JPH01233090A - はんだ付方法 - Google Patents

はんだ付方法

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JPH01233090A
JPH01233090A JP11639588A JP11639588A JPH01233090A JP H01233090 A JPH01233090 A JP H01233090A JP 11639588 A JP11639588 A JP 11639588A JP 11639588 A JP11639588 A JP 11639588A JP H01233090 A JPH01233090 A JP H01233090A
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joint
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弘田 実保
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生田目 雅章
Kazumichi Machida
一道 町田
Hiroyuki Nakajima
博行 中島
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は、はんだ付方法、とくにプリント基板の表面
実装など、はんだを用いた材料の接合技術に関するもの
である。
〔従来の技術〕
従来のはんだ付方法においては、「電子技術」第25巻
 第8号に示されているように被接合材料の表面に形成
された酸化被膜を除去し、はんだ金属と被接合材料との
間に安定に合金層を形成するために、無機ハロゲン化物
または無機酸等の無機フラックス、あるいはロジンに有
機ハロゲンの活性剤を添加した活性化ロジンなどをフラ
ックスとして使用している。
はんだ付方法の一例として第4図(aXb)にフラント
パツケイジの表面実装におけるリード部分の外観を模式
的に示す。パターン(2)上にクリームはんだ(1)を
印刷し、その上に部品(4)のリード(3)を搭載させ
た後、赤外線炉などでクリームはんだ11)を−従来の
はんだ付方法は以上のようになされており、ことでクリ
ームはんだ(1)は主剤としてウォーターホワイト(W
W)ロジンまたは重合ロジンを用1.N、 コtlを有
機溶剤で溶解し、それにフラックスと粉末はんだの分離
抑制に効果のあるチキソ剤。
はんだ付性を向上させるための活性剤を添加して液状フ
ラックスとしたものと、粉末のはんだ金属を混練して、
適当な粘度を持つクリーム状にしたものである。この中
で活性剤としては、一般にはアルミ塩酸塩や有機酸が多
用されているが、これらには腐食性があり(即ち被接合
材料を構成する金属に対して食刻作用があり)、はんだ
付行程終了後には接合部即ちはんだ付部に再着したフラ
ックス残渣(第2図、 +6+)を除去するため、クロ
ロセン等による洗浄を余儀な(されている。
この発明は上記のような問題点を解決するためになされ
たものであり、腐食による劣化の恐れのない、高信頼度
のはんだ付部を得、それにより後この発明に係わるはん
だ付方法は、接合部にはんだ金属を供給する工程、上記
接合部を構成する金属に対して食刻作用がな(、かつ上
記金属の酸化物に対して還元作用を有し、かつ上記はん
だ金属の融点マイナス30℃〜上記融点プラス100℃
の範囲の沸点を示す有機化合物を上記接合部に供給する
工程、及び上記はんだ金属を加熱溶融させると共に、こ
の時上記有機化合物をはんだ金属溶融温度程度に加熱し
て上記接合部の接合を行う工程を施すものである。
〔作 用〕
この発明におけるはんだ付方法は、従来から用いられて
いる活性剤の代わりに、アルコール類。
フェノール類の有機化合物の還元作用により、被接合材
料およびはんだの表面が清浄化され、その接合界面には
安定に合金層が形成される。また。
上記有機化合物は、はんだの表面張力を低下させる作用
も有しており、十分な広がり面積を確保することが可能
となる。ここで上記有機化合物は。
基本的には、はんだ付時に蒸発するために、はんだ何時
には金属成分のみが残存する。なお、はんだ何条性など
により一部残存したとしても、特性上腐食性を有してお
らず、腐食によるはんだ付部の劣化は発生しない。従っ
て、はんだ付部に洗浄する必要もない。
〔実施例〕
以下、この発明の一実施例を図について説明する。
第1図(a)(blc)は各々この発明の一実施例に係
わるはんだ付工程を模式的に示す概略側面図である。
まず、接合を行なうパターン上に共晶はんだ金属11)
をめっきし、この上に部品リード(3)を載置しく第1
図fan)、次にアルコール類でOH基を有し。
かつ沸点が198℃であるエチレングリコールなどを噴
霧するなどして接合部に供給する(第1図(bl。この
状態で赤外線はんだ付装置あるいはベーパフェイズはん
