JPH01213527A - 軸ねじり監視装置 - Google Patents

軸ねじり監視装置

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JPH01213527A
JPH01213527A JP3847588A JP3847588A JPH01213527A JP H01213527 A JPH01213527 A JP H01213527A JP 3847588 A JP3847588 A JP 3847588A JP 3847588 A JP3847588 A JP 3847588A JP H01213527 A JPH01213527 A JP H01213527A
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shaft
vibration
turbine
torsional
stress
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Masataka Kikuchi
菊地 正孝
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Toshiba Corp
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の目的〕 (産業上の利用分野) 本発明はタービンの軸ねじり振動の監視装置に係り、特
にタービンの翼、翼車と軸が連成したいわゆる黄・軸達
成ねじり振動において、翼およびw市等のタービン回転
部の振動応力を求めてその寿命を評価する軸ねじり監視
装置に関する。
(従来の技術) 従来、軸ねじり監視の対像となっていたのは、主として
タービン・発電機軸系の低次の固有ねじり振動であり、
軸の低サイクル疲労Jut!防止を目的としたものであ
った。すなわち、従来の軸ねじり振動問題は高速再開路
等の系統外乱発生時に、タービン・発電機軸系に生じる
過大な変動トルクの繰返しによってねじり疲労が累積さ
れる現象であり、軸系のジャーナル部やカップリング部
等の低サイクル疲労を扱うものであった。したがって、
従来の軸ねじり振動を解析する場合、翼自体の固有振紡
数は考慮せずに軸と岡は剛結合していると考えて比較的
容易に扱うことができた。
一方、近年Wと軸とが連成して生じる、いわゆる翼・軸
達成ねじり振動問題となっている。この響・軸速成ねじ
り振動は発電機逆相電流により発生する系統周波数の2
(8の周波数の変動トルクにより軸系にねじり振動が発
生し、このねじり振動により軸および軸に結合された翼
(特に長翼)が相互に影響し合いながら振動する瑣傘で
ある。すなわち、軸と四が連成した高次のねじり固有振
動数と系統の周波数の2倍の周波数が一致した場合に、
共振現象により彎および翼車が加振される高サイクル疲
労に関するものである。この翼・軸連成ねしり振動は新
しい分野の問題であり、これを監視し評価する装置は未
だ開発されていない。
(発明が解決しようとする課題) 臀・軸達成ねじり振動は、発電機に発生する不平衡電気
トルクによって生じる励振力に対して、軸とその軸に結
合された翼、特に長翼が互いに影響し合いながら振動す
る現象であり、この振動は長Wおよびその艮Wを支持す
る肩車の高サイクル疲労損傷に大きな影響を及ぼすこと
が知られつつあり、近年注目されている。
第9図は一般的なタービンロータの構成を示す構成図で
ある。第9図においてタービン軸1は発電機軸2と軸継
手3を介して結合され、このタービン軸1には焼き嵌め
あるいは一体に翼車4が結合される。翼車4にはあり溝
部4aにより多数の翼5が結合される。
翼・軸達成ねじり振動は、このタービンロータのねじり
振動の固有振動数が発電機軸2に生じる不平衡電気トル
クの周波数と共振した場合、応力集中の高い部位を有す
る翼5や翼車4に高サイクル疲労による損傷が発生する
ものである。不平衡電気トルクの周波数は一般に電気系
統周波数の2倍の周波数とされ、国内では100 HZ
または120H2となる。
このW・軸達成ねじり振動による高サイクル疲労破壊は
、発見が遅れればタービン舅5の飛散や翼車4、タービ
ン軸1の破裂等の大事故にまで伸展するおそれのある重
大な懸案事項となっている。
したがって、翼・軸達成ねじり振動によって翼および翼
車に発生する振動応力を把握し、その寿命を評価するこ
とはタービンの安全性向上にとってΦ要な問題である。
本発明は上記の事情を考慮してなされたもので、タービ
ンの軸ねじり振動を監視することにより翼およびmi等
のタービン回転部に発生する振動応力を口出し、タービ
ン回転部の寿命を評価することによって、タービンの安
