JPH01230930A

JPH01230930A - 高周波加熱装置

Info

Publication number: JPH01230930A
Application number: JP33324588A
Authority: JP
Inventors: Yozo Ishimura; 石村　洋三
Original assignee: Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Current assignee: Panasonic Holdings Corp
Priority date: 1988-12-29
Filing date: 1988-12-29
Publication date: 1989-09-14
Also published as: JPH0549895B2

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】産業上の利用分野本発明は、高周波加熱装置の安全装置の安価でかつ耐久
性に優れた量産性向上に関するものである。

従来の技術従来の例えば第５図に示す高周波加熱装置では、ドア１
を閉じた時にドア１に取り付けられ、バネ２によって下
方に引っ張られたドアキー３によって、フック４にレバ
ー軸５で支持された金属製のレバー６を下方に押すこと
により、フレーム７に小ネジ１０で固定されたマイクロ
スイッチ８のアクチュエータ９を押してマイクロスイッ
チ８を動作させる構造になっていた。

発明が解決しようとする課題ところが、このような高周波加熱装置の安全装置におい
ては、数点の部品で構成されるため、動作不良の問題が
多かった。また、レバー６は板金製の剛体であり、緩衝
性が少ないために直接マイクロスイッチ８にドア１閉じ
る時の衝撃力が加わり、マイクロスイッチ８のアクチュ
エータ９、接点バネ等の破損や摩耗による動作力の著し
い変化をきたすなど、マイクロスイッチ８の寿命を損な
う問題があった。

また、第６図の制御回路において、高周波加熱装置の発
振回路をなす電源トランス１１の安全装置の１つとして
、加熱室前面の被加熱物を出し入れする扉の開閉に連動
するマイクロスイッチＡ１２゜Ｂ１３、かつ、マイクロ
スイッチＡ１２．Ｂ１３が接点溶着などして異常をきた
しシミートした時に電波を発生する電源トランス１１に
電源を供給する前に扉が開いた時にオンするマイクロス
イッチ８を設け、マイクロスイッチＡ１２．８．Ｂ１３
とショート回路が形成され、ヒユーズ１４がオフし、電
波がでないのである。

そこで、扉の開閉に連動するのはマイクロスイッチＡＬ
３．Ｂ１３，８と、少なくとも３つ有り、どれか第５図
のごとくドアキー３にてマイクロスイッチ８が動作する
ごと（にすると、３ケ所第５図の状態がいるのである。

そこで各々前述のようなマイクロスイッチ８の寿命を損
なう問題があった。そこで、それらの問題を解決するの
は、非常に困難であるという問題があった。

本発明はこのような従来の問題点を解決するものであり
、安全装置を量産性の高い安価で、耐久性のある構成に
することを目的とする。

課題を解決するための手段上記目的を達成するため、本発明の高周波加熱装置の安
全装置は、加熱室と、加熱室の前面開口部を開閉するド
アと、ドアキーによって操作されるスイッチレバーと、
ドアキーが係合するフック部と、スイッチレバーによっ
てオン・オフされるスイッチを固定するスイッチ固定部
とを備え、スイッチレバーとフック部とを樹脂で一体形
成し、かつスイッチレバーは支点部とドアキーに当接す
る頭部とのそれぞれの近傍に薄肉部を形成する構成であ
る。

作用本発明の高周波加熱装置は、上記の構成であるので、各
部品を樹脂で一体成形しているので、各部品間の取り付
は調整は無しで良いし、部品点数もスイッチ以外は１点
となり、組み立て作業性はスイッチを挿入するのみとい
う極めて簡単な作業となり、安価な構成で安価な組み立
て作業で製作出来るという効果を有するものである。

