JPH01212544A - 超音波診断装置 - Google Patents
超音波診断装置Info
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- JPH01212544A JPH01212544A JP63037554A JP3755488A JPH01212544A JP H01212544 A JPH01212544 A JP H01212544A JP 63037554 A JP63037554 A JP 63037554A JP 3755488 A JP3755488 A JP 3755488A JP H01212544 A JPH01212544 A JP H01212544A
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- ultrasonic
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Links
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- 238000001228 spectrum Methods 0.000 description 2
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Landscapes
- Ultra Sonic Daignosis Equipment (AREA)
- Investigating Or Analyzing Materials By The Use Of Ultrasonic Waves (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明は、超音波を利用して被検体の診断部位について
断層像を得る超音波診断装置に関し、特に使用する探触
子を交換して超音波周波数が変化しても遅延回路の遅延
量を自動的に誤差が少なくなるように設定することがで
きる超音波診断装置に関する。
断層像を得る超音波診断装置に関し、特に使用する探触
子を交換して超音波周波数が変化しても遅延回路の遅延
量を自動的に誤差が少なくなるように設定することがで
きる超音波診断装置に関する。
従来の例えば電子セクタ走査型の超音波診断装置は、特
公昭61−50621号公報に記載されており、第3図
に示すように、複数の振動子素子la、lb、・・・1
nが一列状に配列され超音波を送受波する探触子2と、
上記振動子素子1a〜1nに超音波打ち出しのための駆
動パルスを印加する駆動パルス発生器3a、3b、・・
・3nと、上記探触子2の各振動子素子1a〜1nで受
波された受渡信号を増幅する前置増幅114a、4b、
・・・4nと、これらの前置増幅器4a〜4nからの出
力信号と基準信号発生器5からの出力信号とを切り換え
るアナログスイッチ81〜Snを有するスイッチ回路群
6と、このスイッチ回路群6に接続されると共に上記駆
動パルス発生器3a〜3nから供給される駆動パルスま
たは上記各振動子素子18〜1nで受波された受波信号
をタップの切り換 □えにより可変的に遅延するタップ
付遅延線を有する遅延回路7a、7b、・・・7nと、
この遅延回路7a〜7nに接続されると共に該遅延回路
7a〜7nからの出力信号を上記駆動パルス発生器3a
〜3nと後述の増幅器9との間で切り換えるアナログス
イッチSW1〜SWnを有するスイッチ回路群8と、こ
のスイッチ回路群8を介して出力された信号を合成して
増幅する増幅器9と、この増幅器9からの出力信号を検
波等の信号処理をする信号処理回路10と、この信号処
理回路10からの出力信号を画像として表示する表示装
置11とを備えて成っていた。なお、第31!lにおい
て、符号12はスイッチ回路群6の切り換えと同期して
他のスイッチ回路群8の切り換えも制御して超音波の送
受を制御する送受制御回−であり、符号13は上記遅延
回路78〜7nによる入力信号の遅延時間を制御する走
査制御回路である。
公昭61−50621号公報に記載されており、第3図
に示すように、複数の振動子素子la、lb、・・・1
nが一列状に配列され超音波を送受波する探触子2と、
上記振動子素子1a〜1nに超音波打ち出しのための駆
動パルスを印加する駆動パルス発生器3a、3b、・・
・3nと、上記探触子2の各振動子素子1a〜1nで受
波された受渡信号を増幅する前置増幅114a、4b、
・・・4nと、これらの前置増幅器4a〜4nからの出
力信号と基準信号発生器5からの出力信号とを切り換え
るアナログスイッチ81〜Snを有するスイッチ回路群
6と、このスイッチ回路群6に接続されると共に上記駆
動パルス発生器3a〜3nから供給される駆動パルスま
たは上記各振動子素子18〜1nで受波された受波信号
をタップの切り換 □えにより可変的に遅延するタップ
付遅延線を有する遅延回路7a、7b、・・・7nと、
この遅延回路7a〜7nに接続されると共に該遅延回路
7a〜7nからの出力信号を上記駆動パルス発生器3a
〜3nと後述の増幅器9との間で切り換えるアナログス
イッチSW1〜SWnを有するスイッチ回路群8と、こ
のスイッチ回路群8を介して出力された信号を合成して
増幅する増幅器9と、この増幅器9からの出力信号を検
波等の信号処理をする信号処理回路10と、この信号処
理回路10からの出力信号を画像として表示する表示装
置11とを備えて成っていた。なお、第31!lにおい
て、符号12はスイッチ回路群6の切り換えと同期して
他のスイッチ回路群8の切り換えも制御して超音波の送
受を制御する送受制御回−であり、符号13は上記遅延
回路78〜7nによる入力信号の遅延時間を制御する走
査制御回路である。
ここで、各遅延回路1例えば7aの内部構成は。
第4図に示すように、上記探触子2の振動子素子1aで
受波された受渡信号をタップの切り換えにより可変的に
遅延する例えば出力タップ数が16の第−及び第二のタ
