JPH01224716A - 焦点制御装置 - Google Patents
焦点制御装置Info
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- JPH01224716A JPH01224716A JP63051295A JP5129588A JPH01224716A JP H01224716 A JPH01224716 A JP H01224716A JP 63051295 A JP63051295 A JP 63051295A JP 5129588 A JP5129588 A JP 5129588A JP H01224716 A JPH01224716 A JP H01224716A
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- lens
- evaluation value
- signal
- value data
- drive motor
- Prior art date
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- 238000011156 evaluation Methods 0.000 description 65
- 230000010354 integration Effects 0.000 description 12
- 238000001514 detection method Methods 0.000 description 11
- 238000000034 method Methods 0.000 description 8
- 230000009194 climbing Effects 0.000 description 6
- 230000003247 decreasing effect Effects 0.000 description 5
- 230000003595 spectral effect Effects 0.000 description 3
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 2
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
- 238000003384 imaging method Methods 0.000 description 1
- 230000003287 optical effect Effects 0.000 description 1
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
この発明は、例えばコントラスト検出方式の焦点制御装
置に関する。
置に関する。
この発明は、例えばコントラスト検出方式の焦点制御装
置において、レンズ位置を移動させるフォーカスモータ
の回転に伴って発生するFG信号を用いてフォーカスモ
ータの回転速度を制御することにより、レンズを所望の
移動速度で正確に移動できるようにしたものである。
置において、レンズ位置を移動させるフォーカスモータ
の回転に伴って発生するFG信号を用いてフォーカスモ
ータの回転速度を制御することにより、レンズを所望の
移動速度で正確に移動できるようにしたものである。
ビデオカメラに用いられるオートフォーカス方式には、
所謂山登り制御を行って合焦位置を得るようにしたもの
がある。例えば、オートフォーカス方式のひとつとして
、合焦位置ではビデオ信号の直流分を除く周波数成分が
最大になることを利用して、ビデオ信号の直流分を除く
周波数成分を積算した値を評価値データとし、この評価
値データが最大となる位置にレンズポジションを制御す
るようにしたものがある(例えは特願昭62−1466
28号)。このようなオートフォーカス方式では、評価
値データが最大となる合焦位置にレンズポジションを制
御するのに、前後の評価値データを比較していき、評価
値データが増加から減少に転じるかどうかを判断してい
くような処理がなされる。
所謂山登り制御を行って合焦位置を得るようにしたもの
がある。例えば、オートフォーカス方式のひとつとして
、合焦位置ではビデオ信号の直流分を除く周波数成分が
最大になることを利用して、ビデオ信号の直流分を除く
周波数成分を積算した値を評価値データとし、この評価
値データが最大となる位置にレンズポジションを制御す
るようにしたものがある(例えは特願昭62−1466
28号)。このようなオートフォーカス方式では、評価
値データが最大となる合焦位置にレンズポジションを制
御するのに、前後の評価値データを比較していき、評価
値データが増加から減少に転じるかどうかを判断してい
くような処理がなされる。
このような処理は、山登り制御と呼ばれている。
第3図は、このような方式の従来のオートフォーカスa
tlIの一例である。
tlIの一例である。
第3図において、レンズ51は、駆動モータ52により
移動される。レンズ51を介されり像カCCD撮像素子
53で撮像される。CCD撮像素子53の出力が信号処
理回路54に供給される。
移動される。レンズ51を介されり像カCCD撮像素子
53で撮像される。CCD撮像素子53の出力が信号処
理回路54に供給される。
信号処理回路54から輝度信号Yが取り出され、この輝
度信号Yがバンドパスフィルタ55を介して検波回路5
6に供給される。検波回路56の出力がA/Dコンバー
タ57に供給される。A/Dコンバータ57の出力が積
算回路58に供給される。積算回路58で所定領域内の
A/Dコンバータ57の出力が積算される。この積算回
路58の出力が評価値データとされ、この評価値データ
がコントローラ60に供給される。コントローラ60か
ら駆動モータ52の駆動信号が出力され、この駆動信号
がドライバインターフェース61を介して駆動モータ5
2に供給される。
度信号Yがバンドパスフィルタ55を介して検波回路5
6に供給される。検波回路56の出力がA/Dコンバー
タ57に供給される。A/Dコンバータ57の出力が積
算回路58に供給される。積算回路58で所定領域内の
A/Dコンバータ57の出力が積算される。この積算回
路58の出力が評価値データとされ、この評価値データ
がコントローラ60に供給される。コントローラ60か
ら駆動モータ52の駆動信号が出力され、この駆動信号
がドライバインターフェース61を介して駆動モータ5
2に供給される。
コントローラ60は、積分回路58から出力される評価
値データが最大となる位置にレンズ51のレンズポジシ
ョンを制御するものである。このような制御には、前述
したように、山登り制御が用いられる。
値データが最大となる位置にレンズ51のレンズポジシ
ョンを制御するものである。このような制御には、前述
したように、山登り制御が用いられる。
すなわち、例えばレンズポジションと評価値データの関
係が第4図に示すようなカーブで示されるとする。この
場合、レンズ51を一方向に移動させながら、レンズポ
ジションinで得られる評価値データDfiと、これに
連続するレンズポジション!7..で得られる評価値デ
ータD n + 1が比較され、レンズポジション7!
