JPH01219784A - 液晶表示装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ［産業上の利用分野Ｊ この発明は例えば車載用オーテ°イオ装置や家庭用オー
ディオ装置等の操作表示、あるいは自動車のインストル
メントパネル等積々の表示装置として用いることのでき
る液晶表示装置に関するものである。

〔従来の技術」 第５図は例えば実開昭６０−１４００８６号公報などに
示された従来の液晶表示装置を示すもので、（ａ）は正
面図、Ｃｂ）は側断面図である。

図において、（ｌａ）は光源部としてのフジ７〜形のラ
ンプ、（２）は数字・文字・記号等を表示する液晶表示
板（以下ＬＣＤと呼ぶ）　、（３）はランプ（１）の光
をＬ　ＣＤ　（２）へ導く透明な樹脂から成る導光部材
、　（４ａ）は例えば乳白材よりなる光を散乱させる為
のフィルタ、（５）はランプ（１）及びＬＣＤ■〕を駆
動するためのプリント配線などの電気的回路（図示せず
）を有する基板、（６）は基板（５）の回路とＬ　ＣＤ
　（２）とを電気的に接続する導電部材、（７ａ）はこ
れら（１）〜（６）を保持すると共に基板（５）に取付
けるためのケース、（８）はランプ（ｌａ）に冠着した
着色された透光性のキャップである。

次Ｋｋｈ作について説明する。ランプ（ｌａ）示ら発せ
られた光はキャップ（８）を通過することＫより着色光
となし、一部はケース（７ａ）の内壁で反射した後、ま
た一部は直接導光部材（３）に入り、フィルタ（４ａ）
でムラを無くした後ＬＣＤ（２）を経て文字・記号及び
数字などを発光表示させる。

フイＩレタ（４ａ）は合成樹脂（例えばポリカーボネー
ト）から殴す、ケース（７ａ）は通常、金属材料などの
熱良導体（例えば鉄）から成りている為、周囲温度変化
及びランプ（１ａ）の点灯と消灯動作によって生じる熱
的変化のため両者の熱膨張率の差は約５倍有るので、フ
イｐり（４ａ）は第６図（ａ）に示すように長手方向で
１ａ−ｂｌＱ幅で寸法が変化し、高温ではケース（７ａ
）内部のフィルタ（４ａ）がケース（７ａ）の内壁面に
突当り、第６図（ｃ）に−点鎖線で示す如く折れ曲りケ
ース（７ａ）とに隙間が出来た９、折損したりする。ま
た低湿では周囲に隙間が出来てしまう。このように熱変
形によりケース（７ａ）とフイＮり（４ａ）と０間に隙
間が出来ると、ランプ（１）の発光が漏れることになり
、表示板（２）　Ｋ必要な光量が不足する。

例えば上記の如き状態のときに、周囲が明るい環境下で
表示装置を見た場合にはキャップ（８）の色付きの良い
明るく美麗な表示を見ることが出来ずに、フイｌレタ（
４ａ）の表面色であるＰＬ白色を見ることになってしま
う。

このような問題のためフィルタ（４ａ）は熱変化により
第６図（Ｃ）の如く折れ曲らないように厚内の材料にす
る必要があった。

〔発明が解決しようとする課題」 従来の液晶表示装置は以上のように構成されているので
、ランプ（ｌａ）の発熱がフイｌレタ（４ａ）に云りや
すく、また周囲温度の変化により、ケース（７ａ）に挟
持されたフイｌレタ（４ａ）が熱変形を起し、ケース（
７ａ）との間に隙間を生じて光の漏れが生じたり、熱変
形のくり返しによりフイ〜り（４ａ）に圧痕が発生する
などの問題５工゛あり、この対策としてフィルタ（４ａ
）を厚くすることがとれれていたが光の透過性が悪いな
どの問題点かあった。

以上のことは最近の液晶表示装置の大型化に伴い重要な
問題点となってきている。

この発明は上記のような問題点を解消するためになされ
たもので、フンプ熱や周囲温度の変化によるフィルタの
変形や劣化をなくし、光のもれを防止した光透過効率の
高い液晶表示装置を得ることを目的とする。

〔課題を解決するための手段」 この発明に係る液晶表示装置は、良、％伝導材よりなる
枠体とランプケースでランプの周囲を包囲配置し、フィ
ルタが枠体に対し隙間を設けて押圧支持され、熱変形時
に滑動＝Ｊ能としたものである。

