JPH01220935A - シリアル通信方式 - Google Patents

シリアル通信方式

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JPH01220935A
JPH01220935A JP63044431A JP4443188A JPH01220935A JP H01220935 A JPH01220935 A JP H01220935A JP 63044431 A JP63044431 A JP 63044431A JP 4443188 A JP4443188 A JP 4443188A JP H01220935 A JPH01220935 A JP H01220935A
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JP
Japan
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signal
communication
speed
control device
serial clock
Prior art date
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Pending
Application number
JP63044431A
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English (en)
Inventor
Izumi Miyake
泉 三宅
Kiyotaka Kaneko
清隆 金子
Yoshio Nakane
中根 義男
Yutaka Maeda
豊 前田
Hiroshi Shimatani
浩 島谷
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujifilm Holdings Corp
Original Assignee
Fuji Photo Film Co Ltd
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Publication date
Application filed by Fuji Photo Film Co Ltd filed Critical Fuji Photo Film Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 発明の要約 高速処理が可能な少なくとも2台のCPUと低速のCP
Uとがシリアル伝送ラインで接続されており、高速CP
U同志の交信においては高速シリアル・クロックが用い
られ、低速CPUが交信に加わるときにシリアル・クロ
ックが低速のものに切換えられる。
発明の背景 この発明は、高速動作CPUを備えた少なくとも2台の
通信装置と低速動作CPUを倫えた通信装置とを含むシ
ステムにおけるシリアル通信方式腹数台のCPUからな
るシステムを構築する従来の手法はこれらのCPUをバ
ス接続することである。バスにはアドレス・バス、デー
タ・バス。
コントロール・バスがある。各バスが8ビット構成であ
るとしてもかなりの数のバス・ラインが必要となる。
接続ライン数を大幅に減少させる手法にシリアル伝送ラ
インを用いるものがある。これは1本ないしは数本程度
のライン上にシリアル信号を伝送するものである。信号
のシリアル/パラレル変換回路やパラレル/シリアル変
換回路が必要となるが、ライン数を大幅に減らせる利点
がある。
シリアル通信システムにおいてはディジタル信号がシリ
アル伝送ライン上を時系列的に伝送されるので、ディジ
タル信号の各ビットごとに同期をとる必要があり、その
ためにシリアル・クロックが用いられる。
シリアル伝送システムを構成するすべてのCPUがその
動作速度において等しい能力をもっている場合には、最
適なシリアル・クロック周波数を決定することが可能で
あるが、動作速度の遅いCPUが含まれていた場合には
シリアル・クロックをその低速CPUに合わせる必要が
ある。
そうすると、全体の通信効率が低下する。
発明の概要 この発明は度数台の高速動作CPUと低速動作CPUと
から構成されるシステムにおいて、それらの動作速度の
調和を図ったシリアル通信方式を提供することを目的と
する。
この発明においては、シリアル・クロックを出力する第
1の通信装置と、第1の通信装置と同速の処理が可能な
少なくとも1台の第2の通信装置と、第1.第2の通信
装置よりも処理速度の遅い第3の通信装置とが、シリア
ル・クロック中ラインおよび信号ラインを含むシリアル
伝送ラインにより接続されており、各通信装置はシリア
ル・クロックに同期して信号ラインを通してディジタル
信号を送受することにより相互に交信する。
第1の通信装置は出力するシリアル会クロックを高速と
低速との間で切換える手段を備えている。第1の通信装
置が第2の通信装置と交信する通常の状態においては第
1の通信装置は高速のシリアル・クロックを出力する。
そして第3の通信装置から交信参加信号が入力したとき
にはこれに応答して、第1の通信装置は低速のシリアル
・クロックを出力するよう切換える。
このようにして、高速動作の通信装置相互間の交信にお
いては高速のシリアル・クロックが用いられるから、高
速の交信が可能であり効率が高い。低速の通信装置が交
信に加わる場合にはシリアル・クロックが低速に切換え
られるので、低速動作通信装置も他の通信装置と交信で
きるようになる。
この発明は、常時は高速動作通信装置間での交信が行な
われており、特殊な場合に低速動作通信装置が交信に加
わるような場合に特にを効である。
以下にこの発明をスチル・ビデオやカメラ・システムに
適用した実施例について詳述するが、この発明はこのシ
ステムに限定されないのはいうまでもない。以下の実施
例では、スチル・ビデオ・カメラ・システムの各制御装
置、ストロボ装置および再生器がCPUを含む通信装置
に該当する。
実施例の説明 (1)システム構成 第1図はスチル・ビデオ−カメラのシステム構成を示し
ている。
このスチル・ビデオ争カメラは3台の制御装置すなわち
システム制御装置10.撮影制御装置30および記録制
御装置70によって制御される。これらの制御装置10
.30.70はいずれもCPU (たとえばマイクロプ
ロセッサ)、そのプログラムおよび必要なデータを記憶
するメモリ(RAM、ROM等)、な、らびに必要なイ
ンターフェイス回路から構成されている。システム制御
袋210のCPUがメインCPUであり、スチル・ビデ
オ・カメラの全体的な動作を統括する。撮影制御装置3
