽は、これを−以
上複数個設けることができ、これらの処理槽は、それら
の全部を朶し槽とすることも、それらの全部を茹槽とす
ることも、或いは前記搬送装置の搬送方向に沿って直列
的に配列した2個の処理槽のうち、前段側の処理槽を蒸
し槽又は茹槽からなる加熱処理槽とし、後段側の処理槽
を麺線の水洗冷却槽とすることもできる。
また、この発明の麺線への塗油装置は、その後段に、麺
線を冷却するための空冷装置と、多数のスプロケットホ
イールに懸け回されて、上記空冷装置が配設されている
部位を含む所定の経路に沿って走行するように案内され
た第2の無端チェーンに多数の搬送容器を取付けてなる
第2の麺kJ l”9送装置とを備えた、麺線冷却装置
を配設して、上記第2のu vAs送装置の適所に、前
記腎部の下端部から排出される塗油済麺線を上記搬送容
器内へと案内するための案内装置を配設することができ
る。
なお、上記案内装置は、前記腎部の下端部にホッパーを
配設することでこれを構成するとよい。
〔作用〕
上記のように構成された麺線への塗油装置は、前記各単
位攪拌機構を構成している各月の櫛形攪拌部材における
攪拌棒が、各対電に、攪拌部材の先端部を互いに対向さ
せると、攪拌棒をall!させて両者の先端部を一部重
複せしめうるような形になっているので、各段の攪拌機
構は、例えばその一方の攪拌部材の攪拌棒が水平状態と
なったとき他方の攪拌部材の攪拌棒が下向きに傾斜した
状態となるように、つまり各月の櫛形攪拌部材の先端部
を交差させて交互に上下させたとき、それらの攪拌棒同
志を互いに干渉させることなく、夫々所定の角度に亘、
て揺動運動させることができる。
したがって各段の攪拌機構を上記のように駆動しておき
、最上段位の単位攪拌機構の上に、例えば1食分又は2
食分といったような小量(所定量)宛の加熱処理直後の
麺線を、前記麺線供給装置でもって、最上位の麺線攪拌
機構の上方位に位置する麺線投下部から間歇的に投下す
ると共に、同じく最上位の麺線攪拌機構の上方位に位置
する前記給油装置の給油口から、単位時間当たり適量宛
の食用油を腎部内の櫛形攪拌部材上に、間歇的又は連続
的に滴下又は下向きに噴霧供給すると、投下された麺線
は、それが各段の単位攪拌機構の上に達する都度、その
先端部を互いに反対方向に上下動させて揺動運動してい
る各月の櫛形攪拌部材の攪拌棒によって、それらの上に
一旦受は止められ、該攪拌棒によってその表面をこすら
れながら且つ交互に若干量上下動せしめられながら、そ
の間において、その上方から滴下してきた又はその上に
噴霧された食用油を上記攪拌棒の揺動運動によってその
表面にこすりつけられた上で、順次次段の単位攪拌機構
の上に落下せしめられることになる。
したがって、最上段位の単位攪拌機構の上に投下供給さ
れた小量(所定!t)宛の麺線は、それが各段の単位攪
拌機構を順次通過して下方へと落下して行く間において
、各段の単位攪拌機構の攪拌棒によって、繰り返しその
表面をこすられ、且つ麺線同志を繰り返し攪拌されるの
で、その間に、その全面に亘って食用油をほぼ均一に塗
布されることになる。
また、この発明の装置では、上記せる如り、麺線攪拌装
置の所定の位置に、つまり前記最上段位の単位攪拌機構
の所定の位置に、所定量の麺線を投入すると、該位置に
投下された麺線が、上下方向の各段の単位攪拌機構を通
過する間に、麺線に作用する攪拌棒でもって繰り返し攪
拌されることによって、その表面に食用油が塗布される
ようになっているので、上記食用油と同時に、前記調味
料供給装置の調味料供給口から、適宜の液状及び/又は
粉末状の調味料を腎部内の適所に向けて滴下及び/又は
散布すると、この発明の塗油装置によって食用油を塗布
される麺線の表面に上記調味料をまぶしつけ、塗油され
た麺線を同時に味付けすることができる。
またこの発明の装置は、前記麺線攪拌装置の上方位に、
前記したような冷却水供給装置の冷却水供給口を配設し
ておくときは、前記給油口を閉1ニ或いは開いたまま、
上記冷却水の供給口を開くと、これを加熱処理した動線
の冷却装置として使用することもできる。
また、この発明の動線への塗油装置は、その前段に前記
したような麺線の加熱処理装置を配設して、それのi!
