JPH01230910A - 燃焼器具用芯の製造方法 - Google Patents

燃焼器具用芯の製造方法

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JPH01230910A
JPH01230910A JP156889A JP156889A JPH01230910A JP H01230910 A JPH01230910 A JP H01230910A JP 156889 A JP156889 A JP 156889A JP 156889 A JP156889 A JP 156889A JP H01230910 A JPH01230910 A JP H01230910A
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Shuichi Hiramatsu
平松 秀一
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SILVER KOGYO KK
Silver Industries Inc
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、石油ストーブ・石油こんろ等に用いる燃焼器
具用芯の製造方法に関するものである。
従来、石油燃焼器具用芯を製するにはm機で織成された
織成組織のものと、経編機等にて編成式に編綴する編成
組織としたもの等が提案されているが、いずれも上部が
ガラス繊維などの耐224焼芯、下部を木綿繊維などの
燃料吸上芯とで構成させていたものである。
従って前者の織成組織で全体を構成することは工程が複
雑多岐にわたり、しかも材料のロスが多くコスト高にな
る上に使用中の燃料吸上率及び蒸発性能が低下する欠点
があり、また芯金棒を編成組織によるときは横糸の数量
が織成組織のものより著しく少ないので円筒形として使
用したとき腰が弱くなるのでステンレス薄板、その他の
補強板を貼着して補強するなどの必要があるほか、全体
を編成組織にすると各縦糸間の透間で形成される筋目が
上下方向に連成されるため緊急消火時に際し、芯金棒を
急降下させるとタンク内の内圧ガスが、この筋目を通っ
て燃焼筒上に噴上げられるため器具上に異常立炎する欠
点があった。
そこで、燃料吸上部芯を織成、編成又は不織布のものと
して、この上部に編成組織の耐熱燃焼部芯を接続したも
のも提案されているが、本発明方法は特に、この接続す
る編成耐熱燃焼部芯の先端部加工についての改良発明に
係るもので、着火、火回りの向上と共にタール付着によ
る種々の障害を排除しようとするにある。
即ち本発明燃焼器具用芯の製造方法は、複数枚の補強用
中芯を適宜巾の空間部を設けて並設させた該補強用中芯
に対して、その表裏面に複数本の耐熱性繊維の糸を一定
の太さになるよう集束させた経糸を単列又は複数列で縦
方向のジグザグ形に反復折返しつつ配列させ、これら表
裏の経糸条列群を前記補強用中芯と共に編綴又は縫着し
、次いで上記補強用中芯間の空間部に位置する表裏経糸
群を長手方向に沿って表裏その位置を上下にずらせるよ
うに裁断分割することにより該裁断縁に夫々段違いの毛
羽状部を二段に設けた耐熱燃焼部芯を形成し、この耐熱
燃焼部芯の夫々を毛羽状部が燃焼部先端となるよう他端
縁部を燃料吸上部芯の上端縁に一体的に接続することを
特徴とするものである。
以下本発明製造方法を図の実施例によって説明すると、
■は芯体で、上部には編成組織により構成した耐熱燃焼
部芯2を、下部には織成組織又は編成組織或いはフェル
ト状に形成した不織布等による燃料吸上部芯3を突き合
せて縫合等の手段にて一体的に接続4し、該接続部の外
面(又は内面)に補強用テープ5を貼着している。
燃料吸上部芯3は、木綿繊維その他の吸油性に富む繊維
で形成されるのに対し、耐熱燃焼部2は第2図に示した
ように耐熱ペーパー等よりなる複数枚の補強用中芯2 
a +  2 a ’を適宜巾の空間部6を隔てて上下
並設させると共に、該補強用中芯2a、2a’に対して
、その表裏面に夫々硝子繊維等の耐熱性繊維の糸を一定
の太さになるよう合撚又は引揃えて複数本集束させた経
糸2b、2b’を縦方向のジグザグ形に反復折返し配列
させて、該経糸2b、2b’の条列群と、その中間に介
在されている補強用中芯2a、2a’の重合部並びに他
の適所を複数の緯糸2c、2c’にて所定の間隔に鎖編
み等の手段にて編綴するか又は縫合した後に、前記空間
部6の表がわの経糸群を長手方向のB線、裏がわの経糸
群をC線の上下各偶った位置で夫々裁断分割し、該裁断
部の各両縁を二段とした段違いの毛羽状部7 al  
7 b、7 C,7dに各分散配列して形成するのであ
り、然して該毛羽状部を燃焼火口となるよう他端縁の接
続縁部2d、2d’を前記した燃焼吸上部3の上端縁に
突合せて縫合などの手段にて接@4するのである。
第7.8図は、上記裁断分割の手段を示すもので、上記
のように表裏経糸2b、2b’の条列群間に補強用中芯
2a、2a’を介在させた状態で緯糸2c、2c’にて
編綴又は縫合せしめ、これを偏平な角筒状ガイド8と、
該ガイド内の中間部に細巾の刃受板9を長手方向に架設
すると共に、この刃受板における左右に各偏った上下面
に夫々周縁の刃部を対接しうるよう上記ガイド上下面の