、で得られる評価値データD、、がこれに連続するレン
ズポジションl、、。
係が第4図に示すようなカーブで示されるとする。この
場合、レンズ51を一方向に移動させながら、レンズポ
ジションinで得られる評価値データDfiと、これに
連続するレンズポジション!7..で得られる評価値デ
ータD n + 1が比較され、レンズポジション7!
、で得られる評価値データD、、がこれに連続するレン
ズポジションl、、。
、で得られる評価値データD、、。、より小さくなるま
でレンズ51が移動される。
でレンズ51が移動される。
第4図に示すように、レンズポジションを右方に移動さ
せた場合、評価値データが最大値D□、となるレンズポ
ジション1focutを通過するまでは、評価値データ
は増加していく。評価値データが最大値D waxとな
るレンズポジションlf6゜5を通過すると、評価値デ
ータが減少に転じる。したがって、このようにレンズポ
ジションを一方向に移動させながら、前後のレンズポジ
ション!。
せた場合、評価値データが最大値D□、となるレンズポ
ジション1focutを通過するまでは、評価値データ
は増加していく。評価値データが最大値D waxとな
るレンズポジションlf6゜5を通過すると、評価値デ
ータが減少に転じる。したがって、このようにレンズポ
ジションを一方向に移動させながら、前後のレンズポジ
ション!。
、17.1の評価値データD、、、D、、。1が増加か
ら減少に転じるかどうかを判断していくような山登り制
御を行うと、評価値データが最大値D□、とな゛るレン
ズポジションl focusを通過したことが判断でき
、これにより合焦位置が得られる。
ら減少に転じるかどうかを判断していくような山登り制
御を行うと、評価値データが最大値D□、とな゛るレン
ズポジションl focusを通過したことが判断でき
、これにより合焦位置が得られる。
ところで、レンズポジションの変化と評価値データの変
化の関係を示すカーブ中には、ノイズが混入したり、手
ぶれ等の影響を受けたりして、第5図に示すような凹凸
が生じることがある。このようにカーブ中に凹凸が生じ
ている場合、上述したようにレンズポジションを一方向
に移動させながら、前後のレンズポジションの評価値デ
ータが増加から減少に転じるかどうかを判断してい(よ
うな山登り制御を行うと、凹凸の部分を評価値データが
最大となるレンズポジションであると誤判別してしまう
ことがある。
化の関係を示すカーブ中には、ノイズが混入したり、手
ぶれ等の影響を受けたりして、第5図に示すような凹凸
が生じることがある。このようにカーブ中に凹凸が生じ
ている場合、上述したようにレンズポジションを一方向
に移動させながら、前後のレンズポジションの評価値デ
ータが増加から減少に転じるかどうかを判断してい(よ
うな山登り制御を行うと、凹凸の部分を評価値データが
最大となるレンズポジションであると誤判別してしまう
ことがある。
すなわち、例えば、第5図において、レンズポジション
1.の評価値データD、と、レンズポジションl ma
lの評価値データD1.1を比較すると、レンズポジシ
ョン!、の評価値データD、よりレンズポジションl、
。、の評価値データD1.1の方が小さい。このように
前後のレンズポジションの評価値データが増加から減少
に転じているので、この位置で評価値データが最大とな
るレンズポジションを通過したと判断してしまう。
1.の評価値データD、と、レンズポジションl ma
lの評価値データD1.1を比較すると、レンズポジシ
ョン!、の評価値データD、よりレンズポジションl、
。、の評価値データD1.1の方が小さい。このように
前後のレンズポジションの評価値データが増加から減少
に転じているので、この位置で評価値データが最大とな
るレンズポジションを通過したと判断してしまう。
そこで、前後のレンズポジションの評価値データが増加
から減少に転じるかどうかを判断する際に、所定のスレ
ショルド値をもたせることが行われている。すなわち、
前後のレンズポジションの評価値データが所定のスレシ
ョルド値以上減少しているかどうかを判断し、所定のス
レショルド値を越えて減少に転じた場合には、評価値デ
ータが最大となるレンズポジションを通過したと判断す
るようにしている。
から減少に転じるかどうかを判断する際に、所定のスレ
ショルド値をもたせることが行われている。すなわち、
前後のレンズポジションの評価値データが所定のスレシ
