JPH01218360A - 循環電流形電力変換装置 - Google Patents

循環電流形電力変換装置

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JPH01218360A
JPH01218360A JP3944488A JP3944488A JPH01218360A JP H01218360 A JPH01218360 A JP H01218360A JP 3944488 A JP3944488 A JP 3944488A JP 3944488 A JP3944488 A JP 3944488A JP H01218360 A JPH01218360 A JP H01218360A
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Masayoshi Isaka
井坂 正義
Kiyoshi Nakamura
清 中村
Shigeki Koike
小池 茂喜
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Hitachi Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 C産業上の利用分野〕 本発明は、循環電流形電力変換装置に係り、特に、出力
電流制御と無効電力制御を併用する電力変換装置として
使用するのに好適な循環電流形電力変換装置に関する。
〔従来の技術〕
第5図は本発明を適用する循環電流形電力変換装置の主
回路構成図で、図中、1は三相交流電源、2は電源変圧
器、3は進相コンデンサ、41゜42は電源変圧器、5
1,53は負荷9に対して正極性のサイリスタ変換器、
52,54は負荷9に対して負極性のサイリスタ変換器
、511はサイリスタ変換器51.52間を流れる循環
電流、521はサイリスタ変換器53.54間を流れる
循環電流、7は循環電流抑制のための直流リアクトルで
あるが、電源変圧器41.42の漏れインダクタンスを
利用して省略する場合もある。
91は出力電流、81はスイッチである。第6図に示し
た動作タイムチャートにより第5図の主回路に特願昭5
8−147941号公報を適用した場合の動作を説明す
る。出力停止信号が出力される以前は進相コンデンサ3
の進み無効電力を打消すように同程度の大きさの循環電
流511,521を流しながら負荷9に出力電流91を
供給する。
出力停止信号が出力されると、図示しない循環電流制御
装置、及び、出力電流制御装置により出力電流91を減
少させ、循環電流521を循環電流511に移行する動
作が行われ、循環電流511として循環電流511と循
環電流521の和になった時点でスイッチ81を無電流
状態で開放する。
このように、出力停止信号が出力されて循環電流521
が循環電流511に、完全に移行した時点でスイッチ8
1を開放すると、出力電流91が零になり、三相交流電
源1の無効電力変動もなく安全である。
〔発明が解決しようとする課題〕
上記従来技術は、出力停止信号が出力されるたびに循環
電流521が循環電流511に移行されるため、電源変
圧器41が温度上昇し、電源変圧器41の二次側電圧が
低下するなどの問題が生じる。
本発明の目的は、循環電流による三相交流電源側の無効
電力調整を電流指令値にそって交互に行いながら出力電
流を零にして電力変換装置などの温度上昇を抑制する循
環電流形電力変換装置を提供することにある。
【課題を解決するための手段〕
上記目的は、複数の循環電流制御装置を形成するように
、ブリッジ回路を複数段接続し、出力電流通電時には、
複数段接続のブリッジ回路にそれぞれ循環電流を流し、
出力電流停止時は少なくとも一つのブリッジ回路の循環
電流を零にし、残りのブリッジ回路に循環電流を流す動
作を電流指令値にそって交互に行わせるようにして達成
される。
〔作用〕
出力電流零時に複数段接続したブリッジ回路の一部に循
環電流を流しながら、他のブリッジ回路の循環電流を零
にする動作を電流指令値にそって交互に切換制御するこ
とにより、複数段接続したブリッジ回路に、それぞれ、
接続される電源変圧器の温度上昇が均一化されるため、
それぞれの電源変圧器の二次側電圧が低下することがな
い。
〔実施例〕
第7図は本発明の更に具体的実施例の、例えば、二和電
力変換装RU−WのうちU摺電力変換装置のみの主回路
構成図で、循環電流形電力変換装置151 (161)
はき電区分開閉器81,83゜・・・(82,84,・
・・)を介して、それぞれ、推進コイル71,73.・
・・(72,74・・・)に接続され、循環電流形電力
変換装置151,161を交互に動作させて車両20を
駆動するりニアモータの給電装置である。循環電流形電
力変換装置i!151゜161はそれぞれ制御極付半導
体開閉素子を使用した三相ブリッジ回路で構成された電
力変換装置51〜54.61〜64を逆並列接続した二
相直列接続回路で構成され、循環電流形電力変換装置1
51動作時には、三相ブリッジ回路51.52に流れる
循環電流511と三相ブリッジ回路53゜54に流れる
循環電流521で三相交流電源側の力率調整を行い、循
環電流形電力変換装置161動作時には三相ブリッジ回
路61.62に流れる循環電流611と三相ブリッジ回
路63.64に流れる循環電流621で三相交流電源側
の力率調整を行う。
循環電流形電力変換装置151,161のそれぞれの三
相ブリッジ回路51〜54.61〜64の中間点に接続
された直流リアクトル7.7′は図示しない電源変圧器
の漏れインダクタンスを利用して省略する場合もある。
第8図に三相電力変換装置U−WのうちU摺電力変換装
置の動作のみ示した動作タイムチャートにより車両2o
が推進コイル71に進入して退出するまでの第7図の主
回路構成図の動作を説明する。
車両20が推進コイル71に進入すると(時点t1)、
循環電流形電力変換装置151が動作し。
そのため1時点t1以前に投入されているき電区分開閉
器81を介して推進コイル71に給電する。
この時点では、車両20が推進コイル71とその前の推
進コイルの渡りになるため、循環電流形電力変換装置1
61も動作している。
車両20が時点tzに達すると、車両2oが完全に推進
コイル71に移行しているため、循環電流形電力変換装
W161の電流指令値を零にして出力電流91′を零に
するように作動させるとともに、三相ブリッジ回路63
.64の循環電流621を三相ブリッジ回路61.62
に移行させて循環電流611として倍の電流を流し、そ
の後、三相ブリッジ回路63.64をゲートストップし
て推進コイル71の前の推進コイルへの給電を停止させ
る。車両20が時点t2から時点txoの期間を走行し
ている場合には、循環電流形電力変換装置151が出力
電流91を流して推進コイル71に給電しているだけで
循環電流形電力変換装置161の出力電流91′は零で
あるが、三相ブリッジ回路61.62と63.64には
循環電流611.612の和の電流が電流指令値の正負
にそって交互に流れるように、第8図(9) 、 (1
0)に示したように三相ブリッジ回路61.62と63
゜64に交互に停止信号を与えている。
一方、車両20が時点t1Gに達すると、車両20が推
進コイル72に進入する直前であるから、その前から閉
路されているき電区分開閉器82を介して循環電流形電
力変換装置161の電流指令値を所定値に設定して推進
コイル72に給電し、循環電流形電力変換装置151,
161がともに出力電流91.91’ を流す。
この状態は時点t11まで続く。車両20が時点111
に達すると車両20が完全に推進コイル72に移行する
ため、循環電流形電力変換装!!151の電流指令値を
零にして出力電流91を零にするように作動させ、三相
ブリッジ回路53.54の循環電流521を三相ブリッ
ジ回路51.52に移行させて循環電流511として倍
の電流を流し、その後、三相ブリッジ回路53,54を
ゲートストップして推進コイル71への給電を停止させ
る。
車両20が時点txtから時点Itsの期間を走行して
いる場合には、循環電流形電力変換装置161が出力電
流91′を流して推進コイル72に給電しているだけで
、循環電流形電力変換装置151の出力電流91は零で
あるが、三相ブリッジ回路51.52と53.54には
循環電流511と521の和の電流が電流指令値の正負
にそって交互に流れるように、第8図(7)、 (8)
に示したように三相ブリッジ回路51.52と53.5
4に交互に停止信号を与えている。このような動作を繰
返しながら車両20が進行する。そして循環電流形電力
変換装置151,161がそれぞれ停止する期間では三
相ブリッジ回路51.52と53゜54及び61,62
と63.64が交互に起動停止を行なうため1図示しな
い電源変圧器の二次側などの温度上昇が均一化されるた
め、それらの電圧に不平衡が生じることはない、第9図
は本発明を適用する他の循環電流形電力変換装置の主回
路構成図で、第7図の構成図と異なるのは電源変圧器4
の構成法だけで動作は第7図の構成図と同じであるから
説明は省略する。これらの主回路構成図に対して1例え
ば、循環電流形電力変換装置151について、第8図の
(7)、 (8)に示した動作を行うための具体的な制
御回路構成の一例を第1図に示した。
第1図において、10は単位正弦波発生回路。
11は電流指令値12を変える電流指令調節器、13は
電流指令値工2と出力電流91を比較する比較器、14
は出力電流制御装置、15〜18は加算器、200は循
環電流指令器、201は循環電流指令値、21は循環電
流指令値201を分割するための分割器、22は比例増
幅器、23〜25は加算器、206は加算器24の出力
と循環電流611を比較する比較器、27は加算器25
の出力と循環電流521を比較する比較器、28゜29
は循環電流制御装置、111〜114はゲート制御装置
、101は単位正弦波発生回路10の正側を矩形波に変
換する正側矩形波変換回路、102は単位正弦波発生回
路1oの負側を矩形波に変換する負側矩形波変換回路、
40は単位正弦波発生回路10の正負波形に応じて加算
器24゜25のいずれか一方に循環電流指令値201を
与え、他方を零にする循環電流指令切換回路、31は出
力停止信号30が出力をしたときに循環電流指令切換回
路40に出力をさせ、出力停止信号30が出力をしない
ときには循環電流指令切換回路40の出力を零にする動
作を行うようにする設定回路、32.33は論理積回路
、34は三相ブリッジ回路51.52のゲートサプレス
信号、35は三相ブリッジ回路53.54のゲートサプ
レス信号、100は循環電流切換制御回路で、分割器2
1.比例増幅器22及び循環電流指令切換回路40から
構成される。
三相ブリッジ51.52及び53.54のそれぞれに流
れる循環電流511,521は循環電流指令値201を
分割器21の比率で分割された値を分担して流れている
すなわち、三相ブリッジ回路53.54には循環電流指
令値201を分割器21と比例増幅器22で分割した循
環電流521が流れ、三相ブリッジ回路51.52には
循環電流指令値201から循環電流指令値201を分割
器21と比例増幅lI22で分割した値を差し引いた循
環電流511が流れる。このような状態で出力停止信号
30が出力されると、電流指令調節器11の出力が絞ら
れて零になるので電流指令値12が零になり、出力電流
制御装置14は出力電流91を零にするように動作する
。一方、循環電流切換制御回路100は単位正弦波発生
回路10の出力が正側期間では循環電流指令切換回路4
0により加算器24の出力が循環電流指令値201にな
り、加算器25の出力が零になるように作動して三相ブ
リッジ回路51.52にだけ循環電流511が流れ、正
側矩形波変換回路101.論理積回路33及び三相ブリ
ッジ回路53.54のゲートサプレス信号35を介して
三相ブリッジ回路53.54の動作を停止させる。単位
正弦波発生回路10の出力が負側期間では循環電流指令
切換回路40により加算器25の出力が循環電流指令値
201になり、加算器24の出力が零になるように作動
して三相ブリッジ回路53,54にだけ循環電流521
が流れ、負側矩形波変換回路102.論理積回路32及
び三相ブリッジ回路51.52のゲートサプレス信号3
4を介して三相ブリッジ回路51.52の動作を停止さ
せる。
すなわち、出力停止信号30が出力されると単位正弦波
発生回路10の出力が正側期間では三相ブリッジ回路5
3.54の動作が停止されて循環電流指令値201は三
相ブリッジ回路51.52の循環電流制御装置28に与
えられ、単位正弦波発生回路10の出力が負側期間では
三相ブリッジ回路51.52の動作が停止されて循環電
流指令値201は三相ブリッジ回路53.54の循環電
流制御装置29に与えられ、一方、電流指令値12は単
位正弦波発生回路10の正、負側期間に関係なく、出力
停止信号30が出力されている間は零であるから出力電
流91も零になる。従って、無効電力制御を継続しなか
ら三相ブリッジ回路51〜54の出力側のスイッチ81
を無電流状態で開放することができる。
なお、三相ブリッジ回路51〜54を確実に非導通状態
にするため、ゲートサプレス信号34゜35が与えられ
ており、循環電流の移行を速やかに行うために、第5図
に破線で示したゲートシフト信号をも与えている。
以上述べた動作を第2図に示した動作タイムチャートを
用いて説明する。第2図は第8図の時点tl〜時点tt
oを拡大し、三相電力変換装置U〜Wの動作を示したも
のである。
車両20が1例えば、U−W相推進コイル711〜71
3に進入した時点t1では、循環電流形電力変換装置1
51が動作し、循環電流形電力変換装置161も動作し
ている。いわゆる、セクション渡りであるから三相ブリ
ッジ回路51〜54及び61〜64のそれぞれに流れる
循環電流511〜621はほぼ同じになり、この状態が
時点tzまで継続される。ここで、150は循環電流形
電力変換装置151を構成する三相電力変換装置U〜W
のそれぞれに流れる出力電流で1.、.91はU相出力
電流、92はV相出力電流、93はW相出力電流である
また、160は循環電流形電力変換装置161を構成す
る三相電力変換装置!U−Wのそれぞれに流れる出力電
流で、91′はU相出力電流、92′はV相出力電流、
93′はW相出力電流である。
511.521は循環電流形電力変換装置151を構成
するU摺電力変換装置の上側三相ブリッジ回路51,5
2と下側三相ブリッジ回路53゜54のそれぞれに流れ
る循環電流、512,522は循環電流形電力変換装置
151を構成する図示しないV摺電力変換装置の上側三
相ブリッジ回路と下側三相ブリッジ回路のそれぞれに流
れる循環電流、513,523は循環電流形電力変換装
置151を構成す名図示しないW摺電力変換装置の上側
三相ブリッジ回路と下側三相ブリッジ回路のそれぞれに
流れる循環電流、611,621は循環電流形電力変換
装置161を構成するU摺電力変換装置の上側三相ブリ
ッジ回路61,62と下側三相ブリッジ回路63.64
のそれぞれに流れる循環電流、612,622は循Im
流形電力変換装置161を構成する図示しないV摺電力
変換装置の上側三相ブリッジ回路と下側三相ブリッジ回
路のそれぞれに流れる循環電流、613,623は循環
電流形電力変換装置161を構成する図示しないW摺電
力変換装置の上側三相ブリッジ回路と下側三相ブリッジ
回路のそれぞれに流れる循環電流である。
車両20が進行して時点t2に達すると、車両20はU
−W相推進コイル711〜713に完全に移行するため
、U−W相推進コイル711〜713の前の推進コイル
への給電を停止するために出力停止信号30が発生する
。出力停止信号30が出力すると、まず、電流指令調節
器11の出力を絞って電流指令値12を零にして出力電
流91′を零にする。一方、循環電流は循環電流形電力
変換装置161を構成するU−W摺電力変換装置により
異なり、U摺電力変換装置とW摺電力変換装置は下側三
相ブリッジ回路の循環電流が上側三相ブリッジ回路に移
行し、V摺電力変換装置では上側三相ブリッジ回路の循
環電流が下側三相ブリッジ回路に移行するようにU−W
摺電力変換装置のそれぞれに設けられた第1図の回路の
循環電流指令切換回路40により行われる。また、U〜
W相電相変力変換装置れぞれに設けられた第1図の回路
のゲートサプレス信号34,35によりU摺電力変換装
置とW摺電力変換装置は下側三相ブリッジ回路が、V摺
電力変換装置は上側三相ブリッジ回路がそれぞれ停止さ
れるから循環電流形電力変換装置161を構成するU−
W摺電力変換装置のそれぞれの出力電流91′〜93′
を零にし、その後、無電流状態でき電区分開閉器を開く
U−W相単位正弦波発生回路の出力によりU〜W相電相
変力変換装置れぞれの上側三相ブリッジ回路の循環電流
611〜613と下側三相ブリッジ回路の循環電流62
1〜623のそれぞれの和を上側三相ブリッジ回路ある
いは下側三相ブリッジ回路に交互に流して時点txoま
で車間20を進行させる。車両20が時点10に達する
と、出力停止信号30がなくなるから、循環電流指令切
換回路40とゲートサプレス信号34.35がともに出
力をしなくなるため、循環電流形電力変換装置161が
動作してU−W相推進コイル721〜723に給電し、
循環電流はU−W摺電力変換装置のそれぞれの上側三相
ブリッジ回路も下側三相ブリッジ回路もほぼ同・じ値が
流れる。
第1図に示した制御装置で第7図を構成した実施例によ
れば、第2図に示したように、循環電流形電力変換装置
151,161のいずれか一方の出力電流が零になる場
合、零になった側のU−W摺電力変換装置を構成するそ
れぞれの上側三相ブリッジ回路、下側三相ブリッジ回路
のいずれか一方に循環電流を流して他方は循環電流を零
にし、これらを単位正弦波発生回路の出力により交互に
行わせ、その後に、き電区分開閉器を開路することによ
り循環電流形電力変換装置の無効電力制御機能を損うこ
となく、き電区分開閉器の無電流開閉が可能で、かつ、
循環電流指令値が上側三相ブリッジ回路と下側三相ブリ
ッジ回路に交互に与えられるから電源変圧器の温度上昇
が均一化されるなど効果がある。
第3図は本発明による他の一実施例は制御回路構成図で
、第1図の構成図と異なるところは循環電流制御を上側
三相ブリッジ回路と下側三相ブリッジ回路のそれぞれの
循環電流の和で行うようにし、循環電流移行制御を循環
電流制御装置28の出力側で行うようにした点である。
ここで、循環電流の和は、例えば、第9図に示した直流
リアクトル7に流れる電流方向を矢印のように設置し、
この循環電流70から出力電流91の絶対値1911を
差し引き算することにより得られる。出力停止信号30
が出力された場合の動作は第2図の動作タイムチャート
と同様であるから説明を省略する。
第4図は第1図及び第3図の構成図における、第2図と
は少し異なる動作タイムチャートである。
すなわち、循環電流形電力変換装置161を構成するU
−W摺電力変換装置のそれぞれの上側三相ブリッジ回路
と下側三相ブリッジ回路に交互に循環電流指令値201
を与える動作が終了したのちの循環電流形電力変換装置
161の復帰は、第2図の動作タイムチャートでは循環
電流形電力変換装置161が通電開始時に行っていたが
、第4図の動作タイムチャートではき電区分開閉器が開
始された時点より速やかに行うことにした。この時点で
は、次のき電区分開閉器が投入されるから三相ブリッジ
回路61〜64のそれぞれを構成する制御極付半導体開
閉素子に接続されるサージアブソーバの電流が推進コイ
ルに流れるが、電流積 。
令値は零であるから出力電流は流れないため、き電区分
開閉器の接点が荒れることはない。
しかし、き電区分開閉器開放時には小電流でも回路のイ
ンダクタンスなどでアークが発生するから接点が荒れる
ため、無電流状態で開放する必要がある。第4図のよう
に、循環電流形電力変換装置161の復帰を早めると、
循環電流による機器の発熱が第2図の動作タイムチャー
トよりも減少するなどの効果がある。
以上は本発明を磁気浮上式鉄道に用いた場合について述
べたが、これに限らず、制御極付半導体間i素子で構成
される循環電流形電力変換装置を用いて構成された回路
にも本発明を適用することができる。
〔発明の効果〕
本発明によれば、複数段接続したブリッジ回路を構成す
る機器の発熱を均一化し、循環電流による3相交流電源
側の無効電力制御機能を損うことなく出力電流を零にす
ることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例制御回路構成図、第2図は第
1図の構成図の動作を説明するための動作タイムチャー
ト、第3図は本発明の他の実施例の制御回路構成図、第
4図は第1図及び第3図の構成図の他の動作タイムチャ
ート、第5図は本発明を適用する循環電流形電力変換装
置の主回路構成図、第6図は第5図に従来の制御装置を
適用した場合の動作を説明するためのタイムチャート、
第7図は本発明の一実施例の主回路構成図、第8図は第
7図の構成図の動作を説明するための動作タイムチャー
ト、第9図は本発明の他の実施例の循環電流形電力変換
装置の主回路構成図である。 1・・・三相交流電源、4・・・電源変圧器、100・
・・循環電流切換制御回路、151,161・・・循環
電流形電力変換装置。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、互に逆極性に並列接続された制御極付半導体開閉素
    子からなるブリッジ回路と、前記制御極付半導体開閉素
    子にゲート信号を与えるゲート制御装置と、前記ゲート
    制御装置に前記ゲート信号の移相制御信号を与えて前記
    ブリッジ回路の出力電流を制御する出力電流制御装置と
    、前記ゲート制御装置に前記ゲート信号の移相制御信号
    を与えて前記ブリッジ回路の循環電流を制御する循環電
    流制御装置とを備え、前記ブリッジ回路に循環電流を流
    しながら負荷に出力電流を供給するようにした循環電流
    形電力変換装置において、 前記ブリッジ回路を複数段接続し、そのうちの一部の前
    記ブリッジ回路に循環電流を流しながら他の前記ブリッ
    ジ回路の循環電流を零にする動作を交互に行わせる循環
    電流切換制御手段を設けたことを特徴とする循環電流形
    電力変換装置。 2、特許請求の範囲第1項において、 前記循環電流切換制御手段は、循環電流を零にすべき前
    記ブリッジ回路の循環電流をその他の前記ブリッジ回路
    に電流指令値にそつて移行させて零にすることを特徴と
    する循環電流形電力変換装置。 3、特許請求の範囲第1項において、 前記循環電流切換制御手段は、循環電流を零にすべき前
    記ブリッジ回路の前記制御極付半導体開閉素子のゲート
    をサプレスする回路を備えて前記電流指令値にそつてそ
    の他の前記ブリッジ回路への循環電流が移行する動作を
    早めることを特徴とする循環電流形電力変換装置。 4、特許請求の範囲第1項において、 前記循環電流制御装置は、複数段接続の前記ブリッジ回
    路のそれぞれの前記ゲート制御装置に共通に一つだけ設
    けられて複数段接続の前記ブリッジ回路の循環電流の総
    和を制御し、前記循環電流切換制御手段を前記循環電流
    制御装置の出力側に設けたことを特徴とする循環電流形
    電力変換装置。
JP3944488A 1988-02-24 1988-02-24 循環電流形電力変換装置 Pending JPH01218360A (ja)

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