JPH01232698A - 放電灯点灯装置 - Google Patents
放電灯点灯装置Info
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- JPH01232698A JPH01232698A JP5820088A JP5820088A JPH01232698A JP H01232698 A JPH01232698 A JP H01232698A JP 5820088 A JP5820088 A JP 5820088A JP 5820088 A JP5820088 A JP 5820088A JP H01232698 A JPH01232698 A JP H01232698A
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- Circuit Arrangements For Discharge Lamps (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
この発明は、メタルハライドランプ等の高い始動電圧を
必要とする高圧放電灯の始動及び点灯を確実に且つ安定
に行えるようにした進相形放電灯点灯装置に関する。
必要とする高圧放電灯の始動及び点灯を確実に且つ安定
に行えるようにした進相形放電灯点灯装置に関する。
従来、メタルハライドランプ等の始動電圧の高い放電灯
の進相形点灯装置としては、第10図に示すような構成
のものが知られている。すなわち、リードピーク形より
緩い狭小磁路を形成した鉄心に2次コイルを巻回して構
成した漏洩変圧器101の1次側には電B102を接続
し、2次側には進相用の主コンデンサCMとランプ10
3を直列接続した点灯回路に、パルストランスP、Tと
、このパルストランスP、Tの一端に接続したパルス発
生用コンデンサC2と、充電抵抗Rと、前記パルストラ
ンスP、Tの中間タップと前記コンデンサC7との間に
スイッチング素子104を接続してなるパルス発生回路
105を介在させて接続し、パルス発生用コンデンサC
1に充電された電荷をスイッチング素子104で急激に
放電させることにより、パルストランスP、Tの両端間
にパルス電圧を誘起させ、このパルス電圧をランプ10
3に印加して始動させるように構成されている。そして
始動後は、漏洩変圧器101の2次コイルのインダクタ
ンスと主コンデンサCMによる容量性インピーダンスで
限流して点灯を続行するようになっている。
の進相形点灯装置としては、第10図に示すような構成
のものが知られている。すなわち、リードピーク形より
緩い狭小磁路を形成した鉄心に2次コイルを巻回して構
成した漏洩変圧器101の1次側には電B102を接続
し、2次側には進相用の主コンデンサCMとランプ10
3を直列接続した点灯回路に、パルストランスP、Tと
、このパルストランスP、Tの一端に接続したパルス発
生用コンデンサC2と、充電抵抗Rと、前記パルストラ
ンスP、Tの中間タップと前記コンデンサC7との間に
スイッチング素子104を接続してなるパルス発生回路
105を介在させて接続し、パルス発生用コンデンサC
1に充電された電荷をスイッチング素子104で急激に
放電させることにより、パルストランスP、Tの両端間
にパルス電圧を誘起させ、このパルス電圧をランプ10
3に印加して始動させるように構成されている。そして
始動後は、漏洩変圧器101の2次コイルのインダクタ
ンスと主コンデンサCMによる容量性インピーダンスで
限流して点灯を続行するようになっている。
また第11図に示すように、同じく漏洩変圧器101の
2次側に進相用コンデンサCI4を介してランプ103
を接続した点灯回路に、グローランプGLと抵抗Rを直
列接続した始動器106を用い、グローランプGLのス
イッチング動作によりパルス電圧を発生させて、ランプ
103に印加し始動させ点灯するようにした放電灯点灯
装置などが知られている。
2次側に進相用コンデンサCI4を介してランプ103
を接続した点灯回路に、グローランプGLと抵抗Rを直
列接続した始動器106を用い、グローランプGLのス
イッチング動作によりパルス電圧を発生させて、ランプ
103に印加し始動させ点灯するようにした放電灯点灯
装置などが知られている。
ところで始動電圧の高い、例えばメタルハライドランプ
を始動点灯させる始動パルスとしては、一般にパルス幅
がO55〜2Uで、パルス高さが700〜1500Vの
パルスエネルギーの大きいパルスが適している。但しパ