ョルド値以上減少しているかどうかを判断し、所定のス
レショルド値を越えて減少に転じた場合には、評価値デ
ータが最大となるレンズポジションを通過したと判断す
るようにしている。
ところで、山登り制御では、評価値データが最大となる
レンズポジションを検出したときのレンズポジションは
、評価値データが最大となるレンズポジションよりオー
バーランする。そこで、このオーバーラン分だけレンズ
51の位置を戻すような処理がなされている。
レンズポジションを検出したときのレンズポジションは
、評価値データが最大となるレンズポジションよりオー
バーランする。そこで、このオーバーラン分だけレンズ
51の位置を戻すような処理がなされている。
このように、評価値データが最大となるレンズポジショ
ンを見つけてからオーバーラン分だけしンズ51の位置
を戻すような処理を行う際に、駆動モータ52を高速回
転させたままの状態にしておくと、レンズ51が評価値
データが最大となるレンズポジションで正しく停止でき
ない。
ンを見つけてからオーバーラン分だけしンズ51の位置
を戻すような処理を行う際に、駆動モータ52を高速回
転させたままの状態にしておくと、レンズ51が評価値
データが最大となるレンズポジションで正しく停止でき
ない。
そこで、評価値データが最大となるレンズポジションを
見つけてからオーバーラン分だけレンズ51の位置を戻
すような処理を行う際には、駆動モータ52を低速回転
させるようにしている。従来のオートフォーカス機構で
は、駆動モータ52の速度を変える場合、駆動モータ5
2に与える電圧を切り換えるようにしている。
見つけてからオーバーラン分だけレンズ51の位置を戻
すような処理を行う際には、駆動モータ52を低速回転
させるようにしている。従来のオートフォーカス機構で
は、駆動モータ52の速度を変える場合、駆動モータ5
2に与える電圧を切り換えるようにしている。
(発明が解決しようとする問題点〕
このような従来のオートフォーカス機構では、駆動モー
タ52の速度を駆動モータ52に与える駆動電圧に応じ
て設定するようにしている。そして、駆動モータ52の
速度を変える場合、駆動モータ52に与える電圧を切り
換えるようにしている。しかしながら、温度変動やトル
ク変動により、同じ電圧を駆動モータ52に与えても常
に同じ回転数で駆動モータ52が駆動されるとは限らな
い。
タ52の速度を駆動モータ52に与える駆動電圧に応じ
て設定するようにしている。そして、駆動モータ52の
速度を変える場合、駆動モータ52に与える電圧を切り
換えるようにしている。しかしながら、温度変動やトル
ク変動により、同じ電圧を駆動モータ52に与えても常
に同じ回転数で駆動モータ52が駆動されるとは限らな
い。
このため、このような従来のオートフォーカス機構では
、駆動モータ52を常に所望の回転速度に設定して回転
させることができないという問題がある。
、駆動モータ52を常に所望の回転速度に設定して回転
させることができないという問題がある。
駆動モータ52を常に所望の回転速度で回転させること
ができないと、評価値データが最大となるレンズポジシ
ョンを見つけてから駆動モータ52を低速回転させてオ
ーバーラン分だけレンズ51の位置を戻すような処理を
行う際に、レンズ位置を正しく設定できない。
ができないと、評価値データが最大となるレンズポジシ
ョンを見つけてから駆動モータ52を低速回転させてオ
ーバーラン分だけレンズ51の位置を戻すような処理を
行う際に、レンズ位置を正しく設定できない。
したがって、この発明の目的は、温度変動やトルク変動
が生じてもレンズを所定の速度で移動させることができ
る焦点制御装置を提供することにある。
が生じてもレンズを所定の速度で移動させることができ
る焦点制御装置を提供することにある。
この発明は、レンズ位置を移動させるフォーカスモータ
52の回転に伴ってFG信号発生を発生させ、このFG
信号に基づいてフォーカスモータ52の回転速度を制御
するようにしたことを特徴とする焦点制御装置である。
52の回転に伴ってFG信号発生を発生させ、このFG
信号に基づいてフォーカスモータ52の回転速度を制御
するようにしたことを特徴とする焦点制御装置である。
駆動モータ2が回転するのに伴って、駆動モータ2から
逆起電力が生じる。この逆起電力が駆動モータ2の回転
を検出するFG信号としてドライバインターフェース1
1を介してコントローラ10に供給される。
