JPH01220761A - 変速機のクラッチ制御装置 - Google Patents

変速機のクラッチ制御装置

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JPH01220761A
JPH01220761A JP4196288A JP4196288A JPH01220761A JP H01220761 A JPH01220761 A JP H01220761A JP 4196288 A JP4196288 A JP 4196288A JP 4196288 A JP4196288 A JP 4196288A JP H01220761 A JPH01220761 A JP H01220761A
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clutch
range
range clutch
speed
transmission
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Kazuhiko Nagase
和彦 永瀬
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Railway Technical Research Institute
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は入力軸が回転数指令に高い精度で追従可能な原
動機に接続された。爪クラッチからなるレンジクラッチ
をもつ変速機におけるクラッチ制御装置に関するもので
ある。
(従来の技術) 鉄道のデイ−セル車両等には変速段と直結段とをもった
変速機が広く使用されている。
この変速機においては、直結段のクラッチを接続する際
、ディーゼル機関などの原動機に連なるクラッチの入力
軸とφ軸等につらなる出力軸との間に、ある程度の回転
数差を許容せざるを得す、これがクラッチ接続時の大き
なショックトルク発生の原因となっている。
その対策の一つとしてクラッチに充分な強度をもたせる
措置をとることが提案されたが、その結果、構造が大形
かつ複雑となり、液体式クラッチではクラッチを接続保
持するために大きなエネルギーを必要とする点で問題が
ある。一部では爪クラッチ等も採用されたが、この場合
は複雑なetmの同期装置を必要とする等の問題があっ
た。さらに有力な対策として、原動機として、任意に指
令回転数に高い精度で追従可能なものを用い、クラッチ
入出力軸を同期させた後、直結クラッチを接続させる方
法、さらにはクラッチに爪クラッチを併用することによ
ってクラッチ接続保持に要するエネルギーロスをなくす
方法など(例えば、特願昭55−65998号)が提案
されている。
上記の提案は従前の変速機で問題となって、いたクラッ
チ接続時のショックトルクを大rt1に減少させ、さら
に同期装置不要の爪クラッチを併用することによる機構
の簡易化およびクラッチ接続保持のためのエネルギーロ
スを無くした点において有効である。
処が、最近車両のより高速化が要語されており、これを
従来とほぼ同じ性能の原動機で実現しようとすれば、ク
ラッチの入力軸とクラッチの最終段出力軸との回転数比
をより大きくとった変速機、つまり令名の変速1段、直
結1段の変速機に代えて、より多くの段数をイ1する変
速機が必要となる。
この場合、増加されるべき速段は優れた伝達効率を確保
できる直結段であること、つまり、変速1段、直結複数
段を有する変速機であることが好ましい。
このような背景をふまえ、日本国内においても、変速1
段、直結2段の変速機が開発されている。処が、この変
速機のクラッチは湿式の油圧作動摩擦クラッチを用いて
いるため、構造も大形かつ複雑で、クラッチ接続保持に
費される馬力も無視し得ない。
(発明が解決しようとする課題) 本発明は直結に複数段を有し、当該直結クラッチに、機
械的な同期装置を必要としない爪クラッチを用いた変速
機を前提とし、クラッチの接続及び切換えv制御を容易
に行えるごとき制御装置を提案しようとするものである
(課題を解決するための手¥jL) 請求項1 人力−が回転数指令に高い精度で追従可能な原動機に接
続された、爪クラッチからなるレンジクラッチをもった
