JPH01231694A - ステッピングモータの励磁電流プロファイル較正方法 - Google Patents

ステッピングモータの励磁電流プロファイル較正方法

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JPH01231694A
JPH01231694A JP5749088A JP5749088A JPH01231694A JP H01231694 A JPH01231694 A JP H01231694A JP 5749088 A JP5749088 A JP 5749088A JP 5749088 A JP5749088 A JP 5749088A JP H01231694 A JPH01231694 A JP H01231694A
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JP
Japan
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excitation current
stepping motor
phase
exciting current
excitation
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JP5749088A
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Inventor
Hisatoshi Iwazawa
岩澤 尚俊
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NEC Corp
Original Assignee
NEC Corp
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、ステッピングモータをアクチュエータとして
使用している装置に対して、ステッピングモータの駆動
中に発生する速度振動を抑え、精密位置決め、騒音防止
等を実現するためのステッピングモータの励磁電流プロ
ファイルを較正する方法に関する。
(従来の技術) ステッピングモータのマイクロステップ駆動では、1ス
テップ分を1周期とする正弦関数の励磁電流を各励磁相
に位相をずらして励磁することにより分解能の高い駆動
を行っている。ところが、ステッピングモータは製品の
仕様により励磁電流プロファイルが正確な正弦関数にな
っておらず、単に正弦波状の励磁電流で駆動したのでは
、高精廉な位置決めができなかったり、定速回転ができ
ないという問題があった。例えば、第3図に2相ステツ
ピングモータの励磁電流を示すように、A相、B相に励
磁する正弦波状の励磁電流22.24と、真の励磁電流
プロファイル23.25とはずれているため、高精度の
位置決めはできない。
これを解決するため、励磁電流プロファイルの較正を行
っていた。
従来は各メーカの技術資料に示されるように以下の較正
方法が用いられていた。ステッピングモータのひとつの
相を一定な励磁電流で励磁すると可動子はある安定点で
静止する。可動子にトルク(力)を与えて安定点より移
動させると元に戻ろうとする静トルク(力)が発生する
が、逆にそのトルク(力)を発生するような励磁電流に
すると可動子は移動された点を安定点とする。ステッピ
ングモータでは静トルク(力)と励磁電流は比例するの
で、移動量と静トルク(力)との関係が求まれば移動量
と励磁電流の関数は求められる。移動量と静トルク(力
)との関係は、トルク(力)計により実測して求める。
最後にステッピングモータに与えられる負荷の分のトル
クにカ)を静トルク(力)に加えて、負荷を持つ可動子
が1ステップの移動量を等分割した各点に移動させる各
相の全ての励磁電流値を求めるとマイクロステップ駆動
を行うための励磁電流プロファイルが較正される。尚文
中、トルクは回転型のステッピングモータに関して用い
る言葉で、力はリニア型のステッピングモータに関して
用いる言葉である。
(発明が解決しようとする課題) 従来の技術において記した静トルク(力)特性曲線を求
めるためにはトルク(力)を測定する専用の測定器が必
要である。しかし、通常ステッピングモータをアクチュ
エータとする装置にそのような測定機能を付加するとこ
は不可能であり、測定器にステッピングモータを移し換
えて測定しなければならないという問題点があった。従
って、負荷変動や経年変化、組立誤差を考慮して較正し
なおすことは困難であった。
これに対し、本発明は通常のステッピングモータをアク
チュエータとする装置に付加できる測定機能を使用する
ことにより励磁電流のプロファイルの較正を行える方法
を得ることを目的としている。