ップ付LC遅延線14a、14bと、これら第−及び第
二のタップ付LC遅延線14a、14bの16出力端子
にそれぞれ接続されて16入力端子1出力端子の構造で
上記各タップ付LC遅延線14a、14bのタップ位置
を選択する第−及び第二の切換スイッチ15a、15b
と、これら第−及び第二の切換スイッチ15a、15b
の各、4制御入力端子A、〜A、、B□〜B、に接続さ
れ上記各タップ付LC遅延線14a。
受波された受渡信号をタップの切り換えにより可変的に
遅延する例えば出力タップ数が16の第−及び第二のタ
ップ付LC遅延線14a、14bと、これら第−及び第
二のタップ付LC遅延線14a、14bの16出力端子
にそれぞれ接続されて16入力端子1出力端子の構造で
上記各タップ付LC遅延線14a、14bのタップ位置
を選択する第−及び第二の切換スイッチ15a、15b
と、これら第−及び第二の切換スイッチ15a、15b
の各、4制御入力端子A、〜A、、B□〜B、に接続さ
れ上記各タップ付LC遅延線14a。
工4i)のタップごとの実[3!延量に基づいて各超音
波ビームの偏向に必要な遅延量に十分近い遅延量を持ら
タップ位置を記憶した記憶手段としてのROM <li
!み出し専用メモリ)16iから構成されている。なお
、符号17は、第一の切換スイッチ15aの出力端子と
第二のタップ付LC遅延線14bの入力との間に挿入接
続された緩衝増幅器である。
波ビームの偏向に必要な遅延量に十分近い遅延量を持ら
タップ位置を記憶した記憶手段としてのROM <li
!み出し専用メモリ)16iから構成されている。なお
、符号17は、第一の切換スイッチ15aの出力端子と
第二のタップ付LC遅延線14bの入力との間に挿入接
続された緩衝増幅器である。
そして、このような構成の各111gri!J187
a〜7nの遅延時間は、走査制御回路13の指示によっ
て次のように設定される。すiわち、上記i査制御回路
13からの信号によりROM16から所定の2億信号が
読み出され、この2値信号がm−の切換スイッチ15a
の制御入力端子A1〜A、及び−二の切換スイッチ15
bの制−入力端子B□〜B4にそれぞれ入力し、これら
第−及び第二の切換スイッチ15a、15bにおける1
6入力端子に蛤応する各スイッチ08〜G、、、p、〜
D8.(第−及び第二めタレブ付LC遅延線のタップ出
力端子に対応)を切り換えることによって上記第−及び
第二のタップ付LC遅延線14a、14bのタップ位置
を切り換えて設定される。ここで、上記ROM16の内
容は1次のように書き込まれている。すなわち、ROM
167)アドレスは超音波の送受波カーi対応し、これ
辷対して遅延回路7a〜7nの理想的な遅延時間が決め
へれているが、上記遅延回路7a〜7nがその理想的な
遅延時間に最も這い遅延4間を持つように個々のタップ
付LC遅延線14a、14bに対して*oMxeの内容
が書かれる。このとき、上記タップ付LC遅延線14a
、14bのタップ間遅延時間にはバラツキ(誤差)があ
るため、同じチャンネルのROM11でもそこに使用し
たLC遅延線によりその内容が一般的に異なる。このよ
うに、第一、第二のタップ付LC遅延線14a、14b
には例えば±150ns以下−の遅延時間誤差があるか
ら、予め個々の少ツブ付LC遅延線14a、14bのタ
ップに各切換スイッチ15a、15bを接続したときの
遅延時間を測定し、超音波ビームの各偏向角方向につい
て要求される遅延時間に最も近い遅延量を持つタップ位
置の組み合わせをROM16のその偏向角に対応する番
地に記憶させている。
a〜7nの遅延時間は、走査制御回路13の指示によっ
て次のように設定される。すiわち、上記i査制御回路
13からの信号によりROM16から所定の2億信号が
読み出され、この2値信号がm−の切換スイッチ15a
の制御入力端子A1〜A、及び−二の切換スイッチ15
bの制−入力端子B□〜B4にそれぞれ入力し、これら
第−及び第二の切換スイッチ15a、15bにおける1
6入力端子に蛤応する各スイッチ08〜G、、、p、〜
D8.(第−及び第二めタレブ付LC遅延線のタップ出
力端子に対応)を切り換えることによって上記第−及び
第二のタップ付LC遅延線14a、14bのタップ位置
を切り換えて設定される。ここで、上記ROM16の内
容は1次のように書き込まれている。すなわち、ROM
167)アドレスは超音波の送受波カーi対応し、これ
辷対して遅延回路7a〜7nの理想的な遅延時間が決め
へれているが、上記遅延回路7a〜7nがその理想的な
遅延時間に最も這い遅延4間を持つように個々のタップ
付LC遅延線14a、14bに対して*oMxeの内容
が書かれる。このとき、上記タップ付LC遅延線14a
、14bのタップ間遅延時間にはバラツキ(誤差)があ
るため、同じチャンネルのROM11でもそこに使用し
たLC遅延線によりその内容が一般的に異なる。このよ
うに、第一、第二のタップ付LC遅延線14a、14b
には例えば±150ns以下−の遅延時間誤差があるか
ら、予め個々の少ツブ付LC遅延線14a、14bのタ
ップに各切換スイッチ15a、15bを接続したときの
遅延時間を測定し、超音波ビームの各偏向角方向につい
て要求される遅延時間に最も近い遅延量を持つタップ位
置の組み合わせをROM16のその偏向角に対応する番
地に記憶させている。
、ところで、実用化されているLC遅延線の遅延時間の
測定例を示すと、第5図のようになる。すなわち、超音
波周波数が例えばIMHzにおいては遅延時間は120
0nsであり、6MHzにおいては遅延時間は約124
0nsであり、10MHzにおいては約1320nsで
あり、超音波周波数によって遅延時間が大きく変化して
いることがわかる。いま、LC遅延線の遅延時間と超音
波周波数の関係及び中心周波数が例えばf、、f、、f
、なる三種類の探触子の周波数スペクトラムの一例を示
すと、第6図に示すように、中心周波数がflなる探触
子2からの受波信号に対しこのLC遅延線では遅延時間
