JPH0123073B2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0123073B2 JPH0123073B2 JP16624682A JP16624682A JPH0123073B2 JP H0123073 B2 JPH0123073 B2 JP H0123073B2 JP 16624682 A JP16624682 A JP 16624682A JP 16624682 A JP16624682 A JP 16624682A JP H0123073 B2 JPH0123073 B2 JP H0123073B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- switch lever
- switch
- push buttons
- clock
- positioning
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 230000007935 neutral effect Effects 0.000 claims description 6
- 239000013078 crystal Substances 0.000 claims description 4
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 4
- 238000009434 installation Methods 0.000 description 2
- 230000033228 biological regulation Effects 0.000 description 1
- 230000007423 decrease Effects 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 239000000446 fuel Substances 0.000 description 1
- 230000001105 regulatory effect Effects 0.000 description 1
- 238000004904 shortening Methods 0.000 description 1
Classifications
-
- G—PHYSICS
- G04—HOROLOGY
- G04F—TIME-INTERVAL MEASURING
- G04F8/00—Apparatus for measuring unknown time intervals by electromechanical means
Landscapes
- Physics & Mathematics (AREA)
- General Physics & Mathematics (AREA)
- Measurement Of Predetermined Time Intervals (AREA)
- Measurement Of Unknown Time Intervals (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は囲碁、将棋、チエスなど時間の制限を
設けて行うゲームに用いられる対局時計に関する
ものである。
設けて行うゲームに用いられる対局時計に関する
ものである。
従来より囲碁などに用いられる対局時計は、二
つの時計を具備しており、各対局者の持ち時間を
各時計にセツトし、両対局者は互いにセツト時刻
を確認し、対局開始と同時に後手方の対局者が押
ボタンを押す。これにより先手方の時計が作動開
始し、運針し始める。先手方が一手差し終つてか
ら押ボタンを押す。これにより先手方の時計は停
止し、同時に後手方の時計が作動し運針を開始す
るようになつている。このように一手一手によつ
て対局者が自分の押ボタンを押していくことによ
り、各対局者の持ち時間が減少される。従来の対
局時計における時計の駆動、停止の規制は、テン
プなど高速段において機械的に行われている。
つの時計を具備しており、各対局者の持ち時間を
各時計にセツトし、両対局者は互いにセツト時刻
を確認し、対局開始と同時に後手方の対局者が押
ボタンを押す。これにより先手方の時計が作動開
始し、運針し始める。先手方が一手差し終つてか
ら押ボタンを押す。これにより先手方の時計は停
止し、同時に後手方の時計が作動し運針を開始す
るようになつている。このように一手一手によつ
て対局者が自分の押ボタンを押していくことによ
り、各対局者の持ち時間が減少される。従来の対
局時計における時計の駆動、停止の規制は、テン
プなど高速段において機械的に行われている。
しかし高速段の構造は、低トルクにて作動する
