JPS6342215B2 - - Google Patents

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JPS6342215B2
JPS6342215B2 JP9810578A JP9810578A JPS6342215B2 JP S6342215 B2 JPS6342215 B2 JP S6342215B2 JP 9810578 A JP9810578 A JP 9810578A JP 9810578 A JP9810578 A JP 9810578A JP S6342215 B2 JPS6342215 B2 JP S6342215B2
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JP
Japan
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integral
masses
simulated
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JP9810578A
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JPS5431787A (en
Inventor
Fuoruku Kuruto
Roitaa Karuruhaintsu
Uiruharumu Haintsu
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kraftwerk Union AG
Original Assignee
Kraftwerk Union AG
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Kraftwerk Union AG filed Critical Kraftwerk Union AG
Publication of JPS5431787A publication Critical patent/JPS5431787A/ja
Publication of JPS6342215B2 publication Critical patent/JPS6342215B2/ja
Granted legal-status Critical Current

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    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
    • G01RMEASURING ELECTRIC VARIABLES; MEASURING MAGNETIC VARIABLES
    • G01R31/00Arrangements for testing electric properties; Arrangements for locating electric faults; Arrangements for electrical testing characterised by what is being tested not provided for elsewhere
    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06GANALOGUE COMPUTERS
    • G06G7/00Devices in which the computing operation is performed by varying electric or magnetic quantities
    • G06G7/48Analogue computers for specific processes, systems or devices, e.g. simulators
    • G06G7/64Analogue computers for specific processes, systems or devices, e.g. simulators for non-electric machines, e.g. turbine
    • GPHYSICS
    • G07CHECKING-DEVICES
    • G07CTIME OR ATTENDANCE REGISTERS; REGISTERING OR INDICATING THE WORKING OF MACHINES; GENERATING RANDOM NUMBERS; VOTING OR LOTTERY APPARATUS; ARRANGEMENTS, SYSTEMS OR APPARATUS FOR CHECKING NOT PROVIDED FOR ELSEWHERE