全性を向上させることができる軸ねじり監視装置を提供
することを目的とする。
〔発明の構成〕
(課題を解決するための手段) 本発明に係る軸ねじり監視装置は、タービンの軸に作用
するねじり振動の撮動数および振動レベルを計測する軸
ねじり振動計測装置と、この軸ねじり振動計ill装置
によって計測された振動数および振動レベルから軸のね
じれ角度の大きさとその分布すなわちねじり撮動モード
を口出する輪ねじれ角度演口装δと、これらの軸ねじり
振動計測装置および軸ねじれ角度演算装置によって得ら
れた振動数、軸ねじれ角度およびねじり振動モードから
タービンの翼および翼車等の回転部に生じる振動応力を
口出する振動応力演算装置と、この振動応力演算装置に
よって得られた振動応力をもとにタービンの回転部の寿
命を演算して評価する寿命評価演算装置とを備えたもの
である。
(作用) タービン軸にねじり振動が発生すると、軸ねじり振動計
測装置がタービン軸に作用するねじり振動の振動数およ
び振動レベルを計測し、この振動数および振動レベルか
ら軸ねじれ角度演算装置が軸のねじれ角度の大きさとそ
の分布すなわちねじり振動モードを算出する。
振動応力演篩装δは、上記振動数、軸ねじれ角度および
ねじり振動モードからタービンの翼および翼車等の回転
部に生じる振動応力を惇出し、その振動応力を基に寿命
評価演算装dがタービンの回転部の寿命を演口して評価
する。
このようにタービンの回転部の寿命を評価することがで
きるから、タービンの回転部の疲労による破壊が未然に
防止され、タービンの安全性を向上させることができる
(実施例) 本発明に係る軸ねじり監視装置の一実施例について図面
を参照して説明する。
第1図においてタービンロータの構成は第9図と同じで
あるため、同一部分には同一の符号を付して詳細な説明
を省略する。
軸ねじり監視装置は、第1図に示すように、タービン軸
1に作用するねじり振動の振動数および振動レベルを計
測する軸ねじり振動計測装置10と、この軸ねじり振動
計測装置10によって計測された振動数および振動レベ
ルからタービン軸1のねじれ角度の大きさとその分布す
なわちねじり振動モードを篩用する軸ねじれ角度演算装
置11と、これらの軸ねじりFjtvJ計測装置10お
よび軸ねじれ角度演算装置11によって得られた振動数
、軸ねじれ角度およびねじり振動モードからタービンの
翼5およびW重4等の回転部に生じる振動応力を算出す
る翼・翼車振動応力Fli算装δ12と、この四・VI
J市振動応力演算装置12によって得られた振動応力を
基にタービンのW5およびW車4等の回転部の寿命を演
算して評価する寿命評価演算装置13とが備えられる。
軸ねじり振動計測装置10は抵抗線歪ゲージ15を備え
、この抵抗線歪ゲージ15はタービン軸1上に第2図に
示すように、貼付される。すなわち、タービン軸1の中
心線01に対して、抵抗線歪ゲージ15の中心線02が
45°の傾斜角度をなすように貼付され、その抵抗線歪
ゲージ8の歪信号を検出することにより、タービン軸1
のねじり振動の周波数および振幅を計測するようになっ
ている。
M3図は抵抗m歪ゲージ15による測定原理を示す図で
ある。第3図において、ACはタービン軸1が捩れてい
ないときの抵抗J1!歪ゲージ15の長さ、AC’ は
タービン軸1が捩れたときの抵抗線歪ゲージ15の長さ
、八〇はタービン軸1が捩れていないときにタービン軸
1上に描いたタービン軸1に平行な仮想線、AB’ は
タービン軸1が捩れたときの仮想線ABの長さ、点りは
AC’上へ点Cから下した垂線の足を示す。
第3図から、タービン軸1のねじれ角度θは抵抗線歪ゲ
ージ15の歪をεとすると、 B cos45” θ=2・ε と求められるため、抵抗線歪ゲージ15の歪εの大きさ
とその変化速度fを解析することによりタービン軸1の
ねじり振動の周波数および振幅を計測することができる
抵抗線歪ゲージ15の信号は、FMテレメータシステム
により卯転体であるタービンロータ側に設けられた送信
器16の送信アンテナから静止体側に設けられた受信器
17の受信アンテナへ伝送され、受信器17で受信した
タービン軸1のねじり振動の歪の信号を周波数分析器1
8に入力して歪の大きさと周波数を解析するようになっ
ている。
なお、FMテレメータシステムの送信用電源としては、
誘導電源の使用が一般的であるが、短期的な使用に際し
ては乾電池を利用してもよい。
軸ねじれ角度演算装置11には振動f−タ記憶装置19
が備えられ、この振動データ記憶装置19には予め有限
要素法等の振動解析手法によって計算されたW・軸達成
ねじり振動の振動数と、振動モード(すなわち輪ねじり
振動の角趨振幅の軸方向分布状況)との対照データが記
憶されている。
振動データ記憶装置19には振fJJ E−ド判定p!