窓穴10.10’に対応して軸設した回転刃1).1)
′からなる切断具12における角筒状ガイド8内を、第
8図の矢印方向に通過させることで、前記表がね経糸2
bを回転刃1)にて、裏がね経糸2b’を回転刃1)′
により夫々B、 C線に沿った位置で裁断分割すること
で裁断部を段違いとした耐熱燃焼部芯が得られるのであ
る。
なお、前記経糸2b、2b’の配列に際しては種々の手
段が考えられるものであり、第2図示例では2列の経糸
条列を互いに入り交じらせるよう反復折返して配列して
いるのであって、これは図示していないが単列の経糸条
列を折返し配列してもよく、また3列以上の複数列の経
糸条列を任意に入り交じらせつつ反復折返し配列するこ
ともできるものである。これらの配列手段はラッセル編
機と呼ばれる経編機等によって、経糸2b、2b’(編
機で編成されるときは緯糸となり左右に反復折返し配列
される。)を折返し配列させつつ該経糸2b、2b’の
折返し条列間に予め巻取られた補強用中芯2a、2a’
を順次介装させつつ送入し、複数列の緯糸2c、2c’
  (編機で編成されるときは経糸となる。)にて連続
的に編成できるのである。そして次工程にて空間部6に
おいて、表裏各経糸部を夫々上下に偏ったB、C線に沿
った位置で段違いに裁断しながら連続加工することも可
能である。しかる後、一定長さに裁断して燃料吸上部3
に接続4して平芯又は筒状芯等に形成すればよいのであ
る。他実施例として第6図に示すように表裏の経糸条列
を夫々個別に編綴して中間に補強用中芯2a、  2a
’を介在させて複数列に縫合2C#したものを段違いに
裁断することもできる。
本発明の製造方法によるときは、以上のように耐熱燃焼
部芯2の火口となる先端部には、補強用中芯2a、2a
’が介在しないで耐熱繊維が縦方向に分散状に整然と配
列された上下方向に二段として段違いの毛羽状部7a、
7b (7c、7d)が形成されることになるから・、
毛細管現象による燃料の蒸発及び吸上が極めて良好にな
って燃焼特性を向上させると共に、この毛羽状部を単列
しか有しない実開昭56−47325号公報のもの、即
ち、該公報の第4図には耐熱燃焼部となる上部芯を、補
強用中芯の表裏面に耐熱性繊維の糸条をタテ方向に配列
させた後、上記片側の糸条を中芯と共に他方の糸条上縁
より稍突出させるよう中間で裁断分割した燃焼器具用芯
が示されているが、これは中芯上縁より突出して毛羽状
部とされる前記糸条は一段のみとなるのである。然るに
本発明方法によるときは、補強用中芯の上部に突出する
咳中芯表裏の経糸群が上下段違い状に二段として形成さ
れるのであり、従って全体として毛羽状部を構成する芯
先端部が下方よりも薄厚になって初期点火の際に熱容量
が少なくてすみ火回りが迅速に行われ全周燃焼が安定し
ネット赤熱までの時間を短縮させて均一な燃焼が得られ
るから燃焼初期の悪臭、目の刺激、油煙の発生等を防止
できる利点が得られ、しかも芯先端の毛羽状部?a、(
7c)に過剰燃料が滞留することなくスムーズに蒸発し
燃焼させられるから長時間の燃焼にも安定した燃焼が得
られると共に、余分の滞留燃料の加熱分解によるタール
生成の付着も防止でき、−酸化炭素の発生も抑制できる
等の効果が得られるものである。
しかも裁断時に段違いに裁断するのみで形成し得るから
材料のロスや裁断くずの散乱等も防止し得るのみならず
、省資源、省エネルギーとなる等利点もある。
【図面の簡単な説明】
図は本発明製造方法の実施例を示すもので、第1図は耐
熱燃焼部芯の一部切欠斜面図、第2図は同形成過程の一
部切欠平面図、第3図は第2図A線での拡大断面図、第
4図は第2図の縦断面図、第5図は第4図のB、C線で
裁断分離した同縦断面図、第6図は他実施例の一部切欠
平面図、第7図は切断具の平面図、第8図は同断面図で
ある。 1は芯体、2は耐熱燃焼芯、2a、2a’は補強用中芯
、2b、2b’は経糸、2c、2c’は緯糸、3は燃料
吸上芯、4は接続部、6は空間部、7a、7b、7c、
7dは段違い毛羽状部、B。 Cは段違い裁断線。 拵3目 2c   2b 革6凪

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)複数枚の補強用中芯を適宜巾の空間部を設けて並
    設させた該補強用中芯に対して、その表裏面に複数本の
    耐熱性繊維の糸を一定の太さになるよう集束させた経糸
    を単列又は複数列で縦方向のジグザグ形に反復折返しつ
    つ配列させ、これら表裏の経糸条列群を前記補強用中芯
    と共に編綴又は縫着し、 次いで上記補強用中芯間の空間部に位置する表裏経糸群
    を長手方向に沿って表裏その位置を上下にずらせて裁断
    分割することにより該裁断縁に夫々段違いの毛羽状部を
    二段に設けた耐熱燃焼部芯を形成し、この耐熱燃焼部芯
    の夫々を毛羽状部が燃焼部先端となるよう他端縁部を燃
    料吸上部芯の上端縁に一体的に接続することを特徴とす
    る燃焼器具用芯の製造方法。
JP156889A 1989-01-07 1989-01-07 燃焼器具用芯の製造方法 Granted JPH01230910A (ja)

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