ルス高さが2000 V以上になると、外球内放電等の
弊害が発生するおそれがあるため、パルス高さをあまり
高くするのは好ましくない。
を始動点灯させる始動パルスとしては、一般にパルス幅
がO55〜2Uで、パルス高さが700〜1500Vの
パルスエネルギーの大きいパルスが適している。但しパ
ルス高さが2000 V以上になると、外球内放電等の
弊害が発生するおそれがあるため、パルス高さをあまり
高くするのは好ましくない。
ところが、上記第10図に示したパルストランスを利用
した始動器を用いた放電灯点灯装置においては、始動パ
ルスのパルス高さは十分高くすることができる。しかし
ながらパルス幅は、パルス発生用コンデンサC7の値と
、スイッチング素子104とコンデンサCP間に接続さ
れているパルストランスP、Tの巻線によるインダクタ
ンスL□の積に比例するが、前記インダクタンスL□が
小さいため、始動パルスのパルス幅は数10〃3程度と
非常に狭く、パルスエネルギーが小さいため、安定した
始動を行わせるのは困難である。
した始動器を用いた放電灯点灯装置においては、始動パ
ルスのパルス高さは十分高くすることができる。しかし
ながらパルス幅は、パルス発生用コンデンサC7の値と
、スイッチング素子104とコンデンサCP間に接続さ
れているパルストランスP、Tの巻線によるインダクタ
ンスL□の積に比例するが、前記インダクタンスL□が
小さいため、始動パルスのパルス幅は数10〃3程度と
非常に狭く、パルスエネルギーが小さいため、安定した
始動を行わせるのは困難である。
また、緩い狭小磁路を形成した漏洩変圧器を直列コンデ
ンサと組み合わせて進相形安定器を構成している場合、
始動時における2次短絡電流l。
ンサと組み合わせて進相形安定器を構成している場合、
始動時における2次短絡電流l。
には、第12図に示すように、比較的長い休止期間Tが
現れる。そのため第13図に示すように、ランプ点灯初
期における各半サイクルの再点弧電圧上昇りが高くなり
、その発生時間tも比較的長くなり、ランプの立ち消え
が発生したり、フリフカ−と称するちらつき現象が生じ
易いという欠点がある。
現れる。そのため第13図に示すように、ランプ点灯初
期における各半サイクルの再点弧電圧上昇りが高くなり
、その発生時間tも比較的長くなり、ランプの立ち消え
が発生したり、フリフカ−と称するちらつき現象が生じ
易いという欠点がある。
また、第11図に示した、グローランプからなる始動器
を用いた放電灯点灯装置においては、始動パルスのパル
ス幅が極めて小さいばかりでなく、グローランプのスイ
ッチング動作が不安定のため、パルス発生が一定せず、
ランプの始動が不安定であり、またグローランプの経時
変化により、グローランプのスイッチングの切れが悪化
し、パルス高さも低減するという欠点がある。更にラン
プ点灯初期においては、前記第10図に示した放電灯点
灯装置と同様に、ランプの立ち消えやフリッカ−現象が
生じ易いという問題点がある。
を用いた放電灯点灯装置においては、始動パルスのパル
ス幅が極めて小さいばかりでなく、グローランプのスイ
ッチング動作が不安定のため、パルス発生が一定せず、
ランプの始動が不安定であり、またグローランプの経時
変化により、グローランプのスイッチングの切れが悪化
し、パルス高さも低減するという欠点がある。更にラン
プ点灯初期においては、前記第10図に示した放電灯点
灯装置と同様に、ランプの立ち消えやフリッカ−現象が
生じ易いという問題点がある。
本発明は、従来のメタルハライドランプ等の始動電圧の
高い放電灯の進相形点灯装置における上記問題点を解決
するためになされたもので、パルス幅が広くパルス高さ
の十分な始動パルスを容易に発生させて確実に始動させ
ると共に、ランプ点灯初期における立ち消えやフリッカ
−現象等が発生しないようにした放電灯点灯装置を提供
することを目的とする。
高い放電灯の進相形点灯装置における上記問題点を解決
するためになされたもので、パルス幅が広くパルス高さ
の十分な始動パルスを容易に発生させて確実に始動させ
ると共に、ランプ点灯初期における立ち消えやフリッカ
−現象等が発生しないようにした放電灯点灯装置を提供
することを目的とする。
〔課題を解決するための手段及び作用〕上記問題点を解
決するため、本発明は、漏洩変圧器の2次側にコンデン
サを介して放電灯を接続して点灯させる進相形放電灯点
灯装置において、2次コイル配置位置の鉄心にギャップ
を設けて漏洩変圧器を構成し、放電灯と並列に、パルス
