JPH01226488A - 船舶等浮体のバラスト調整装置 - Google Patents

船舶等浮体のバラスト調整装置

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JPH01226488A
JPH01226488A JP5463888A JP5463888A JPH01226488A JP H01226488 A JPH01226488 A JP H01226488A JP 5463888 A JP5463888 A JP 5463888A JP 5463888 A JP5463888 A JP 5463888A JP H01226488 A JPH01226488 A JP H01226488A
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JP
Japan
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palast
tank
air
ballast tank
ballast
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Pending
Application number
JP5463888A
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English (en)
Inventor
Tomonori Mishima
三島 智範
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Kawasaki Heavy Industries Ltd
Original Assignee
Kawasaki Heavy Industries Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、船舶等浮体の姿勢(長さおよび横方向の傾斜
)、吃水が安全性、快適性および運航の経済性確保のた
め最適な状態となるように、そのパラストを調整する装
置に関する。
(従来の技術) 従来、船舶など浮体のパラスト調整は、パラストポンプ
と、その配管とによって行なわれている。
(発明が解決しようとする問題点) 従来、各種の浮体におけるパラスト調整は、通常海水ポ
ンプを使用して行なわれているが、たとえば、相対的に
小型の船舶に対する搭載ヘリコプタ−1潜水調査船、舟
艇などの離着時における如く、換言すれば、重量物の搭
載もしくは、荷卸し作業時に見られるように、急激に積
載重量が変化したシ、重量物が移動したシする場合には
、それに速応して、当該船舶のパラスト調整を迅速に、
かつ適切に行ないうるように、大容量のパラストポンプ
の装備が必要となる。
しかも、この傾向および必要性は、たとえば、双胴半没
水船(SWATH船)などに見られるように、吃水の変
化に対して、排水量の変化が少ないような種類の船舶、
その他の浮体で特に顕著に認められる。
したがって、特に上述したような種類の船舶などに、従
来のパラスト調整方式を使用すると、それだけ大容量の
パラストポンプ、駆動装置および大口径の配管、その他
の設備が要求されることになるため、建造コストのみな
らず、デッドウェイトの増大を招来し、載荷重量の減少
という重大な不利、不都合、問題が生じる。
(問題点を解決するための手段) 本発明は、従来のパラスト調整方式で避けられない上記
の如き不利、不都合の除去、問題点の解決のためになさ
れたもので、本発明に係る船舶等浮体のパラスト調整装
置は、底部に開口を有し、他の部分は気密構造となった
パラストタンクと、このパラストタンクの上部に接続さ
れた空気圧調整弁と、この空気圧調整弁を介して、上記
パラストタンクに圧縮空気を供給する蓄圧器と、この蓄
圧器に圧縮空気を供給する空気圧縮機を備えていること
を基本的な構成とし、さらに要すれば、当該浮体の姿勢
、吃水および運動を計測させる計測装置から発せられる
信号に基づいて、演算を行なうパラスト制御装置が設け
られていることを特徴とするものである。
(作用) 上記の技術的手段は、次のように作用する。
すなわち、浮体における所定のパラストタンク内の水を
排出させたいときには、空気圧調整弁を操作して、蓄圧
器内の高圧空気を当該パラストタンクの上部に投入する
