JPH01221661A - ガスクロマトグラフの検出器 - Google Patents

ガスクロマトグラフの検出器

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Publication number
JPH01221661A
JPH01221661A JP63049305A JP4930588A JPH01221661A JP H01221661 A JPH01221661 A JP H01221661A JP 63049305 A JP63049305 A JP 63049305A JP 4930588 A JP4930588 A JP 4930588A JP H01221661 A JPH01221661 A JP H01221661A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
collector
detector
stage
detection signal
detectors
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP63049305A
Other languages
English (en)
Inventor
Naoki Wada
直樹 和田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Shimadzu Corp
Original Assignee
Shimadzu Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Shimadzu Corp filed Critical Shimadzu Corp
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明はガスクロマトグラフの検出器に関するものであ
る。
(従来の技術) 検出器としては特定の化合物群に対して高感度な応答を
示す選択的検出器と、全ての化合物に対して応答を示す
非選択的検出器とがある。
選択的検出器としてはECD(熱伝導度検出器)、FP
D (炎光光度検出器) 、 FTD (Flameし
hermoionic datect、or)や5ID
(表面イオン化検出器)などがある。ECDはハロゲン
化合物、イオウ化合物、窒素化合物、酸素化合物などに
選択性をもち、FPDはイオウ化合物やリン化合物に選
択性をもち、FTDは窒素化合物やリン化合物に選択性
をもち、SIDは低級アミン化合物に選択性をもつ。
従来はそれらの選択的検出器はそれぞれ独立したものと
して単独で存在している。それらの検出器の特性を必要
とする場合、個々の検出器にそれぞれカラムを接続し、
分析を行なうことでそれぞれの結果を独立に得ることが
できる。
2以上の選択的検出器、又は選択的検出器と非選択的検
出器を複数個組み合わせて一度の分析で2以上の検出器
の特性を同時に得るために、カラムの出口を2以上に分
配し、各分配流路にそれぞれ異なる検出器を設ける方法
が採られている。
(発明が解決しようとする課題) カラム出口を複数に分配した場合、流路構成が複雑にな
る上、面積再現性が良好ではない。これは、分配比が試
料濃度や試料沸点によって一様ではないためである。
本発明はカラム出口を分配する必要をなくし、−度の分
析で2以上の特性の異なる検出器の信号を同時に得るこ
とのできる検出器を提供することを目的とするものであ
る。
(課題を解決するための手段) 本発明では、SIDを初段に設け、その上に1以上の他
の検出器を直列に接続した。
(作用) SIDは非破壊検出を行なうことのできる選択的検出器
である。カラム出口を初段のSIDに導くことにより、
流出ガスを破壊することなくアミンを選択的に検出する
ことができる。
SIDを出た流出ガスはさらに二段目の検出器で検出さ
れ、二段目の検出器が非破壊的である場合には、さらに
三段目の検出器を設ければ三段目の検出器でも検出が行
なわれる。
(実施例) 第1図は一実施例を表わす。
検出器1は初段1aがSID、二段目lbがFTD、三
段目1cがFID (水素炎イオン化検出器)であり、
これらの王台の検出器が直列に接続されたタンデム型検
出器となっている。
2はガスクロマトグラフのカラムであり、その出口には
ノズル3が設けられて5ID1aに導かれている。
1段目の検出器5ID1aでは空気供給口4が設けられ
ている。ノズル3に対向してコレクタ5が設けられ、ノ
ズル3とコレクタ5の間には白金コイル6が設けられて
いる。白金コイル6には通電加熱用の交流電源7と白金
コイル6をコレクタ5に対して正電位にバイアスする直
流電源8が接続されている。コレクタ5には、コレクタ
5に流れた電流を増幅して検出するためのエレクトロメ
ータ(図示略)が接続されている。
2段目の検出器FTD1bには水素ガスを供給する水素
供給管10が設けられ、水素供給管10に対向してコレ
クタ11が設けられている。水素供給管10とコレクタ
11の間にはアルカリイオンソース12が設けられ、ア
ルカリイオンソース12には通電加熱用の交流電源13
とアルカリイオンソース12をコレクタ11に対して負
にバイアスする直流電源14が接続されている。アルカ
リイオンソース12は例えば硫酸ルビジウムの焼結体を
白金コイルに固定したものである。コレクタ11に集め
られた電流を増幅して検出するために、コレクタ11に
はエレクトロメータ(図示略)が接続されている。
3段目の検出器FID1cにはさらに水素供給管20が
設けられ、水素炎を形成する第2のノズル21が設けら
れている。ノズル21に対向してコレクタ22が設けら
れ、コレクタ22で集められた電流を増幅して検出する
ためにコレクタ22にはエレクトロメータ(図示略)が
接続されている。
コレクタ5,11.22に接続されるエレクトロメータ
は互いに独立したものである。
FTDlbにおける水素供給管10からは3〜4mQ1
分の水素が供給され、FIDlc用の水素供給管20か
らは数十m Q 7分の水素が供給される。
次に、本実施例の動作について説明する。
カラム2で分離された成分はノズル3から検出器1内へ
気体の状態で導入される。
ノズル3からの成分のうち、低級アミンは白金コイル6
で加熱されてイオン化し、コレクタ5との間のバイアス
電圧によって電子がコレクタ5に集められ、エレクトロ
メータで増幅されて検出される。その検出信号をAとす
る。
コレクタ5を通過した成分ガスは、次段のFTDlbの
アルカリイオンソース12に接触し、所謂FTD (N
PD)としてその成分中の窒素化合物やリン化合物がイ
゛オン化され、そのイオンはバイアス電圧によってコレ
クタ11に集められ、エレクトロメータで増幅されて検
出される。その検出信号をBとする。
FTDlbを経た成分ガスは、さらに第2のノズル21
を経て水素炎23を形成し、炭化水素がイオン化され、
そのイオンがコレクタ22に集められ、エレクトロメー
タで増幅されて検出される。
その検出信号をCとする。
各検出器5ID1a、FTD1b、FID1cで得られ
る検出信号A、B、Cは第2図に示されるようなものと
なる。検出信号Aは低級アミンを表わす信号であり、検
出信号Bは窒素化合物やリン化合物を表わす信号であり
、検出信号Cは炭化水素全般を表わす信号である。これ
らの信号A。
B、Cを比較することにより、成分の定性をより正確に
行なうことができる。
第3図は初段のSID部分の具体的な例を示している。
カラム2の出口に設けられるノズル3の電位を白金コイ
ル6に対して負にバイアスするために、ノズル3にリン
グ電極33が設けられ、リング電極33には直流高電圧
電源8aが接続されている。
ノズル3に対向してコレクタが設けられているが、コレ
クタはセラミック絶縁体34により絶縁された内筒5a
と外筒5bとからなり、内筒5aと外筒5bの間に白金
コイル6がノズル3に対向して設けられている。
白金コイル6にはパワーコントローラ31からトランス
、コレクタ5a、5bを経て通電加熱用電流が供給され
る。32はコレクタ5a、5bに集められた電流を増幅
し、検出するエレクトロメータである。
本発明では初段の検出器はSIDで固定されているが、
2段目以降の検出器は実施例以外の検出器に置き換える
ことができる。
第4図は第1図の3段目の検出器FIDlcに置き換え
るためのFPDを表わしたものである。
FPDでは、イオン電流を集める代わりに水素炎の発光
を検出する。40は発光を検出するための光電子増倍管
、41は窓である。
FIDlcはまた、FPD以外にも例えばECDに置き
換えることもできる。
第1図の実施例では5ID1aの上に2段の検出器を直
列に接続しているが、1段の検出器のみを接続するよう
にしてもよい。
実施例では1回の分析で3つの異なる特性の検出信号を
得ることができ、試料の定性分析を一層容易に行なうこ
とができる。
(発明の効果) 本発明の検出器では、SIDを初段に設け、その上に1
以上の他の検出器を直列に接続したので、1回の分析で
アミンを選択的に検出することができるとともに、さら
に他の特性の検出信号も得ることができ、定性分析が容
易になる。
【図面の簡単な説明】
第1図は一実施例を示す概略構成図、第2図は同実施例
の検出信°号を示す波形図、第3図はSIDを示す断面
図、第4図は他の実施例において上段に接続されるFP
Dを示す概略構成図である。 ■・・・・・・検出器、 1a・・・・・・SID。 ib・・・・・・FTD。 1c・・・・・・F I D。 ld・・・・・・FPD。 特許出願人 株式会社島津製作所