発生用コンデンサとダイオードとの直列回路と該ダイオ
ードに並列に接続したスイッチング素子破壊防止用リア
クタンスとスイッチング素子の直列回路とからなる始動
器を配設して構成するものである。
決するため、本発明は、漏洩変圧器の2次側にコンデン
サを介して放電灯を接続して点灯させる進相形放電灯点
灯装置において、2次コイル配置位置の鉄心にギャップ
を設けて漏洩変圧器を構成し、放電灯と並列に、パルス
発生用コンデンサとダイオードとの直列回路と該ダイオ
ードに並列に接続したスイッチング素子破壊防止用リア
クタンスとスイッチング素子の直列回路とからなる始動
器を配設して構成するものである。
このように構成することにより、始動器に正の半波が印
加されたときには、ダイオードを通してパルス発生用コ
ンデンサが充電され、次いで負の半波が印加されたとき
には、半波電圧とパルス発生用コンデンサの充電電圧と
が破壊防止用リアクタンスを介してスイッチング素子に
印加される。
加されたときには、ダイオードを通してパルス発生用コ
ンデンサが充電され、次いで負の半波が印加されたとき
には、半波電圧とパルス発生用コンデンサの充電電圧と
が破壊防止用リアクタンスを介してスイッチング素子に
印加される。
パルス発生用コンデンサの充電電圧と半波電圧との和が
スイッチング素子の動作電圧を越えると、スイッチング
素子が導通し、スイッチング素子。
スイッチング素子の動作電圧を越えると、スイッチング
素子が導通し、スイッチング素子。
漏洩変圧器のコイル、主コンデンサ、パルス発生用コン
デンサ、破壊防止用リアクタンスの閉回路が形成されて
、パルス発生用コンデンサの充電電荷が急激に放電する
。これにより漏洩変圧器の2次コイルに高圧パルスが発
生し、ランプに印加されて始動が行われる。
デンサ、破壊防止用リアクタンスの閉回路が形成されて
、パルス発生用コンデンサの充電電荷が急激に放電する
。これにより漏洩変圧器の2次コイルに高圧パルスが発
生し、ランプに印加されて始動が行われる。
この際、始動パルスの高さは、スイッチング素子の動作
電圧により十分な値に設定される。一方、パルス幅は漏
洩変圧器の2次コイルのインダクタンスとパルス発生用
コンデンサの値の積により設定されるが、本発明は上記
のように、漏洩変圧器がギャップを形成した鉄心に2次
コイルを配置して構成しているため、局部磁気飽和はな
く2次コイルのインダクタンスの直線性が改善されると
共に、僅かながら局部磁気飽和のある狭小磁路をもつ漏
洩変圧器の2次コイルに比べ大なるインダクタンスをも
たせることができる。
電圧により十分な値に設定される。一方、パルス幅は漏
洩変圧器の2次コイルのインダクタンスとパルス発生用
コンデンサの値の積により設定されるが、本発明は上記
のように、漏洩変圧器がギャップを形成した鉄心に2次
コイルを配置して構成しているため、局部磁気飽和はな
く2次コイルのインダクタンスの直線性が改善されると
共に、僅かながら局部磁気飽和のある狭小磁路をもつ漏
洩変圧器の2次コイルに比べ大なるインダクタンスをも
たせることができる。
したがって始動パルスのパルス幅を容易に広くすること
ができて、大なるパルスエネルギーで確実な始動を行わ
せることができる。更に2次コイルのインダクタンスの
直線性が改善されているため、始動時における2次短絡
電流並びにランプ電流波形の歪みが少な(なって電流体
止期間がなくなり、それによりランプ点灯初期における
再点弧電圧上昇は低くなり、発生ずる期間も短くなって
立ち消えやちらつき現象は有効に防止される。したがっ
て放電灯の始動から定常点灯に亘るまで安定した動作を
行わせることができる。
ができて、大なるパルスエネルギーで確実な始動を行わ
せることができる。更に2次コイルのインダクタンスの
直線性が改善されているため、始動時における2次短絡
電流並びにランプ電流波形の歪みが少な(なって電流体
止期間がなくなり、それによりランプ点灯初期における
再点弧電圧上昇は低くなり、発生ずる期間も短くなって
立ち消えやちらつき現象は有効に防止される。したがっ
て放電灯の始動から定常点灯に亘るまで安定した動作を
行わせることができる。
以下実施例について説明する。第1図は、本発明を単巻
式漏洩変圧器と直列コンデンサとを組み合わせた進相形
放電灯点灯装置に適用した回路構成を示す図である。■
は漏洩変圧器で、第2図に示すように構成されている。
式漏洩変圧器と直列コンデンサとを組み合わせた進相形
放電灯点灯装置に適用した回路構成を示す図である。■
