JPH01216925A - 冷え改善剤 - Google Patents

冷え改善剤

Info

Publication number
JPH01216925A
JPH01216925A JP4292688A JP4292688A JPH01216925A JP H01216925 A JPH01216925 A JP H01216925A JP 4292688 A JP4292688 A JP 4292688A JP 4292688 A JP4292688 A JP 4292688A JP H01216925 A JPH01216925 A JP H01216925A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
cold
blood flow
mortierella
arachidonic acid
arachidonic
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP4292688A
Other languages
English (en)
Inventor
Kazuhiko Sunazaki
砂崎 和彦
Masahisa Tsuji
辻 雅久
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Lion Corp
Original Assignee
Lion Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Lion Corp filed Critical Lion Corp
Priority to JP4292688A priority Critical patent/JPH01216925A/ja
Publication of JPH01216925A publication Critical patent/JPH01216925A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Acyclic And Carbocyclic Compounds In Medicinal Compositions (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明はアラキドン酸エステルを有効成分とする冷え改
善剤に関するものである。
〔従来技術〕
寺澤はく生薬学雑誌41(2)、85.1987)冷え
の大きな原因に磨面をあげ、冷え症の6割がこの磨面を
基盤としていると述べている。磨面とは、血液の流れに
障害をきたし、スムーズに流通しなくなり、あるいは脈
管外に漏出して血の作用をはたせなくなった状態をいう
こうした症状には、従来α−トコフェロールや漢方薬が
用いられているが、これらは主に内服で用いられており
その効果も十分とはいえない。−方、トウガラシチンキ
やニコチン酸アミド等が血管拡張作用を有するという理
由で数少ない外用剤として用いられているが、これら外
用剤についての皮膚血流促進効果については未だ不明瞭
な点が多い。そこで、これら外用剤について皮膚血流測
定に最適とされているレーザードツプラー血流計を用い
て再評価した結果、これらの成分を10%という高濃度
に含有する外用剤を用いても殆ど作用をしめさないこと
が明らかになった。
〔発明が解決しようとする課題〕
従って、本発明は、皮膚血流促進効果を有し、外用剤と
して好適に使用できる冷え改善剤を提供することを目的
とする。
〔課題を解決するための手段〕
本発明は、アラキドン酸エステルに外用で顕著な血流促
進作用のあることを見いだし、これを有効成分とする外
用剤が手足等の冷えに優れた効果を有するとの知見に基
づいてなされたのである。。
すなわち、本発明はアラキドン酸エステルを含有するこ
とを特徴とする冷え改善剤を提供する。
ここでアラキドン酸エステルとしては、1価アルコール
とのエステル、2価アルコールとのモノエステル、ジエ
ステル、モノグリセリド、ジグリセリドまた4価アルコ
ール以上のエステルとのモノ、ジ、トリ・・・・等を使
用することができるが、特に1価アルコール、炭素数が
1〜20、より好ましくは1〜12の脂肪族1価アルコ
ールとのエステルを用いるのがよい。このようなエステ
ルとしては、例えばアラキドン酸メチル、アラキドン酸
エチル、アラキドン酸イソプロピル、アラキドン酸n−
プロピル、アラキドン酸ブチル、アラキドン酸ヘキシル
、アラキドン酸デシル、アラキドン酸ドデシル、アラキ
ドン酸コレステロールエステルなどが例示され、これら
は1種又は2種以上の混合物として用いることができる
上記アラキドン酸エステルはモルティエレラ属(特願昭
61−212168号)を始めとする微生物が産生ずる
アラキドン酸または魚類、ブタやウシの臓器から得られ
るアラキドン酸から常法のエステル化を経て得ることが
できる。このうち、モルティエレラ・アルビナ(Mor
tierella alpina)、モルティエレラ・
バイニエリ(Mortierella bainier
i)、モルティエレラ・エロンガタ(Mortiere
lla elongata)、モルティエレラ・エクシ
グア(Mortierella exigua)、モル
ティエレラ・ミヌティッシマ(Mortierella
m+nutissima)、モルティエレラ・ウアーテ
ィシラタ(Mortierella verticil
lata)、モルティエレラ・ハイグロフィラ(Mor
tierella hygrophila)、またはモ
ルティエレラ・ポリセフアラ(Mortierella
polycephala)種などのモルティエレラ属に
属する糸状菌が産生ずるアラキドン酸を用いるのがよい
本発明の冷え改善剤中のアラキドン酸エステル含有量は
特に限定されないが、一般に0.001〜10%重量%
(以下%と略称する)程度が適当であり0.05〜5%
程度が好適である。本発明の冷え改善剤にはアラキドン
酸エステルの他に油分、乳化剤、保湿剤、増粘剤、香料
、酸化防止剤、色素、ビタミン、防腐剤等の通常成分を
配合できる。
また剤型も任意であり、クリーム、軟膏、浴剤等外皮に
適用できるものであればいずれでも良い。
〔作 用〕
磨面による冷えの状態においては組織が慢性的で低酸素
、低栄養状態になっているが、このような冷えの状態に
本発明の冷え改善剤を施すと、血流促進作用により酸素
や栄養を供給することができ、老廃物がすみやかに除去
されると共に、熱の運搬に大きな影響をあたえ、冷えを
解消することができると考えられる。
〔発明の効果) 本発明によれば外用により、冷えの大きな原因の磨面を
解消することができる優れた冷え改善剤が得られる。
次に実施例により本発明を説明する。
〔実施例〕
実施例1 次に示す組成物について血流促進効果を測定した。
雌ハートレーモルモット (約500g)の背部を用い
、レーザードツプラー血流計(PERIMED Kn社
製)により血流の変化を検討した。コントロールとして
アセトン10μ!、被検体として5%、2%又は1%ア
ラキドン酸エチル アセトン溶液10μ11比較例とし
て10%酢酸トコフェロール アセトン溶液10μfS
 10%トウガラシチンキ アセトン溶液10μ!及び
10%ニコチン酸アミド アセトン溶液10μlについ
て測定した。測定は前もって常にコントロールをとり、
これと比較した。その結果を表−1に示す。
表  −1 表−1の結果から、コントロールに比べて本発明品は投
与後20分ごろから血流量が増加し35分後に5%アラ
キドン酸エチルではコントロールの約2倍に達している
のがわかる。一方、血流改善効果のあると言われている
酢酸トコフェロール、トウガラシチンキおよびニコチン
酸アミドには10%という高濃度にも拘らず殆ど血流量
の改善効果が見られないことがわかる。
実施例2 精製水にプロピレングリコールを加えた後70℃に加温
し、次いで下記の他の成分を混合して加熱融解し、この
油相部を水相部に加え糸モミキサ−で均一に乳化した。
その後室温まで冷却して下記の組成の冷え改善用のクリ
ームを得た。
クリームの組成 ステアリン酸         2% ステアリルアルコール     7 ラノリン            2 スクワラン          5 アラキドン酸エチル      0.3オクチルドデカ
ノール     6 ポリオキシエチレン      3 セチルエーテル ステアリン酸モノグリセリド  2 香  料                   0.
3酸化防止剤          0.2プロピレング
リコール     5 精製水            残部 このクリームを用いた使用テストを次のようにして行っ
た。
四肢に冷えを感じる20名の女性パネラ−(30〜50
才)を10名ずつA、82組に分け、初めの1週間は上
記クリームをA組に施し、一方、プラセボをB組の手足
に塗布してもらった。1ケ月期間をおいた後、本発明の
クリームとプラセボを交換し1週間塗布しそれぞれの冷
えに対する改善効果を問診した。結果を表−2に示す。
表  −2 以上の結果から明らかなように本発明品には顕著な血流
促進作用があり、優れた冷え改善効果を示すことがわか
る。
実施例3 下記成分を混合し、混合物を70℃に加熱溶解した後、
撹拌冷却して軟膏を得た。この軟膏は冷えの改善に著効
を示した。
軟膏組成 ワセリン           69%ラノリン   
        20 固形パラフイン       lO

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. アラキドン酸エステルを含有することを特徴とする冷え
    改善剤。
JP4292688A 1988-02-25 1988-02-25 冷え改善剤 Pending JPH01216925A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4292688A JPH01216925A (ja) 1988-02-25 1988-02-25 冷え改善剤

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4292688A JPH01216925A (ja) 1988-02-25 1988-02-25 冷え改善剤

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH01216925A true JPH01216925A (ja) 1989-08-30

Family

ID=12649625

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP4292688A Pending JPH01216925A (ja) 1988-02-25 1988-02-25 冷え改善剤

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH01216925A (ja)

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3103430B2 (ja) 脂溶性抗酸化剤混合物
AU676565B2 (en) Lipid composition for cosmetic products
JPH0644992B2 (ja) エマルジョン製品およびその製造法
JP2009126791A (ja) 多価アルコール中油型乳化化粧料
JPS58121209A (ja) 乳化型外用組成物
JP6426363B2 (ja) 水中油型乳化組成物
JP2000191525A (ja) 皮膚外用剤組成物
EP1053221B1 (en) Lipid mixtures and their use
US6355280B1 (en) Composition for reducing cell apoptosis containing avocado and soybean lipid unsaponifiables
CN103338746A (zh) 含有多不饱和脂肪酸的组合物
JPS61204109A (ja) 乳化型の外用組成物
JPH01216925A (ja) 冷え改善剤
JP2006045061A (ja) セラミド類含有組成物、セラミド類含有水性製剤及びこれらを含有する飲食料、化粧料、皮膚外用剤
JP5695310B2 (ja) γ−オリザノール含有外用剤組成物
JPH10212477A (ja) O/w型エマルジョンの酸化防止方法、抗酸化剤組成物及びo/w型エマルジョン
JPH10212478A (ja) O/w型エマルジョン用の抗酸化剤組成物及びo/w型エマルジョン
JPS61137808A (ja) 皮膚及び毛髪用化粧品組成物
RU2038073C1 (ru) Крем для ухода за кожей лица и шеи
EA033851B1 (ru) Гидрофобный гель на основе витамина е без продуктов силикона для местного применения
JPH0529007B2 (ja)
RU1804833C (ru) Крем дл ухода за кожей лица и способ его приготовлени
JPH0551312A (ja) 複合ビタミン配合化粧料
JPH07228519A (ja) ジェットバス用浴用剤
RU2008896C1 (ru) Крем для кожи лица
MXPA00007628A (en) Lipid mixtures and their use