個所であるため、軸は細く機械的強度は弱いもの
である。したがつてこのような構成の高速段にお
いて、たとえばテンプにばねを係合させて時計の
駆動および停止を規制することは、ムーブメント
の寿命を短かくする結果となつていた。さらにテ
ンプにばねを係合させるための構造としてシーソ
ー形の切換板の下面に切換ばねを垂下させていた
が、切換ばねと切換板との取付け精度が悪く、揺
動中心からの寸法精度が出にくい。このため取り
付け時の調整が必要で量産性が悪く、ばねは別部
品のためにコストが高くなり、寸法精度が悪いの
で押し下げた時のクリツク状態が良くないなどの
欠点があつた。
個所であるため、軸は細く機械的強度は弱いもの
である。したがつてこのような構成の高速段にお
いて、たとえばテンプにばねを係合させて時計の
駆動および停止を規制することは、ムーブメント
の寿命を短かくする結果となつていた。さらにテ
ンプにばねを係合させるための構造としてシーソ
ー形の切換板の下面に切換ばねを垂下させていた
が、切換ばねと切換板との取付け精度が悪く、揺
動中心からの寸法精度が出にくい。このため取り
付け時の調整が必要で量産性が悪く、ばねは別部
品のためにコストが高くなり、寸法精度が悪いの
で押し下げた時のクリツク状態が良くないなどの
欠点があつた。
そこで本発明の目的は水晶式発振器によつて運
針される時計の発達に伴い、電気的に対局時計の
駆動および停止を規制して、ムーブメントの寿命
を長くし、電気的に規制する手段として位置決め
カムを一体的に設けたシーソー形のスイツチレバ
ーを用いることにより、寸法精度が良く、取り付
け時の調整が不要で、コストの低減を図れる対局
時計を提供することにある。
針される時計の発達に伴い、電気的に対局時計の
駆動および停止を規制して、ムーブメントの寿命
を長くし、電気的に規制する手段として位置決め
カムを一体的に設けたシーソー形のスイツチレバ
ーを用いることにより、寸法精度が良く、取り付
け時の調整が不要で、コストの低減を図れる対局
時計を提供することにある。
図面に基づいて本発明の実施例について説明す
る。第1図において枠体1には、両対局者のため
の二つの時計2,2aが併設してあり、各時計の
上部に一対の押ボタン3,3aが配設してある。
第2図示のように各時計の背面には二つの水晶式
ムーブメント4,4aが設置されており、各ムー
ブメントはその一方にセツトされた電池5よりマ
イクロスイツチ7,7aを介して駆動電流が供給
されている。ムーブメント4,4aには針回しつ
まみ6,6aが設けてある。各マイクロスイツチ
7,7aの接片8,8aには、シーソー形のスイ
ツチレバー9の両端下面の押圧突起91,91a
が接離可能となつている。スイツチレバー9が水
平状態のときはニユートラル位置であつて、押圧
突起91,91aは両接片8,8aをともに押し
下げておらず、マイクロスイツチ7,7aはとも
にオフである。第2図示のようにスイツチレバー
9が右肩下りの状態のときは、接片8aが押し下
げられており、接片8は押し下げられていないの
で、マイクロスイツチ7aはオン、マイクロスイ
ツチ7はオフであり、第4図示のようにムーブメ
ント4aには電流が供給され作動状態であり、ム
ーブメント4には電流が供給されず作動停止状態
である。スイツチレバー9は軸10によつて揺動
可能に軸支されており、このスイツチレバーは、
枠体1にカラー11,11aを介して突設してあ
る上記した一対の押ボタン3,3aの一方を押し
下げることによつて揺動する。
る。第1図において枠体1には、両対局者のため
の二つの時計2,2aが併設してあり、各時計の
上部に一対の押ボタン3,3aが配設してある。
第2図示のように各時計の背面には二つの水晶式
ムーブメント4,4aが設置されており、各ムー
ブメントはその一方にセツトされた電池5よりマ
イクロスイツチ7,7aを介して駆動電流が供給
されている。ムーブメント4,4aには針回しつ
まみ6,6aが設けてある。各マイクロスイツチ
7,7aの接片8,8aには、シーソー形のスイ
ツチレバー9の両端下面の押圧突起91,91a
が接離可能となつている。スイツチレバー9が水
平状態のときはニユートラル位置であつて、押圧
突起91,91aは両接片8,8aをともに押し
下げておらず、マイクロスイツチ7,7aはとも
にオフである。第2図示のようにスイツチレバー
9が右肩下りの状態のときは、接片8aが押し下
げられており、接片8は押し下げられていないの
で、マイクロスイツチ7aはオン、マイクロスイ
ツチ7はオフであり、第4図示のようにムーブメ
ント4aには電流が供給され作動状態であり、ム
ーブメント4には電流が供給されず作動停止状態
である。スイツチレバー9は軸10によつて揺動
可能に軸支されており、このスイツチレバーは、