は漏洩変圧器で、第2図に示すように構成されている。
すなわち、鉄心2の中央脚鉄心2aの一部にはギャップ
3が形成されており、該ギャップ3が設けられていない
中央脚鉄心2a部分には1次コイル4が配置され、ギャ
ップ3が設けられている中央脚鉄心2a部分には2次コ
イル5が配置されている。なお6は鉄心の窓部に設けら
れているリークコアである。
3が形成されており、該ギャップ3が設けられていない
中央脚鉄心2a部分には1次コイル4が配置され、ギャ
ップ3が設けられている中央脚鉄心2a部分には2次コ
イル5が配置されている。なお6は鉄心の窓部に設けら
れているリークコアである。
ギャップ3の長さは、通常用いられている′a洩変圧器
における一般的な設計条件において、0.5〜5 mm
程度で、好ましくは3〜4鶴に設定される。
における一般的な設計条件において、0.5〜5 mm
程度で、好ましくは3〜4鶴に設定される。
またギャップ3との関係において、リークコア6の寸法
の一例を示すと、幅は鉄心窓幅の90%以下で、積み厚
は鉄心窓幅の75%以上に設定される。
の一例を示すと、幅は鉄心窓幅の90%以下で、積み厚
は鉄心窓幅の75%以上に設定される。
そして、このように構成した漏洩変圧器1の1次コイル
4の一端aとその中間タップbとの間に電源7を接続し
、1次コイル4の他端Cは2次コイル5の一端dと直列
に接続し、2次コイル5の他端eと1次コイル4の一端
a間には主コンデンサC8とその放電抵抗RMの並列回
路を介してメタルハライドランプ等の高圧ランプ8が接
続されている。そしてランプ8と並列に、パルス発生用
コンデンサC2とダイオードDの直列回路と、該ダイオ
ードDに並列に接続した、SSS素子等の双方向性二端
子半導体スイッチング素子9とその破1員防止用リアク
タンス10の直列回路とからなる始動器11が接続され
ている。
4の一端aとその中間タップbとの間に電源7を接続し
、1次コイル4の他端Cは2次コイル5の一端dと直列
に接続し、2次コイル5の他端eと1次コイル4の一端
a間には主コンデンサC8とその放電抵抗RMの並列回
路を介してメタルハライドランプ等の高圧ランプ8が接
続されている。そしてランプ8と並列に、パルス発生用
コンデンサC2とダイオードDの直列回路と、該ダイオ
ードDに並列に接続した、SSS素子等の双方向性二端
子半導体スイッチング素子9とその破1員防止用リアク
タンス10の直列回路とからなる始動器11が接続され
ている。
このように構成された放電灯点灯装置において、電源7
が投入され、始動器11に正の半波が印加されると、パ
ルス発生用コンデンサCPにダイオードDを通して充電
電流が流れ充電される。次いで始動器11に負の半波が
印加されると、パルス発生用コンデンサC7の充電電圧
に負の半波電圧が加わった電圧がスイッチング素子9に
印加される。
が投入され、始動器11に正の半波が印加されると、パ
ルス発生用コンデンサCPにダイオードDを通して充電
電流が流れ充電される。次いで始動器11に負の半波が
印加されると、パルス発生用コンデンサC7の充電電圧
に負の半波電圧が加わった電圧がスイッチング素子9に
印加される。
この電圧がスイッチング素子9のブレークオーバ電圧■
、。に達すると、スイッチング素子9が導通ずる。これ
により、スイッチング素子9.漏洩変圧器1の1次及び
2次コイル4,5.主コンデンサCM、パルス発生用コ
ンデンサC1,破壊防止用リアクタンス10の閉回路が
形成され、パルス発生用コンデンサC7の充電電荷が急
激に放電する。
、。に達すると、スイッチング素子9が導通ずる。これ
により、スイッチング素子9.漏洩変圧器1の1次及び
2次コイル4,5.主コンデンサCM、パルス発生用コ
ンデンサC1,破壊防止用リアクタンス10の閉回路が
形成され、パルス発生用コンデンサC7の充電電荷が急
激に放電する。
これによって、漏洩変圧器1の2次コイル5にパルス電
圧が発生し、ランプ8に印加されてランプ8が始動する
。この始動パルスP発生時における2火源負荷電圧V。
圧が発生し、ランプ8に印加されてランプ8が始動する
。この始動パルスP発生時における2火源負荷電圧V。
2を第3図に示す。ランプ8が始動すると、漏洩変圧器
lの2次コイル5のインダクタンスと、主コンデンサC
,の容量性インピーダンスで限流され、点灯が続行され
る。
lの2次コイル5のインダクタンスと、主コンデンサC
,の容量性インピーダンスで限流され、点灯が続行され
る。
ところで上記始動器11により発生する始動パルスPの
