JPH0122019B2 - - Google Patents

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JPH0122019B2
JPH0122019B2 JP55066066A JP6606680A JPH0122019B2 JP H0122019 B2 JPH0122019 B2 JP H0122019B2 JP 55066066 A JP55066066 A JP 55066066A JP 6606680 A JP6606680 A JP 6606680A JP H0122019 B2 JPH0122019 B2 JP H0122019B2
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rolling
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JP55066066A
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Eepunaa Yoozefu
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Waagner Biro AG
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Waagner Biro AG
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Publication date
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Publication of JPH0122019B2 publication Critical patent/JPH0122019B2/ja
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B02CRUSHING, PULVERISING, OR DISINTEGRATING; PREPARATORY TREATMENT OF GRAIN FOR MILLING
    • B02CCRUSHING, PULVERISING, OR DISINTEGRATING IN GENERAL; MILLING GRAIN
    • B02C11/00Other auxiliary devices or accessories specially adapted for grain mills
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B02CRUSHING, PULVERISING, OR DISINTEGRATING; PREPARATORY TREATMENT OF GRAIN FOR MILLING
    • B02CCRUSHING, PULVERISING, OR DISINTEGRATING IN GENERAL; MILLING GRAIN
    • B02C17/00Disintegrating by tumbling mills, i.e. mills having a container charged with the material to be disintegrated with or without special disintegrating members such as pebbles or balls
    • B02C17/04Disintegrating by tumbling mills, i.e. mills having a container charged with the material to be disintegrated with or without special disintegrating members such as pebbles or balls with unperforated container
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B02CRUSHING, PULVERISING, OR DISINTEGRATING; PREPARATORY TREATMENT OF GRAIN FOR MILLING
    • B02CCRUSHING, PULVERISING, OR DISINTEGRATING IN GENERAL; MILLING GRAIN
    • B02C17/00Disintegrating by tumbling mills, i.e. mills having a container charged with the material to be disintegrated with or without special disintegrating members such as pebbles or balls