変速機を前提とし、当該レンジクラッチを高速段から低
速段へ、又は低速段から高速段へ切換える際の制御装置
である。
当該レンジクラッチが解放されたことを検知する検知機
構と当該検知機構から当該レンジクラッチが解放された
旨の情報を受け、新たに接続すべきレンジクラッチの入
力軸の回転数と出力軸のそれ忌の同期をとるべき旨の回
転数指令を原動機に与える同期指令制御機構を設ける。
接続すべきレンジクラッチが同期したことを検知する同
期検知機構及び前記レンジクラッチが同期したことを条
件としてレンジクラッチの接続を行うレンジクラッチ作
動装置を設ける。
請求項2゜ 請求項1におけると同様の変速機を+1ii提とする。
レンジクラッチの切換えの際の冒頭段階、すなわち接続
中の当該レンジクラッチの解放段階における制御装置で
ある。
接続中のレンジクラッチの入力軸から出力軸に伝達され
るべき瞬間的な弱いトルクに対応したエネルギを原動機
に供給する制御機構と上記制御機構の動作を条件として
解放すべきレンジクラッチを解放する制御機構を設ける
請求項3゜ 変速段と直結段を切換える変直クラッチと、複数段の爪
クラッチからなるレンジクラッチを直列に結合した変速
機を前提とし、レンジクラッチ切換開始のための条件を
実行する制御装置である。
接続中の一のレンジクラッチの出力軸側の回転数がこれ
に対応する入力軸に連なる原動機の許容回転数範囲の限
界に接近したことを検知する検知機構を具え、当該検知
機構の動作を条件として1jj記レンジクラツチの切換
えを開始する。
(作用) 請求項1゜ 検知機構によって接続中のレンジクラッチが解放された
ことを検知すると、同期指令制御機構は当該検知1.1
号を受けて、接続すべきレンジクラッチの入出力軸の回
転数の同期街中を原動機に5える。同期検知機構は両軸
が同期状態となったことを検知し、当該検知信号をレン
ジクラッチ作動装置に与える。それにより、レンジクラ
ッチ作動装置は接続すべきレンジクラッチを接続する。
++I’l求項2゜ 解放すべきレンジクラッチの入力軸から出力軸に瞬間的
な弱いトルクを伝達させるため、;tIl+御機構は、
それに応じたエネルギーを原動機に供給すべき旨の指令
をI)える。L記制御機構の動作を条件として解放すべ
きレンジクラッチを特徴する 請求項3゜ 検知機構は、接続中のレンジクラッチの出力軸側の回転
数が、これに対応する入力軸に連なる原動機の許容回転
数範囲に接近したことを検知する。上記検知機構の動作
を条件として当該レンジクラッチの切換操作を開始する
(実施例) 本発明を第1図〜第4図に示す実施例に従って説明する
第1図において変直クラッチlとレンジクラッチ2は中
間軸5を介し直列に接続され、これら2つのクラッチで
一体の変速機を構成する。入力軸3には原動機である機
関ENが接続され、当該機関ENには、それを制御する
公知の電子ガバナGVが設けられている。電rガバナG
Vは第2図に示す、マイクロプロセッサ、クロック、メ
モリ及び人出力インターフェースを含む電子制御装置F
i E CLJからの2つの指令のいずれか一方の指令
、すなわち、回転数制御指令30又は噴射ii1制御指
令31を受け、公知の方法で公知の2つの制御モードの
うちのいずれか一方のモード(全速度v制御又は噴射か
制御)を選択実行する。このうち、全速度制御モードに
ついて云えば、電子カバ+ G V let 電f i
、+I m 装VIE CUから機関ENを任意の回転
数で回転させるべき旨の指令を受け、その指令に高い精
度で追従して機関ENを制御する。このような機能を有
する電子がバナGVは特願昭55−37884号などに
開示されている。
変直クラッチlの入力軸3には当該回転軸の回転数を検
出するための入力軸回転計TG1が取り付けである。機
関ENの回転力は入力軸3.2つの歯巾からなる変直ク
ラッチ入力軸歯車群11を介し摩擦クラッチからなる変
速クラ・ツチ17の入力軸16と爪クラッチからなる直
結クラッチ璽3の入力軸12に伝達される。上記歯IF
群11のFi4巾比は本実施例においては盲とするが、
これは限定的ではない、変速クラッチ17の出力軸側に
は公知のコンバータCvが挿入され、その出力軸19と
直結クラッチ13の出力軸14とは変直クラッチ出力m