枠体1にカラー11,11aを介して突設してあ
る上記した一対の押ボタン3,3aの一方を押し
下げることによつて揺動する。
第3図に拡大して示すように、スイツチレバー
9の両端には一体的に形成してある位置決めカム
12,12aが突出しており、他方枠体1に形成
してある挾持体13,13aには位置決め用ばね
14,14aが位置決めカム12,12aに弾接
するように取り付けてある。位置決めカム12,
12aは3段のカム面を有するもので、中央部の
カム面15aはニユートラル位置、上部のカム面
15bは下降位置、下部のカム面15cは上昇位
置に位置決めするものである。位置決め用ばね1
4,14aは上記三つのカム面に選択的に弾接す
ることによつて、レバーの押圧突起91,91a
によるスイツチ7,7aの接片8,8aを押下バ
ーを水平に保ち両接片8,8aをともに解放した
ニユートラル状態をも保持するようなクリツク機
構を構成している。
9の両端には一体的に形成してある位置決めカム
12,12aが突出しており、他方枠体1に形成
してある挾持体13,13aには位置決め用ばね
14,14aが位置決めカム12,12aに弾接
するように取り付けてある。位置決めカム12,
12aは3段のカム面を有するもので、中央部の
カム面15aはニユートラル位置、上部のカム面
15bは下降位置、下部のカム面15cは上昇位
置に位置決めするものである。位置決め用ばね1
4,14aは上記三つのカム面に選択的に弾接す
ることによつて、レバーの押圧突起91,91a
によるスイツチ7,7aの接片8,8aを押下バ
ーを水平に保ち両接片8,8aをともに解放した
ニユートラル状態をも保持するようなクリツク機
構を構成している。
つぎに本発明の使用法について説明すると、ま
ず両押ボタン3,3aの少なくとも一方を軽く押
し下げて位置決め用ばね14,14aがともにカ
ム面15aに弾接して位置決めするニユートラル
位置にすると、スイツチレバー9は水平に位置
し、その両端91,92aは接片8,8aをとも
に押し下げておらず解放状態であり、このときは
第4図示の両マイクロスイツチ7,7aがオフの
状態であり、ムーブメント4,4aは作動しな
い。そこで針回しつまみ6,6aによつて対局の
持ち時間をセツトする。たとえば将棋の対局で2
時間の持ち時間の場合があるが、この時は10時に
指針を合わせて、2時間経過した時が丁度12時に
なるようにする。そこで対局開始の合図と同時に
後手方の対局者が押ボタン3を押し下げると、第
2図示の状態となり、位置決め用ばね14は下部
のカム面15cに、位置決め用ばね14aは上部
のカム面15bに弾接して位置決めし、これによ
り接片8は解放され、接片8aは押し下げられ、
マイクロスイツチ7はオフ・マイクロスイツチ7
aはオンとなり、このために第4図示のようにム
ーブメント4は作動せず、先手方のムーブメント
4aが作動し運針を開始する。先手方が一手差し
終つてから押ボタン3aを押し下げると、こんど
はマイクロスイツチ7aがオフ・マイクロスイツ
チ7がオンとなり、このためにムーブメント4a
は作動を停止し、後手方のムーブメント4が作動
し運針を開始する。その後は対局者が一手差すご
とに交互に押ボタン3,3aを押して、相手方の
ムーブメントを作動させ、持ち時間が減少してゆ
き、これを各時計2,2aに表示させるものであ
る。
ず両押ボタン3,3aの少なくとも一方を軽く押
し下げて位置決め用ばね14,14aがともにカ
ム面15aに弾接して位置決めするニユートラル
位置にすると、スイツチレバー9は水平に位置
し、その両端91,92aは接片8,8aをとも
に押し下げておらず解放状態であり、このときは
第4図示の両マイクロスイツチ7,7aがオフの
状態であり、ムーブメント4,4aは作動しな
い。そこで針回しつまみ6,6aによつて対局の
持ち時間をセツトする。たとえば将棋の対局で2
時間の持ち時間の場合があるが、この時は10時に
指針を合わせて、2時間経過した時が丁度12時に
なるようにする。そこで対局開始の合図と同時に
後手方の対局者が押ボタン3を押し下げると、第
2図示の状態となり、位置決め用ばね14は下部
のカム面15cに、位置決め用ばね14aは上部
のカム面15bに弾接して位置決めし、これによ
り接片8は解放され、接片8aは押し下げられ、
マイクロスイツチ7はオフ・マイクロスイツチ7
aはオンとなり、このために第4図示のようにム
ーブメント4は作動せず、先手方のムーブメント
4aが作動し運針を開始する。先手方が一手差し
終つてから押ボタン3aを押し下げると、こんど
はマイクロスイツチ7aがオフ・マイクロスイツ
チ7がオンとなり、このためにムーブメント4a
は作動を停止し、後手方のムーブメント4が作動
