JPH0121934B2 - - Google Patents
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- JPH0121934B2 JPH0121934B2 JP56167116A JP16711681A JPH0121934B2 JP H0121934 B2 JPH0121934 B2 JP H0121934B2 JP 56167116 A JP56167116 A JP 56167116A JP 16711681 A JP16711681 A JP 16711681A JP H0121934 B2 JPH0121934 B2 JP H0121934B2
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Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明は、植木鉢やプランターなどで育成する
植物に水や培養液を供給する植物用散水器に関す
るものである。
植物に水や培養液を供給する植物用散水器に関す
るものである。
この種散水器としては、特開昭56−130253号に
示すように、蛇口からの水を分岐タンクに導き、
この分岐タンクから複数個の散水ノズルによつて
植物の根元に水を供給するものが知られている。
そして、分岐タンクの従来構造としては、第8図
及び第9図のものが知られている。第8図の分岐
タンク101は、角形状のタンク部102に複数
個のチユーブ接続部104を形成し、このチユー
ブ接続部104に、外径2mm程度の細いポリエチ
レン系樹脂製のチユーブ105を、エチレン酢酸
ビニル系樹脂製のタンクジヨイント103によつ
て接続する構造であつた。そして、タンクジヨイ
ント103とタンク接続部104の接合は、テー
パー嵌合であつた。
示すように、蛇口からの水を分岐タンクに導き、
この分岐タンクから複数個の散水ノズルによつて
植物の根元に水を供給するものが知られている。
そして、分岐タンクの従来構造としては、第8図
及び第9図のものが知られている。第8図の分岐
タンク101は、角形状のタンク部102に複数
個のチユーブ接続部104を形成し、このチユー
ブ接続部104に、外径2mm程度の細いポリエチ
レン系樹脂製のチユーブ105を、エチレン酢酸
ビニル系樹脂製のタンクジヨイント103によつ
て接続する構造であつた。そして、タンクジヨイ
ント103とタンク接続部104の接合は、テー
パー嵌合であつた。
第9図の分岐タンクは、直管状のノズル台20
5の上端にタンク部203を形成し、このタンク
部203に複数個の細いチユーブ201を接続す
るとともに、タンク部203内にチユーブ201
の先端に設けたカール202を利用して、タンク
部203からの水もれを防ぐゴム製パツキン20
4を設ける構造であつた。そして、ノズル台20
5の下端には、第10図に示すように、接続ホー
ス206を介してY字状の接手208を、及びワ
イヤークランプ207によつて取り付けていた。
5の上端にタンク部203を形成し、このタンク
部203に複数個の細いチユーブ201を接続す
るとともに、タンク部203内にチユーブ201
の先端に設けたカール202を利用して、タンク
部203からの水もれを防ぐゴム製パツキン20
4を設ける構造であつた。そして、ノズル台20
5の下端には、第10図に示すように、接続ホー
ス206を介してY字状の接手208を、及びワ
イヤークランプ207によつて取り付けていた。
第8図の分岐タンク101の構造であると、
(1) 分岐タンク101のタンク部102が角形で
あるため耐水圧が低く、タイマーと電磁弁とを
使つて水を断続して流したり、水圧の高い地域
で水栓を使つて水を断続して流すと、タンク部
102が膨脹、収縮を繰返し破損しやすい。
あるため耐水圧が低く、タイマーと電磁弁とを
使つて水を断続して流したり、水圧の高い地域
で水栓を使つて水を断続して流すと、タンク部
102が膨脹、収縮を繰返し破損しやすい。
(2) タンクジヨイント103とタンク接続部10
4との接合が単なるテーパー嵌合のため、タン
クジヨイント103がタンク接続部104から
抜けやすい。