パルス高さHは、始動器11のスイッチング素子9のブ
レークオーバ電圧■9゜の値により設定される。ブレー
クオーバ電圧VI@の値を変えると、始動器11におけ
る半波倍電圧波形とブレークオーバ電圧■、。との関係
を示す第4図かられかるように、ブレークオーバ電圧V
、。が■、。1から■8゜2゜■、。1.■、。4のよ
うに順次大なるにしたがって、パルス発生用コンデンサ
C7への充電が進み、パルス高さHの高い始動パルスP
が得られる。
パルス高さHは、始動器11のスイッチング素子9のブ
レークオーバ電圧■9゜の値により設定される。ブレー
クオーバ電圧VI@の値を変えると、始動器11におけ
る半波倍電圧波形とブレークオーバ電圧■、。との関係
を示す第4図かられかるように、ブレークオーバ電圧V
、。が■、。1から■8゜2゜■、。1.■、。4のよ
うに順次大なるにしたがって、パルス発生用コンデンサ
C7への充電が進み、パルス高さHの高い始動パルスP
が得られる。
一方、パルス幅Wは、漏洩変圧器lの2次コイル5のイ
ンダクタンスとパルス発生用コンデンサC1の値の積に
より設定されるが、本発明においては、漏洩変圧器1の
2次コイル5はギャップを設けた鉄心上に配置されてい
るため、2次コイルのインダクタンスは大になると共に
その直線性が改善されている。したがってパルス幅の広
いエネルギーの大なる始動パルスを発生させることがで
きる。
ンダクタンスとパルス発生用コンデンサC1の値の積に
より設定されるが、本発明においては、漏洩変圧器1の
2次コイル5はギャップを設けた鉄心上に配置されてい
るため、2次コイルのインダクタンスは大になると共に
その直線性が改善されている。したがってパルス幅の広
いエネルギーの大なる始動パルスを発生させることがで
きる。
始動パルスの具体例を示すと、2火源負倚電圧Voz=
330V、Cp = 1μF、スイッチング素子の■
、。−780vとした場合、パルス高さ1(=900■
、パルス幅W=1.6〜2.1msの始動パルスが得ら
れた。
330V、Cp = 1μF、スイッチング素子の■
、。−780vとした場合、パルス高さ1(=900■
、パルス幅W=1.6〜2.1msの始動パルスが得ら
れた。
始動器11の動作と同期してランプ8が始動し、2次側
が短絡状態になる場合があり、その場合には始動器11
のスイッチング素子9にパルス発生用コンデンサC1か
らの急激な放電電流が流入し、スイッチング素子9が破
損するおそれが生ずるが、本発明においては、スイッチ
ング素子9と直列に破損防止用リアクタンス10が配置
されているので、短絡電流は阻止され、スイッチング素
子9の破損を防止することができる。
が短絡状態になる場合があり、その場合には始動器11
のスイッチング素子9にパルス発生用コンデンサC1か
らの急激な放電電流が流入し、スイッチング素子9が破
損するおそれが生ずるが、本発明においては、スイッチ
ング素子9と直列に破損防止用リアクタンス10が配置
されているので、短絡電流は阻止され、スイッチング素
子9の破損を防止することができる。
また始動時には、漏洩変圧器1の2次コイル5のインダ
クタンスの直線性が改善されているため、第5図及び第
6図に示すように、2次短絡電流■、8並びにランプ電
流Itの波形の歪みが少なくなって電流体止期間がな(
なる。したがって点灯初期における再点弧電圧上昇りが
低くなり、発生する期間tも短くなって、立ち消えやち
らつき現象は有効に防止され、始動から定常点灯に到る
まで安定した動作を行わせることができる。
クタンスの直線性が改善されているため、第5図及び第
6図に示すように、2次短絡電流■、8並びにランプ電
流Itの波形の歪みが少なくなって電流体止期間がな(
なる。したがって点灯初期における再点弧電圧上昇りが
低くなり、発生する期間tも短くなって、立ち消えやち
らつき現象は有効に防止され、始動から定常点灯に到る
まで安定した動作を行わせることができる。
第7図は、本発明の他の実施例を示す回路構成図である
。この実施例は、本発明をセミ複巻式の漏洩変圧器と直
列コンデンサを組み合わせた進相形放電灯点灯装置に適
用したものである。21はセミ複巻式漏洩変圧器で、ギ
ャップの設けられていない中央脚鉄心部分に1次コイル
4aと通常の変圧器用の第1の2次コイル5aとを巻き
込んで配置し、ギャップの設けられている中央脚鉄心部
分には、本来の漏洩変圧器用2次コイル5bを配置した
ものである。そして両2次コイル5a、5bを直列接続
し、直列接続した両2次コイル5a。