0および記録制御装置70のCPUはサブCPUであり
、上記メインCPUからの指令に応じて動作する。撮影
制御装置30はフォーカシング、絞り、シャッタ速度、
ズーム、ストロボ等の撮影に関する制御を行なう。記録
制御袋W170は、ディスク・モータ3の駆動、磁気ヘ
ッド2のロード/アンロード、磁気へラド2の移送等の
ビデオ・フロッピィ1へのビデオ信号の記録に関する制
御を行なう。これらの制御装置10.30.70はシリ
アル伝送ライン(後述するように5本のラインを含む)
によって相互に結ばれており、後述する所定のタイミン
グで交信する。
再生器(再生アダプタ)90も接続可能であり。
この再生器90はビデオ・フロッピィ1から読出された
ビデオ信号を復調しかつたとえばNTSCフォーマット
のカラー・ビデオ信号に変換して出力する。
またストロボ装置91の装着も可能であり、このストロ
ボ装置91は装着されたときにシリアル伝送ラインに接
続されるとともに、システム制御装置10、撮影制御装
置30と接続される。再生器90およびストロボ装置9
1もまたCPUおよびメモリを含み、このCPUは上記
メインCPUに対するサブCPUとして位置づけられる
スチル・ビデオ・カメラには開閉自在なパケットが設け
られており、開放されたパケット内にビデオ・フロッピ
ィ1が挿入され、その後このパケットが閉じられたとき
にビデオφフロッピィ1はディスク・モータ3のスピン
ドルにチャフキングされる。
ビデオ・フロッピィ1には複数(たとえば50)本のト
ラック(たとえばトラック・ピッチ100μm)が同心
円状に設けられており、撮影処理によって、1または2
トラツクに1フイールドまたは1フレ一ム分(1駒分)
のFM変調されたカラー・ビデオ信号(輝度信号1色差
信号等を含む)が磁気記録される。ビデオ・フロッピィ
1の磁気記録面上に同心円状に設けられた50本のトラ
ックには、外側のものから順にNo、 l〜No、50
までのトラックNo、が付けられている。ホーム・ポジ
ションHP(原点位置または待機位置)はNo、1のト
ラックの外側にあり、エンド・ポジションEPはNo、
50のトラックの内側にある。
システム制御装置10には電源スイッチIB、゛各種モ
ード・スイッチ11〜14.  シャッタ・レリーズ・
ボタン15等のスイッチ入力信号、ビデオ・フロッピィ
を収めるパケットの開閉状態(および必要ならばビデオ
・フロッピィの有無)を検出するパケット・スイッチ7
の検出信号、ビデオ・フロッピィ1の装着箇所付近の湿
度を測定する結露センサ8の検出信号等が入力する。設
定されるモードには、フレーム記録かフィールド記録か
を表わすフレーム/フィールド・モード、ビデオ・フロ
ッピィに記録しない空トラツクを設けるスキップ・モー
ド、空トラツクへの記録を行なうエデイツト(編集)モ
ード等がある。これらの設定されたモード、記録しよう
とするトラックNO1,その他の情報は液晶表示器21
に表示される。この表示器21はシステム制御装置lO
とバス接続されている。
また結露検出、その他の異常状態が生じたときにはブザ
ー22が警鳴される。結露検出は表示器21に表示して
もよい。
シャッタ・レリーズ・ボタン15は2段ストローク・タ
イプのもので、第1段階の押下でスイッチSlが、ボタ
ン15をさらに押下する第2段階によってスイッチS2
がそれぞれオンとなる。スイッチS1がオンになるとデ
ィスク拳モータ3が駆動される。この後、スイッチS2
がオンとなると撮影と記録とが行なわれる。
撮像光学系は、ズーム・レンズ系31.被写体像を結像
させるための撮像レンズ系32.絞り33.入射光の一
部を測光素子51に入射させるために偏向するビーム・
スプリッタ34.赤外線遮断フィルタ35およびシャッ
タ3Bから構成されている。測光素子51の照度検出信
号は対数増幅器52を経て撮影制御装置30に入力する
。撮影制御装置30によって。
測光素子51によって検出された入射光照度に基づいて
絞り値およびシャッタ速度を算出する処理。
決定された絞り値に基づく絞り33の制御、同じく決定
されたシャッタ速度に基づくシャッタ36の開閉制御が
行なわれる。絞り33の開閉はドライバ47゛によって
駆動される絞りモータ48によって行なわれる。絞り3
3の開、閉の限界位置を検出するためのスイッチ49も
設けられている。シャッタ3Bの先幕、後幕のラッチ解
除、その巻上げは、ドライバ53によって駆動されるシ
ャッタ・モータ54を含むシャッタ駆動装置によって実
行される。モータ54の回転角度はロータリイ・エンコ
ーダ55で検出され7装置30にフィードバックされる
カラー・センサ61の色検出信号はホワイト・バランス
処理回路62において所定の処理が加えられたのち装置
30に入力する。このホワイト・バランス・データは信
号処理回路71の後述する可変利得増幅回路におけるR
、C;、B信号の増幅利得制御のために用いられる。
被写体までの距離を測定するために、赤外光発光ダイオ
ード63とその反射光を受光する受光素子64が設けら
れ、受光索子64の出力信号に基づいてフォーカシング
処理回路65で被写体までの距離を表わすデータが得ら
れる。このデータを用いて装置30の制御の下にドライ
バ45を介してオート・フォーカス・モータ4Gが駆動
され、フォーカシング制御が行なわれる。
さらに、ズームの程度を人力するためのテレ。
ワイド・スイッチ38.39からの信号に応答して制御
装置30によってドライバ41を介してズーム・モータ
42が駆動され、所定の倍率に設定される。
モータ42の回転角はロータリイ・エンコーダ43によ
って検出され、装置80にフィードバックされる。
撮影制御装置30はさらにストロボ装置91のストロボ
発光(信号X0N)のタイミングを制御する。
撮像光学系の焦点面には、たとえばCCDなどの2次元
撮像セル・アレイからなる3原色用の固体電子撮像デイ
バイス37が配置されている。
シャッタ3Bが開かれたときに撮像デイバイス37に蓄
積された画像データは、信号処理回路71から与えられ
る垂直、水平同期信号に同期してシリアルなスチル・ビ
デオ信号(R,G、B)として読出され、信号処理回路
71に入力する。
信号処理回路71は発振回路を含み、この発振回路の出
力信号から垂直基準信号VDおよびハククロック信号を
作成して出力する。垂直基準信号VDはシステム制御装
置10.撮影制御装置30および記録制御装置70に与
えられ、これらの装置における動作タイミングの基準と
なる。基準クロック信号はサーボ制御回路80に与えら
れる。後述するようにビデオ・フロッピィ1の回転の基
準位相を表わす位相パルスPGが信号処理回路71. 