がT1となり、中心周波数がT2なる探触子2からの受
波信号に対しては遅延時間がT2となり、中心周波数が
f、なる探触子2からの受波信号に対しては遅延時間が
T、と変化する。しかるに、第4図に示す従来の遅延回
路7a〜7nにおいては、特定の探触子2を用いること
を想定して一定の超音波周波数例えばfiで測定した遅
延時間の測定値を基に第−及び第二のタップ付LC遅延
線14a。
測定例を示すと、第5図のようになる。すなわち、超音
波周波数が例えばIMHzにおいては遅延時間は120
0nsであり、6MHzにおいては遅延時間は約124
0nsであり、10MHzにおいては約1320nsで
あり、超音波周波数によって遅延時間が大きく変化して
いることがわかる。いま、LC遅延線の遅延時間と超音
波周波数の関係及び中心周波数が例えばf、、f、、f
、なる三種類の探触子の周波数スペクトラムの一例を示
すと、第6図に示すように、中心周波数がflなる探触
子2からの受波信号に対しこのLC遅延線では遅延時間
がT1となり、中心周波数がT2なる探触子2からの受
波信号に対しては遅延時間がT2となり、中心周波数が
f、なる探触子2からの受波信号に対しては遅延時間が
T、と変化する。しかるに、第4図に示す従来の遅延回
路7a〜7nにおいては、特定の探触子2を用いること
を想定して一定の超音波周波数例えばfiで測定した遅
延時間の測定値を基に第−及び第二のタップ付LC遅延
線14a。
14bのタップ位置を制御するようにしているだけなの
で、上記の測定条件と異なる周波数帯域例えばf、、
f、の別の探触子2からの受波信号に対しては、正確な
遅延時間を与えることができないものであった。すなわ
ち、従来の超音波診断装置の遅延回路7a〜7nにおい
ては、探触子2を適宜交換することにより超音波周波数
が変化することについては何ら考慮しておらず、特定の
探触子2と異なる探触子を交換接続した場合には、LC
遅延線の遅延時間が変化してしまう′ものであった。
で、上記の測定条件と異なる周波数帯域例えばf、、
f、の別の探触子2からの受波信号に対しては、正確な
遅延時間を与えることができないものであった。すなわ
ち、従来の超音波診断装置の遅延回路7a〜7nにおい
ては、探触子2を適宜交換することにより超音波周波数
が変化することについては何ら考慮しておらず、特定の
探触子2と異なる探触子を交換接続した場合には、LC
遅延線の遅延時間が変化してしまう′ものであった。
従って、所望の性能が得られず、例えば超音波のビーム
径が太くなって得られた画像が劣化することがあった。
径が太くなって得られた画像が劣化することがあった。
そこで、本発明は、このような問題点を解決することが
できる超音波診断装置を提供することを目的とする。
できる超音波診断装置を提供することを目的とする。
上記の目的は、複数の振動子素子が配列され超音波を送
受波する探触子と、複数種類の探触子を交換接続する手
段と、上記探触子の各振動子素子で受波された受波信号
をタップの切り換えにより可変的に遅延するタップ付遅
延線及びこのタップ付遅延線のタップごとの実測遅延量
に基づいて各超音波ビームの偏向に必要な遅延量に十分
近い遅延量を持つタップ位置を記憶した記憶手段並びに
この記憶手段からの出力に応じて該当タップ位置を選択
する切換スイッチから成る遅延回路と、この遅延回路か
らの出力信号を検波等の信号処理をする信号処理回路と
、この信号処理回路からの出力信号を画像として表示す
る表示装置とを備えて成る超音波診断装置において、上
記探触子の種類に応じてその探触子の超音波周波数を識
別する識別手段を設けると共に、上記遅延回路内の記憶
手段は使用探触子の超音波周波数にそれぞれ対応してタ
ップ付遅延線の遅延量の設定誤差が少なくなるような複
数のタップ位置のデータを記憶したものとし、上記識別
手段からの識別信号により上記記憶手段から使用探触子
に適合したタップ位置のデータを読み出すようにした超
音波診断装置によって達成される。
受波する探触子と、複数種類の探触子を交換接続する手
段と、上記探触子の各振動子素子で受波された受波信号
をタップの切り換えにより可変的に遅延するタップ付遅
延線及びこのタップ付遅延線のタップごとの実測遅延量
に基づいて各超音波ビームの偏向に必要な遅延量に十分
近い遅延量を持つタップ位置を記憶した記憶手段並びに
この記憶手段からの出力に応じて該当タップ位置を選択
する切換スイッチから成る遅延回路と、この遅延回路か
らの出力信号を検波等の信号処理をする信号処理回路と
、この信号処理回路からの出力信号を画像として表示す
る表示装置とを備えて成る超音波診断装置において、上
記探触子の種類に応じてその探触子の超音波周波数を識
別する識別手段を設けると共に、上記遅延回路内の記憶
手段は使用探触子の超音波周波数にそれぞれ対応してタ
ップ付遅延線の遅延量の設定誤差が少なくなるような複
数のタップ位置のデータを記憶したものとし、上記識別
手段からの識別信号により上記記憶手段から使用探触子
に適合したタップ位置のデータを読み出すようにした超
音波診断装置によって達成される。
このように構成された超音波診断装置は、識別手段によ
り使用する探触子の種類に応じてその探触子の超音波周
波数を識別すると共に、この識別信号により使用探触子
の超音波周波数にそれぞれ対応してタップ付遅延線の遅
延量の設定誤差が少なくなるような複数のタップ位置の
データを記憶した記憶手段から上記使用探触子に適合し
たタップ位置のデータを読み出し、このタップ位置のデ
ータに応じてタップ付遅延線の該当タップ位置を選択す
ることにより、遅延回路の遅延量を設定するものである
。従って、使用する探触子を交換して超音波周波数が変
化しても遅延回路の遅延量を自動的に誤差が少なくなる
ように設定することができる。
り使用する探触子の種類に応じてその探触子の超音波周
波数を識別すると共に、この識別信号により使用探触子
の超音波周波数にそれぞれ対応してタップ付遅延線の遅
延量の設定誤差が少なくなるような複数のタップ位置の
データを記憶した記憶手段から上記使用探触子に適合し
たタップ位置のデータを読み出し、このタップ位置のデ
ータに応じてタップ付遅延線の該当タップ位置を選択す
ることにより、遅延回路の遅延量を設定するものである
。従って、使用する探触子を交換して超音波周波数が変
化しても遅延回路の遅延量を自動的に誤差が少なくなる
ように設定することができる。
以下1本発明の実施例を添付図面5に基づいて詳細に説
明する。
明する。
第1図は本発明による超音波診断装置の実施例を示すプ
ロ、ツタ図である。この超音波診断装置は、超音波を利
用して被検体の診断部位について断層像を得るもの、で
、第1図に示すように、探触子2と、コネクタ18と、
前置増幅器4a、4b、・・・4nと、遅延回路19a
t 19b、 ・”19nと。
ロ、ツタ図である。この超音波診断装置は、超音波を利
用して被検体の診断部位について断層像を得るもの、で
、第1図に示すように、探触子2と、コネクタ18と、
前置増幅器4a、4b、・・・4nと、遅延回路19a
t 19b、 ・”19nと。
増幅器9と、信号処理回路10と1表示装置11とを備
えて成る。
えて成る。
上記探触子2は、被検体の診断部位に向けて超音波を送
受波するもので、小さい短冊状に形成された複数の振動
子素子1a、lb、・・・1nが一列状に配列されてい
る。コネクタ18は、複数種類の探触子2を装置本体に
交換接続する手段となるもので、上記探触子2の各振動
子素子1a〜1nのそれぞれの電極から伸びる信号線が
ケーブル状に束ねられ、このケーブルをコネクタ18に
接続することにより、上記探触子2を装置本体に着脱可
能とするようになっている。前置増幅器4a〜4nは、
上記探触子2の各振動子素子1a〜1nで受波した各チ
ャンネルch工、ch、、・・・CI)nごとの受波信
号を増幅するもので、そのチャンネル数の分だけ並列呻
設けられている。
受波するもので、小さい短冊状に形成された複数の振動
子素子1a、lb、・・・1nが一列状に配列されてい
る。コネクタ18は、複数種類の探触子2を装置本体に
交換接続する手段となるもので、上記探触子2の各振動
子素子1a〜1nのそれぞれの電極から伸びる信号線が
ケーブル状に束ねられ、このケーブルをコネクタ18に
接続することにより、上記探触子2を装置本体に着脱可
能とするようになっている。前置増幅器4a〜4nは、
上記探触子2の各振動子素子1a〜1nで受波した各チ
ャンネルch工、ch、、・・・CI)nごとの受波信
号を増幅するもので、そのチャンネル数の分だけ並列呻
設けられている。
遅延回路19a〜19nは、上記探触子2の各振動子素
子1a〜1nで受波した各チャンネルCh□〜Chnご
との受渡信号に所定の遅延時間を与えて可変的に遅延す
るもので、上記受波信号の各チャンネルCh、〜Chn
の数の分だけ並列に設けられ、その内部構成−は例えば
第一の遅延回路19aについて第2図に示すように、第
−及び第。
子1a〜1nで受波した各チャンネルCh□〜Chnご
との受渡信号に所定の遅延時間を与えて可変的に遅延す
るもので、上記受波信号の各チャンネルCh、〜Chn
の数の分だけ並列に設けられ、その内部構成−は例えば
第一の遅延回路19aについて第2図に示すように、第
−及び第。
二のタップ付LC遅延線14a、14bと、第−及び第
二の切換スイッチ15a、15bと、記憶手段16とで
構成されている。上記第−及び第二のタップ付LC遅延
線14a、14bは、上記探触子2の振動子素子1aで
受波された受渡信号をタップの切り換えにより可変的に
遅延するもので、例えば出力タップ数が1.6とされて
いる。第−及び第二の切換スイッチ15a、15bは、
上記第−及び第二のタップ付LC遅延線14a、14b
の出力端子にそれぞれ接続されており、上記各タップ付
LC遅延線14a、14bのタップ位置を選択するもの
で、それぞれ16個の入力端子に対応するスイッチC工
〜C□、D□〜D1.と4個の制御入力端子A1〜A4
.Bi〜B4と1個の出力端子とを有している1、記憶
手段16は、上記第−及び第二の切換スイッチ15a、
15.bの各制御入力端子A1〜A4.B、〜B、に接
続されており、上記各タップ付LC遅延、線1.4a、
、L4bのタップごとの′実測遅延量に基づいて各超音
波ビームの偏向に必要な遅延量に十分近い遅延量を持つ
タップ位置を記憶したもので1例えばROMから成る。
二の切換スイッチ15a、15bと、記憶手段16とで
構成されている。上記第−及び第二のタップ付LC遅延
線14a、14bは、上記探触子2の振動子素子1aで
受波された受渡信号をタップの切り換えにより可変的に
遅延するもので、例えば出力タップ数が1.6とされて
いる。第−及び第二の切換スイッチ15a、15bは、
上記第−及び第二のタップ付LC遅延線14a、14b
の出力端子にそれぞれ接続されており、上記各タップ付
LC遅延線14a、14bのタップ位置を選択するもの
で、それぞれ16個の入力端子に対応するスイッチC工
〜C□、D□〜D1.と4個の制御入力端子A1〜A4
.Bi〜B4と1個の出力端子とを有している1、記憶
手段16は、上記第−及び第二の切換スイッチ15a、
15.bの各制御入力端子A1〜A4.B、〜B、に接
続されており、上記各タップ付LC遅延、線1.4a、
、L4bのタップごとの′実測遅延量に基づいて各超音
波ビームの偏向に必要な遅延量に十分近い遅延量を持つ
タップ位置を記憶したもので1例えばROMから成る。
なお、第2図において、符号17は、第一の切換スイッ
チ15aの出力端子と第二のタップ付LC遅延線14b
の入力との間に挿入接続された緩衝増幅器である。
チ15aの出力端子と第二のタップ付LC遅延線14b
の入力との間に挿入接続された緩衝増幅器である。
増幅169は、上記各遅延回路19 a、719 nか
ら出力される信号を合成して増幅するものであ、る。
ら出力される信号を合成して増幅するものであ、る。
信号処理回路10は、上記増幅器9からの出力信号を検
