JPH01220355A - X線パルスイオン化装置 - Google Patents

X線パルスイオン化装置

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Publication number
JPH01220355A
JPH01220355A JP63045285A JP4528588A JPH01220355A JP H01220355 A JPH01220355 A JP H01220355A JP 63045285 A JP63045285 A JP 63045285A JP 4528588 A JP4528588 A JP 4528588A JP H01220355 A JPH01220355 A JP H01220355A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
rays
ray
piezoelectric actuator
pulse
switching element
Prior art date
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Pending
Application number
JP63045285A
Other languages
English (en)
Inventor
Takehiro Takeda
武弘 竹田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Shimadzu Corp
Original Assignee
Shimadzu Corp
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Publication date
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Publication of JPH01220355A publication Critical patent/JPH01220355A/ja
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  • Analysing Materials By The Use Of Radiation (AREA)
  • Other Investigation Or Analysis Of Materials By Electrical Means (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は質量分析における試料イオン化法のひとつであ
るX線による試料イオン化法を行う装置に関する。
(従来の技術) 例えば  Na+o2→Oz+2N2 のような化学反応における反応速度定数を測定する場合
、X線パルスイオン化法を用いると反応速度定数が簡単
で精度良(求まる。即ちN2ガスに時間幅10μsec
以下のパルスX線を照射してN4イオンを生成させ、そ
の後のN4および02イオンの消長を質量分析法によっ
て追跡することによって上記反応の速度定数が求められ
る。
所でX線パルスイオン化法は従来、線型加速器によって
得られるパルス状の電子ビームをステンレス等のターゲ
ットに当ててパルス状のX1sを得、これを大気圧程度
のイオン化室内に入射させて、イオン化室内のガスをイ
オン化させ、ている。
(発明が解決しようとする課題) 上述したように従来行われているX線パスルイオン化法
はX線源に線型加速器を用いているが、線型加速器は通
常のX線管を用いるx1s1s装置に比し高価であるた
め、X線パルスイオン化法による質量分析は通常のX線
分析装置とか質量分析装置を用いる分析のように容易に
実施することができない。従って本発明は通常のX線管
を用いてXMパルスイオン化法を実現しようとするもの
である。
所でX線管を用いる場合、電源設備、管球と電源を接続
するケーブルの浮遊容量等によってlOμsec以下と
云った時間幅のパルス状X線を得ることは実際上できな
くて、大体数100μseC乃至jmsec程度の時間
幅が限度である。
従って本発明は通常のX線管を用いたXvA源において
10μsec程度のパスル状X線を得られるよう1こ、
することを目的としている。
(課題を解決するための手段) X線源とイオン化室との間にX線を通す小開口を有する
X線遮蔽を設け、上記開口を通してイオン化室内にX線
を入射させるようにすると共に、上記小開口の上を通過
するスリットを設けたシャッター板を上記遮蔽に摺動可
能に取付け、このスリット板を伸縮型圧電アクチュエー
タに連結し、この圧電アクチュエータに電圧パルスを印
加することにより上記スリット板を駆動して上記開口を
開閉させるようにした。
(作 用) 上述した構成によるときは、シャッター板によって遮蔽
板の開口を閉じておけばイオン化室にXasが入射でき
ないから、X線管を予め作動させておいてシャッターを
開(ことにより、X線管の立上り速度を考慮することな
く、任意の短時間だけイオン化室にX線を入射させるこ
とができる。
実際上X線を通す前記開口は直径10〜20μm程度で
よく、従らてシャッター板のスリット幅もその程度あれ
ばよく、シャッター開閉のための移動量は両者の和で2
0〜40μm程度であり、伸縮型の圧電アクチュエータ
の先端に直結した形で充分に動かすことが可能である。
(実施例) 第1図に本発明の実施例を示す。1はXwa管であるが
スリットSのX線管と反対側にイオン化室2が設けられ
ている。3は摺動可能に設けられたシャッター板で約2
0μm幅のスリットSが形成しである。シャッター板3
は左端部が圧電アクチュエータ4の右端に当接せしめら
れ、右端は圧縮はね5によって左方に押圧されている。
圧電アクチュエータ左端はアクチュエータ収納台6の端
壁に当接させである。
7はX1ll管1の高圧電源装置で8はX線管をオンオ
フするスイッチング素子である。9は圧電アクチュエー
タ4に印加する直流電圧を発生するアクチュエータ駆動
電源で、lOは同電源と圧電アクチュエータ4との間を
導通遮断するスイッチング素子、llはアクチュエータ
4の充電電荷放電回路をオンオフするスイッチング素子
あるいは回路で、スイッチング素子8,10.11は1
tll 111回路回路上って操作される。
第2図は上述した装置の動作の一例を示すタイムチャー
トである。同図A゛はスイッチング素子8のオンオフを
示し、例えば0.1秒周期で1 m secの間導通せ
しめられる。スイッチング素子8が導通することにより
電圧が印加されX線が発生する。第2図Bは放射Xaの
強度変化を示す。図のようにX線強度はスイッチング素
子8の導通と同時に立上がることができず、立上りに遅
れがある。第2図Cはスイッチング素子lOのオンオフ
を示し、Dはスイッチング素子11のオンオフを示す。
C,Dのタイムチャートから分るように圧電アクチュエ
ータ4は通常スイッチング素子11がオン状態で両電極
間が短絡されており、スイッチング素子8のオン状態の
終わり近くでスイッチング素子10.11のオンオフが
交替し、圧電アクチュエータ4はスイッチング素子lO
が導通している間電圧が印加される。このようにしてX
線の強度が十分高(なった時にスリットを開(のが得策
である。この電圧印加は例えばスイッチング素子8がオ
フされる前20μsecの所から始まり、スイッチング
素子8オフ後10μsec位の所まで続き、この時点で
スイッチング素子10゜11のオンオフが交替する。第
2図Eは圧電アクチュエータ4の伸縮を示し、同Fはシ
ャッター3の開閉を示す。
圧電アクチュエータ4は一単位20mmの長さで断面が
5X5mm角のものを5信置列に並べである。各単位に
は最大150Vの電圧が印加できる。第3図は圧電アク
チュエータ1単位の伸縮時間特性を示し、印加電圧15
0Vで到達する延び量は16μm1最矢伸びまで達する
時間即ち伸びの立上り時間はCに示した電圧の立上り時
間に依存する。本発明ではこのような素子を5個直列に
並べて用いるので、全体での伸びは80μmとなる。実
際にはシャッター板3はシャッターを開く前に約20μ
mの助走をしてその後の40μmの移動でシャッターの
開閉を行うようになっている。即ちシャッター板3は助
走20μm1シヤツター開閉に40μm走り、その後2
0μm余分に走って止まり、スイッチング素子11の4
通により、充電電荷が放電されて元の位置に戻る。この
ようにしてシャッターが開きXIがイオン源を照射する
時間を10μSee位にすることができる。
(効 果) 本発明X線パルスイオン化装置は上述したような構成で
、機械的なシャッターを用いてX線のオンオフを行うの
で、通常のX線管を用いてX線パルスを得ることができ
、機械的なシャッターと云ってもシャッター板を圧電ア
クチュエータで直接駆動するので構造的にきわめて簡単
であり、電気信号で制御できて、しかも圧電アクチュエ
ータは電気的には小容量のコンデンサであるから応答速
度が速く、従って容易に高速のシャッター開閉が可能で
あり、時間幅の小さいX線パルスを容易に得ることがで
きる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例の縦断側面図、第2図は同実
施例の動作を説明するタイムチャート、第3図は同実施
例に用いられる圧電アクチュエータの特性図である。 1・・・X線管、2・・・イオン化室、3・・・シャッ
ター板、4・・・圧電アクチュエータ、5・・・圧縮ば
ね、6・・・圧電アクチュエータ収納台、7・・・X線
管用高圧電源装置、8・・・スイッチング素子、9・・
・直流電源、10.11・・・スイッチング素子、S・
・・シャッター板3に設けられたスリット、C・・・制
御回路。 代理人  弁理士 縣  浩 介