逆起電力が生じる。この逆起電力が駆動モータ2の回転
を検出するFG信号としてドライバインターフェース1
1を介してコントローラ10に供給される。
駆動モータ2を回転させる際の回転速度は、このFG倍
信号用いて制御される。すなわち、所定の時間内のFG
信号がカウントされる。この所定時間内のFG信号のカ
ウント値から駆動モータ2の回転速度が検出される。検
出された回転数と設定すべき回転数と比較して、これに
応じた駆動電圧が駆動モータ2に与えられる。
信号用いて制御される。すなわち、所定の時間内のFG
信号がカウントされる。この所定時間内のFG信号のカ
ウント値から駆動モータ2の回転速度が検出される。検
出された回転数と設定すべき回転数と比較して、これに
応じた駆動電圧が駆動モータ2に与えられる。
〔実施例]
以下、この発明の一実施例について図面を参照して説明
する。
する。
第1図において、レンズ1は、駆動モータ2により矢印
a及びb方向に回転可能とされる。これにより、レンズ
lが矢印C及びd方向に移動し、フォーカス位置が制御
される。すなわち、駆動モータ2により、レンズ1が矢
印a方向に回転されると、レンズ1が矢印C方向に移動
する。この場合、レンズ1が近距離に合焦される。レン
ズ1が矢印す方向に回転されると、レンズ1が矢印d方
向に移動する。この場合、レンズ1が遠距離に合焦され
る。レンズ1を介された像は、CCD撮像素子3で撮像
される。CCD撮像素子3の出力信号が信号処理回路4
に供給される。
a及びb方向に回転可能とされる。これにより、レンズ
lが矢印C及びd方向に移動し、フォーカス位置が制御
される。すなわち、駆動モータ2により、レンズ1が矢
印a方向に回転されると、レンズ1が矢印C方向に移動
する。この場合、レンズ1が近距離に合焦される。レン
ズ1が矢印す方向に回転されると、レンズ1が矢印d方
向に移動する。この場合、レンズ1が遠距離に合焦され
る。レンズ1を介された像は、CCD撮像素子3で撮像
される。CCD撮像素子3の出力信号が信号処理回路4
に供給される。
信号処理回路4は、CCD撮像素子3の出力信号から輝
度信号Y及びクロマ信号Cを形成するもので、プロセス
回路、カラーエンコーダ等を有している。信号処理回路
4から輝度信号Yが取り出され、この輝度信号Yがバン
ドパスフィルタ5A及び5Bに供給される。バンドパス
フィルタ5Aは、中心周波数が例えば100kHzであ
り、バンドパスフィルタ5Bは、中心周波数が例えば5
00kHzである。
度信号Y及びクロマ信号Cを形成するもので、プロセス
回路、カラーエンコーダ等を有している。信号処理回路
4から輝度信号Yが取り出され、この輝度信号Yがバン
ドパスフィルタ5A及び5Bに供給される。バンドパス
フィルタ5Aは、中心周波数が例えば100kHzであ
り、バンドパスフィルタ5Bは、中心周波数が例えば5
00kHzである。
バンドパスフィルタ5A及び5Bで信号処理回路4から
出力される輝度信号Y中の所定の周波数成分が取り出さ
れる。このバンドパスフィルタ5A及び5Bの出力がス
イッチ回路6を介して選択的に出力される。
出力される輝度信号Y中の所定の周波数成分が取り出さ
れる。このバンドパスフィルタ5A及び5Bの出力がス
イッチ回路6を介して選択的に出力される。
スイッチ回路6は、コントローラ10から出力されるス
イッチ制御信号SCにより被写体の状態により切り換え
られる。例えばコントラストが強い被写体のときには、
バンドパスフィルタ5Aの出力が選択され、コントラス
トが弱い被写体のときには、バンドパスフィルタ5Bの
出力が選択される。
イッチ制御信号SCにより被写体の状態により切り換え
られる。例えばコントラストが強い被写体のときには、
バンドパスフィルタ5Aの出力が選択され、コントラス
トが弱い被写体のときには、バンドパスフィルタ5Bの
出力が選択される。
スイッチ回路6の出力が検波回路7に供給される。検波
回路7の出力から、バンドパスフィルタ5A又は5Bか
ら出力される輝度信号Y中の所定の周波数成分のレベル
が検出される。検波回路7の出力がA/Dコンバータ8
に供給され、検波回路7から出力される輝度信号Y中の
所定の周波数成分のレベルの信号がディジタル化される
。
回路7の出力から、バンドパスフィルタ5A又は5Bか
ら出力される輝度信号Y中の所定の周波数成分のレベル
が検出される。検波回路7の出力がA/Dコンバータ8
に供給され、検波回路7から出力される輝度信号Y中の