システム制御装r110.記録制御装置70および再生
器90に与えられている。記録制御装置70から与えら
れるリセット信号によって、信号処理回路71において
垂直基準信号VDが位相パルスPGと一定の位相関係を
保つように調整される。信号処理回路71はまた位相パ
ルスPGと一定の位相関係をもつ垂直、水平同期信号を
発生する。
信号処理回路71はさらに2人力するスチル・ビデオ信
号(R,G、B)の前置増幅回路、可変利得増幅回路(
ホワイト争バランス調整回路)およびプロセス・マトリ
クス回路を備えている。プロセスφマトリクス回路にお
いて輝度信号Yおよび2つの色差信号R−Y、B−Yが
作成される。これらの色差信号R−Y、B−Yは次に線
順次化回路72でIHごとに線順次化される。輝度信号
Yおよび線順次化された色差信号はプリエンファシス回
路(図示略)を経てFM変調回路73.74においてそ
れぞれ異なる周波数帯域でFM変調され1合成回路75
で合成される。
追加情報信号をフロッピィ・ディスク1のトラックに記
録することも可能である。追加情報信号とは音響信号(
ナレーション等の音声、音楽等を表わす)や表示信号(
たとえば文字情報を表わす)を意味する。この追加情報
信号はマイクその他の人力装置(図示略)から信号処理
回路71に入力され、所定のフォーマットに変換されて
輝度信号Yのラインに出力される。追加情報信号Sは輝
度信号Yに重畳される場合もあるし、この信号Sのみを
ビデオ・フロッピィ1の所定のトラックに記録する場合
には単独で出力される。
さらにビデオ・フロッピィにはデータ多重記録も可能で
ある。この多重記録されるデータはイニシャル・ビット
、フィールド/フレーム・データ、トラック番地(No
、)データ、年月日データおよびユーザ使用データから
構成される。これらのデータはシステム制御装置IOか
ら与えられ、信号処理回路71でD P S K (D
ll’f’ercntial PhaseSI+Irt
 Keying)変調され、上述のFM変調ビデオ信号
とともに合成回路76で合成されて記録増幅回路77に
人力する。
ビデオ・フロッピィ1の所定トラックに撮像した被写体
のスチル・ビデオ信号等を書込むための磁気ヘッド2(
フレーム記録が可能となるように相互に隣接トラックに
位置する間隔で2個設けられている)は、その移送駆動
制御装置によってビデオ・フロッピィ1の径方向に移動
自在に支持されかつ同方向に移送制御される。この移送
駆動制御装置はステップ・モータ87およびそのドライ
ノ(86を含む。記録制御装置70は、磁気ヘッド2の
移送方向および移送けについての指示を移送駆動制御装
置に与える。磁気へラド2がホーム・ポジションHPに
至ったことを検出するホーム・ポジション中スイッチ6
も設けられ、このスイッチ6の検出信号は記録制御装置
70に与えられる。
停止1−シているビデオ・フロッピィ1に磁気ヘッド2
が長時間にわたって接触することに帰因してフロッピィ
に痕跡が生じるのを防ぐためにヘッド・ロード装置が備
えられている。この装置はヘッド・ロード・ソレノイド
85とそのドライバ84とを含み、記録制御装置70の
制御の下に、記録時または再生時にのみ(ビデオ・フロ
ッピィ1が回転しているとき)、または電源が投入され
ている間のみ磁気へラド2がビデオ・フロッピィ1に接
触するように、他のときにはフロッピィ1から離れるよ
うに、磁気ヘッド2を変位(進退)させる。
磁気ヘッド2と回転するビデオ・フロッピィ1とのタッ
チングを良好にするために、ビデオ・フロッピィ1を挟
んで磁気へラド2の反対側には規整板(図示路)が設け
られている。また、ビデオ・フロッピィ1のコアには、
チャッキング用永久磁石の漏洩磁束を検出してビデオ・
フロッピィ1が所定角度位置に至ったときに位相検出信
号を出力する位相検出器5が近接している。この位相検
出器5の出力検出信号は位相パルス発生回路(波形整形
回路)82で波形整形されて位相パルスPGとして出力
され、上述したように装置10゜70、90.回路71
および記録ゲート回路78に人力する。位相パルスPG
はビデオ・フロッピィ1の一回転ごとに1個発生するこ
とになる。
ディスク・モータ3はそのドライバ81によって駆動さ
れる。ディスク・モータ3の回転数は周波数発生器4に
よって検出され、この周波数発生器4から出力される。
モータ3の回転数に比例した周波数の検出信号はサーボ
制御回路80に入力する。サーボ制御回路17は、信号
処理回路71から入力する基準クロック信号および検出
器4から入力する周波数検出信号に基づいて、モータ3
を一定回転数(たとえば3.60Or、p、o+、)で
定速回転するように制御する。サーボ制御回路80はま
た。記録制御装置70からの指令に応じてモータ3の起
動、停止を行なう。
記録増幅回路77で増幅されたスチル・ビデオ信号等は
記録ゲート回路78に人力する。そして記録制御装置7
0から記録指令が与えられたときにこのゲート回路78
は人力する位相パルスPCのタイミングでそのゲートを
次の位相パルスが人力するまでの間、開く。これにより
ビデオ信号等は磁気ヘッド2に与えられ、スチル・ビデ
オ信号等のビデオ・フロッピィ1の所定トラックへの記
録が行なわれる。この記録はビデオ・フロッピィ1が1
回転する間にのみ行なわれる。これはフィールド記録の
場合である。フレーム記録の場合にはゲート回路78は
ビデオ・フロッピィ1の2回転の間そのゲートを開き、
ビデオ・フロッピィ1の第1回目の回転で一方のヘッド
2によっであるトラックに第1フイールトロのビデオ信
号が、第2回目の回転で他方のへラド2によってそれに
隣接するトラックに第2フイールド目のビデオ信号がそ
れぞれ記録される。
磁気ヘッド2によるビデオ・フロッピィ1からのと・デ
オ信号等の再生も可能である。磁気ヘッド2から読取ら
れたFM変調ビデオ信号等は同じようにゲート回路78
を経て増幅回路77で増幅されてエンベロープ検波回路
83および再生器90に与えられる。この再生は再生モ
ードのみならず、記録モードにおいてもトラック−サー
チ処理のために用いられる。
エンベロープ検波回路83は、磁気ヘッド2の読取信号
、すなわちビデオ・フロッピィ1のトラックに記録され
ていたFM変調ビデオ信号のエンベロープ(包絡線)を
検出してこれに応じた電圧信号を出力する検波回路であ
り、 A/D (アナログ/ディジタル)変換回路を含
