JPH01221132A - 食器洗い機の洗剤投入装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は一般家庭において使用される食器洗い機の洗剤
投入装置に関するものである。

従来の技術 従来の食器洗い機の構成を第６図に示す。すなわち、１
は食器洗い機の本体、２は本体１内部に設置された洗浄
槽、３は洗浄槽２内の洗浄水を循環させる洗浄ポンプで
、洗浄ポンプモーター４により回転駆動される。残菜フ
イルタ−６を通して吸い込まれる洗浄水は、洗浄槽２内
底部近傍のヒーター６により加熱されながら、洗浄ポン
プ３により噴射ノズ／Ｌ／７へ送られ噴射水８にょシ噴
射される。この噴射水流が食器カゴ９にセットされた食
器１ｏに当たシ食器を洗浄するのである。蓋１１と蓋裏
板１２との間には洗剤投入装置１３が設置され、洗浄性
能向上のため予洗工程の後に行なわれる本洗い工程で電
磁弁が動作して洗剤が自動投入される。

発明が解決しようとする課題 上記従来の構成によれば、洗剤投入装置１３の電磁弁を
動作させるために、本体１下部に設置されたコントロー
ラー１４と洗剤投入装置１３をリード線１５によって連
結しなければならず、本体１下部に設置された洗浄ポン
プモーター４等を連結するリード線１６が分岐された形
になシ構成が複雑になる。さらに蓋１１と蓋裏板１２と
の間に蒸気が浸入して洗剤投入装置１３の電磁弁を腐食
することを防止するためにじゃへい板１６を設けてシー
ル構成をとる必要があシ、蓋の構成が複雑になるという
課題があった。

本発明はこのような課題を解決するもので、蓋にシー〜
を施すことを不要とし構成を簡単にするとともに、信頼
性を高めることを目的とする。

課題を解決するための手段 上記目的を達成するために本発明の第１の技術的手段は
モーターの回転により空気圧が高まる圧縮室と、この圧
縮室と洗剤投入装置を連結するエアホースとを備え洗剤
投入装置を圧縮室からの空気圧により動作させる構成と
している。

また第２の技術的手段は、圧縮室と併設してポンプ室を
形成し、この圧縮室には洗剤投入作動用ランナーを、ポ
ンプ室には洗浄ランナーを各々配し、両ランナーは同一
モーター軸に取シ付けると共に洗剤投入作動用ランナー
の加圧回転方向を一方向としたものである。さらに第３
の技術的手段は、予洗工程時には洗剤投入作動用ランナ
ーの加圧回転方向と逆方向にモーターを回転させ、本洗
い工程時には洗剤投入作動用ランナーの加圧回転方向に
回転させるものである。

作　　用 上記第１の技術的手段では、洗剤投入装置を空気圧によ
り行うため、シール構成等を不要とすることができ、構
成が簡単で信頼性の高い洗剤投入装置が実現可能となる
。また、第２の技術的手段では、圧縮室の空気圧を高め
ることを同一モーター軸に取り付けたランナーで行うこ
とによりさらに構成を簡単に信頼性も高めることが可能
になる。

第３の技術的手段では、洗剤投入の動作をモーターの回
転方向を規定することで行うことにより確実な動作が可
能になる。

実施例 以下、本発明の一実施例を第１図により説明する。第１
図において、１７は蓋１日と蓋裏板１９０間に設けられ
た洗剤投入装置、２ｏは圧縮室で、モーター２１により
生じた空気圧をエアホース２２により洗剤投入装置１７
に導き、洗剤投入装置１７を動作させ洗剤を洗浄槽２３
内に投入する。なお、その他の基本構成は従来と同一で
あり、その同一部分には同一符号を付し、説明を省略す
る。

そして、洗剤を投入するタイミングは、予洗工程が終了
しその後に行われる本洗い工程の最初にモーター２１を
駆動させればよい。この動作によって、予洗工程時に食
器２４に付着した汚れを本洗い工程前にある程度機外に
排出できるため、洗浄性能の向上が図れるのである。ま
た蓋１８と蓋裏板１９の間には電装部品がないので蒸気
浸入防止のためのシー／Ｉ／ＷＩ造等が不要であシ、リ
ード線を本体２６の下部に設置されたコントローラー２
６から引き回す必要もなく構成が簡単になる。

