JPH01214401A - 振動機器の防振機構 - Google Patents
振動機器の防振機構Info
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- JPH01214401A JPH01214401A JP4028288A JP4028288A JPH01214401A JP H01214401 A JPH01214401 A JP H01214401A JP 4028288 A JP4028288 A JP 4028288A JP 4028288 A JP4028288 A JP 4028288A JP H01214401 A JPH01214401 A JP H01214401A
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- vibration
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Links
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Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B27—WORKING OR PRESERVING WOOD OR SIMILAR MATERIAL; NAILING OR STAPLING MACHINES IN GENERAL
- B27B—SAWS FOR WOOD OR SIMILAR MATERIAL; COMPONENTS OR ACCESSORIES THEREFOR
- B27B17/00—Chain saws; Equipment therefor
- B27B17/0033—Devices for attenuation of vibrations
Landscapes
- Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Wood Science & Technology (AREA)
- Forests & Forestry (AREA)
- Percussive Tools And Related Accessories (AREA)
- Vibration Prevention Devices (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
産業上の利用分野
本発明は、チェンソー、砕岩機等の衝撃を与えて作業し
たり、作業することによって振動を発生する機器におけ
る防振機構に関するものである。
たり、作業することによって振動を発生する機器におけ
る防振機構に関するものである。
従来の技術
従来のこの種振動機器に用いられている防振機構として
は、振動発生部分を防振ゴム等でマウントするか、把手
に単にクツション性の良い柄覆いを用いているだけであ
る。
は、振動発生部分を防振ゴム等でマウントするか、把手
に単にクツション性の良い柄覆いを用いているだけであ
る。
発明が解決しようとする問題点
このような従来の振動機器にあっては、機器から発生す
る強大な振動が直接的に人体に作用して、はくろう病や
筋肉炎等の疾病を発生させると云う問題がある。
る強大な振動が直接的に人体に作用して、はくろう病や
筋肉炎等の疾病を発生させると云う問題がある。
問題点を解決するための手段
本発明は、上記の問題点を解決するために、振動機器の
防振機構を、次ぎのように構成したものである。即ち、
振動機器の基体部分の一部か把手部分の一部かの何れか
一方または双方に中空部を形成するとともに、該中空部
内において、該中空部を構成する隔壁と隔離して質量体
を配し、該質量体は少なくとも一端が基体部分の一部か
把手部分の一部かに固定される弾性体に支持されている
とともに、該中空部のその余の空間には該質量体の振動
を減衰すべく粘性体が配置されていることを特徴とする
特 作用 本発明振動機器の防振機構はこのようなものであるから
、機器に生ずる衝撃や振動は中空部内に配した質量体を
振動させるだけとなって、把手を握持する人の手掌にま
で伝達されるのは極少ない。
防振機構を、次ぎのように構成したものである。即ち、
振動機器の基体部分の一部か把手部分の一部かの何れか
一方または双方に中空部を形成するとともに、該中空部
内において、該中空部を構成する隔壁と隔離して質量体
を配し、該質量体は少なくとも一端が基体部分の一部か
把手部分の一部かに固定される弾性体に支持されている
とともに、該中空部のその余の空間には該質量体の振動
を減衰すべく粘性体が配置されていることを特徴とする
特 作用 本発明振動機器の防振機構はこのようなものであるから