4との接合が単なるテーパー嵌合のため、タン
クジヨイント103がタンク接続部104から
抜けやすい。
特に、細い分岐チユーブ105に張力がかか
つたり、水圧が高いとき、抜けやすくなる。
つたり、水圧が高いとき、抜けやすくなる。
(3) ポリエチレン系樹脂の分岐チユーブ105と
エチレン酢酸ビニル系樹脂製のタンクジヨイン
ト103とが、類似の弾性率であり、そのうえ
両者の接合が単なる寸法差を利用した圧入のた
め、両者の接合部から水もれしやすかつた。
エチレン酢酸ビニル系樹脂製のタンクジヨイン
ト103とが、類似の弾性率であり、そのうえ
両者の接合が単なる寸法差を利用した圧入のた
め、両者の接合部から水もれしやすかつた。
(4) 分岐チユーブ105の外径寸法でなく、タン
クジヨイント103の外径寸法でタンク接続部
104の間隔が決まるため、タンク部102が
大きくなりやすい。
クジヨイント103の外径寸法でタンク接続部
104の間隔が決まるため、タンク部102が
大きくなりやすい。
そのため、タンク部102が必要以上に大き
くなり、コストアツプの要因になる。もちろ
ん、水の断続による膨脹、収縮で破損しやす
い。
くなり、コストアツプの要因になる。もちろ
ん、水の断続による膨脹、収縮で破損しやす
い。
という欠点があつた。
また、第9図の分岐タンクの構造であると、
(1) 使用中、細い分岐チユーブ201に矢印方向
の力が加わつたとき、分岐チユーブ201の先
端のカール部202が、タンク203内からの
水もれを防ぐゴム製パツキン204から抜け出
して、一点鎖線で示す位置まで移動し水もれす
る。
の力が加わつたとき、分岐チユーブ201の先
端のカール部202が、タンク203内からの
水もれを防ぐゴム製パツキン204から抜け出
して、一点鎖線で示す位置まで移動し水もれす
る。
(2) ノズル台205が直管であるため、接続ホー
ス206、ワイヤークランプ207、Y字状の
接手208など多くの余分な配管資材を必要と
し、その上、配管作業がめんどうである。接続
箇所が多いため、水もれしやすい。
ス206、ワイヤークランプ207、Y字状の
接手208など多くの余分な配管資材を必要と
し、その上、配管作業がめんどうである。接続
箇所が多いため、水もれしやすい。
(3) 前記のため、本来、すつきりしているべき鉢
棚や花壇のまわりにホース類が、とぐろを巻く
ような状態になり、見苦しくなる。
棚や花壇のまわりにホース類が、とぐろを巻く
ような状態になり、見苦しくなる。
という欠点があつた。
本発明の目的は、上記の欠点に対処して、耐水
圧が高く、水もれしにくく、その上、単純な配管
状態で連続して使用することのできる取扱性のす
ぐれた植物用散水器を提供するにある。
圧が高く、水もれしにくく、その上、単純な配管
状態で連続して使用することのできる取扱性のす
ぐれた植物用散水器を提供するにある。
本発明による植物用散水器の構成は、給水用バ
ルブを有する本体ケースと、前記給水用バルブの
入口側に接続する流入用ホースと、前記給水用バ
ルブの出口側に接続する流出用ホースと、この流
出用ホースに接続する分岐タンクと、この分岐タ
ンクに接続する複数個の分岐チユーブと、この分
岐チユーブの先端に着脱自在に接続する散水ノズ
ルとを備え、前記分岐タンクは、前記流出用ホー
スを接続するホース接続円筒体と、このホース接
続円筒体と直交する方向に延び、かつこのホース
接続円筒体の中央に一体に形成してなるチユーブ
接続円筒体とを有し、前記ホース接続円筒体の両
端は延長用接続ホース若しくはゴムキヤツプの取
り付けが可能であるとともに、前記チユーブ接続
円筒体の開口端には、前記分岐チユーブが通る孔
部を形成してなる分岐キヤツプを設け、しかも、
前記チユーブ接続円筒体内には、分岐チユーブ外
周からの水もれを防止するパツキンと、このパツ
キンよりも内方に位置し、かつ、前記分岐チユー
ブの先端に形成したカールが係止する硬質樹脂製
の分岐座とを設けたことを特徴とする。
ルブを有する本体ケースと、前記給水用バルブの
入口側に接続する流入用ホースと、前記給水用バ
ルブの出口側に接続する流出用ホースと、この流
出用ホースに接続する分岐タンクと、この分岐タ