    • G07C3/00Registering or indicating the condition or the working of machines or other apparatus, other than vehicles

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  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Computer Hardware Design (AREA)
  • Theoretical Computer Science (AREA)
  • Mathematical Physics (AREA)
  • Measurement Of Mechanical Vibrations Or Ultrasonic Waves (AREA)
  • Testing Of Devices, Machine Parts, Or Other Structures Thereof (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、相互に弾性的に結合された質量から
なる振動系を模擬するために模擬すべき系のパラ
メータ(ばね定数、慣性モーメント)に関係する
積分定数を有し、振動体として構成された複数の
積分要素を備えた模擬装置に関する。
〔従来の技術〕
タービン発電機軸の寿命を監視するために、発
電機電圧および発電機電流に比例した電気量をア
ナログ演算回路の入力端に導き、このアナログ演
算回路の出力端に発電機の空隙における電気的回
転モーメントに比例した電気量を生じさせ、この
アナログ演算回路の出力側に接続した模擬回路に
よりタービン発電機の個々の部分における回転モ
ーメントを検出し、この検出された回転モーメン
トをアナログ・デイジタル変換器に入れてデイジ
タル量に変換し、このデイジタル量を寿命に比例
した信号に変換するデイジタル演算器に与え、ア
ナログ・デイジタル変換器に並列に接続した擾乱
検出装置により、回転軸部分におけるモーメント
が極大値にあるときのみアナログ・デイジタル変
換器がデイジタル検出量を後段のデイジタル演算
器に導くようにすることによりタービン発電機軸
の寿命を監視する装置は既に本出願人により提案
されている(特公昭56−51286号公報)。この監視
装置に使される模擬回路においては、タービン発
電機軸がねじり振動系として模擬され、個々の部
分タービン、発電機回転子、および励磁機が回転
質量として把握され、それらの間にある軸部分は
ねじりばねとして把握され、隣り合う回転部分の
回転角度差から積分要素を用いて回転軸の各部分
のモーメントが検出される。
〔発明が解決しようとする問題点〕
本発明の目的は、そのような装置を改良し、回
転角の測定および積分を行うことなく、かつ回転
質量の慣性モーメントおよび回転質量間に接続さ
れたばね要素のばね定数を完全に正確に模擬しな
い場合でも、特に個々の部分の振動周波数につい
て振動現象を高い精度で模擬し得るようにするこ
とにある。
〔問題点を解決するための手段〕
本発明によればこの目的は、相互に弾性的に結
合された質量から成る振動系を模擬するために、
模擬すべき系のパラメータ(ばね定数、慣性モー
メント)に関係する積分定数を有し、振動体とし
て構成された複数の積分要素を備えた模擬装置に
おいて、目標値−実際値比較のために、振動周波
数によつて影響を受けるモデルの出力値(回転
数、モーメント)が模擬すべき系の対応する測定
値とともに加算素子に与えられ、加算素子の出力
は振動体の振動周波数を制御するための可調整増
幅度を有する各比例増幅器を介して各積分要素の
入力端に与えられ、加算素子には模擬すべき系の
所要の固有振動周波数を通過させるフイルタがそ
れぞれ前後に接続されることによつて達成され
る。
〔実施例〕
以下図面について本発明の実施例を説明する。
ここでは、模擬すべき系は上記タービン設備にお
ける4つのタービン段を有する軸であり、その軸
上には更に発電機とその励磁機とが配置されてい
る。そのような系は、6つの質量と、各質量の間
に配置された5つのばねを持つ振動系として考え
ることができる。ここで質量は蒸気タービンの高
圧タービン、中圧タービン、2つの低圧タービン
の各段と、発電機および励磁機の回転子とにより
表わされ、ばねは個々の質量の間にある軸片であ
る。この系は、例えば電気系統の故障のために発
電機に使用するトルクが急変するようなときに振
動を生じる。本装置により、このような系の個々