波等の信号処理をするものである0表、示装装置11は
、上記信号処理回路10からの出力信号を画像として表
、示、するもので1.、例えばNTSC方式の標!、ビ
デ、1<、、ニタから感る。
波等の信号処理をするものである0表、示装装置11は
、上記信号処理回路10からの出力信号を画像として表
、示、するもので1.、例えばNTSC方式の標!、ビ
デ、1<、、ニタから感る。
なお1.、第1図に契い、て、符号13は、上記各遅延
回路19a〜1.9nによる入力信号の遅延時間を制御
する走査制御回路である。そして、上記信号処理回路、
10.、及び表、示装置11並びに走査制御回路13は
、1図、5.飛昇1や基、準信号発生器からの信号によ
り制御され、るようになっている、また、第1図におい
ては、電子セクタ考査型の超音波診断装置において受波
、信号系のみゃ構成を示しており。
回路19a〜1.9nによる入力信号の遅延時間を制御
する走査制御回路である。そして、上記信号処理回路、
10.、及び表、示装置11並びに走査制御回路13は
、1図、5.飛昇1や基、準信号発生器からの信号によ
り制御され、るようになっている、また、第1図におい
ては、電子セクタ考査型の超音波診断装置において受波
、信号系のみゃ構成を示しており。
送波信号系は図示、、省略しである。
ここで、本発明においては、上記コネクタ18と各遅延
回路、19a〜19nとの間に識別手段とし工のデコー
ダ20が設けられる4と共に、上記各遅延回路1.9a
〜19平内の記憶手段16(第2図参照)は使用すφ複
数の探触子2の超音波周波数にそれぞれ、対応して例え
ば複数個の、ROMから成っている01、: 上記デコーp、20は、−装置本体にコネクタ18によ
り接続される探触子2の種類に応じてその探触子2の超
音波周波数を識別するもので、上記コネクタ18の一端
部に設けられた例えば四本のピン21a、21b、21
c、21dに四本のリード線22a、22b、22c、
22dで接続されている。そして、例えば第四のリード
線22dが接地されて第四のピン21dが接地ピンとな
っており、探触子2の種類ごとに配線された識別用リー
ド線23により第一〜第三のピン21a〜21Cのいず
れが接地ピン21dに接続されているかにより、上記探
触子2の形式を1,0の符号で認識するようになってい
る。第1図に示した例の探触子2では、第−及び第二の
ピン21a、21bは非接地で第三のピン21cのみが
接地されているので、このときの識別符号は例えば“O
O1”となる、そして、この識別符号に対応して上記探
触子2の超音波周波数の中心周波数の情報を登録してお
けばよい0例えば、超音波の中心周波数は、探触子2の
製品規格として3.5M七、5.OM亀、7゜5MHz
の三種類とすると、これらの中心周波数ごとにそれぞれ
001,010,100の識別符号を割り当てておき、
探触子2をコネクタ18に接続することにより、デコー
ダ20が上記のいずれかの識別符号を読み取って上記探
触子2の超音波周波数を自動的に識別することができる
。なお、このデコーダ20からの超音波周波数の識別信
号Idは、信号線24を介して各遅延回路19a〜19
nに入力するようになっている。
回路、19a〜19nとの間に識別手段とし工のデコー
ダ20が設けられる4と共に、上記各遅延回路1.9a
〜19平内の記憶手段16(第2図参照)は使用すφ複
数の探触子2の超音波周波数にそれぞれ、対応して例え
ば複数個の、ROMから成っている01、: 上記デコーp、20は、−装置本体にコネクタ18によ
り接続される探触子2の種類に応じてその探触子2の超
音波周波数を識別するもので、上記コネクタ18の一端
部に設けられた例えば四本のピン21a、21b、21
c、21dに四本のリード線22a、22b、22c、
22dで接続されている。そして、例えば第四のリード
線22dが接地されて第四のピン21dが接地ピンとな
っており、探触子2の種類ごとに配線された識別用リー
ド線23により第一〜第三のピン21a〜21Cのいず
れが接地ピン21dに接続されているかにより、上記探
触子2の形式を1,0の符号で認識するようになってい
る。第1図に示した例の探触子2では、第−及び第二の
ピン21a、21bは非接地で第三のピン21cのみが
接地されているので、このときの識別符号は例えば“O
O1”となる、そして、この識別符号に対応して上記探
触子2の超音波周波数の中心周波数の情報を登録してお
けばよい0例えば、超音波の中心周波数は、探触子2の
製品規格として3.5M七、5.OM亀、7゜5MHz
の三種類とすると、これらの中心周波数ごとにそれぞれ
001,010,100の識別符号を割り当てておき、
探触子2をコネクタ18に接続することにより、デコー
ダ20が上記のいずれかの識別符号を読み取って上記探
触子2の超音波周波数を自動的に識別することができる
。なお、このデコーダ20からの超音波周波数の識別信
号Idは、信号線24を介して各遅延回路19a〜19
nに入力するようになっている。
上記遅延回路19a〜19n内の記憶手段16は、第2
図に示すように、第一のROM16aと、第二のROM
16bと、第三のROM16cとがら成る。これらのR
OM16a〜16cは、使用する探触子2の超音波周波
数にそれぞれ対応してタップ付LC遅延線14a、14
bの遅延量の設定誤差が少なくなるような複数のタップ
位置のデータを記憶したものであり、例えば第一のRO
M16aは第6図に示す超音波周波数がflなる探触子
2に対応したタップ位置のデータを記憶しており、第二
のROM16bは超音波周波数がf2なる探触子2に対
応したタップ位置のデータを記憶しており、第三のRO
M16cは超音波周波数がf、なる探触子2に対応した
タップ位置のデータを記憶している。これらのROM1
6a〜16Cに記憶されたタップ位置のデータのマツプ
例を示すと表1のようになる。
図に示すように、第一のROM16aと、第二のROM
16bと、第三のROM16cとがら成る。これらのR
OM16a〜16cは、使用する探触子2の超音波周波
数にそれぞれ対応してタップ付LC遅延線14a、14
bの遅延量の設定誤差が少なくなるような複数のタップ
位置のデータを記憶したものであり、例えば第一のRO
M16aは第6図に示す超音波周波数がflなる探触子
2に対応したタップ位置のデータを記憶しており、第二
のROM16bは超音波周波数がf2なる探触子2に対
応したタップ位置のデータを記憶しており、第三のRO
M16cは超音波周波数がf、なる探触子2に対応した
タップ位置のデータを記憶している。これらのROM1
6a〜16Cに記憶されたタップ位置のデータのマツプ
例を示すと表1のようになる。
表 1
すなわち、タップ位置のデータFhI(n)は、超音波
周波数f0.f、、f、ごとに走査角θ8.θ2゜・・
・onに対応してそれぞれ記憶されている。ここで、超
音波周波数はf1〜f3の三種類としているので、N=
1.2.3である。そして、上記機1に示すタップ位置
のデータFu(n)は、探触子2の超音波周波数を識別
するデコーダ20からの識別信号Idにより例えば超音
波周波数f工の列が選択され、走査制御回路13からの
制御信号により走査角01〜θnに対応してデータのア
ドレスが指定され、順次Fl (1)、pl(2)、・
・・F、(n)のように読み出されるようになっている
。
周波数f0.f、、f、ごとに走査角θ8.θ2゜・・
・onに対応してそれぞれ記憶されている。ここで、超
音波周波数はf1〜f3の三種類としているので、N=
1.2.3である。そして、上記機1に示すタップ位置
のデータFu(n)は、探触子2の超音波周波数を識別
するデコーダ20からの識別信号Idにより例えば超音
波周波数f工の列が選択され、走査制御回路13からの
制御信号により走査角01〜θnに対応してデータのア
ドレスが指定され、順次Fl (1)、pl(2)、・
・・F、(n)のように読み出されるようになっている
。
次に、このように構成された超音波診断装置の動作につ
いて説明する。まず、第1図において、これから行う検
査に使用する探触子2をコネクタ18に接続する。する
と、デコーダ20がその探触子2の識別符号を読み取っ
て上記探触子2の超音波周波数が例えばf□であること
を自動的に識別する。このとき、デコーダ20からは第
2図に示すように超音波周波数がf工であることを識別
した識別信号Id1が出力され、遅延回路19a〜19
n内の第一のROM16aの端子p1に入力する。これ
により、上記探触子2の超音波周波数fユに対応して第
一のROM 16 aが選択される0次に、第2図にお
いて、走査制御回路13から出力される制御信号が上記
第一のROM l 6 aの入力端子r工〜r、に入力
し、超音波ビームの偏面角を変えるための走査角θ、〜
θnに対応してデータのアドレスが指定され、前記表1
に示すタップ位置のデータF、(L)、F、(2)、・
・・Fl(n)が読み出され、出力端子R□〜R1から
送出される。そして、この読み出されたタップ位置のデ
ータF、(L)〜Ft、(n)は、第−及び第二の切換
スイッチ15a、15bの制御入力端子A1〜A4.B
、〜B4にそれぞれ入力する。すると。
いて説明する。まず、第1図において、これから行う検
査に使用する探触子2をコネクタ18に接続する。する
と、デコーダ20がその探触子2の識別符号を読み取っ
て上記探触子2の超音波周波数が例えばf□であること
を自動的に識別する。このとき、デコーダ20からは第
2図に示すように超音波周波数がf工であることを識別
した識別信号Id1が出力され、遅延回路19a〜19
n内の第一のROM16aの端子p1に入力する。これ
により、上記探触子2の超音波周波数fユに対応して第
一のROM 16 aが選択される0次に、第2図にお
いて、走査制御回路13から出力される制御信号が上記
第一のROM l 6 aの入力端子r工〜r、に入力
し、超音波ビームの偏面角を変えるための走査角θ、〜
θnに対応してデータのアドレスが指定され、前記表1
に示すタップ位置のデータF、(L)、F、(2)、・
・・Fl(n)が読み出され、出力端子R□〜R1から
送出される。そして、この読み出されたタップ位置のデ
ータF、(L)〜Ft、(n)は、第−及び第二の切換
スイッチ15a、15bの制御入力端子A1〜A4.B
、〜B4にそれぞれ入力する。すると。
この第−及び第二の切換スイッチ15a、15bは、上
記タップ位置のデータF、1(1)〜FL(n)により
入力端子に対応する各スイッチC□〜C1,。
記タップ位置のデータF、1(1)〜FL(n)により
入力端子に対応する各スイッチC□〜C1,。
D1〜D、を切り換え、第−及び第二のタップ付LC遅
延線14a、14bのタップ位置を選択する。これによ
り、上記コネクタ18に接続された探触子2の超音波周
波数f1に適合したタップ付LC遅延線14a、14b
のタップ位置が選択され、各遅延回路19a〜19nの
遅延量が設定される。
延線14a、14bのタップ位置を選択する。これによ
り、上記コネクタ18に接続された探触子2の超音波周
波数f1に適合したタップ付LC遅延線14a、14b
のタップ位置が選択され、各遅延回路19a〜19nの
遅延量が設定される。
次に、使用する探触子2を交換して他の探触子2をコネ
クタ18に接続すると、デコーダ20がその探触子2の
識別符号を読み取って上記探触子2の超音波周波数が例
えばf2であることを自動的に識別する。このとき、デ
コーダ20からは第2図に示すように超音波周波数がf
lであることを識別した識別信号Id、が出力され、遅
延回路19a〜len内の第二のROM16bの端子p
2に入力し、第二のROM16bが選択される。
クタ18に接続すると、デコーダ20がその探触子2の
識別符号を読み取って上記探触子2の超音波周波数が例
えばf2であることを自動的に識別する。このとき、デ
コーダ20からは第2図に示すように超音波周波数がf