ンクに接続する複数個の分岐チユーブと、この分
岐チユーブの先端に着脱自在に接続する散水ノズ
ルとを備え、前記分岐タンクは、前記流出用ホー
スを接続するホース接続円筒体と、このホース接
続円筒体と直交する方向に延び、かつこのホース
接続円筒体の中央に一体に形成してなるチユーブ
接続円筒体とを有し、前記ホース接続円筒体の両
端は延長用接続ホース若しくはゴムキヤツプの取
り付けが可能であるとともに、前記チユーブ接続
円筒体の開口端には、前記分岐チユーブが通る孔
部を形成してなる分岐キヤツプを設け、しかも、
前記チユーブ接続円筒体内には、分岐チユーブ外
周からの水もれを防止するパツキンと、このパツ
キンよりも内方に位置し、かつ、前記分岐チユー
ブの先端に形成したカールが係止する硬質樹脂製
の分岐座とを設けたことを特徴とする。
かかる構成によれば、分岐チユーブが分岐タン
クから離れる方向に引つ張られても、分岐チユー
ブの先端のカール31が硬質の分岐座に引つ掛か
つており、分岐チユーブ7が分岐タンクから抜け
ない。また、分岐パツキンは、分岐キヤツプと分
岐座の間にあつて、分岐チユーブからはずれない
ので、分岐チユーブの外周面を伝わる水を遮断
し、その水を分岐タンク外にもれるのを阻止す
る。
クから離れる方向に引つ張られても、分岐チユー
ブの先端のカール31が硬質の分岐座に引つ掛か
つており、分岐チユーブ7が分岐タンクから抜け
ない。また、分岐パツキンは、分岐キヤツプと分
岐座の間にあつて、分岐チユーブからはずれない
ので、分岐チユーブの外周面を伝わる水を遮断
し、その水を分岐タンク外にもれるのを阻止す
る。
分岐タンクの両端には、延長用接続ホースを用
いて、他の分岐タンクを接続できる。したがつ
て、複数個の分岐タンクを一直線状に配置でき、
多数の植物への散水が、煩雑状態になることな
く、行われる。
いて、他の分岐タンクを接続できる。したがつ
て、複数個の分岐タンクを一直線状に配置でき、
多数の植物への散水が、煩雑状態になることな
く、行われる。
分岐タンクは、ホース接続円筒体とチユーブ接
続円筒体とで、水の耐圧容器として最適であるT
形継手状となるので、水道水圧の高い地域におい
て、断続的に散水する使用状態に十分に耐え、破
損することがない。
続円筒体とで、水の耐圧容器として最適であるT
形継手状となるので、水道水圧の高い地域におい
て、断続的に散水する使用状態に十分に耐え、破
損することがない。
以下、本発明の植物用散水器の構成を、第1図
から第7図に従つて説明する。
から第7図に従つて説明する。
第1図と第3図に示すように、本体ケース1は
タイマー2および給水用バルブ3を有する。給水
用バルブ3は、タイマー2により動作するもの
で、給水路の開閉を行なうものである。
タイマー2および給水用バルブ3を有する。給水
用バルブ3は、タイマー2により動作するもの
で、給水路の開閉を行なうものである。
給水用バルブ3には、その入口側には水道の蛇
口からの流入用ホース4が、かつ、出口側には分
岐タンク6への流出用ホース5がそれぞれ接続し
てある。
口からの流入用ホース4が、かつ、出口側には分
岐タンク6への流出用ホース5がそれぞれ接続し
てある。
分岐タンク6には、複数の細い分岐チユーブ7
が挿入してあり、この分岐チユーブ7の先端に散
水ノズル8が着脱自在に接続してある。
が挿入してあり、この分岐チユーブ7の先端に散
水ノズル8が着脱自在に接続してある。
この散水ノズル8は、第2図に示すように、ポ
リプロピレン、ポリエチレン、塩化ビニール等の
合成樹脂材で形成した可撓性を有する細長い円筒
体9と、この円筒体9に形成した多数の噴出孔1
0と、円筒体9の中空部に挿入した、たとえばア
ルミ線等の可撓線11とで構成してある。
リプロピレン、ポリエチレン、塩化ビニール等の
合成樹脂材で形成した可撓性を有する細長い円筒
体9と、この円筒体9に形成した多数の噴出孔1
0と、円筒体9の中空部に挿入した、たとえばア
ルミ線等の可撓線11とで構成してある。
散水ノズル8を構成している円筒体9の一端を
溶着により閉成し、この閉成部12の先端側には
差込部13が形成してある。円筒体9の他端に
は、通水孔を有する接続具14が固着してある。
この接続具14の接続口部に、前記分岐チユーブ