、機器に生ずる衝撃や振動は中空部内に配した質量体を
振動させるだけとなって、把手を握持する人の手掌にま
で伝達されるのは極少ない。
質量体は、振動機器の基体部分の一部か把手部分の一部
かの中空部に弾性体を介して支持されているので、作業
時に発生する衝撃や振動は速やかにこの質量体にも伝達
される。
かの中空部に弾性体を介して支持されているので、作業
時に発生する衝撃や振動は速やかにこの質量体にも伝達
される。
中空部のその余の空間に配置された粘性体はこの質量体
の振動を減衰する。ここて、質量体の重量、弾性体のバ
ネ定数、粘性体による減衰力等が、振動機器や把手部分
等の重量や固有振動数等とマツチする場合には、質量体
を配する中空部の構成が正にいわゆる動的吸振器として
作用し、作業時に発生する衝撃や振動は質量体の振動及
びその振動の粘性体による減衰で急速に吸収され、結果
、手掌にまで伝わるのは極少なく、極短時間で収束する
ものとなる。
の振動を減衰する。ここて、質量体の重量、弾性体のバ
ネ定数、粘性体による減衰力等が、振動機器や把手部分
等の重量や固有振動数等とマツチする場合には、質量体
を配する中空部の構成が正にいわゆる動的吸振器として
作用し、作業時に発生する衝撃や振動は質量体の振動及
びその振動の粘性体による減衰で急速に吸収され、結果
、手掌にまで伝わるのは極少なく、極短時間で収束する
ものとなる。
実施例
第1図は本発明振動機器の防振機構の一実施例として振
動機器の把手部分を示すもので、振動機器、例えば、チ
ェンソーのフレームたる基体部分1に連結された基台2
と、この基台2に形設された一対の支枠3a、3bと、
これら支枠間に装架された硬質な心筒軸4とを備えてお
り、心筒軸4には周面に重層形成された発泡性合成樹脂
の層や外表面を被覆する人工又は天然の皮帯類の外被層
とが外被されている。なお、基体部分1と基台2とは防
振ゴム等で弾性的に連結されている方が良いが、堅牢性
等からして固定的に連結されていても良い。
動機器の把手部分を示すもので、振動機器、例えば、チ
ェンソーのフレームたる基体部分1に連結された基台2
と、この基台2に形設された一対の支枠3a、3bと、
これら支枠間に装架された硬質な心筒軸4とを備えてお
り、心筒軸4には周面に重層形成された発泡性合成樹脂
の層や外表面を被覆する人工又は天然の皮帯類の外被層
とが外被されている。なお、基体部分1と基台2とは防
振ゴム等で弾性的に連結されている方が良いが、堅牢性
等からして固定的に連結されていても良い。
ここで、心筒軸4は、その一部が中空となっており、こ
の部分を中空部41として、この空間に質量体5を配し
ている。即ち、この中空部41を構成する隔壁、即ち心
筒軸4の内側壁と隔離して質量体5を配するのであるが
、これには、心筒軸の軸中央を縦断させるよう、ピアノ
線6をその一方から他方に向かつて片持ちで張り出させ
、ピアノ線6の基部は根元部分で心筒軸側に固定し、質
量体5はそのピアノ線6に貫通されて、該ピアノ線6に
支持されるようにしである。そして、質量体5としては
、鉛を円筒状に成形したものを用いている。
の部分を中空部41として、この空間に質量体5を配し
ている。即ち、この中空部41を構成する隔壁、即ち心
筒軸4の内側壁と隔離して質量体5を配するのであるが
、これには、心筒軸の軸中央を縦断させるよう、ピアノ
線6をその一方から他方に向かつて片持ちで張り出させ
、ピアノ線6の基部は根元部分で心筒軸側に固定し、質
量体5はそのピアノ線6に貫通されて、該ピアノ線6に
支持されるようにしである。そして、質量体5としては
、鉛を円筒状に成形したものを用いている。
このような状態において、本実施例では、その質量体5
の周囲を囲み、他側か心筒軸の内側壁に接触するように
筒状にゲル状物質7を配している。
の周囲を囲み、他側か心筒軸の内側壁に接触するように
筒状にゲル状物質7を配している。
すなわち、本実施例においては、中空部を把手部分に形
成し、ピアノ線6を弾性体として、ゲル状物質7を粘性
体として利用しており、質量体5は、ピアノ線6で弾性
的に振動可能であるとともに、周囲のゲル状物質7によ
り、その振動が規制かつ減衰されるようになっている。
成し、ピアノ線6を弾性体として、ゲル状物質7を粘性
体として利用しており、質量体5は、ピアノ線6で弾性
的に振動可能であるとともに、周囲のゲル状物質7によ
り、その振動が規制かつ減衰されるようになっている。
ここで、ゲル状物質としては、シリコーンゲルが素材と
しての安定性から良く適しており、その中でも、JIS
K 2530−1976−(50g荷重)により
測定された針入度が50〜200程度のシリコーンゲル
やこの中に微小中空球体を混入してなる複合シリコーン
ゲルは緩衝、防振能力にも優れているので、これらシリ