し運針を開始する。その後は対局者が一手差すご
とに交互に押ボタン3,3aを押して、相手方の
ムーブメントを作動させ、持ち時間が減少してゆ
き、これを各時計2,2aに表示させるものであ
る。
前記の実施例ではマイクロスイツチ7,7aを
2個、電池5を1個使用した場合であるが、他の
実施例として第5図示のように1個の切換スイツ
チ16と2個の電池17,17aによつても、二
つのムーブメント4,4aを交互に駆動したり停
止したりすることができ、また両ムーブメントを
同時に停止させるニユートラル状態とすることも
できる。
2個、電池5を1個使用した場合であるが、他の
実施例として第5図示のように1個の切換スイツ
チ16と2個の電池17,17aによつても、二
つのムーブメント4,4aを交互に駆動したり停
止したりすることができ、また両ムーブメントを
同時に停止させるニユートラル状態とすることも
できる。
以上の構成を有する本発明は対局時計としての
寿命が長くなつて時計としての信頼性を高めるこ
とができ、寸法精度良く製造できるので組立て時
の調整が不要となり、使用時にクリツク状態が良
好で安定して使用でき、コストを下げることがで
きるなどの優れた効果がある。
寿命が長くなつて時計としての信頼性を高めるこ
とができ、寸法精度良く製造できるので組立て時
の調整が不要となり、使用時にクリツク状態が良
好で安定して使用でき、コストを下げることがで
きるなどの優れた効果がある。
図面は本発明の実施例を示すもので、第1図は
正面図、第2図は一部切欠背面図、第3図は要部
の一部切欠拡大背面図、第4図は結線図、第5図
は他の実施例を示す結線図である。 1……枠体、3,3a……押ボタン、4,4a
……水晶式ムーブメント、7,7a……マイクロ
スイツチ、9……スイツチレバー、12,12a
……位置決めカム、14,14a……位置決め用
ばね、15a,15b,15c……カム面。
正面図、第2図は一部切欠背面図、第3図は要部
の一部切欠拡大背面図、第4図は結線図、第5図
は他の実施例を示す結線図である。 1……枠体、3,3a……押ボタン、4,4a
……水晶式ムーブメント、7,7a……マイクロ
スイツチ、9……スイツチレバー、12,12a
……位置決めカム、14,14a……位置決め用
ばね、15a,15b,15c……カム面。
Claims (1)
- 1 枠体上面部に配設されかつ対局者によつて交
互に押下させられる一対の押ボタンと、上記両押
ボタンの下方位置で上記枠体内に揺動自在に支持
されかつ上記両押ボタンの一方が押下されたとき
その他方を押上げるシーソー形のスイツチレバー
と、上記スイツチレバーの両端に一体的に形成さ
れスイツチレバーを中立位置、上昇位置および下
降位置に位置決め可能の位置決めカムと、上記位
置決めカムに弾接する位置決め用ばねと、上記ス
イツチレバーによつて開閉を制御されるスイツチ
と、上記スイツチを介して交互に駆動および停止
させられる二つの水晶式ムーブメントと、を具備
した対局時計。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP16624682A JPS5956188A (ja) | 1982-09-24 | 1982-09-24 | 対局時計 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP16624682A JPS5956188A (ja) | 1982-09-24 | 1982-09-24 | 対局時計 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5956188A JPS5956188A (ja) | 1984-03-31 |
JPH0123073B2 true JPH0123073B2 (ja) | 1989-04-28 |
Family
ID=15827820
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP16624682A Granted JPS5956188A (ja) | 1982-09-24 | 1982-09-24 | 対局時計 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5956188A (ja) |
-
1982
- 1982-09-24 JP JP16624682A patent/JPS5956188A/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5956188A (ja) | 1984-03-31 |
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