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)表面イオン化検出器を初段に設け、その上に1以
    上の他の検出器を直列に接続したガスクロマトグラフの
    検出器。
JP63049305A 1988-02-29 1988-02-29 ガスクロマトグラフの検出器 Pending JPH01221661A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP63049305A JPH01221661A (ja) 1988-02-29 1988-02-29 ガスクロマトグラフの検出器

Applications Claiming Priority (1)

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JP63049305A JPH01221661A (ja) 1988-02-29 1988-02-29 ガスクロマトグラフの検出器

Publications (1)

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JPH01221661A true JPH01221661A (ja) 1989-09-05

Family

ID=12827230

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP63049305A Pending JPH01221661A (ja) 1988-02-29 1988-02-29 ガスクロマトグラフの検出器

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JP (1) JPH01221661A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0538561U (ja) * 1991-10-28 1993-05-25 株式会社島津製作所 ガスクロマトグラフ用検出器
GB2479731A (en) * 2010-04-19 2011-10-26 Hany Agaiby A measuring instrument and a method of making it

Cited By (3)

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GB2479731A (en) * 2010-04-19 2011-10-26 Hany Agaiby A measuring instrument and a method of making it
GB2479731B (en) * 2010-04-19 2013-05-22 Hany Agaiby Gas analysers and a method of making gas analysers

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