JPH01234700A - 蒸気トレーシング装置 - Google Patents

蒸気トレーシング装置

Info

Publication number
JPH01234700A
JPH01234700A JP63061211A JP6121188A JPH01234700A JP H01234700 A JPH01234700 A JP H01234700A JP 63061211 A JP63061211 A JP 63061211A JP 6121188 A JP6121188 A JP 6121188A JP H01234700 A JPH01234700 A JP H01234700A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
steam
pressure
temperature
ambient temperature
fluid
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP63061211A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH0633880B2 (ja
Inventor
Masahiro Ida
位田 正博
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
TLV Co Ltd
Original Assignee
TLV Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by TLV Co Ltd filed Critical TLV Co Ltd
Priority to JP63061211A priority Critical patent/JPH0633880B2/ja
Publication of JPH01234700A publication Critical patent/JPH01234700A/ja
Publication of JPH0633880B2 publication Critical patent/JPH0633880B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Pipe Accessories (AREA)
  • Pipeline Systems (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 この発明は、流体を輸送するに際し、この流体か粘性流
体の場合にその流動性を保持したり、流体の成分の分離
を防止したり、流体の氷結を防1トしたりするために、
蒸気を流通させる蒸気トレース管を輸送管に沿わせて配
置し、蒸気から熱を流体に伝達する蒸気トレーシング装
置に関する。
〈従来技術〉 従来、上記の蒸気トレーシング装置と1ノでは、例えば
第3図に示すようなものがあった。同図において、2は
輸送管て、その内部を流体か輸送される。この輸送管2
は保温材4によって包囲され、この保温材4内に輸送管
2に接した状態て且つ輸送管2に沿って蒸気トレース管
6か配置されている。この蒸気トレース管6の入口側か
ら蒸気か供給され、出口側には出口側ての蒸気の温度(
排出温度)を設定温度t。に自動的に維持するための温
度調整トラップ8か設けられている。
蒸気トレーシングを行なう場合、輸送管2内の流体に必
要な温度は100度よりもかなり低いことか多いのて、
温度調整トラップ8に代えて、通常のスチームトラップ
を用いると、輸送管2内の温度か上りすぎる。そこで、
排出温度を調整することかできる温度調整トラップ8を
用いて、周囲温度や蒸気温度に応じて排出温度を設定し
、トレース管6内にトレン・を滞留させて、輸送管2へ
の蒸気トレース管6からの伝熱量を調整し、流体の温度
を所定値t、に維持している。第4図は蒸気トレース管
6における蒸気の温度変化を示したものて、これから明
らかなように蒸気トレース管6のトレンの滞留部分BL
の温度は蒸気温度t、、から排出温度t。まて下かる。
これを利用して輸送管2への伝熱量を減少させている。
なお、蒸気トレース管6の長さLに対するトレン滞留部
分の長さBLO比をトレン滞留率Bと称する。
〈発明か解決しようとする課題〉 」二記の蒸気トレーシング装置では、この装置か設置さ
れている周囲の温度taや蒸気温度t9か変化した場合
、流体の温度を所定値t、に維持するためには、温度調
整トラップ8あ排出温度を計算しなおし、この計算に応
じて排出温度を設定しなおさなければならす、特に、複
数の蒸気トレース管を用いている場合、それぞれの蒸気
トレース管に設けられている温度調整トラップの排出温
度をいちいち変更しなければならず、多大な労力か必要
であるという問題点があった。
この発明は、上記の問題点に鑑みてなされたものて゛あ
り、蒸気トレース管の入口側に蒸気の圧力、ひいては蒸
気温度1Rを調整するための圧力調整手段を設け、周囲
温度が変動すると、自動的に蒸気温度t8を圧力調整手
段によって調整し、流体温度を所定値t、に維持する装
置を提供することを目的とする。また、この発明は、蒸
気トレース管を複数本設けている状態において、圧力調
整手段によって蒸気温度t6の調整が不可能になったと