所定の周波数成分のレベルの信号がディジタル化される
。
A/Dコンバータ8の出力が積算回路9に供給される。
積算回路9には、コントローラlOから積算エリア制御
信号SAが供給される。A/Dコンバータ8から出力さ
れる輝度信号Y中の所定の周波数成分のレベルのデータ
は、積算回路9で、この積算エリア制御信号SAで指定
されるエリアの間積算される。この積算された輝度信号
Y中の所定の周波数成分のレベルのデータが評価値デー
タDとしてコントローラ10に供給される。
信号SAが供給される。A/Dコンバータ8から出力さ
れる輝度信号Y中の所定の周波数成分のレベルのデータ
は、積算回路9で、この積算エリア制御信号SAで指定
されるエリアの間積算される。この積算された輝度信号
Y中の所定の周波数成分のレベルのデータが評価値デー
タDとしてコントローラ10に供給される。
コントローラlOは、積算回路9から出力される評価値
データDを用いて、山登り制御によりレンズ1の位置制
御を行い、レンズ1の合焦位置を得る。コントローラ1
0からは、駆動モータ2の駆動信号が出力される。この
駆動信号がドライバインターフェース11を介して駆動
モータ2に与えられる。
データDを用いて、山登り制御によりレンズ1の位置制
御を行い、レンズ1の合焦位置を得る。コントローラ1
0からは、駆動モータ2の駆動信号が出力される。この
駆動信号がドライバインターフェース11を介して駆動
モータ2に与えられる。
駆動モータ2が回転するのに伴って、駆動モータ2から
逆起電力が生じる。この逆起電力が駆動モータ2の回転
を検出するFG信号としてドライバインターフェース1
1を介してコントローラ10に供給される。
逆起電力が生じる。この逆起電力が駆動モータ2の回転
を検出するFG信号としてドライバインターフェース1
1を介してコントローラ10に供給される。
駆動モータ2を回転させる際の回転速度は、このFG信
号を用いて制御される。すなわち、所定の時間内のFG
信号がカウントされる。この所定時間内のFG信号のカ
ウント値から駆動モータ2の回転速度が検出される。駆
動モータ2の回転速度は、FG信号の1周期当たりの時
間をクロックをカウントして求めることも可能である。
号を用いて制御される。すなわち、所定の時間内のFG
信号がカウントされる。この所定時間内のFG信号のカ
ウント値から駆動モータ2の回転速度が検出される。駆
動モータ2の回転速度は、FG信号の1周期当たりの時
間をクロックをカウントして求めることも可能である。
検出された回転数と設定すべき回転数と比較して、これ
に応じた駆動電圧がドライバインターフェース11を介
して駆動モータ2に与えられる。
に応じた駆動電圧がドライバインターフェース11を介
して駆動モータ2に与えられる。
FG信号は、光学的手段や磁気的手段により得るように
しても良い。
しても良い。
なお、ズームレンズの位置を検出するポテンショメータ
12が設けられ、このポテンショメータ12の出力がコ
ントローラ10に供給される。また、アイリス開度を検
出するアイリス開度検出素子13が設けられ、アイリス
開度検出素子13の出力がコントローラ10に供給され
る。積算回路9から出力される評価値データDを用いて
出登り制御を行う際には、ポテンショメータ12及びア
イリス開度検出素子13の出力により、評価値データD
に対する係数が設定される。
12が設けられ、このポテンショメータ12の出力がコ
ントローラ10に供給される。また、アイリス開度を検
出するアイリス開度検出素子13が設けられ、アイリス
開度検出素子13の出力がコントローラ10に供給され
る。積算回路9から出力される評価値データDを用いて
出登り制御を行う際には、ポテンショメータ12及びア
イリス開度検出素子13の出力により、評価値データD
に対する係数が設定される。
レンズ1の外周の一部には、このレンズ1を覆うように
反射膜15が取り付けられる。この反射膜15に対して
発光ダイオード16とフォトダイオード17が設けられ
る。フォトダイオード17の出力がコントローラ10に
供給される。
反射膜15が取り付けられる。この反射膜15に対して
発光ダイオード16とフォトダイオード17が設けられ
る。フォトダイオード17の出力がコントローラ10に
供給される。
反射膜15は、レンズ1が可動範囲にある間に対応して
配置される。レンズ1の可動範囲外に対応する間は、欠