1線放出部でもってこの発明の塗油装置における前記麺
線投下部を構成すると共に、その後段に前記したような
麺線の冷却装置を配設しておくときは、1食分又は2食
分といったような所定量宛の生の麺線を、上記加熱処理
装置にて接踵して加熱処理した上、引き続き、この発明
の塗油装置でもって、直ちに麺線の表面に塗油又は味付
ケシ、しかる後引き続いてそれを冷却処理するとかでき
る。すなわち生の麺線を所定量宛、全く手作業によるこ
となく、専ら機械的な手段でもって、連続的に、加熱処
理し、塗油処理し、或いは味付は処理し、しかる後、玉
取りすることができる。
〔実施例〕
実施例を、図面を参照して説明すると、この実施例は、
本発明に係る麺線への塗油装置1を麺線の連続加熱処理
装置2に連設した場合に関する。
そこで、先ずこの実施例の動線の連続加熱処理装置2か
ら説明すると、この加熱処理装置2は、図示してない適
宜の加熱装置によって熱せられた熱湯が入っている2つ
の茹槽31 ・38と、多数のスプロケットホイール4
.〜411に懸け回されて上記茹槽3.・3!の内外を
含む所定の循環経路に沿って走行するように案内された
2条の第1の無端チェーン5に多数の搬送容器6 (ハ
スケソト状の多孔容器である)を取付けてなる第1の麺
線搬送装置7と、この第1の@線搬送装置7の適所に夫
々配設された、上記搬送容器6への生の麺線の投入装置
8及び上記搬送容器6からの加熱処理済麺線の放出装置
9とでもって構成されている。
生の幹線の投入装置8は、麺帯の圧延ロール10・10
’、この圧延ロール10・10′によって圧延された麺
帯A1を麺線状に切り出すための線切りカッター11・
11゛、この線切りカッター11・11’によって線状
に切り出された麺線A3を所定の長さに切断するための
横断カッター12・12“及び麺線落下部に配設された
シュート13等からなる公知の製む装置でもって構成さ
れていて、上記シュート13の上方位に達した搬送容器
6内に夫々小量(1食分又は2食分)宛の所定量の生の
麺線A、が投入されるようになっており、この搬送容器
6内に投入された生の動線は、それが前記茹槽31 ・
3.を通過する間に加熱処理(茹加工)されて、加熱処
理済麺線の放出装置9がある位置に達するようになって
いる。
なお、この実施例の放出装置9は、第2図にその詳細を
示しであるように、搬送容器6の搬送経路に配設された
、邪魔棒15と円弧状の端面16aをもった邪魔板16
とでもって構成されていて、この放出装置9は、重心位
置の上方位を前記無端チェーン5に枢支17された搬送
容器6の前面6aが上記邪魔棒15に衝突すると、搬送
容器6が先ず第2図に実線で示しである如く次第に傾斜
し、次に搬送容器6の側面に突設しであるピン18が上
記邪魔板16の円弧状の端面16aに当たると、第2図
に1点鎖線及び2点鎖線で示しである如く、次第に90
°以上回転せしめられることによって、搬送容器6内の
加熱処理済の基線が、その下方位に配設しであるホンパ
ー19内へと投入されるようになっている。そしてこの
ホッパー19内へと投入された加熱処理済の麺線が、そ
の下方位に配設されている、この発明にしたがった麺線
への塗油装置lに供給されるようになっているのである
この実施例のD線への塗油装置lは、次のように構成さ
れている。第1・3〜5図において、21は機枠20 
(その一部のみ図示)に固定して前記ホッパー19の下
方位に立設した腎部で、この腎部21内には、それぞれ
回転軸22aに多数の攪拌棒22bを櫛歯状に取付けて
なる多数の櫛形攪拌部材22(第5図)が、各櫛形攪拌
部材22の回転軸22aが2列の上下方向に平行な梯子
状になるように配して、夫々揺動自在に配設されている
。またこれらの多数の櫛形攪拌部材22は、上下方向に
おいて異なる列の櫛形攪拌部材22の先端部同志を互い
に対向させると、両者の攪拌棒22bがa[l直!して
一部重複せしめられるように、それらの攪拌棒22bが
配設されていて、これらの各櫛形攪拌部材22には、そ
れぞれそれを)Z動運動させるための駆動機構(後述)
が連結されている。
すなわち、この腎部21内には、見方を変えると、一対