き、蒸気トレース管の通気本数を増減させて、流体温度
を所定値t、に維持する装置を提供することを目的とす
る。
〈課題を解決するだめの手段〉 上記の目的を達成するため、この発明は、流体を輸送す
る輸送管に沿って設けたトレース管に蒸気を輸送し、」
−記流体を所定の温度に維持するための装置てあって、 上記トレース管の入口側に設けられ圧力制御信□号に応
じて」−記トレース管に供給する上記蒸気の圧力を調整
する圧力調整手段と、上記装置の周囲温度を測定するよ
うに設けられた周囲温度測定−7段と、」−記周囲温度
と予め定めた熱通過率とを考慮して」二記流体の温度を
所定値に維持するために上記蒸気の温度を決定した状態
において上記流体の所定温度、上記蒸気の温度及び上記
周囲温度に基づいて、上記熱通過率に関連する定数を算
出する定数算出手段と、上記周囲温度測定手段からの信
号に基づいて上記周囲温度に変動があるか否か判定する
周囲温度変動判定手段と、上記周囲温度に変動がある場
合上記周囲温度の変動分と」−記定数とに基づいて上記
流体の温度を上記所定値に維持するために必要な上記蒸
気温度の変動分を算出する蒸気温度変動分算出手段と、
この蒸気温度の変動分に基づいて上記圧力調整手段に供
給する上記圧力調整信号を生成する圧力調整信号生成手
段とを、具備している。また、トレース管が複数本設け
られている場合、」二記圧力調整手段から上記蒸気を供
給する上記トレース管の本数を変更する変更手段と、上
記圧力調整信号が上記圧力調整手段の圧力調整可能範囲
を超えているか否か判定する圧力調整可能範囲判定手段
と、この判定結果に基づいて上記変更手段を制御する制
御手段とを、伺加することが望ましい。
また、上記制御手段は、上記圧力調整信号か上記圧力調
整手段の最小設定圧力よりも小さいとき、」二記蒸気が
供給されている蒸気トレース管の本数を減少させ、上記
圧力調整信号が上記圧力調整手段の最大設定圧力よりも
大きいとき、上記蒸気か供給されている蒸気トレース管
の本数を増加させるように構成されていることか望まし
い。
〈作用〉 まず、この発明の基本原理について説明する。
蒸気トレース管付きの輸送管における輸送管がらの放熱
量Q1は、 Q、 =IJ (t、−ta)・・・・・・(1)て求
められる。ただし、Uは輸送管1m当りの熱伝達率であ
る。また、蒸気トレース管が完全に飽和蒸気て満たされ
ている場合の輸送管への伝熱量Q2は、次の実験式によ
って表わされる。
Q2 =44.39[(t、−t;)−0,33(ti
−tA)]  n−d・・・・・・(2) たたし、nは蒸気トレース管の本数、dは蒸気トレース
管の外径である。また、トレンを滞留させた状態てトレ
ース管がらの輸送管への伝熱量Q2′とQ2との間には
、 Q2′=ηQ2・・・・・・(3) の関係がある。ここて、ηは熱通過率である。蒸気トレ
ース管の熱平衡運転状態ては、輸送管がらの放熱量Q1
とトレンか滞留している状態て蒸気トレース管がら輸送
管への伝熱量とは等しいのて、 Q、=Q2′=ηQ2 か成立する。これをηについて解くと、となる。ここて
、ηは普通に用いられる蒸気温度範囲ては蒸気温度に無
関係にBによって定まる。
その関係式は次の通りである。
B = (c o S −’?+ ) /2.3 ・・
・・・(5)また、実験結果によると、Bと(1,−1
゜)とは比例関係にある。従って、これらの点を考慮し
て、ηを定め、周囲温度t8を測定し、流体の温度t、
を定めると、(4)式に基づいて蒸気温度t5か決定さ
れる。ここで、 C−(ts−ti)/  (t= t、)  ・・・・
・・(6)とおくと、Cを一定にするとηか一定になる
(6)式を変形すると、 1、=1□+C(t、−t、)・・・・・・(7)とな
る。ここて、周囲温度t8がΔtaたけ変動した場合、
t、を一定にするにはt8を Δt、= −CΔ1a・・・・・・(8)たけ変動させ
ればよい。
この原理に基づき、この発明ては、開門温度taと熱通
過車力とを考慮して、流体の温度を所定値t、に維持す
るために蒸気温度tgを決定した状態て、定数算出手段
によって熱通過率ηに関連する定数Cを算出する。そし
て、周囲温度か変動しているか否か周囲温度変動判定手
段によって判定し、変動があると、その変動分Δtaと
定数Cに基  ゛づいて、(8)式により蒸気温度変動
分算出手段か、流体温度なt、に維持するために必要な
蒸気温度の変動分Δt8を算出する。このΔt8に基づ
いて圧力調整信号生成手段か圧力調整信号を生成し、圧
力調整手段か蒸気の圧力を調整する。蒸気の圧力を変動
させたことにより蒸気の温度t3かΔt8たけ変動し、
流体の温度はt、に維持される。
周囲温度1aの変動が激しい場合、圧力調整手段の圧力
調整可能範囲を超えて圧力を調整しないと、蒸気温度を
一定値t、に維持てきなくなる可能性がある。このよう
な場合、蒸気トレース管を複数本設けておき、蒸気の供
給される蒸気トレース管の本数を変更手段によって変更
てきるようにし、蒸気温度変動分算出手段か算出した圧
力調整信号か、圧力調整手段の圧力調整範囲内か否か圧
力調整可能範囲判定手段か判定し、範囲外てあれば制御
手段か、変更手段を制御して、蒸気か供給される蒸気ト
レース管の本数を変更する。これによって、圧力調整手