    • B02C17/18Details
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B02CRUSHING, PULVERISING, OR DISINTEGRATING; PREPARATORY TREATMENT OF GRAIN FOR MILLING
    • B02CCRUSHING, PULVERISING, OR DISINTEGRATING IN GENERAL; MILLING GRAIN
    • B02C17/00Disintegrating by tumbling mills, i.e. mills having a container charged with the material to be disintegrated with or without special disintegrating members such as pebbles or balls
    • B02C17/18Details
    • B02C17/22Lining for containers
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B24GRINDING; POLISHING
    • B24BMACHINES, DEVICES, OR PROCESSES FOR GRINDING OR POLISHING; DRESSING OR CONDITIONING OF ABRADING SURFACES; FEEDING OF GRINDING, POLISHING, OR LAPPING AGENTS
    • B24B31/00Machines or devices designed for polishing or abrading surfaces on work by means of tumbling apparatus or other apparatus in which the work and/or the abrasive material is loose; Accessories therefor

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Food Science & Technology (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Crushing And Grinding (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、入口と出口とを有する円筒形胴体を
備えた転動式粉砕機であつて、胴体は内側に多数
のライナプレートから成るライニングによつて形
成されたほぼ多角形横断面の粉砕室を有してお
り、多角形の隅部分におけるライナプレートが直
接胴体内壁に固定され、側辺部分におけるライナ
ープレートがスペーサを介して胴体内壁に固定さ
れている形式のものに関する。
円形横断面の粉砕室を有する転動式粉砕機にお
いては、粉砕媒体が粉砕機回転方向、特に、円形
横断面と接線をなす方向に粉砕室の内周に沿つて
連行される。この連行はライニングの波形面また
はリブ等によつて行われる。この連行作用に加え
て、粉砕媒体に遠心力による連行作用が及ぼされ
ることはない。さらに、粉砕室の横断面を円形に
したので、粉砕媒体が放物線軌道に入る分離角度
は変化しない。このことは、横断面が円形の粉砕
室を有する転動式粉砕機の粉砕効率を悪くする原
因の1つである。この粉砕効率不良は、粉砕媒体
が占める空間内の乱流が小さいことにより、被粉
砕物がうける粉砕回数が少なくなることによる。
例えば、英国特許明細書第1000220号より周知の
ように、横断面が全体として四角形で、隅部分が
円弧形に丸みを付けられた粉砕室を有するチユー
ブミルの場合、連行力成分の変化が隅部分におい
て比較的小さい。連行力成分の変化および分離角
度の変化を増大するには、隅部分の曲率半径を減
ずることが知られているが、このようにすると、
横断面が円形の従来の粉砕室に比べて粉砕室の容
積が大幅に減少し、極端な場合には、粉砕機の処
理能力が減少する。隅部分における曲率半径が小
さいことによる他の欠点は、側辺部のライナプレ
ートに必要なスペーサを高くしなければならず、
ひいては固定具を長くしなければならないことで
ある。
他の欠点は摩耗がはげしいことである。平滑な
ライナプレートと粉砕媒体との強力な摺動によ
り、四角形の丸みを付けられた隅部の後端部と直
線的な側辺部との間の移行個所において摩耗が特