 小群15を介して、中間軸5に接続される。上記歯車
群15のtJ4車比も1とするが、これは限定的ではな
い、変直クラッチ1は必要に応じて変速段又は直結段の
モードを選択する。直結段のモードの選択に際しては後
述する方法で直結クラッチ13の入出力軸を同期させた
後、第2図に示す電子制御装置i’? E CUから直
結クラッチ13に附属する直結クラッチ作動装置fi 
] 30に直結段を使用すべき旨の指令を出力する。そ
れにより、爪クラッチからなる直結クラッチ+3は公知
の方法によって接続される。130Tは同クラッチ13
が接続状態にあるか、非接続状態にあるかを検知する直
結クラッチ作動検知器である。当該検知器130Tが検
知した情報は電子制御装置[ECUへ出力される。
変速段のモードの選択に際しては電子制御装置ECUか
ら変速クラッチ+7に附属する変速クラッチ作動装置I
8に変速段を使用すべき旨の指令を発し、それにより、
変速クラッチ17は公知の方法によって接続される。
変速クラッチ作動装置1Bには変速クラッチ17が接続
状態にあるか、非接続状態にあるかを検知する変速クラ
ッチ作動検知器18Tが取り付けられ、当該検知器18
Tが検゛知した情報は電子制御装置ECLJに出力され
る。
レンジクラッチ2は中間軸5の回転力を出力軸4に直結
伝達し、又は増速伝達するために設けられる。
変直クラッチ1の回転力は中間軸5に連なるレンジクラ
ッチ入力軸歯車群21に伝達され、さらに当該歯車群2
1を介し、爪クラッチからなる低速段レンジクラッチ(
以下「低速クラッチ」という)23の入力軸22と同じ
爪クラッチからなる高速段レンジクラッチ(以下「高速
クラッチ」という)28の入力軸27に伝達される。本
実施例においては高速クラッチ入力軸は前記歯車群21
により1.5倍に増幅されるものとするが、この値は限
定的ではない。低速クラッチ23の出力軸25と高速ク
ラッチ28の出力軸29はレンジクラッチ出力軸歯車群
26を介して出力軸4に連なっている。上記歯車群26
の歯車比は1とするが、この値も限定的ではない。出力
軸4の回転数を検知する公知の回転計TG2は検知した
情報を電子+I+(制御装置a I:、CIJに出力す
る。
レンジクラッチ2は変速機の運転モードに応じ、後述の
方法によって電子制御装置ECUの指令を受け、低速ク
ラッチ23を動作させることにより低速段を選択し、高
速クラッチ28を動作させて高速段を選択する。低速ク
ラッチ23は当該クラッチに附属する低速レンジクラッ
チ作動装置6(以下[低速クラッチ作動装置」という)
24により、又、高速クラッチ28は高速レンジクラッ
チ作動装置n(以下「高速クラッチ作動装置F! Jと
いう)280により、それぞれ動作される。低速クラッ
チ23および高速クラッチ28が接続状態にあるか、非
接続状態にあるかは、それぞれの作動装置に附属する低
速クラッチ動作検知器24Tおよび高速クラッチ動作検
知器280Tが検知し、当該検知情報は電子制御装置E
’CUに入力される。
変速機に接続される機関13Nが運転可能な回転数には
上限III′Iがあり、この値をNとする。
このような構成において、本発明により起動から停止ま
での間に出力軸4の回転数をOから高速域までの範囲で
制御するには次のとおりに行う。
起動時においてはレンジクラッチ2は低速段に保持され
ているものとする。
図示しない外部の制御装置等からの、又は運転者の操作
による起動指令として、第2図に示す電7−1DII御
装置ηE C(Jに、変信クラッチを変速段に投入すべ
き旨の「変速機−制御指令」と機関へ適正な燃料噴射t
lを供給すべき旨の「機関出力街中」が入力される。こ
れらの指令を受けた上記制御装置ff E CUは変速
クラッチ作動装置?118に変速クラッチ17の接続動
作指令を与える。電子制御装置ECUは変速クラッチ作
動検知器187から変速クラッチ17の接続が完了した
旨の検知情報を受けた後、電rガバナGVに「rll出
出力指令に応じた燃料を噴射ずべき旨の「噴射:;l制
御指令31」を出力する。それにより電TガバナG V
は機関ENを噴射:a fd制御モードで運転し、機関
ENの回転力は入力軸3、変速クラッチ17、コンバー
タCv、中間軸5.低速クラッチ23を経由して、出力