(課題を解決するための手段) 本発明によるステッピングモータの励磁電流プロファイ
ル較正方法は、M個の励磁相を有するステッピングモー
タでマイクロステップ駆動を行うに際し、実効値が定格
電流値になり可動子の1ステップの移動が1周期分に相
当する正弦関数でひとつの相の励磁電流関数を定義し、
前記励磁電流関数を順に180゜/M位相をずらしたも
のを残りの各相の励磁電流関数とし、前記定義した全て
の相の励磁電流関数よりなる仮励磁電流プロファイルで
励磁したときの前記可動子の移動量の実測を行い、可動
子の1ステップの移動量を等分割した各点に対応する各
相の励磁電流値の組を求め励磁電流プロファイルとする
ことを特徴とする。
(作用) 本発明では、1ステップを1周期とする正弦波の励磁電
流で負荷を付けた状態のステッピングモータの各励磁相
に位相をずらして励磁し、その励磁電流に対応した移動
量を測定する。この測定結果から移動量と励磁電流の関
係を求め励磁電流プロファイルとする。つまり、必要な
トルク(力)に対し励磁電流を求めるのではなく、負荷
を与えられた状態の可動子の移動量に対し励磁電流を求
めている。従って本発明では、移動量の検出に用いる回
転角度検出器や位置検出器などが簡単に装置に取付けら
れるので随時較正が可能となるという効果がある。
(実施例) 以下、図面を参照して本発明の詳細な説明する。ここで
は、簡単のために回転型の分布型2相VR型ステツピン
グモータの場合の例を挙げて説明する。
本発明の方法は第2図に示す以下の構成のような装置に
より実現できる。負荷22を持つステッピングモータ1
8にエンコーダ19を付けたものに対してコンピュータ
21より電流増幅アンプ20を介して前記ステッピング
モータのA相、B相を励磁電流A1、A2で励磁し、そ
の励磁電流の値を変化させて前記ステッピングモータを
駆動し、前記エンコーダより回転角を検出する。
回転型の分布型2相VR型ステツピングモータは、1回
転をロータ歯数Nで割りさらに励磁相の数Mで割った回
転角が最小回転角である。ところで本発明のマイクロス
テップ駆動は、ひとつの相の可動子の1ステップ分 θ、 = 3EiO°/NP#、        (1
)をさらにN 2(N 2 > M )で細分割し最小
回転角よりも細かい送りでステッピングモータを駆動す
るものである。
以下本発明に従い、第1図によりマイクロステップ駆動
を行うための励磁電流プロファイルの較正について説明
する。
第1図は、本発明の励磁電流プロファイルを較正するフ
ロー図を示す。
ブロック1では、次のブロック2で仮励磁電流を求める
ための諸変数の定義を行う。
ます、マイクロステップ駆動の分割数N2の整数倍のN
1を定義する。N、は最小回転角をさらに細かく分割し
て仮励磁電流プロファイルを求めるときの分割数であり
、後で励磁電流プロファイルを実測値より較正する際に
、実測値の数が十分与えられるように定義する。次にひ
とつの相の可動子の1ステップ分をN1分割した dθ=θ工/ N 。
を求め、測定するための回転角の進み角とする。
ブロック2では、前記仮励磁電流プロファイルを求める
。前記A相の励磁電流を回転角θがOから6丁の間では
次の正弦関数 Alo (θ) −、f;iA s i n (ω) 
   (2+で、また前記B相の励磁電流を90°位相
がずれたA2′ (θ) −fテAs i n (ω+
90°)(31で仮定する。ここで、 ω=360° ・070丁 A 前記ステッピングモータの定格電流である。そこで
、前記正弦関数の1周期分をN。
分割した関数の組 LA+  (rz ) 、A2  (nl ) 1−(
Alo (rz dθ)、 A2° (rz dθ) ’ +      (410
1:整数(0≦n、<N、) を定義する。そして、θ−〇〜θニーdθの範囲でdθ
毎に(2)、(3)式に従い各相の励磁電流を求め、(
4)式のような組にし仮励磁電流プロファイルとする。
ブロック3では、ブロック2で求めた前記仮励磁電流プ
ロファイルに対して実際に励磁した時の回転角を測定す
る。ここで(4)式の (A+  (nl ) 、A2  (nl ))で励磁
した時の回転角をθ+(nl)とおく。仮励磁電流プロ
ファイルは、n□についてOからN1−1までのN1組
の人相とB相の励磁電流よりなるが、それぞれの組につ
いて励磁を行い、その時の回転角をエンコーダで読み取
りθ1(nl )を求める。
ブロック4では、ブロック5で励磁電流プロファイルを
求めるための諸変数の定義を行う。まず、マイクロステ
ップ駆動を行うための分割数としてN2を定義する。N
2はマイクロステップ駆動が滑らかに行われるよう十分
分解能が高いものを選択する。その励磁電流プロファイ
ルの進み角は、 dθ=θ1/N2 で定義される。