に著しい。というのは半径方向の加速作用が中断
するからである。
本発明は、分離角度の変化を増大し、ひいては
隅部分近くにおける連行力成分の変化の増大によ
つて粉砕室内の乱流を増大し、また、不揃いな摩
耗を少なくしかつ、ライナプレートの寿命を延ば
すことによつて、均一なライナプレートの使用を
許すと共にスペーサの高さ並びに固定ボルトの長
さの制限を可能にするような一層望ましい粉砕室
構造を提供することを課題とする。
本発明はさらに、ライナプレートおよびこのラ
イナプレート用のスペーサを個々に交換可能に胴
体内壁に組み付けることができるようにすること
を課題とする。
既に、粉砕プレートをボルトによつて粉砕機の
胴体内壁に固定した転動式粉砕機が周知である。
この組付け構造によれば、ボルト穴の範囲に摩耗
増大のみならず高張力も生じ、その結果ライナプ
レートの早期の交換を余儀なくされる。この難点
を解消するため、アーチ型支持により支持される
いわゆるボルトレス・プレート・ライニングが開
発された。この組付け構造は、1つのプレートが
破損した場合、少なくとも1つのプレートリング
全体が破壊することになり、アーチ型支持の強度
がミル径の増大に伴つて減少することになるとい
う欠点があるが、粉砕室横断面が多角形の転動式
粉砕機ではこのようなことは実際には生じない。
このような公知のライナプレート固定形式への
認識のもとに、本発明は前述の課題を特許請求の
範囲第1項に示す構成によつて解決した。この本
発明の構成によれば、粉砕室の横断面形に関係な
く、公知例にみられる既述の難点を解消したライ
ニング構造が得られる。
1つの大きな点として、ボルト無しでプレート
を支持するにも拘らず、プレートの破損の際当該
プレートのみか又は最小限のプレートをはずして
交換することができる。このようなプレート配置
によれば胴体のボルト孔に左右されずにプレート
数を減らすことができる。
次に図面の実施例に基づいて本発明の構成を具
体的に説明する。
第1図は第1実施例の部分横断面図で第2図は
部分縦断面図、第3図は第2実施例の部分横断面
図で第4図〜第6図は部分縦断面図である。
円筒形の胴体4は内側に円形に近い多角形、特
に四角形又は六角形の横断面の粉砕室を形成する
ライニングを備えている。ライニングは、胴体4
の内側に胴体回転軸線方向に同軸に並列された多
数のライナリング23,23′によつて構成され
ている。各ライナリング23,23′はいずれも
胴体4の内壁に沿つて周方向で多数固定された
個々のライナプレート1,2から成つている。
第1図および第3図には粉砕室の横断面の約8
分の1が示されている。ライナプレート1および
ライナプレート2は、かなり大きくわん曲した複
数の隅部分とわずかにわん曲した複数の側辺部分
とを有する円形に近い多角形横断面の粉砕室を形
成するように配置されている。このようにするた
め、胴体に直接固定されるライナプレート2は特
に楕円形にわん曲された粉砕面18を有し、一
方、ライナプレート1は軸方向から見て円筒体の
セグメントの形状を有しかつほぼ平面な粉砕面を
有し、スペーサ3を介して胴体4に固定されてい
る。
多角形の各側辺部分のスペーサ3は複数個の中
空体より構成される。個々のライナプレート1は
互いに傾斜して突き合わされ、従つてこれらのラ
イナプレート1の大体平坦な各粉砕面はほぼ楕円
円弧を描く破線状につながつている。個々のスペ
ーサ3をなす中空体の大きさは、少なくとも2つ
のライナプレート1が弾性的な接合剤13(第1
図および第2図)またはボルト7(第3図〜第6
図)によつて中空体に固定されるような大きさで
あると有利である。このようにすると、各中空体
と各ライナプレート1とは粉砕機を空にしないで
いつでも個々に交換できる利点がある。ボルト7
は、中空体に溶接されたガイド管15内を貫通す
る。スペーサ3は全面にわたつて密閉されている
中空体である。騒音および内面の腐食を防止する
ため、中空体には発泡体が充てんされる。弾性的
中間層16を間にはさむことにより、ライナプレ
ートの支持を一層緊密にすることができる。中空
体の両側の上縁部はライナプレート1の側端のフ
ランジ6により覆われており、これによつてスペ
ーサ3の当該部分が摩耗しないようになつてい
る。これらのフランジ6はまたライナプレートの
租立てを容易にする役目もする。
第1実施例の場合、粉砕室横断面の隅部分を形
成するライナプレート2は、胴体4内で、ライナ
プレート2の前後にボルト固定されるスペーサ3
の間に、特にコツタ11を介してアーチ形支持形
式で支持される。
スペーサ3は埋没型のボルト7によつて胴体4
に固定される。ボルト孔はガイド管15により形
成され、一方これらガイド管15は、例えば第1
図の場合のように位置決めスピゴツト5を嵌め込
ませる形に上板9に連続する。スペーサ3を粉砕
室横断面に適合させるため、上板9は屈折個所1