段か圧力調整可能な範囲に蒸気温度t、を変更すること
かてきる。
なお、圧力調整手段の最小設定圧力より圧力調整信号か
小さいとき、蒸気トレース管の本数を減少させるように
蒸気トレース管の本数の変更を行なう。これによって、
圧力調整手段の圧力を最小設定圧力よりも大きくした状
態ての蒸気温度よりも高い蒸気温度て流体温度を所定値
t、に維持てきる状態となる。また、圧力調整手段の最
大設定圧力よりも圧力調整信号か大きいとき、蒸気トレ
ース管の本数を増加させるように蒸気トレース管の本数
の変更を行なう。これによって、圧力調整手段の圧力を
最大設定圧力よりも下げた状態での蒸気温度よりも低い
蒸気温度で流体温度を所定値に維持てきる状態となる。
〈実施例〉 この実施例のトレーシング装置は、第1図に示すように
輸送管10を保温材12て被覆し、この保温材の内部に
2本の蒸気トレース管14a、14bを輸送管10に沿
って配置しである。これら蒸気トレース管]4a、14
bには、圧力調整手段として機能する減圧弁15を介し
て蒸気か供給される。また、蒸気トレース管14bには
、蒸気の通気本数を変更するための変更手段として機能
する開閉弁16か設けられている。即ち、この開閉弁1
6か開いているときには両蒸気トレース管14a、14
bに蒸気か供給されるか、開閉弁16を閉しると、蒸気
トレース管14aのみに蒸気か供給される。また、両蒸
気トレース管14a、14bの出口側には、開度か自動
的に調整される温度調整トラップてはない、一定開度の
トレン排出弁18.18か設けられている。
減圧弁15及び開閉弁16は、マイクロコンピュータ2
0によって制御される。従って、このマイクロコンピュ
ータ20か、定数算出手段、周囲温度変動判定手段、蒸
気温度変動分算出手段、圧力調整信号生成手段、圧力調
整可能範囲判定手段及び変更手段の制御手段として機能
する。このようにマイクロコンピュータ20か機能する
ために必要なデータは、蒸気温度し、を測定している蒸
気温度測定器22と、流体の温度t、を測定している流
体温度測定器24と、この装置か配置されている周囲の
温度taを測定している周囲温度測定器26とから得ら
れる。
この蒸気トレーシング装置では、〈作用〉の項て説明し
たようにまずηの値を定める必要があるか、(5)式か
ら明らかなようにηはBの関数てあり、η=0.6の付
近てηとBとかほぼ直線関係となり、t、の制御に最も
適していることが分かった。そこで、この実施例では、
与えられた流体温度t、及び周囲温度に対してηかほぼ
0.6になるように13を予め計算しておき、マイクロ
コンピュータ20によって、蒸気温度か計算したt8に
なるように制御を行なう。
その後、第2図の動作フローチャートに示すように制御
を行なう。まず、マイクロコンピュータ20のメモリに
予め獲得した領域nに、周囲温度1Bとの関係からηを
0.6に設定するために開閉弁16を閉していれば、即
ち通気本数かlの場合nlを、開閉弁16を開いていれ
ば、即ち通気本数か2の場合n2をキーホード(図示せ
ず)によって設定する(ステップSl)。次に、減圧弁
15て実行てきる最小圧力とするために必要な圧力調整
信号pmin、減圧弁15て実行てきる最大圧力とする
ために必要な圧力調整信号p□axを同しくキーボード
によって設定する(ステップS2)。そして、蒸気温度
測定器22、流体温度測定器24、周囲温度測定器26
によって蒸気温度t6、流体温度t0、周囲温度tAを
測定し、これらをマイクロコンピュータ20のメモリ内
に獲得した領域にそれぞれ格納する(ステップS3)。
これに続いて格納した蒸気温度t8をマイクロコンピュ
ータ20内に設けたルックアップテーブル(図示せず)
に基づいて減圧弁15の設定圧力信号に換算し、格納す
る(ステップS4)。
そして、(6)式に基づいてηに関連する定数Cを計算
する(ステップS5)。このステップS5が、熱通過率
に関連する定数の算出手段に相当する。
これに続いて、周囲温度測定器26によってそのときの
周囲温度1R/を測定し、それが先に格納された周囲温
度taと等しいか否か判断することを、繰返す(ステッ
プS6.7)。これらステップS6.7か周囲温度変動
判定手段に相当する。今回測定した周囲温度ta′が先
に格納した周囲温度t8と等しくなくなったとき(ステ
ップS7の答かNOのとき)、そのときの周囲温度ta
′を格納し、先の周囲温度taとの偏差Δtaを算出し
、(8)式に基づいて流体温度をt、に維持するために
必要な蒸気温度の変動分Δt8を算出する(ステップS
8.9 )。ステップS9が蒸気温度変動分算出手段に
相当する。そして、蒸気温度をΔt8だけ変動させるた
めに必要な減圧弁15の圧力変動分Δpにルックアップ
テーブルを用いて換算し、先に格納されている現在の減
圧弁15の圧力調整信号pに加算し、新たな圧力調整信
号p′を求める(ステップ5IO111)。これらステ
ップ5IO111か圧力調整信号生成手段に相当する。
新たな圧力調整信号p′は、圧力調整信号p、nnXと
比較され(ステップ512)、さらに圧力調整イ言号p
mi。とも比較される(ステップ513)。このとき、
新たな圧力調整信号p′がpmaxより小さくて(ステ
ップS]2の答かNo)、且つpminより大きい(ス
テップS]、3の答かNo)と、新たな圧力調整信号p
′は減圧弁】5の圧力調整可能範囲であるのて、その圧
力調整信号p′によって減圧弁15の圧力調整か行なわ
れる(ステ・ンプ514)。
また、新たな圧力調整信号p′かpmaxよりも大きい
と(ステップS12の答かYES)、領域nの値かnl
であるか、即ち開閉弁16か閉してしする力)否か判断
する(ステ、ンブ515)。開閉弁16カ)閉している
と(ステップS15の答かYES)、領域nの値を02
として、開閉弁16を開く(ステ・ンブ516)。そし
て、(4)式から明らかなよう番こ通気本数か変動して
いるのてηも変動してし八る。そこて、通気本数を変更
した状態て、ηを再び0.6とするために必要なc′の
値を(4)式から算出し、このc′とそのときの周囲温
度ta′と流体温度t1とから必要な蒸気温度t8′を
算出し、これを減圧弁15の設定圧力調整信号に換算し
くステップS17.18.19)、ステップ314を実
行して、減圧弁】5の設定圧力を調整して蒸気温度を1
3′とする。また、ステップS15の答かNoであると
、即ち、既に開閉弁16が開いていると、通気本数を増
加させて、減圧弁15の圧力をI)maう以下に下げる
ことは不可能であるのて、圧力調整信号p′をp□aX
として(ステップ520)、ステップS14を実行し、
減圧弁15の設定圧力を調整して、P188に相当する
蒸気温度とする。
また、ステップS]3の答かYESのとき、即ち新たな
圧力調整信号p′かpmi。よりも小さいと、領域nの
値かn2であるか否か、即ち開閉弁16か開いているか
否かを判断する(ステップ521)。
この答かYESであると、領域nの値をnlとして開閉
弁16を閉しる(ステップ522)。そして、ステップ
S]7、】8.19と同様に通気本数か変更されてもη
を0.6とするために必要なc′、t、′を算出し、t
g′をp′に換算しく(ステップS17′、18′、1
9’ ) 、ステップS14を実行して、減圧弁15の
設定圧力を調整し、蒸気温度を13′とする。また、ス
テップS2]の答かNoであると、即ち開閉弁16か既
に閉しられていると、通気本数を減少させて、減圧弁1
5の圧力をpmin以」二にすることばてきないのて、
圧力調整信号p′をpmi。とじて(ステップS20’
  )、ステップS]4を実行し、減圧弁15の設定圧
力を調整して、Pm1nに相当する蒸気温度とする。
そして、ステップS14を実行した後、そのときの周囲
温度t8′をtaとして格納しくステップ523)、ス
テップS6に戻り、周囲温度1Bか変動すると、再び」
−述した動作を繰返す。ステップS13.15.16、
]7.18、]9.21.22.17′、]+8’+9
’、20′か制御手段に相当する。
上記の実施例ては、蒸気トレース管の本数は2木とした
か、その本数は任意に増減することかできる。2本以上
とした場合、1本の蒸気トレース管を除いて、開閉弁1
5を設け、マイクロコンビコ−−夕20によって開閉て
きるようにするのか望ましい。また、蒸気1〜レース管
を1本たけ設けた場合には、開閉弁16は不要て、ステ
ップSllから直ちにステップS14を実行させればよ
い。
〈発明の効果〉 以上のように、この発明によれば、周囲温度か変動した
場合、蒸気トレース管の入口側に設けた1個の圧力調整
手段のみを制御するたけて、流体温度を所定値に維持て
きるのて、特に複数の蒸気トレース管を用いる場合に、
有効である。しかも、従来のものては排出温度t。を変
更しているので、第4図に点線で示すように排出温度t
。をΔtoたけ変動させると、トレン滞留部分の長さか
BL’か変動し、ひいてはB及びηか変動する。
効果的な制御かてきるB及びηの範囲は限定されるので
、toを変動させて流体温度t、を一定に維持てきる範
囲も限定されることになる。しかるに、この発明ては、
η(従ってBを)を常に一定に維持した」二で、1.を
変動させて流体温度t、を一定に維持しているので、制
御可能範囲か広くなる。
また、圧力調整手段をその最小の圧力または最大の圧力
にしたときの蒸気温度ては、流体の温度をt、に維持て
きないような周囲温度の変動かあった場合、この発明て
は蒸気トレース管の通気本数を変更することによって、
圧力調整手段て調整可能な蒸気温度の範囲て流体温度を
t、に維持てきるようにしている。従って、比較的大き
な周囲温度の変動かあっても、流体温度をt、に維持す
ることかてきる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明による蒸気トレーシング装置の1実施
例の概略の構成を示す図、第2図は同実施例の動作フロ
ーチャート、第3図は従来の蒸気トレーシング装置の概
略構成を示す図、第4図は従来の蒸気トレーシング装置
の蒸気トレーシング管にお番づる蒸気の温度変化を示ず
図である。 10・・・・輸送管、14a、14b・・・・蒸気1ヘ
レース管、15・・・・減圧弁(圧力調整手段)、16
・・・・開閉弁(変更手段)、20・・・・マイクロコ
ンピュータ(定数算出手段、周囲温度変動判定手段、蒸
気温度変動性算出手段、圧力調整信号生成手段、圧力調
整可能範囲判定手段、制御手段)、24・・・・周囲温
度測定器(周囲温度測定手段)。 特許出願人 株式会社 テイエルフイ 代  理  人  清  水   哲  ばか2名第4