む。エンベロープを表わす電圧信号はA/D変換回路で
ディジタル量に変換され、たとえば25Bの量子化レベ
ルを表わす8ビツト・ディジタル信号に変換されて記録
制御装置70に入力する。
エンベロープ検波信号は、ビデオ会フロッピィ1上のト
ラックが未記録であるか記録済であるかを記録制御装置
70が判定するために用いられる(トラック・サーチ処
理)。磁気ヘッド2をトラックを横切るように移送した
ときに検波信号のレベルが所定のスレシホールドeレベ
ルに達していなければそのトラックは未記録であり、ス
レシホールドΦレベルに達していた場合にはそのトラッ
クは記録済である。
必要ならば記録チエツク処理においてもまたエンベロー
プ検波信号が用いられる。記録チエツク処理とは、撮影
したスチル・ビデオ信号を磁気ヘッド2によって上述の
ように所定のトラックに記録したのち、この記録が確か
に行なわれたかどうかをチエツクするもので、エンベロ
ープ検波信号が所定のスレシホールド・レベル以上であ
れば記録が行なわれたと判断される。
(2)交信システム 第2図はシステム制御装置10.撮影制御装置30、記
録制御装置70.ストロボ装置91(および再生器90
)を接続するシリアル伝送ラインの具体例を示している
。このシリアル伝送ラインは5本のラインから構成され
、各ライン上をシリアル・クロック信号SCK、出力信
号S 、入力信号Sl、ビジィ (レディ)信号BUS
Y (READY)およびリクエスト信号(REQUB
ST)がそれぞれ伝送される。制御装置10.30.7
0およびストロボ装置91(および再生器90)に通じ
る各ラインはワイヤードORで相互に結ばれている。た
とえば、システム制御袋Fltoのシリアル・クロック
信号SCKのラインは、他の制御袋6!30.70およ
びストロボ装置91(および再生器90)のシリアル・
クロック信号ラインとワイヤードORで結ばれている。
他のラインも同様である。ストロボ装置91につながる
シリアル伝送ラインには、システム制御装置lOによっ
て制御されるゲート回路92が設けられている。
シリアル・クロック信号SCKはシステム制御装置lO
から出力され、交信される信号の同期をとるために使用
される。この信号SCKは後述するように高速と低速と
の間で切換えられる。システム制御装置lOの出力信号
S は他の制御装置30゜70およびストロボ装置91
(および再生器90)の入力信号S1となり、逆に制御
装置30.70およ°びストロボ装E91(および再生
器90)の出力信号S。
は制御装置10の入力信号S1となる。ビジィ信号BU
SYおよびリクエスト信号RIEQUESTは撮影制御
装置30.記録制御装置70およびストロボ装置91 
(および再生器90)から出力され、システム制御装置
IOに与えられる。各制御装置10.30.70および
ストロボ装置91(および再生器90)には交信処理に
おいてそれらを指定するためのアドレスが割当てられて
いる。
これらの制御装置to、 30.70およびストロボ装
置91(および再生器90)における交信のためのイン
ターフェイス回路の一例が第3図に示されている。この
回路の説明に先だち、交信のやり方および信号S の形
態について第4図および第5図を参照して述べておく。
上述したように、スチル・ビデオ・カメラにおいては、
ビデオ・フロッピィ1の1回転ごとに位相パルスPGが
発生する。1フイ一ルド分のスチル・ビデオ信号は隣接
する2つの位相パルスPG間においてビデオ・フロッピ
ィ1に記録される。
したがって、スチルΦビデオ・カメラの基本的な動作は
位相パルスPGを基準に(したがって、後に分るように
垂直基準信号VDを基準に)これと同期をとって行なわ
れる。
第4図はスチル−ビデオ・カメラφシステムにおける基
本的な信号のタイム・チャートを示している。垂直基準
信号VDと垂直同期信号v 5yncは上述のように信
号処理回路71で発生するが、これらの信号V D 、
 V 5yncは位相パルスPGと所定の位相関係を保
って同期するように制御される。たとえば垂直基準信号
VDは位相パルスPGから4H(IHは水平走査期間)
遅れて、垂直同期信号V 5yncは7H遅れて発生す
る。これらの信号P C、V D 、 V 5yncc
7)周期は垂直走査期間1v(1/80秒−18,8m
5)に等しい。
制御装置1G、 30.70およびストロボ装置91 
(および再生器90)間における交信もまた垂直基準信
号VDを基準として行なわれる。
一方、垂直基準信号VDを基準としたタイミングで行な
われる重要な処理に、垂直基準信号VDが位相パルスP
と所定の位相関係にあるかどうかを判定する処理、およ
びサーボ制御回路80によって回転制御されるディスク
・モータ3の回転数が所定回転数に達したかおよびその
回転数に保たれているかどうかの判定処理(サーボロッ
ク判定処理)がある。これらの位相関係判定処理および
サーボロック判定処理は記録制御装置70のサブCPU
によって実行されるが、これらの処理はきわめて高い精
度が要求されるものであるので(すなわち、短い時間間
隔の測定処理が含まれているので)、上記サブCPUは
これらの処理に専念することが必要である。したがって
サブCPUがこれらの処理を行なっている時間帯におい
ては、システム制御袋2210のメインCPUとの交信
処理を避けることが好ましい。一般に交信処理における
割込には高い優先順位が与えられるので、もしサブCP
Uがサーボロック判定処理等を行なっているときに交信
のための割込が入り、サブCPUが割込処理ルーチンに
進んだとすると、サーボロック判定処理等に高い精度が
保てなくなりでしまうおそれがあるからである。
そこで第4図に示すように、垂直基準信号VDから始ま
る1vの期間が前半部と後半部(たとえばいずれもV/
2の期間)とに分けられ、前半部にサーボロック判定処
理等が割当てられ、交信処理は後半部に限定されている
。前半部と後半部の期間の管理はシステム制御装置10
のメインCPUによって行なわれ、第2図に示すように
システム制御装置10は期間の管理のためのタイマを備
えている。
前半部の期間をV/2に限定する必要は全くなく、前半
部の処理のために要する時間と後半部の処理のために要
する時間とのかねあいで定めればよい。たとえば、」−
記のサーボロック判定処理および位相関係判定処理に要
する時間は4ms程度であるので、これらの処理のみを
