JPH01230598A - 8―グリシン,16―x,デエス―19―ロイシン―カルシトニン - Google Patents

8―グリシン,16―x,デエス―19―ロイシン―カルシトニン

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JPH01230598A
JPH01230598A JP63316604A JP31660488A JPH01230598A JP H01230598 A JPH01230598 A JP H01230598A JP 63316604 A JP63316604 A JP 63316604A JP 31660488 A JP31660488 A JP 31660488A JP H01230598 A JPH01230598 A JP H01230598A
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JP
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cycle
calcitonin
acid
resin
boc
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JP63316604A
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Ronald Cyril Orlowski
ロナルド シリル オーロースキイ
Jay Kenneth Seyler
ジヤイ ケネス セイラー
Gary Franklin Burt
ゲリー フランクリン バート
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Original Assignee
Rorer International Overseas Inc
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Publication date
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    • C07ORGANIC CHEMISTRY
    • C07KPEPTIDES
    • C07K14/00Peptides having more than 20 amino acids; Gastrins; Somatostatins; Melanotropins; Derivatives thereof
    • C07K14/435Peptides having more than 20 amino acids; Gastrins; Somatostatins; Melanotropins; Derivatives thereof from animals; from humans
    • C07K14/575Hormones
    • C07K14/585Calcitonins
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61PSPECIFIC THERAPEUTIC ACTIVITY OF CHEMICAL COMPOUNDS OR MEDICINAL PREPARATIONS
    • A61P5/00Drugs for disorders of the endocrine system
    • A61P5/10Drugs for disorders of the endocrine system of the posterior pituitary hormones, e.g. oxytocin, ADH
    • A61P5/12Drugs for disorders of the endocrine system of the posterior pituitary hormones, e.g. oxytocin, ADH for decreasing, blocking or antagonising the activity of the posterior pituitary hormones
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61KPREPARATIONS FOR MEDICAL, DENTAL OR TOILETRY PURPOSES
    • A61K38/00Medicinal preparations containing peptides

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は生物学的活性をもつカルシトニンおよび生物学
に活性なカルシトニンに転化しうるペプチドに関し、ま
たこのようなカルシトニン類似体を製造する方法に関す
る。
〔従来の技術〕
周知の天然カルシトニン・ペプチドのすべては32個の
アミノ酸から成るアミノ酸系列奢含む。天然のカルシト
ニンはサーモン、うなぎ、牛、豚、羊、ラットおよびヒ
トに含まれるカルシトニンを包含する。たとえはサーモ
ン(さけ)のカルシトニンは次の構造式をもつ。
1f−C’ya−5ay−Aan−Lms−5ay−T
he−Cya−Val−Lgs123456.789 −Gly−Lye−Lms−5ay−GE %−GLs
−Law−ノハーーLyx−Las−Gln−Thr−
Tyr−Pro−Arg−The−Ass−Thr−G
ly−5ar−GLy−Thr−Pro−Nu。
米国特許/163,926,938.4,062,81
5.3,929゜758.4,033.940.4,3
36,187.4,401,593.4.528,13
2には上dピのサーモン・カルシトニンを包含するカル
シトニン類の改良合成法が記載されている。
〔発明が解決しようとする課題とそのための手段〕我々
は周知のカルシトニン類と同じ生物学的活性を4つ31
個のアミノ酸系列の上記天然カルシトニン・ペプチドの
類縁体を発見した。この類縁体の構造上の主要な相違点
は、我々の新規なペプチドにおいて、(1) N−アル
ファ・アミン基はそのまま残すか、アシル化するか又は
除去することができ、(2)位置19のロイシンは省略
され、(3)バリン−8はグリシンによってfimされ
、そして(4)位置16はL−アラニン、L−バリン、
L−メチオニン、またはL−フェニルアラニンの基のう
ちの1つで直換されていることである。これらの新規な
ペプチドはペプチド類の合成変性体のIUPAC’−I
UP”66名法しBiocham、 /、。
(1984)219.345,377)を使用して〔N
−アルファ・アシル(またはデス−1〜7ミノ)、8−
グリシン、(16−アミンIllり、デスー19−ロイ
シン〕カルシトニンと呼ばれる。
本発明のカルシトニン・ペプチドは次の構造体のうちの
1つである。
−Gl y−Ly m−La5−5 e r−Gl n
−GL s−Y −Hi a −Ly a −Ginl
o  11 12 13 14 1516 17 18
 19イhrイyr−Pro−Arg−Thr−Ass
イhr−Gly−5ar−Gl y−Thr−pro−
!VH。
〔ただしXはB11〜アミノ基のN−アルファ・アシル
訪導体を表わすか、あるいはx−t’yaはデス−1〜
アミノ誘導体である。〕 該アシル基はC0〜1゜含有カルボン酸であり、好まし
くはC1〜1o含有アレアノン酸である。好ましいアシ
ル基として、ギ酸、酢酸、プロピオン酸、酪酸、バレリ
ン酸、ヘキサン酸、ヘプタン酸、オクタン酸およびノナ
ン酸またはそれらの異性体たとえばイソ酪酸、インペン
タン酸なト;乳酸;およびマロン酸、コハク酸、グルタ
ール酸、もしくはアジピン酸の半アミドがあげられる。
YはL−バリン、L−メチオニン、L−アラニン、また
はL−フェニルアラニンである。
特に好ましく・新規ペプチドは〔8−グリシン、16−
アラニン、デス−19−ロイシン〕カルシトニンでアル
本発明のカルシトニン・ペプチドはアミド生成条件下に
アミノ酸または適当なデス−アミノ酸を正しい順序で加
えて式〔N−アルファ−X、8−グリシン、(16−y
)。
デス−19−ロイシン〕カルシトニンの変性カルシトニ
ンを生成させ〔ただしXはB1またはカルシトニンの1
位のシスティンのN−アシルアミノ(該アシルは1〜1
0個の炭素原子をもつカルボン酸;L−乳酸;またはマ
ロン酸、コハク酸、グルタール酸もしくはアジピン酸の
半アミドである)であるか、またはX−C,、はデス−
1〜アミノであり;Y昏工L−バリン、L−メチオニン
、L−アラニンまたはL−フェニルアラニンである〕、
そして任XKに保護基を除去することから成る方法によ
って製造される。
周知のサーモン・カルシトニンと四種の活性をもつ新規
な〔8−グリシン、16−アラニン、デス−19−ロイ
シン〕サーモン・カルシトニンの式は次のとおり書(こ
とができる。
−Gly−Lya−Lms−5at−G1%−GLu−
Ala−バーLya−Gln−Thr−Tyr−Pro
−Arg−Thr−As%−Thr−Gly−5et1
9 20 21 22 23 24 25 26 27
 2B−Gly−The−Pro−Nli。
〔8,−グリシン、16−アラニン、デス−19−ロイ
シン〕5なざカルシトニンは次のとおり書くことができ
る。
−Gly−Lye−Les−8at−Gin−Gjs−
Ala−Him−Lye −Gls−The−Tyr−
Pro−Arg−Thr−Attp−Vat−Gly−
Ala−Gl y−Thr−Pro −Nll1[8−
1’lJシン、16−アラニン、デス−19−ロイシン
フチキン・カルシトニンは次のとおり書くことができる
−Gly−Lye−Lms−3ar−Gin−Gls−
Ala−Him−Lym −Gls−Tkr−Tyr−
Pro−Arg−The−As p−Va l −Gl
 y−Ala−Gl y−Thr−Pro −NH2上
記の式かられかるように、この式には31個のアミノ酸
が宮1れ、これらのアミノ酸の位置は前述の命名法によ
り鎖の一端にあるC゛ν1の位置lで始まり鎖の他端の
Pr。
の位[31で終るように番号が付けられている。記述を
簡明にするために、この番号付けY合成サイクルの記述
の際に使用する。アミノ酸の組立はスレオニンのカップ
リングを含むサイクル31で始まる。
一般に、我々は合成の固相方法論を使用し、ベンズヒド
リルアミン樹脂(BHA樹脂)と呼ばれる樹脂を使用し
て出発する。この種の樹脂は周知であり、その製造はP
iattaらCPiatta+ P、S、 and k
larahall 、 G、R,、Chum。
C’amms%、、650(1970))、およびオル
ロウスキーら(−J、 Urg、 Chum、 、 4
1.3701(1976))。によって記述されている
。又差、fi!I曾ポリスチレンBIiA樹脂は化学薬
品店から入手しうる。我々はこのBHA樹脂を表現する
ために次の表示を使用する。
〔式中の■はこの樹脂のポリスチレン部分である。〕〔
樹脂ペプチド合成〕 この合成にお−・て、アミノ酸類は全ペプチド系列が樹
脂上に形成されるまで不溶性樹脂に1度に1個づつ加え
る。
アミノ酸の官能基はブロッキング基によって保護する。
アミノ酸のα−アミン基は第3級ブチロキシカーボニル
基またはその均等物によって保護する。このα−第3級
ブチロキシカーボニルm’(BOCと呼ぶ。セリンおよ
びスレオニンのヒドロキシ官能基はベンジル基またはベ
ンジル64体基(たとえば4−メトキシベンジル、4−
メチルベンジル、3.4−ジメチルベンジル、4−クロ
ロベンジル、 2.6−ジクロロベンジル、4−ニトロ
ベンジル、ベンズヒドリルまたはそれらの均等物)によ
って保護する。このベンジル基またはベンジル誘導体基
を表わすためKBgなるRを用いる。
チロシンのヒドロキシル官能基は非保護であってもよく
、あるいは上述のBs基のようなベンジル基またはベン
ジル諺導体基で保護して本よ(、あるいはベンジロキシ
カーボニルまたはベンジロキシカーボニル誘導体(たと
えば2−クロロベンジロキシカーボニルまたは2−ブロ
モベンジロキシカーボニル、あるいはそれらの均等物)
で保護してもよい。非保護基、Bs基、ベンジロキシカ
ーボニル基、またはベンジロキシカーボニル訪導体基の
いづれか’に&すためにWなる語を用いる。
システィンのチオール官能基は上記のベンジル基または
ベンジルd導体保膿基Baによって又は露−アルキルチ
オ基(たとえばメチルチオ、エテルチオ、S−プロピル
チオ、爲−ブチルチオまたはそれらの均等物)によって
保護することができる。我々はn−アルキルチオ基また
はBgを表わすために文字Rv’l使用し、R,がn−
アルキルチオであるときのBgf表わすために及びR,
がBgであるときの5−アルキルチオを表わすために文
字R,ff:使用する。
アルギニンのグアニジン官能基はニトロ基、トシル基ま
たはそれらの均等物によって保護することができる。我
々はニトロ基またはトシル基のいづれかを表わすために
文字Tを使用する。リジンのイプシロン−アミノ官能基
はベンジロキシカーボニル基またはベンジロキシカーボ
ニル誘導体基(タトえば210ロベンジロキシカーボニ
ル、3.4−ジメチルベンジロキシカーボニルまたはそ
れらの均等物)によって保護することができる。我々は
ベンジロキシカーボニル基またはベンジロキシカーボニ
ル誘導体基を表わすために文字Vf使用する。ヒスチジ
ンのイミダゾール窒素に使用する保護基はヒスチジンに
ついて上述したようなベンジロキシカーボール基および
ベンジロキシカーボニル誘導体基であり、mJ様にrと
呼ぶ。グルタミン酸のガンマ−カルボン酸基はセリンお
よびスレオニンのヒドロキシ官能基の保護について前述
したようなベンジルまたはベンジル基またはベンジル誘
導体基によって保護され、これらの保護基は文字Bsに
よって表わされる。
サーモン・カルシトニン(例示のためにのみ使用)の合
成の31サイクルのそれぞれに使用するための好ましい
アミノ酸反応試剤を次の表1に示す。
表  I 31      HOC’−L−プロリン30    
 BOC−0−ベンジル−L−スレオニン29    
 HUC−グリシン 28     BOC−U−ベンジル−L−セリン27
     HOC−グリシン 26     BOC−0−ベンジル−L−スレオニン
24     BUC−0−ベンジル−L−スレオニン
ギニン 22      BOC−L−プoリーフ21    
 BOC’−0−ブロモベンジロキシカーボニル−L−
チロシン 20     BOC−0−ヘンシル−L −、x、v
7P二y17     HOC−N(im)−C’BZ
−L−ヒスチジン 16     BU(、’−L−7−yニン13   
  BOC−0−ベンジル−L−*リン12     
HOC−L−ロイシン ベンジロキシカーボニル−j−リジン 10     BOC−グリシン 9     BOC−L−ロイシン 8     BOC−グリシン ルテオーに一システィン 6     BOC−υ−ベンジルーL−スレオニン5
     Bt)t”−0−ベンジル−L−セリン4 
    BOC’−L−ロイシン 2     BOC−0−ベンジル−L−+tリンーB
O(、’−L−システイン サイクル 31 樹脂ペプチド合成のすべての工程に使用する反応槽は頂
部に物質添加用の入口を備え、底部に可溶性反応混合物
と洗浄浴ts、を一過によって除去するためのガラス内
板を偏えたガラス槽でありうる。濾過は真空または窒素
圧の使用によって行なうことができる。反応槽内容物は
槽全体をhsすることによつ【又は機械的攪拌によって
かきまぜることができる。
サイクル31において、BBA樹脂を反応槽に入れ、溶
媒(たとえばメチレンクロライド、クロロホルム、ジメ
チルホルムアミド、ベンゼン、′またはそれらの均等物
)中に樹脂?当り溶媒3〜12dの割合で懸濁させる。
これにBOC−L−プロリンを使用するB11A欄脂の
遊離アミン当蓋当り約1〜6当量の童で加える。5〜1
0分間混合した後、カップリング剤たとえはジシクロへ
キシルカルボジイミド(DCC)を加える。他のジイミ
ド・カップリング剤を使用することもできる。ジイミド
・カップリング剤は使用するBOC−L−プロリン当蓋
当90.5〜2.0等量で使用することができる。
BE)C−L−プロリンは七の活性エステル誘導体、そ
のアジド誘導体、その対称無水物誘導体、または適当に
えらはれた混合無水物誘導体馨使用する場合にはカップ
リング剤の不存在下で結合させることができる。使用し
うる活性エステルu導体は2−ニトロフェニル−エステ
ル、14−二トロフェニルーエステル、ペンタフルオロ
フェニル・エステル、N−ヒドロキシサクシニミド・エ
ステルまたはその均等物である。活性エステルはB11
A樹脂の遊離アミン当量当り1〜lO当量の蓋で使用さ
れる。
BHA樹脂、溶媒、BOC−L−+)ジン、およびカッ
プリング剤またはBOC−L−プロリン活性エステルか
ら成る反応混合物を、試験試料についてのニンヒドリン
試験(E、I(aia*r* gg al、、 Ana
l、 Hゼロeham、 + 34.595−8(19
70))によって示されるように反応が完了するまで、
機械的に攪拌もしくは振盪する。カップリング反応の完
了後、BOC−L−プロリン樹脂を溶媒(たとえばメチ
レンクロライド、クロロホルム、メチルアルコール、ベ
ンゼン、ジメチルホルムアミド、または酢酸)で洗浄す
ることができる。洗浄溶媒は最初に使用したBIIA樹
脂2当り5〜2〇−溶媒が好適である。完了前にカップ
リング反応を終結させることを望むならば、洗浄法を使
用することができ、セしてBOC−L−プロリン樹脂上
の残存遊離アミノ基は過剰のアセチh化剤を用いるアセ
チル化によって更に反応が進むのを阻止することができ
る。このアセチル化法はBOC−L−プロリン樹脂をア
セチル化剤溶液と共に0.5〜12時間かきまぜること
によって行な5ことができる。メチレンクロライド浴液
中のN−アセチルイミダゾール、またはクロロホルム中
の無水酢酸とトリエチルアミンとの混合物、のようなア
セチル化剤を使用することができる。アセチル化剤は出
発HMA樹脂の遊離アミン当蓋当90.5〜5.0当量
の量で使用することができる。
But’−L−プロリン樹脂を製造するためのカップリ
ング反応は次の反応式によって表わすことができる。
上記のようvCシて製造したBOt”−L−プロリン樹
脂は上述のような溶媒で洗浄し、そしてこれ′ft浴媒
溶媒とえばメチレンクロライド、クロロホルム、ベンゼ
ンまたはその均等物)中のトリフルオロ酢酸(TFA)
の混合物のような試剤と共にかきまぜることによって保
護基を除去することができる。溶媒中のTFAの債は始
めに使用したBHA樹脂2当り3〜20−の範囲で変え
ることができる。反応時間は約10分〜4時間の範囲で
ありうる。保護基除去工程は濾過してT FA ff4
t/X’l除去することによって終了する。
残存TFAはBHA衝脂V当り3〜20−の5〜30%
トリエチルアミンf@i(メチレンクロライド、クロロ
ホルム、ベンゼン、またはそれらの均等物のような溶媒
中)で洗浄することによってL−プロリン樹脂から除去
することができる。トリエチルアミンの代りに他の第3
級または第2級有機アミン(たとえばトリメチルアミン
、N−エチルピペリジン、ジイソプロピルアミン、また
はそれらの均等物)を使用することもできる。L−プロ
リン樹脂の遊離アミン量は1)orman滴足法によっ
て測定することができる2319−21)。上記の保護
基除去反応は次の反応式によって表わすことができる。
サイクル 30 サイクル31の結果とし【見られたプロリル−Bli 
A樹脂はカップリング溶媒に懸濁させ、HO(、’−0
−Bz −L−スレオニンを加え、そして混合物を四様
に千両させることができる。カップリング剤DCCを加
え、イサチン試験によって示される反応の完了後に(E
、Ka4smrr at at・・反応混合物を濾過に
よってBOC−0−Bm−スレオニルプロリルH11A
樹脂から除去することができる。ペプチド樹脂を溶媒で
洗浄する。反応試剤の菫、溶媒の量、および反応時間は
サイクル31において述べたのと同じであってよい。B
OC基はサイクル31において述べた保護基除去法によ
ってペプチド樹脂から除去することができる。生成する
0−Hz−スレオニルプロリル−Hl1A樹脂は次いで
サイクル29に供せられる。サイクル30の反応は次の
反応式によって宍わすことができる。
fk fh 便亘上、この生成樹脂ペプチドを略号を使用して次のよ
うに記述する。
サイクル 29 サイクル29において、カップリング反応も保諌基除去
反応もサイクル30と同様に行なわれるが、Boc−o
−Bg−L−スレオニンの代りにBOC−グリシンが使
用される。カップリングおよび保訛基除去の反応は次の
ように表わされる。
サイクル 28 サイクル28において、カップリングと保護基除去の反
応はサイクル30と同様に行なわれるが、アミン#1誌
導体としてBOC−0−Bs−L−セリンが使用される
。これは次のように懺わされる。
サイクル 27 サイクル27において、カップリングと保護基除去の反
応はサイクル30と内Jiに行なわれるが、アミノ酸試
剤としてBOC−グリシンが使用される。これらのカッ
プリングと保護基除去の反応は次のように表わされる。
このサイクルにおいて、四じアミノ酸試剤を使用してサ
イクル30と同様にカップリングおよび保護基除去の反
応が行なわれ、次の化合物がえられる。
サイクル 25 サイクル25において、カップリング反応はBOC−L
−アスパラキンの粘性エステル誘導体を使用して行なう
DDCカップリング剤の代りにBOC−L−アスパラギ
ンまたはHOC−L−グルタミンを用いる活性エステル
法を使用スる。BOC−L−アスパラギンのI′6性エ
ステルを使用する反応はBli A樹脂の遊離アミン当
賃当92〜lO当゛量の1で、始めに使用したBHA衛
脂V当り2〜20−の量の溶媒(ジメチルホルムアミド
;ジメチルホルムアミドとベンゼン、メチレンクロライ
ド、クロロホルムまたはそれらの均等物との8モ合物)
中で竹なうことができる。
反応時間は1〜72時間のl1iI[!曲にある。反応
混合物はニンヒドリン試験によって示される反応完了後
に濾過によりてEOCペプチド樹脂から除去することが
できる。使用する活性エステルu4体は2−ニトロフェ
ニルエステル、4−ニトロフェニルエステル、ペンタフ
ルオロフェニルエステル、またはそれらの均等物であり
うる。我々は誘導体の活性エステル部分を示すためにA
Eを使用する。カップリング反応は次のように記述する
ことができる。
BOC基を除去するための保護基除去反応はサイクル3
1のようにして行なう。
サイクル24〜26のそれぞれにおいて、カップリング
反応および保護基除去反応はBO(、’−0−Bz−L
−スレオニン(サイクル24)、B Ot’−オメガ−
T−L−フルギニン(サイクル23)、BOC’−L−
プロリン(サイクル22)、BOC#−L−チロシン(
サイクル21)およびBOC−0−Bs−L−スレオニ
ン(サイクル20)を使用して、サイクル30に述べた
ような方法と反応試剤割合を用いて行なうことができる
。サイクル20の完了から見られる化合物は次のように
表わされる。
サイクル20において、カップリング反応および&a基
除去反応はBOC−0−Bs−L−スレオニンをアミ/
fM導体として使用し、サイクル25に危べた方法と反
応試剤割合を使用して行なうことができ、次の化合物か
えられる。
サイクル 19 サイクル19において、BOC”−L−グルタミン活性
エステルをアミノ酸誘導体として使用し、サイクル25
に述べたようにして反応を行なう。サイクル19がらえ
られる化合物は次のとおりである。
サイクル 18 サイクル18におい1、BO(、’−イプシロンーV−
L−リジンをアミノ酸誘導体として使用することができ
る。また、サイクル18の方法はサイクル30で述べた
ようにして行なうことができる。次の化合物がえられる
サイクル17〜15はBut’−N(イ鴨)−V−L−
ヒスチジン(サイクル17 )、HOC−L−アラニン
(サイクル16)およびBOC−L−グルタミンfll
Hgエステル(BSはセリンおよびスレオニンについて
表わされるのと同じ基を表わす)(サイクル15)を使
用して、サイクル30で述べたようにして行なうことが
できる。サイクル15から次の化合物がえられる。
サイクル 14〜8 サイクル14はBOC−L−グルタミン酸をアミノ酸誘
導体として使用し、サイクル19と同様にして行なうこ
とができる。サイクル13〜8はBOC−0−Ha−L
−セリン(サイクル13 )、BOC−L−ロイシン(
サイクル12)、BOC−イプシロン−V−L−リジン
(サイクル11)、BOC−グリシン(サイクルlo)
、BOC”−L−ロイシン(サイクル9)、およびBO
C−L−バリン(サイクル8)を使用し、サイクル3o
で述べたようにして行なうことができる。次の化合物が
えられる。
サイクル 7 サイクル7はBOC−5−エチルチオ−L−システィン
またはその均等物をアミノ0誘導体として使用する以外
はサイクル30で述べたようにして行なうことができる
。サイクル7から見られる化合物は次式によって表わさ
れる。
CRtはアルキルチオまたはBs基である。〕サイクル
6〜12はB OC−0−Hs−スレオニン(サイクル
6)、BUC−U−B廖−L−セリン(サイクル5と2
)、およびBOC−L−ロイシン(サイクル4)をアミ
ノ酸誘導体として使用し、サイクル30のようにして行
なうことができる。サイクル3はEOC−L−アスパラ
ギン活性エステルを使用してサイクル25と同様に行な
うことができる。サイクル2からえられる化合物は次の
とおりである。
pg      Ex  Bz  R1S#r−Ass
−Las−8ar−Thr−Cya−Gly−1#%−
Gly −サイクル l このサイクルはB OC−El −R,−L−システィ
ン誘導体を使用してサイクル7と同様に行なわれる。こ
のシスティンのためKえらばれるR、基はサイクル7で
使用したものと同じであってもよく、あるいは異なって
いてもよい。たとえば、サイクル7についてえらばれた
誘導体がEOC−’1〜エチルチオーL−システィンで
あるならば、サイクル1の誘導体はBOC−5−4−メ
トキシベンジル−L−システィンであってもよく、ある
いはBOC−5−4−メトキシベンジルがサイクル7に
えらばれたならば、この誘導体またはBOC−5−エチ
ルチオ−L−システィンをサイクル1に使用してもよい
。サイクルlから見られる化合物は次式によって表わさ
れる。
(Rtは5−5−アルキル、Cy aまたはBgであり
;R2は5−s−アルキルまたはBsであるが、R2が
BgであるときR3は5−s−アルキルまたはCysで
あり;R1が5−n−アルキルであるとき)(、はBg
である。〕サイクル1は樹脂ペプチドの完成を表わす。
この樹脂ペプチドは反応槽から取出して真空中で乾燥す
ることができる。樹脂ペプチドの1積は合成の始めに使
用したBli A樹脂の2.0〜3.5倍であると予期
される。
ペプチドは液体弗化水素(IiF)による処理によって
、アシル化サイクルから見られる樹脂ペプチドから開裂
される。このHF開裂反応は樹脂ペプチドとアニソール
(樹脂ペプチドを当り0.5〜5−)との混合物を(樹
脂ペプチド1当り2〜20sI/の液体11Fで)0.
5〜20時間−20℃〜+15℃の温度で処理すること
によって行々われる。反応期間の後に、過剰のHFを蒸
発によって除き、生成するペプチドと樹脂ビーズとの混
合物を有機溶媒(たとえば工チルアセテート、ジエチル
エーテル、ベンゼンなど)で抽出してアニソールと残存
11Fを除くことができる。ペプチドは抽出によって樹
脂ビーズから水性酢酸中に分離することができる。この
段階でのペプチドは環状ではなく、分子中の位置lのシ
スティンと位117のシスティンとの間にジサルファイ
ド結合のない非環状生成物の状態にある。
HF処理は、位置lまたは位[7のシスティン残基のチ
オール官能基上のS−アルキルチオ保護基を除いて、す
べての保護基をペプチドから除去する。5−s−アルキ
ルチオ−L−システィン残基はHF開裂法に対して安定
であり、開裂および抽出の操作を通してそのまま残る。
5−Hs−L−システィン残基はl1Ftcよって開裂
して遊離チオール官能基をもつシスティン残基を生ずる
。我々の合成過程におい℃、位[1および位置7におい
て両種の保護基を相互に組合せて使用した。
このようにして、BP開裂後にえられるペプチドは樹脂
ペプチド合成中に使用したシスティン誘導体のチオール
官能基としてえらんだ保護基に応じて4種のうちの1種
でありうる。
BOC−5−Bz−L−システィン誘導体を樹脂ペプチ
ド合成のサイクル1に使用し、BOC−5−ts−フル
キルチオ−L−システィンをサイクル7に使用する場合
、HF開裂恢にえられるペプチドは型!であり、位fi
lにおいて遊離のチオール官能基をもち、位置7におい
てシスティン残基上に5−n−アルキルチオ基をもつ。
我々はこの株のペプチドを型■のペプチドと呼ぶ。この
ものは次式によって表わされる。
−Gly−Lya−Lax−5ar−Gin−Gls−
Ala−H4s−Lye−Gin−Thr−Tyr−P
ro−Arg−The−Ass−Thr−Gly−5a
r−Gly−Tkr−Pro−Nil。
逆に、BOC−5−n−アルキルチオ−L−システィン
誘導体がサイクル1vc使用され、BOC−5−Bs−
L−システィンが位ff1lt7に使用されると、開裂
から生じるペプチドは型■であって次式によって表わさ
れる。
Gl y−Lye−Lag−5ar−Gin−Gls−
ALa−11ia−14a−Gin−Tkr−Tyr−
Pro−Arg−Thr−Aas−Thr−GLy−5
ar−GL y−Thr−Pro−NH。
位&1において保護基5−n−アルキルの代りにS−シ
ステイニル基を使用することができる(この場合、この
位置のシステムはシスティン基を形成する)。これを行
なうとき我々は位置7のシスティンを保護するためにB
s基を使用する。Big−BOC−L−シスチンをサイ
クル1の試剤として使用し、BOC−5−Ht−L−シ
スティンをサイクル7の試剤として使用するならば、開
裂から生ずるペプチドは型■のものであり、次式によっ
て表わされる。
Gig−Lyl−Lms−5et−Gls−Glx−A
la−H4s−Lye−Ginイkr−Tyr−Pro
−Arg−Thr−Ass−1°ルr−Gly−5ar
−GLy−Thr−pro−NH。
BOC−5−Hz−L−システィンを位置1と位置7の
双方の試剤として使用すると、開裂から生じるペプチド
は型IVOものであり、次式によって表わされる。
C’ya−5ar−Δan−Las−5ar−T he
−C’ya−Gl y−Las−Gly−Lye−Lm
s−5ay−Gin−Glu−Ala−H4s−Lye
−G1%−Thr−Tyr−Pro−Arg−Thr−
Aas−Thr−GLy−5ar−Gly−Thr−P
ro−NH。
型1.1[およびmのペプチドから環状ジサルファイド
・ペプチドへの変換は、HF開裂からの粗ペプチドの酢
酸水溶液を蒸留水で、開裂した樹脂ペプチド2当り50
〜20〇−の最終谷−11Kまで希釈することによって
行なわれる。この溶液のpuは水酸化アンモニウム溶准
の添加により5〜10に調節することができ、そして混
合物は不活住ガス(たとえば窒素)の流れのもとて約2
〜48時間密閉容器中で攪拌することができる。ηC出
ガス流がもほや鴇−アルキルメルカプタンを含まなくな
ったとき反応を停止させることができる。反応混合物の
pHは氷酢酸の絵加によって約3.5〜5.5に低下す
ることができる。
型■のペプチドから環状ジサルファイド・ペプチドへの
変換は、当業技術にとって周知の古典的方法によって行
なわれ、そこではペプチドが酸化されて位置lおよび位
置7においてシスティンを含むように環化される。
中間体ペプチドが型!、[11111〜!たは■のいづ
れであっても、周知の任意のカルシトニンに対応するア
ミノ酸の釦をもつペプチドを合成することができる。こ
こに述べたようにして合成されたこのようなペプチドは
精製することができ、そして周知のカルシトニンと四じ
種類の生物学的活性をもつことがわかった。このように
合成されたカルシトニンは8−グリシン、16−アラニ
ン、デス−19−ロイシン−カルシトニンと呼ばれる。
これはIUPAC−IUB命名法に準拠している。
上記の合成からのpH5の粗ペプチド浴液はイオン交換
法を使用して濃縮することができる。濃縮物はゲル濾過
法、イオン交換クロマトグラフ法、および分配クロマト
グラフ法の組合せによって精製することができる。最終
の精製物は溶液からの凍結乾燥によって「ふわふわした
」白色固体として見られる。生成物は所望のペプチドの
正しいアミノ酸分析値を与える。
〔実施例〕
下記の実施例によって本発明を更に具体的に説明する。
実施例1゜ 樹脂活性化 0.61fI%a q / fのアミン滴定麓をもつB
BA樹脂(5t)をペプチド合成器〔米国アリシナ州タ
クソンのベガ・バイオケミカルスから市販〕に入れた。
樹脂を次の溶媒(各25111t)で処理し、それぞれ
の処理後に濾過した。
メチレンクロライド   2分間 クロロホルム      2分間づつ2回りロロホルム
中10%トリエチルアミン 5分間づつ2回クロロホル
ム     2分間 メチレンクロライド  2分間づつ3回サイクル31 カップリング: 上記のBHA樹脂、25−のメチレン
クロライド、および1.3i(0,0061モル)のB
OC−L−プロリンを10分間かきまぜた。ジシクロへ
キシルカルボジイミドのメチレンクロライド溶液6.1
 m (浴液1〜当りDCCl ミ!J当量)を反応器
に加え、混合物′?:6時間かきまぜた。反応混合物を
濾過によって反応器から除き、HOC−プロリルBHA
樹脂を濾過によって反応器から除き、次の溶媒(各25
−)で次々に2分間づつ処理した。
メチレンクロライド   2し1 メチルアルコール    2回 メチレンクロライド   3回 アセチル化: 次いでこの樹脂を1.5−のトリエチル
アミン(TEA)、17!の無水的!丸および25m1
のクロロホルムから成る混合物と2時間かきまぜた。こ
の反応混合物を濾過により除き、樹脂を次の溶媒(各2
5m/)で2分間づつ洗った。
クロロホルム    2回 メチルアルコール  2回 メチレンクロライド 3回 保護基除去:  BOC保循側脂樹脂5−のトリフルオ
ロ酸mcTFA)と15tItのメチレンクロライドと
の混合物と5分間かきまぜた。この混合物を濾過によっ
て除き、樹脂を15−のTFAと15m1のメチレンク
ロライドとの第27M、合物と30分間かきまぜた。反
応混合物を濾過によって除き、樹脂を次の溶媒(谷25
−)で洗浄した。
メチレンクロライド    2分間づつ2回メチルアル
コール     2分間づつ2回クロロホルム    
  2分間づつ2回りロロホルム中10%TEA  1
0分間づつ2回クロロホルム       2分間づつ
2回メチレンクロライド    2分間づつ2回このL
−プロリンBBA樹脂を滴定してアミン(プロリン)の
滴定量を求めた。この値は樹脂?当り0.55 ミI)
当量のアミン(プロリン)であった。
サイクル30 カップリング二 上記の樹脂、25−のメチレンクロラ
イド、および1.64f(0,0053モル)のBOC
−0−ベンジル−L−スレオニンを10分間かきまぜた
。次いでジシクロへキシルカルボジイミドのメチレンク
ロライド浴Q5.5d(l ミIJ当i)を反応器に加
え、混合物を2時間かきまぜた。反応混合物を反応器か
ら除き、樹脂を次の溶媒(各25sd)で次々に2分間
づつ洗浄し、洗浄液を濾過により除いた。
メチレンクロライド    211.!1メチルアルコ
ール     2回 メチレンクロライド    3回 イサチン試験は陰性であった。
保護基除去: サイクル31に述べた保護基除去操作を
このサイクルについて(りかえした。
これらのサイクルに使用したカップリングおよび保護基
除去の操作はスレオニン誘導体の代りに次のアミノ酸−
導体を使用した以外はサイクル30と同じであった。
サイクル29・・・0.93f(0,0053モル)の
BUCサイクル28・・・1.55M(0,0053モ
ル)のBOC−0−ベンジル−L−セリン サイクル27・・・サイクル30で使用した試剤と同じ
サイクル26・・・サイクル31で使用した試剤と同じ
サイクル25 カップリング: サイクル26でえたペプチド樹脂を各
25−のジメチルホルムアミド(DMF)で2回洗った
次いでこの樹脂なりMF35d中のBOC−L−アスパ
ラギン−p−ニトロフェニルエステル2.82f(0,
008モル)の溶液と24時間かきまぜた。反応混合物
を濾過し、樹脂ペプチドを次の溶媒各25−で各2回次
々に洗浄した:DM F、メチレンクロライド、メタノ
ール、メチレンクロライド。それぞれの個々の溶媒を濾
過によって除いた。ニンヒドリン試験は陰性であった。
保護基除去二 サイクル31に使用した保護基除去操作
をくりかえした。
サイクル24 カップリングと保護基除去の操作はサイクル30で使用
のと同じであり、同じ試剤を同じ量使用した。
サイクル23 カップリング: サイクル24でえた樹脂ペプチドをD
MF各25−で2回洗った。次いで樹脂ペプチドを3.
42f(0,008モル)のBOC−N−オメガ−トシ
ル−L−アルギニンと25−のDMFとの混合物と10
分間かきまぜた。次いでメチレンクロライド中のDCC
8tnt(0,008モルのDCCに相当)を加え、混
合物を6時間かきまぜた。反応混合物を濾過によって除
いた。樹脂ペプチドを次の溶媒(各25−)で2bjづ
つ次々に洗った:DMF、メチレンクロライド、メチル
アルコール、メチレンクロライド。ニンヒドリン試験は
陰性であった。
保護基除去: サイクル31で使用した保護基除去操作
をくりかえした。
サイクル22 カップリング: サイクル23でえたペプチド樹脂を1
.72P(0,008モル)のB O(、’ −L−プ
ロリンと25−のメチレンクロライドとの混合物と10
分間かきまぜた。
メチレンクロライド中のDCC8d(0,008モルの
DCCに相当)を加え、混合物を6時間かきまぜた。反
応混合物を濾過によって除き、樹脂ペプチドを次の溶媒
(各25fILt)で2回づつ次々に洗った:メチレン
クロライド、メチルアルコール、メチレンクロライド。
それぞれの個々の洗浄液を濾過によって除いた。ニンヒ
ドリン試aは陰aであった。
保護基除去: サイクル31で使用した保護基除去操作
をくりかえした。
サイクル21および20 このサイクルで使用したカップリングと保護基除去の操
作はカップリング反応においてBO(、’−L−プロリ
ンの代りに次のアミノ酸誘導体を使用した以外はサイク
ル22と同じであった。
サイクル21・・・4.07f(0,008モル)のB
OC−0−2−ブロモベンジル−オキシカー ボニル−L−チロシン サイクル20・・・2.47f(0,008モル)のn
oc−O−ベンジル−L−スレオニン サイクル19 このサイクルの操作はアスパラギン≧#j4体の代りに
2.94r(0,008モル)のBt)C−L−グルタ
ミン−p−ニトロフェニルエステルを使用した以外はサ
イクル25と同じである。
これらのサイクルの操作はスレオニン誘導体の代りに次
のアミノ酸誘導体を使用した以外はサイクル30と同じ
である。
サイクル18・・・2.20f(0,0053モル)の
Ht)C−イプシロン−2−クロロ−ベンジロ キシ−L−リジン サイクル17・・・2.06?(0,0053モル)の
BUC−N(4%)−カルボベンジロキシ−L−ヒスチ
ジン サイクル16・・・1.06f(0,0053モル)の
BOC−L−アラニン サイクル15・・・1.79f(0,0053モル)の
BOC−クルタミン酸−カンマーベンジルエ ステル サイクル14 サイクル19と同じ。
サイクル13 このサイクルの操作はカップリング反応においてプロリ
ン誘導体の代りに2.36F(0,008モル)のBO
C−0−ベンジル−L−セリンを使用した以外はサイク
ル22と同じである。
このサイクルの操作はカップリング反応においてスレオ
ニン誘導体の代りに次のアミノ酸誘導体を使用した以外
はサイクル30と同じである。
サイクル12・・・サイクル19で使用した試剤と同じ
サイクル11・・・サイクル18で使用した試剤と同じ
サイクル10・・・サイクル29で使用した試剤と同じ
サイクル9・・・サイクル19で使用した試剤と同じサ
イクル8 カップリング: サイクル9からの樹脂ペプチドを1.
4゜r(o、oosモル)のBOC−L−グリシンおよ
び25−のメチレンクロライドと10分10」かきまぜ
た。次いでメチレンクロライド中のDC”C’BmtC
0,008%ルのDCCに相当)を加え、混合物?:1
6時間かきまぜた。反応混合物を濾過によって除いた。
樹脂ペプチドを次の溶媒(各25−)で2回づつ洗った
:メチレンクロライド、メチルアルコール、メチレンク
ロライド。それぞれの個々の洗浄液を濾過によって除い
た。
保護基除去: サイクル30と同じ。
サイクル7 サイクル7の操作はカップリング反応においてスレオニ
ン誘導体の代りに1.5(H’(0,0053モル)の
BOC−5−エチルチオ−L−システィンを使用した以
外はサイクル30と1川じてあった。
サイクル6 使用した試剤と操作はサイクル30と同じであった。
サイクル5 使用した試剤と操作はサイクル28と同じであった。
サイクル4 使用した試剤と操作はサイクル16と同じであった。
サイクル3 使用した試剤と操作はサイクル25と同じであった。
サイクル2 使用した試剤と操作はサイクル28と1mjじてあった
サイクル1 スレオニン誘導体の代りに1.81?(0,0053モ
ル)のBOC−5−p−メトキシベンジル−L−システ
ィンを使用した以外は使用した試剤と操作はサイクル3
0と同じであった。
サイクルlの完了後、樹脂ペプチドを最後に各25艷の
5−へキサンで2回洗った。ペプチド物質を反応器から
除き、真空オープン中で0.1 mm1iyの圧力、4
0℃の温度で24時間乾燥した。
乾燥樹脂ペプチド(2f)およびアニソール(2d)を
テフロン反応槽に入れた。テフロン被覆磁石かくはん機
付きの反応槽をドライアイス・アセトン浴に入れ、15
dの弗化水素ガスを反応槽中で凝縮させた。この混合物
を水浴中で0℃に1時間かくはんした。弗化木葉を減圧
で蒸発させて除いた。残渣な25−づつ6回のエチルア
セテートですりつぶした。0.1モル濃度酢酸水溶液1
20ydKよりペプチドを樹脂ビーズから抽出しtム ベプチドの環化 弗化水素開裂からえられた水性酢酸抽出物を蒸留水80
dの添加により200−にまで希釈した。濃水酸化アン
モニウムの添加により溶液の、Hな7.5に調節した。
この溶液を窒素気流下にそ閉容器中でかくはんした。こ
の時点で流装置素気流中にエチルメルカプタンは検出さ
れなかった。
窒素気流中のエチルメルカプタンは該気流をエルマン試
薬溶液(El jmas+  G、L、、Arch、B
iocham、Hiophya 。
82.7O−7(1969)]に通すことによって測定
した。反応混合物の、Hは氷酢酸の添加により5.0に
調節した。
上記合成からのpH5,0の浴液200rntを5P−
25イオン交換カラムを使用して濃縮した。0.75モ
ル濃度の塩化ナトリウム溶液を用いてカラムから除いた
25−の濃縮物をセファデックスG−25<微細)ゲル
濾過カラムを通すことによって脱塩および精製し、0゜