の水平方向の回転軸22aに、それぞれ多数の攪拌棒2
2bを櫛歯状に取付けてなる、−対の櫛形攪拌部材22
でもって構成された華位攪拌機構23(第5図参照)が
、複数個、各単位攪拌機構23間にそれぞれ適宜の間隔
を与えて、上下方向の多段に配設されていて、各単位攪
拌機構23は、それぞれ一対の攪拌部材22間に、両者
間の先端部を互いに対向させると、攪拌棒22bをan
飴させて両者の先端部を一部重複せしめうる間隔が与え
られている0両者の回転軸22aは腎部21に夫々回転
自在に支持されていて、各回転軸22aには、上記各櫛
形攪拌部材22を夫々所定の揺動範囲に亘って揺動運動
させるための次のような駆動機構が連結されているので
ある。
すなわち、前記腎部21の外側には、この腎部21に平
行な2本の上下方向の摺動杆25が、支持手段20aに
支持されて上下方向に摺動自在に配設されており、各摺
動杆25・25の適所には、前記各回転軸22aからそ
れぞれ突設したレバー26が、長孔(図示せず)とピン
27を介して連結されており、各摺動杆25・25は、
それぞれ連杆28・28を介してその上方位に配設され
た一対のクランクホイール29・29のクランクピン3
0・30に連結されていて、上記一対のクランクホイー
ル29・29を等速で駆動すると、前記一対の摺動杆2
5・25が相対的に上下運動せしめられるところから、
各櫛形攪拌部材22を所定の角度(例えば水平位置と先
端側が約30″〜45°下がった位置の間、又は先端側
がlO°〜20″下がった位置と60″〜70°下がっ
た位置の間等から選択できる)に頁って揺動運動せしめ
うるようになっている。
なお第1・3図において、31と32・32は上記一対
のクランク29・29を連動連結しているチェーンとホ
イール、33は、それらをその駆動源34に連動連結し
ているチェーンである。
また、38は、前記腎部21の下端部に取付けた下すぼ
まり状のシュートであり、39は、食用油のタンク40
、給油管41及びポンポ42等からなるこの実施例の給
油装置で、上記給油管41の先端の給油口(ノノズル)
41aは、前記加熱処理済麺線が投入されるホンパー1
9の上方位に配設されている。
同様に、このホッパー19の上方位には、上記腎部21
内に液体調味料(ソース)を滴下供給するための、調味
料タンク43、調味料供給管44及びポンプ45等から
なる、液体調味料供給位置46の調味料供給口44aが
配設されている。なお、上記ホンパー19の上方位には
、上記液体調味料供給装置46の供給口44aに代えて
、又はそれに追加して、適宜の粉体調味料の供給装置(
図示せず)を配設することもできる。
またこの実施例の麺線への塗油装置1の後段位には、次
のような麺線冷却装置50が配設されている。
すなわち、この実施例の麺線冷却装置50は、麺線を冷
却するための防塵フィルタ付冷却用空気吹出し口51a
を取付けた冷却フード51からなる空冷装置と、多数の
スプロケットホイール40〜4Wに懸け回されて上記冷
却フード51内を含む所定の経路に沿って走行するよう
に案内された2条の第2の無端チェーン52に多数の搬
送容器53 (バスケット状の多孔容器である)を取付
けてなる、第2の麺線搬送装置54と、でもって構成さ
ていて、この麺線冷却装置50は、前記麺線への塗油装
置1に配設されているシュート38から塗油処理済の麺
線が落下してくると、それを上記搬送容器53内に受取
り、冷却フード5内を移行する間に該容器53内の麺線
を冷却処理し、冷却処理された麺線を、それが図示の放
出位置55に達すると、無端チェーン52がスプロケッ
トホイール4qの回りを回動するとき、該チェーン52
に固定して取付けられている搬送容器53を反転せしめ
ることで、該容器53内の塗油加工済冷却法の麺線をそ
の下方のシュート56内に放出せしめ、それを麺線の包
装機57に供給するようになっている。なお、図におい
て58は搬送容器53の洗浄槽である。
この実施例の麺線への塗油装置lは、上記したような麺
線の連続加熱処理装置2と5線冷却装置50の間に、上
記したように挿入して配設されているので、この実施例
の場合には、機械的な生の麺線の投入装置8でもって上