7を差し込むのである。
溶着により閉成し、この閉成部12の先端側には
差込部13が形成してある。円筒体9の他端に
は、通水孔を有する接続具14が固着してある。
この接続具14の接続口部に、前記分岐チユーブ
7を差し込むのである。
複数の散水ノズル8のうち、一部を使用しない
時には、その散水ノズル8の差込部13に分岐チ
ユーブ7を接続することにより、散水ノズル8の
散水を止めることができる。
時には、その散水ノズル8の差込部13に分岐チ
ユーブ7を接続することにより、散水ノズル8の
散水を止めることができる。
散水ノズル8は、上記のような構成となつてい
るので、流入用ホース4、流出用ホース5および
分岐チユーブ7からの給水は、円筒体9の中空部
より噴出孔10を通り、第2図に示すように噴出
するのである。
るので、流入用ホース4、流出用ホース5および
分岐チユーブ7からの給水は、円筒体9の中空部
より噴出孔10を通り、第2図に示すように噴出
するのである。
散水ノズル8は、可撓線11が備えてあるの
で、第1図に示すようにうずまき形状、蛇口形状
等の種々の形状に折り曲げでき、かつ、その折り
曲げた形状を保てるのである。
で、第1図に示すようにうずまき形状、蛇口形状
等の種々の形状に折り曲げでき、かつ、その折り
曲げた形状を保てるのである。
第3図は、散水ノズル8を種々の形状に折り曲
げてプランター15で栽培している植物16の根
元に配置したり、あるいは植木鉢17の植木18
の根元や枝にはわせた状態を示した実際の使用例
である。
げてプランター15で栽培している植物16の根
元に配置したり、あるいは植木鉢17の植木18
の根元や枝にはわせた状態を示した実際の使用例
である。
このように、散水ノズル8は種々の形状に任意
に折り曲げることができるので、植物16の根の
張り具合や植木鉢17の形状、あるいは植木18
の枝ぶりに合せた適切な使用形態をえられる。そ
れとともに、散水ノズル8自体がその形状を保つ
ので、別の保持具等を必要とせず、きわめて取扱
性がよい。
に折り曲げることができるので、植物16の根の
張り具合や植木鉢17の形状、あるいは植木18
の枝ぶりに合せた適切な使用形態をえられる。そ
れとともに、散水ノズル8自体がその形状を保つ
ので、別の保持具等を必要とせず、きわめて取扱
性がよい。
次に、分岐タンクを主体に詳述する。
第4図と第6図に示すように、分岐タンク6
は、タンク本体19、分岐キヤツプ20、分岐パ
ツキン21、分岐座22およびフイルター23に
よつて構成してある。タンク本体19は、ホース
接続円筒体24および外周にねじ部25を有する
チユーブ接続円筒体26よりなつている。
は、タンク本体19、分岐キヤツプ20、分岐パ
ツキン21、分岐座22およびフイルター23に
よつて構成してある。タンク本体19は、ホース
接続円筒体24および外周にねじ部25を有する
チユーブ接続円筒体26よりなつている。
チユーブ接続円筒体26は、ホース接続円筒体
24と直交する方向に延び、かつ、ホース接続円
筒体24の中央に一体に形成してある。ホース接
続円筒体24の両端には、その両端外周のねじ部
を用いて、任意の長さの延長用接続ホース27を
着脱自在に接続する。また、ホース接続円筒体2
4の両端のいずれにも、ゴムキヤツプ29が着脱
自在に取り付けることができる。
24と直交する方向に延び、かつ、ホース接続円
筒体24の中央に一体に形成してある。ホース接
続円筒体24の両端には、その両端外周のねじ部
を用いて、任意の長さの延長用接続ホース27を
着脱自在に接続する。また、ホース接続円筒体2
4の両端のいずれにも、ゴムキヤツプ29が着脱
自在に取り付けることができる。
タンク本体19は、水圧のかかる圧力容器であ
り、コストの低減と量産性確保のためABS系、
あるいはポリプロピレン系樹脂等で一体成形によ
り加工するのが望ましい。
り、コストの低減と量産性確保のためABS系、
あるいはポリプロピレン系樹脂等で一体成形によ
り加工するのが望ましい。
タンク本体19は、水道配管等に使用するT形
継手と類似の形状であり、耐圧力にすぐれたもの
となつている。しかも、第5図に示すように、ホ
ース接続円筒体24に、延長用接続ホース27と
ワイヤークランプ28とを使い複数個の分岐タン
ク6を連続して接続することができる。
継手と類似の形状であり、耐圧力にすぐれたもの
となつている。しかも、第5図に示すように、ホ
ース接続円筒体24に、延長用接続ホース27と
ワイヤークランプ28とを使い複数個の分岐タン
ク6を連続して接続することができる。
本実施例においては、1個の分岐タンク6に散
水ノズル8を10本ずつ接続してあるので、分岐タ
ンク6の数の10倍の植木鉢等に散水することがで
きる。
水ノズル8を10本ずつ接続してあるので、分岐タ
ンク6の数の10倍の植木鉢等に散水することがで
きる。
分岐タンク6を10個ずつ直列に接続し、これを
Y字(型)分岐継手等を使つて2列あるいは3列
に並列に接続してもよい。こうすれば、1列の場
合は100鉢、2列の場合は200鉢、3列の場合は
300鉢への散水が可能となる。しかも、すつきり
した配管状態となるのである。
Y字(型)分岐継手等を使つて2列あるいは3列
に並列に接続してもよい。こうすれば、1列の場
合は100鉢、2列の場合は200鉢、3列の場合は
300鉢への散水が可能となる。しかも、すつきり
した配管状態となるのである。
第5図に示したように、直列接続し、端末をゴ
ムキヤツプ29で止水すれば、すべての散水ノズ
ル8から散水することが可能である。しかも、ど
こか1個所から水を供給し、分岐タンク6と延長
用接続ホース27とで閉ループを作るように配管
すれば、すべての散水ノズル8からの水の出をよ
り均一にすることができる。
ムキヤツプ29で止水すれば、すべての散水ノズ
ル8から散水することが可能である。しかも、ど
こか1個所から水を供給し、分岐タンク6と延長
用接続ホース27とで閉ループを作るように配管
すれば、すべての散水ノズル8からの水の出をよ
り均一にすることができる。
分岐パツキン21は、ゴム等の弾性のすぐれた
もので、細い分岐チユーブ7の外周を伝わつて、
分岐キヤツプ20の孔部30から外部への水もれ
を防止するためのものである。この分岐パツキン
21は、分岐チユーブ7の挿入性(量産時の組立
性といつてもよい)、水もれ防止等からゴムシヨ
ア硬度40ないし60のものがよい。これより、幾分
軟かくても硬くても実使用には耐ええる。
もので、細い分岐チユーブ7の外周を伝わつて、
分岐キヤツプ20の孔部30から外部への水もれ
を防止するためのものである。この分岐パツキン
21は、分岐チユーブ7の挿入性(量産時の組立
性といつてもよい)、水もれ防止等からゴムシヨ
ア硬度40ないし60のものがよい。これより、幾分
軟かくても硬くても実使用には耐ええる。
分岐座22は、分岐チユーブ7の先端部のカー
ル31が容易に分岐パツキン21を通過しないよ
うにするためのものである。そのため、分岐チユ
ーブ7の外径よりわずかに太目の透孔32として
ある。分岐座22の材質は、ポリエチレン系樹脂
等による分岐チユーブ7よりある程度硬い変形し
にくいものを選定する必要がある。たとえば、
ABS系樹脂成形品等がよい。
ル31が容易に分岐パツキン21を通過しないよ
うにするためのものである。そのため、分岐チユ
ーブ7の外径よりわずかに太目の透孔32として
ある。分岐座22の材質は、ポリエチレン系樹脂
等による分岐チユーブ7よりある程度硬い変形し
にくいものを選定する必要がある。たとえば、
ABS系樹脂成形品等がよい。
上記構成によれば、分岐タンク6は、ホース接
続円筒体24と、このホース接続円筒体24と直
交する方向に延び、かつ、このホース接続円筒体
24の中央に一体に形成してなるチユーブ接続円
筒体26とによつて、水の耐圧容器として最適な
T形継手状になつているので、水道水圧の高い地
域で水を断続して流すような使い方をしても、破
損することがない。
続円筒体24と、このホース接続円筒体24と直
交する方向に延び、かつ、このホース接続円筒体
24の中央に一体に形成してなるチユーブ接続円
筒体26とによつて、水の耐圧容器として最適な
T形継手状になつているので、水道水圧の高い地
域で水を断続して流すような使い方をしても、破
損することがない。
分岐チユーブ7同心の間隔は、第8図の従来例
のように、外径寸法の大きいタンクジヨイント同
志の間隔で決まることなく、外径寸法の小さいと
ころの分岐チユーブ7の先端のカール31の大き
さで決めるので、分岐タンク6のチユーブ接続円
筒体26及び分岐キヤツプ20の小形化を図るこ
とができる。
のように、外径寸法の大きいタンクジヨイント同
志の間隔で決まることなく、外径寸法の小さいと
ころの分岐チユーブ7の先端のカール31の大き
さで決めるので、分岐タンク6のチユーブ接続円
筒体26及び分岐キヤツプ20の小形化を図るこ
とができる。
複数個の分岐タンク6は、その分岐タンク6の
ホース接続円筒体24の両端に延長用接続ホース
27を接続することにより、第5図に示すよう
に、一直線状に連結することができ、多数の植物
への散水のための、配管を煩雑状態となることな
く、完了させることができる。
ホース接続円筒体24の両端に延長用接続ホース
27を接続することにより、第5図に示すよう
に、一直線状に連結することができ、多数の植物
への散水のための、配管を煩雑状態となることな
く、完了させることができる。
分岐チユーブ7は、その先端のカール31が硬
い分岐座22に係止しているので、分岐チユーブ
7に引つ張り力が加わつても、分岐タンク6から
抜けることがない。しかも、分岐チユーブ7は、
分岐座22によつて、分岐パツキン21からも抜
けないので、分岐チユーブ7の外周面を伝わつて
分岐タンク6外に流れようとする水の、水もれ機
能を分岐パツキン21が失うことがない。
い分岐座22に係止しているので、分岐チユーブ
7に引つ張り力が加わつても、分岐タンク6から
抜けることがない。しかも、分岐チユーブ7は、
分岐座22によつて、分岐パツキン21からも抜
けないので、分岐チユーブ7の外周面を伝わつて
分岐タンク6外に流れようとする水の、水もれ機
能を分岐パツキン21が失うことがない。
以上のように、本発明によれば、分岐チユーブ
が分岐タンクから抜けることなく、かつ分岐チユ
ーブの外周面を伝わる水の、水もれを防止でき、
しかも、複数個の分岐タンクを、一直線状態に、
かつ簡単に配置することのできる取扱性及び耐圧
性のすぐれた植物用散水器がえられる。
が分岐タンクから抜けることなく、かつ分岐チユ
ーブの外周面を伝わる水の、水もれを防止でき、
しかも、複数個の分岐タンクを、一直線状態に、
かつ簡単に配置することのできる取扱性及び耐圧
性のすぐれた植物用散水器がえられる。
第1図から第7図は、本発明の一実施例を示
し、第1図は一部を破断してなる全体構成図、第
2図は散水ノズル部の縦断面図、第3図はプラン
ター及び植木鉢への使用状態図、第4図は一部を
破断してなる要部正面図、第5図は複数個の分岐
タンクの接続状態拡大断面図、第6図は要部拡大
断面図、第7図は要部上面図である。第8図から
第10図は、従来例を示し、第8図は従来例その
1を示す要部断面図、第9図は従来例その2を示
す要部拡大断面図、第10図は第9図の分岐タン
クを複数個接続した状態を示す断面図である。 1……本体ケース、3……給水用バルブ、4…
…流入用ホース、5……流出用ホース、6……分
岐タンク、7……分岐チユーブ、8……散水ノズ
ル、20……分岐キヤツプ、21……分岐パツキ
ン、22……分岐座、24……ホース接続円筒
体、26……チユーブ接続円筒体、27……延長
用接続ホース、29……ゴムキヤツプ、30……
孔部、31……カール。
し、第1図は一部を破断してなる全体構成図、第
2図は散水ノズル部の縦断面図、第3図はプラン
ター及び植木鉢への使用状態図、第4図は一部を
破断してなる要部正面図、第5図は複数個の分岐
タンクの接続状態拡大断面図、第6図は要部拡大
断面図、第7図は要部上面図である。第8図から
第10図は、従来例を示し、第8図は従来例その
1を示す要部断面図、第9図は従来例その2を示
す要部拡大断面図、第10図は第9図の分岐タン
クを複数個接続した状態を示す断面図である。 1……本体ケース、3……給水用バルブ、4…
…流入用ホース、5……流出用ホース、6……分
岐タンク、7……分岐チユーブ、8……散水ノズ
ル、20……分岐キヤツプ、21……分岐パツキ
ン、22……分岐座、24……ホース接続円筒
体、26……チユーブ接続円筒体、27……延長
用接続ホース、29……ゴムキヤツプ、30……
孔部、31……カール。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 給水用バルブを有する本体ケースと、前記給
水用バルブの入口側に接続する流入用ホースと、
前記給水用バルブの出口側に接続する流出用ホー
スと、この流出用ホースに接続する分岐タンク
と、この分岐タンクに接続する複数個の分岐チユ
ーブと、この分岐チユーブの先端に着脱自在に接
続する散水ノズルとを備え、 前記分岐タンクは、前記流出用ホースを接続す
るホース接続円筒体と、このホース接続円筒体と
直交する方向に延び、かつ、このホース接続円筒
体の中央に一体に形成してなるチユーブ接続円筒
体とを有し、前記ホース接続円筒体の両端は延長
用接続ホース若しくはゴムキヤツプの取り付けが
可能であるとともに、 前記チユーブ接続円筒体の開口端には、前記分
岐チユーブが通る孔部を形成してなる分岐キヤツ
プを設け、しかも、前記チユーブ接続円筒体内に
は、分岐チユーブ外周からの水もれを防止する分
岐パツキンと、この分岐パツキンよりも内方に位
置し、かつ、前記分岐チユーブの先端に形成した
カールが係止する硬質樹脂製の分岐座とを設ける
ことを特徴とする植物用散水器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP16711681A JPS5871826A (ja) | 1981-10-21 | 1981-10-21 | 植物用散水器 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP16711681A JPS5871826A (ja) | 1981-10-21 | 1981-10-21 | 植物用散水器 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5871826A JPS5871826A (ja) | 1983-04-28 |
JPH0121934B2 true JPH0121934B2 (ja) | 1989-04-24 |
Family
ID=15843729
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP16711681A Granted JPS5871826A (ja) | 1981-10-21 | 1981-10-21 | 植物用散水器 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5871826A (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS58126720A (ja) * | 1982-01-18 | 1983-07-28 | 株式会社日立製作所 | 植物用散水器 |
JP4711112B2 (ja) * | 2005-01-26 | 2011-06-29 | 株式会社テクノコア | 人工降雨用ノズル |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS56130253A (en) * | 1980-09-12 | 1981-10-13 | Hitachi Ltd | Nozzle of water sprinkler for plant |
-
1981
- 1981-10-21 JP JP16711681A patent/JPS5871826A/ja active Granted
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS56130253A (en) * | 1980-09-12 | 1981-10-13 | Hitachi Ltd | Nozzle of water sprinkler for plant |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5871826A (ja) | 1983-04-28 |
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