03モル濃度の酢酸水浴液で溶離させた。こりカラムか
らの”tt’*Ala”。
dam−Laslll−5CT留分を水酸化アンモニウ
ム浴液の賂加によr)pH6,0に調節した。この溶液
をSノ′−セファデックスC−25イオン交換カラムを
使用して濃縮した。
0.7モル濃度の塩化ナトリウム浴液によりカラムから
除いた30−の濃縮物をセファデックスG−25C微細
)ゲル濾過カラムを用いて脱塩した。ペプチド留分を集
めて凍結乾燥した。この物質をウォーターズc−1sミ
ュー・バンドパック19X50冨凰(内径)カラム上で
傾斜溶離を使用して更に精製した。使用した溶媒は(a
)水/アセトニトリル/トリフルオロ酢酸(90/10
10.1 )および(6)水/アセトニトリル/トリフ
ルオロ酢酸(90/6010.1 )であった。すべて
の操作について流量は8.0m(7分であった。このペ
プチドを溶媒Aにとかし、カラムに加えた。カラムを1
20−の溶媒Aで洗った。20分間にわたつ【のO%B
から50%Bへの傾斜を使用してペプチドを溶離した。
溶離液を8−づつの留分に集めた。95%より大きい相
対面積%純度を示すこれらの部分を集めた。回収したペ
プチドをHCl塩にイオン交換し、セファデックスC−
25ゲル濾過し、セファデックスG−25処理し、そし
て凍結乾燥した。
生成物を「ふわふわした」白色固体として得た。生成物
のアミノ酸分析はカッコ内に示す理論値に対し1次の比
を与えたo Ala 1.0(11、’sp2.0(2
1、”l’hr 5.2(51,5ay3、8 (41
、Gl m 2.8 (31、Pro 2.0(21、
G!14.0(41、La53、0 (31、INa 
0.92(1)、Lya 1.9(2)、Ary O,
94(11、Cys 1.91(2)、Tyr O,9
1(11゜8−グリシン、16−アラニン、デス−19
−ロイシンーサーモンーカルシトニンの生物学的能力f
 にj y ’ 、 Al a ” 。
dam−Lms”−5CTおよび合成サーモン・カルシ
トニン僚準物の等吸付は調剤量の投与後の血清カルシウ
ムaaの減少を比較することによって測定した。ラット
を7匹づつのグループに分け、それぞれのグループに標
準溶液または試験溶液の調剤量をランダムに与えた。調
剤量応答曲線の線状部分から低調剤量および高調剤量な
えらんだ。サーモン・カルシトニン標準物について、こ
れらの値はそれぞれ0.7および2.L叶ペプチド/1
0orBrであった。これははi3および9MU/10
0flWである。ペプチドを皮下注射(0,2m/10
0fHW)VCよって与え、1時間後に採血して血清カ
ルシウムを測定した。採血後2時間以内に血清を処理し
分析した。結果を2X2平行線分析(Gaddun、 
J 、H,、J、Phanm、 Pharmacol 
、 、 6.345(1953)]によって分析し?Q
p使用した標準サーモン・カルシトニンは独立に4.0
001uAより多くを含むと測定された。Aly″、 
Ala”、 dig−Lass”−5CT は2.50
07 U/■で分析された。
本発明のある種の具体例を詳細に記述したけれども、多
くの他の特定の具体例が実施しうろこと、多くの変化が
行ないうろこと、およびこれらのすべてが本発明の精神
および特許請求の範囲内にあることが当業者にとって明
らかであろう。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、〔N−アルファ−X,8−グリシン,(16−Y)
    ,デス−19−ロイシン〕カルシトニンから成ることを
    特徴とする変性カルシトニン〔ただしXはH、N−α−
    アシル誘導体またはデス−1−アミノ誘導体であり;Y
    はL−バリン、L−メチオニン、L−アラニンまたはL
    −フェニルアラニンである〕。 2、アシルが1〜10個の炭素原子をもつカルボン酸;
    L−乳酸;またはマロン酸、コハク酸、グルタール酸も
    しくはアジピン酸の半アミドである請求項1記載の変性
    カルシトニン。 3、次の構造をもつ請求項1記載の変性カルシトニン。 【遺伝子配列があります。】 (サーモン)。 4、次の構造をもつ請求項1記載の変性カルシトニン。 【遺伝子配列があります。】 (うなぎ)。 5、次の構造をもつ請求項1記載の変性カルシトニン。 【遺伝子配列があります。】 (チキン)。 6、YがL−アラニンである請求項3記載の変性カルシ
    トニン。 7、アミド生成条件下でα−アミノ酸または適当なデス
    −アミノ酸を正しい順序で加えて式〔N−アルファ−X
    ,8−グリシン,(16−Y),デス−19−ロイシン
    〕カルシトニンを生成させ〔ただしXはH、またはカル
    シトニンの位置1におけるシステインのN−アシル−ア
    ミノ(該アシルは1〜10個の炭素原子をもつカルボン
    酸;L−乳酸;またはマロン酸、コハク酸、グルタール
    酸もしくはアジピン酸の半アミド;である)であるか、
    またはX−Cysはデス−1−アミノであり;YはL−
    バリン、L−メチオニン、L−アラニンまたはL−フェ
    ニルアラニンである〕、そして任意に保護基を除去する
    、ことから成ることを特徴とする変性カルシトニンの製
    造方法。 8、生成する変性カルシトニンが次の構造をもつ請求項
    7記載の方法。 【遺伝子配列があります。】 (サーモン)。 9、生成する変性カルシトニンが次の構造をもつ請求項
    7記載の方法。 【遺伝子配列があります。】 (うなぎ)。 10、生成する変性カルシトニンが次の構造をもつ請求
    項7記載の方法。 【遺伝子配列があります。】 (チキン)。 11、YがL−アラニンである請求項9記載の方法。 12、請求項1記載の変性カルシトニンの有効量と医薬
    的に許容しうる担体とから成ることを特徴とする血中カ
    ルシウム濃度の調節用の医薬組成物。 13、0.7〜2.1mgの変性カルシトニン単位調剤
    量をもつ請求項12記載の組成物。
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