考慮した場合には前半部の期間はもっと短くてもよい。
第4図に例示されているように、このスチル・ビデオQ
カメラ・システムでは、IVの前半部の期間においては
次のような処理が行なわれる。すなわち、上述した記録
制御袋W170におけるサーボロック判定処理筒、シス
テム制御装置10における電源スイッチ1B、各種モー
ド・スイッチ11−14゜シャッタ・レリーズ・ボタン
15等のキースキャン処理、このキースキャン処理に基
づく制御装置30、70およびストロボ装置91に対す
るコマンド作成を含む電文編集処理、他の制御装置30
.70.ストロボ装置91等における測定データ等のデ
ータ収集処理、それに基づく電文編集処理、その他の処
理が行なわれる。1vの後半部の期間においては、交信
処理に加えて、各制御装置to、 30.70゜ストロ
ボ装2291等において交信に付随するコマンドの実行
、その他の処理が行なわれる。
上述のように交信処理が1vの後半部に制限されている
ので、これを迅速に行なう必要がある。
電文編集処理を1vの前半部に割当てることによって、
後半部の交信処理中に電文編集等の処理を行なう必要が
なくなるので、短時間であっても充分な交信が可能とな
る。
電文の編集は、第6図に示すように、ファーストφイン
・ファースト・アウト(FIFO)バッファに、送信す
べきアドレス、コマンド、データを送信する順序でスト
アすることによって行なわれる。第6図はシステム制御
装置lOにおいてシャッターレリーズ中ボタン15が押
されたとき(スイッチSlの信号入力時)に作成される
電文を示している。システム制御装置10のメインCP
Uは垂直基準信号VDの立上りの時点からキースキャン
処理を開始する。このキースキャン処理によってシャッ
タ・レリーズ・ボタン15のスイッチSlがオンとなっ
たことが判明すると、撮影制御装置30に露光制御のた
めの測光処理およびフォーカシング制御のための測距(
被写体までの距離測定)処理の開始を指令するとともに
、記録制御装置70に対してディスク・モータ3の始動
を指令しなければならない。そこで、メインCPUはス
イッチS1のオン検出に応答して、第6図に示すように
、撮影制御装置30のアト゛レス、測光スタートのコマ
ンド、撮影制御装置30のアドレス、 71111距ス
タートのコマンド、記録制御装置70のアドレス。
ディスク・モータ始動のコマンド(いずれも8ビツトか
らなる)をFIFOバッファに送出する順序で入れてい
く。
以上の処理が1vの前半部で終了すれば、  IVの後
半部では、メインCPUは上記タイマからの割込に応答
して、 p+poバッファに入れたアドレス、コマンド
を後述する交信フローにしたがって出力信号S のライ
ンに順次送出することかでき、交信処理を迅速に行なう
ことが可能となる。
このようにしてシステム制御装置10から与えられたコ
マンドに応答して、各制御装置30.70. ストロボ
装置91等においては1vの後半部でそのコマンドの実
行処理が行なわれる。たとえば記録制御装置70がシス
テム制御装置IOからディスク・モータ始動コマンドを
受取ると、制御装置70のサブCPUはサーボ制御回路
80に対してモータ3の駆動指令を出力する。
1vの前半部では他の制御装置30.70.ストロボ装
置91等においても、システム制御装置IOに送るべき
データの収集、そのデータを含む電文のPIFOバッフ
ァへの編集処理が行なわれるのはいうまでもない。
出力信号S (入力信号S、)はアドレス、コマンドお
よびデータのいずれかを含む。すなわち、1回の信号送
出処理で送出される信号S は8ビツトからなり、アド
レス、コマンド、データのいずれか1つに該当する。し
たがって、送出された信号S がアドレスであるか、コ
マンドであるか、データであるかを区別できるようにし
なければならない。
第5図を参照して、アドレス、コマンド、データを相互
に区別するために、送出されるアドレス、コマンド、デ
ータに先だって信号S に所定のレベル変化が与えられ
る。または与えられない。信号S がアドレスを含む場
合には、信号S がHレベルからLレベルに一旦立下っ
たのちHレベルに立上り、その後Lレベルに立下る。信
号S がコマンドを含む場合には信号S がHしベルか
らLレベルに立下る。信号S がデータを含む場合には
信号S はHレベルのままに保持される。
このような信号S のレベル変化と実質的な内容である
アドレス、コマンドまたはデータとを区別するために、
アドレス、コマンド、データはシリアルウクロック信号
SCKに同期して送出される。
信号S の内容がアドレスであるか、コマンドであるか
、データであるかを区別するためのインターフェイス回
路について第3図を参照して説明する。第3図に示す回
路は制御装置30.70またはストロボ装置91(また
は再生器90)に含まれるものであるためにサブCP 
U 100が図示されているが、この回路はシステム制
御装置IOのメインCPUに対するものとしてもそのま
まあてはまる。この図には信号のパラレル/シリアル(
P/S)変換囲路およびシリアル/パラレル(S/P)
変換回路が省略されている。
シリアル・クロック信号SCKはサブCPU100に入
力してそのSCKカウンタ(またはカウント・プログラ
ム)によって計数されるとともに、シリアル・クロック
信号(SCK)禁止回路101に入力する。このSCK
禁止回路101はたとえば8ビツト・カウンタであって
、シリアル・クロック信号SCKを計数しているときに
その出力がLレベルになり、それ以外のときはHレベル
の出力を発生している。SCK禁止回路101の出力は
ANDゲート102に入力する。
SCK禁止回路101の出力がHレベルであれば出力信
号S (入力信号S、)はANDゲート102を通過し
てフリップフロップ103 、104に入力する。フリ
ップフロップ103は信号S の立上リエッジを検出し
てその出力QをHレベルにするものであり、フリップフ
ロップ104は信号S の立下りエツジを検出してその
出力QをHレベルにする。これらのフリップフロップ1
03 、104の出力QはサブCP U 100に入力
する。この人力信号をそれぞれFL、F2とする。
したがって、信号S が人力してそのレベルに変化があ
れば、このレベル変化がフリップフロップ103もしく
は104または両方によって検出される。次に信号S 
の実体(アドレス、コマンド。
