JPH01217135A - 蓄熱床暖房装置 - Google Patents
蓄熱床暖房装置Info
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- JPH01217135A JPH01217135A JP4023488A JP4023488A JPH01217135A JP H01217135 A JPH01217135 A JP H01217135A JP 4023488 A JP4023488 A JP 4023488A JP 4023488 A JP4023488 A JP 4023488A JP H01217135 A JPH01217135 A JP H01217135A
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Landscapes
- Central Heating Systems (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
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Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明は深夜電力や太陽熱等の間欠的なエネルギーを用
いて住宅の暖房を行なう蓄熱床暖房装置に関するもので
ある。
いて住宅の暖房を行なう蓄熱床暖房装置に関するもので
ある。
大量の熱を貯わえられる潜熱蓄熱材を用いた蓄熱体を住
宅の床に組み込み、深夜電力や太陽熱等の安価ではある
が間欠的なエネルギー源による熱を貯え、暖房時に利用
することが行なわれている。潜熱蓄熱材は物質の融解・
凝固の際の相転移熱を利用して蓄熱及び放熱を行なうも
ので融解すると液状となるため通常は第２図に示すよう
に不透性の容器７中に潜熱蓄熱材６を封入した蓄熱体９
が用いられてきた。しかしこの場合、容器が劣化や事故
等で破損すると潜熱蓄熱材６が流出してしまい蓄熱作用
を失なうとともに流出した潜熱蓄熱材６で住宅を汚染し
てしまうという欠点があった。そして住宅の床に組み込
むため長期間の使用に耐えなければならずまた釘を打た
れたりする破損事故も考えられ、この問題は重要であっ
た。これに対し第３図に示すように、潜熱蓄熱材をミニ
カプセル１に封入したものを樹脂やコンクリートや石膏
等の基材８中に混入してボード状とした蓄熱体９を用い
ることが提案されている。
宅の床に組み込み、深夜電力や太陽熱等の安価ではある
が間欠的なエネルギー源による熱を貯え、暖房時に利用
することが行なわれている。潜熱蓄熱材は物質の融解・
凝固の際の相転移熱を利用して蓄熱及び放熱を行なうも
ので融解すると液状となるため通常は第２図に示すよう
に不透性の容器７中に潜熱蓄熱材６を封入した蓄熱体９
が用いられてきた。しかしこの場合、容器が劣化や事故
等で破損すると潜熱蓄熱材６が流出してしまい蓄熱作用
を失なうとともに流出した潜熱蓄熱材６で住宅を汚染し
てしまうという欠点があった。そして住宅の床に組み込
むため長期間の使用に耐えなければならずまた釘を打た
れたりする破損事故も考えられ、この問題は重要であっ
た。これに対し第３図に示すように、潜熱蓄熱材をミニ
カプセル１に封入したものを樹脂やコンクリートや石膏
等の基材８中に混入してボード状とした蓄熱体９を用い
ることが提案されている。
この場合潜熱蓄熱材は多数のミニカプセル１内に分散さ
れて封入されているためミニカプセル１の一部が破損し
ても被害は限定される。このためミニカプセル１の一部
が劣化や事故等で破損しても問題とならない。しかしミ
ニカプセル１を基材８で固めて成型するので基材８に混
ぜるミニカプセルｌの量を多くすると固まらず成型でき
なくなるので混合量は少なくせねばならず潜熱■は小さ
くなるという欠点があった。また基材８の分だけ重量が
増加し重くなってしまう欠点があった。
れて封入されているためミニカプセル１の一部が破損し
ても被害は限定される。このためミニカプセル１の一部
が劣化や事故等で破損しても問題とならない。しかしミ
ニカプセル１を基材８で固めて成型するので基材８に混
ぜるミニカプセルｌの量を多くすると固まらず成型でき
なくなるので混合量は少なくせねばならず潜熱■は小さ
くなるという欠点があった。また基材８の分だけ重量が
増加し重くなってしまう欠点があった。
［発明が解決しようとする課題］
本発明の目的は施工性に秀れ軽量で破損や劣化に強い蓄
熱床暖房装置を提供することにある。
熱床暖房装置を提供することにある。
本発明の要旨とするところは、潜熱蓄熱材を含有したミ
ニカプセルがガスバリア性に秀れた袋に充填されると共
に該袋内部を減圧密閉して形成される蓄熱体と加熱源を
床仕上げ材と断熱材の間に設けることを特徴とする蓄熱
床暖房装置である。
ニカプセルがガスバリア性に秀れた袋に充填されると共
に該袋内部を減圧密閉して形成される蓄熱体と加熱源を
床仕上げ材と断熱材の間に設けることを特徴とする蓄熱
床暖房装置である。
以下本発明を図面に基づいて説明する。第１図は本発明
の一実施例を示す断面図である。潜熱蓄熱材を含有した
ミニカプセル１がガスバリア性に秀れた袋２に充填され
袋２内部を減圧し密閉してボード状に成型された蓄熱体
９が温水パネル、ヒーター等の加熱源３を下敷きにして
床仕上げ材４と断熱材５の間に設けられている。ミニカ
プセルｌをガスバリア性に秀れた袋２に充填した上で袋
２内を減圧すると硬質のボード状になるのである深夜電
力や太陽熱等の安価ではあるが間欠的なエネルギー源に
よる加熱源３で蓄熱体９を温め蓄熱し、暖房時に利用す
る。袋２内部は減圧されているのでこの蓄熱体９は構造
材がなくても袋２だけでボードの形状を保持する。而し
て蓄熱体９は、構造材が不要でありまた減圧するだけで
よいのでコストが安く製法も簡単である。このようにし
て蓄熱体９を一定のボード形状にするのが住宅への施工
を容易にするため好ましいのである。もし減圧せず袋に
入れただけなら床に蓄熱体を敷きつめた後、袋の厚みを
一定にし表面を平にする工程が必要で施工は非常に困難
になる。袋２にガスバリア性を持たせるには袋２がアル
ミニウム等の金属箔やガスを通しにくい塩化ビニリデン
、無可塑塩化ビニール、セロハン、ポリカーボネイト、
ナイロン等の樹脂の層を有するフィルムから成る必要が
ある。このガスバリア性は施工完了時までボードの形状
を保持するものであればよく、施工後に事故による破損
や劣化等で破られても問題ないまた潜熱蓄熱材は多数の
ミニカプセル１に分散されているのでミニカプセルｌの
一部が劣化や事故で破損しても被害は広がらず蓄熱作用
が全て失われたり、大量の潜熱蓄熱材が流出してきて住
宅を汚染する心配がない。また従来のミニカプセルを基
材に混入するものと比べるとミニカプセルの充填率が高
くなるため蓄熱量が多く、かつ基材が不要のため軽量に
なる。
の一実施例を示す断面図である。潜熱蓄熱材を含有した
ミニカプセル１がガスバリア性に秀れた袋２に充填され
袋２内部を減圧し密閉してボード状に成型された蓄熱体
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床仕上げ材４と断熱材５の間に設けられている。ミニカ
プセルｌをガスバリア性に秀れた袋２に充填した上で袋
２内を減圧すると硬質のボード状になるのである深夜電
力や太陽熱等の安価ではあるが間欠的なエネルギー源に
よる加熱源３で蓄熱体９を温め蓄熱し、暖房時に利用す
る。袋２内部は減圧されているのでこの蓄熱体９は構造
材がなくても袋２だけでボードの形状を保持する。而し
て蓄熱体９は、構造材が不要でありまた減圧するだけで
よいのでコストが安く製法も簡単である。このようにし
て蓄熱体９を一定のボード形状にするのが住宅への施工
を容易にするため好ましいのである。もし減圧せず袋に
入れただけなら床に蓄熱体を敷きつめた後、袋の厚みを
一定にし表面を平にする工程が必要で施工は非常に困難
になる。袋２にガスバリア性を持たせるには袋２がアル
ミニウム等の金属箔やガスを通しにくい塩化ビニリデン
、無可塑塩化ビニール、セロハン、ポリカーボネイト、
ナイロン等の樹脂の層を有するフィルムから成る必要が
ある。このガスバリア性は施工完了時までボードの形状
を保持するものであればよく、施工後に事故による破損
や劣化等で破られても問題ないまた潜熱蓄熱材は多数の
ミニカプセル１に分散されているのでミニカプセルｌの
一部が劣化や事故で破損しても被害は広がらず蓄熱作用
が全て失われたり、大量の潜熱蓄熱材が流出してきて住
宅を汚染する心配がない。また従来のミニカプセルを基
材に混入するものと比べるとミニカプセルの充填率が高
くなるため蓄熱量が多く、かつ基材が不要のため軽量に
なる。
ミニカプセル１としては潜熱蓄熱材として硫酸ナトリウ
ム１０水塩や塩化カルシウム６水塩等の無機水和塩系蓄
熱材を用いることができるが、この場合、空気中の水分
との反応を防ぐため防湿性の樹脂で完全に被覆しないと
ならず製造が難しくコストが高くなる。
ム１０水塩や塩化カルシウム６水塩等の無機水和塩系蓄
熱材を用いることができるが、この場合、空気中の水分
との反応を防ぐため防湿性の樹脂で完全に被覆しないと
ならず製造が難しくコストが高くなる。
パラフィンや油脂やポリエチレングリコール等の有機系
潜熱蓄熱材は空気中でも安定なので完全な被覆をしなく
てもよく、活性炭等の多孔性粒子に潜熱蓄熱材を含浸さ
せるだけでミニカプセル１とできる。この場合潜熱蓄熱
材は多孔性粒子表面に弱干滲み出てくるが、ミニカプセ
ル１の周囲は金属箔又は樹脂からなる袋２で覆われてい
るので問題ない。特にパラフィン又は油脂の場合、融点
以上の温度でポリエチレンやポリプロピレン等のポリオ
レフィンと混ぜるとポリオレフィンが吸収して膨潤し、
蓄熱材含有ポリオレフィンがミニカプセルｌとして形成
できる。このミニカプセルｌは製法が簡単でコストが安
くまた潜熱蓄熱材の含有率が多孔性粒子に吸収させる場
合よりも大きく８０ｗｔ％程度含有できるという利点が
ある。
潜熱蓄熱材は空気中でも安定なので完全な被覆をしなく
てもよく、活性炭等の多孔性粒子に潜熱蓄熱材を含浸さ
せるだけでミニカプセル１とできる。この場合潜熱蓄熱
材は多孔性粒子表面に弱干滲み出てくるが、ミニカプセ
ル１の周囲は金属箔又は樹脂からなる袋２で覆われてい
るので問題ない。特にパラフィン又は油脂の場合、融点
以上の温度でポリエチレンやポリプロピレン等のポリオ
レフィンと混ぜるとポリオレフィンが吸収して膨潤し、
蓄熱材含有ポリオレフィンがミニカプセルｌとして形成
できる。このミニカプセルｌは製法が簡単でコストが安
くまた潜熱蓄熱材の含有率が多孔性粒子に吸収させる場
合よりも大きく８０ｗｔ％程度含有できるという利点が
ある。
以上のように、本発明によれば、潜熱蓄熱材を含有した
ミニカプセルは袋に入って、ボード状にされているので
、施工性にすぐれ、充填率が高いため蓄熱効率も高く、
かつミニカプセルの破損等は部分的なものに止まりやす
いので、破損や劣化に強いという効果を有する。
ミニカプセルは袋に入って、ボード状にされているので
、施工性にすぐれ、充填率が高いため蓄熱効率も高く、
かつミニカプセルの破損等は部分的なものに止まりやす
いので、破損や劣化に強いという効果を有する。
第１図は本発明の実施例の断面図、第２図及び第３図は
従来例の断面図である。 ｌ−ミニカプセル、２・−袋、３− ヒーター、４−・
−床仕上材、５−断熱材、６−潜熱蓄熱材、７−容器、
８−基材、９−蓄熱体。 第１図 第２図 第３図
従来例の断面図である。 ｌ−ミニカプセル、２・−袋、３− ヒーター、４−・
−床仕上材、５−断熱材、６−潜熱蓄熱材、７−容器、
８−基材、９−蓄熱体。 第１図 第２図 第３図
Claims (5)
- （１）潜熱蓄熱材を含有したミニカプセルがガスバリア
性に秀れた袋に充填されると共に該袋内部を減圧密閉し
て形成される蓄熱体と加熱源を床仕上げ材と断熱材の間
に設けることを特徴とする蓄熱床暖房装置。 - （２）袋が金属箔の層を有するフィルムからなる特許請
求の範囲第１項記載の蓄熱床暖房装置。 - （３）袋が塩化ビニリデン、セロハン、ポリカーボネイ
ト、ナイロンのうち少くとも１つの樹脂層を有するフィ
ルムから成る特許請求の範囲第１項記載の蓄熱床暖房装
置。 - （４）ミニカプセルがパラフィン又は油脂又はポリエチ
レングリコール等の有機系潜熱蓄熱材を多孔性粒子に含
浸させたものである特許請求の範囲第１項乃至第３項記
載の蓄熱床暖房装置。 - （５）ミニカプセルがパラフィン又は油脂から成る潜熱
蓄熱材をポリオレフィン樹脂に含浸させたものである特
許請求の範囲第１項乃至第３項記載の蓄熱床暖房装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4023488A JPH01217135A (ja) | 1988-02-23 | 1988-02-23 | 蓄熱床暖房装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4023488A JPH01217135A (ja) | 1988-02-23 | 1988-02-23 | 蓄熱床暖房装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH01217135A true JPH01217135A (ja) | 1989-08-30 |
Family
ID=12575032
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP4023488A Pending JPH01217135A (ja) | 1988-02-23 | 1988-02-23 | 蓄熱床暖房装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH01217135A (ja) |
Cited By (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH04214138A (ja) * | 1990-12-10 | 1992-08-05 | Natl House Ind Co Ltd | 蓄熱パネル |
| KR100364766B1 (ko) * | 2000-03-02 | 2002-12-18 | 한국에너지기술연구원 | 전도성 열저장 플라스틱을 이용한 발열 및 열저장 장치 |
| JP2006046886A (ja) * | 2004-02-04 | 2006-02-16 | Sk Kaken Co Ltd | 床暖房構造体 |
| JP2009197136A (ja) * | 2008-02-21 | 2009-09-03 | Shoji Taoda | 蓄熱材及び保温・保冷用品・医療器具 |
| JP2011033334A (ja) * | 2004-02-04 | 2011-02-17 | Sk Kaken Co Ltd | 床暖房構造体 |
| JP2018109424A (ja) * | 2016-12-28 | 2018-07-12 | 旭ファイバーグラス株式会社 | 真空断熱材 |
-
1988
- 1988-02-23 JP JP4023488A patent/JPH01217135A/ja active Pending
Cited By (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH04214138A (ja) * | 1990-12-10 | 1992-08-05 | Natl House Ind Co Ltd | 蓄熱パネル |
| KR100364766B1 (ko) * | 2000-03-02 | 2002-12-18 | 한국에너지기술연구원 | 전도성 열저장 플라스틱을 이용한 발열 및 열저장 장치 |
| JP2006046886A (ja) * | 2004-02-04 | 2006-02-16 | Sk Kaken Co Ltd | 床暖房構造体 |
| JP2011033334A (ja) * | 2004-02-04 | 2011-02-17 | Sk Kaken Co Ltd | 床暖房構造体 |
| JP2009197136A (ja) * | 2008-02-21 | 2009-09-03 | Shoji Taoda | 蓄熱材及び保温・保冷用品・医療器具 |
| JP2018109424A (ja) * | 2016-12-28 | 2018-07-12 | 旭ファイバーグラス株式会社 | 真空断熱材 |
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