だ付装置等で一活加熱溶融させ。
はんだ付を行なう(第1図(C))。第2図には、ベー
パフェイズはんだ付時の温度プロファイルを示すが1図
中aははんだの融点、bは一例としてエチレングリコー
ルの沸点を示す。Aで示す期間はんだは溶融しているが
、溶融直後にエチレングリコールの沸点Bまで温度が上
昇し、パターン(2)。
リード(3)およびはんだ(1)など、接合部を構成す
る金属の表面酸化膜に対する還元作用は最も強くなり、
良好なはんだ付が行なわれる。ちなみに図中Cは、ベー
パフェイズはんだ付における加熱媒体であるフッ素系溶
剤の沸点である。
なお、ここでは−例としてエチレングリコールを例にし
て述べてきたが、プロピレングリコールあるいはヘプチ
ルアルコールなどでもよい。第3図には、有機化合物の
沸点の違いによるはんだ付性を銅板への共晶はんだ(融
点183°C)の広がり面積で比較したものを示す。は
んだ溶融時に活性作用が最も強(なる沸点200℃前後
(エチレングリコールの沸点198°C)を1としてい
るが。
はんだ融点マイナス30℃から融点プラス100℃の範
囲で実用に耐え得る広がり状態が得られる。
また共晶以外の高融点あるいは低融点はんだに対しては
、その融点を基準に上記範囲内の有機化合物を選択すれ
ば同様に効果が得られる。
また、ここではめつきされたはんだの上に有機化合物を
噴霧し、同時に加熱する方法を例に上げたが、その化デ
イスペンサ等で滴下させる方式。
あるいははんだ金属の溶融時に有機化合物を接合部に供
給し、この時有機化合物もはんだ金属溶融温度程度に加
熱させて接合を行なってもよく、また最初からクリーム
状に粒子状のはんだ金属と有機化合物を混練させて接合
部に供給しておくなどの方式でもよい。
以上のような有機化合物の使用により、酸化物は有効に
除去され、信頼住良くはんだ付される。
さらにこの有機化合物は接合部を構成する金属に対して
食刻作用がなく、また腐食性の残渣も残さないため、洗
浄工程が不用である。即ち、従来の方法ではんだ付を行
なった場合は、洗浄後基板表面のイオン濃度を測定する
と、少なくともNaCl量換算で0.3μg NaC1
/crd程度のイオンが検出される。
これに対し、この発明の方法で行なった場合は。
はんだ打直後の洗浄を行なわない状態においてもイオン
は検出されないことから、腐食性がないことが証明され
る。
〔発明の効果〕
以上のように、この発明によれば接合部にはんだ金属を
供給する工程、上記接合部を構成する金属に対して食刻
作用がなく、かつ上記金属の酸化物に対して還元作用を
有し、かつ上記はんだ金属の融点マイナス30℃〜上記
融点プラス100℃の範囲の沸点を示す有機化合物を上
記接合部に供給する工程、及び上記はんだ金属を加熱溶
融させると共に、この時上記有機化合物をはんだ金属溶
融温度程度に加熱して上記接合部の接合を行う工程を施
したので、はんだ付時1こ無機酸あるいは有機ハロゲン
等の活性剤の作用をかりずに、接合部を構成する金属の
酸化物を有効に除去し、界面に安定に合金層を形成する
ことが可能となり、腐食性の残渣も残さないため、信頼
性が向上するとともに洗浄工程が不用となり、工程の簡
略化につながる。
【図面の簡単な説明】
第1図(a)ibMc)は各々この発明の一実施例に係
わるはんだ付工程を模式的に示す概略側面図、第2図は
この発明の一実施例に係わるはんだ付の温度プロファイ
ルを示す曲線図、第3図はこの発明の一実施例に係わる
有機化合物に対するはんだの広がり面積比を示す特性図
、第4図[a)fb)は各々従来のはんだ付工程を模式
的に示す概略側面図である。 図において、11)ははんだ金属、(21はパターン。 (3)は部品リード、(5)は有機化合物である。 なお2図中、同一符号は同一または相当部分を示す。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)接合部にはんだ金属を供給する工程、上記接合部
    を構成する金属に対して食刻作用がなく、かつ上記金属
    の酸化物に対して還元作用を有し、かつ上記はんだ金属
    の融点マイナス30℃〜上記融点プラス100℃の範囲
    の沸点を示す有機化合物を上記接合部に供給する工程、
    及び上記はんだ金属を加熱溶融させると共に、この時上
    記有機化合物をはんだ金属溶融温度程度に加熱して上記
    接合部の接合を行う工程を施すはんだ付方法。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP0884936A4 (en) * 1996-02-28 2001-01-31 Hitachi Ltd METHOD FOR MANUFACTURING ELECTRONIC CIRCUIT DEVICES

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