0を有し、プレート相互の移行を容易にする。各
プレートは振動プロフイール12を有する。
第2図は第1図中の−線による拡大縦断面
図であり、スペーサ3を介して胴体4に固定され
たライナプレート1の断面形状が第1図とは別の
各度から見て示されている。ライナプレート1は
隣接のライナリング23,23′に面する両方の
側端にフランジ6を有していて、スペーサ3の上
板9のフランジ6に面する両側端を覆つている。
上板9の両側端はカムみぞ8を有している。上板
9とライナプレート1との間には空〓が設けられ
ており、この空〓内にライナプレート4の加圧工
程によつて例えば硬化合成樹脂のような接合剤1
3が充満する。接合剤13はカムみぞ8と共にラ
イナプレート1を堅固に支持し、この場合ライナ
プレート1自体は位置ぎめスピゴツト5(第1図
参照)によつて半径方向の衝撃に抗して位置固定
され、従つて衝撃を接合剤によつて受け止める必
要はない。
ところで、スペーサ3は胴体4の回転軸線方
向、つまり第2図で見て左右方向で隣接のスペー
サ3との間に中間室を生じ、この中間室へ粉砕物
が殺到してスペーサの損耗を招き易い。この点に
対処するために、スペーサ3の両側面にいくつか
のリブ14が設けられており(第3図併せて参
照)、これらのリブ14はライナプレート1のフ
ランジ6と相俟つて極めて狭い入り組んだ間〓の
ラビリンスシールを形成する。これによつてスペ
ーサ相互間へ粉砕物が殺到する余地はなくなる。
スペーサ3上へのライナプレート1の固定は簡
単に行うことができ、要するにライナプレート1
へ接合剤13が施されてスペーサ3へ圧着され
る。これによつて接合剤13はライナプレート1
とスペーサの上板9との間の空〓内に充満し、次
いで硬化する。ライナプレート1,2を交換する
際には接合剤13を上板9から除去する必要があ
るが、上板9に油を基剤とした層を施すことがで
きるので接合剤13の除去も容易である。
本発明の第2実施例においては(第3−第6
図)既述のようにライナプレート1,2がいずれ
もボルト7によつて胴体4に固定される。
ライナプレート2はボルト7によつて胴体4に
直接固定される。他方のライナプレート1はスペ
ーサ3を介在させてボルト7によつて胴体4に固
定される。ボルト7の頭部25は球状支持面を有
しかつライナプレート1,2のおう所27に位置
する。おう所27から、ライナプレート1内また
はライナプレート2内の孔が、胴体4の孔または
ガイド管15に通じ、このガイド管15はスペー
サ3を貫通していてボルトの軸部を案内するのに
役立つ。ボルト7は、ワツシヤを介して胴体4の
外側に接するナツトによつて締め付けられる。
第2図、第5図および第6図から明らかなよう
に、前述のライニング装置は胴体4の軸線方向で
密接に並列させた数個のライナリング23,2
3′として構成され、これらのライナリングは周
方向で順次に位置をずらされており、各ライナリ
ングの隅部が同じ方向で段部をなしている。リン
グ相互のずらし量は胴体4の周方向でのボルト孔
の1つ又はそれ以上のピツチに相当する。
粉砕は、鋼等硬質材よりなるボール24により
行われる(第7図)。これらボールの直径は異な
る。胴体4の回転によつて、転動運動および落下
運動がこれらボールに付与されて、被粉砕物が粉
砕される。粉砕機は湿式または乾式のいずれであ
つてもよい。
特に、湿式粉砕作業中、多量の被粉砕物が並列
したライナリング23,23′に属するスペーサ
3間に流入し、その結果スペーサ3の側面が摩耗
する。このような摩耗と腐食を避けるため、既に
第1の実施例について述べたように、中空体の側
面に半径方向リブ14が設けられている。これら
のリブ14は横リブをなし、スペーサ3の側面に
殺到する材料の流れを防止するか又は少なくとも
抑制する。ボルト孔の周方向のピツチはリブ14
のピツチの整数倍である。ライナプレート1,2
は、胴体4の回転方向17で見て(第7図)ボル
ト7よりも先立つ部分に振動プロフイル12を有
しているとよい。このようにすると、回転中に粉
砕機の内容物が、回転方向17と反対の方向に滑
つて戻るとき、振動プロフイル12によつて排除
されるという利点がある。第4図において、粉砕
される材料の摩耗作用が破線20で示され、この
破線は、固定ボルト7の頭部25が摩耗しはじめ
る時の摩耗したライナプレートの輪郭を表わす。
図示によつて理解されるように、振動プロフイル
12の波形は内容物に衝突する側で主として摩耗
し、さらに、摩耗に伴つて波形が事実上転移して
最終的にボルトの周囲に拡大することになる。こ
のように、ボルトを摩耗から保護する波形を設け
ることにより、固定ボルトの摩耗を遅らせかつ、
ライナプレート1を仮に摩耗しても確実に固定し
ておくという利点が得られる。
上述の構成によりまた、ライナプレート1,2
と粉砕機の内容物との相対的なすべり運動が減少