落部18とされている。レンズ1が可動範囲にあるとき
には、発光ダイオード16の出力光が反射膜15で反射
され、この反射光がフォトダイオード17で受光される
。したがって、フォトダイオード17から出力が得られ
る。レンズ1が端点に到達すると、発光ダイオード16
の出力光は反射膜15が配置されていない欠落部18を
照射するため、フォトダイオード17から出力が得られ
なくなる。
配置される。レンズ1の可動範囲外に対応する間は、欠
落部18とされている。レンズ1が可動範囲にあるとき
には、発光ダイオード16の出力光が反射膜15で反射
され、この反射光がフォトダイオード17で受光される
。したがって、フォトダイオード17から出力が得られ
る。レンズ1が端点に到達すると、発光ダイオード16
の出力光は反射膜15が配置されていない欠落部18を
照射するため、フォトダイオード17から出力が得られ
なくなる。
レンズ1の合焦位置は、輝度信号Y中の所定の周波数成
分のレベルのデータを所定のエリア分積算して得られた
評価値データDを用いて行える。
分のレベルのデータを所定のエリア分積算して得られた
評価値データDを用いて行える。
すなわち、完全なピンボケ状態から合焦状態に達し、再
びピンボケになっていく過程でのスペクトル成分の分布
とその強度を測定して行くと、ピンボケ状態ではスペク
トル成分は低域側にあるとともにその大きさも小さく、
ピントが合ってくるに従ってスペクトル成分が高域側に
移りその大きさも大きくなる。このことから、ビデオ信
号中の直流成分を除いた全ての成分を積分したものをフ
ォーカス評価値として用いることができる。
びピンボケになっていく過程でのスペクトル成分の分布
とその強度を測定して行くと、ピンボケ状態ではスペク
トル成分は低域側にあるとともにその大きさも小さく、
ピントが合ってくるに従ってスペクトル成分が高域側に
移りその大きさも大きくなる。このことから、ビデオ信
号中の直流成分を除いた全ての成分を積分したものをフ
ォーカス評価値として用いることができる。
前述したように、積算回路9の出力から評価値データD
が得られ、この評価値データDがコントローラ10に供
給される。そして、第2図に示すような山登り制御によ
り評価値データDが最大となるレンズポジションが検索
され、この評価値データDが最大となるレンズポジショ
ンが合焦位置とされる。
が得られ、この評価値データDがコントローラ10に供
給される。そして、第2図に示すような山登り制御によ
り評価値データDが最大となるレンズポジションが検索
され、この評価値データDが最大となるレンズポジショ
ンが合焦位置とされる。
すなわち、第2図にフローチャートで示すように、駆動
モータ2によりレンズ1を一方向に移動させながら、評
価値データD7を得(ステップ■)、これに連続する評
価値データDfi。1を得る(ステップ■)。評価値デ
ータD1と評価値データDい。、との差をとり、評価値
データが所定のスレショルド値Δを越えて減少に転じた
かどうかを判断する(ステップ■)。評価値データD、
、。1が評価値データD、1より大きいときには、評価
値データの最大値に達していないので、ステップ■に戻
り、駆動モータ2の駆動が続けられる。評価値データD
7.1がスレショルド値Δを越えて評価値データD7よ
り小さくなったら、評価値データの最大値を越えたと判
断される(ステップ■)。なお、スレショルド値Δを設
けているのは、レンズポジションの変化と評価値データ
の変化の関係を示すカーブ中に凹凸が生じた場合に対処
するためである。このようにして評価値データの最大値
を越えたと判断されたら、駆動モータ2がオーバーラン
骨灰される。
モータ2によりレンズ1を一方向に移動させながら、評
価値データD7を得(ステップ■)、これに連続する評
価値データDfi。1を得る(ステップ■)。評価値デ
ータD1と評価値データDい。、との差をとり、評価値
データが所定のスレショルド値Δを越えて減少に転じた
かどうかを判断する(ステップ■)。評価値データD、
、。1が評価値データD、1より大きいときには、評価
値データの最大値に達していないので、ステップ■に戻
り、駆動モータ2の駆動が続けられる。評価値データD
7.1がスレショルド値Δを越えて評価値データD7よ
り小さくなったら、評価値データの最大値を越えたと判
断される(ステップ■)。なお、スレショルド値Δを設
けているのは、レンズポジションの変化と評価値データ