lであることを識別した識別信号Id、が出力され、遅
延回路19a〜len内の第二のROM16bの端子p
2に入力し、第二のROM16bが選択される。
次に、走査制御回路13から出力される。制御信号が上
記第二のROM16bの入力端子r工〜r8に入力し、
走査角θ、〜θnに対応してデータのアドレスが指定さ
れ、前記表1に示すタップ位置のデータp’5(1)〜
Fお(n)が読み出される。そして、この読み出された
タップ位置のデータF2(1)〜F!(n)は、第−及
び第二の切換スイッチ15a、15bに入力し、その入
力端子に対応する各スイッチ01〜C,,,D、〜D1
.を切り換える。これにより、第−及び第二のタップ付
LC遅延線14a、14bのタップ位置が上記タップ位
置のデータF!(1)〜F3(n)に対応して選択され
る。この結果、上記コネクタ18に接続された他の探触
子2の超音波周波数f8に適合したタップ付LC遅延線
14a、14b、のタップ位置が選択され、各遅延回路
19a〜19nの遅延量が設定される。
記第二のROM16bの入力端子r工〜r8に入力し、
走査角θ、〜θnに対応してデータのアドレスが指定さ
れ、前記表1に示すタップ位置のデータp’5(1)〜
Fお(n)が読み出される。そして、この読み出された
タップ位置のデータF2(1)〜F!(n)は、第−及
び第二の切換スイッチ15a、15bに入力し、その入
力端子に対応する各スイッチ01〜C,,,D、〜D1
.を切り換える。これにより、第−及び第二のタップ付
LC遅延線14a、14bのタップ位置が上記タップ位
置のデータF!(1)〜F3(n)に対応して選択され
る。この結果、上記コネクタ18に接続された他の探触
子2の超音波周波数f8に適合したタップ付LC遅延線
14a、14b、のタップ位置が選択され、各遅延回路
19a〜19nの遅延量が設定される。
以下同様にして、探触子2を交換してその超音波周波数
が変化してもそれに対応して最も適合したタップ位置が
選択され、各遅延回路19a〜19nの遅延量が自動的
に誤差が少なくなるように設定される。
が変化してもそれに対応して最も適合したタップ位置が
選択され、各遅延回路19a〜19nの遅延量が自動的
に誤差が少なくなるように設定される。
なお、第2図においては、記憶手段16は三個のROM
16a〜16cから成るものとして示したが、本発明は
これに限らず、使用する探触子2の種類数に応じて二個
または四個以上のROMとしてもよい、さらに、上記記
憶手段16を一つの大き゛なROMとしてまとめ、その
内部を複数のデータ領域に区分し、各々のデータ領域に
複数種類の探触子2の超音波周波数f工t f29 i
3に対応。
16a〜16cから成るものとして示したが、本発明は
これに限らず、使用する探触子2の種類数に応じて二個
または四個以上のROMとしてもよい、さらに、上記記
憶手段16を一つの大き゛なROMとしてまとめ、その
内部を複数のデータ領域に区分し、各々のデータ領域に
複数種類の探触子2の超音波周波数f工t f29 i
3に対応。
してタップ位置のデータを記憶するようにしてもよい。
また、探触子2の超音波周波数を識別する識別手段とし
てはデコーダ20を示したが、これに限らず、コネクタ
1.8に接、続さむる探触子2の種類に応じて操作者が
操作パネルに設けられた識別スイッチまたはボタン!操
作して識別するようにしてもよい、さらに、探触子2は
コネクタ18により着脱可能としたものとして示したが
、種類の異なる複数本の探触子2を予め接続しておいて
選択スイッチで切り換えるようにしてもよい。
てはデコーダ20を示したが、これに限らず、コネクタ
1.8に接、続さむる探触子2の種類に応じて操作者が
操作パネルに設けられた識別スイッチまたはボタン!操
作して識別するようにしてもよい、さらに、探触子2は
コネクタ18により着脱可能としたものとして示したが
、種類の異なる複数本の探触子2を予め接続しておいて
選択スイッチで切り換えるようにしてもよい。
また、以上の説明においては電子セクタ走査型の超音波
診断装置について適用した例で述べたが。
診断装置について適用した例で述べたが。
本発明はこれに限らず、リニア走査を行うための走査用
スイッチ回路を設けたリニア走査型の超音、波診断装置
予び多重リング讐、探触子を用いた機械□走査型の超音
波診断装置にも適用することができる。
スイッチ回路を設けたリニア走査型の超音、波診断装置
予び多重リング讐、探触子を用いた機械□走査型の超音
波診断装置にも適用することができる。
本発明は以キのように構成亨れたのV、識別手段と!工
のデコーダ20により使用する探触子2の種類に応じて
その探触子2の超音波周波数を識別すると共に1、この
識別信%Idにより使用探触子2の超音波周波数例えば
f、、f、、f、にそれぞれ対応してタップ付遅延線の
遅延量の設定誤差が少なくなるような複数のタップ位置
のデータを記憶した記憶手段16から上記使用探触子2
に適合したタップ位置のデータを読み出し、このタップ
位置のデータに応じてタップ付遅延線の該当タップ位置
を選択することにより、各遅延回路198〜19nの遅
延量を設定することができる。従って、使用する探触子
2を交換して超音波周波数が変化しても遅延回路19a
〜19nの遅延量を自動的に誤差が少なくなるように設
定することができる。このことから、超音波診断装置と
しての性能を向上することができ、例えば超音波ビーム
径が細くなって良好な断層像が得られ、装置の臨床価値
を高めることができる。
のデコーダ20により使用する探触子2の種類に応じて
その探触子2の超音波周波数を識別すると共に1、この
識別信%Idにより使用探触子2の超音波周波数例えば
f、、f、、f、にそれぞれ対応してタップ付遅延線の
遅延量の設定誤差が少なくなるような複数のタップ位置
のデータを記憶した記憶手段16から上記使用探触子2
に適合したタップ位置のデータを読み出し、このタップ
位置のデータに応じてタップ付遅延線の該当タップ位置