［作用Ｊ この発明においては、ランプがフィルタを支持する枠体
とランプケースにより包囲され配置されているので、ラ
ンプの発熱が直接フイＩレタに入射せず、かクランプの
発熱が枠体とランプケースに伝達、放熱されるためフィ
ルタは加熱されず、またフイ／Ｌ／メが枠体に隙間をも
たせて支持されているので周囲温度変化に伴う膨張、収
縮の寸法変化を吸収し、変形をなくしている。

〔発明の実施例」 以下この発明の一実施例を図１（りいて説明する。

第１図に示す実施例は従来例第５図で示したものよりも
大型寸法の液晶表示板である。第１図（ａ）は正面断面
図、（′ｂ）は正面図、（ｃ）は側断面図である。

第２図（ａ）はフィルタ正面図、■）は側面図、第３図
軸）は枠体正面図、（ｂ）は側面図である。記入以外は
従来例と同じである。図におい゛（、（ｌｂ）は光源部
の７キシヤル形ランプ、（３）は導光部材で、この側面
に上記ランプ（１ｂ）が後述のランプケース（７ｂ）枠
体（９）で包囲配置されている。（４ｂ）はフイｌレタ
で、上記アキシャルランプに着色キャップを冠着しＫく
い構造Ｏためこのフィルタに着色している。（５）は基
板、（７ｂ）はランプケースでランプ（１ｂ）を囲むよ
う断面がＵ字形をなし、例えば鋼材などの材料で後述の
枠体（９）と熱膨張係数がほぼ同一のものが使用され、
またランプ（ｌｂ）に面する部分の表面は滑らかに仕上
げられ光反射効率を良くしている。

（９）はランプ（１ｂ）とフィルタ（４ｂ）との闇に設
けられフィルタ（４ｂ）及びＬ　ＣＤ　（２）を陳持す
る枠体で、断面か略皿状をなしこの枠体の略皿状内側に
、フイμり（４ｂ）とこのフイｌレタ（４ｂ）に密着し
て投置したＬ　ＣＤ　（２）が隙間（ｃ）を設けておか
れＬ　ＣＤ　（２）とフイ／レタ（４ｂ）は後述の化粧
板（１０）により押圧固定さ几ている。枠体（９）の材
料は例えば鋼材など熱の良導体よりなり、上記ランプケ
ース（７ｂ）と同様にランプ（ｌｂ）に面する部分の表
面は滑らかに仕上げられている。またこの枠体（９）は
第３図（ａ）に示す如く中央団近に開口部（９ａ）が設
けられ、ランプ（１ｂ）から比だ光が導光部材（３）を
通り上記開口部（９ａ）を介し゛〔フィルタ（４ｂ）、
Ｌ　ＣＤ　（２）と通過していく。（９ｂ）は基板（５
）とＬ　ＣＤ　（２）とを電気的に接続する導電部材（
６）を通すだめの切欠き部である。（９ｃ）　（９ｄ）
　（９ｅ）（９ｆ）は不必要な光がＬ　ＣＤ　（２）に
入射するのを防止する遮蔽部としての機能をはたしてい
る。

（ｌＯ）は意匠効果を持ち、かつ表示装置の発熱を外気
に放熱させる化粧板、（１１）は化粧板（１０）と枠体
（９）との間に設けられた熱の良導体で例えば金属粉入
りシリコンゴムなどのスペーサである。

尚枠体（９）はスペーサ（１１）を介して化粧板（ｌＯ
）に圧着して組立てられ熱的接触を良くしている。

第４図は本発明による他の実施例で（１３）は枠体（９
）他を収納するケース、（１４）はネジである。

次に動作について説明する。

ランプ（ｌ　ｂ）は枠体（９）とランプケース（７ｂ）
に包囲配置されているので、ランプ（ｌｂ）の発生熱は
フイＩレタ（４ｂ）に直接入射せず大部分は、枠体（９
）の両端部（９ｃ）　（９ａ）に人熱しスペーサ（１１
）を介し゛Ｃ化粧板（１０）に伝達するものと、ランプ
ケース（７ｂ）に入熱するするものに分けらｎｌいずれ
も化粧板（ｌＯ）、ランプケース（７ｂ）Ｃ）外表面よ
り大気に放熱される。