!20が接続されており、軸ねじり振動計測装置10に
よって計測された振動数データがオンラインで振動モー
ド判定器20に入力されると、振動モード判定器20は
即座に例えば第4図に示すような軸ねじり振動の振動モ
ードを判定するようになっている。
振動データ記憶装置19には角度振幅演算器21が備え
られ、この角度振幅演算器21は軸ねじり振動計測装置
10により得られた抵抗線歪ゲージ15の歪振幅εとね
じれ角度振幅θとの関係、θz2・εにより歪振幅εを
ねじれ角度振幅θに変換するとともに、振動モード判定
器20で得られた第4図に例示されるような振動モード
図におけるタービン軸1の重要な部位のねじれ角度振幅
の実際の値θ、iを算出するようになっている。
すなわち、タービン軸1の重要な部位のねじれ角度振幅
の実際の値θ、iは、タービン軸1の重要な部位のねじ
れ角度振幅の計算値θiと、抵抗線歪ゲージ15を貼付
した部位のねじれ角度振幅の計算値θ との比θ・/θ
。に、抵抗線歪ゲージ15の貼付部位の実測のねじれ角
度振幅θを乗することにより、θ ・=θ×θ、/θ0
として求め旧      1 られる。なお、タービン軸1の重要な部位とは、通常間
長が長く固有振動数が系統周波数の2倍の周波数の近傍
にある最終段Wあるいはその前段翼、前々段層が位置す
る部位である。
翼・翼車振動応力演算装置12には振動応力記tnSi
!装置22が備えられ、振動応力記憶装置22には予め
有限要素法等の振動応答解析手法を用いて、ある加振ト
ルク(通常は単位加振トルク)を発電機に与えて計算さ
れた翼5およびW車4各部のW・軸連成ねじり振動によ
る振動応答応ツノσ、jと、ある基準部位すなわち翼根
元あるいは層中根元等における角度振幅θ、iとの対照
データが記憶されている。
振動応力記憶装置22には振動応力演算器23が接続さ
れ、この振動応力演算器23は角度振幅演os2iの出
力に含まれるねじれ角度振幅の実際値θ、1と、振動応
力記憶装置22に記憶されている単位トルク加振計算結
果のねじれ角喰振幅θ、1との比率αiを演算し、その
比率αiを単位トルク加振計算結果の翼5および翼車4
の各部の振動応力σrjに乗じることによりタービンの
重要部品である翼5および翼車4の各部位の振動応力の
実際値σ、jを演算するようになっている。すなわち、
σ 、=σ ・・α・=σ ・Φθ ・/θ ・の演a
J    rJ     l     rJ    a
t     rJ算を実行するようになっている。
なお、振幅の比較としては角度振幅に半径を乗じて変位
振幅として扱った場合も考え方は同様である。
寿命評価演鋒装置13には遠心応力記憶装置24および
材料データ記憶装置25が備えられ、遠心゛応力記憶装
置M24には予め有限要素法等の応力解析手法によって
計算された習5および翼車4各部の遠心応力のデータ(
すなわち回転場における静応力のデータ)が記憶される
一方、材料データ配憶装置25にはタービン軸1および
翼車4各部を構成する材料の疲労試験データ並びに引張
り強さ、耐力等の材料データが記憶されている。
遠心応力記憶装置24および材料データ記憶装置25に
は疲労強度演算器26および寿命演算器27が接続され
る。疲労強度演算器26は遠心応力記憶装置24からの
遠心応力データ、材料データ記憶装置25からの材料デ
ータおよび振動応力演算器23からの出力に含まれる振
動応力の実際値σajとにより、第5図に示すような縦
軸に応力振幅、横軸に平均応力を採り、疲労限度線で囲
った形の修正グツドマン線図上に、あるいはそれに類似
した例えばゲルバー線図(図示せず)やソーダバーブ線
図(図示せず)上に、W5および翼車4各部の応力振幅
および平均応力をプロツトシて、表示器28の疲労強度
図表示機能29部分に図形出力するようになっている。
rf命演算器27は、遠心応力記憶装置24からの遠心
応力データ、材料データ記憶装置25がらの材料データ
および振動応力演0323の出力に含まれる振動応力の
実際値σ、jとにより、翼5およびW車4各郡の疲労寿
命をマイナー則や修正マイナー則あるいはその他の類似
した方法に基づいて算出して消費寿命と残余寿命を表示
328の寿命表示機能30部分に数値で表示し、かつ第
6図に示すようにその時点までの疲労寿命並びに疲労寿
命の進行過程を、縦軸に応力振幅を採り、横軸に繰返し
数を採ったS−N曲線図上にプロットし、その寿命評価
図を表示器28の寿命評価図表示機能31部分に図形出
力するようになっている。
ここで、マイナー則とは実働荷重に対する疲労寿命の推
定法の1つであって、疲労限度以上の応力σ、を#!返
し負荷するとき、繰返し数N、で破壊するものとすれば
各繰返し毎に拐料は1/N。
■ の疲れ被害が生じ、この被害の総和が1に達したされる
また、修正マイナー則とは、実働荷重において疲労限度
以下の繰返し応力の発生頻度が高い場合にこれを考霜に
入れる方法で、基本S−N曲線を疲労限度以下にも延長
して寿命を推定する方法である。
表示328に備えられた振動モード図表示機能32部分
には、前記振動モード判定器20により判別された振動
し一ドが第4図に示すようなモード図として表示される
ようになっている。この撮動モード図により、問題とな
るねじり振動を改善するための対策を施行すべき部位が
明確になる。
次に上記実施例の作用について説明する。
タービンにねじり揚動が住じると、タービン軸1に作用
するねじり振動の振動数および振動レベルが軸ねじり振
動計測装置10により計測され、その振動数および振動
レベルからタービン軸1のねじれ角度の大きさとその分
布寸なわらねじり振動モードが軸ねじれ角度演鋒装置1
1により口出される。
翼・翼車振動応力波t1装置12は上記振動数、軸ねじ
れ角度およびねじり振動モードからタービンの翼5およ
び翼車4等の回転部に生じる振動応力を惇出し、この振
動応力を基に寿命評価演口装首13がタービンの翼5お
よび翼車4等の回転部の寿命を演算して評価し、表示器
28に表示する。
このように上記実施例によれば、翼5および翼車4等の
タービン回転部の疲労による消費寿命および残余寿命を
常時観測することができるため、軸ねじりに起因する疲
労破壊を未然に防止することができ、タービンの安全性
を大幅に向上させることができる。また、軸ねじり振動
モード図を表示することにより、問題となる軸ねじり振
動を改善するための対策を施すべき部位を明確に把握す
ることができる。
また、残余寿命を監視することにより、改善対策実施あ
るいは部品交換実施のための最適な時期を把11i1す
ることが可能となり、タイムリーな更新により信頼性お
よび経済性を向上させることができる。
なお、上記実施例においては、振動データ記憶装置19
および振動応力記憶装置22に記憶させるねじり振動の
各種データとして、翼5と翼車4とタービン軸1とが互
いに影響を及ぼし合って振動している状況を模擬した解
析モデルを有限要素法等の振動解析手法によって解析し
た結果を用いたが、mm4を剛体と仮定してvA5とタ
ービン軸1のみが影響を及ぼし合って振動している状況
を模擬した簡易形の解析モデルを有限要素法等の解析手
法によって解析した結果を用いてもよい。
第7図は本発明に係る輪ねじり監視装置の第2実施例を
示す構成図である。第7図において、軸ねじり振動計測
装置10△以外の部分は第1図と同じであるため、図示
を省略する。この実施例にJ3いては前記実施例にねじ
り振動を検出する方法として備えられた抵抗線歪ゲージ
15による計測システムに代えて、歯車・電磁ピックア
ップシステムから成る工1測システムが備えられる。
この実施例の軸ねじり振動計測装置10△においては、
タービン軸1や軸継手3A等の回転部に歯車34が設置
され、静止部側において上記歯車34と対向する位首に
電磁ピックアップ35が設置され、この電磁ピックアッ
プ35にJ:リタービン軸1および発電機軸2から成る
軸系のねじり振動の影響による歯車34の歯の通過通電
の変動を検出して精密回転計36に送り、この精密回転
計36からの検出信号を周波数分析器37に入力して、
タービン軸1のねじり振動の周波数fと振幅rもしくは
それに相当する歪εを解析するようになっている。
第8図は本発明に係る軸ねじり監視装置の第2実施例を
示す構成図である。第8図において軸ねじり撮動計測装
置N10B以外の部分については第1図と同じであるた
め図示を省略する。この実施例においては、2[lの歯
車・電磁ピックアップシステムが備えられる。第8図に
おいてタービン軸1、軸継手3Bあるいは発電機軸2等
の回転部の離れた位置に2個の歯車38.39が設鍔さ
れる。
静止部側には、上記歯車38.39と対向する位置にそ
れぞれ電磁ピックアップ40.41が備えられる。各歯
車38.39の回転速泣の変動は各電磁ピックアップ4
0.41によりそれぞれ検出され、その検出信号が位相
差検出器42に入力されて、歯rJ38と歯車39との
間のねじり振動の位相差と相対振幅の信号に変換され、
さらに周波教訓口器43によりねじり振動の周波数fと
振幅rもしくはそれに相当する歪εが演算されて、その
結果がねじれ角度演算装置11に出力されるようになっ
ている。なお、第8図においては2組の歯車・’¥fl
aピックアップシステムについて図示したが、3組ある
いはそれ以上の歯車・電磁ピックアップシステムを備え
てもよい。
〔発明の効果〕
本発明に係る軸ねじり監視装置は、タービンの軸に作用
するねじり振動の振動数および振動レベルを計測する軸
ねじり振動計測&置と、この軸ねじり振動計測装置によ
って計測された振動数および振動レベルから軸のねじれ
角度の大きさとその分布ずなわらねじり振動モードを口
出する軸ねじれ角度演thinと、これらの軸ねじり振
flJ計測装置および軸ねじれ角度演算装置によって得
られた振動数、軸ねじれ角度およびねじり振動モードか
らタービンの翼および翼車等の回転部に生じる振動応力
を締出する振動応力演13装賀と、この撮動応力演算装
置によって得られた振動応力を6とにタービンの回転部
の寿命を演算して評価する寿命評価演算装置とを備えた
から、タービンの軸ねじり振動を監視することによって
黄および翼車等のタービン回転部に発生する振動応力を
算出し、翼および契巾等のタービン回転部の寿命を評価
することにより、タービンの安全性を向上させることが
できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に係る軸ねじり監視装置の一実施例を示
す構成図、第2図は上記実施例において抵抗線歪ゲージ
がタービン軸に貼付された状態を示す配置図、第3図は
上記実施例において抵抗線歪ゲージによる測定原理を示
す図、第4図は上記実施例における振動モード図の一例
を示す特性図、第5図はF記実施例において修正グツド
マン線図上に表示された疲労弾痕を示す特性図、第6図
は上記実施例においてS−N曲線図上に表示された実機
寿命を示す特性図、第7図は本発明の第2実施例を示す
構成図、第8図は本発明の第3実施例を示す構成図、第
9図は一般的なタービンロータの構成を示す構成図であ
る。 1・・・タービン軸、4・・・翼車、5・・・翼、10
・・・軸ねじり振動計測装置、11・・・軸ねじれ角度
演算装置、12・・・翼・翼車振動応力演算装置、13
・・・寿命評価演り装置。 出願人代理人   波 多 野   久茶2日 第4巳 平均応力□ 第5 口 第6 配 ε、f 、!!、/7 フ E、f

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. タービンの軸に作用するねじり振動の振動数および振動
    レベルを計測する軸ねじり振動計測装置と、この軸ねじ
    り振動計測装置によって計測された振動数および振動レ
    ベルから軸のねじれ角度の大きさとその分布すなわちね
    じり振動モードを算出する軸ねじれ角度演算装置と、こ
    れらの軸ねじり振動計測装置および軸ねじれ角度演算装
    置によって得られた振動数、軸ねじれ角度およびねじり
    振動モードからタービンの翼および翼車等の回転部に生
    じる振動応力を算出する振動応力演算装置と、この振動
    応力演算装置によって得られた振動応力をもとにタービ
    ンの回転部の寿命を演算して評価する寿命評価演算装置
    とを備えたことを特徴とする軸ねじり監視装置。
JP3847588A 1988-02-23 1988-02-23 軸ねじり監視装置 Pending JPH01213527A (ja)

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