実施例以下、本発明の一実施例について図面に基すき説明する
。従来例と同一のものは同じ番号を付している。

第１図は、本発明実施のドアー１を閉じドアキー３によ
って、レバー６を押しスイッチ８をオン（ＯＮ）状態に
している図である。

第２図において、フック４とレバー６及びマイクロスイ
ッチ８を固定しているスイッチ固定部１１を、樹脂で一
体形成し、マイクロスイッチ８をはめこむことによって
構成される。レバー６は支持部Ａ部を支点とし、スイッ
チ操作部Ｂ部でマイクロスイッチ８のアクチュエータ９
を押し、頭部Ｃ部をドアキー３で押す形状とした。これ
により、ドアキー３はマイクロスイッチ８を動作させる
に必要な荷重の約７割の荷重ですみ、動作が容易になっ
ている。

ドア１を開こうとすると点線のドアキー３のごとく上方
へ動き、ドア１が離れて、スイッチレバ−６は点線のご
とくになりスイッチ８はオフする。

次にスイッチレバー６の形状についてのべる。

支点Ａ部近傍に薄肉り部を形成し、屈曲部Ｆをすぎると
、ドアキー３に当接するレバー頭部Ｃと、マイクロスイ
ッチ８のアクチュエータ９を押す操作部Ｃ部に分岐して
いる。従って、ドアキー３の動きをある程度伝えるが、
一定検動量を越えて押すと、分岐点Ｇの近傍の頭部レバ
ーＣＩＩＩには薄肉部があるので、更に頭部Ｃのレバー
は移動することができるので、アクチュエータ９へは衝
撃は少く、マイクロスイッチの耐久性が向上するのであ
る。

又、薄肉部を支点Ａ近傍以外にも設けているので、支点
Ａ部近傍の薄肉部り部の移動量も少（、又、薄肉部Ｈを
も又少な（した。これにより樹脂製レバー６のドア１の
開閉による繰り返し屈曲性を著しく向上することができ
た。又、両方の薄肉部ＤＨを設けることにより、スイッ
チレバー６そのものの耐久性、復元性、クリープ特性を
良くした。

第２図にスイッチレバー６のみを取り出した外観斜視図
を示す。

次にもう一方のマイクロスイッチ１２についてのべる。

第１図においてフック４とマイクロスイッチ１２を固定
しているスイッチ固定部１５と、フックスペーサ１６の
回動中心軸１７とを樹脂で一体成形し、マイクロスイッ
チ１２をスイッチ固定部１５ではめ込むことによって構
成される。

フッタスペーサ１６は第１図のＡ−Ａ°部分断面図の第
３図の矢印のごとく、挿入されると回動中心軸１７のＬ
字状突起１８が点線のごと（軸１７の内側へ倒れ、さら
に押し込むと第３図のごと（、フックスペーサ１６はＬ
字状突起１８にて係合され、脱落しないようになってい
る。

従って、第４図のごとき組立完成状態で、−時スドック
したり、マイクロスイッチ１２の動作確認をしたりでき
るので量産性のあるユニットとなる。

そして、第４図のユニット全体を本体に固定する際は一
体に成形されているボス１８と、回動中心軸１７と２ケ
所を本体に固定するのである。

従って、本体とドア１、ドアキー３とフック４、ドアキ
ー３とフックスペーサ１６が各々一体形成されている良
さと、回動中心軸１７を本体固定用ボスと兼ねている良
さにより、寸法が安定固定できるのである。

上記のように、フック４とレバー５とスイッチ固定部１
１．１５、フックスペーサ１６の回動中心軸１７と、本
体固定ボス等を樹脂で一体形成し、スイッチ８，１２を
嵌込む構成によって、単純な構造と確実な動作で安価で
耐久性の良い安全装置が可能となった。

発明の効果以上のように本発明の高周波加熱装置の安全装置によれ
ば次の効果を得ることができる。

（１）　　各部品を樹脂で一体形成しているので、各部
品間の取り付は調整は無しで良いし、部品点数もスイッ
チ以外は１点となり、組み立て作業性はスイッチを挿入
するのみという極めて簡単な作業となり、安価な構成で
安価な組み立て作業で製作出来るという効果を有するの
である。

