JPH01224976A - 複数密度磁気記録媒体読取り・書込み装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、例えば、金融機関で取扱われる通帳に貼付け
られている磁気ストライプ等のような磁気記録媒体に対
してデータの読取り・書込みを行う磁気記録媒体読取り
・書込み装置に関する。

従来の技術 金融機関で取扱われる通帳に貼付けられた磁気ストライ
プには各金融機関で異なった書込み密度でデータ記録が
されており統一されていない。

従来の磁気ヘッド可動型磁気ストライプ読取り・書込み
装置では、磁気ヘッドの移動速度が変動しても書込み密
度に影響しないようにするために、第１図に示すように
、磁気ヘッド１１を移動させるためのシャフト１４にタ
イミングディスク板１２が取付けられている。このタイ
ミングディスク板１２には、その周辺部にある一種類の
書込み密度に合わせた一定の間隔で複数のスリットが形
成されている。シャフト１４が回転することによりディ
スク板１２も回転し、センサ１３がスリットの有無を検
知して、スリットが存在するときにパルスを発生するこ
とによりパルス列を発生する。このパルス列が磁気スト
ライプに対するデータ書込みを行うタイミング信号とし
て用いられている。このようにして、磁気ヘッド１１の
移動速度が変動してもその変動に合わせてタイミング信
号も変化するために、均−な書込み密度で磁気ストライ
プにデータを書込むことができる。

発明が解決しようとする問題点 しかしながら、上述した従来の磁気ヘッド可動型磁気ス
トライプ読取り・書込み装置においては、それぞれの装
置で、ある一種類の記録密度の磁気記録に対して読取り
・書込みが行われ、異なる記録密度で記録されたデータ
を同一装置で取扱うことが出来ないという欠点がある。

本発明は従来の上記実情に鑑みてなされたものであり、
従って本発明の目的は、従来の技術に内在する上記欠点
を解消することを可能とした新規な磁気記録媒体読取り
・書込み装置を提供することにある。

問題点を解決するための手段 上記目的を達成する為に１本発明に係る複数密度磁気記
録媒体読取り・書込み装置は、磁気記録媒体に対して、
データの読取りおよび書込みを行う磁気ヘッドと、この
磁気ヘッドに往復動作をさせるようにことなる方向に回
転自由なシャフトと。

前記磁気ヘッドの移動速度を検出する該シャフトに付け
られたタイミングディスク板及び速度を安定させる手段
とを備え、磁気記録媒体の読取り・書込みに必要なタイ
ミング信号として、回路的に発振されたクロック信号を
プログラムで制御することにより複数の記録密度に対応
したタイミンク信号を作る機能を有し、複数の記録密度
の磁気記録を可能にする手段を備えて構成される。

実施例 次に本発明をその好ましい一実施例について図面を参照
して具体的に説明する。

第１図は本発明の一実施例を説明する為の斜視図である
６ 第１図を参照するに、本実施例において、磁気ヘッド１
１はヘッドキャリア１５に固定されている。

ヘッドキャリアＩ５は、ねじ状に形成されているシャフ
ト１４と連結されており、シャフト１４が図示されてい
ない別の駆動用モータにより回転すると、シャフト１４
の長さ方向にモータの回転方向に応じて移動する。

また、シャフト１４にはタイミングディスク板１２が固
定されており、このタイミングディスク板１２はシャフ
ト１４の回転に応じて回転する。タイミングディスク板
１２には、その周辺部に一定間隔で複数のスリットが形
成されており、このスリット有無をセンサ１３により検
出して磁気ヘッド１１の移動速度の変動を検出する。

一方、磁気ストライプに対するデータの読取り・書込み
に必要なタイミング信号として、第２図に示すように、
回路的に発振されたクロックパルス信号（読取り・書込
みに必要なタイミング信号に比べて非常に小さい）を記
録密度に必要な幅でサンプリングすることにより、複数
の記録密度に対応した一定のタイミング信号を発生させ
ることが可能である。このタイミング信号を前記のセン
サ１３により検出された磁気へラド１１の移動速度変動
に同期させて補整することにより、均一な書込み密度で
磁気ストライプにデータを書込むことができる。

この様にして、クロックパルス信号のサンプリングする
幅をプログラムにより変更することによって、磁気スト
ライプに対し、同一装置により複数の書込み密度の読取
り・害込みを行うことができる。

発明の詳細 な説明したように、本発明によれば、磁気ヘッド移動速
度を安定させ、回路にて電気的に発振させたパルス信号
をプログラムにて制御することにより複数の記録密度に
対応したタイミング信号を作り、このタイミング信号で
磁気記録を行うことによって、同一装置で複数の記録密
度の磁気記録を可能にできる効果が得られる。

これにより１例えば記録データ数を増やすために記録密
度を上げようとする場合などに同一装置で行うことがで
きるという効果が得られる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明に係る磁気ヘッド可動型磁気ストライプ
読取り・書込み装置の一実施例を説明する為の斜視図、
第２図は本発明に係る装置を使用しての磁気記録媒体の
読取り・書込み動作の−例を示したフローチャートであ
る。 ｔｉ、　、　、　磁気ヘッド、１２．　、　、タイミン
グディスク板、１３．　、　、センサ、１４．　、　、
シャフト、１５゜１．ヘッドキャリア

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 磁気ヘッド可動型の磁気記録媒体読取り・書込み装置に
   おいて、磁気ヘッドを往復動作させる異なる方向に回転
   自由なシャフトと、前記磁気ヘッドの移動速度を検出す
   る前記シャフトに付けられたタイミングディスク板及び
   速度を安定させる手段とを備え、磁気記録媒体の読取り
   ・書込みに必要なタイミング信号として回路的に発振さ
   れたクロックをファームウェアで制御することにより、
   複数の記録密度の磁気記録を可能にすることを特徴とす
   る複数密度磁気記録媒体読取り・書込み装置。