JPH01212224A - 絶縁体被覆半導体微粒子の製造方法 - Google Patents

絶縁体被覆半導体微粒子の製造方法

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JPH01212224A
JPH01212224A JP63036188A JP3618888A JPH01212224A JP H01212224 A JPH01212224 A JP H01212224A JP 63036188 A JP63036188 A JP 63036188A JP 3618888 A JP3618888 A JP 3618888A JP H01212224 A JPH01212224 A JP H01212224A
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JP
Japan
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fine particles
semiconductor fine
semiconductor
insulator
metal oxide
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JP63036188A
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Hiroaki Tada
弘明 多田
Kunio Miyata
宮田 邦夫
Harunobu Yoshida
治信 吉田
Hideo Kawahara
秀夫 河原
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Nippon Sheet Glass Co Ltd
Original Assignee
Nippon Sheet Glass Co Ltd
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    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C03GLASS; MINERAL OR SLAG WOOL
    • C03CCHEMICAL COMPOSITION OF GLASSES, GLAZES OR VITREOUS ENAMELS; SURFACE TREATMENT OF GLASS; SURFACE TREATMENT OF FIBRES OR FILAMENTS MADE FROM GLASS, MINERALS OR SLAGS; JOINING GLASS TO GLASS OR OTHER MATERIALS
    • C03C17/00Surface treatment of glass, not in the form of fibres or filaments, by coating
    • C03C17/22Surface treatment of glass, not in the form of fibres or filaments, by coating with other inorganic material
    • C03C17/23Oxides
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C03GLASS; MINERAL OR SLAG WOOL
    • C03CCHEMICAL COMPOSITION OF GLASSES, GLAZES OR VITREOUS ENAMELS; SURFACE TREATMENT OF GLASS; SURFACE TREATMENT OF FIBRES OR FILAMENTS MADE FROM GLASS, MINERALS OR SLAGS; JOINING GLASS TO GLASS OR OTHER MATERIALS
    • C03C2217/00Coatings on glass
    • C03C2217/20Materials for coating a single layer on glass
    • C03C2217/21Oxides
    • C03C2217/23Mixtures

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、半導体微粒子の表面にシリカ膜等の絶縁体被
膜を形成させる方法に関し、特に建築、車輌等の顔料、
調光ガラス(光の透過率を変化させることのできる窓用
ガラス)に用いる異方性双極子半導体微粒子等の半導体
微粒子の表面にち密な被膜を形成させることができる絶
縁体被膜の製造方法に関する。
[従来の技術] 半導体微粒子、特にチタニア微粒子は紫外光(λ<40
0nm)を吸収することによって、伝導帯に電子、およ
び価電子帯に正孔を生じ、これが引きがねとなって周囲
に存在する水、有機物等を分解することが知られている
最近になって半導体微粒子のこの光触媒作用を利用した
太陽エネルギーの化学エネルギーへの変換、新規有機合
成プロセスの開発が注目を集めている。しかしながら、
現在チタニア微粒子の用途の50%以上は塗料用顔料で
ある。また、微粒子の新しい応用として、異方性微粒子
サスベンジaンを用いた調光ガラスが提案されている。
(例えば特開昭6l−89038)調光ガラスは、太陽
光にさらされる宿命にあることから、微粒子としてチタ
ニアなどの半導体を用いる場合にはその光触媒作用によ
って、素子の寿命が著しく短かくなる恐れがある。この
場合には、チタニア微粒子の光触媒作用が所謂チョーキ
ングと呼ばれる塗料の劣化の主要因となることから、い
かにこの活性を抑制するかが重要な課題となる。更に、
チタニア微粒子は化粧品用の顔料としても大量に用いら
れているが、この光触媒作用により肌荒れが問題になっ
ている。この場合にも同様に光触媒活性を低下させる必
要がある。これらに対する対策としては、ビヒクルの高
耐候化があり、車輌用塗料においては、オイル変性のア
ルキドメラミンからオイルフリーのポリエステルに変更
されている。しかしながら、チタニア微粒子の光触媒活
性が非常に高いことから、これだけでは長寿命化には自
ずと限界があるものと考えられる。
チタニア微粒子の光触媒活性を低下させるのに現在一番
有効な方法は、チタニア微粒子のシリカコーティングで
あろう(例えばP、B、Howard andG、D、
Parfitt、CROATICA C[IEMICA
 ACTA、50.15(1977))。
[発明が解決しようとする課題] Howardらの方法はチタニアの光触媒活性を低下さ
せるのに確かに有効ではあるが、2つの問題点がある。
その1つは、チタニア微粒子を均一にコーティングする
ことが困難なことである。従って、チタニア微粒子上の
シリカで被覆されていない部分においては、光触媒作用
による水・有機物などの分解が起こるために、光触媒活
性の低下の度合は小さくなる。
もう1つは、彼らの方法によれば、チタニア微粒子上へ
のポリシリケートアニオンの吸着によって析出が進行す
ることから、シリカ膜中へのナトリウムイオンの混入を
さけることができないことである。このことは、微粒子
を単なる塗料として用いる場合にはさほど問題にはなら
ないが、調光ガラスなどの電気デバイスに用いる場合に
は、素子の内部に気泡が発生したり素子の劣化を早める
原因になると考えられる。
[課題を解決するための手段] 本発明は、上記従来の問題点を解決するためになされた
ものであって、半導体微粒子表面に絶縁体被膜を形成す
る絶縁体被覆半導体微粒子の製造方法において、該微粒
子を金属酸化物が過飽和状態となった金属イオンおよび
弗素イオンを含む処理液中に分散させて、該微粒子表面
に金属酸化物被膜を析出形成させている。
本発明によりシリカ膜の被覆が可能な半導体微粒子とし
ては少なくとも表面がT io 2 * S n 02
 s Zn0t woa l F e203 * S 
rT i 035BaTi03等の半導体であるもので
あればよいが、特に耐酸性の大きいTiO2,5n02
に有効である。
本発明に使用する金属酸化物が過飽和状態となった金属
イオンおよび弗素イオンを含む処理液どしては、例えば
Si、Zrよりなる群より選ばれた少なくとも1種の金
属を弗化水素酸(HF)に略飽和に溶解させた物、また
は上記金属の弗化物を水溶故に溶解させた物等の金属酸
化物が略飽和杖態となった水溶液に、AlCl3.Ca
Cl2゜BaCl2.NiCl2.ZnCl2.Al(
OH)3 、Zn (OH)2.5nC14。
SnC12、ZnO,H3BO2等の金属、金属酸化物
、金属塩化物、金属水酸化物およびホウ酸よりなる群よ
り選ばれた少なくとも1種の添加剤を添加する方法、ま
たは溶液の温度を上昇または冷却させる方法等金属酸化
物の飽和量を減少させる方法等によって調整することが
できる。(例えば特開昭58−161944、特開昭8
0−21810、特開昭80−33233、特開昭60
−176947、特開昭80−2584801特開昭8
1−281047、特開昭82−20878、特願昭8
2−10240等) 上記金属イオンとしては、該金属酸化物として電気絶縁
性を示す物であれば使用できる。
例えばシリカ被膜を作成する場合には、0.5ないし3
.0+ol  ・da−”好ましくは1〜2.5sal
@ds  のシリカ飽和の珪弗化水素酸水溶液に1.5
X10  mol 〜4.0XIOwoolの範囲内で
ホウ酸を添加した処理液が例示でき、該処理液を例えば
20〜60℃好ましくは35〜50℃とした後に微粒子
を加えてシリカ膜の析出反応を進行させることができる
処理液と微粒子を接触させる場合に特に重要なことは、
微粒子を処理液中に分散させたまま処理することである
。分散させない状態で処理液と接触させると、半導体微
粒子全表面に均一に絶縁体被膜が形成できず、本発明の
効果を失なう。
ところで、各種半導体の等電点はTiO2:PH=5.
