JPH0121648Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0121648Y2 JPH0121648Y2 JP1985172696U JP17269685U JPH0121648Y2 JP H0121648 Y2 JPH0121648 Y2 JP H0121648Y2 JP 1985172696 U JP1985172696 U JP 1985172696U JP 17269685 U JP17269685 U JP 17269685U JP H0121648 Y2 JPH0121648 Y2 JP H0121648Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- magnet
- scissors
- finger
- finger hole
- barber
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 230000003796 beauty Effects 0.000 description 1
- 238000007796 conventional method Methods 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 238000000034 method Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Scissors And Nippers (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
本案は理容院並びに美容院等で使用される理容
鋏に関するものである。
鋏に関するものである。
(従来の技術及び考案が解決しようとする課題)
理容鋏に限らず鋏は、一端に指孔部を設けた刀
体を2本交叉せしめ、交叉部を枢結してなるもの
で、特に理容鋏は他の鋏に比して最も頻繁に使用
されるので枢結部が軽く可動でき且つ緩まないと
云う要求がなされ、これに対して種々の提案がな
されている(例えば実開昭55−48477、同56−
28258号等)。
体を2本交叉せしめ、交叉部を枢結してなるもの
で、特に理容鋏は他の鋏に比して最も頻繁に使用
されるので枢結部が軽く可動でき且つ緩まないと
云う要求がなされ、これに対して種々の提案がな
されている(例えば実開昭55−48477、同56−
28258号等)。
理容鋏は使用を中断した際即ち調髪作業中髪の
切断を一時中断して他の作業を行おうとした際、
鋏を適宜近くの道具棚等に置かれるか、或いは台
上等に放置される。しかし理容鋏は前述したよう
に枢結部が軽く可動されるように作られているた
め、鋏が開いた状態で放置される場合が多く、而
かも他の諸道具と共に一緒にされるので刃が非常
に傷が付き易く、切れ味を損なう不都合がある。
切断を一時中断して他の作業を行おうとした際、
鋏を適宜近くの道具棚等に置かれるか、或いは台
上等に放置される。しかし理容鋏は前述したよう
に枢結部が軽く可動されるように作られているた
め、鋏が開いた状態で放置される場合が多く、而
かも他の諸道具と共に一緒にされるので刃が非常
に傷が付き易く、切れ味を損なう不都合がある。
そこで指孔部に磁石を設け、刀体が僅かな力が
開披しないようにすることもできるが(実開昭53
−158459号)、磁石の吸着力が強すぎると逆に使
用に際して邪魔となるものである。
開披しないようにすることもできるが(実開昭53
−158459号)、磁石の吸着力が強すぎると逆に使
用に際して邪魔となるものである。
(問題点を解決するための手段)
本案は前記の問題点を解決するため、鋏に刀体
開披阻止機能を有せしめると共に、使用に際して
は前記機能が発揮されないようにしたものであ
る。即ち本案に係る理容鋏は指孔部を一端に設け
た刀体を交叉せしめ、該交叉部を枢結してなる理
容鋏に於て、指孔部の相対向面の少なくとも一方
に磁石を出没自在に設けると共に、突出付勢部材
を付設し、前記付勢に抗して磁石を没入動作せし
める動作部材を指孔部内方に突設してなることを
特徴とするものである。
開披阻止機能を有せしめると共に、使用に際して
は前記機能が発揮されないようにしたものであ
る。即ち本案に係る理容鋏は指孔部を一端に設け
た刀体を交叉せしめ、該交叉部を枢結してなる理
容鋏に於て、指孔部の相対向面の少なくとも一方
に磁石を出没自在に設けると共に、突出付勢部材
を付設し、前記付勢に抗して磁石を没入動作せし
める動作部材を指孔部内方に突設してなることを
特徴とするものである。
(作用)
使用していないときは、磁石が指孔部より突出
し、指孔部が互いに吸着されているので従来の鋏
のように僅かな外力(他の道具が接触する等)に
よつて刀体が開放することがないため、刃が傷付
けられる機会が少なくなるものである。
し、指孔部が互いに吸着されているので従来の鋏
のように僅かな外力(他の道具が接触する等)に
よつて刀体が開放することがないため、刃が傷付
けられる機会が少なくなるものである。
また使用時に於ては、指孔部内に指を挿入し、
作動部材を動作せしめて磁石を没入せしめてしま
うので、磁石の吸着作用が生じなく、何等支障な
く使用できる。
作動部材を動作せしめて磁石を没入せしめてしま
うので、磁石の吸着作用が生じなく、何等支障な
く使用できる。
(実施例)
次に本案の実施例についてい説明する。
本案は第1図に示すように中央交叉部を枢結4
した理容鋏に於て、理容鋏の指孔部1,1′の対
向面に磁石2,2′を設け、刀体3,3′が僅かな
力では開披しないようにしたもので、前記磁石
2,2′のうち少なくとも一方の磁石2は、指孔
部1に出没摺動可能に埋設しておき、指孔1内に
突出部を有する梃子杆5(作動部材)を軸支して
おき、梃子杆5と磁石2とを適宜連結すると共
に、磁石2を常時突出方向に付勢せしめる発条を
付設してなる。
した理容鋏に於て、理容鋏の指孔部1,1′の対
向面に磁石2,2′を設け、刀体3,3′が僅かな
力では開披しないようにしたもので、前記磁石
2,2′のうち少なくとも一方の磁石2は、指孔
部1に出没摺動可能に埋設しておき、指孔1内に
突出部を有する梃子杆5(作動部材)を軸支して
おき、梃子杆5と磁石2とを適宜連結すると共
に、磁石2を常時突出方向に付勢せしめる発条を
付設してなる。
而かして指孔1内に指を差し入れるとき即ち鋏
を使用するときに梃子杆5が指孔側壁に圧入され
ると共に磁石2が引き込まれ、使用時における磁
石吸引力の影響を減少せしめるものである。
を使用するときに梃子杆5が指孔側壁に圧入され
ると共に磁石2が引き込まれ、使用時における磁
石吸引力の影響を減少せしめるものである。
また第3図は別の実施例を示すもので前記梃子
杆5の代わりに、湾曲したバネ板6を対向せし
め、一方を指孔1内に突出せしめ、他方を磁石2
と連結する構成とし、バネ板6の伸長で磁石2が
没入するようにしたものである。
杆5の代わりに、湾曲したバネ板6を対向せし
め、一方を指孔1内に突出せしめ、他方を磁石2
と連結する構成とし、バネ板6の伸長で磁石2が
没入するようにしたものである。
(考案の効果)
本案は以上のように理容鋏の指孔対向面に非使
用時のみ突出する磁石を付設したもので、通常の
使用には何等支障なく、且つ使用中断時に生ずる
刃の損傷を防止したものである。
用時のみ突出する磁石を付設したもので、通常の
使用には何等支障なく、且つ使用中断時に生ずる
刃の損傷を防止したものである。
図は本案の実施例を示すもので、第1図は理容
鋏の全体図、第2図は指孔部の一部截断した図、
第3図は第2図の別例を示すものである。 1,1′は指孔部、2,2′は磁石、3,3′は
刀体、4は枢結部、5は梃子杆、6はバネ板。
鋏の全体図、第2図は指孔部の一部截断した図、
第3図は第2図の別例を示すものである。 1,1′は指孔部、2,2′は磁石、3,3′は
刀体、4は枢結部、5は梃子杆、6はバネ板。
Claims (1)
- 一端に指孔部を設けた刀体を交叉せしめ、該交
叉部を枢結してなる理容鋏に於て、隣接する指孔
部の対向面の少なくとも一方に磁石を出没自在に
設けると共に、突出付勢部材を付設し、前記付勢
に抗して磁石を没入動作せしめる作動部材を指孔
部内方に突設してなることを特徴とする理容鋏。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1985172696U JPH0121648Y2 (ja) | 1985-11-09 | 1985-11-09 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1985172696U JPH0121648Y2 (ja) | 1985-11-09 | 1985-11-09 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6283374U JPS6283374U (ja) | 1987-05-27 |
JPH0121648Y2 true JPH0121648Y2 (ja) | 1989-06-27 |
Family
ID=31109471
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1985172696U Expired JPH0121648Y2 (ja) | 1985-11-09 | 1985-11-09 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0121648Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP5009559B2 (ja) * | 2006-06-28 | 2012-08-22 | やおき工業株式会社 | 手動利器における両把持柄の開閉動機構 |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS53158459U (ja) * | 1977-05-18 | 1978-12-12 |
-
1985
- 1985-11-09 JP JP1985172696U patent/JPH0121648Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS6283374U (ja) | 1987-05-27 |
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