データ)が入力するときには、シリアル・クロック信号
SCKも入力するので、禁止回路101の出力がLレベ
ルになり、ANDゲート102が閉じられ、フリップ7
0ツブ103 、104の状態はそのまま保持される。
人力するシリアル・クロック信号SCKはSCKカウン
タにより計数される。
第7図はサブCPU (およびメインCPU)による信
号S の識別処理を示している。SCKカウンタが8を
計数すると(ステップ201)、フリップフロップ10
3 、104の出力信号のレベル、すなわち人力Fl、
F2の状態が調べられる(ステップ202)。これらの
入力Fl、F2がともにHレベルである場合には(Fl
−1,F2−1)、信号S には立上りエツジと立下り
エツジとが含まれていたのであるから、信号S はアド
レスを含むものと判定される。入力FlがLレベルで、
  F2がHレベルの場合には(Fl−0,F2−1)
信号S には立下りエツジが含まれていたのでそれはコ
マンドであると判定される。人力Fl。
F2がともにLレベルであれば(Fl−0,F2−〇)
、データであると判定される。
第3図に示すインターフェイス回路と同じ機能をCPU
のソフトウェアによって実現することももちろん可能で
ある。
第2図に戻ってストロボ装置91について若干説明して
おく。この実施例ではストロボ装置91をできるだけ安
価とするためにその内部のサブCPUとして低速度動作
のCPUが用いられている。システム制御装置10のメ
インCPU、および他の制御装置30.70のサブCP
Uはその交信処理においてシリアル・クロック信号SC
Kをたとえば500KHz程度に設定しても充分に動作
可能であるが、ストロボ装置91のサブCPUは上記の
ような高速のシリアル・クロック信号SCKには追従し
得ない。
そこでシステム制御装置10には、制御装置■0゜30
.70(および再生器90)相互間で交信するときに用
いる高速のシリアル・クロック信号SCKを発生する回
路と、ストロボ装置91のサブCPUが交信処理可能な
低速のシリアル・クロック信号SCKを発生する回路と
、これらの回路の出力を切換えてシリアル・クロック信
号ラインに出力する回路とが設けられている。上記低速
のシリアル・クロック信号発生回路はたとえば高速シリ
アル・クロック信号を分周する回路で実現でき、上記切
換回路は切換スイッチによって実現できる。
ストロボ装置91はスチル・ビデオ・カメラに着脱自在
であり、装着されたときに装着検知スイッチ93がオン
となる。このスイッチ93は装着されたストロボ装置9
1の一部との接触によってオンとなるもので、従来から
カメラに備えられていたものを用いることができる。こ
のスイッチ93のオン信号はイネーブル信号(ENAB
LE)としてシステム制御装置IOに入力する。このイ
ネーブル信号入力があると、システム制御装置lOのメ
インCPUは第8図に示す動作を行なう。すなわち、イ
ネーブル人力があると(ステップ205)、出力するシ
リアル・クロック信号SCKを低速のものに切換えると
ともにゲート回路92のゲートを開く (ステップ20
6)。このイネーブル入力が無くなると、すなわちスト
ロボ装置91が取外された場合にはシリアル・クロック
信号SCKは高速に切換えられがっゲート回路92のゲ
ートが閉じる(ステップ2o7)。
このようにして、ストロボ装置91はそれがスチル・ビ
デオ・カメラに装着されると、そのサブCPUが動作可
能な低速システム・クロック信号に切換えられかつゲー
ト回路92が開かれるのでシステム制御装置10と交信
することが可能となる。
ストロボ装置91がカメラに装着されると、さらにシリ
アル伝送ラインがストロボ装置91に接続されるととも
に、撮影制御袋?ff130からの発光開始信号XOH
のラインと発光停止信号5TOPのラインが接続される
ストロボ装置91とシステム制御装置10との間のシリ
アル交信内容には次のようなものがある。システム制御
装置lOからストロボ装置91に送られる情報(コマン
ド、データ)には、焦点距離データ、充電開始指令1表
示開始指令9日中シンクロ情報、センサ感度、撮影モー
ド等がある。ストロボ装置91は撮像レンズ系32のフ
ォーカシング制御された焦点距離(f値)に合わせてそ
の発光部を移動させ、ストロボ光の照射角を変化させる
機能をもっており、この機能達成のために撮影制御装置
30で収集された焦点距離情報がシステム制御装置IO
を経てストロボ装置91に送られる。前回の撮影が終了
したときまたはシャッタ・レリーズ・ボタン+5の第1
のスイッチSlからの入力があったときにシステム制御
装置IOはストロボ装置91に充電開始指令を送り、こ
れによりストロボ装置91においてはそのメイン・コン
デンサへの充電が始まる。ストロボ装置91は表示器を
備えており1表示開始指令が与えられるとこの表示器に
充電中の表示、焦点距離の表示等が行なわれJる。
ストロボ装置91からシステム制御装置10に送られる
情報(コマンド、データ)には、メイン・コンデンサへ
充電中であることを示す情報、充電が完了したことを示
す情報等がある。
ストロボ装置91は撮影制御装置30から発光開始信号
XONが直接に送られたときに、メイン・コンデンサに
充電した電荷を放電させることによりストロボ発光させ
る。
(3)交信処理 次に第9図を参照してシステム制御装置lOのメインC
PUと撮影制御装置30.記録制御装置70およびスト
ロボ装置91(および再生器90)のサブCPUとの間
の交信処理手順について説明する。
交信処理の主導権はメインCPUがもっている。
シリアル譬クロック信号SCKの切換処理については既
述しであるので特に言及しない。
上述したようにシステム制御装置i!10内のタイマが
垂直基準信号VDの時点から計時動作を開始し、IVの
後半部になったことを検知すると、タイマからメインC
PUにその旨の割込が与えられ第9図に示す交信処理が
開始する。
メインCPUはまず通信要求があるかどうかをチエツク
する(ステップ211)。通信要求には2種類ある。そ
の1つは、上述したようにメインCPUのFIFOバッ
ファにサブCPUに送出すべき電文が編集されているこ
とである。もう1つはサブCPUからリクエストREQ
UEST信号が送られてきていること(リクエスト信号
のラインにHレベルの信号が現われていること)である
。後者の場合にはサブCPUからメインCPUに送るべ