軸4に伝達される。出力軸4の回転数が上昇し、入力軸
3との回転数の比、すなわち速比が定められた値を越え
ると、コンバータCvの効率が低下した状態での使用を
避けるため電子制御装置Eelは、公知の方法1例えば
特願昭55−65996号によるごとき方法によって変
速クラッチを高速段から直結段に切り換える。
変信クラッチlを直結段、レンジクラッチ2を低速段で
運転中、出力軸4の回転が上′itし、それにつれて機
関ENの回転数が上限値Nを越えた場合、或はこれと全
く反対にレンジクラッチ2が高速段を使用中に出力軸4
の回転数が低下し、これにつれて機関ENの回転数も所
定の使用回転数域を割り込んだ場合には、例えば第3図
に示すような制御をする。
第3図は電子制御装置t: CUによるレンジクラッチ
の選択l制御についての流れを示すもので、電F ;1
.1+御装置ECUは、変速機運転中、内蔵する公知の
マイクロプロセッサの予め定められた制御の流れに従っ
て、レンジクラッチの選択制御51を開始する。まずス
テップ52で低速クラッチ動作検知器24Tからの情報
を入力し、低速クラッチ23が動作しているか否かを検
知し、低速クラッチ23が動作していることを条件とし
てステップ53に移行する。そして電子制御装置ecu
は変速機の入力軸3に取り付けられている回転計TGI
の情報を入力し、出力軸4の回転数nが上界したことに
よって機関ENの回転数がその上限NNを超過している
か否かを調べる。超過していない場合は制御はステップ
58に移行して終了する。超過している場合は後述する
ステップ54の制御に移行する。ステップ52において
低速クラッチ不動作の場合はステップ55に移行し、電
子制御装置ECUは高速クラッチ作動検知器280Tか
らの情報により高速クラッチ28の動作、不動作を検知
する。不動作の場合はステップ58に移行し、当該制御
は終了する。動作の場合はステップ56に移行する。そ
して電子制御装置ECUは出力軸4の回転計TG2の情
報を得て当該出力軸4が機関ENの適正な回転数域を下
廻っているか否かを検定する。
本実施例においては許容最高回転数Nの約6割(例えば
許容最高回転数Nが2000r p mの場合には12
00r p m )を下廻って運転することは好ましく
ないとすると、変速機のモードが直結段で、かつ高速段
の場合、出力軸4の回転数はレンジクラッチ入力軸歯車
群21によって1.5倍に増速されているので、機関E
Nが上記の回転数域で運転されるためには出力軸4の回
転数nを1.5で除した値が機関の許容最高回転数Nの
6割の値より低いこと、すなわちステップ56に示す不
等式を満足することが必要である。そこでステップ56
においては回転計’r G 2から得た出力軸4の回転
数を1.5で除した値と機関ENの許容最高速度Nとを
比較し、11」証本等式を満足する場合にはステップ5
7に移行し、後述する低速段への移行v制御を行なう。
前記不等式を満足しない場合には速段はそのままとし、
;IIl+御を終了する。
レンジクラッチの選択制御は一般には機関ENの動力が
出力軸4に伝達されている状態、つまり車両の力行状態
時に適用される場合が多いが、惰行運転の場合、例えば
、レンジクラッチを低速段に投入した状態下で、変直ク
ラッチを開放して走行している時にレンジクラッチを高
速段に投入しなければならない速度に至ったような場合
にも適用できる。
というのは、−ンジクラッチを低速段に投入したまま変
直クラッチを開放して運転した場合、出力軸4の回転数
nが機関ENの最高許容同転数Nを−L廻るような状態
となると1機関の回転数を最高回転数まで上界させても
直結クラッチ13の入出力軸12.14を同期させて変
速機を接続する、ということができない事態に立ち至る
。このような事態を避けるためには、変速機を接続しな
い状態で、入出力軸が回転している時でも、出力軸4の
回転数nを第3図のステップ52に示す方法によって、
たえず監視し、もし、その回転数がステップ53にボす
ような事態、すなわち。
機関F、 Nの最高許容回転数を越える恐れのあるとき
は、開放中の直結クラッチ13を接続し、ついでステッ
プ54に示すようにレンジクラッチを高速段に移行させ
る制御を行えば、上述したような問題は除去できる。
第4図は第3図におけるステップ54の制御、すなわち