記麺線の連続加熱処理装置2の各搬送容器6内に、所定
量宛(1食分又は2食分宛)の生の麺線A、を自動的に
供給せしめるならば、始めから終わりまで全く人手を要
することなり、咳生の麺線A、を、それが前記加熱処理
槽(茹槽3.・3□)を通過する間に加熱処理し、加熱
処理された麺線が熱い間に、この発明の塗油!jt置1
の腎部21内を通過せしめて、前記櫛形攪拌部材22で
もって咳麺線に塗油し、塗油された麺線を前記麺線冷却
装置50でもって直ちに冷却処理することが出来、また
この間において、麺線に適宜の調味料による味付けをす
ることもできる。
次に、他の実施例について説明しておくと、他の実施例
においては、上記実施例の2つの茹槽31 ・3□は、
これを一つの茹槽(図示せず)にまとめてもよく、或い
はその一つ又は双方を、これを蒸し槽に置換してもよい
、また他の実施例においては、後段側の茹槽3□は、こ
れを水洗冷却槽に置換することもできる。
また、上記実施例においては、上下方向において多段に
配列されている各単位攪拌機構23の回転軸22aを、
それらが平行な2列の梯子状になるように配列しである
例を示したが、他の実施例においては、若干回転軸22
aの駆動機構が複雑になるといったデメリットが生ずる
けれども、任意数の単位攪拌機構23の回転軸22aを
、それらが他の単位攪拌機構23の回転軸22aと交叉
する方向になるようにそれらを配列しても(図示せず)
、麺線に対する塗油作用には変化が生じないのでかまわ
ない。
また、上記実施例においては、摺動杆を一対だけ配設し
て、回転軸22が平行な2列の梯子状になるように配列
された各櫛形攪拌部材22の回転軸22aを、各列の回
転軸22a毎に、異なる摺動杆25に連結して、上下方
向における各列の櫛形攪拌部材22を、それぞれ、同時
に同一方向に揺動運動させるようにしである例を示した
が、他の実施例においては、上記のような摺動杆25を
、例えば第3・4図に示しである型筒21の背面側にも
う一対追加して(図示せず)、第3・4図に示されてい
る右側の列の上から奇数段目の各櫛形攪拌部材22と左
側の列の上から偶数段目の各櫛形攪拌部材22とを一方
の一群とし、残る右側の列の上から偶数段目の各櫛形攪
拌部材22と左側の列の上から奇数段目の各櫛形攪拌部
材を他方の一群として、第6図に示しであるように、各
群の櫛形攪拌部材を、所定の揺動角度に亘って交互に上
下に運動させるように構成してもよい。なお、麺線攪拌
装置をこのように構成した場合には、この麺線攪拌装置
に投入された麺線は、先に第3・4図について説明した
麺線攪拌装置の場合とは異なり、麺線が、腎部21内を
大きくジグザグ状に蛇行して落下せしめられることにな
り、腎部21内における停滞時間がより長くなるため、
腎部内でよりよく麺線が攪拌されることになる。
また、上記実施例の麺線攪拌装置の上方位に、例えばホ
ンパー19の上方位又はその下位等に、前記腎部21内
の麺線に冷却水をかけるための冷却水供給装置(例えば
水道)の冷却水供給口(例えばシャワー装置)を配設し
ておくときは(図示せず)、前記給油装置39及び調味
料供給装置46等を休止させておくことで、この動線へ
の塗油装置1を加熱処理した麺線の冷却装置として使う
こともできる。
なお上記実施例においては、一つの腎部21内に1食分
又は2食分といったような、製品1玉分の加熱処理済麺
線を回分式に接踵して投入せしめる場合について説明し
たが、他の実施例においては、上記のような腎部を複数
個並列するか、又は前記回転軸に沿った方向の巾が広い
一つの腎部内に、型方向の仕切り板を配設しておくと、
複数正分のり線を、腎部内に同時に投入しても、それら
を、それぞれl玉分宛に分離された状態のまま、該腎部
内で塗油処理することができる。
〔発明の効果〕
この発明は、以上説明したように構成されているので、
以下に説明するような効果を奏する。
腎部内の各段の単位攪拌機構を駆動しておいた上で、腎
部の上方位から、腎部内の最上段位の単位攪拌機構の上
に、例えば1食分又は2食分といったような所定量宛の
加熱処理された直後の麺線を間歇的に回分して投入する
と、この所定量宛投入された麺線の表面に、人手を要す