し、ライナプレート1,2の粉砕面18がわずか
でしかも一様な摩耗を生ずるにとどまり、従つて
ライナプレートの寿命が長くなる。
なお、本発明の範囲内で多くの中空体の代わり
に一体型のスペーサを使用することもでき、この
場合スペーサは複数のライナプレートを互いに角
度をなして突き合わせて支持するために、支持面
に角度をつける。また、振動プロフイル12の波
形は粉砕機の軸線19の方向と平行または交差方
向に形成される。
このようなプレートはもつとも効果的にそのつ
どの粉砕工程に合わせて選択的に使用される。前
記の構成は粉砕機内の粉砕媒体の分離効果を向上
させる。これにより、ほとんどの場合、第5図ま
たは第6図に示すような構造は必要とせず、一
方、ライナプレート1の横断面は台形で、ライナ
プレート1は横断面が台形のスペーサ3を介在し
て固着される。第6図に示す構成は、効果的な粉
砕にとつて粉砕媒体の正確な分離効果を必要とす
る大径の乾式粉砕機における微粉砕室に特に適し
ている。
粉砕機の回転軸線と交差する波形は、大きい粉
砕ボールを胴体の一端に設けた入口の方へ移動さ
せ、小さいボールを胴体の4の他端に設けた出口
の方へ移動させるふるい分け作用をボール24に
及ぼす。
粉砕室の横断面形状の種々の例が第7図に示さ
れている。先ず、横断面が円形の従来の粉砕室1
00(破線)を有する転動式粉砕機においては、
遠心力により、粉砕ボール24(破線)が、粉砕
室の接線にたいして垂直な方向の圧力を常時ライ
ニングへ及ぼして、粉砕機の回転方向17への連
行力成分が生じない。
円110(鎖線)の円弧に従つて丸くされた隅
部分を有する多角形ライニングを有する別の従来
例においては、小さい連行力成分が丸隅部に近い
位置のボール24A(鎖線)に加わるものの、こ
のボールは間もなく被粉砕物上に落下してしま
う。区域110′において、連行力成分を曲率半
径の減少によつて増大させることもできるが、こ
れは粉砕室の容積の減少を伴うことになる。これ
に対して、本発明によるライニング120(実
線)は楕円状円弧21,22に沿つて粉砕面18
の横断面を形成して、これによつて比較的大きな
連行力成分が、図示の力の線図で示すように、隅
部分近くのボール、つまり最大高さまで連行され
たボール24(実線)に作用する。この大きな連
行力成分によりボールは、前記2つの従来例の場
合よりも大きな範囲にわたつてこの区域において
連行される。大きな距離にわたつて連行されたボ
ール24は高所から落下し強力な衝撃を加える。
しかもこの場合粉砕室の容積は横断面110の例
と同じ量だけ減少するにとどまる。中心線26に
対して鏡面対称をなす粉砕室区分についてみる
と、ボール24は、隅部分近くで強力な逆の力成
分をうけて、比較的低い位置へ連行される。
上記から明らかなように、粉砕媒体、つまりボ
ールが運動する角度は、2つの従来例の場合より
も本発明による横断面形状120の方が変化が大
きい。その結果、落下する粉砕媒体の放射線軌道
も大きく変化し、粉砕媒体と被粉砕物とより成る
内容物の後部における衝撃帯域も広くなる。その
結果さらに、内容物内の乱流は増大し、従つて多
角渦型粉砕室の使用はこの室を通過する材料の選
択粉砕を向上させる。
粉砕の選択性向上に加え、本発明のライニング
の使用は、2つの楕円形円弧21,22が連続的
に互いに合体して半径方向加速の中断がないため
摩耗パターンも改善する。例えば、丸みを付けら
れた隅部分を有する多角形横断面110において
は円弧から直線への移行に伴い望ましくない摩耗
の増大が生ずる。この摩耗の増大は本発明の横断
面120を有する粉砕室では減少する。大径の粉
砕機では、本発明の粉砕室横断面形を使用すると
低いスペーサ3と短いボルト7とを使用できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は転動式粉砕機の粉砕室を示す横断面
図、第2図は第1図の−線に沿つて破断した
拡大断面図、第3図は単一波形と二重波形とを有
し選択的に使用できるライナプレートを有する粉
砕室の横断面図、第4図はライナプレートのもう
1つの拡大図、第5図は第3図の−線に沿つ
て破断した断面図、第6図は傾斜面を有するライ
ナプレートを備えた第3図の−線に沿つて破
断した断面図、第7図は横断面が異なる粉砕室の
運動分析図である。 1,2……ライナプレート(粉砕プレート)、
3……スペーサ、4……胴体、5……スピゴツ
ト、6……フランジ、7……ボルト、8……カム
みぞ、9……上板、10……屈折個所、13……
接着剤、14……リブ、23,23′……ライナ
リング、24,24A……粉砕ボール、100…
…粉砕室。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 入口と出口とを有する円筒形胴体を備えた転
    動式粉砕機において、前記胴体は内側に、胴体回