コーンゲルが推奨される。このような材料に、例えば、
トーレシリコーン株式会社製造の商品名トーレシリコー
ンCF3027や信越化学工業株式会社製造のKE−1
051、中に混入する微小中空球体としては、日本フィ
ライト株式会社製造のブイライト(登録商標)や同社販
売のエクスパンセル(登録商標)等がある。
しての安定性から良く適しており、その中でも、JIS
K 2530−1976−(50g荷重)により
測定された針入度が50〜200程度のシリコーンゲル
やこの中に微小中空球体を混入してなる複合シリコーン
ゲルは緩衝、防振能力にも優れているので、これらシリ
コーンゲルが推奨される。このような材料に、例えば、
トーレシリコーン株式会社製造の商品名トーレシリコー
ンCF3027や信越化学工業株式会社製造のKE−1
051、中に混入する微小中空球体としては、日本フィ
ライト株式会社製造のブイライト(登録商標)や同社販
売のエクスパンセル(登録商標)等がある。
そこで、このような防振機構を備えた振動機器、例えば
上記チェンソーを用い、木を切る等の作業を行えば、木
を切る際の刃の回転や木の切削抵抗等が衝撃、振動とし
て、基体部分1から基台2、支枠3a、、3b、心筒軸
4へと順次伝わってくるが、その衝撃、振動波はピアノ
線6を通して質量体5に伝播し、質量体6を振動させる
。この質量体5の振動は、その時の質量体50重量、弾
性体、実施例ではピアノ線6のバネ定数、粘性体、実施
例ではゲル状物質7による減衰力等が、振動機器や把手
部分等の重量や固有振動数等とマツチしている場合に、
質量体5を配した心筒軸4の中空部41内部の構成がい
わゆる動的吸振器として作用し、人体の手掌に伝わる振
動を極小にし、この部分でその振動の殆ど吸収してしま
う。
上記チェンソーを用い、木を切る等の作業を行えば、木
を切る際の刃の回転や木の切削抵抗等が衝撃、振動とし
て、基体部分1から基台2、支枠3a、、3b、心筒軸
4へと順次伝わってくるが、その衝撃、振動波はピアノ
線6を通して質量体5に伝播し、質量体6を振動させる
。この質量体5の振動は、その時の質量体50重量、弾
性体、実施例ではピアノ線6のバネ定数、粘性体、実施
例ではゲル状物質7による減衰力等が、振動機器や把手
部分等の重量や固有振動数等とマツチしている場合に、
質量体5を配した心筒軸4の中空部41内部の構成がい
わゆる動的吸振器として作用し、人体の手掌に伝わる振
動を極小にし、この部分でその振動の殆ど吸収してしま
う。
この場合、ゲル状物質7は、この質量体5の振動を減衰
させる粘性体としても作用するが、他側か心筒軸4の内
側壁にも接触しているので、これらを介して支枠3a、
3bから伝わる振動をその内部摩擦によっても減衰する
ため、手掌にまで伝わってくる衝撃、振動は、相乗的に
従来に比べ極低く、短時間で収束するものとなる。
させる粘性体としても作用するが、他側か心筒軸4の内
側壁にも接触しているので、これらを介して支枠3a、
3bから伝わる振動をその内部摩擦によっても減衰する
ため、手掌にまで伝わってくる衝撃、振動は、相乗的に
従来に比べ極低く、短時間で収束するものとなる。
第2図は締め固め機器としてのランフ等におけるT字状
のハンドルの一方の要部を示すもので、ハンドルバイブ
8内部に壁81を設け、これにピアノ線6を固定し、該
ピアノ線6に固定した質量体5の周囲においてゲル状物
質7がこれを取り囲み、その他側がハンドルバイブ8の
内壁に接触するように設けたものである。また、第3図
は同ハンドルにおける他の実施例を示すもので、ハンド
ルバイブ8の中空部内にこれを封止するよう蓋体82を
その端部にはめ入れ、該蓋体82には、その内側に密閉
ケース9を取り(−1け、該密閉ケース9内中央に位置
して質量体δを弾性体、例えばピアノ線6で片持ち支持
させ、密閉ケース9内の質量体5のその余の空間をシリ
コーンオイル71のような液体を満たしたものである。
のハンドルの一方の要部を示すもので、ハンドルバイブ
8内部に壁81を設け、これにピアノ線6を固定し、該
ピアノ線6に固定した質量体5の周囲においてゲル状物
質7がこれを取り囲み、その他側がハンドルバイブ8の
内壁に接触するように設けたものである。また、第3図
は同ハンドルにおける他の実施例を示すもので、ハンド
ルバイブ8の中空部内にこれを封止するよう蓋体82を
その端部にはめ入れ、該蓋体82には、その内側に密閉
ケース9を取り(−1け、該密閉ケース9内中央に位置
して質量体δを弾性体、例えばピアノ線6で片持ち支持
させ、密閉ケース9内の質量体5のその余の空間をシリ
コーンオイル71のような液体を満たしたものである。
また、上記実施例は何れも把手部分の中空部内において
、ピアノ線6をその一端から他方に向かつて片持ちで張