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)X線源とイオン化室との間にX線を通す小開口を
    有するX線遮蔽を配置し、上記開口を通してイオン化室
    にX線を入射させるようにすると共に、上記小開口上を
    通過するスリットを有するシャッター板を上記遮蔽に沿
    って摺動可能に設け、このスリット板を伸縮型圧電アク
    チュエータに連結し、上記圧電アクチュエータにパルス
    状電圧を印加するようにしたX線パルスイオン化装置。
JP63045285A 1988-02-27 1988-02-27 X線パルスイオン化装置 Pending JPH01220355A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP63045285A JPH01220355A (ja) 1988-02-27 1988-02-27 X線パルスイオン化装置

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JP63045285A JPH01220355A (ja) 1988-02-27 1988-02-27 X線パルスイオン化装置

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JPH01220355A true JPH01220355A (ja) 1989-09-04

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ID=12715041

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JP63045285A Pending JPH01220355A (ja) 1988-02-27 1988-02-27 X線パルスイオン化装置

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JP (1) JPH01220355A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010271238A (ja) * 2009-05-22 2010-12-02 Shimadzu Corp 高速x線シャッタ装置
JP2013538333A (ja) * 2010-07-01 2013-10-10 アドバンスト フュージョン システムズ エルエルシー 化学反応を誘発させる方法

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010271238A (ja) * 2009-05-22 2010-12-02 Shimadzu Corp 高速x線シャッタ装置
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