JPH01235111A - 開閉器操作用ロープ - Google Patents

開閉器操作用ロープ

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JPH01235111A
JPH01235111A JP6162788A JP6162788A JPH01235111A JP H01235111 A JPH01235111 A JP H01235111A JP 6162788 A JP6162788 A JP 6162788A JP 6162788 A JP6162788 A JP 6162788A JP H01235111 A JPH01235111 A JP H01235111A
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JP
Japan
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rope
polyvinyl chloride
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chloride resin
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JP6162788A
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Koji Kusumoto
浩二 楠本
Shinichi Nishiyama
新一 西山
Masaaki Furukabu
古株 政昭
Takahiro Kuwano
桑野 貴大
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Ashimori Industry Co Ltd
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Ashimori Industry Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、電柱等に設置されている開閉器を開閉操作す
るためのロープの構造に関するものである。
従来の技術 従来この種の開閉器操作用ローズとしては、実公昭55
−29927号公報に記載されたものが知られている。
このものは、多数の糸条を引揃えてなる繊維束に合成樹
脂のペースト等を含浸固化させたものを芯体とし、当該
芯体の表面にゴム又は合成樹脂の被覆層を形成すると共
に、該被覆層の肉厚を変化させることにより、表面に凹
凸を形成したものである。
そしてこの種のロープにおいては、電力会社における仕
様として、100kgの荷重を1分間加えたときのロー
プのクリープが、1%以下であるべきこととされている
。この使用を満足させるためには、前記芯体を構成する
糸条として通常のポリエステル、ナイロン、ポリビニル
アルコール等の繊維を使用することはできず、通常ガラ
ス繊維が使用されており、また被覆層を形成する合成樹
脂としては、通常軟質ポリ塩化ビニル系樹脂が使用され
ている。
発明が解決しようとする問題点 ところで前記従来のロープにおいては、第2図に示すよ
うにロー11の両端を接結して取付は金環2及び操作用
握り3を取付け、自由端を金属線4で巻回して固定して
いる。
しかしながら芯体となっているガラス繊維は結節強度が
極めて小さいため、前述のロープ接結部において強度が
低下し、耐久性が悪い、また疲労性及び耐衝撃性に劣り
、ロープが風等で揺れて電柱に打付けられたりして、接
結部の芯体が切断し易かった。
また海岸や大気汚染地域においては、大気中に多量の塩
分や麿を含んでいるため、これらがロープの表面に付着
し、何等かの原因でロープが電線に接触したような場合
にはロープ表面でトラッキング現象が生じ、被覆層が炭
化して燃焼し、遂にはロープが切断に至る恐れがあり、
耐トラツキング性に間Uがあった。
本発明はかかる事情に鑑みなされたものであって、前記
ロープを改良し、耐久性及び耐トラツキング性に優れた
開閉器操作用ロープを提供することを目的とするものて
・ある。
問題点を解決する手段 而して本発明は、原糸強度が110/d以上で、破断時
の伸びが6.5%以下のポリビニルアルコール繊維を引
揃えた芯体の表面に、ポリ塩化ビニル系樹脂100重量
部に対し、可塑剤50〜100重量部、水酸化アルミニ
ウム30〜60重量部及び三酸化アンチモン3〜10重
量部を添加してなる樹脂組成物よりなる被覆層を形成し
たことを特徴とするものである。
また本発明においては、前記実公昭55−29927号
に記載されたと同様に、被覆層の肉厚を変化させること
により表面に凹凸を形成するのが好ましい。
第1図は本発明の開閉器操作用ロー11であって、芯体
5の表面に合成樹脂よりなる凹凸を有する被覆層6が形
成されている。
本発明における芯体5は、ポリビニルアルコール繊維よ
りなっている。そしてこのポリビニルアルコール繊維は
、原糸強度が11!It/d以上であって、破断時の伸
びが6.5%以下の高強度、低伸度のものが使用される
。このような性能を備えたポリビニルアルコール繊維と
しては、株式会社クラレ製ビニロン5516−1やビニ
ロン5501−1として市販されており、これらを使用
することができる。
そしてこれらのポリビニルアルコール繊維を引揃え、こ
れにポリ塩化ビニル系樹脂のペーストを含浸して固化し
たものを芯体5とし、その芯体の表面に押出成型により
、軟質ポリ塩化ビニル系樹脂組成物の被覆層6を形成す
る。そしてその被覆層は、その厚さを変化させて凹凸を
形成するのが好ましい。
前記軟質ポリ塩化ビニル系樹脂組成物としては、ポリ塩
化ビニル系樹脂1001!量部に対し、可塑剤50〜1
00重量部、水酸化アルミニウム30〜60重量部及び
三酸化アンチモン3〜10重量部を添加したものが使用
される。
なお前記ポリ塩化ビニル系樹脂としては、通常ポリ塩化
ビニル樹脂が使用される。また塩化ビニルと、酢酸ビニ
ル、エチレン、プロピレン等との共重合体や、ポリ塩化
ビニルとエチレン−酢酸ビニル共重合体又はポリウレタ
ンとのグラフト重合体であって、塩化ビニルを50%以
上含有するものを使用することもできる。
また可塑剤としては、通常ポリ塩化ビニル系樹脂の可塑
剤として使用されるものを使用することができ、例えば
フタル酸エステル、エポキシ化大豆油、ポリエステル等