の変化の関係を示すカーブ中に凹凸が生じた場合に対処
するためである。このようにして評価値データの最大値
を越えたと判断されたら、駆動モータ2がオーバーラン
骨灰される。
ところで、実際の撮像画面は、コントラストの大きいも
のから、コントラストの小さいものまで非常に変化に富
んでいる。コントラストの大きい被写体では、レンズポ
ジションと評価値データの関係を示すカーブが急峻にな
り、その最大値が大きくなる。コントラストの小さい被
写体では、評価値データの関係を示すカーブが緩やかに
なり、その最大値が小さい。したがって、ビデオ信号中
の直流成分を除いた全ての成分を積分して得られるフォ
ーカス評価値を処理する際には、広いダイナミックレン
ジが要求される。
のから、コントラストの小さいものまで非常に変化に富
んでいる。コントラストの大きい被写体では、レンズポ
ジションと評価値データの関係を示すカーブが急峻にな
り、その最大値が大きくなる。コントラストの小さい被
写体では、評価値データの関係を示すカーブが緩やかに
なり、その最大値が小さい。したがって、ビデオ信号中
の直流成分を除いた全ての成分を積分して得られるフォ
ーカス評価値を処理する際には、広いダイナミックレン
ジが要求される。
また、このようにビデオ信号中の直流成分を除いた全て
の成分を積分して得られるフォーカス評価値を処理する
ようにした場合、ダイナミックレンジを広くとらなけれ
ばならなくなるので、コントラストの低い被写体には合
焦しにくくなる。
の成分を積分して得られるフォーカス評価値を処理する
ようにした場合、ダイナミックレンジを広くとらなけれ
ばならなくなるので、コントラストの低い被写体には合
焦しにくくなる。
そこで、例えばビデオ信号を対数圧縮して処理するよう
にしても良い、すなわち、第1図におけるバンドパスフ
ィルタ5A又は5Bから出力される輝度信号Yの所定の
周波数成分の信号を、logアンプを介して検波回路7
に供給するようにする。
にしても良い、すなわち、第1図におけるバンドパスフ
ィルタ5A又は5Bから出力される輝度信号Yの所定の
周波数成分の信号を、logアンプを介して検波回路7
に供給するようにする。
このようにすれば、広いダイナミックレンジが確保でき
るとともに、コントラストの低い被写体でのレンズポジ
ションと評価値データの関係を示すカーブの最大値が明
瞭になる。したがって、コントラストの低い被写体から
コントラストの高い被写体まで、正確に合焦できる。
るとともに、コントラストの低い被写体でのレンズポジ
ションと評価値データの関係を示すカーブの最大値が明
瞭になる。したがって、コントラストの低い被写体から
コントラストの高い被写体まで、正確に合焦できる。
この発明によれば、駆動モータ2が回転するのに伴って
生じる逆起電力が、駆動モータ2の回転を検出するFG
信号としてドライバインターフェース11を介してコン
トローラ10に供給される。
生じる逆起電力が、駆動モータ2の回転を検出するFG
信号としてドライバインターフェース11を介してコン
トローラ10に供給される。
駆動モータ2を回転させる際の回転速度は、このFG信
号を用いて制御される。このため、温度変動やトルク変
動が生じても駆動モータ2を所定の設定速度で回転させ
ることができる。
号を用いて制御される。このため、温度変動やトルク変
動が生じても駆動モータ2を所定の設定速度で回転させ
ることができる。
第1図はこの発明の一実施例のブロック図、第2図は山
登り制御の説明に用いるフローチャート第3図は従来の
オートフォーカス機構の一例のブロック図、第4図及び
第5図は従来のオートフォ−カス機構の一例の説明に用
いるグラフである。 図面における主要な符号の説明 1:レンズ、2:駆動モータ、3:CCD撮像素子、4
:信号処理回路、5A、5B=バンドパスフイルタ、9
:積算回路、10コントローラ。 代理人 弁理士 杉 浦 正 知 第2図 イ芝釆イ列 第3図
登り制御の説明に用いるフローチャート第3図は従来の
オートフォーカス機構の一例のブロック図、第4図及び
第5図は従来のオートフォ−カス機構の一例の説明に用
いるグラフである。 図面における主要な符号の説明 1:レンズ、2:駆動モータ、3:CCD撮像素子、4
:信号処理回路、5A、5B=バンドパスフイルタ、9
:積算回路、10コントローラ。 代理人 弁理士 杉 浦 正 知 第2図 イ芝釆イ列 第3図
Claims (1)
- レンズ位置を移動させるフォーカスモータの回転に伴っ