と、該パラストタンク内の水がその底部の開口から迅速
に排出され、該浮体の浮力はそれだけ増加する。なお該
蓄圧器内には空気圧縮機によって常時高圧の空気が補充
されている。また、パラストを張シたいときには、空気
圧調整弁を操作して、所定のパラストタンク内の上部に
ある圧縮空気を抜くと、水が底部の開口を通じて迅速に
該パラストタンク内の流入し、浮体の浮力はそれだけ減
少する。
この構成によれば、パラストタンク内の水は、その外部
にある水と、底部の開口を通じてほとんど抵抗なしに接
続されているので、水の出入をきわめて迅速に行なわせ
ることができる。
一方、パラスト量の調整を行なわせるための空気は、水
に比べて密度および粘性が小さいことから、配管内を通
過する際の抵抗が小さく、シたがって、大量の空気を短
時間に、しかも小口径の配管を介して流すことができる
。なおパラストタンクの注排水を行なわせるための空気
は、蓄圧器内にあらかしめ高圧状態で蓄えられているた
め、大量のパラスト調整であっても、きわめて短時間で
行なうことができる。さらに、本発明によるこのシステ
ムの応答性を高めるためには、補助蓄圧器を各パラスト
タンクの近傍に、それぞれ装備し、蓄圧器、空気圧調整
弁およびパラストタンクを極力短絡させるようにすると
よい。また船舶等浮体の姿勢、吃水および運動を計測さ
せる計測装置から発する信号に基づいて演算を行なうパ
ラスト制御装置を、このパラスト調整装置に設置してお
けば、迅速なパラスト調整を自動的に行なわせることが
可能となる。
(実施例) 以下に、本発明を双胴の半没水船(5WATH船)に適
用した場合の実施例につき、第1図および第2図を参照
して、具体的に説明する。
船体は、水中に水没している左右舷2個のロワーハルl
と、水面上に常に出ていて水没しない1個のアッパーハ
ル3と、それらを結合すべく、並設された左右2個のス
トラットλとから成シ、また吃水線は推進性能を良くす
るため、通常水平断面積が小さいそれらストラットλの
適当な高さ位置にくるように設定されている。
各ロワーハル/の縄部および鎖部には、フィンスタビラ
イザーダがそれぞれ装備されていて、高速での航行中は
船体の姿勢制御に用いられるが、停泊中や低速航行中は
ほとんど機能しないか1機能が大巾に低下する1両舷の
ロワーハル/の前部と後部とに、パラストタンク!が少
なくとも各1個、合計9個設けられておシ、それら各パ
ラストタンク!の底部には、それぞれ関口6が穿設され
、それら開口≦を介して、水が自由に出入するようにな
っている。まな各パラストタンク!の上部には、蓄圧器
7から圧縮空気導入管/a、空気圧調整弁りを経て、導
設した圧縮空気導入兼排出管?bがそれぞれ開口せしめ
てあり、上記各パラストタンク!の上部に、パラスト水
の排出のため、上記蓄圧器7から導入される圧縮空気の
圧力は、それぞれに対応する各空気圧調整弁りにおいて
、制御されるようになっている。なおこれら空気圧調整
弁りには、蓄圧器2からの圧ia空気導入管?あのほか
、圧縮を気の大気放出管IOがそれぞれ設けられている
それら空気圧調整弁9を操作する制御装置l/は、船体
の姿勢や吃水の制御を自動的に行なわせるため、たとえ
ば、超音波を用いて水面までの高さ、すなわち、距離を
計測する筒度計ないし吃水針12や、互いに直角方向に
装備された振子式の傾斜計73、あるいは、必要に応じ
て各所定部に装備せられた加速度計(図示せず)など、
いずれもそれ自体公知の各種センチ−からもたらされる
船体の姿勢ないし吃水、あるいは、各部の加速度に関す
る信号を受けると、それらを演算し、設定装置14tで
各パラストの変化内容と変化量が算出、設定され、各空
気圧調整弁?に対しl17r要の制御信号が送られる。
すると、これら信号に従って、それぞれの空気圧調整弁
?が作動し、所要のパラスト調整、換言すれば、浮力の
′iA整を行ない、船体の姿勢ないし吃水が所定の範囲
内になるように、その調整、制御を行なう。なおこれら
センサーは、双胴半没水船では、通常各フィンスタビ2
イザーZの制御用に装備されているものが多い。
蓄圧器7内に蓄えられている圧縮空気を、導入管ta、
空気圧調整弁り、導入管へを介して、所定のパラストタ
ンク!の上部に導入すると、該タンク内の水は開口6か
ら迅速に船外に排出されて水面が低下し、浮力か増大す
る。
また、空気圧調整弁りの切換え操作によシ、この調整弁
に対応せる所定のパラストタンク!全大気放出側と連絡
せしめると、該パラストタンク!の上方にある圧縮空気
は圧縮空気導入兼排出管♂b−空気圧調整弁デー大気放
出管10という経路を通って大気中へ迅速に排出され、
それに見合う船外の水が囲口乙からタンク!内に流入し
て、水面が上昇し、浮力がそれだけ減少する。
本発明に係るパラスト調整装置においては、上述したよ
うに、パラストの注排水用配管は一切設けられておらず
、各パラストタンク!の底部に外部と自由に連通ずる開
口6が穿設されているだけであるから、水のタンク内へ
の出入にはほとんど抵抗はなく、したがって、きわめて
短時間内に所定−の水の流出入が完了する。かくして、
必要とするパラストの調整は、各空気圧調整弁デの操作
により、その都度、迅速に達成されることになる。なお
、蓄圧器7内部には常時操作に必要な圧縮空気が貯蔵さ
れてお勺、パラストの調整操作に伴ない、この圧縮空気
が消費されたときは空気圧縮機7.Lが遅滞なく自動的
に起動して、その補充を行ない、所定圧力に達すれば、
自動的に停止する。なお高速での航走中に、船体外部の
水の流れによって、パラストタンク!内にあるパラスト
水が開口6を経てタンク外へ吸い出され、パラストタン
クとしての機能が損なわれる場合も起こシうるが、その
ような場合には、適当な手段で、開口6を閉鎖させるか
、あるいは、開口に部に適当なスクープ機能を持たせる
ように設計すればよい。/!は舵、/jはグロベラ、/
7はヘリコプタ−である。
(発明の効果) 本発明は、以上に説明した如き構成からなるので、以下
に示すような特有の効果を有する。
(1)  パラスト水のパラストタンク内と外部間にお
ける流出入に、抵抗がほとんどなく、シたがって、短時
間に大量のパラストの調整ヲ行なうことが可能となるた
め、急激な積載1tの変化や重量物の移動を吸収し、そ
れに迅速適切に対応させることができる。
(2)パラスト水の注排水用の配管が不要となるので、
配管重量が大巾に減少する。
(3)  パラストの調整操作を行なわせるための流体
が空気であることから、配管内の流動抵抗が著しく小さ
く、したがって、小口径の配管ですみ、配管重量がそれ
だけ減少する。
(4)パラスト調畏に当って、パラスト配管の切換え作
業を必要としないため、多数の大型弁の厄介な切換え操
作が不要となシ、きわめて簡単な操作で、パラストの調
整を迅速に行なうことができる。
(5)  パラスト調整装置の操作も簡単で、その自動
化も容易である。
(6)パラストタンクの注排水用の空気源に、主機関の
起動空気源を利用すれば、設備投資を最小におさえるこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の実施例としてのパラスト調整装O1t
採用した双胴半没水船の側面概念図、第2図は第1図の
略示的正面図である。 /10.ロワーハル、コ00.ストラット、3.。 、アッパーハル、g、、、フィンスタビライザー、j’
、、、パラストタンク、601.開口、70.。 蓄圧器、7.、、、?気圧縮機、♂106.圧縮空気導
入管、J″b00.圧縮突気導入兼排出管、206.窒
気圧調整弁、io、、、圧縮空気大気放出管、/1.。 、制御装置、/λ00.高度計ないし吃水計、/3.。 ・傾斜計1/ダ・・・設足装置・/j・・・舵・/6・
・・プロペラ、/7.、、ヘリコプタ−1

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)底部に開口を有し、他の部分は気密構造となつた
    パラストタンクと、該パラストタンクの上部に接続され
    た空気圧調整弁と、この空気圧調整弁を介して上記パラ
    ストタンクに圧縮空気を供給する蓄圧器と、この蓄圧器
    に圧縮空気を供給する空気圧縮機とを備えていることを
    特徴とする、船舶等浮体のパラスト調整装置。
  2. (2)浮体の姿勢、吃水および運動を計測する計測装置
    の発する信号に基づいて、演算を行なうパラスト制御装
    置が設けられていることを特徴とする、請求項(1)記
    載の船舶等浮体のパラスト調整装置。
JP5463888A 1988-03-08 1988-03-08 船舶等浮体のバラスト調整装置 Pending JPH01226488A (ja)

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