ブロック5ては、分割数N2のマイクロステップ駆動を
行うための励磁電流プロファイルを求める。この励磁電
流プロファイルは、θ=O〜θ1−dθの範囲で進み角
がdθとなるような励磁電流の組よりなる。そこで、上
記のθの範囲で次のような較正を行う。まず、n2番目
(0≦n2〈N2)の回転角を02(n2)とおく。前
記励磁電流プロファイルに従い実測で得られたθ+(n
 +)のうちで02 (n2) に最も近いものを選び
θ+”(rz)とする。この選んたθ1”  (nl)
に対応する励磁電流の組が02 (n2)の較正された
組となる。これを全てのn2について行うと目的の励磁
電流プロファイルが得られる。
この励磁電流プロファイルを前記ステッピングモータに
適用する場合には、上記した方法による較正を可動子の
特定の1ステップだけてなく全体について行い、全体の
ばらつきを考慮した励磁電流プロファイルを作成する必
要がある。従って同様の較正をN分割された全てのステ
ップについて行い、例えば平均をとって代表の関数とし
て最終的なステッピングモータの例磁電流プロファイル
とする。
ここでは、回転型のステッピングモータの場合の較正方
法を示したか、リニア型に対しても位置検出器を付加し
たものであれば、同様に行い得ることはもちろんである
(発明の効果) 本発明に比べた例磁プロファイルの較正方法に従いマイ
クロステップ駆動を行うと、励磁プロファイルの曲線が
正弦関数のものを用い駆動した場合には第4図に示すよ
うに上記の回転角6丁のなかに4周期の速度変動が見ら
れたのが、第5図に示すように速度変動がなくなる。従
って、この方法により速度変動を抑えることが可能なこ
とは明白である。
さらに、本方法ではトルク(力)一定を目標に励磁プロ
ファイルの較正を行うのではなく、ある励磁で可動子が
停止している点から次の励磁にしたときに動く移動量が
常に一定になるように較正を行うものであるから、通常
ステッピングモータをアクチュエータとする装置につい
ている回転角(位置)を検出するセンサ類を用いて較正
を行える。従って、従来の方法に比ベステッピングモー
タ個々のばらつき、及び経年変化、負荷変動に対処しや
すい。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の励磁プロファイルの較正方法を実行す
るためのフロー図、第2図は本方法を適用するステッピ
ングモータをアクチュエータとする装置の1例を示す図
、第3図は本発明の較正方法を示す図、第4図は例磁電
流プロファイルを正弦関数で定義し駆動を行った場合の
角速度信号を測定したものを示す図、第5図は本発明の
方法にまり例磁プロファイルを較正して駆動した場合の
角速度信号を測定したものを示す図である。 図において、18はステッピングモータ、19はエンコ
ーダ、20は電流増幅アンプ、21はコンピュータ、2
2は負荷、28は回転角検出回路をそれぞれ示す。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1.  M個の励磁相を有するステッピングモータでマイクロ
    ステップ駆動を行うに際し、実効値が定格電流値になり
    可動子の1ステップの移動が1周期分に相当する正弦関
    数でひとつの相の励磁電流関数を定義し、前記励磁電流
    関数を順に180゜/M位相をずらしたものを残りの各
    相の励磁電流関数とし、前記定義した全ての相の励磁電
    流関数よりなる仮励磁電流プロファイルで励磁したとき
    の前記可動子の移動量の実測を行い、可動子の1ステッ
    プの移動量を等分割した各点に対応する各相の励磁電流
    値の組を求め励磁電流プロファイルとすることを特徴と
    するステッピングモータの励磁電流プロファイル較正方
    法。
JP5749088A 1988-03-10 1988-03-10 ステッピングモータの励磁電流プロファイル較正方法 Pending JPH01231694A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH03169297A (ja) * 1989-11-27 1991-07-22 Oki Electric Ind Co Ltd ステッピングモータ制御方法
CN109217750A (zh) * 2018-08-22 2019-01-15 广州市雅江光电设备有限公司 一种步进电机自校准的方法
CN110632347A (zh) * 2018-06-22 2019-12-31 中国计量大学 一种新型四波束adcp小型校准装置

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