ることなく自動的に塗油及び/又は味付けして、それを
その腎部の下端から接踵して取り出すことができる。
しかもこの発明の装置による麺線への塗油は、これを手
作業によらない全く機械的な手段のみによってこれを行
うことができるので、加熱処理された直後の熱い麺線を
、水洗冷却することなく、それが冷めないうちに、その
表面に塗油することができ、麺線の表面からの水引きが
よいので、味がよく、しかも麺線の表面に油膜ができて
いるので、互いにくっつきにクク、箸でさばき易い塗油
麺又は味付は塗油麺を、作業者の苦痛を伴うことなく、
効率よく得ることができる。
また、本発明の装置の前段に、上記したような構成の麺
線の加熱処理装置を併設しておくときは、生の麺線切り
出し装置をコントロールすることで、塗油後玉取りされ
た最終製品における量目を、楽に且つ正確にコントロー
ルすることができるので、この発明の塗油装置から回分
して取り出される玉取り塗油麺及び/又は味付は麺には
、それをそのまま包装しても、最終製品に均一な計量精
度を得ることができる。
また上記せる如く、本発明の装置によれば、加熱処理後
の麺線に、麺線への塗油過程において、同時に且つ極め
て簡単に味付けすることができるので、この発明の装置
でもって塗油される間に適宜の味を味付けされた製品は
、これを電子レンジ等で温め直すだけで、それをそのま
ま美味に食することができる。
すなわち本発明の装置によれば、たとえば前記調味料と
してソースを使用すると、フライパンで焼いたソース焼
そば風の味の味付は麺線を、簡単に作ることもできるの
である。
【図面の簡単な説明】
第1〜5図はこの発明の一実施例を示したもので、第1
図はその全体の構造を示した概略の側面図、第2図は麺
線放出装置の側面図、第3図は腎部の一部を切欠いて要
部である塗油装置の詳細を示した側面図、第4図は同平
面図(断面は第3図のrV−rV線に沿う)、第5図は
単位攪拌機構の一つを取り出して示した斜視図、第6図
は腎部を縦断して他の実施例を示した麺線攪拌装置の側
面図である。 l・・・麺線への塗油装置、 2・・・麺線の連続加熱処理装置、 6・・・搬送容器、 7・・・第1の麺線搬送装置、 8・・・生の麺線の投入装置、 9・・・加熱処理済基線の放出装置、 19・・・ホッパー(麺線投下部)、 21・・・腎部、 22・・・櫛形8i!拌部材、 22a・・・回転軸、 22b・・・攪拌棒、 23・・・単位攪拌m構、 25・・・摺動杆、 26・・・レバー、 27・・・ピン、 28・・・連杆、 29・・・クランクホイール、 30・・・クランクピン、 38・・・シュート、 39・・・塗油装置、 41a・・・給油口、 46・・・調味料供給装置、 44a・・・調味料供給口、 50・・・麺線冷却装置、 51・・・冷却フード(空冷装置)、 53・・・搬送容器、 54・・・第2の搬送装置。 特許出願人       村 上 謙 次代理人 (6
370)弁理士 画材 武美第6図

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、竪筒内に、それぞれ回転軸に多数の攪拌棒を櫛歯状
    に取付けてなる多数の櫛形攪拌部材を、各櫛形攪拌部材
    の回転軸が2列の上下方向に平行な梯子状となるように
    配し、且つ、異なる列の櫛形攪拌部材の先端部同志を互
    いに対向させると両者の攪拌棒が齟齬して一部重複せし
    められるように配して、これらの櫛形攪拌部材を該竪筒
    内にそれぞれ揺動自在に配設すると共に、これらの櫛形
    攪拌部材に、それぞれそれを揺動運動させるための駆動
    機構を連結してなる、麺線攪拌装置を設け、この麺線攪
    拌装置の上方位に、上記竪筒内に麺線を投入するための
    麺線供給装置の麺線投下部と、上記竪筒内に食用油を滴
    下するための給油装置の給油口とを配設してあること、
    を特徴とする麺線への塗油装置。 2、一対の平行な水平方向の回転軸にそれぞれ多数の攪
    拌棒を櫛歯状に取付けてなる一対の櫛形攪拌部材でもっ
    て単位攪拌機構が構成されていること、この単位攪拌機
