JPH0220576Y2 - - Google Patents

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JPH0220576Y2
JPH0220576Y2 JP18506881U JP18506881U JPH0220576Y2 JP H0220576 Y2 JPH0220576 Y2 JP H0220576Y2 JP 18506881 U JP18506881 U JP 18506881U JP 18506881 U JP18506881 U JP 18506881U JP H0220576 Y2 JPH0220576 Y2 JP H0220576Y2
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JP
Japan
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knitted
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weft
warp
core
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JP18506881U
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JPS5888512U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は経編式に編綴する熱焼器具用芯にあつ
て芯の厚みを増して燃料吸上特性を向上させて燃
焼効率を高めるようにした芯に係るものである。
従来、熱焼器具用芯を製するには、織機で織成
され、適宜寸法に裁断された木綿繊維等の燃料吸
上部と、硝子繊維等の耐熱燃焼部とを上下に一体
に接続して、平芯として端縁をかゞり縫いする
か、筒状に突合せて縫着して筒芯に製するか、ま
たは近時ラツセル編みと呼ばれる経編式にて緯糸
を反復して折返し配列して経糸で編綴する編成芯
が提案されているが、前者の場合は工程が複雑多
岐にわたり、しかも材料のロスが多く、また織成
時における経時変化などのムラが生じ易い欠点が
あり、後者の場合は編成された厚さが十分でな
く、しかも各緯糸束間が疎になりやすいから必要
量の燃料の吸上げが得られないと共に転倒時漏油
量が増える欠点があつた。
本考案は、上述の欠点をなくすべくしたもの
で、以下実施例を図面と共に説明する。1は燃料
吸上部で、木綿等の燃料吸上特性の良好な任意太
さになるように複数本集合させた緯糸条列束1
a,1bを千鳥形にずらせながら二層になるよう
夫々ジグザグ状に反復折返しつつ複数の経糸2,
2a、3,3aにて適宜間隔の複数列に緯糸条列
を束ねるよう編綴しつつ適所の片側層の一本の経
糸2を他層の経糸3の二つのループに跨がるよう
に絡ませながら連続編成して緯糸1a,1bを二
層に一体化したものである。
また、二層の緯糸条列群を一体に絡ませる手段
としては種々考えられるが一例として第2図に図
示したように片側層の経糸2のループ2bを他層
の経糸3のループ3b,3cに係止するよう編綴
すれば均ーに一体化されるものである。このほか
種々の絡ませ方が考えられるが、何れの場合も複
数列の緯糸条列群を編綴する時、各層の経糸を互
に適宜絡ませつつ編綴すればよい。なお図示例で
は一例に二本の経糸2,2a、3,3aを用いて
その内、各一本の経糸2a,3aは緯糸条列群1
a,1bを二束宛編綴して集束し、他の経糸2,
3を相互に絡ませつつ編綴しているものである。
上記により得た燃料吸上部1の上部に耐熱燃焼
部4を接続5して平芯(図示せず)とするか第3
図の如く筒芯として用いるものである。図中6は
経糸をなくして緯糸のみで構成される屈伸部、7
は補強テープである。
以上のように、本考案によれば各緯糸条列束1
a,1bは千鳥形にずらせながら編綴されている
から各繊維条列束間の透間を互に閉塞し合い、か
つ繊維相互の交錯の少ない厚手でしかも均一に密
集された緯糸束に編成され、しかも該緯糸束は芯
に形成されたときは上下の燃料吸上げの毛細管方
向に整列されるので高性能の均一な燃料吸上げが
得られて燃焼性能を向上させ得ると共に芯収容時
器具との透間が少なくなるから器具の転倒時の漏
油を極力少なくし且つ、燃焼中タンク内に逆火す
るのを防止することができるものである。
また片側層の一本の経糸を他層の経糸のループ
に跨がるように絡ませつつ編綴したから二層の緯
糸条列束が緊縛されることなく一体化できるので
厚みのムラ・緯糸条列束相互の透間の発生、燃料
吸上げ性能の阻害等の諸欠点も併せて防止するこ
とができるものである。
さらに本考案は経編機等にて自動的に連続生産
することができるから生産性向上にも寄与できる
ものである。
また必要に応じて耐熱燃焼部も、さらに耐熱燃
焼部と燃料吸上部を同時に編成するときにも上述
の手段で製することができるものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本案の一部切欠正面図、第2図は第1
図のAーA′線拡大断面図、第3図は筒状芯の実
施例示図である。 1……燃料吸上部、1a,1b……緯糸条列、
2,2a,3,3a……経糸、2b,3b,3c
……ループ、4……耐熱燃焼部、5……接続部、
6……屈伸部、7……補強テープ。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 任意の糸を複数本づつ集合させた緯糸条列を二
    層になるよう反復折返しつつ配列させながら各層
    の緯糸条列を適宜間隔の複数列に、それぞれの経
    糸で編綴した燃焼器具用芯において、 二層の各緯糸条列束を千鳥形にずらせながら編
    成すると共に、適所の経糸を複数本にて編綴しつ
    つ片側層の一本の経糸のループを他層の経糸の二
    つのループに跨がるように適宜絡ませつつ編綴し
    て二層の芯体を一体化した燃焼器具用芯。
JP18506881U 1981-12-12 1981-12-12 燃焼器具用芯 Granted JPS5888512U (ja)

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JP18506881U JPS5888512U (ja) 1981-12-12 1981-12-12 燃焼器具用芯

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JP18506881U JPS5888512U (ja) 1981-12-12 1981-12-12 燃焼器具用芯

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Publication Number Publication Date
JPS5888512U JPS5888512U (ja) 1983-06-15
JPH0220576Y2 true JPH0220576Y2 (ja) 1990-06-05

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JPS5888512U (ja) 1983-06-15

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