り出させ、質量体5はそのピアノ線6に支持されるよう
にしであるが、本発明はこれに限らず、第4図のごとく
、例えばインパクトレンチのような振動機器の基体部分
11において、ギター弦61のような糸に質量体6を固
定し、その余の空間をシリコーンオイル71で充填する
ようにしても良い。さらに、本発明は、ピアノ線やギタ
ー弦の他、板バネやコイルバネ、高引張用の樹脂糸等で
あっても良く、また、粘性体もシリコーンゲルやシリコ
ーンオイルに限らず、その他相質のゲル状物質、液体で
あっても勿論良く、さらに、ゲル状物質tL弾性体とし
ての役割と粘性体としての役割の両役割を兼ねさせるべ
く、第5図のごとく、ゲル状物質7内に質量体5を埋設
した構造としたり、また、埋設するにあたり、質量体5
の周囲の一部あるいは全部が未硬化状態の液状7′とな
るようにしても良く、この場合、ケース91ごと部品と
して把手部分に内設したり、機器の基体部分に内設した
りしても良い。さらに、また、質量体として、鉛微粉末
が分散混合されたシリコーンゲル等を使うことさえも可
能である。
、ピアノ線6をその一端から他方に向かつて片持ちで張
り出させ、質量体5はそのピアノ線6に支持されるよう
にしであるが、本発明はこれに限らず、第4図のごとく
、例えばインパクトレンチのような振動機器の基体部分
11において、ギター弦61のような糸に質量体6を固
定し、その余の空間をシリコーンオイル71で充填する
ようにしても良い。さらに、本発明は、ピアノ線やギタ
ー弦の他、板バネやコイルバネ、高引張用の樹脂糸等で
あっても良く、また、粘性体もシリコーンゲルやシリコ
ーンオイルに限らず、その他相質のゲル状物質、液体で
あっても勿論良く、さらに、ゲル状物質tL弾性体とし
ての役割と粘性体としての役割の両役割を兼ねさせるべ
く、第5図のごとく、ゲル状物質7内に質量体5を埋設
した構造としたり、また、埋設するにあたり、質量体5
の周囲の一部あるいは全部が未硬化状態の液状7′とな
るようにしても良く、この場合、ケース91ごと部品と
して把手部分に内設したり、機器の基体部分に内設した
りしても良い。さらに、また、質量体として、鉛微粉末
が分散混合されたシリコーンゲル等を使うことさえも可
能である。
さらに、第6図のことく、例えば、U字状のハンドルバ
イブ83の先端において、このハンドルバイブ83を封
止するよう蓋体84をその端部にはめ入れ、該蓋体84
にはシャフト部分85を突設しておき、これに摺動自在
に質量体5を嵌め入れ、この質量体5の側方周囲にゲル
状物質7を配するようにしても良い。また、第7図は同
様にシャフト部分85に摺動自在に質量体5を嵌め入れ
、質量体50前後にゲル状物質7を配するようにしても
良い。
イブ83の先端において、このハンドルバイブ83を封
止するよう蓋体84をその端部にはめ入れ、該蓋体84
にはシャフト部分85を突設しておき、これに摺動自在
に質量体5を嵌め入れ、この質量体5の側方周囲にゲル
状物質7を配するようにしても良い。また、第7図は同
様にシャフト部分85に摺動自在に質量体5を嵌め入れ
、質量体50前後にゲル状物質7を配するようにしても
良い。
この場合、ストッパー86として板バネのような面が広
く、弾性的に全面で圧を受けるものを付設するのが望ま
しい。なお、このよう質量体を摺動自在としておけば、
質量体の摺動移動によってゲル状物質を変形させること
でも、衝撃エネルギーを吸収できるようになる。
く、弾性的に全面で圧を受けるものを付設するのが望ま
しい。なお、このよう質量体を摺動自在としておけば、
質量体の摺動移動によってゲル状物質を変形させること
でも、衝撃エネルギーを吸収できるようになる。
したがって、シンカ、コンクリートブレーカ、ランフ、
リベットハンマ、インパクトレンチ等の建設機器のよう
な振動の激しい機器に施用して特に効果的である。
リベットハンマ、インパクトレンチ等の建設機器のよう
な振動の激しい機器に施用して特に効果的である。
以上、本発明を専ら手持機器を具体例として述べたが、
本発明振動機器の防振機構はこれらに限らず、手で単に
操縦するだけで、機器の重量はそれ自体が支えるような
機器、あるいは、乗用しながら用いるような機器であっ
ても、ハンドルあるいはシート等から振動が人体に伝わ
るよってあればそれら機器にも適用できるものである。
本発明振動機器の防振機構はこれらに限らず、手で単に
操縦するだけで、機器の重量はそれ自体が支えるような
機器、あるいは、乗用しながら用いるような機器であっ
ても、ハンドルあるいはシート等から振動が人体に伝わ
るよってあればそれら機器にも適用できるものである。
勿論、質量体を配する中空部の形成箇所も上記実施例の
把手部分に限られるものでなく、基体部分てあっても良
いし、粘性体は形成した空間全部に充満させる必要はな
く、ゲル状物質の粘性体を用いる時は、その一部であっ
て良く、また、粘性液体とゲル状物質とを積層するよう
に用いても良い。
把手部分に限られるものでなく、基体部分てあっても良
いし、粘性体は形成した空間全部に充満させる必要はな
く、ゲル状物質の粘性体を用いる時は、その一部であっ
て良く、また、粘性液体とゲル状物質とを積層するよう
に用いても良い。
発明の効果
以上述べたとおり、本発明振動機器の防振機構によれば
、質量体を配した中空部が正にいわゆる動的吸振器とし
て作用し、作業時の衝撃、振動は質量体の振動に置き換
えることができるから、把手部分から人の手掌にまで伝
わってくるのは極少なく、短時間に収束するものとなり
、長時間の作業でも血行障害を起こしたり、筋肉炎を生
したりする問題を解決することが可能となる。
、質量体を配した中空部が正にいわゆる動的吸振器とし
て作用し、作業時の衝撃、振動は質量体の振動に置き換
えることができるから、把手部分から人の手掌にまで伝
わってくるのは極少なく、短時間に収束するものとなり
、長時間の作業でも血行障害を起こしたり、筋肉炎を生
したりする問題を解決することが可能となる。
第1図は本発明振動機器の防振機構の一実施例としての
把手部分の要部を示す一部切欠正面図であり、第2図な
いし第7図は他の実施例を示すものであり、第2図は1
字状ハンドルの要部を示す断面図、第3図は同じく1字
状ハンドルにおける他の実施例の要部を示す断面図、第
4図はインパクトレンチの要部を断面にて示す一部切欠
正面図、第5図は防振機構を部品化した実施例の断面図
、第6図はU字状ハンドルの要部を示す断面図、第7図
は同じくU字状ハンドルにおける他の実施例の要部を示
す断面図である。 1・・・・・・基体部分 41・・・・・・中空部 5・・・・・・質量体6・・
・・・・弾性体たるピアノ線 7・・・・・・粘性体たるゲル状物質
把手部分の要部を示す一部切欠正面図であり、第2図な
いし第7図は他の実施例を示すものであり、第2図は1
字状ハンドルの要部を示す断面図、第3図は同じく1字
状ハンドルにおける他の実施例の要部を示す断面図、第
4図はインパクトレンチの要部を断面にて示す一部切欠
正面図、第5図は防振機構を部品化した実施例の断面図
、第6図はU字状ハンドルの要部を示す断面図、第7図
は同じくU字状ハンドルにおける他の実施例の要部を示
す断面図である。 1・・・・・・基体部分 41・・・・・・中空部 5・・・・・・質量体6・・
・・・・弾性体たるピアノ線 7・・・・・・粘性体たるゲル状物質
Claims (1)
- 振動機器の基体部分の一部か把手部分の一部かの何れか
一方または双方に中空部を形成するとともに、該中空部
内において、該中空部を構成する隔壁と隔離して質量体
を配し、該質量体は少なくとも一端が基体部分の一部か
把手部分の一部かに固定される弾性体に支持されている
とともに、該中空部のその余の空間には該質量体の振動
を減衰すべく粘性体が配置されていることを特徴とする
振動機器の防振機構。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4028288A JPH01214401A (ja) | 1988-02-23 | 1988-02-23 | 振動機器の防振機構 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4028288A JPH01214401A (ja) | 1988-02-23 | 1988-02-23 | 振動機器の防振機構 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH01214401A true JPH01214401A (ja) | 1989-08-28 |
Family
ID=12576255
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4028288A Pending JPH01214401A (ja) | 1988-02-23 | 1988-02-23 | 振動機器の防振機構 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH01214401A (ja) |
Cited By (2)
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1988
- 1988-02-23 JP JP4028288A patent/JPH01214401A/ja active Pending
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