レンジクラッチを低速段から高速段に切換える移行;I
III御の流れを示す。
高速段への移行制御の開始(ステップ71)とともに、
電子制御装置ECUは若干の燃料噴射用増の供給を行う
ことによって、いわゆる機関の吹上げをわずかに行うべ
き旨の指令を電TガバナGVに5える。それにより低速
段レンジクラッチ23の入力軸22から出力軸25に弱
いトルクが伝達される。この制御は作動中のクラッチ2
3が大きなトルクの作用により、せり合い状態となり、
これを開放するのが困難な場合に実施すると有効である
0本実施例においてはステップ72〜74は上述したよ
うな現象が発生する場合、例えば機関ブレーキが作動中
のような場合を条件として適用する。そのためステップ
71aが挿入されている。ステップ72〜74で行なう
吹上げは短時間でよく、本例では2秒にセットしである
(ステップ73)、I吹上げによって作動中の爪クラッ
チ23のせりがゆるんだら、電子制御装vIEcUは低
速段レンジクラッチ作動装置24に解放指令を与え1作
動中の低速段レンジクラッチ23を解放しくステップ7
5)、ついでステップ76で機関ENをアイドルにする
指令を電子ガバナG■に5える。若干の時間が経過して
も、低速段レンジクラッチ23を解放できない場合を考
慮して1本実施例においては2秒の時素をセットしであ
る(ステップ77)。しかし。
この値は限定的ではない。
78ステツプで上記時素の経過後、低速レンジクラッチ
作動検知器24Tから出力される検知情報により低速レ
ンジクラッチ23が解放されるか否かを検知し、もし抜
けない場合にはステップ79からステップ゛72に戻し
、rQ度機関の吹Fげを行なう。低速レンジクラッチ2
3が解放された(ステップ79YES)後、電子制御装
置ECUは高速レンジクラッチ28の入出力軸27及び
29を同期する制御を行う(ステップ80)。1体的に
は出力軸回転計]゛G2で高速レンジクラッチ28の出
力軸回転数を検知し、かく検知した回転数に基づき、電
子制御装置i’i E CUは機関の回転数を制御する
ことによって高速レンジクラッチ28の入力軸27と出
力軸29とを同期させるための回転数制御指令30(第
2図)を電子ガバナGvに与える。
当該指令30を受けた電子ガバナGVは制御モードを全
速度制御に切り換え1機関ENの回転数を指令に合わせ
るための制御を行う。これらの方法は公知であり、第4
図では特に図示しない、電子制御装置ECUは、かよう
な方法によって両輪が同期状態となったことを入出力軸
の回転計TGIおよびT O2から出力される情報によ
って検知しくステップ81)、高速レンジクラッチ28
を接続させるべき旨の指令を高速レンジクラッチ作動装
置280に出力しくステップ82)ついで適宜の時素を
セットする(ステップ83)。
本例では時素は仮に5秒とする。その後。
高速レンジクラッチ28の接続が完Tした場合は、それ
が高速レンジクラッチ検知器280Tで検知され、それ
によって;lI制御は終了する。5秒の時素が経過して
も、接続しない時は、’−11.’人出力軸が同期した
後、機関ENの調速不良等が発生して接続できないもの
と判断する。そしてステップ84からステップ87に移
行し、高速レンジクラッチ作動装置280へ出力した動
作指令を−・旦打ち切り。
ステップ80f″戻って1り度同期制御を行う。
L記の方法によってレンジクラッチ2の低速段から高速
段への移行は終了する。
高速段から低速段への移行も、第4図について上述した
と同様の理により、但し「高速」とあるを「低速J、又
「低速」とあるを「高速」と読替えることによって実施
することができる。
なお、上記実施例においては交直クラッチとレンジクラ
ッチとを直列に接続した変速機の場合について述べたが
、本発明の適用はこれに限定されるものではなく、入力
軸が、回転数指令に高い精度で追従可能な原動機に接続
されているすべての変速機に適用可能である。
(発明の効果) 請求項1、 解放すべきレンジクラッチが解放位置をとった後におい
て接続すべきレンジクラッチの入出力軸の同期制御を行
い、ついで当17Iレンジクラッチを接続するが、一定
時間経過しても、なお、接続できない場合には第4図に
示ず実施例で詳述したように、爪の損傷防止をかねて、