。この実施例は、本発明をセミ複巻式の漏洩変圧器と直
列コンデンサを組み合わせた進相形放電灯点灯装置に適
用したものである。21はセミ複巻式漏洩変圧器で、ギ
ャップの設けられていない中央脚鉄心部分に1次コイル
4aと通常の変圧器用の第1の2次コイル5aとを巻き
込んで配置し、ギャップの設けられている中央脚鉄心部
分には、本来の漏洩変圧器用2次コイル5bを配置した
ものである。そして両2次コイル5a、5bを直列接続
し、直列接続した両2次コイル5a。
5bの両端間に直列主コンデンサCI4を介してランプ
8を接続し、ランプ8と並列に始動器11を接続したも
ので、前記第1実施例と同様に動作し、同様な作用効果
が得られるものである。
8を接続し、ランプ8と並列に始動器11を接続したも
ので、前記第1実施例と同様に動作し、同様な作用効果
が得られるものである。
第8図は、本発明の更に他の実施例を示す回路構成図で
ある。この実施例は、本発明を、完全複巻式の漏洩変圧
器と直列コンデンサを組み合わせた進相形放電灯点灯装
置に適用したものである。
ある。この実施例は、本発明を、完全複巻式の漏洩変圧
器と直列コンデンサを組み合わせた進相形放電灯点灯装
置に適用したものである。
図において、31は完全複巻式漏洩変圧器で、ギャップ
の設けられていない中央脚鉄心部分に1次コイル31a
を配置し、このギャップの設けられていない中央脚鉄心
部分とギャップの設けられている中央脚鉄心部分に跨が
って2次コイル31bを配置したものである。そして2
次コイル31bの両端間に主コンデンサCMとその放電
抵抗Rイの並列回路を介してランプ8を接続し、ランプ
8と並列に始動器11を接続したものであり、前記第1
及び第2実施例と同様にパルス幅の広い始動パルスを発
生してメタルハライドランプ等の始動電圧の高い放電灯
を確実に始動させると共に、点灯初期における立ち消え
やちらつき現象を有効に防止して安定した点灯を行わせ
ることができる。
の設けられていない中央脚鉄心部分に1次コイル31a
を配置し、このギャップの設けられていない中央脚鉄心
部分とギャップの設けられている中央脚鉄心部分に跨が
って2次コイル31bを配置したものである。そして2
次コイル31bの両端間に主コンデンサCMとその放電
抵抗Rイの並列回路を介してランプ8を接続し、ランプ
8と並列に始動器11を接続したものであり、前記第1
及び第2実施例と同様にパルス幅の広い始動パルスを発
生してメタルハライドランプ等の始動電圧の高い放電灯
を確実に始動させると共に、点灯初期における立ち消え
やちらつき現象を有効に防止して安定した点灯を行わせ
ることができる。
第9図は、本発明の更に他の実施例を示す回路構成図で
ある。この実施例は、第1図に示した第1実施例におい
て、漏洩変圧器1の1次側にチョーク12を直列接続し
て構成したものである。この実施例によれば、前記第1
実施例の作用効果の他に、次のような作用効果を奏する
ものである。すなわち、漏洩変圧器Iの1次側に直列接
続したチョーク12によりリアクタンスが増加するため
、−層電流波形が改善されると共に、2次側の主コンデ
ンサC,Iの容量を小さくでき、それにより主コンデン
サ電圧が高くなるため、点灯維持電圧(=主コンデンサ
電圧Vc 2火源負荷電圧■。2)が高くなり、立ち
消え防止性能が更に向上できる。
ある。この実施例は、第1図に示した第1実施例におい
て、漏洩変圧器1の1次側にチョーク12を直列接続し
て構成したものである。この実施例によれば、前記第1
実施例の作用効果の他に、次のような作用効果を奏する
ものである。すなわち、漏洩変圧器Iの1次側に直列接
続したチョーク12によりリアクタンスが増加するため
、−層電流波形が改善されると共に、2次側の主コンデ
ンサC,Iの容量を小さくでき、それにより主コンデン
サ電圧が高くなるため、点灯維持電圧(=主コンデンサ
電圧Vc 2火源負荷電圧■。2)が高くなり、立ち
消え防止性能が更に向上できる。
また−触に進相形安定器を用いた放電灯点灯装置を発電
機を用いて駆動する場合、2次短絡1次電流I!lは、
はぼ90@の進相電流なので、始動時には発1を機は進
相運転となり制御が困難となる。
機を用いて駆動する場合、2次短絡1次電流I!lは、
はぼ90@の進相電流なので、始動時には発1を機は進
相運転となり制御が困難となる。
したがって2次短V&1次電流+s+を定常時入力電流
■1の50〜60%以下にする必要がある。本実施例に
おいては、漏洩変圧器lの1次側に直列にチョークを接