が使用することができる。
可塑剤は50〜100重量部添加される。50重量部未
満ではロープの柔軟性に劣り、また100重量部を超え
ると被覆層の強度が低下し、好ましくない。
また本発明においては、離燃剤として、水酸化アルミニ
ウム30〜60重量部と、三酸化アンチモン3〜10重
量部が添加される。水酸化アルミニウムの添加量が30
重量部未満又は二酸化アンチモンの添加量が3重量部未
満であると、耐トラツキング性に劣り、またそれぞれ6
01量部及び10重量部を超えると、押出成形性に劣り
、外観が悪くなる。
作用 本発明においては、被覆層の樹脂組成物中に難燃剤とし
て水酸化アルミニウムと二酸化アンチモンとを併用して
いるので、耐トラツキング性が大巾に向上する。
一般に三酸化アンチモンや水酸化アルミニウムは難燃剤
として広く使用されているが、それぞれ単独では耐トラ
ツキング性を改善する作用は小さく、また多量に添加す
ると押出成型性が悪くなり、好ましくない。
然るにこの両者を併用することにより、耐トラツキング
性が大巾に改善されることが見出されたのである。これ
らの両物質がトラッキング現象に対してどのように作用
するかは必ずしも明らかではないが、試験の結果から見
れば、耐トラツキング性に対して何等かの相乗作用をな
していることは明らかである。
実施例 原糸強度14.5g/d、破断時伸度5.8%のポリビ
ニルアルコール繊維(株式会社クラレ製ビニロン551
6−1)の1800d/1000f原糸を30本引揃え
た糸条にポリ塩化ビニル樹脂のペースト(株式会社コバ
ヤシ製コバゾールLTG108T)を含浸し、これを加
熱固化して芯体5とする。
そしてこの芯体5の表面に、表に示す樹脂組成による軟
質ポリ塩化ビニル樹脂を押出成型して厚みの変化する被
覆層6を形成し、最大外径7.011、最小外径5.5
nnの、凹凸を有するロープを得た。
なお表中の実施例2については、芯体5を構成する糸条
として、前述のものに代えて、原糸強度11.3Q/d
、破断時伸度6.2%のポリビニルアルコール繊維(株
式会社クラレ製ビニロン5501−1)の1800d/
1000f原糸を、30本引揃えたものを使用した。
また表中の比較例2.3については、芯体5を構成する
糸条として、前述のものに代えて、約67 Texのガ
ラス繊維を3本撚合わせた糸(日東紡績株式会社製EC
G75−1/3)を、60本引揃えたものを使用してい
る。
また表中の実施例3においては、被覆層6の厚みを一様
のものとして、ロープを外径71111の凹凸を有しな
いものとした。
各実施例及び比較例のロープについて、次の性能試験を
行った。
強度試験 得られたロープの破断時強度並びに結節強度及び保持率
(結節強度/破断時強度×100%)を測定した。
クリープ試験 ロープに100k(lの荷重を加えたときの、1分間の
伸び量を測定した。
屈曲疲労試験 直径200nnのローラー3本に掛は回し、破断時強度
の20%の荷重を加えて往復させ、切断までの往復回数
を測定した。
耐トラツキング性試験 長さ15cIlのロープに、中央部において10cm間
隔で電極を取付け、両電極間に4kVの交流電圧を印加
した。この状態で、水11中に塩化ナトリウム2g及び
ポリオキシエチレンノニルフェニルエーテル1−を溶解
した試験液を、噴霧速度1/s 、 uni量0.5±
0 、 1 nui/minで、O−7” 4:: r
&]つて約5001111の距離から10秒間噴霧し、
20秒間噴霧を休止することを繰返し、ロープの表面が
燃焼を開始するまでの噴霧の繰返し回数を測定した。
沿面通電試験 長さ30cnのロープを30分間常温の水に浸漬した後
、表面に付着した水を拭き取り、中央部において10C
11間隔で電極を取付け、交流電圧を印加する。そして
ロープの被覆層が発煙・燃焼をするときの電圧を測定し
た。
試験結果を表に示す 発明の効果 本願発明によれば、表における実施例と比較例とを比較
して理解できるように、塩化ビニル系樹脂中に難燃剤と
して水酸化アルミニウムと三酸化アンチモンとを添加し
ているので、耐トラ・y ”rング性が大巾に向上して
いる。従って大気中に塩分や塵を含む地域においてもト
ラッキングを起こすことがない。
また芯体として高強度低伸度のポリビニルアルコール繊
維を使用しているので、結節強度及び耐屈曲疲労性に優
れており、極めて耐久性に優れたものである。
さらに請求項2の発明においては、被覆層の表面に凹凸
が形成されているので、耐沿面電圧性に潰れている。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明の開閉器操作用ロープの一部を破断し
て示した斜視図である。第2図は、本発明の開閉器操作
用ロープの使用状態を示す正面図である。 1・・・・・・開閉器操作用ロープ  5・・・・・・
芯体6・・・・・・被覆層 修ヱ回

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 原糸強度が11g/d以上で、破断時の伸びが65
    %以下のポリビニルアルコール繊維を引揃えた芯体の表
    面に、ポリ塩化ビニル系樹脂100重量部に対し、可塑
    剤50〜100重量部、水酸化アルミニウム30〜60
    重量部及び三酸化アンチモン3〜10重量部を添加して
    なる樹脂組成物よりなる被覆層を形成したことを特徴と
    する、開閉器操作用ロープ 2 前記被覆層の厚みを変化させ、その表面に凹凸を形
    成したことを特徴とする、請求項1記載の開閉器操作用
    ロープ
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN110951188A (zh) * 2019-12-11 2020-04-03 上海凯波特种电缆料厂有限公司 一种耐电痕聚氯乙烯绝缘料及其制备方法与应用

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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CN110951188A (zh) * 2019-12-11 2020-04-03 上海凯波特种电缆料厂有限公司 一种耐电痕聚氯乙烯绝缘料及其制备方法与应用

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