JPH01215140A - 光受信器 - Google Patents

光受信器

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JPH01215140A
JPH01215140A JP63040085A JP4008588A JPH01215140A JP H01215140 A JPH01215140 A JP H01215140A JP 63040085 A JP63040085 A JP 63040085A JP 4008588 A JP4008588 A JP 4008588A JP H01215140 A JPH01215140 A JP H01215140A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔概要〕 例えば光通信システムに用いられる光受信器に関し。
最大許容受光電力を改善することを目的とし。
アバランシェフォトダイオードと、アバランシェフォト
ダイオードに所定の逆バイアス電圧を印加するAPDバ
イアス電圧制御回路と、7バランシJ、フォトダイオー
ドのAPD光電流通路に直列に挿入された補正抵抗回路
と、補正抵抗回路の両端に生じる降下電圧を所定値で制
限する電圧制限回路と、アバランシェフォトダイオード
の出力信号をその信号レベルが一定値になるように増幅
器利得を制御しつつ増幅を行う自動利得制御型増幅回路
とを含み構成される。
〔産業上の利用分野〕
本発明は1例えば光通信システムに用いられる光受信器
に関する。
光通信システムにおいては伝送速度の超高速化に伴い、
超高速光伝送システムに適用される光受信器のアイ開口
度および最大許容受光電力を改善−することが必要とさ
れる。
〔従来の技術〕
従来の光受信器が第5図に示される。第5図において、
lはアバランシェフォトダイオード(APl))、2は
八PD1の出力43号を可変利得Gで増幅する利得可変
増幅器、3は利得可変増幅v52の出力信号のピーク値
検出を行うピーク値検出回路、8はAI”DIに逆バイ
アス電圧を印加するAPDバイアス電圧l制御回路、9
は出力信号Soの信号レベルを一定とすべく利得可変増
幅器2の利15GおよびAPDバイアス電圧制御回路8
からAPDIへ印加されるバイアス電圧を制御する自動
利得制御(A G C)回路である。
この従来型光受信器は、yt、人力Pinのレー、ルが
小さい領l=鷲では利(す可変増幅器2の増幅暴利fl
 Gを一定に保ちつつAPDバイアス電圧制御回路8か
らの印加バイアス電圧を変化させてAPD lの電流増
倍率Mを制御してAGC制御を行い、一方。
先入力レベルが大きい領域ではAPDIの増倍率Mを固
定して利得可変増幅器2の利得Gを制御してへCC制御
を行う。
すなわち、第6図は従来型光受信器の制御特性を説明す
る図であり1図中、横座標は先入力レベル(dam)を
表し、左縦座標はAPDlの電流増倍率Mを、また右縦
座標は利得可変増幅器2の電気利得G (dBΩ)を表
す。曲線(4)はAPDIの電流増倍率Mの特性曲線で
あり9曲線(5)は利得可変増幅器2の電気利得Gの特
性曲線である。
この第6図からも分かるように、光入力Pinのレベル
が小さい領域(−40〜−20dB+w付近)では利i
−4’53変増幅器2の電気利得Gをほぼ一定としつつ
AI) l) Iの電流増倍率Mを先入力レベルに応じ
て変化させ、それにより入射光をAGC制御しつつ受信
している。また先入力レベルが大きい領域(−20〜−
10dBm付近)ではAPDlの電流増倍率Mをほぼ一
定としつつ利得可変増幅器2の電気料iりGを変化させ
て、入射光をAGC制御しつつ受信している。
このような従来型の光受信器では、光入力Pinの増加
に対してS/N比の改善度が小さいという問題がある。
すなわち、第4図(A)は従来のACC方式による光受
信器(受光素子として利得帯域幅積35 G Ilzの
Ga1nAsのAPDを用いた)を用いて1.8 Gb
/sで等誤り率曲線によりアイパターンを評価した結果
を示す図である。図中、横軸はlタイムスロット長を、
また縦軸は識別回路入力振幅を表し、各アイパターン評
価結果は上から光入力レベルがそれぞれ−34、−30
,−25,−20(dam)についてのものである。
この図からも明らかなように、光入力レベルが小さい領
域では、光入力Pinを−Fげてもアイ開口の改善度が
小さい。この原因は、従来型光受信器では、光入力Pi
nが増加するに従ってAPD lの電流増倍率Mの最適
値からのズレが大きくなるためである。すなわち、第6
図に示される如く、八PDIのS/N比が最良となる最
適の電流増倍率特性は計算上は曲線(1)のようなもの
となる。−方、11頁にA I’ D Iの電流増倍率
MのみでAGC制御を行った場合の電流増倍率特性曲線
は曲線(4)に示されるようなものであるので、従来型
光受信器では光入力1f’inの増加に従いAPD 1
の電流増倍率Mが最適値曲線(1)から大きく外れてし
まう。
さらに従来型光受信器では先入力レベルが小さい領域で
の電流増倍率Mの変化が大きいことから。
A P D Iの利得帯域幅積が一定であるという条件
より光入力レベル小領域においてA P D 1の帯域
幅変化が大きくなり、このことにより受信信号の波形が
変化を受けて歪むことも原因の一部と考えられる。これ
らの原因により、従来型光受信器ではアイ開「]の改善
度が小さく、使用する光入力レベル領域におけるアイマ
ージンが小さくなる。特に更に高速化された超高速光通
信システムにおいては、前述の利得帯域幅積に起因した
受信波形変化の;影響が大きくなりアイ開口度を恋化さ
せるものとちえられる。
このような問題点を解決するものとして9本出願人は昭
和に2年7月17日付けの発明の名称「光受信回路」と
称する特許出願(特願昭62−4582)において改良
型の光受信器を提案した。この改良型の光受信器が第7
図に示される。この光受信器はAPDIの電流増倍率M
の制御をAGCフィードバックループから外してあり、
それにより光入力レベルが小さい領域での電流増倍率M
の変化量を小さく抑えて帯域幅変化を抑制し、入力信号
に対するAGC制御は専ら電気増幅回路でのみ行ってい
る。
すなわち、第7図において、APDIに逆バイアス電圧
を印加するAPDバイアス電圧制御回路5はAGCフィ
ードバックループから切り離されて設けられ、このAP
Dバイアス電圧l制御回路5からの逆バイアス電圧は補
正抵抗器6を介してAPDIに印加される。APDIか
らの出力信号は利得可変増幅器2.ピーク検出回路3お
よびAGC回路4からなる従来公知の自動利得−制御型
増幅回路によってその信号レベルが一定となるようにさ
れる。またAPDバイアス電圧制御回路5は温度補償回
路を備えており、それによりAPDlのl昌度変化に対
してその電流増倍率Mが変化されることのないように、
その印加バイアス電圧の大きさが制御される。
第8図はかかる改良型光受信器の制御特性を示す特性図
であり、各座標軸は第6図と同様なものである。図中1
曲線(1)はAPDIの計算上の最適の電流増倍率M特
性曲線9曲線(6)は改良型光受信器における実際のA
PD電流電流増倍率時性曲線1曲線(7)は利得可変増
幅器2の電気利得Gの特性曲線である。
この改良型光受信器においては、光入力レベルが小さい
点1例えば光入力レベルが一30dRs+付近でAPD
Iの電流増倍率Mが最適値となるように。
Al1 Dバイ′lス電圧制御回路5からのバイアス電
圧の値をm9する。APDIに印加される逆バイアス電
圧が一定の場合は電流増倍率Mも一定となるが、光入力
レベルが増加するに従って八PDIに流れるAPD光D
光1゜の大きさが増大し、従って補正抵抗器6における
電圧降下も光入力レベルに比例して増大し、結局、AP
DIへ印加される逆バイアス電圧の大きさは光入力レベ
ルの増加に伴い減少することになる。
これによりAPDIの電流増倍率Mを光入力レベルの増
加に従って減少する特性とすることができるが、この際
、補正抵抗器6の抵抗値を適当に設定すれば、APD電
流増倍率特性曲線(6)を計算上の最適電流増倍率特性
曲線(1)に近似させることができる。
このようにAPDIの逆バイアス電圧印加回路5をへ〇
Gフィードバックループ つAPD lの光電流通路に直列に補正抵抗器6を挿入
することによりAPD電流電流増倍率時適値に近付ける
と共にダイナミックレンジを確保することができ,また
先入力レベルの小領域におけるAPDの帯域幅変化も抑
えられることから,超高速伝送速度においてもアイ開口
度を改善することができるものである。
第4図(B)はこの改良型光受信器についてのアイパタ
ーン評価結果を示した図であり,この図からも明らかな
ように.第4図(A)の従来方式に比べて光入力レベル
の小さい領域でアイ開口の改善度が大きくなっている。
〔発明が解決しようとする問題点〕
八PDは一般に成る電流増倍率以下では周波数特性が急
激に劣化し,例えばGalnAs − A P Dでは
電流増倍率M=2以下で周波数特性が劣化する。
上述の改良型光受信器では,先入力レベルが増大するに
従って補正抵抗器の両端電圧降下が増大し。
それにより逆バイアス電流値が下がって電流増倍率Mが
小さくなってゆくものであるが,補正抵抗器両端電圧は
光入力レベルの増大に正比例して降下し,続けるもので
あるから.成る受光電力以上では電流増倍率が小さくな
り過ぎてA I) !d)の周波数特性が急激に劣化し
,従って最大許容受光電力が制限される。
例えば第8図に図示した例では光入力レベル−13dB
−以とで電流増倍率Mが2以下となり。
周波数特性が劣化し,したがってこの光λ力レベル−1
3dBmが最大許容受光電力( P+*ax)となる。
通常、最大許容受光電力としてはこの一13dB+m程
度で充分であるが、更に高い最大許容受光電力が要求さ
れる場合は問題となる。
したがって本発明の目的は、最大許容受光電力を改善し
た光受信器を捏供するごとにある。
〔問題点を解決するための手段〕
第」図は本発明に係る原理説明図である。
本発明に係る光受信器は、アバランシェフォトダイオー
ドIOと、アバランシェフォトダイオードIOに所定の
逆バイアス電圧を印加するAPDバイアス電圧制御■路
11と、アバランシェフォトダイオード10のAPD光
電流通路に直列に挿入された補正抵抗回路12と、補正
抵抗回路12の両端に生じる降下電圧を所定値で制限す
る電圧制限回路13と。
アバランシェフォトダイオード10の出力信号をその信
号レベルが一定値になるように増幅器利得を制御しつつ
増幅を行う自動利得制御型増幅回路】4とを其備してな
る。
〔作用〕
アバランシェフォトダイオード10は、光入力が大きく
なるに従って光電流が増大して補正抵抗回路12におけ
る電圧降下が増大し、その結果、APDバイアス電圧が
下がって電流増倍率特性が最適値に制御される。光入力
が成る値以上に大きくなると、補正抵抗回路12におけ
る電圧降下が大きくなり過ぎて電流増倍率が下がり、A
PDの周波数特性が劣化することとなるが、この場合に
は電圧制限回路13によって補正抵抗回路12の電圧降
下が所定値で制限され、電流増倍率は所定値に固定され
る。この結果、光受信器の最大許容受光電力が散湯され
る。
〔実施例〕
以下1図面を参照して本発明の詳細な説明する。第2図
は本発明の一実施例としての光受信器を示すブロック図
である。図中、1はアバランシェフォトダイオードであ
り、その出力信号は利得可変増幅器2.ピーク検出回路
3およびAGC回路4からなるAGC型増幅回路を介し
て一定値にされ1図示しない信号識別回路に送出される
APDバイアス電圧制御回路5は、温度特性補償回路5
0.演算増幅器51.DC−DCコンバータ52等を含
み構成されており、その出力電圧は補正抵抗器6を介し
てAPDlに逆バイアス電圧として印加される。温度特
性補償回路50は抵抗器501と502でベース電圧が
設定され、コレクタ抵抗503とエミッタ抵抗504が
接続されたトランジスタ505のコレクタから出力する
ように構成されており、この出力電圧は演算増幅器51
.DC−DCコンバータ52.帰還抵抗器55からなる
負帰還増幅回路に入力され、DC−DCコンバータ52
で高電圧に変換されてAPDIに印加される。
このAPDバイアス電圧制御回路5の出力電圧は、補正
抵抗器6を介したAPDlへの印加電圧が、光受信器へ
の光入力レベルが小さい領域(−3QdBm付近)でA
PDlに最適の電流増倍率Mを与えるような値にm整さ
れる。APDIの電流増倍率Mは先入力レベルが一定で
あっても温度変化により変動するものであるが、温度特
性補償回路50はこの温度変動を補正するものであって
、APDlの温度変化があった場合でも一定の光入力に
対する電流増倍率Mが當に一定に保たれるように。
APDバイアス電圧制御回路5からの出力電圧をトラン
ジスタ505の温度特性に基づいて変えるよう制御する
ものである。
補正抵抗器6の両端には、定電圧ダイオード7がAPD
バイアス電圧制御回路5側を7ノード。
APDl側をカソードとして並列接続される。この定電
圧ダイオード7のツェナー電圧としては。
APDの周波数特性が2激に劣化する直前の光入力レベ
ル値Pmが光受信器に入力された時の補正抵抗器6にお
ける発生電圧値が選ゼされる。
実施例装置の動作が以下に説明される。第3図は実施例
装置の制御特性を説明するための第6図同様の特性図で
あり1曲線(2)がAPD 1の電流増倍率M特性を1
曲線(3)が利得可変増幅器2の電気利得G特性を示し
ている。光受信器への光入力が小レベルから徐々に増大
していくとAPD 1の光電流も徐々に増大し、それに
より補止抵抗器6の両端電圧降下が増大してA P D
 Iに印加される逆バイアス電圧が下がり、よって八P
DIの電流増倍率Mは最適曲線(1)にほぼ従って変化
していく。
光入力レベルがさらに増大して一13dRs付近を越す
と、電流増倍率Mが2以下となり、八PDの周波数特性
が急激に劣化しだすが、この前の時点で補正抵抗器6に
おける両端降下電圧は定電圧ダイオード7によって一定
電圧に固定され、よってAPDIの電流増倍率Mも使用
可能限界M m i n以上の一定値に固定され′ζそ
れ以上下がらないようになる。これにより八PDIの最
大許容受光電力peaaxは改古される。
〔発明の効果〕
本発明によれば、超高速光伝送速度においても。
光受信器のアイ開口度が改古され、かつその最大許容受
光電力が改ぎされる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に係る原理説明図。 第2図は本発明の一実施例としての光受信器のブロック
図。 第3図は実施例装置の制御特性を示す特性図。 第4図はアイパターンの評価結果を示す図。 第5図は従来型の光受信器を示すブロック図。 第6図は従来型光受信器の■制御特性を示すブロック図
。 第7図は改良型光受信器を示すブロック図、および。 第8図は改良型光受信器の制御特性を示すブ[J、7り
図である。 図において。 1.10 アバランシェフォトダイオード2 利得′用
度増幅器 3 ピーク検出回路 4.9−自動利得制御回路 5 、11−A P Dバイアス電圧制御回路6.12
−補正抵抗器 7一定電圧ダイオード 50−一温度特性補償回路 51・−演算増幅器 52−DC−DCコンバータ 13−電圧制限回路 14−−自動利得制御増幅回路

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 アバランシェフォトダイオード(10)と、該アバラン
    シェフォトダイオード(10)に所定の逆バイアス電圧
    を印加するAPDバイアス電圧制御回路(11)と、 該アバランシェフォトダイオード(10)のAPD光電
    流通路に直列に挿入された補正抵抗回路(12)と、 該補正抵抗回路(12)の両端に生じる降下電圧を所定
    値で制限する電圧制限回路(13)と、該アバランシェ
    フォトダイオード(10)の出力信号をその信号レベル
    が一定値になるように増幅器利得を制御しつつ増幅を行
    う自動利得制御型増幅回路(14)と を具備する光受信器。
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