続しているため、始動時の入力電流すなわち2次短絡1
次電流■、を、定常時入力端子It の50〜60%程
度に容易に設定することができる。したがって発電機を
電源とした場合においても、発電機にトラブルを発生さ
せず、多数のランプを一括して電源に投入して点灯する
ことができる。
■1の50〜60%以下にする必要がある。本実施例に
おいては、漏洩変圧器lの1次側に直列にチョークを接
続しているため、始動時の入力電流すなわち2次短絡1
次電流■、を、定常時入力端子It の50〜60%程
度に容易に設定することができる。したがって発電機を
電源とした場合においても、発電機にトラブルを発生さ
せず、多数のランプを一括して電源に投入して点灯する
ことができる。
また、この実施例は単巻式の漏洩変圧器を用いるばかり
でなく、セミ複巻式あるいは完全複巻式の漏洩変圧器を
用いたものにも勿論適用できるものである。
でなく、セミ複巻式あるいは完全複巻式の漏洩変圧器を
用いたものにも勿論適用できるものである。
上記各実施例では、始動器を構成するスイッチング素子
としてSSS素子の如き双方向性二端子半導体スイッチ
ング素子を用いたものを示したが、スイッチング素子と
してはSCRやトライアック等を用いることもできる。
としてSSS素子の如き双方向性二端子半導体スイッチ
ング素子を用いたものを示したが、スイッチング素子と
してはSCRやトライアック等を用いることもできる。
また上記各実施例において、主コンデンサCMと始動器
のパルス発生用コンデンサC1を、3端子付コンデンサ
として一体化することにより、始動器の小型・軽量化と
コストの低減化を計ることができる。
のパルス発生用コンデンサC1を、3端子付コンデンサ
として一体化することにより、始動器の小型・軽量化と
コストの低減化を計ることができる。
以上実施例に基づいて説明したように、本発明によれば
、漏洩変圧器のギャップを設けた鉄心に配置した2次コ
イルの大なるインダクタンスにより、パルス幅の広い始
動パルスを発生させることができ、大なる始動エネルギ
ーで始動電圧の高い高圧放電灯を確実且つ安定に始動さ
せることができる。また漏洩変圧器の2次コイルのイン
ダクタンスの直線性が改善されるため、始動時の2次短
絡電流及びランプ電流の波形が改善され、電流体止期間
がなくなり、したがってランプ点灯初期における各半サ
イクルの再点弧電圧上昇の高さ及び発生期間が、それぞ
れ低く、短くなり、立ち消えやちらつき現象が有効に防
止される。またランプ点灯時の再点弧電圧が低くなるた
め、ランプの電極における熱電子衝撃等も少なくなり、
ランプの長寿命化を計ることができる。
、漏洩変圧器のギャップを設けた鉄心に配置した2次コ
イルの大なるインダクタンスにより、パルス幅の広い始
動パルスを発生させることができ、大なる始動エネルギ
ーで始動電圧の高い高圧放電灯を確実且つ安定に始動さ
せることができる。また漏洩変圧器の2次コイルのイン
ダクタンスの直線性が改善されるため、始動時の2次短
絡電流及びランプ電流の波形が改善され、電流体止期間
がなくなり、したがってランプ点灯初期における各半サ
イクルの再点弧電圧上昇の高さ及び発生期間が、それぞ
れ低く、短くなり、立ち消えやちらつき現象が有効に防
止される。またランプ点灯時の再点弧電圧が低くなるた
め、ランプの電極における熱電子衝撃等も少なくなり、
ランプの長寿命化を計ることができる。
また始動が容易になるため漏洩変圧器の2次電圧を低く
することが可能となり、したがって漏洩変圧器の小型、
軽量化を計ることができる。
することが可能となり、したがって漏洩変圧器の小型、
軽量化を計ることができる。
第1図は、本発明に係る放電灯点灯装置の第1実施例を
示す回路構成図、第2図は、その漏洩変圧器の構成を示
す概略図、第3図は、始動パルス発生時の2次無負荷電
圧波形を示す図、第4図は、半波倍電圧波形とスイッチ
ング素子のブレークオーバ電圧との関係を示す図、第5
図及び第6図は、第1実施例における2次短絡電流波形
及びランプ電流波形を示す図、第7図は、本発明の第2
実施例を示す回路構成図、第8図は、本発明の第3実施
例を示す回路構成図、第9図は、本発明の第4実施例を
示す回路構成図、第10図及び第11図は、従来の放電
灯点灯装置を示す回路構成図、第12図は、従来の放電
灯点灯装置における2次短絡電流波形を示す図、第13
図は、同じくランプ点灯初期の再点弧電圧上昇波形を示
す図である。 図において、1は漏洩変圧器、3はギャップ、4は1次