てFG信号を発生させ、上記FG信号に基づいて上記フ
ォーカスモータの回転速度を制御するようにしたことを
特徴とする焦点制御装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP63051295A JP2773126B2 (ja) | 1988-03-04 | 1988-03-04 | 焦点制御装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP63051295A JP2773126B2 (ja) | 1988-03-04 | 1988-03-04 | 焦点制御装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH01224716A true JPH01224716A (ja) | 1989-09-07 |
JP2773126B2 JP2773126B2 (ja) | 1998-07-09 |
Family
ID=12882929
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP63051295A Expired - Fee Related JP2773126B2 (ja) | 1988-03-04 | 1988-03-04 | 焦点制御装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2773126B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007156402A (ja) * | 2005-12-02 | 2007-06-21 | Ind Technol Res Inst | 負荷力変動を補償可能なオートフォーカスシステム装置およびその方法 |
Citations (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5017634A (ja) * | 1973-06-14 | 1975-02-25 | ||
JPS6124741U (ja) * | 1984-07-18 | 1986-02-14 | 三菱電機株式会社 | 光学装置 |
JPS6360435A (ja) * | 1986-09-01 | 1988-03-16 | Ricoh Co Ltd | カメラ制御方法 |
JPS63174019A (ja) * | 1987-01-14 | 1988-07-18 | Canon Inc | 自動合焦装置 |
-
1988
- 1988-03-04 JP JP63051295A patent/JP2773126B2/ja not_active Expired - Fee Related
Patent Citations (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5017634A (ja) * | 1973-06-14 | 1975-02-25 | ||
JPS6124741U (ja) * | 1984-07-18 | 1986-02-14 | 三菱電機株式会社 | 光学装置 |
JPS6360435A (ja) * | 1986-09-01 | 1988-03-16 | Ricoh Co Ltd | カメラ制御方法 |
JPS63174019A (ja) * | 1987-01-14 | 1988-07-18 | Canon Inc | 自動合焦装置 |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007156402A (ja) * | 2005-12-02 | 2007-06-21 | Ind Technol Res Inst | 負荷力変動を補償可能なオートフォーカスシステム装置およびその方法 |
JP4500287B2 (ja) * | 2005-12-02 | 2010-07-14 | 財団法人工業技術研究院 | 負荷力変動を補償可能なオートフォーカスシステム装置およびその方法 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2773126B2 (ja) | 1998-07-09 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |