JPH01232097A - 音声記録媒体付葉書 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は音声記録媒体付葉書に関する。

〔従来の技術〕

葉書は郵便システムに乗って安価で安全・確実に、しか
も配達場所・遠近を問わず手軽に利用できる簡易な情報
伝達手段である。しかし従来の葉書は文字または符号、
絵などの伝達すべき情報を手書きや印刷などによって記
録するものであって、これらの情報は視覚に訴える形で
記録される。

〔発明が解決しようとする課題〕

人間どうしが直接対面して会話を行う場合に典型的に見
られるように、人間相互間の情報伝達は発生器官および
聴覚器官を用いて行う音声系統と、視覚器官を用いて行
う画像系統の両方を介して行うのが背通であり、その両
系統を用いることにより円滑な情報伝達が可能になる。

′ しかるに、従来の葉書は専ら視覚に訴える形式のもので
あって、情報伝達手段として物足りないばかりでなく、
容易に他人の目に触れることからプライバシーに係わる
ことには利用しにくいとか、いわゆる筆無精の人には利
用しにくいなどの問題点もある。

したがって、本発明の課題は、上記問題点を解消し、簡
易な情報伝達手段として、より完全な、プライバシーを
守り易い、筆無精の人にも利用し易い葉書を提供するこ
とにある。

〔課題を解決するための手段〕

上記課題を解決するために、本発明は、表面または裏面
の一定箇所に音声を磁気的に記録する音声記鋒媒木部を
設けた点に特徴を有する。

〔作用〕

葉書の一定箇所に音声記録媒体部を設けることにより、
視覚に訴える形で記録する従来の情報伝達手段としての
みならず、聴覚に訴える形で記録する目には見えない・
情報の伝達手段としても併用することができ、葉書の簡
易な情報伝達手段としての機能を倍増させることができ
る。

〔実施例〕

第１図は本発明による音声記録媒体付葉書２の裏面を示
すものである。この葉書２には予め統一的に定められた
一定箇所、例えば裏面の下方部分に、音声を磁気的に記
録するための音声記録媒体部４が設けられている。この
音声記録媒体部４は例えば磁気コーティングを施すこと
によって形成してもよいし、既製の磁気テープを貼付け
るようにしてもよい。

このような葉書２は、第２図に示すように、発信側で宛
名などの表書きや通信文の記載前または記載後にリーダ
／ライタ（図示せず）に挿入され、ここでライタ部の作
用により送信したいメツセージの吹込み、すなわち音声
の記録が音声記録媒体部４に対して行われる。この葉書
２は、従来の葉書と同様に郵政省管轄の郵便システムに
従って投函され、輸送され、受信人に配達される。この
ような葉書２を受取った受信人は、視覚に訴える形で記
載された通信文を読解すると共に、葉書２をリーダ／ラ
イタに挿入することにより音声記録媒体部４に記録され
たメツセージがリーダ部で再生され、スピーカから再生
される音声として聞くことができる。

上述のリーダ／ライタは磁気録音再生ヘッドを備えた葉
書専用のものを用意してもよいし、コスト低減のために
はマイクロフォンおよびスピーカを内蔵した電話機との
複合化の形で実現することも考えられる。

葉書は官製であろうと私製であろうと、いずれに対して
も本発明は適用可能である。

音声記録媒体部４を設ける場所は、図示（第１図）のも
のに限定されることはなく、リーダ／ライタとの関連で
統一されていれば、他の場所でもよい。

なお、本発明の葉書は、音声記録媒体部４を利用するこ
となく、従来と全く同様の葉書としても使用することが
できる。

〔発明の効果〕

本発明によれば、従来の郵便システムに大きな変更を加
えたりすることなく、簡易な情報伝達手段として、視覚
および聴覚の両面に訴えることの可能な、よりプライバ
シーを守り易い、筆無精の人にも利用し易い葉書ないし
葉書システムを提供することができる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例による葉書の裏面図、第２図
は本発明による葉書の発信側の記録から受信側の読解お
よび再生に至る流れを示す流れ図である。 ２・・・葉書、４・・・音声記録媒体部。 第　　１　　図 第　　２　　図

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 表面または裏面の一定箇所に音声を磁気的に記録する音
   声記録媒体部を設けたことを特徴とする音声記録媒体付
   葉書。