JPH01212281A - 均熱焼成法 - Google Patents

均熱焼成法

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JPH01212281A
JPH01212281A JP63034692A JP3469288A JPH01212281A JP H01212281 A JPH01212281 A JP H01212281A JP 63034692 A JP63034692 A JP 63034692A JP 3469288 A JP3469288 A JP 3469288A JP H01212281 A JPH01212281 A JP H01212281A
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JP
Japan
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furnace
cooling
gas
combustion gas
calcination
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JP63034692A
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JPH05357B2 (ja
Inventor
Satoshi Taniguchi
聡 谷口
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NGK Insulators Ltd
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NGK Insulators Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明はセラミック製品の焼成等に用いられる均熱焼成
法に関するものである。
(従来の技術) セラミック製品の焼成を行うにあたり、第5図に示すよ
うに炉体(20)の下部の対向位置に多数のバーナー(
21)、(22)を設けておき、これらのバーナー(2
1)、(22)から炉内に高温の燃焼ガス(30)を噴
射し、天井の排気孔(23)から排気しつつ焼成する方
法は広く知られている。第5図はこのような従来法をト
ンネル炉に利用した例を示すもので、第5図(A)は焼
成帯を示し、第5図(B)は冷却帯を示している。とこ
ろがこのような従来法は、焼成帯ではバーナー(21)
、(22)からの燃焼ガスが衝突した位置に生ずる上昇
流の方向とガスの浮力の方向とが−敗し、浮力が上昇流
形成を促進する効果を持つものの、冷却帯ではバーナー
(21)、(22)から炉内雰囲気よりも低温のガスが
噴出されるため、浮力は下向きに作用して炉内における
上昇流の形成を阻害するという欠点があった。このため
焼成帯では炉内に良好な循環流が形成されて炉内雰囲気
が均一に保たれるものの、冷却帯では炉内の循環が十分
には行われず、冷却むらを生じ易かった。
(発明が解決しようとする課題) 本発明は上記したような従来の問題点を解決して、焼成
時のみならず冷却時にも炉内に均一な循環流を形成する
ことにより焼成むらや冷却むらの発生を防止することが
できる均熱焼成法を目的として完成されたものである。
(課題を解決するための手段) 本発明は焼成時には炉体下部の両側対向位置に°  設
けられた複数のバーナーから炉内におけるガスの衝突位
置が炉幅方向に移動するよう噴出速度を周期的に変化さ
せつつ燃焼ガスを噴出し上部から排気しつつ焼成を行い
、冷却時には炉体上部の両側対向位置に設けられた複数
のバーナーから同様に噴出速度を周期的に変化させつつ
燃焼ガスを噴出し下部から排気しつつ冷却を行うことを
特徴とするものである。
(実施例) 以下に本発明をトンネル炉に適用した図示の実施例とと
もに更に詳細に説明する。第1図(A)、(B)はそれ
ぞれ焼成帯と冷却帯を示した断面図で、+11はトンネ
ル炉の炉体、(2)は台車、(3)は炉体(11の天井
に形成されたダンパー(4)付きの排気孔である。第1
図(A)に示されるように、焼成帯の炉体(1)には下
部両側に複数のバーナー(5)、(6)が対向させて設
けられており、各バーナー(5)、(6)から高温の燃
焼ガスが矢印のように噴出される。噴出された燃焼ガス
はその衝突位置において上昇流を生じ、天井の排気孔(
3)から排気される。このとき燃焼ガスは炉内の雰囲気
よりも高温であるから上向きの浮力を生ずるが、この浮
力の方向は上昇流の方向と同一であるから焼成帯の内部
には良好な循環流が形成される。しかも本発明において
はバーナー(5)とバーナー(6)からの燃焼ガスの噴
出速度を周期的に変化させることにより、ガスの衝突位
置、即ち上昇流の形成される位置を炉幅方向に周期的に
移動させる。この状態は第2図に概略的に示すとおりで
あり、第2図(イ)はバーナー(6)からの噴出速度を
バーナー(5)からの噴出速度よりも大きくし、炉内の
左側部分に上昇流を形成した状態を、第2図(ハ)はそ
の逆の状態を、第2図(ロ)は両者の中間状態を示して
いる。なおいずれの状態においてもバーナー(5)から
の噴出ガス量とバーナー(6)からの噴出ガス量の和は
一定に保たれるものとする。このようにして上昇流の形
成位置は炉幅方向に周期的に移動され、これによって炉
内の温度分布はより一層均−化されることとなる。