8,5n02 : PH=4.3.Fe203 :PH
=8.8.ZnO:PH=8.8゜5rTi03 :P
H=8.8.BaTiO3:PH::9. 9 (R,
J、Nowakら、J、Electrochem 。
SoC,、L2i、229 (19〕8)、)であり、
また、処理液の酸性度はPH<1である。
そこで該処理液中では各半導体微粒子は正に帯電する。
従って、微粒子を含む処理液を機械的に撹拌するだけで
静電反発効果により安定な分散状態が得られる。更に、
サブミクロン微粒子については沈降しにくいことから、
超音波処理によって安定な分散状態を維持することが可
能になる。
[作 用] 半導体微粒子の光触媒反応は、光を吸収することによっ
て半導体内部に生成した伝導帯の電子と価電子帯の正孔
のうち微粒子表面に到達したものが周囲の水、有機物と
反応することによって開始する。この反応は、伝導帯の
電子と価電子帯の正孔の再結合過程と競争的に進行する
と考えられる。
−数的に絶縁体中における電子および正孔の拡散速度は
非常に小さいことから、半導体微粒子上に絶縁体膜を被
覆することによって表面に到達する担体潤度が減少する
ために光触媒活性が著しく低下するものと考えられる。
[実 施 例] 2.5腸o1 ・d腸−3のシリカ飽和の珪弗化水素酸
水溶液100m1に0.5mol @dm−3のホウ酸
3mlを添加し十分に撹拌した。この処理液5mlをポ
リプロピレン製試験管に入れて50℃に保温した恒温槽
中に浸漬した。処理液の温度が一定になった後に平均粒
径3μ腸のチタニア(アナターゼ)微粒子200mgを
添加してスターラーで撹拌しながら3時間処理を行なっ
た。次に、蒸留水で微粒子を十分に洗浄した後に乾燥さ
せた。
チタニア微粒子の光触媒活性を評価するために、蟻酸(
HCOOH)水溶液の光分解速度を調べた。
1mol *d+s−”HCOOHag* 10m1に
チタニア微粒子20mgを添加し15分間アルゴンでバ
ブリングすることにより酸素パージをした後に400W
の高圧水銀灯を光源に用いて光照射を行なった。HCO
OHの光分解生成物の1つである二酸化炭素(CO2)
の発生量をガスクロを用いて定量し、その経時変化を調
べた。
以上の実験をA、チタニア微粒子無添加系、B、未処理
のチタニア微粒子添加系、C,シリカ膜被覆チタニア微
粒子添加系について行なった結果を第1図に示す。いず
れの系についてもCO2発生量は時間にほぼ比例して増
加することがわかる。これらの直線の傾きから、各県に
おける002発生速度(Rco2)を求めると、 A、 Rco2(ム)=0.33X10  mol・h
  。
B、 Rco2(B)= 1 、38 X 10  m
ol−h  。
C,Rco2(C)= 0 、 5 9 X  1 0
−5曹o1−h−1+なる値が得られた。従って、チタ
ニア微粒子及びシリカ被覆チタニア微粒子の光触媒作用
によるHCOOHの分解速度は、単純には、Rco2(
B)−Rco2(A)= 1 、03 X 10−5w
+ol−h−1. Rco2(C)−Rco2(A)”
 0 、 28 X 10−5mol−h−1である。
これらの値よりシリカを被覆することによってチタニア
微粒子の光触媒活性が約174に減少したことがわかる
[発明の効果コ 本発明により作成した絶縁体被覆半導体微粒子は、微粒
子の単分散状態を維持しなから液相から高純度絶縁体膜
を均一に微粒子上に析出させたものであり、その光触媒
活性を著しく低下させることができた。
従って、本発明により作成した絶縁体被覆半導体微粒子
を用いることにより建築、車輌用の塗料ならびに微粒子
サスペンションを用いた調光ガラスの寿命が著しく高ま
るとともに化粧品に使用する場合の肌荒れの問題も軽減
できるものと期待できる。
【図面の簡単な説明】
第1図はチタニア(アナターゼ)微粒子及゛びシリカ被
覆チタニア微粒子による蟻酸の光分野で生成した二酸化
炭素の発生量の経時変化を示している。 第1図

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)半導体微粒子表面に絶縁体被膜を形成する絶縁体
    被覆半導体微粒子の製造方法において、該微粒子を金属
    酸化物が過飽和状態となった金属イオンおよび弗素イオ
    ンを含む処理液中に分散させて、該微粒子表面に金属酸
    化物被膜を析出形成させることを特徴とする絶縁体被覆
    半導体微粒子の製造方法。
  2. (2)該微粒子が微粒子サスペンションを用いた調光ガ
    ラスに用いる半導体微粒子である特許請求の範囲第1項
    記載の絶縁体被覆半導体微粒子の製造方法。
  3. (3)該金属酸化物がシリカ又は酸化ジルコニウムであ
    る特許請求の範囲第1項又は第2項記載の絶縁体被覆半
    導体微粒子の製造方法。
JP63036188A 1988-02-18 1988-02-18 絶縁体被覆半導体微粒子の製造方法 Pending JPH01212224A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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EP0870530A1 (en) * 1996-08-05 1998-10-14 Nippon Sheet Glass Co., Ltd. Photocatalyst and process for the preparation thereof
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