次に他の実施例を第２図および第３図にて説明する。図
において、２７は圧縮室で、これに併設してポンプ室２
８が形成され、圧縮室２７には洗剤投入作動用ランナー
２９が、ポンプ室２８には洗浄ランナー３０が各々配設
され、両ランナーはモーター３１のモーター軸３２に取
シ付けられている。蓋３３と蓋裏板３４の間には洗剤投
入装置３６が設けられ、エアホース３６によって圧縮室
２７と連結されている。圧縮室２７の断面形状は第３図
に示すように、洗剤投入作動用ランナー２９が配設され
るケーシング３７が一体形成されており、洗剤投入作動
用う／チー２９の羽根３８の形状およびケーシング３７
に形成された突起部４゜によって回転方向が入方向のみ
に圧縮室２７に空気圧が生じ、回転方向がＢ方向の時は
空気圧は生じない構成になっている。よって、モーター
３１の回転方向が入方向の時には、洗浄ランナー３゜に
よって洗浄水が残菜フイルタ−３８を通して吸い込まれ
、噴射ノズ）ｖ４０に送られ噴射穴４１により噴射され
食器４２を洗浄すると同時に、洗剤投入作動用ランナー
２９によって圧縮室２７に空気圧が生じエアホース３６
によって洗剤投入装置３５に導かれ、洗剤が洗浄槽２３
内に投入される、逆にモーター３１の回転方向がＢ方向
の時には、洗浄ランナー３ｏによる噴射ノルズ４ｏから
の洗浄水の噴射は入方向回転の時と全く同様に行われる
が、洗剤投入作動用ランナー２ｅによる圧縮室２アの加
圧は行われないので、洗剤投入装置３５は動作しない。

以上説明したように、圧縮室２７を加圧するモーターを
洗浄ランナー３０を駆動させるモーター３１と共用する
ことにより、さらに構成が簡単になり、確実な洗剤投入
装置の動作が可能になるのである。

第４図により洗剤投入装置３６の動作を説明する。すな
わち、予洗工程では洗剤投入作動用ランナー２９の加圧
回転方向と逆方向（Ｂ方向）に回転させ、本洗い工程以
後では加圧回転方向（入方向）に回転させることにより
洗剤投入装置３６を動作させ、洗剤を自動投入させるの
である。この方式によると、洗剤投入装置３６の動作を
電磁弁等の電装部品によらず、ランナーの回転方向を逆
にして生じる空気圧によって機械的に行っているので、
信頼性の高い洗剤投入装置が可能になるのである。

発明の効果 以上のように本発明によれば、モーターの回転により圧
縮室の空気圧を高めて洗剤投入装置を動作させる構成に
することにより、蒸気浸入対策（シール）等が不要な簡
単な構成とすることができる。また、圧縮室を加圧する
モーターを洗浄ランナー駆動モーターと共用することで
よシ構成を簡単にでき、さらに、予洗工程時には洗剤投
入作動用ランナーの加圧方向と逆方向にモーターを回転
させ、本洗い工程時には加圧方向に回転させることによ
り、洗剤投入制御を可能として信頼性を高めることがで
きる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例を示す食器洗い機の縦断面図
、第２図は本発明の他の実施例を示す食器洗い機の縦断
面図、第３図は同圧縮室の断面図、第４図は同洗剤投入
装置の動作説明図、第５図は従来の食器洗い機の縦断面
図である。 ２ｏ・・・・・・圧縮室、２１・・・・・・モーター、
２２・・・・・・エアホース、１７・・・・・・洗剤投
入装置、２７・・・・・・圧縮室、２８・・・・・・ポ
ンプ室、２９・・・・・・洗剤投入作動用ランナー、３
ｏ・・・・・・洗浄ランナー３１・・・・・・モーター
、３２・・・・・・モーター軸、３６・・・・・・洗剤
投入装置ｉ、３６・・・・・・エアホース。 代理人の氏名　弁理士　中　尾　敏　男　ほか１名２３
−　犬５を禮 第３図 第４図

Claims (2)

【特許請求の範囲】
1. （１）洗浄槽内に洗剤を投入する洗剤投入装置と、モー
   ターの回転により空気圧が高まる圧縮室と、この圧縮室
   と洗剤投入装置を連結するエアホースとを備え、前記洗
   剤投入装置は圧縮室からの空気圧により動作する食器洗
   い機の洗剤投入装置。
2. （２）圧縮室と併設してポンプ室を形成し、前記圧縮室
   には洗剤投入作動用ランナーを、前記ポンプ室には洗浄
   ランナーを各々配し、前記両ランナーは同一モーター軸
   に取り付けるとともに、前記洗剤投入作動用ランナーの
   加圧回転方向を一方向とした請求項１記載の食器洗い機
   の洗剤投入装置。 （２）予洗工程時には、洗剤投入作動用ランナーの加圧
   回転方向と逆方向にモーターを回転させ、本洗い工程時
   には洗剤投入作動用ランナーの加圧回転方向に回転させ
   る請求項２記載の食器洗い機の洗剤投入装置。