    構は、一対の攪拌部材間に、両者の先端部を互いに対向
    させると攪拌棒を齟齬させて両者の先端部を一部重複せ
    しめうる間隔を与えて、両者の回転軸をそれぞれ回動自
    在に支持されていること、複数の単位攪拌機構が、一つ
    の竪筒内に、各単位攪拌機構間にそれぞれ適宜の間隔を
    与えて上下方向の多段に配設されていること、及び、上
    記各単位攪拌機構を構成している各回転軸には、それぞ
    れ上記各櫛形攪拌部材を揺動運動させるための駆動機構
    が連結されていること、からなる麺線攪拌装置を設け、
    この麺線攪拌装置の上方位に、最上位の単位攪拌機構の
    上に麺線を投下するための麺線供給装置の麺線投下部と
    、最上段位の単位攪拌機構の上に食用油を滴下するため
    の給油装置の給油口が配設されていること、を特徴とす
    る麺線への塗油装置。 3、前記麺線攪拌装置の上方位に、前記竪筒内に調味料
    を滴下又は散布するための調味料供給装置の調味料供給
    口を配設してある、請求項1又は2記載の麺線への塗油
    装置。 4、前記麺線攪拌装置の上方位に、前記竪筒内の麺線に
    冷却水をかけるための冷却水供給装置の冷却水供給口を
    配設してある、請求項1・2又は3記載の麺線への塗油
    装置。 5、麺線への塗油装置の前段に、麺線を加熱処理するた
    めの1個又は複数個の処理槽と、多数のスプロケットホ
    ィールに懸け回されて上記処理槽内を含む所定の経路に
    沿って走行するように案内された第1の無端チェーンに
    多数の搬送容器を取付けてなる第1の麺線搬送装置と、
    この第1の麺線搬送装置の適所に夫々配設された上記搬
    送容器への生の麺線の投入装置及び上記搬送容器からの
    加熱処理済麺線の放出装置とを備えた、麺線の加熱処理
    装置が配設されていて、この麺線加熱処理装置における
    、上記搬送容器からの加熱処理済麺線の放出装置の麺線
    放出部でもって、この麺線への塗油装置の前記麺線投下
    部が構成されている、請求項1・2・3又は4記載の麺
    線への塗油装置。 6、前記麺線の加熱処理装置における処理槽が、麺線の
    蒸し槽である、請求項5記載の麺線への塗油装置。 7、前記麺線の加熱処理装置における処理槽が、麺線の
    茹槽である請求項5記載の麺線への塗油装置。 8、前記第1の麺線搬送装置の搬送方向に沿って2個の
    処理槽が配設されていて、前段側の処理槽が蒸し槽又は
    茹槽からなる麺線の加熱処理槽で、後段側の処理槽が麺
    線の水洗冷却槽である、請求項5記載の麺線への塗油装
    置。 9、前記麺線への塗油装置の後段に、多数のスプロケッ
    トホィールに懸け回されて所定の経路に沿って走行する
    ように案内された第2の無端チェーンに多数の搬送容器
    を取付けてなる第2の麺線搬送装置と、この搬送装置の
    搬送経路の適所に配設された麺線を冷却するための空冷
    装置とを備えた、麺線冷却装置が配設されていて、上記
    第2の麺線搬送装置の適所に配して、この麺線への塗油
    装置の前記竪筒の下端部から排出される塗油済麺線を上
    記搬送容器内へと案内するための案内装置が配設されて
    いる、請求項1〜8項の何れか一つの項に記載の麺線へ
    の塗油装置。 10、前記案内装置が、前記竪筒の下端部に配設したホ
    ッパーである、請求項9記載の麺線への塗油装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2020150875A (ja) * 2019-03-20 2020-09-24 株式会社前川製作所 混和装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2020150875A (ja) * 2019-03-20 2020-09-24 株式会社前川製作所 混和装置
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