−旦接続操作な中+h した後、再接続なパみる手順を
踏むことによって、レンジクラッチ2の速断切換制御を
容易に行うことができる。そして、このような方法をと
ることによって、従来の複雑な機構からなる同期装置(
いわゆるシンクロナイザ−)を用いない構造17ii1
1iなレンジクラッチを採用することができることとな
る。
=11求項2゜ 本−11求項が前提とする変速機におけるがごとく、レ
ンジクラッチとして爪クラッチを用いるものにおいては
、機関ブレーキの作動中などに、接続中のクラッチにせ
りが発生して解放が困難にな゛る場合がある0本請求項
は原動機の吹上げを若干行ってせりを解消した後に、レ
ンジクラッチを解放するようにしたもので、(せりが解
消しない場合は再解消を試みる)レンジクラッチの解放
を容易にして、円滑な切換制御を可能とするものである
請求項3゜ 検知機構は接続中のレンジクラッチの出力軸の回転数を
常時監視し、当該出力軸の回転数が、これに対応する入
力軸に連なる原動機の許容回転数範囲の限界に接近した
時、これを検知してレンジクラッチの切換制御を開始さ
せるもので、これにより安全て安定な変速機の運転が可
能となる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明にかかる変速機の一例の構造を示す正面
図、第2図は本発明における制御機器群を示すブロック
図、第3図は本発明にかかる変速機制御の流れを示量ブ
ロック図、第4図は第3図におけるステップ54の詳細
な流れを示すブロック図である。 EN、、、II関、116.交直クラッチ、28.レン
ジクラッチ% 13.、、直結クラッチ、17.、、変
速クラッチ、23.、、、低速クラッチ、28.、、高
速クラッチ

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1)入力軸が回転数指令に高い精度で追従可能な原動機
    に接続された爪クラッチからなるレンジクラッチをもつ
    変速機において、レンジクラッチを切換えるに際し、接
    続されていたレンジクラッチが解放されたことを検知す
    る検知機構と、当該検知機構から当該レンジクラッチが
    解放された旨の情報を受けて新たに接続すべきレンジク
    ラッチの入力軸の回転数と出力軸のそれとの同期をとる
    べき旨の回 転数指令を原動機に与える同期指令制御機構と、接続す
    べきレンジクラッチが同期したことを検知する同期検知
    機構及び前記レンジクラッチの入出力軸が同期したこと
    を条件としてレンジクラッチの接続を行うレンジクラッ
    チ作動装置を具えたクラッチ制御装置。 2)入力軸が回転数指令に高い精度で追従可能な原動機
    に接続された爪クラッチからなるレンジクラッチをもつ
    変速機において、接続中のレンジクラッチの入力軸から
    出力軸に瞬時弱いトルクを伝達させうる些少なエネルギ
    ーを原動機に供給する制御機構と、当該制御機構の動作
    を条件として解放すべきレンジクラッチを解放する制御
    機構とを具えてなるクラッチ制御装置。 3)変速段と直結段を切換える変直クラッチと複数段の
    爪クラッチからなるレンジクラッチとを有し、かつ、こ
    れらの2つのクラッチを直列に結合した変速機において
    、接続中の一のレンジクラッチの出力軸側の回転数が、
    これに対応する入力軸に連なる原動機の許容回転数範囲
    の限界に接近したことを検知する検知機構を具え、当該
    検知機構の動作を条件として前記レンジクラッチの切換
    えを開始するように構成したことからなるクラッチ制御
    装置。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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WO2011027616A1 (ja) 2009-09-01 2011-03-10 株式会社 日立ニコトランスミッション ツインクラッチ式ハイブリッド変速機
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