の軸部分において振動時に現われるモーメントを
できるだけ正確に模擬しようとするものである。
本装置により得られる測定値は、特に個々の軸部
分の応力と連続負荷とを検出し、後置されたコン
ピユータにより疲労状態を確定し、個々の軸点の
連続負荷に関する情報を得ることを可能にする。
従つて本装置により、場合によつては軸の修理ま
たは交換がいつ必要となるかをかなり正確に確定
することができる。
第1図は4つのタービン段の慣性モーメントに
対する慣性モーメントJ1ないしJ4と、発電機
および励磁機の慣性モーメントに対する慣性モー
メントJGおよびJEとを有する質量からなる模擬
された系を示している。それぞれ2つの質量間に
配置されたばね要素のばね定数はC1,2;C
2,3;C3,4;C4,GおよびCG,Eで示
されている。それらのばね要素には、本装置によ
つて求められる軸モーメントM1,2;M2,
3;M3,4;M4,GおよびMG,Eが作用す
る。さらに発電機の固定子は回転子にトルクを与
えるが、このトルクはMGとして示されている。
タービン段には、供給される蒸気により生じる対
応するモーメントM1〜M4が作用する。これら
のねじりモーメントは生蒸気圧力と個々のタービ
ン段を通る蒸気流量とから求められる。さらに振
動する質量の1つには測定発信器1が結合され、
この測定発信器1は第1図の実施例においては回
転数n1を測定する。例えばターボ発電機のねじ
り振動測定に対しては、測定発信器の信号はター
ボ発電機の回転子の溝高調波から得ることができ
る。回転子溝ピツチに相当する極ピツチを有する
発電機の空隙内に置かれた測定ループは、出力量
として実際上は溝高調波のみを含んでいる。この
出力量は、発電機が一つの溝ピツチだけを持つて
いるときには、重畳されたねじり振動を有する回
転数に対する感度のよい信号として直接使用する
ことができる。
この系を模擬するためのモデルは、質量の一部
分に対して第2図に示されている。この実施例に
おいて測定発信器1は、回転軸上に取付けられ軸
の回転運動によりパルス列を発生するパルス円板
から成り、この測定発信器1により、問題となつ
ている周波数領域を電圧に変換するための変換器
2が制御される。したがつて変換器2の出力電圧
は回転数n1に比例する。変換器2の出力端には
高域フイルタ3が接続され、これは回転数を示す
曲線から低周波数(例えば0ないし2Hz)をより
分ける。高域フイルタ3の後にはフイルタ4が接
続されており、これは予想される振動周波数より
上にある擾乱周波数を測定値から除去し、その結
果フイルタ4の出力端には回転数nmが現われ、
この回転数は約3ないし35Hzの範囲の周波数のみ
を含んでいる。
この周波数は加算素子5に達し、この加算素子
5には対応する周波数が導線6を介してモデルか
ら負符号で供給される。従つて加算素子5の出力
導線7には、加算素子5に供給される2つの電圧
変化の差が現われ、この差は、モデルの振動状態
が模擬すべき系の振動状態に完全に一致するとき
は常に零である。出力導線7は比例増幅器8〜1
4を介して加算素子16〜22に接続され、これ
らの加算素子は積分要素23〜29の各入力端の
前に存在する。比例増幅器15は別の積分要素3
0のすぐ前に置かれ、積分要素30の出力端は整
合素子31〜33を介して加算素子17,19お
よび21に接続されている。この場合比例増幅器
15は他の比例増幅器8〜14と同様に、模擬す
べき系に依存し算定可能な規定の増幅度に調節さ
れ、その結果出力端にはそれぞれ入力に比例する
値が現われる。整合素子31〜33は主として抵
抗回路であり、これらの抵抗回路は積分要素30
の出力の規定の部分を加算素子17,19および
21に達せしめる。これらの部分は積分要素30
の積分定数と比例増幅器15の増幅度とに関連し
て構成され、系に供給されるすべてのモーメント
の和(M1〜M4およびMGの和)が零値でない
ときには常に加算素子17,19および21に整
合素子31〜33を介して補正信号が到達する。
比例増幅器15は積分要素30と整合素子31〜
33と共に、個々のモーメントを求める際に現わ
れる測定誤差を、これらの測定誤差によりすべて
のモーメントの和が零と異なるときに補償する役
目をしている。
積分要素23,25および27は、所属の質量
の慣性モーメントJ1,J2およびJGに依存す
る積分定数を持つている。本実施例において存在
している他の質量に対して設けられている他の積
分要素も同様に接続され、見易くするため第2図
には示されていない。積分要素23,25,27
のそれぞれには、帰還増幅器34,35,36が
並列に接続され、これらの帰還増幅器は積分要素
23,25,27にそれぞれ前置された加算素子
17,19,21に負符号で作用する。これらの
帰還増幅器は、個々の質量の振動の際における減
衰に相当する増幅度を持つている。この減衰は例
えばタービン段においてはタービン翼と蒸気との
摩擦により与えられる。
積分要素23,25,27の出力端には、帰還
増幅器34,35および36の入力端の他にそれ
ぞれ1つの加算素子18,20および22が接続
されている。これらの加算素子の出力端には積分
要素24,26および28が置かれ、これらの積
分要素の積分定数は、それぞれ2つの質量間のば
ね要素の各ばね定数に対応している。これらの積
分要素24,26および28の各出力端は系の出
力導線37,38,39となり、この出力導線に
はモーメントM1,2;M2,3;MG,Eに相
当する信号を生じる。積分要素23,24;2
5,26;27,28はそれぞれ対となつて、模
擬すべき系の2つの隣接する質量の固有振動周波
数に一致する周波数で振動する振動体となる。こ
の周波数が模擬すべき振動系における対応する周
波数と異なると、導線6におけるモデルの出力回
転数とフイルタ4の出力端との間に偏差が生じ、
その結果補正信号は加算素子5の出力導線7と、
例えば比例増幅器9および10を介して積分要素
23および24の入力端に与えられ、振動周波数
は再び模擬すべきモデルに合わされる。この結
果、正確には調節されていない、慣性モーメント
またはばね定数に対応する積分要素23および2
4の積分定数において、模擬すべき系の対応する
部分におけると同じ振動周波数が常に調節され
る。
積分要素24,26および28の出力はあると
きは負の符号で、あるときは正の符号で加算素子
40,41,42に接続され、それらの加算素子
にはモーメントM1〜M4およびMGに相応する
測定値を有する入力導線がつながつている。これ
らの加算素子40〜42の出力端は加算素子1
7,19および21に接続され、積分要素23,
24;25,26;27,28からなる振動体に
対するそれぞれ1つの帰還部を形成する。これら
の帰還導線には帰還増幅器43〜45が接続さ
れ、その増幅度は模擬すべき系のそれぞれ隣接す
る質量の慣性モーメントの比に相当する。従つて
例えば帰還増幅器43の増幅度は質量J2;J1
の慣性モーメントの比に比例する。
モデルの動作は次のように行われる。
加算素子41においては、系の対応して隣接す
る部分M1,2およびM2,3のモーメントの差
が形成される。これには、質量2に作用するモー
メントM2が加えられる。モーメントM1,2が
模擬すべき系における相当する値より小さいよう
にすると、加算素子41の出力端には負の出力量
が現われ、この出力量は帰還増幅器43を介して
質量1および2の慣性モーメントの比に相当して
増幅され、帰還増幅器43の出力端に負の信号を
発生する。この負の信号は加算素子17の出力値
を増大する。何故ならば、帰還増幅器43の出力
端は負符号で加算素子17に接続されているから
である。これにより、積分要素23の入力値が増
大し、その結果積分要素24の出力の増大が続
く。このような帰還部を介しての制御は、積分要
素24の出力がばね定数C1,2を有するばねに
作用するモーメントM1,2に相当するまで作用
する。このことは、慣性モーメントJ1およびJ
2を有する質量間の差回転数に常に相当する信号
が積分要素23と24との間に現われるように比
例増幅器9および10が働くから、特に確実にさ
れる。
同様に、比例増幅器8は加算素子40の出力端
と共に、加算素子16に後置されている積分要素
29の出力端に、模擬すべき系の測定発信器が接
続されている個所における模擬すべき系の回転数
に相当する測定値が現われるように考慮されてい
る。この回転数から、積分要素29に後置されて
いる高域フイルタ46とフイルタ47とにより再
び問題となつている周波数がより分けられる。フ
イルタ47は別の比例増幅器48を介してさらに
制御回路を安定化するように制御され得る。
積分要素29と後置された高域フイルタ46と
の代わりに、帰還結合された積分要素を使用する
こともできる。このことは、特に、ねじり振動を
作る回転する系のシミユレーシヨンの際に有利で
ある。何故ならば積分要素29と高域フイルタ4
6との間には定格回転数に相当する非常に高い電
圧が現われるからである。
第2図に記載された実施例においては、特に互
いに結合された多数の質量を有する振動系におい
て、比例増幅器8〜15に対する増幅度を明らか
にすることができ、この増幅度は、2つの隣接し
た特に比較的小さな質量の個々の振動が測定発信
器1において測定された振動プロセスに与える影
響を僅かにするために非常に高い値を必要とす
る。そのような複雑な振動系を市販の構成素子
(増幅器、抵抗)により充分な精度で模擬できる
ようにするために、本発明によれば互いに結合解
除された振動体を有する変換モデルが提案され
る。第2図による実施例においては、それぞれ直
列に接続された2つの積分要素からなる隣接した
振動体に同じ帰還部が設けられているのに対し、
以下の実施例においては個々の振動体は互いの結
合が解かれ、その結果各振動体は規定の固有振動
数を持つている。
実際に存在するような、そして第1図に原理的
に示されているような、同じ質量とそれらの間に
配置されたばねを有する振動系は、数学的振動式
によつて表わすことができる。例えば直列に接続
された2つの抵抗は、抵抗値を適当に変えると、
2つの並列に接続された抵抗と同じ作用を持つの
と同様に、この第1図に示されている振動系は、
それぞれ1つのばねを介して固定した基台に結合
されている質量を有する振動系に数学的に変換す
ることができる。変換式は例えば高橋著
“Control and Dynamic Systems”から得るこ
とができる。そのような変換された系は、第1図
による実施例に使用すると、例えば第3図に示さ
れるものとなる。変換式によれば、慣性モーメン
トTM1〜TM6を有する6つの質量と、ばね定
数f1〜f5を有するばねとなる。慣性モーメント
TM6を有する質量はこの場合に基台49に結合
されていない。
第4図には、第2図におけると同じ部分には同
じ符号で記されている装置が示されている。ここ
でも加算素子5が設けられ、この素子はモデルお
よび模擬すべき系の振動数ないし回転数を比較す
る。、このモデルの特別な利点は、変換された質
量に作用し、振動を生じるモーメントが6つの質
量の2つないし最大3つに対してのみ、モデル中
で考慮されねばならない大きさであることであ
る。従つてこの変換された系のシミユレーシヨン
の際、それぞれ2つの積分要素からなる2つ(な
いし3つ)の振動体で間に合わせることができ
る。その結果、加算素子5の出力導線7は4つの
比例増幅器50〜53のみに通じる。出力導線7
には第2図とは異なり付加的に帰還部86を有す
る積分要素85が接続されている。この積分要素
は、出力導線7における信号をさらに進める際
に、構成素子の寄生時定数よりもともと現われる
時間遅れより大きい時間遅れを生ずる。増幅器5
0〜53および帰還部86を設計する際に、積分
要素85の時定数が考慮される。これにより、構
成素子の未知の寄生時定数は無視することがで
き、シミユレーシヨン回路の精度および安定度に
はごく僅かの影響を持つだけである。第4図で
は、比例増幅器50に振動体54が、また比例増
幅器51に振動体55が後置されている。各振動
体は測定された回転数から加算素子の入力端に存
在する規定の固有振動周波数で振動するが、すべ
てのモーメントにより異なつた様式で励起され
る。振動体54および55はこの励起を考慮する
ために2つの論理回路56および57と2つの分
配回路58および59との間に接続されている。
そのような論理回路は第5図に示されている。
この回路はモーメントM1〜M4およびMGに対
する5つの入力導線と、各入力導線に対してそれ
ぞれ2つの比例増幅器60および61とを持つて
いる。変換から計算可能な係数に相当して異なつ
た増幅度を持つすべての比例増幅器60の出力は
加算素子60において、また比例増幅器61の出
力は加算素子63において加算される。加算素子
62の出力は例えば論理回路に後置された振動体
の前置された積分要素に、また加算素子63の出
力は振動体の後置された積分要素に導かれる。論
理回路56からは、例えば振動体54への2つの
導線が通じている。
これに相応して、分配回路58および59は、
第6図に詳細に示されるように構成されている。
それらの回路は、それぞれ1つの入力導線64,
65およびそれぞれ6つの比例増幅器66および
67を持つている。比例増幅器66および67の
出力は個々のモーメントM1,2;M2,3;M
3,4;M4,GおよびMG,Eに対する出力値
並びに回転数n1に対する出力値に相当してい
る。振動体54および55の両固有周波数はすべ
べての部分モーメントに寄与しているので、比例
増幅器66および67のそれぞれ2つの比例増幅
器の出力端は加算素子68を介して相互に、かつ
それぞれの出力導線に接続されている。
第3図における自由質量を考慮するために、2
つの振動体54および55には単独の積分要素6
9が並列に接続され、この積分要素はまた論理回
路70と分配回路71との間に接続されている。
積分要素69は帰還部を持つているので、同時に
第2図における高域フイルタ46の作用を行い得
る。この帰還結合された積分要素に並列に別の積