    転軸線方向に並列された一連の同軸的なライナリ
    ング23,23′によつて形成された粉砕室10
    0を有しており、各ライナリング23,23′は
    胴体の内周に沿つて固定された多数のライナプレ
    ート1,2から成つており、これらのライナプレ
    ート1,2は、円形に近い多角形の粉砕室を形成
    するために、丸みをつけられた複数の隅部分を形
    成するライナプレート2とこれらの隅部分を結合
    していて隅部分よりも大きな曲率半径の楕円形に
    近い円弧をなす複数の側辺部分を形成するライナ
    プレート1とから成つており、少なくとも側辺部
    分を形成するライナプレート1と胴体4との間に
    多くのスペーサ3が配置されており、各スペーサ
    3は全面にわたつて閉ざされた中空体から成つて
    いて、かつ並列のライナリング23,23′に属
    するスペーサ3に面する両方の側面に半径方向リ
    ブ14を有しており、各ライナプレート1は並列
    のライナリング23,23′に面する両方の側端
    に沿つてフランジ6を有していて、これらのフラ
    ンジ6は胴体4に向かつて突出していてスペーサ
    3の両側の上縁部を覆つており、フランジ6およ
    び半径方向リブ14によつて、互いに並列された
    ライナリング23,23′に属する隣接し合うス
    ペーサの両方の側面相互間への粉砕材料の侵入を
    制限するラビリンスシールが形成されており、並
    列されたすべてのライナリング23,23′が胴
    体回転軸線を中心として互いに相対的に角度をず
    らされていることを特徴とする、転動式粉砕機。 2 スペーサ3をなす中空体が、胴体周方向で間
    隔をおいた少なくとも2つのライナプレート1を
    固定できる大きさを有している、特許請求の範囲
    第1項記載の転動式粉砕機。 3 ライナプレートがボルトおよびナツトによつ
    て胴体に固定されており、ボルトはライナプレー
    ト内および胴体内の同列をなす孔を貫通してい
    て、スペーサがボルトの軸部を受容するためのガ
    イド管15を備えている、特許請求の範囲第1項
    又は第2項に記載の転動式粉砕機。 4 ライナプレートが粉砕室の回転方向で見てボ
    ルト位置よりも先方に波形面12を有している、
    特許請求の範囲第3項に記載の転動式粉砕機。 5 各ライナプレートとその支持体との間に弾性
    的な中間層16が配置されている、特許請求の範
    囲第1項又は第2項に記載の転動式粉砕機。 6 粉砕室横断面の各側辺部分に沿つたライナプ
    レート1が硬化樹脂のような接合剤13によつて
    スペーサ13に固定されていて、各隅部分に沿つ
    たライナプレート2がアーチ形支持構造によつて
    胴体内面に固定されている、特許請求の範囲第5
    項に記載の転動式粉砕機。 7 並列されている個個のライナリング23,2
    3′が互いに胴体の軸線を中心として同じ角度で
    同方向にずらされている、特許請求の範囲第1項
    から第6項までのいずれか1項に記載の転動式粉
    砕機。 8 スペーサ3がほぼ台形の横断面をなしてい
    る、特許請求の範囲第1項から第7項までのいず
    れか1項に記載の転動式粉砕機。 9 粉砕室横断面の各側辺部分に沿つたライナプ
    レート1がスペーサ3の上板9内の対応おう所に
    係合する位置ぎめスピゴツトを有している、特許
    請求の範囲第1項から第8項までのいずれか1項
    に記載の転動式粉砕機。 10 スペーサの上板9がライナプレートのフラ
    ンジ6と協働するみぞ8を有している、特許請求
    の範囲第1項から第9項までのいずれか1項に記
    載の転動式粉砕機。
JP6606680A 1979-05-21 1980-05-20 Rolling type crusher Granted JPS5695348A (en)

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
AT371079A AT361277B (de) 1979-05-21 1979-05-21 Rohr- oder trommelmuehle

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5695348A JPS5695348A (en) 1981-08-01
JPH0122019B2 true JPH0122019B2 (ja) 1989-04-25

Family

ID=3554326

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