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)流体を輸送する輸送管に沿って設けたトレース管
    に蒸気を輸送し、上記流体を所定の温度に維持するため
    の装置であって、 上記トレース管の入口側に設けられ圧力制御信号に応じ
    て上記トレース管に供給する上記蒸気の圧力を調整する
    圧力調整手段と、上記装置の周囲温度を測定するように
    設けられた周囲温度測定手段と、上記周囲温度と予め定
    めた熱通過率とを考慮して上記流体の温度を所定値に維
    持するために上記蒸気の温度を決定した状態において上
    記流体の所定温度、上記蒸気の温度及び上記周囲温度に
    基づいて、上記熱通過率に関連する定数を算出する定数
    算出手段と、上記周囲温度測定手段からの信号に基づい
    て上記周囲温度に変動があるか否か判定する周囲温度変
    動判定手段と、上記周囲温度に変動がある場合上記周囲
    温度の変動分と上記定数とに基づいて上記流体の温度を
    上記所定値に維持するために必要な上記蒸気温度の変動
    分を算出する蒸気温度変動分算出手段と、この蒸気温度
    の変動分に基づいて上記蒸気圧力調整手段に供給する上
    記圧力調整信号を生成する圧力調整信号生成手段とを、
    具備する蒸気トレーシング装置。
  2. (2)上記トレース管が複数本設けられており、上記圧
    力調整手段から上記蒸気を供給する上記トレース管の本
    数を変更する変更手段と、上記圧力調整信号が上記圧力
    調整手段の圧力調整可能範囲を超えている否か判定する
    圧力調整可能範囲判定手段と、この判定結果に基づいて
    上記変更手段を制御する手段とを、具備する請求項(1
    )記載の蒸気トレーシング装置。
  3. (3)上記制御手段は、上記圧力調整信号が上記圧力調
    整手段の最小設定圧力よりも小さいとき、上記蒸気が供
    給されている蒸気トレース管の本数を減少させ、上記圧
    力調整信号が上記圧力調整手段の最大設定圧力よりも大
    きいとき、上記蒸気が供給されている上記蒸気トレース
    管の本数を増加させるように構成されている請求項(2
    )記載の蒸気トレーシング装置。
JP63061211A 1988-03-14 1988-03-14 蒸気トレーシング装置 Expired - Fee Related JPH0633880B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP63061211A JPH0633880B2 (ja) 1988-03-14 1988-03-14 蒸気トレーシング装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP63061211A JPH0633880B2 (ja) 1988-03-14 1988-03-14 蒸気トレーシング装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH01234700A true JPH01234700A (ja) 1989-09-19
JPH0633880B2 JPH0633880B2 (ja) 1994-05-02

