JPH01226493A - 滑空傘 - Google Patents

滑空傘

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JPH01226493A
JPH01226493A JP1016498A JP1649889A JPH01226493A JP H01226493 A JPH01226493 A JP H01226493A JP 1016498 A JP1016498 A JP 1016498A JP 1649889 A JP1649889 A JP 1649889A JP H01226493 A JPH01226493 A JP H01226493A
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JP
Japan
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sail
ailerons
aileron
umbrella
glide
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JP1016498A
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English (en)
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Wilhelm Dr Graske
ウイルヘルム・グラスケ
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B64AIRCRAFT; AVIATION; COSMONAUTICS
    • B64DEQUIPMENT FOR FITTING IN OR TO AIRCRAFT; FLIGHT SUITS; PARACHUTES; ARRANGEMENT OR MOUNTING OF POWER PLANTS OR PROPULSION TRANSMISSIONS IN AIRCRAFT
    • B64D17/00Parachutes
    • B64D17/02Canopy arrangement or construction
    • B64D17/025Canopy arrangement or construction for gliding chutes

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Aviation & Aerospace Engineering (AREA)
  • Toys (AREA)
  • Addition Polymer Or Copolymer, Post-Treatments, Or Chemical Modifications (AREA)
  • Aiming, Guidance, Guns With A Light Source, Armor, Camouflage, And Targets (AREA)
  • Inorganic Fibers (AREA)
  • Polysaccharides And Polysaccharide Derivatives (AREA)
  • Polymers With Sulfur, Phosphorus Or Metals In The Main Chain (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は、翼に似た帆を装備し、この帆の下側に所定
の飛行方向にほぼ平行に下向きに延びる補助翼が取り付
けてあり、その場合、ロープを少なくとも前記補助翼に
取り付け、これ等のロープの自由端が人を収納する支持
装置に集めである滑空傘に関する。
(従来の技術〕 上記の滑空傘は落下傘との類似性があるが、人がその人
によって制御され、る飛行を山頂から行えることが決ま
っている。この滑空傘には、長方形の帆があり、この帆
の下側には多数の懸垂ロープが取り付けである。これ等
のロープは入用の支持装置に集めである。更に、帆の後
端に取り付けた操縦ロープが装備しである。このロープ
はパイロットが使用でき、帆の外形、特に外形の湾曲を
変えることができる。こうして、滑空傘を操縦すること
ができる。
大切なことは、望ましくない風向きの場合でも、滑空傘
は更に飛行の安定性を維持することにある。
このことは、従来から帆の形状でのみ成功している。こ
の帆の形では、帆が重ねた配設した二つの帆布の面と、
規則正しい間隔で連結した垂直の空間の壁とから成る(
米国特許筒3285546号公報)。この方法では、両
方の帆布の面の間に多数の隣合わせにして配設し、円管
状の室が形成される。これ等の室は前方に向けて開放し
ていて、この室の中に流入する空気を堰止めている。こ
の場合、生じる堰止め圧力が帆を脹らませ、帆の形状の
安定性を与える。
この滑空傘の変形種は、西独特許第2054758号公
報に開示しである。第1図から第4図に示した実施例で
は、帆は帆布面からのみ形成されている。帆の下面には
断面が三角形で、帆の奥行きの方向に延びる多数の室が
配設しである。これ等の室は前方に開放し、それ等の中
で流入する空気を堰止めている。ここでも、堰止め圧力
が同じ様に帆の形状の安定性に使用される。前記室の下
端には、懸垂ロープが取り付けである。それ等の取り付
は点から補強区域と補強ベルトが出ている。
他の滑空傘は西独実用新案筒8707797.3号公報
及び西独実用新案筒8709923.3号公報に記載さ
れている。高い吹き付は角度の場合、及び渦の中を飛ぶ
場合もっと安全にするため、最初に述べた実用新案では
、下端帆布面は外形の長さの一部にわたってのみ延び、
上部帆布面で飛行方向に延びる帆桁を挿入し、外形の突
出部を合成樹脂のフォイル又は発泡剤の板によって流体
的に望ましく形成することを提唱している。
この滑空中の他の発展は、第二の実用新案に記載されて
いる。この滑空中は外形の突出部に挿入し、端部アーチ
を有し可撓性のある棒に特徴がある。この場合、これ等
の端部アーチは上部帆布面の八本の縁ロープに挿入した
張力ロープによって連結さでている。両方の場合、人間
を入れる支持装置の固定しである懸垂ロープが、それ自
体帆から下に延び、帆布から成る補助翼に取り付けであ
る。懸垂ロープの一部は、帆の前端にも連結している。
帆の後端には、所謂制動ロープが取り付けである。
滑空中の帆を堰止め圧力の開口によって安定化させるこ
とには、市場に目下ある最良の滑空中でもただ45 k
m/hの最大速度と約30 km/hの場合5までの揚
抗比になると言う欠点がある。実験の計算では、これ等
の悪化した値が全体の抵抗の50%より大きいことによ
り、大体室の開口によってもたらされている。堰止め圧
力で安定化している滑空中の良好な飛行特性は比較的悪
化した揚抗比と速度の代償によるものである。しがし、
この悪化した揚抗比には、滑空中が水平な横軸の回りで
揺動に関して安定で、その理由は滑空中の抵抗がパイロ
ットの抵抗より大きいからであると言う欠点がある。
より良い揚抗比は、帆が西独実用新案第8709923
.3号公報に示した提唱に応じて帆布面からのみなる時
達成される。何故なら、この様な滑空中は実際上僅かな
力を有するからである。計算は、しかし揚抗比が6にな
った場合、帆の抵抗はバイットの抵抗とほぼ同じになる
ことを示している。
例えば降下気流で浮力に損失がある場合、帆は前方に遮
断されると言う結果と共に水平な横軸の回りに大きな不
安定が生し、生命が危険になる飛行状態になる。更に、
この様な滑空中はスタートさせるのが困難である。強い
風がある場合、スタートは不可能である。
〔発明の課題〕
この発明の課題は、それ故、非常に改良された架空数で
あるにもかかわらず高い飛行安定性を有するように滑空
中を形成することにある。
〔課題の解決〕
上記の課題は、この発明により、少なくともロープの引
張負荷の下に補助翼に飛行中ほぼ水平方向に張る補強材
が補助翼に装備しであることによって解決されている。
〔作用と効果〕
こめ発明の基本的な考えによれば、補助翼にはそれに装
備した補強材によって帆の奥行き方向に張力が加わる。
この場合、これによって制約される作用に対して、この
張力が飛行に曝さらされて初めて生じるとき、つまりロ
ープの張力が帆及び/又は補助翼に作用するとき充分に
なる。その種の安定化した補助翼は、一方で帆が水平方
向、つまり奥行きの方向に落下しないためにある。他方
これ等の補助翼は一前記の解決の場合の様に一部にずれ
ることはあり得ない。補助翼に加わる過剰な圧力は、帆
を横方向に、つまり翼幅に向けて張り、そのための他の
、特別な処置、例えば帆の前端で貫通する桁装置の様な
処置、又は帆中の流れを阻止する堰止め室による処置を
必要としない。
この様に補強した補助翼を用いて縦方向と横方向に確実
にこの帆の形の安定化させる。こうして、滑空中に対し
ても飛行の安定性を達成する大きなステンプとなる。こ
の滑空中は、大きな揚抗比のただ一つの帆布面から成る
帆を有する。
飛行の安定性に対しては、少なくとも外側に設置した補
助翼が後端に向けて容易に収斂させると望ましいことが
分かる。
補助翼の補強材は、例えば面状に形成できる。
即ち、補助翼は固い桁を有するか、あるいはその桁から
成っていてもよい。しかし、このことは補助翼が運搬の
ためにかさばり、重くなる欠点がある。こお欠点を回避
するため、補助翼を湾曲する桁の材料、例えば帆布又は
より良い三角帆から作成し、補助翼に補強材を導入する
と合理的である。
これ等の補強材は、前記補助翼に懸垂ロープからでる張
力が作用するとき、張力下、つまり少なくとも飛行負担
の下で補助翼を保持している。
補強材をバネで湾曲状に形成し、帆が無負荷状態で後方
領域で高く湾曲するように補強材を補助翼中に配設しで
あるとき、特に有利である。しか−し、補強材は飛行の
負担がかかる場合中なくとも後部領域で支持面の外形を
形成して下にバネで曲がる。この形成と配置では、補強
材は飛行条件の下で、即ちその長さを同じ様に設計した
場合下向きの懸垂ロープの張力の作用の下で、曲がり、
僅かに曲がった支持面外形を形成している。場合によっ
て負荷がなくなると、例えば降下気流の作用で、浮力と
懸垂ロープの張力が低下し、帆が萎れ補強材はバネで緩
み、帆は少なくとも後部領域で高く曲がる。このことは
抵抗を大幅に高め、揚抗比を下げる結果になり、帆の前
方への遮断を妨げ不安定な飛行状態を妨げる。滑空傘は
再び揺動安定性を有する。何故なら、帆の抵抗がパイロ
ットの抵抗より大幅に大きいからである。この処置によ
って垂直な横軸の回りの首振り安定性が得られ、そのた
めに通常の飛行状態で低い揚抗比を我慢する必要はない
。高い揚抗比の滑空傘を飛行安定化させることが初めて
達成される。
補強材を正常の飛行負荷の場合支持面を形成してやや下
向きに曲げるように、帆及び/又は補助翼の後端のとこ
ろに懸垂ロープを吊るすと有利である。懸垂ロープは帆
の前端及び/又は後端でそれぞれ補助翼の面の領域に、
この懸垂ロープが特に補強材に有効に作用するように、
吊るしであると合理的である。
この発明の上に説明した根本思想は種々の形態に仕上げ
ることができる。一つの可能性は、補助翼に一貫して曲
がった下端があり、この下端に対応して曲がった補強材
を挿入してあり、この補強材が補助翼に張力を加える点
にある。引張負荷の下で、前端と後端がいくぶん下に曲
がるので、支持面外形がほぼ生じる。負荷がなくなると
、補強材は上向きにバネで付勢されるので、大きな抵抗
の外形が生じ、滑空傘が揺動安定性に達する。負荷がな
くなた場合戻しバネの作用を強めるため、補助翼の中に
更に引張バネを配設してもよい。このバネは少なくとも
後端に、また補強材の前端及び後端領域に連結している
他の構成は次の点にある。即ち、補助翼が下向きの三角
形の先端を有する三角形を有し、自由三角形端部はそれ
ぞれ補強材を装備し、この補強材は補助翼の自由三角形
の先端領域で互いに連結してると有利である。飛行の負
荷がある場合、補強材は凹状に下向きに曲がるので、帆
は支持面の外形を占める。負荷がなくなると、補強材が
延びるので、奥行き方向に高い後端のS字形を示す。こ
れによって生じる抵抗の増大は、帆の制動を与え、前方
に傾いて倒れることを防止する。この滑空傘は、この時
揺動安定性を示す。
他の実施例は、補助翼が台形であり、少なくともこの補
助翼の自由な後端に補強材があることに特徴がある。自
由な前端にも、また自由な後端にも補強材がある。この
場合、更に補強材の下端が少なくとも一個の他の連結材
で互いに連結していると有利である。この結合は、結合
部材をバネの応力で補助翼の方に曲げるか、あるいは各
々の補助翼に二つの結合部材を装備し、互いに連結する
この部材の端部が各補助翼の下端に一定間隔で合致する
ことによって成立する。この作用は、三角形の補助翼の
場合と同じである。即ち、飛行負荷がある場合、補強材
を僅かに凹状に曲げるので、支持翼の外形が生じるが、
他方でこの翼は懸垂ロープの負荷がなくなると上向きに
延び、高抵抗を有する帆の外形が生じる。
同じ様な作用は、帆の中に飛行方向に延びる帆桁を導入
し、この帆桁がバネで曲がるように形成してあり、負荷
のない状態で後方に僅かに曲がっているが、飛行に負荷
がある場合、少なくとも後部領域で支持面の外形を高く
曲げた位置から下方にバネで曲げていることによって得
られる。この様な帆桁を有する帆は同じ様に飛行状態に
応じてその形状を変える。即ち、正常な飛行状態では、
帆桁が懸垂ロープによる張力のため僅かに下にまがる。
それ故、帆が支持面の外形を保持する。負荷がなくなる
と、例えば降下気流の作用がある場合、帆桁の後端が再
び上に曲がるので、帆が奥行きの方向に8字の折れ曲が
りを示す結果になり、抵抗が2、激に高まる。そうする
と、滑空傘が再び揺動安定性を示す。この場合、帆桁の
端部の曲がりは引張バネによっても支援されるか、その
時初めて生じる。この引張バネは後端と前方にある帆桁
の他の点の間で引っ張られる。帆桁は、引張バネの旋回
点の間でも分かれ、つまり互いにリンク結合している。
帆桁は帆の全体の奥行きにわたって延びていると効果的
である。この場合、この発明による補助翼の構成を、正
常な飛行状態と危険な飛行状態の間の帆の形状を変化を
支援するため、前記の帆桁の形状と組み合わせることが
できる。この場合、帆桁は補助翼の上に配設しである。
特に、ただ−個の帆布面から成る帆の場合、帆の形状を
安定化するには、その外、補助翼の間、ないしは帆桁の
間でそれぞれ帆の前端に個別の可撓性の補強支柱を入れ
ることによって達成できる。
これ等の補強支柱は弾力的に曲がる必要がある。
このためには、ホース片でも充分で、大きな可撓性があ
るので、帆は折り畳めてこのホース片を取り出す必要は
ない。この場合、推奨されることは、帆の前端が補助翼
又は補強支柱の間でそれぞれ容易に曲がった形状に切っ
てあり、補強支柱に張力が加えであることである。これ
等の補強支柱はリンク結合しておくべきである。
〔実施例] この発明を図面で模式的に示した実施例に基つきより詳
しく説明する。
第1図に示す滑空傘(1)には、ほぼ長方形の帆(2)
がある。この帆は三角粗製のただ一枚の帆布から成る。
帆(2)の前端(3)には、全体で6本の懸垂ロープ(
4,5,6,7,8,9)が−大体同じ間隔で−取り付
けである。このロープの三本がそれぞれ一点(10,1
1)に集まっている。帆(2)の後端にも、全体で6本
の懸垂ロープ(13,14,15,16,17,18)
が固定してあり、その内の三本がそれぞれ一点(19,
20)に集まっている。前記の一点(10,11,19
,20)からそれぞれ一つの懸垂ロープ片(21,22
,23,24)に続き、−方の側の懸垂ロープ片(21
,22)又は(23゜24)がそれぞれ−点(26,2
7)に狭ばまっている。これ等の一点(26,27)に
は、人の使用する係止部がある。
帆(2)の下側には、規則正しい間隔で三角粗製の台形
補助翼(34,35,36,37,38゜39)が縫い
付けである。これ等の補助翼は飛行方向に一つまり帆(
2)の前端と後端(3,12)に垂直に一隣接して配設
した二本の懸垂ロープ(4,13)又は(5,14)又
は(6,15)又は(7,16)又は(8,17)又は
(9゜18)の間にそれぞれ延びている。これ等の補助
翼の前端と後端は、当該懸垂ロープ(4,5,6゜7.
8,9,13,14,15,16.17.18)に固定
しである。
補助翼(34,35,36,37,38,39)の下端
には、補強桟(41,42,43,44,45,46)
が付けである。これ等の補強桟(41,42,43,4
4,45,46)は、飛行状態で実際に固い面を形成す
るように、つまり外側に曲がらないように、補助翼(3
4,35゜36.37.38.39)を安定化させてい
る。
飛行中に補助翼(34,35,36,37,38゜39
)の間に加圧が生じるので、特別な桟を帆(2)自体に
必要としないでも、帆(2)を翼幅の方向に、つまり飛
行方向に垂直に開放させている。スタート時には、最初
に畳んである滑空傘(1)は空気力学的な力の作用で独
りでに非常に早く開く。それ以上様がなければ、この滑
空傘 ″(1)を小さい寸法にまとめることができる。
第2図に示す滑空傘(47)には、同じ様に長方形の帆
(48)がある。この帆の下側に三角粗製の三角形の補
助翼(49,50,52,53゜54)が規則正しい間
隔で取り付けてあり、飛行方向、つまり帆(48)の前
端と後端(55,56)に垂直に延びている。これ等の
補助翼の上端は帆(48)の全体の深みにわたって延び
ている。
ただ外側の二つの補助R(49,54)だけは帆(48
)の後端(56)に僅かによっている。このことは、帆
(48)が前端(55)で後端(56)の場合より幾分
大きい翼幅を有することによって制約される。
補助翼(49,50,52,53,54)の全ての三つ
の角には、懸垂ロープ−例示的に(57)で示しである
−が固定しである。それぞれ三本の懸垂ロープは飛行方
向に縦に並べである。一つの面の懸垂ロープ(57)は
それぞれ−点(5日)又は(59)に狭まっている。
帆(48)の前端(55)は、取り付けたゴムホース区
間(60)で補強しである。この区間は直径が15 m
mであり、それぞれ二つの補助翼(49,50,52,
53,54)の間に延びている。
こうして、帆(48)がその面から落ちる場合、台形の
開口を作り、この開口で帆(48)を再び開かせるため
充分な淀み圧を形成する。
帆(48)に連結する補助翼(49,50,52,53
,54)の上端は、ゆるく凸状に形成してあり、帆(4
8)に約1%の外形の高さを与えている。補助翼(49
,50,52,53,54)の前端と後端は弱く凹状に
しである。これ等の端部では、細く弾性的で真っ直ぐな
ガラス繊維のパイプが補強材として一点線で示し、例え
ば引用記号(61)で示しである−縫い付けである。
第3図から補助翼(49,50,52,53゜54)−
補助翼(49)で示しである−が種々の飛行状態でどの
ように振る舞うのかがより詳しく理解できる。この場合
、正常な飛行状態が実線で示しである。補強材(6I)
は凹状、つまり下側に引っ張られていることが分かる。
このことは、帆(48)の前端と後端に取り付けた懸垂
ロープ(57)によって生じる。これ等の懸垂ロープは
補助翼(49,50,52,53,54)の中間の三角
形の先端に取り付け・た懸垂ロープ(57)に比べて短
くしてあり、張力の大部分が帆(48)の前端と後端に
付けた懸垂ロープ(57)によって生じる。従って、補
強材(61)の自由端は下向きに曲がっている。このこ
とは、再び帆(48)が補強材(6■)の自由端の間に
水平に張られ、帆(48)に作用する浮力によって凸形
の形状になる。場合によって降下気流があると、帆(4
8)を上から押し込む。同時に、懸垂ロープ(57)は
その張力を失う。従って、補強材の端部に下向きの張力
がもはや生じない。その結果、補強材は弾力で真っ直ぐ
になる。これ等の補強材は点線で示した位置を占める。
こうして、大きな抵抗の増加が生じるため、帆(48)
が自然にひろがり、前方を閉じない。この滑空傘(47
)は、揺動に対して安定にであり、独りでに安定化する
降下気流が弱まると、懸垂ロープ(57)に張力が再び
強まり、帆(48)が正常な飛行形状になる。
特に危険な飛行状態にある場合、前記の飛行の安定性は
形成した他の補助翼によっても達成することができる。
即ち、第4図に示した実施例の場合、帆(61)の下側
に補助翼(62)が縫い付けてあり、この補助翼の下端
(63)は卵形に成形しである。どの下端(63)にも
、それに応じて湾曲させた補強材(64)が挿入しであ
る。これ等の補強材は、例えばセンジェル布片から成る
、弾性的に形成しである。帆(61)の前端と後端、及
び補助翼(62)の中心には懸垂ロープ−例示的に引用
記号(65)で示しである−が取り付けである。
正常の飛行状態は、実線で示しである。帆(6I)は浮
力のために上に僅かに曲がっている。補強材(64)の
端部は、下向きにいくぶん弾性的に引っ張られ、特に帆
(61)の前端と後端の懸垂ロープ(65)から出る張
力のために引っ張られる。この張力はそれに応じた長さ
に設計しであるため、中央の懸垂ロープ(65)の張力
より大きい。降下気流があると、この張力は失われので
、補強材(64)の端部が上向きに曲がる。帆(61)
が崩れて、上方後部に曲がり、高い抵抗を受ける結果に
なる。帆(61)のこの形状は、補助翼(62)に縫い
込む補助的なゴム張力部材(66)によっても補強でき
る。
第5図には、類似な実施形状が示しである。この形状は
第4図の実施例の形状とは次の点で異なる。即ち、垂直
ゴム補強部材(66)があるのではなく、補強材(64
)の前部領域と後部領域の間に張られたゴム引張部材(
67)がある点である。降下気流がある場合、この引張
部材は補強材(64)の端部領域が大きく曲がることを
支援する。その場合の形状は点線から読み取れる。
第6図と第7図には、帆(68)に台形の補助翼(69
)を装備した実施例が示しである。図示した補助翼(6
9)の各々には懸垂ロープが、帆(68)の前端と後端
及び補助翼の角に取り付けである。これ等の帆(69)
の前端と後端には、補強材(71,72)が縫い付けで
ある。互いに対向する各端部は、第6図の実施例でリン
ク結合部(75,76,77)を介して二つの結合部材
(73,74)によって連結している。結合部材(73
,74)は補助翼(69)の下端と共に三角形を形成し
ている。第7図の実施例では、補強材(71,72)の
互いに対向する端部が湾曲した連結部材(78)を介し
て連結している。この場合、連結はリンク結合部(79
,80)を介して行われている。
種々の飛行状態での帆(68)の形状変化は、第3図に
示す実施例の形状変化に大体比較できるものである。正
常な飛行状態(実線で示しである)では、補強材(71
,72)は帆(68)の前端と後端にある懸垂ロープ(
70)から出る張力によって僅かに下に引っ張られる。
何故なら、この懸垂ロープはそれに応じて短くなり、中
心の懸垂ロープ(70)より大きい張力が発生ずるから
である。そのため、帆(68)が更に張られる。
降下気流がある場合、懸垂ロープ(70)の張力が無く
なるので、補強材(71,72)は弾性的に戻され、上
にバネ力が加わり、真っ直ぐになる。
帆(68)が崩れて後ろに向けて高く曲がるので、帆(
68)の抵抗は象、激に上昇する(点線で示しである)
。従って、揺動安定性になる結果と共に抵抗は急激に増
大する。
第8図の実施例では、帆(81)の全奥行きにわたって
延び、弾力的なバネ材から成る帆桁(82)が帆(81
)に規則正しい間隔で挿入しである。これ等の帆桁(8
2)には、懸垂ロープ−例示的に(83)で示しである
−が吊るしである。
それぞれ帆(81)の前端と後端及び帆桁(82)の中
心に吊るしである。帆桁(82)は張力が無くなった状
態では一点線で示しである一後部に向けて高く曲がるよ
うに形成されている。このことは、更に圧縮バネ(84
)によって支援されている。このバネは一端を帆桁(8
2)の前方領域で、また他端を帆桁の後端に固定しであ
る。引張バネ(84)の場合には、例えばゴムの引張部
材が問題になる。
正常の飛行状態(実線で示しである)では、後部領域の
帆桁は懸垂ロープ(83)の張力のため下に引かれるの
で、やや高く曲がった支持表面形状が生じる。帆(81
)に上から作用する降下気流のため張力が無くなると、
帆桁(82)が後部領域で上に向けて曲がるので、帆は
S字型の衝撃を与える(点線で示しである)。従って、
抵抗が急激に増大するので、滑空傘は揺動安定性を維持
している。
第8図の実施例の形状は、第3〜8図に示したように、
補助翼を更に組み合わせることも当然できる。従って、
形状の変化による作用が帆桁(82)を支援し、特に安
定性が帆幅の方向で大きく改善される。
【図面の簡単な説明】 第1図は、前方から斜めに見た滑空傘の一実施例の斜視
図。 第2図は、前方から斜めに見た滑空傘の他の実施例の斜
視図。 第3図は、第2図の滑空傘の断面図。 第4〜7図は、種々の補助翼を有する他の滑空傘の断面
図。 第8図は、補助翼が無いが、帆桁を備えた滑空傘の断面
図。 図中引用記号: 1.47・・・滑空傘、 2.48,61,68.81・・・帆、10、II、1
9,20,26,2.7゜5B、  59゜ ・・・点、 4〜9.13〜18.57.67.70.83・・・懸
垂ロープ、 34〜39.49〜54.62.69 ・・・補助翼、 41〜46.61,64,71.72 ・・・補強部材、

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、帆の下端で所定の飛行方向にほぼ平行に下側に延び
    る補助翼を装備し、懸垂ロープが少なくとも前記補助翼
    に取り付けてあり、この補助翼の自由端が人を収納する
    支持装置になる翼に類似した帆を有する滑空傘において
    、 補助翼(34〜39;49〜54;62;69)には、
    補強材(41〜46;61、64、71、72)が装備
    してあり、この補強材は少なくとも懸垂ロープ(4〜1
    8;57;65;70;83)の引張負荷の下で飛行中
    ほぼ垂直な方向に補助翼(34〜39;49〜54;6
    2;69)に張力を加えることを特徴とする滑空傘。 2、補助翼は、面状の補強材を有するか、あるいはこの
    補強材から成ることを特徴とする請求項1記載の滑空傘
    。 3、補助翼(34〜39;49〜54;62;69)は
    、湾曲して緩む材料から成り、前記補強材(41〜46
    ;61、64、71、72)に挿入されていることを特
    徴とする請求項1記載の滑空傘。 4、帆(2、48、61、68、81)及び/又は補助
    翼(34〜39)の後端(12、56)のところに懸垂
    ロープ(4〜18、57、65、70、83)が取り付
    けてあることを特徴とする請求項3記載の滑空傘。 5、懸垂ロープ(4〜18、57、65、70、83)
    は、帆(2、48、61、68、81)の前端及び/又
    は後端で補助翼(34〜39;49〜54;62;69
    )の面内に取り付けてあることを特徴とする請求項3又
    は4記載の滑空傘。 6、補強材(61、64、71、72)はバネで湾曲す
    るように形成してあり、補助翼(49〜54;62;6
    9)中に、帆(2、48、61、68)が懸垂ロープの
    負荷を外した状態で少なくとも後部領域で曲がるが、補
    強材(61、64、71、72)は飛行の負荷がる場合
    少なくとも後部領域で支持面の形状を形成し下にバネで
    曲がるように配設してあることを特徴とする請求項3〜
    5のいずれか1項に記載の滑空傘。 7、補助翼(62)は湾曲した下端(63)を有し、こ
    の下端に対応する曲がりの補強材(64)を挿入してい
    ることを特徴とする請求項6記載の滑空傘。 8、補助翼(49〜54)は下向きの三角先端を有する
    三角形で、三角形の自由端はそれぞれ補強材(61)を
    有することを特徴とする請求項6記載の滑空傘。 9、補助翼(69)は台形であり、少なくとも補助翼の
    自由後端が補強材(71、72)を有することを特徴と
    する請求項6記載の滑空傘。 10、補強材(71、72)の下端は、少なくとも一個
    の別な連結材(78)を介して相互に結合していること
    を特徴とする請求項9記載の滑空傘。 11、補助翼(81)は、飛行方向に延びる帆桁(82
    )を有し、この帆桁はバネで曲がるように形成してあり
    、負荷がない状態では後方に僅かに曲がるが、飛行負荷
    が加わっている場合、少なくとも後部領域で支持面の外
    形を形成して高い湾曲位置から下向きにバネで曲げてあ
    ることを特徴とする請求項1〜10のいずれか1項に記
    載の滑空傘。 12、帆桁(82)の後端には、引張バネ(84)がこ
    の端部を曲げるために取り付けてあることを特徴とする
    請求項11記載の滑空傘。 13、補助翼(53)又は帆桁(82)の間には、それ
    ぞれ帆の前端で個々の可撓性の補強支柱(60)が取り
    付けてあることを特徴とする請求項1〜12のいずれか
    1項に記載の滑空傘。
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