を選択することにより、各遅延回路198〜19nの遅
延量を設定することができる。従って、使用する探触子
2を交換して超音波周波数が変化しても遅延回路19a
〜19nの遅延量を自動的に誤差が少なくなるように設
定することができる。このことから、超音波診断装置と
しての性能を向上することができ、例えば超音波ビーム
径が細くなって良好な断層像が得られ、装置の臨床価値
を高めることができる。
第1図は本発明による超音波診断装置の実施例を示すブ
ロック図、第2図はその遅延回路の内部構成を示すブロ
ック図、第3図は従来の超音波診断装置を示すブロック
図、第4図はその遅延回路の内部構成を示すブロック図
、第5図は実用化されているLC遅延線の遅延時間の測
定例を示すグラフ、第6図はLC遅延線の遅延時間と超
音波周波数の関係及び中心周波数が異なる三種類の探触
子の周波数スペクトラムの一例を示すグラフである。 1a〜1n・・・振動子素子、 2・・・探触子、 4
a〜4n・・・前置増幅器、 9・・・増幅器、 10
・・・信号処理回路、 11・・・表示装置、 13・
・・走査制御回路、 14a、14b・・・タップ付
り、C遅延線、 15a、15b・・・切換スイッチ
、 16・・・記憶手段、 16a〜16cmROM
、 I8−コネクタ、 19a〜19n・・・遅延
回路、 20・・・デコーダ(識別手段)、 Id、
Id1〜Id。 ・・・識別信号。
ロック図、第2図はその遅延回路の内部構成を示すブロ
ック図、第3図は従来の超音波診断装置を示すブロック
図、第4図はその遅延回路の内部構成を示すブロック図
、第5図は実用化されているLC遅延線の遅延時間の測
定例を示すグラフ、第6図はLC遅延線の遅延時間と超
音波周波数の関係及び中心周波数が異なる三種類の探触
子の周波数スペクトラムの一例を示すグラフである。 1a〜1n・・・振動子素子、 2・・・探触子、 4
a〜4n・・・前置増幅器、 9・・・増幅器、 10
・・・信号処理回路、 11・・・表示装置、 13・
・・走査制御回路、 14a、14b・・・タップ付
り、C遅延線、 15a、15b・・・切換スイッチ
、 16・・・記憶手段、 16a〜16cmROM
、 I8−コネクタ、 19a〜19n・・・遅延
回路、 20・・・デコーダ(識別手段)、 Id、
Id1〜Id。 ・・・識別信号。
Claims (1)
- 複数の振動子素子が配列され超音波を送受波する探触子
と、複数種類の探触子を交換接続する手段と、上記探触
子の各振動子素子で受波された受波信号をタップの切り
換えにより可変的に遅延するタップ付遅延線及びこのタ
ップ付遅延線のタップごとの実測遅延量に基づいて各超
音波ビームの偏向に必要な遅延量に十分近い遅延量を持
つタップ位置を記憶した記憶手段並びにこの記憶手段か
らの出力に応じて該当タップ位置を選択する切換スイッ
チから成る遅延回路と、この遅延回路からの出力信号を
検波等の信号処理をする信号処理回路と、この信号処理
回路からの出力信号を画像として表示する表示装置とを
備えて成る超音波診断装置において、上記探触子の種類
に応じてその探触子の超音波周波数を識別する識別手段
を設けると共に、上記遅延回路内の記憶手段は使用探触
子の超音波周波数にそれぞれ対応してタップ付遅延線の
遅延量の設定誤差が少なくなるような複数のタップ位置
のデータを記憶したものとし、上記識別手段からの識別
信号により上記記憶手段から使用探触子に適合したタッ
プ位置のデータを読み出すようにしたことを特徴とする
超音波診断装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP63037554A JPH01212544A (ja) | 1988-02-22 | 1988-02-22 | 超音波診断装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP63037554A JPH01212544A (ja) | 1988-02-22 | 1988-02-22 | 超音波診断装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH01212544A true JPH01212544A (ja) | 1989-08-25 |
Family
ID=12500737
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP63037554A Pending JPH01212544A (ja) | 1988-02-22 | 1988-02-22 | 超音波診断装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH01212544A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH10295688A (ja) * | 1997-04-22 | 1998-11-10 | Hitachi Medical Corp | 超音波診断装置 |
JP2018175132A (ja) * | 2017-04-07 | 2018-11-15 | 株式会社日立製作所 | 超音波診断装置、及び超音波診断システム |
-
1988
- 1988-02-22 JP JP63037554A patent/JPH01212544A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH10295688A (ja) * | 1997-04-22 | 1998-11-10 | Hitachi Medical Corp | 超音波診断装置 |
JP2018175132A (ja) * | 2017-04-07 | 2018-11-15 | 株式会社日立製作所 | 超音波診断装置、及び超音波診断システム |
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