Family

ID=13164637

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP63061211A Expired - Fee Related JPH0633880B2 (ja) 1988-03-14 1988-03-14 蒸気トレーシング装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0633880B2 (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP0611913A2 (en) * 1993-02-17 1994-08-24 Osaka Gas Co., Ltd. Heating system for conveyor pipes
CN109647304A (zh) * 2018-12-25 2019-04-19 山西霍家长化合成橡胶有限公司 一种乙炔二聚反应器连续补加催化剂方法

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP2614286A2 (en) * 2010-09-09 2013-07-17 Certek Heat Machine USA, LLC Pipeline fluid heating system
JP7387188B2 (ja) * 2021-11-19 2023-11-28 株式会社ボイラエンジニアリング 電磁弁及び減圧弁が設置された蒸気配管系

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP0611913A2 (en) * 1993-02-17 1994-08-24 Osaka Gas Co., Ltd. Heating system for conveyor pipes
EP0611913A3 (en) * 1993-02-17 1995-04-26 Osaka Gas Co Ltd Heating device for pipes.
CN109647304A (zh) * 2018-12-25 2019-04-19 山西霍家长化合成橡胶有限公司 一种乙炔二聚反应器连续补加催化剂方法
CN109647304B (zh) * 2018-12-25 2021-06-08 山西霍家长化合成橡胶有限公司 一种乙炔二聚反应器连续补加催化剂方法

Also Published As

Publication number Publication date
JPH0633880B2 (ja) 1994-05-02

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US9874880B2 (en) Device and method for controlling opening of a valve in an HVAC system
KR101662046B1 (ko) 압력 기초 질량 유량 제어기의 자기 증명을 위한 방법 및 장치
US10690423B2 (en) Method for a heat transfer system and heat transfer system
US9631831B2 (en) Method for controlling the opening of an HVAC valve based on the energy-per-flow gradient
JP4197648B2 (ja) パルスショット式流量調整装置とパルスショット式流量調整方法
TWI754728B (zh) 氣體控制系統、成膜裝置、存儲介質和氣體控制方法
US20150057816A1 (en) Flow-control valve system and method
RU2553783C2 (ru) Способ и устройство управления давлением в печи отжига непрерывного действия
CN105659178A (zh) 流量计及具备该流量计的流量控制装置
US6595231B1 (en) Device and method for regulating the pressure of a gas stream
TWI723170B (zh) 流量控制裝置、用於流量控制裝置的程式與流量控制方法
JPH01234700A (ja) 蒸気トレーシング装置
US11340635B2 (en) Flow rate control apparatus, flow rate control method, and program recording medium having recorded therein program for flow rate control apparatus
JP2004213601A (ja) コントロールパージ用質流量制御機及び動作方法
JPH07180904A (ja) 給湯装置
JPH0132525B2 (ja)
KR101785247B1 (ko) 자동 온수 조절 장치 및 그 조절 방법
JPH01118034A (ja) 湯水混合装置
KR20170137640A (ko) 적어도 하나의 템퍼링 원의 적어도 하나의 제어값을 제어하기 위한 폐쇄 루프 제어 장치
JP2790879B2 (ja) 流体圧力制御方法及び装置
JPH0336421A (ja) ガス給湯器の温度制御装置
JPS5916002A (ja) Pi制御方法
JPH01259907A (ja) 蒸気による金型の温度調整方法
JP2774031B2 (ja) 配水池の水位制御方法およびその装置
JPH04151403A (ja) 蒸気温度制御装置

Legal Events

Date Code Title Description
R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees