JPH01218442A - レーザ装置 - Google Patents

レーザ装置

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JPH01218442A
JPH01218442A JP63043643A JP4364388A JPH01218442A JP H01218442 A JPH01218442 A JP H01218442A JP 63043643 A JP63043643 A JP 63043643A JP 4364388 A JP4364388 A JP 4364388A JP H01218442 A JPH01218442 A JP H01218442A
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JP
Japan
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wavelength
mirror
laser
laser beam
display section
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Pending
Application number
JP63043643A
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English (en)
Inventor
Masaya Yoshihara
吉原 雅也
Hibiki Imagawa
今川 響
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Olympus Corp
Original Assignee
Olympus Optical Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明はたとえば生体をレーザ治療するときに使用する
レーザ装置に関する。
[従来の技術] 特開昭62−285481号公報には、1台のレーザ装
置で、1.32uと、1.064の2つの波長のレーザ
光を別々に発振できるものが示されている。     
  − 1,32tnaの波長のレーザ光は水に吸収されやすい
ため、はとんどが水でできている生体に対してはその生
体表面部にのみ作用する。また、1.06pの波長のレ
ーザ光は水に吸収されに(い特性をもっているため、生
体に対してその生体の深部まで透過して作用する傾向が
ある。
そこで、術者はその違いを知った上で、いずれかの波長
のものを選択して使用するが、実際にはこの区別を目視
観察できない。したがって、実際に、どちらの波長のレ
ーザ光が出射しているかは確認できず、不明であった。
[発明が解決しようとする課題〕 このように、術者は実際に出射しているレーザ光の波長
が1目で確認または認識できないので、不安であり、安
心して使用できにくかった。
本発明は上記課題を解決するためになされたもので、そ
の目的とするところは1台のレーザ装置で、異なる複数
の波長のレーザ光を発振させる場合、その実際に出射す
るレーザ光の波長を術者が目視で確認でき、確実かつ安
心して使用できるレーザ装置を提供することにある。
[課題を解決するための手段] 本発明は単一のレーザ発生器を利用して複数のレーザ光
を出射するレーザ装置において、出射するレーザ光の波
長を切り換える手段と、この波長切換え手段により切り
換えて出射するレーザ光の波長を表示する波長表示手段
とを具備してなるものである。
この発明によれば、出射するレーザ光の波長を切り換え
れば、波長表示手段でその切り換えた出射する波長を表
示できる。したがって、現実に出射するレーザ光の波長
を表示し、これを術者に知らせることができる。つまり
、術者はその表示を目視で確認でき、レーザ装置を確実
かつ安心して使用できる。
[実施例] 第1図ないし第6図は本発明の第1の実施例を示すもの
である。第2図は本発明を適用したYAGレーザ装置1
であり、このYAGレーザ装置1はその装置本体2内に
後述するレーザ発生器3を設置している。また、YAG
レーザ装置1の装置本体2におけるメインパネル4には
レーザプローブ5を連結する出射口6の他、出射するレ
ーザ光の波長を表示する波長表示部7、照射時間表示部
8、およびQスイッチ−CW選択表示部9が設けられて
いる。レーザプローブ5は可撓性のチューブに光ファイ
バを挿通してなり、これは図示しない内視鏡の挿通チャ
ンネルを通して体腔内に導入できるようになっている。
レーザプローブ5の基端には上記出射口6に対して着脱
自在なコネクタ12が取着されている。
レーザ発生器3は第1図で示すように構成されている。
すなわち、出射ミラー15と第1および第2の共振ミラ
ー16.17との間にYAGロッド18を設置してなり
、第2の共振ミラー17は固定的に設けられ、第1の共
振ミラー16は第2の共振ミラー17とYAGロッド1
8との間のレーザ光軸りに対して挿脱自在に設置されて
いる。
ま々、YAGロッド18の両端面は1.32.nと、1
.067aの2つの波長共、そのほぼ全光量を透過する
コーティングが施されている。出射ミラー15は1.3
2mと1.o6.の2つの波長のレーザ光を一部透過す
るコーティングが施されている。また、第1の共振ミラ
ー16は1.32.[の波長のレーザ光を全反射し、第
2の共振ミラー17は1.06uの波長のレーザ光を全
反射する(なお、この逆であってもよいが、この実施例
ではこの場合について述べる。)。
さらに、レーザ光軸りに対して挿脱自在に設置されてい
る第1の共振ミラー16の挿脱位置は切換え検出手段の
マイクロスイッチ19によって検出される。すなわち、
第1図(A)で示すように第1の共振ミラー16が、レ
ーザ光軸りから退避する状態においてはマイクロスイッ
チ19は操作されない。また、第1図(B)で示すよう
に第1の共振ミラー16が、レーザ光軸り上に位置する
状態においてそのマイクロスイッチ19を操作する。そ
して、この違いによりマイクロスイッチ19はON、0
FFL、たとえば第1図(A)で示す状態でOFF、第
1図(B)で示す状態ではONするようになっている。
このマイクロスイッチ19の出力はマイクロスイッチ出
力検出部20に入力する。そして、このマイクロスイッ
チ出力検出部20の検出信号により図示しない制御駆動
部が上述した波長表示部7を駆動し、出射するレーザ光
の波長を表示するようになっている。この波長表示部7
は出射する波長をそれぞれ表示する表示部21.22が
設けられている。また、この波長表示部7の表示部21
゜22はその表示する波長のレーザ光の出射動作を選択
する操作釦を兼用している。
つまり、波長表示部7は第1図(A)で示すように第1
の共振ミラー16がレーザ光軸りから退避し、1.06
jmの波長のレーザ光を発振してこれを出射するときに
その表示部21を点灯する。
また、第1図(B)で示すように第1の共振ミラー16
がレーザ光軸りに位置し、1.327mの波長のレーザ
光を発振してこれを出射するときにその表示部22を点
灯する。
一方、上記レーザ光軸りに対する第1の共振ミラー16
の挿脱、つまり、波長切換え手段は手動で操作してもよ
いが、この実施例では以下に述べるように自動的に駆動
して挿脱する駆動機構23を用いるとよい。この駆動機
構23は第3図で示すように構成される。すなわち、第
1の共振ミラー16をL字状のミラー支持台24の立上
り部25に取着し、このミラー支持台24の底部26を
ベンチ27に対してスライド自在に設けたものである。
ミラー支持台24の底部26にはベンチ27に形成した
あり溝からなるガイド溝28に適合して嵌合する突起2
9が形成されており、このガイドm 28と適合する突
起29の摺動によりミラー支持台24はレーザ光軸りに
直角な方向に対して往復スライド自在に取り付けられて
いる。ミラー支持台24の底部26の上面にはラック3
1が形成され、このラック31にはモータ32の駆動軸
33に連結されたビニオン34が係合している。そして
、モータ32を駆動することによりその回転方向に応じ
てその向きにミラー支持台24を移動させるようになっ
ている。また、ベンチ27にはミラー支持台24の底部
26に当る4っのストッパ35.36が設けられている
。ミラー支持台24が移動し、−刃側の2つのスト・シ
バ35に当ると、第3図(B)で示すように第1のミラ
ー16がレーザ光軸り中に介挿位置し、他方側の2つの
ストッパ36に当ると、第1のミラー16がレーザ光軸
りから退避して位置する。そして、第1図で説明したよ
うに第1のミラ〜16がレーザ光軸りに介挿して位置し
たときにマイクロスイッチ19がON操作されるように
なっている。
第4図で示すようにマイクロスイッチ19は一方側のス
トッパ36に設けられている。なお、4つの各ストッパ
35.36はそれぞれ止めねじ37によってベンチ27
に固定されている。
また、レーザ発生器3の出射動作時間はメインパネル4
にある照射時間表示部8に表示されるが、この照射時間
表示部8は第5図で示すように照射時間の数値を表示す
る数値表示部41と、この数値の単位を表示する表示部
42.43が並んで設けられている。この一方の゛表示
部42は分単位、他方の表示部43は秒単位で、ランプ
を点灯することにより表示するようになっている。さら
に、この照射時間表示部8にはレーザ発生器3の出力を
選択する第1および第2の選択釦45.46が表示部4
2と表示部43に並んで設けられている。
そして、第1の選択釦45を操作すると、たとえば1〜
2Wの低出力のレーザ光が出射し、第2の選択釦46を
操作すると、たとえば数十Wの高出力のレーザ光が出射
するように設定されている。
また、メインパネル4におけるQスイッチ−CW選択表
示部9には第6図で示すようにQスイッチ選択釦51、
CW選択釦52、この選択した釦51.52を点灯表示
するLEDまたはランプ53.54、Qスイッチ周波数
設定釦55、およびQスイッチ動作により出射する周期
の周波数表示部56が設けられている。
しかして、上記YAGレーザ装置1を使用場合にはレー
ザプローブ5を出射口6に差し込み装着する。そして、
たとえば1.06.nの波長のレーザ光を使用したいと
きにはメインパネル4における波長表示部7の表示部2
1を押し、これによりモータ32が作動してその駆動軸
33を介してビニオン34を回動し、このビニオン34
に噛合うラック31によりミラー支持台24を移動させ
て第1のミラー16を第1図(A)で示すようにレーザ
光軸りから退避させる。したがって、レーザ発生器3の
発振動作においては第2の共振ミラー17が作用し、1
,061mの波長のレーザ光を発振する。また、この状
態は波長表示部7における1、06.の波長の表示部2
1を点灯表示する。
また、1.32xの波長のレーザ光を使用したいときに
はメインパネル4における波長表示部7の表示部22を
押し、これによりモータ32が作動してその駆動軸33
を介してビニオン34を回動し、このビニオン34に噛
合うラック31によりミラー支持台24を移動させて′
!J1のミラー16を第1図(B)で示すようにレーザ
光軸り上に位置させる。したがって、レーザ発生器3の
発振動作においてはmlの共振ミラー17が作用し、1
.32.の波長のレーザ光を発振する。そして、この状
態はミラー支持台24がマイクロスイッチ19を押し、
マイクロスイッチ検出部20がこれを検知することによ
り波長表示部7における1、32uの波長の表示部21
を点灯する。
したがって、術者は実際に出射しようとするレーザ光の
波長をあらかじめ肉眼で見て確認マきる。
また、このレーザ光の出射時間はメインパネル4にある
照射時間表示部8に表示されるが、この照射時間は第5
図で示すように選択釦45.46で選択できる。すなわ
ち、第1の選択釦45を選択すれば、たとえば1〜2W
の低出力のレーザ光が出射する。このため、これをレー
ザハイパーサーミア(温熱治療)に利用できる。この場
合の照射時間は数十分にも及ぶが、その照射時間の単位
も1分」で表示する表示部42が点灯する。
また、第2の選択釦46を操作すると、たとえば数十W
の高出力のレーザ光が出射するようになる。この場合は
通常の切開、凝固、または蒸散等に使用する。そして、
このときの表示単位は「秒」で、表示部43が点灯する
。しかして、レーザハイパーサーミア(温熱治療)と通
常の治療とで、その出力に合せてその照射時間の単位の
点灯表示を変えることができる。しかして、この2種類
の治療法を波長を変えて1台のレーザ装置1で行なうこ
とができるとともに、その照射時間の表示を容易に確認
できる。
また、メインパネル4におけるQスイッチ−CW選択表
示部9におけるQスイッチ選択釦51またはCW選択釦
52を選択して、Qスイッチ動作と連続出射動作を選択
できる。つまり、選択した釦51.52に応じてランプ
53.54が点灯する。また、Qスイッチ周波数設定釦
55によりそのQスイッチ動作の周波数を選択でき、こ
の周波数は表示部56に表示される。
このように術者は発振形態やQスイッチ動作の周波数等
を肉眼で確認しながら選択して使用でき、安心して確実
なレーザ照射を行なうことができる。
第7図および第8図は本発明の第2の実施例を示すもの
である。この実施例は上記第1の実施例と同様に設ける
ミラー支持台24の立上り部25に1.06Jm用の共
振ミラー16と1.32tna用の共振ミラー17とを
移動方向に並べて取着し、ミラー支持台24を移動する
ことによりレーザ光軸り上に対してその共振ミラー16
.17を選択的に位置させることによって出射するレー
ザ光の波長を切り変えることができるようになっている
そして、第8図(A)で示すように第1の共振ミラー1
6がレーザ光軸り上に位置するときは1.06.cmの
波長のレーザ光を出射し、第8図(B)で示すように第
2の共振ミラー17がレーザ光軸り上に位置するときは
1.32.nの波長のレーザ光を出射するようになって
いる。その他の構成は上記実施例と同様である。
第9図は本発明の第3の実施例を示すものである。この
実施例は第1の共振ミラー16をYAGロッド18の軸
方向に直交する側方部位に設置し、第2の共振ミラー1
7は上記実施例のものと同様にYAGロッド18の軸方
向に一致さ、せて設置する。さらに、第1の実施例と同
様のミラー支持台を利用するが、このミラー支持台には
共振ミラーではなく、その立上り部には反射ミラー58
を設け、この反射ミラー58を第9図(A)で示すよう
にYAGロッド18の軸上から退避する部位に位置させ
るか、第9図(B)で示すようにそのYAGロッド18
の軸上に位置させるかを選択できるように構成する。ま
た、上記反射ミラー58はYAGロッド18の軸方向に
45″の角度で設けられ、この角度を維持して移動する
ようになっている。ここで、上記各共振ミラー16.1
7は上記第1の実施例と同様な特性のものである。
しかして、第9図(A)で示すように反射ミラー58が
YAGロッド18の軸上から退避しているときには第2
の共振ミラー17が作用し、1.32xの波長のレーザ
光を出射する。また、第9図(B)で示すように反射ミ
ラー58がレーザ光軸り上に位置するときは第1の共振
ミラー16が作用し、1.06pmの波長のレーザ光を
出射する。その他の構成は上記実施例と同様である。
第10図は本発明の第4の実施例を示すものである。こ
の実施例は第1の実施例と同様な構成のものであるが、
その第1の共振ミラー16を検出するマイクロスイッチ
19a、19bを2つ設け、各マイクロスイッチ19a
、19bで第1の共振ミラー16の位置を二重に検出す
るようにした点が相違する。
しかして、1.06.nの波長のレーザ光を出射する第
10図(A)の状態ではその一方のマイクロスイッチ1
9aはONの信号を出し、他方のマイクロスイッチ19
bはOFFの信号を出す。そして、このときにのみ波長
表示部7に1.06.nの表示を点灯させるのである。
また、1.32pnの波長のレーザ光を出射する第10
図(B)の状態ではその一方のマイクロスイッチ19a
はOFFの信号を出し、他方のマイクロスイッチ19b
はONの信号を出す。そして、このときにのみ波長表示
部7に1.32.nの表示を点灯させるのである。した
がって、第1の共振ミラー16の位置を二重に検知して
正確な表示作動を行なわせることができる。
第11図および第12図は本発明の第5の実施例を示す
ものである。この実施例のレーザ発生器3は第11図で
示すように構成されている。すなわち、出射ミラー15
と共振ミラー16との間にYAGロッド18を設置して
なり、出射ミラー15とYAGロッド18との間のレー
ザ光軸りに、Qスイッチ61を挿脱自在に設置しである
。また、共振ミラー16とYAGロッド18との間にお
けるレーザ光軸りには高調波発生素子62が挿脱自在に
介挿されている。また、出射ミラー15の出射前方にお
けるレーザ光軸りには1.06tmの波長のものをカッ
トするフィルタ63が挿脱自在に介挿されている。この
フィルタ63は可視光のみ必要となる場合に介挿して使
用する。
上記高調波発生素子62はレーザ光の第2高調波への変
換効率が0.1%程度の透明な結晶として、A D P
 SK D P s L iN b O5、L I I
 O5、BNN、D−CDAその他のものが用いられる
そして、この高調波発生素子62は上記第1の実施例で
示したものと同様な駆動機構23によって移動される。
そして、駆動機構23のモータ32により高調波発生素
子62をレーザ光軸りに対して進退させることができる
。なお、上記フィルタ63を高調波発生素子62の進退
に同期して進退させるとよい。
また、高調波発生素子62の進退動作はたとえば上記第
1の実施例のように設けたマイクロスイッチ65によっ
て検出される。つまり、高調波発生素子62が第11図
(A)で示すようにレーザ光軸りから退避している場合
にはその□マイクロスイッチ65はOFF状態にあり、
第11図(B)で示すようにレーザ光軸り中に介在して
いる場合にはそのマイクロスイッチ65はON状態にあ
る。
そして、このマイクロスイッチ65からの信号を受けて
マイクロスイッチ出力検出部20は波長表示部7の所定
の表示部21.22を点灯表示するようになっている。
つまり、波長表示部7は高調波発生素子62を使用しな
い場合はレーザ光の波長、たとえば1.06.を表示す
る表示部21を点灯させる。
また、高調波発生素子62を使用する場合にはそのレー
ザ光の高調波の波長である、たとえば0.5321mを
表示する表示部22を点灯させる。
また、この高調波発生素子62.を使用する場合には上
記フィルタ63をレーザ光軸上に介挿し、波長が1.0
6xの不可視光をカットする。
なお、第13図は上記高調波発生素子62を出射ミラー
15とYAGロッド18との間におけるレーザ光軸り中
に進退自在に介挿する変形例である。
第14図は本発明の第6の実施例を示すものである。こ
の実施例は高調波発生素子62がレーザ光路にあるか否
かによって出射ミラーの種類を変更するようにしたもの
である。すなわち、上記第5の実施例ではその出射ミラ
ー15のコーティングは通常、1.06.の波長のもの
と0.532μの波長のものを一部透過するようになっ
ており、レーザ発生器部3内のパワー密度は1.06.
nのものの一部透過分だけ低くなっている。高調波発生
素子62の変換効率はパワー密度の2乗に比例すること
により、レーザ発生器部3内のパワー密度をできる限り
上げてやることが、0.532xの波長のものの効率化
につながる。
そこで、出射ミラーを1.06.nの波長のもの一部透
過する出射ミラー15aと、0.5324の波長のもの
を一部透過するとともに1.06aの波長のものを全反
射する出射ミラー15bとの2つを設け、この2つの出
射ミラー15a。
15bを切り変えて使用するようにした。この2つの出
射ミラー15a、15bは上述したと同様な構成で駆動
される移動台65に支持されていて、その移動台65を
移動させることにより2つの出射ミラー15a、15b
を選択的にレーザ光軸りに介挿するようになっている。
そして、高調波発生素子62がレーザ光軸りの外にある
ときには1.06.nの波長のもの一部透過する出射ミ
ラー15aを使用し、l、Q5.、cmの波長のレーザ
光を出射する。また、高調波発生素子62がレーザ光軸
り内にあるときには他方の出射ミラー15bが使用され
、0.532xの波長のものを出射する。
もちろん、この実施例においても高調波発生素子62の
レーザ光軸りに対する進退や上記移動台65の移動等を
マイクロスイッチなどにより検出し、波長表示部7にそ
の出射する波長を表示する。
なお、上記出射ミラー15a、15bを1台の移動台6
5にのせれば、簡単な構造で操作しやすい。また、上記
高調波発生素子62の進退動作に自動的に連動して移動
するようにするとよい。
また、第15図で示すように1台の移動台66に出射ミ
ラー15a、15bと高調波発生素子62をのせれば、
その出射ミラー15a、15bと高調波発生素子62の
移動を同期させて駆動する機構が不要になり、経済的な
構造にできる。
第16図は本発明の第7の実施例を示し、この実施例は
移動ミラー81を利用してバイパスさせる光路L2に高
調波発生素子62を設置するようにしたものである。出
射ミラー15、共振ミラー16、およびYAGロッド1
8からレーザ発生器3を構成し、このレーザ発生器3の
レーザ光路L1の途中には進退自在に上記移動ミラー8
1を介挿する。この移動ミラー81はレーザ光路L1に
対して45″の角度で傾斜する。レーザ光路L1の途中
に移動ミラー81が介挿したとき、これに反射する光は
光路L2、つまり、固定的に設置した反射ミラー82.
83を介してレーザ光路L1上のダイクロイックミラー
84に入射する。
ダイクロイックミラー84は1.06uの波長のものを
透過するとともに0.532751の波長のものを反射
する。このダイクロイックミラー84で透過した光は固
定的に設けた反射ミラー85で反射するようになってい
る。なお、63はレーザ光路L1上に進退自在に設けら
れたカットフィルタで、これは1.06tmの波長のも
のをカットするようになっている。
しかして、上記移動ミラー81がレーザ光路L1外にあ
るときには1.06uの波長のレーザ光はそのレーザ光
路L1を通り、ダイクロイックミラー84を透過して直
接に出射ミラー15に達する。したがって、1.06.
nの波長(不可視光)のレーザ光が出射する。
また、移動ミラー81をレーザ光路L1上に入れると、
レーザ光はその移動ミラー81で反射され、レーザ光路
L2を通る。そして、このレーザ光L2は反射ミラー8
2、高調波発生素子62、および反射ミラー83を通り
、レーザ光路L1上のダイクロイックミラー84に達す
る。そして、このダイクロイックミラー84では0.5
32pRの波長の成分は反射して出射ミラー15へ向か
う。
また、1.061Mの波長の成分は透過し、反射ミラー
85で反射し共振する。つまり、0.532pの波長の
成分のもののみを出射することができる。
この実施例では高調波発生素子62、共振ミラー16、
反射ミラー82.83などを移動させなくとも、その移
動ミラー81のみを移動させれば、出射するレーザ光の
種類を変えることができる。
そして、この実施例の場合も上記同様にその移動ミラー
81の移動をマイクロスイッチなどにより検出し、出射
するレーザ光の波長を波長表示部7に表示する。
なお、この実施例の上記出射ミラー15を上記第14図
または第15図で示すような2種類のものを利用すれば
、0.5324の波長のものの効率を高めることができ
る。
第17図は本発明の第8の実施例を示すものである。こ
の実施例はYAG’ロッド18の出射側光路りの途中に
移動ミラー81を進退自在に介挿し、この移動ミラー8
1が光路りから退避したときには第1の出射ミラー15
aのある第1の光路L1を通して出射し、移動ミラー8
1が光路り内に位置するときにはその移動ミラー81で
反射して第2の出射ミラー15bのある第2の光路L2
を通して出射するようにする。さらに、第2の光路L2
の途中に高調波発生素子62を設置するようにしたもの
である。また、第2の出射ミラー15bは1.06.n
の波長のものを全反射し、0.532.nの波長のもの
を一部透過する。
しかして、移動ミラー81が光路りの外にあるときには
第1の光路L1を通り、出射ミラ−15a通して1.0
6tnaの波長のものを出射する。
また、移動ミラー81が光路りの中にあるときには第2
の光路L2を通り、出射ミラー15−b通して0.53
2uの波長のものを出射する。その他の作用効果は上記
実施例のものと同様である。
また、この実施例の場合も上記同様にその移動ミラー8
1の移動をマイクロスイッチなどにより検出し、出射す
るレーザ光の波長を波長表示部7に表示する。
第18図は本発明の第9の実施例を示すものでへこの実
施例は出射ミラー15よりも出射前方に移動ミラー81
を設置し、この移動ミラー81により高調波発生素子6
2を有するレーザ光路L1とこれのないレーザ光路L2
とに分けたものである。
つまり、高調波発生素子62をレーザ発生器3の共振部
の内部ではなく、その共振部の外の光路に設置したもの
である。図中91.91は反射ミラーであり、84はグ
イクロイックミラーである。
この移動ミラー81の動作および作用は上記実施例と同
様である。
また、本発明は第19図で示すように出射ミラー15よ
りも出射前方の光路中に高調波発生素子62を進退自在
に設置してもよい。また、この高調波発生素子62と1
.061m用のカットフィルタ63とを、たとえば図示
しない同じ移動台に支持し、同時に移動させるようにし
てもよい。
[発明の効果] μ上説明したように本発明は単一のレーザ発生器を利用
して複数のレーザ光を出射するレーザ装置において、出
射するレーザ光の波長を切り換える手段と、この波長切
換え手段により切り換えた出射するレーザ光の波長を表
示する波長表示手段と備え、出射するレーザ光の波長を
切り換えれば、波長表示手段でその切り換えて出射する
レーザ光の波長を表示できるようにしたものである。
したがって、現実に出射するレーザ光の波長が表示され
、これを術者に知らせることができる。つまり、1台の
レーザ装置で、異なる複数の波長のレーザ光を発振させ
る場合、その実際に出射するレーザ光の波長を術者が目
視で確認でき、確実かつ安心して使用することができる
【図面の簡単な説明】
第1図ないし第6図は第1の実施例を示し、第1図(A
)(B)はその概略的な構成説明図、第2図はYAGレ
ーザ装置の斜視図、第3図は共振ミラー移動用の駆動機
構の斜視図、第4図は移動台の斜視図、第5図(A)(
B)は波長表示部の正面図、第6図はQスイッチ−CW
表示部の構成図、第7図は第2の実施例の共振ミラー移
動用の駆動機構の斜視図、第8図(A)(B)は同じく
その実施例の移動台の動作説明図、第9図(A)(B)
は第3の実施例のレーザ発生部の概略的な構成図、第1
0図(A)(B)は第4の実施例の概略的な構成図、第
11図(A)(B)は第5の実施例の概略的な構成図、
第12図は同じくその第5の実施例の駆動機構の斜視図
、第13図はその変形例の概略的な構成図、第14図は
第6の実施例のレーザ発生部の概略的な構成図、第15
図(A)(B)はその変形例の概略的な構成図、第16
図は第7の実施例のレーザ発生部の概略的な構成図、第
17図は第8の実施例のレーザ発生部の概略的な構成図
、第18図は第9の実施例のレーザ発生部の概略的な構
成図、第19図はそのし−ザ発生部の変形例の構成図で
ある。 1・・・YAGレーザ装置、2・・・レーザ発生器、5
・・・レーザプローブ、7・・・波長表示部、15・・
・出射ミラー、16.17・・・共振ミラー、18・・
・YAGロッド、19・・・マイクロスイッチ、20・
・・マイクロスイッチ出力検出部、21.22・・・表
示部。 出願人代理人 弁理士 坪井  淳 第2図 第4図 第5図 第6図 第8図 b8 第9図 第10図 第13図 第14図 第15図 / 第16図

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 単一のレーザ発生器を利用して複数のレーザ光を出射す
    るレーザ装置において、出射するレーザ光の波長を切り
    換える手段と、この波長切換え手段により切り換えた出
    射するレーザ光の波長を表示する波長表示手段とを具備
    してなることを特徴とするレーザ装置。
JP63043643A 1988-02-26 1988-02-26 レーザ装置 Pending JPH01218442A (ja)

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