（２）樹脂−本化したことにより、二重絶縁膜構造とな
り、安全性が１段と向上する。

（３）　　スイッチレバーはドアキーに当接する頭部と
スイッチの操作する操作部とに分岐しているので、ドア
を閉じたとき、ドアキーに直接触れるのはスイッチレバ
ーの分岐したスイッチレバーのドアキーに当接する頭部
であり、スイッチレバーのスイッチの操作する操作部に
直接ドアキーが当接しないので、スイッチのアクチュエ
ータや接点バネ等の破損が防止でき、これらの摩耗も著
しく少な（なるため、スイッチの動作力の変化も少な（
耐久性が向上する。

（４）３つのマイクロスイッチのうち、２つまでを同一
の樹脂成形したものに、しかも樹脂のバネｉ生を利用し
てスイッチを取り付け、かつ操作するレバーや、フッタ
スペーサも樹脂の弾力を利用して、一体形成もしくは係
合させているので無調整で組み易（、かつ、構成部品が
少く安価に製作できるのである。

（５）薄肉部を２ケ所に設けているのでレバーの耐久性
の向上又、スイッチを押す操作部とドアキーを押すレバ
ー頭部とレバーを分岐させているのでスイッチの耐久性
は更に向上するのである。

（６）　　レバーの途中に屈曲部、分岐された頭部と操
作部、２つの薄肉部を設ける基本的者えを守れば、ドア
キーの形状、２つのマイクロスイッチの大きさ、形状、
取付はスペースの現状などを考慮して自由設計ができる
設計自由慶大の、かつ、耐久性の高い安全装置である。

【図面の簡単な説明】

第１図および第３図は本発明の一実施例による高周波加
熱装置の安全装置を示す一部断面側面図、第２図は同装
置のスイッチレバー６の外観斜視図、第４図は同装置の
要部外観斜視図、第５図は従来の高周波加熱装置の安全
装置を示す一部断面側面図、第６図は一般的高周波加熱
装置の制御回路図である。 ■・・・・・・ドア、２・・・・・・バネ、３・・・・
・・ドアキー、４・・・・・・フック、６・・・・・・
レバー（スイッチレバー）、８・・・・・・マイクロス
イッチ、９・・・・・・スイッチのアクチュエータ、Ａ
・・・・・・支持部（支点部）、Ｂ・・・・・・スイッ
チ操作部、Ｃ・・・・・・頭部、Ｄ・・・・・・第１薄
肉部、Ｈ・・・・・・第２薄肉部、Ｆ・・・・・・屈曲
部、Ｇ・・・・・・分岐点、１０・・・・・・小ネジ、
１２．１３・・・・・・マイクロスイッチ、１１・・・
・・・電源トランス、１５・・・・・・スイッチ固定部
、１６・・・・・・フッタスペーサ、１７・・・・・・
回動中心軸、１８・・・・・・Ｌ字状突起。代理人の氏名　弁理士　粟野重孝　ほか１名第１図第３図第＋図／３

Claims

【特許請求の範囲】

（１）加熱室と、前記加熱室の前面開口部を開閉するド
アと、前記ドアキーによって操作されるスイッチレバー
と、前記ドアキーが係合するフック部と、前記スイッチ
レバーによってオン・オフされるスイッチを固定するス
イッチ固定部とを備え、前記スイッチレバーと前記フッ
ク部とを樹脂で一体形成し、かつ前記スイッチレバーは
支点部と前記ドアキーに当接する頭部とのそれぞれ近傍
に薄肉部を形成する構成とした高周波加熱装置。
（２）スイッチレバーの支点部近傍に設けた薄肉部と前
記ドアキーに当接する頭部の近傍に設けた薄肉部との間
に屈曲部を形成する構成とした特許請求の範囲第１項記
載の高周波加熱装置。