JPH01211677A - 圧縮機の吐出弁 - Google Patents

圧縮機の吐出弁

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Publication number
JPH01211677A
JPH01211677A JP3265088A JP3265088A JPH01211677A JP H01211677 A JPH01211677 A JP H01211677A JP 3265088 A JP3265088 A JP 3265088A JP 3265088 A JP3265088 A JP 3265088A JP H01211677 A JPH01211677 A JP H01211677A
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JP
Japan
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valve
discharge
discharge valve
valve plate
plate
Prior art date
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Pending
Application number
JP3265088A
Other languages
English (en)
Inventor
Chuichi Kawamura
河村 忠一
Shinichi Suzuki
新一 鈴木
Junichi Ono
大野 順一
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toyota Industries Corp
Original Assignee
Toyoda Automatic Loom Works Ltd
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Publication date
Application filed by Toyoda Automatic Loom Works Ltd filed Critical Toyoda Automatic Loom Works Ltd
Priority to JP3265088A priority Critical patent/JPH01211677A/ja
Publication of JPH01211677A publication Critical patent/JPH01211677A/ja
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、往復動式圧縮機、例えば斜板式圧縮機やクラ
ンク式圧縮機に用いられる吐出弁に関するものである。
[従来の技術] カーエアコン等に用いられる一般の往復動式圧縮機は、
第7図に示されるように、シリンダボア、即ち圧縮室1
内で往復運動を行うビントン2によって冷媒を圧縮し、
所定の吐出圧力となった時点で吐出弁3を開き、冷媒を
バルブプレート4の吐出孔5を通して吐出室6に送り出
すよう構成されている。
このような圧縮機に使用される吐出弁としては従来から
種々の型式があるが、その代表的なものは第7図に示さ
れるいわゆるリード型の吐出弁3である。従来一般のリ
ード型吐出弁3は薄い板ばねから形成され、その根元部
はバルブプレート4に固定されている。また、吐出弁3
の先端部は、バルブプレート4の吐出室側表面における
吐出孔周辺の弁座部分(第8図参照)7に接し吐出孔5
を閉じ、圧縮室1内と吐出室6内の圧力差に応じて開閉
するようになっている。
[発明が解決しようとする問題点] このようなリード型吐出弁は、バルブプレートとの間に
介在する冷媒によってバルブプレートに確実に密着する
ことができるが、この冷媒の表面張力により吐出弁に引
張力が作用し、しかも、無負荷時、即ち圧縮機が停止状
態であっても吐出弁全面がバルブプレートの表面に接し
ているので、吐出弁が開きに<<、開弁時の圧縮室内の
圧力が所定値よりも高くなる傾向がある。このために、
吐出圧力脈動が大きくなると共に、吐出時期の遅れによ
って動力の損失が生ずるという問題点があった。
本発明の目的はかがる問題点を解決することにある。
[問題点を解決するための手段] そこで、本発明によれば、圧縮室と吐出室との間に設け
られ圧力差により吐出孔を開閉するリード型の吐出弁に
おいて、バルブプレート上の弁座部分と吐出弁との間に
、無負荷状態において所定の間隙が形成されるようにし
たことを特徴としている。
[牛用] このような構成において、吐出弁は吸込行程時にバルブ
プレートに吸い着けぺれて吐出孔を塞ぐか、この際に冷
媒によって吐出弁に作用する引張力は、吐出弁自体の復
帰力により小さくされるので、吐出弁は円滑に開閉を繰
り返すことができる。
[実施例] 以下、図面と共に本発明による圧縮機の吐出弁の好適な
実施例について詳細に説明する。尚、先に説明した従来
構成と同一または相当部分には同一符号を用いることと
する。
第1図は本発明が適用された往復動式圧縮機の断面部分
図である。図示されるように、圧縮室1と吐出室6とは
バルブプレート4により隔てられており、両室はバルブ
プレート4に穿設された吐出孔5により連通されている
バルブプレート4上には、はね鋼から形成されたリード
型吐出弁10の根元部がホルト11により固定され、ま
た、吐出弁10の先端部はバルブプレート4の弁座部分
7に接するよう配置され、これによって吐出孔5が開閉
されるのである。吐出弁10の少なくとも弁座部分7と
対峙する部分は吐出室6側に湾曲形成されており、無負
荷状態て、その先端部とバルブプレート4上の弁座部分
7との間に所定の間隙が形成されるようになっている。
また、符号12はリテーナであり、吐出弁10が過度に
開くのを防止するためのものである。
このような構成において、ピストン2が上死点から下死
点に向かう吸入工程において、吐出弁10の先端部は、
定常位置(ばね作用力が零の自然状態姿勢値W)からマ
イナス側にばね作用力が付与される圧縮室1の方に吸い
寄せられ、バルブプレート4に密着して吐出孔5を閉じ
る。この際に、バルブプレート4と吐出弁10との間に
侵入した冷媒により、吐出弁10には一定の引張力が作
用し、密着力を増大させる。
吸入工程が終了し、ピストン2が下死点から上死点へと
移動方向を変えて圧縮工程に入ると、圧縮室1内の冷媒
の圧力が上昇するか、圧縮工程の初期においては、吐出
弁10は冷媒による引張力の働きでバルブプレート4が
ら離れることはなく、吐出孔は閉じた状態のままとなっ
ている。更に圧縮行程が進み、圧縮室1内の圧力と吐出
弁10自体の復帰力との総和が、吐出弁10に作用する
引張力と吐出室6内の吐出圧力との総和よりも大きくな
ると、吐出弁10は自己の復帰力により定常位置に戻り
、吐出孔5が僅かに開となって所定の吐出圧力の冷媒が
吐出室6に送り出される。更に圧縮工程が進み、圧縮室
1内の圧力が吐出弁10のはね作用力と吐出室6内の圧
力との総和よりも大きくなると、吐出弁10は従来同様
、リテーナ12に当接するまで開放作動する。
第2図は上記第1の実施例における吐出弁10の挙動を
示したグラフであり、図中、点線は従来の吐出弁の挙動
を示している。この図から、吐出弁10は、閉弁時には
ね作用により復帰力が作用して ・いるので、従来に比
して速やかに吐出弁10か開くことが分かるであろう。
この結果、本発明による吐出弁を用いた圧縮機の吐出圧
力脈動も低減されることとなる。尚、第3図および第4
図は、それぞれ、吐出圧力脈動の測定結果を示したもの
であり、第3図は本発明の吐出弁を使用した場合、第4
図は従来の吐出弁を使用した場合である。
図面の第5図は本発明の第2の実施例を示すものである
。第2の実施例においては、吐出弁20には反りが入れ
られておらす、吐出弁20の基端部側とバルブプレート
4との間に薄板21を介在させることにより、両者間に
所定の間隙を形成している。
また、第6図は第3の実施例であり、平らな吐出弁30
を、バルブプレート4の表面に削成された溝31に配置
し固定することで、吐出弁30に所望の反りを形成し、
もってバルブプレート4との間に間隙を設けている。第
2および第3のいずれの実施例も、第1の実施例と同様
な作用効果を有することは、容易に理解されよう。
[発明の効果] 以上のように、本発明によれは、吐出弁とバルブプレー
トとの間に間隙を設けることにより、両者間に介在する
冷媒による引張力を低減することができ、吐出圧力が所
定値よりも大きくなることを防止することができる。こ
れによって、吐出圧力脈動が低減され、騒音および振動
を低く抑えることが可能となると共に、吐−土圧力の高
圧化による動力損失も低減することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の第1の実施例を示す圧縮機の断面部分
図、第2図は本発明による吐出弁の挙動を従来のものと
比較して示すグラフ、第3図は本発明による吐出弁を用
いた場合の吐出圧力脈動の測定結果を示すグラフ、第4
図は従来構成における吐出圧力脈動の測定結果を示すグ
ラフ、第5図は本発明の第2の実施例を示す圧縮機の断
面部分図、第6図は本発明の第3の実施例を示す第5図
と同様な図、第7図は従来の吐出弁を示す第1図と同様
な図、第8図は第7図のA−A線に沿っての断面部分図
である。図中、 1・・・圧縮室      2・・・ピストン3.10
,20.30・・・吐出弁 4・・・バルブプレート5
・・・吐出孔     6・・・吐出室7・・・弁座部
分    21・・・薄板31・・・溝 特許出願人  株式会社豊田自動織機製作所第7図 第8図 ス 手続補正書 昭和63年7月27日

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1.  圧縮室と吐出室との間に設けられ圧力差により吐出孔
    を開閉するリード型の吐出弁において、前記吐出孔を閉
    じるべく前記吐出弁が接するバルブプレート上の弁座部
    分と、前記吐出弁との間に、無負荷状態において所定の
    間隙が形成されるようにしたことを特徴とする圧縮機の
    吐出弁。
JP3265088A 1988-02-17 1988-02-17 圧縮機の吐出弁 Pending JPH01211677A (ja)

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JP3265088A JPH01211677A (ja) 1988-02-17 1988-02-17 圧縮機の吐出弁

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JP3265088A JPH01211677A (ja) 1988-02-17 1988-02-17 圧縮機の吐出弁

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JPH01211677A true JPH01211677A (ja) 1989-08-24

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH06101644A (ja) * 1992-09-21 1994-04-12 Sanden Corp 気体圧縮機の吐出弁
WO2004059167A1 (ja) * 2002-12-26 2004-07-15 Zexel Valeo Climate Control Corporation 圧縮機のリード弁構造

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS60227075A (ja) * 1984-03-08 1985-11-12 ホワイト・コンソリデ−テツド・インダストリ−ズ・インコ−ポレ−テツド 冷凍用コンプレツサのリ−ドバルブ

Patent Citations (1)

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