コイル、5は2次コイル、8はランプ、9はスイッチン
グ素子、10はスイッチング素子破壊防止用リアククン
ス、11は始動器を示す。
示す回路構成図、第2図は、その漏洩変圧器の構成を示
す概略図、第3図は、始動パルス発生時の2次無負荷電
圧波形を示す図、第4図は、半波倍電圧波形とスイッチ
ング素子のブレークオーバ電圧との関係を示す図、第5
図及び第6図は、第1実施例における2次短絡電流波形
及びランプ電流波形を示す図、第7図は、本発明の第2
実施例を示す回路構成図、第8図は、本発明の第3実施
例を示す回路構成図、第9図は、本発明の第4実施例を
示す回路構成図、第10図及び第11図は、従来の放電
灯点灯装置を示す回路構成図、第12図は、従来の放電
灯点灯装置における2次短絡電流波形を示す図、第13
図は、同じくランプ点灯初期の再点弧電圧上昇波形を示
す図である。 図において、1は漏洩変圧器、3はギャップ、4は1次
コイル、5は2次コイル、8はランプ、9はスイッチン
グ素子、10はスイッチング素子破壊防止用リアククン
ス、11は始動器を示す。
Claims (1)
- 1、漏洩変圧器の2次側にコンデンサを介して放電灯を
接続して点灯させる進相形放電灯点灯装置において、2
次コイル配置位置の鉄心にギャップを設けて漏洩変圧器
を構成し、放電灯と並列に、パルス発生用コンデンサと
ダイオードとの直列回路と該ダイオードに並列に接続し
たスイッチング素子破壊防止用リアクタンスとスイッチ
ング素子の直列回路とからなる始動器を配設したことを
特徴とする放電灯点灯装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5820088A JPH0646597B2 (ja) | 1988-03-14 | 1988-03-14 | 放電灯点灯装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5820088A JPH0646597B2 (ja) | 1988-03-14 | 1988-03-14 | 放電灯点灯装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH01232698A true JPH01232698A (ja) | 1989-09-18 |
JPH0646597B2 JPH0646597B2 (ja) | 1994-06-15 |
Family
ID=13077388
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP5820088A Expired - Lifetime JPH0646597B2 (ja) | 1988-03-14 | 1988-03-14 | 放電灯点灯装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0646597B2 (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2004039338A (ja) * | 2002-07-01 | 2004-02-05 | Iq Four:Kk | 小型ガスタービン発電機を用いた大型放電灯照明システム |
JP2010512630A (ja) * | 2006-12-12 | 2010-04-22 | オスラム ゲゼルシャフト ミット ベシュレンクテル ハフツング | 高圧放電ランプ用の点弧装置および点弧装置を備えた高圧放電ランプ |
-
1988
- 1988-03-14 JP JP5820088A patent/JPH0646597B2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2004039338A (ja) * | 2002-07-01 | 2004-02-05 | Iq Four:Kk | 小型ガスタービン発電機を用いた大型放電灯照明システム |
JP2010512630A (ja) * | 2006-12-12 | 2010-04-22 | オスラム ゲゼルシャフト ミット ベシュレンクテル ハフツング | 高圧放電ランプ用の点弧装置および点弧装置を備えた高圧放電ランプ |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0646597B2 (ja) | 1994-06-15 |
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