従ってフィルタ（４ｂ）には熱が伝りにくくなり熱変形
を起さない。また、周囲の温度変化に伴９枠体（９）と
フィルタ（４ｂ）の熱伸縮寸法差は枠体（９）の略皿状
内側面とフィルタ（４ｂ）面及びＬ　ＣＤ　（２）の化
粧仮押え部分で滑動し、枠体（９）とフィルタ（４ｂ）
との配Ｉｔ　隙Ｍ　（ｃ）で吸収され、フイｌレタ（４
ｂ）やこれに密着設置されたＬＣＤ（２）の折れ曲りや
圧痕は発生しない。

さらに上記枠体（９）とランプケース（７ａ）とは同一
材料を使用しているので、周囲温度変化が生じても相対
的な寸法変化が生じず、枠体（９）の賂皿状外面部にラ
ンプケース（７ｂ）が接している部分からの光のもれは
起らない。

また枠体（９）及びランプケース（７ｂ）のランプ（ｌ
ｂ）Ｋ面する部分が滑らかに仕上げられて、かクランブ
（ｌｂ）を囲むよう配置されているので、ランプ（ｌｂ
）の光は反射されやすく、導光部材（３）への光入射効
率を高め装置の光透過効率を向上させている。

なお、上記実施例では枠体（９）の熱をスペーサ（１１
）を介し化粧板（ｌＯ）に伝達し放熱する構造のものを
示したが、第４図に示すように枠体（９）か、液晶表示
装置（ｉｏｏ）やその他の電気回路等を収納する為の金
属よりなるケース（１３）にネジ（１４）等で固着し枠
体の熱はこ■固着面（Ａ）よりケース（１３）に伝達放
熱される構造でもよい。

また第１図に示す実施例では、枠体（９）からスペーサ
（１１）を介して化粧板（ｌＯ）に熱伝達させる例を示
したが、枠体（９）と化粧板（ｌＯ）の固着面を平滑（
して、ネジ等で固着してもよい。

また基板（５）Ｋ金属性のものを使用すればランプ（ｌ
ｂ）の発熱は基板（５）に伝達され成熟幼果を上げ同様
の効果を奏する。

また、ランプＱｂ）は装置の左右に１個ずり配置したも
のを示したが、この位置に限定されることなく例えば左
右に２＠とか、Ｌ　ＣＤ　（２）の長手方向に複故閂配
置し′Ｃもよい。さらに光源部としてアキシャル形うン
ブを用いる場合にりいて説明したが、フジアル形であっ
てもよい。

〔発明の効果Ｊ 以上のように、この発明によれば、ランプが良熱伝導材
よりなる枠体とランプケースで包囲配置され、ランプの
発熱が枠体及びランプケースに伝達、放熱されると共に
、フィルタが枠体に対し隙間を設けて押圧支持され熱変
形時に滑動可能としたので、フィルタの変形や劣化がな
くて、また光透過効率の高いものが得られる効果かある
。

【図面の簡単な説明】

第１図はこの発明の一実施例による液晶表示装置の要部
を示す図であり、（ハ））は正面断面図、らノは正面図
、（Ｃ）は側面図である。第２図及び第３図は上記実施
例に用いるフィルタ及び枠体をそれぞれ示す図であ））
　、（ａ）は正面図、（ｂ）は側面図である。 第４図はこの発明の他の実施例による液晶表示装置の要
部を示す側面断面図、第５図は従来装置の要部を示す図
であり　、（ａ）は正面図、（ｂ）は側面断面図である
。第６図は従来装置のフィルタを示す図で（ａ）は正面
図、う）は側面図、（Ｃ）は平面図である。 （ｌｂ）はフング、（２）は液晶表示板（Ｌ　ＣＤ　）
　、（３）は導光部材、（４ｂ）はフィルタ、（７ｂ）
はランブケース、（９）は枠体、（ｌＯ）は化粧板、（
１１）はスペーサ、（１３）はケースである。 なお、図中同一符号は同−又は相当部分を示す。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 透光性の表示部を有した液晶表示板と、この表示板の背
   面に装着したフィルタと、このフィルタの背面に配置さ
   れた導光部材と、この導光部材と上記フィルタとの間に
   設けられ上記フィルタを支持する枠体と、上記導光部材
   の側面に配置され上記導光部材を通じて上記液晶表示板
   を透過照明するランプと、このランプの周囲を覆うラン
   プケースとを備え、上記ランプケースと枠体を熱伝導材
   にて構成すると共に上記ランプケースと枠体とでランプ
   の導光部材側の一側を除く周囲を包囲し、かつ上記フィ
   ルタは上記枠体との間に隙間を設けて配置され、滑動可
   能に押圧支持されたことを特徴とする液晶表示装置。