また第1図(B)に示されるように、本発明においては
冷却帯の炉体(1)には上部の両側対向位置に複数のバ
ーナー(7)、(8)が設けられると、ともに炉体(1
)の下部両側には排気管(9)、α・を設けておく。
そしてこれらのバーナー(肴、(6)からも上記と同様
に燃焼ガスが噴出され、衝突位置において図示のような
下降流が形成される。前述したように冷却帯においては
炉内雰囲気よりも低温の燃焼ガスが噴出されるため、浮
力は下向きに作用することとなり、この下降流の方向と
一致する。このため本発明によれば冷却帯の内部にも良
好な循環流が形成される。しかも冷却帯においてもバー
ナー(ηとバーナー(8)からの燃焼ガスの噴出速度は
周期的な変化を与えられ、下降流が形成される衝突位置
を炉幅方向に周期的に変化させるので、冷却帯における
炉内温度分布も均一化され、冷却□むらのない均一な焼
成品が得られることとなる。このとき天井の排気孔(3
)のダンパー(4)は閉じても良いが、冷却を促進する
ために外気の吸引を行わせることもできる。
上記のように本発明においてはバーナー(5)、(6)
及びバーナー(7)、(8)からのガスの噴出速度を周
期的に変化させて衝突位置を炉幅方向に移動させるので
あるが、第3図に示されるように炉体(11の長手方向
に配置されたバーナーが片側ずつ一斉に同一の変化を与
えられ、衝突位置が炉体(11に平行な直線L1、しい
し、上に順次位置するように制御を行うのが普通である
。しかし本発明の他の実施例においては第4図に示され
るように炉体(11の長手方向に配置された各バーナー
に個別の変化が与えられ、衝突位置が炉体(11に対し
て順次角度が変化する直線L#、Ll、L、上に位置す
るように制御されるなお以上に説明した実施例はいずれ
も本発明をトンネル炉に適用したものであるが、本発明
は単独炉によっても実施することができる。この場合に
は炉体(11の上下にバーナーを設けておき、焼成時に
は下側のバーナーから燃焼ガスを噴出し、冷却時には上
側のバーナーから燃焼ガスを噴出すればよい。
(発明の効果) 本発明は以上の実施例による説明からも明らかなように
、焼成時と冷却時とで燃焼ガスの噴出位置を変えること
により噴出されたガスに作用する・浮力の方向と衝突位
置における噴出ガスの流動方向とを一致させ、炉内に良
好な循環流を形成することができるのみならず、燃焼ガ
スの衝突位置を炉幅方向に移動させることによって炉内
の温度分布のより一層の均一化に成功したものである。
従って本発明によれば焼成時のみならず冷却時にも炉内
の温度分布を均一化することができ、焼成むらや冷却む
らのない焼成品を得ることができる。
よって本発明は従来の問題点を一掃した均熱焼成法とし
て、産業の発展に寄与するところは極めて大である。
【図面の簡単な説明】
第1図の(A)、(B)はいずれも本発明の実施例を示
す断面図、第2図の(イ)、(ロ)、(ハ)はその作動
状態を示す断面図、第3図はその平面図、第4図は他の
実施例を示す平面図、第5図の<A)、(B)はいずれ
も従来例を示す断面図である。 (l):炉体、(5)、(6):バーナー、(7)、(
8):バーナー ・

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1.  焼成時には炉体下部の両側対向位置に設けられた複数
    のバーナーから炉内におけるガスの衝突位置が炉幅方向
    に移動するよう噴出速度を周期的に変化させつつ燃焼ガ
    スを噴出し上部から排気しつつ焼成を行い、冷却時には
    炉体上部の両側対向位置に設けられた複数のバーナーか
    ら同様に噴出速度を周期的に変化させつつ燃焼ガスを噴
    出し下部から排気しつつ冷却を行うことを特徴とする均
    熱焼成法。
JP63034692A 1988-02-17 1988-02-17 均熱焼成法 Granted JPH01212281A (ja)

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JP63034692A JPH01212281A (ja) 1988-02-17 1988-02-17 均熱焼成法

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JPH01212281A true JPH01212281A (ja) 1989-08-25
JPH05357B2 JPH05357B2 (ja) 1993-01-05

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2016501356A (ja) * 2012-11-13 2016-01-18 コーニング インコーポレイテッド 二次ガス圧力波焼成による改善された雰囲気制御の方法

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2016501356A (ja) * 2012-11-13 2016-01-18 コーニング インコーポレイテッド 二次ガス圧力波焼成による改善された雰囲気制御の方法

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JPH05357B2 (ja) 1993-01-05

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