分要素72があり、これは積分要素30と同様に
比例増幅器53を介して加算素子5の出力導線7
に接続され、測定されたすべてのモーメントの和
が零にならないとき補正信号を発する。この補正
信号は分配回路73を介して加算素子74に達す
るが、この加算素子の出力は加算素子68の出力
と、分配回路71の出力と共に加算素子75に導
かれ、この加算素子からは周波数の作用を受ける
モデル部分の出力導線76が出ている。
第3図における慣性モーメントTM3,TM4
およびTM5を有する質量に対する僅かの励起振
幅のために、これらの質量に対しては振動体が設
けられていない。それにも拘らず、これらの質量
の間には静的ねじりモーメントが生じ、このねじ
りモーメントは第3図による変換されたモデルに
おいて、ばね定数f3〜f5を有するばねが多少とも
予め張力を受けるようにする。各ばねのこの予張
力はすべての入力モーメントに関係している。こ
の影響を考慮するために、振動体と積分要素とに
並列に増幅器マトリツクス77が接続され、この
マトリツクスはまた論理回路78の出力端に接続
され、またマトリツクスの出力端(出力導線76
の数に相応する)は各出力導線に対する加算素子
79に通じている。また出力導線76も加算素子
79に通じている。
加算素子79の出力端からモデルの出力量を取
出すことができる。これらの出力導線80の1つ
は加算素子81に通じ、この加算素子の第2の入
力端はフイルタ82に接続されている。フイルタ
82は既に述べた振動体と積分要素とに並列に接
続され、また論理回路83と分配回路84との間
に配置されている。その作用は第2図におけるフ
イルタ47に相当しているので、加算素子81の
出力導線6に、慣性モーメントTM1〜TM6を
有する質量のすべての個別振動の和に相当する値
を生じる。この振動は第2図による第1の実施例
におけるように加算素子5において、模擬すべき
系の測定された振動と比較することができる。
〔発明の効果〕
本発明のよれば、回転軸の各部分の回転軸の測
定を行うことなく簡単かつ正確に振動系を模擬す
ることができるものであり、また回転している振
動系に限定されることなく、例えば結合部材にお
ける個々の質量間に主として曲げモーメント、引
張りモーメント或は圧縮モーメントが現われうる
ような装置に対しても利用することができるもの
である。
【図面の簡単な説明】
第1図は模擬される系の概略説明図、第2図は
第1図に示す系を模擬するためのモデルの一実施
例の接続図、第3図は模擬される系の第1図とは
異なる形式の概略説明図、第4図は第3図に示す
系を模擬するためのモデルの一実施例の接続図、
第5図は第4図における論理回路の一例の接続
図、第6図は第4図における分配回路の一例の接
続図である。 1……測定発信器、2……変換器、3……高域
フイルタ、4……フイルタ、5……加算素子、8
〜15,50〜53……比例増幅器、16〜22
……加算素子、23〜30……積分要素、34〜
36……帰還結合増幅器、40〜42……加算素
子、43〜45……帰還結合増幅器、54,55
……振動体、56,57……論理回路、58,5
9……分配回路、J1〜J4,JG,JE……慣性
モーメント、C1,2;C2,3;C3,4;C
4,G;CG,E……ばね定数、M1〜M4,
MG,ME……トルク。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 相互に弾性的に結合された質量から成る振動
    系を模擬するために、模擬すべき系のパラメータ
    (ばね定数、慣性モーメント)に関係する積分定
    数を有し、振動体として構成された複数の積分要
    素を備えた模擬装置において、目標値−実際値比
    較のために、振動周波数によつて影響を受けるモ
    デルの出力値(回転数、モーメント)が模擬すべ
    き系の対応する測定値とともに加算素子に与えら
    れ、加算素子の出力は振動体の振動周波数を制御
    するための可調整増幅度を有する各比例増幅器を
    介して各積分要素の入力端に与えられ、加算素子
    には模擬すべき系の所要の固有振動周波数を通過
    させるフイルタがそれぞれ前後に接続されること
    を特徴とする振動系の模擬装置。
JP9810578A 1977-08-12 1978-08-11 Vibration system simulator Granted JPS5431787A (en)

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
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