き電文(コマンドまたはデータ)があることを意味する
。サブCPUからのリクエストについては後に述べるこ
ととし、ここではまずメインCPUからサブCPUにコ
マンドやデータを送る場合について説明する。
メインCPUはFIFOにセットされた最初のアドレス
を読出して信号S として送出する(ステラ)212)
。この信号S には上述したようにアドレスの送出に先
だって立上りエツジと立下りエツジとが付与される。
サブCPUも1vの後半部になったことを検知すると(
サブCPUにタイマを設けておいてもよいし、メインC
PUのタイマから特定のラインでタイマ割込を与えても
よい)、レディ信号READYをHレベルにしておく(
ステップ231)。アドレスを含む信号S  (Sl)
を受信すると(ステップ232)、サブCPUはビジィ
信号面を出力しくレディ信号READYをLレベルにす
る)(ステップ233)、受信した信号中のアドレスが
自己のアドレスと一致しているかどうかをチエツクする
(ステップ234)。一致していればレディ信号REA
DYをHレベルにして次の処理に進み(ステップ235
)。
不一致の場合には自己が指定されたのではないのでスタ
ートに戻る。
メインCPUはアドレス信号を送出後、レディ信号のラ
インを監視し、そのラインがHレベルになったかどうか
をチエツクする(ステップ213)。
アドレス信号送出後一定時間が経過してもレディ信号が
送られてこない場合にはエラーが発生したとしてスター
トに戻り、再度同じアドレス信号を出力する(ステップ
221)。
レディ信号が入力すれば、メインCPUはFIFOバッ
ファから次に送るべきコマンドを読出し、立下りエツジ
が付与された信号S に含ませて出力する(ステップ2
14)。
サブCPUはコマンドを含む信号S を受信すると(ス
テップ238)、  ビジィ出力を発生するとともに(
ステップ237)、与えられたコマンドを実行する(ス
テップ238)。上述したようにサブCPUは測光開始
、モータ始動等を行なう。そしてコマンドの実行が終る
とサブCPUはレディ出力を発生する(ステップ239
)。
メインCPUはHレベルのレディ信号が入力すると2次
に送信すべきデータがあればそのデータを信号S とし
て送出しくステップ215.216)。
レディ信号が再びHレベルになるのを待つ(ステップ2
17)。
第6図に示す例のようにサブCPUに送るべきデータが
無い場合にはステップ216 、217の処理をスキッ
プしてスタートに戻る。そしてFIFOバッファから次
のアドレスを読出して同じように送出する処理が繰返さ
れる。
メインCPUからサブCPUにデータが送られた場合に
は、サブCPUはそのデータを受信すると(ステップ2
40)、  ビジィ出力を発生しくステップ241)、
受信したデータについての処理を行なう(ステップ24
2)。データ処理が終了するとレディ信号を出力してス
タートに戻る(ステップ243)。
データを受信しない場合にはステップ240〜243の
処理はスキップされる。
サブCPUからメインCPUにコマンドまたはデータを
送る場合にはサブCPUはHレベルのリクエスト信号R
EQUESTを出力する。ところが第2図に示すように
各制御装置30.70.ストロボ装置91および再生器
90のリクエスト信号ライン(他の信号ラインも同じ)
はシステム制御装置IOの同ラインとワイヤードORで
接続されているので、メインCPUはどのサブCPUが
リクエスト信号を出力したのかが分らない。そこでメイ
ンCPUはすべてのサブCPUに対してリクエスト信号
を出力したかどうか、どのような要求があるのかという
ことを確認するための交信処理を行なう。サブCPUか
らのリクエスト信号の基づくメインCPUの交信処理手
順の概要が第1O図に示されている。
第1O図における一連の処理は実際は第9図に示す交信
処理をサブCPUの数だけ繰返すことにより実行される
。以下に第10図の処理を第9図の処理との関連の上で
説明する。撮影制御装置30.記録制御装置70および
再生器90またはストロボ装置91のサブCPUをそれ
ぞれサブCPU1.サブCPU2.サブCPU3とする
メインCPUはリクエスト信号ラインにHレベルの信号
が現われているかどうかをみて(ステップ251.第9
図ステップ211に対応)、リクエスト信号が入力して
いれば、どのサブCPUがリクエストを出したのかをチ
エツクするために、まずサブCPUIのアドレスを含む
信号S を出力する(ステップ252.第9図ステップ
212に対応)。サブCPUIはレディ出力を発生する
ので(第9図ステップ235 、213)、メインCP
Uはオールゼロのコマンドを送信する(第9図ステップ
214)。これと同時にサブCPUIは、サブCPUI
がリクエスト信号を出力していたときにはメインCPU
に送るべきコマンドがあるのであるからそのコマンドを
メインCPUに送出する(第9図ステップ244.24
5)。メインCPUとサブCPUとの間には出力信号S
 のラインと入力信号S1のラインとが設けられている
ので双方向同時交信が可能である。サブCPUIがリク
エスト信号を出していないときにはメインCPUからの
オールゼロ争コマンドに応答してその旨のコマンドをメ
インCPUに送出する。メインCPUはサブCPUIか
らのコマンドを受信するとその内容を解析してその結果
をメモリにストアする(第9図ステップ218 、21
9)。このように、サブCPUIとメインCPUとの間
でコマンドの送受信が行なわれ(ステップ253)、メ
インCPUはサブCPUIがリクエストを出したかどう
か、リクエストを出した場合にはその内容を知ることか
できる。サブCPUIがリクエストを出していない場合
にはメインCPUからのオールゼロ・コマンドに対して
応答をしないようにしてもよい。メインCPUはオール
ゼロ番コマンド送出後一定時間が経過してもサブCPU
Iから何らの応答もない場合にはサブCPUIはリクエ
ストを出していないと判断する。
サブCPUIがリクエストを出していなければ、他のサ
ブCPUがリクエストを出したのであるから、メインC
PUはサブCPU2またはサブCPU3のアドレスを含
む信号S を送出して同じような処理を行なう(ステッ
プ254〜257)。2以上のサブCPUがほぼ同時に
リクエストを出す場合もありうるので、メインCPUは
サブCPU1がリクエストを出したことを知ったときに
もステップ254〜257の処理に進むようにしてもよ
い。
以上のようにしてリクエストを出したサブCPUを識別
しそのリクエストの内容が分ると。
それに対する処理に進む。サブCPUIがリクエストを
出したのであればそれに応じた処理が(ステップ258
 、259)、他のサブCPUであれば同じようにその
サブCPUに応じた処理がそれぞれ行なわれる(ステッ
プ260〜263)。たとえばサブCPUがメインCP
Uにデータを送るためのリクエストの場合には、サブC
F’Uがデータを送り(第9図ステップ246 、24
7)、メインCPUがデータを受信する(第9図ステッ
プ220)処理が行なわれるであろう。サブCPUIが
リクエストを出した場合にステップ253からただちに
ステップ259に進んでもよい。この場合、リクエスト
内容がデータ送信に関するものであれば、第9図に示す
コマンド送受信の処理ののち(ステップ214゜218
、219.244.245) 、データの送受信の処理
にただちに進むであろう(ステップ218.240〜2
42゜またはステップ246.247.220)。
再生器90とストロボ装置91の両方が接続されている
場合には、第1O図ステップ258.257.262゜
263と同じ処理を第4のサブCPUについてもう一度
繰返せばよい。
この実施例では再生器90とシステム制御装置10との
間の交信は、再生器90からリクエスト信号が出力され
た場合にのみ行なわれる。第1図において再生器90に
接続されるシリアル伝送ライン、再生スチル・ビデオ信
号の出力今イン、位相パルスPCのラインは実際は束に
なって1本のケーブルを構成している。再生スチル・ビ
デオ信号が数百mV程度のものであるのに対して、シリ
アル伝送ライン上の信号はたとえば5v程度である。し
たがって、再生スチル−ビデオ信号が送出されていると
きにシリアル交信が行なわれると再生スチル・ビデオ信
号にノイズが生じるおそれがある。
再生器90からシステム制御袋BlOにリクエスト信号
を出力して情報を送る場合としては、再生器90側でキ
ースイッチ入力があった場合である。たとえば順送りス
イッチ、逆送りスイッチ、トラックNo、指定スイッチ
である。このように限定された場合にのみ再生器9Gと
システム制御装置lOとの間のシリアル交信が行なわれ
ることになり、再生ビデオ信号に常時ノイズがのり、再
生スチル画像の画質が低下するといった問題が防止され
る。
【図面の簡単な説明】
第1図はスチル拳ビデオ・カメラのシステム構成を示す
ブロック図である。 第2図は制御装置がシリアル伝送ラインで接続されてい
る状態をより詳しく示すブロック図である。 第3図は交信のためのインターフェイス回路を示すブロ
ック図である。 第4図はスチルφビデオOカメラ・システムにおける代
表的な信号と基本的な動作を示すタイム・チャートであ
る。 第5図はシリアル・クロック信号と出力信号とを示す波
形図である。 第6図はFIFOバッファにおける電文編集の様子を示
している。 第7図は出力信号がアドレスを含むものか、コマンドを
含むものか、データを含むものかを判定する処理を示す
フロー・チャートである。 第8図はストロボ装置が装着されたときのシリアル・ク
ロック信号切換処理を示すフロー・チャートである。 第9図はメインCPUとサブCPUとの交信処理を示す
フロー−チャートである。 第10図はサブCPUからリクエストがあったときのメ
インCPUの処理を示すフロー・チャートである。 1・・・ビデオ−フロッピィ。 2・・・磁気ヘッド。 5・・・位相検出器。 10・・・システム制御装置。 30・・・撮影制御装置。 70・・・記録制御装置。 71・・・信号処理回路。 90・・・再生器。 9】・・・ストロボ装置。 93・・・装着検知スイッチ。 100・・・サブCPU。 1(+1・・・SCK禁止回路。 102 ・・・ANDゲート。 103、104・・・フリップ70ツブ。 以  上 特許出願人  富士写真フィルム株式会社代 理 人 
 弁理士 加藤 細道(外1名)第6図 IN 第  7  図 アドレス       コマンド       データ
第  8  図

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 シリアル・クロックを出力する第1の通信装置と、第1
    の通信装置と同速の処理が可能な少なくとも1台の第2
    の通信装置と、第1、第2の通信装置よりも処理速度の
    遅い第3の通信装置とが、シリアル・クロック・ライン
    および信号ラインを含むシリアル伝送ラインにより接続
    され、 各通信装置はシリアル・クロックに同期して信号ライン
    を通してディジタル信号を送受することにより相互に交
    信し、 第1の通信装置は出力するシリアル・クロックを高速と
    低速との間で切換える手段を備え、第1の通信装置が第
    2の通信装置と交信する通常の状態においては第1の通
    信装置は高速のシリアル・クロックを出力し、 第3の通信装置から交信参加信号が入力したときにはこ
    れに応答して、第1の通信装置は低速のシリアル・クロ
    ックを出力するよう切換える、シリアル通信方式。
JP63044431A 1988-02-29 1988-02-29 シリアル通信方式 Pending JPH01220935A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH03224366A (ja) * 1990-01-30 1991-10-03 Canon Inc スチルビデオカメラの制御装置
US6353488B1 (en) 1991-02-27 2002-03-05 Canon Kabushiki Kaisha Image sensing apparatus having common circuitry for processing digital adjustment signals

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JPH03224366A (ja) * 1990-01-30 1991-10-03 Canon Inc スチルビデオカメラの制御装置
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