JPH01210439A - シール材 - Google Patents

シール材

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Publication number
JPH01210439A
JPH01210439A JP3470488A JP3470488A JPH01210439A JP H01210439 A JPH01210439 A JP H01210439A JP 3470488 A JP3470488 A JP 3470488A JP 3470488 A JP3470488 A JP 3470488A JP H01210439 A JPH01210439 A JP H01210439A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
elastomer
hardness
sealing material
curing
porous body
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP3470488A
Other languages
English (en)
Inventor
Chiaki Kato
千明 加藤
Hiroo Katsuya
勝矢 寛雄
Toshiyuki Hatta
利之 八田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sumitomo Electric Industries Ltd
Original Assignee
Sumitomo Electric Industries Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Sumitomo Electric Industries Ltd filed Critical Sumitomo Electric Industries Ltd
Priority to JP3470488A priority Critical patent/JPH01210439A/ja
Publication of JPH01210439A publication Critical patent/JPH01210439A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Manufacture Of Porous Articles, And Recovery And Treatment Of Waste Products (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、耐熱性、耐薬品性を必要とする7ランジ部等
のシール材に関するものである。
(従来の技術) 従来のシール材として、4弗化エチレン樹脂の多孔質体
(例えば住友電工製:商品名マッシニシール)から成る
ものがある。
これは、耐熱性、耐薬品性にすぐれており、高温の箇所
や強酸、強アルカリの薬液を使用する箇所等のシール材
として使われる。また更に、その柔軟性を利用して複雑
な形状部のシール材としても使われる。
(発明が解決しようとする課題) しかしながら、このシール材は、復元性がなく、従って
常に圧力をかけるか、あるいは期間をおいてさらに締め
込む事によって必要なシール性を保つことCでなる。
即ちこのシール材は、ガスケット係数(最小締付圧/シ
ール可能な流体の圧力)が水の場合で2.0〜3.0と
大きく、流体のシールに要する締付圧が大きいという問
題がある。
なおゴムの場合は水に対するガスケラ1−(1icは約
0.5である。
上記に鑑み、本発明はこのような問題点を解消するため
開発されたものである。
(課題を解決するための手段) 即ち本発明のシール材は、弗素樹脂の連続気孔からなる
多孔質体の多孔部に、液状の耐熱性エラストマーを含浸
させた後硬化させることによって弾性を付与しそのエラ
ストマー硬度が80i以下であることを特徴とするもの
である。
以下に本発明の詳細な説明する。
本発明は、前記の問題点を解決するため、第1図に例示
する様に、連続気孔をもった弗素樹脂の多孔質体(1)
の多孔部t、2) K 、液状の耐熱性エラストマ1(
3)を含浸させた後硬化させたもので、複合体としての
エラストマー硬度は低いほど良いが、80度以下で使用
できる。
この場合、弗素樹脂の多孔質体としては、多孔度が50
〜90%の4弗化エチレン樹脂の多孔質体が良く、液状
の耐熱性エラストマーとしては、粘度が10万c、s、
以下で硬化後のゴム硬度が70度以下の液状シリコーン
ゴムや弗素ゴムがあシ、使用温度や使用雰囲気に応じて
選択する。なお、粘結が10万c、s、を越えると含浸
が非常に難しくなる。
なお、上記弗素樹脂や耐熱性エラストマーには、熱伝導
性を向上し、更に耐熱性を上げるためにグラファイトを
5〜30部入れれば更にすぐれたものとなる。
(作用) このように弗素樹脂の多孔質体に耐熱エラストマーを含
浸させ弾性をもたせたことでガスグツト係数が1.0以
下になシ、従って弱い圧力でもシールが可能となる。
また更にエラストマー単体に比−・ると弗素樹脂の多孔
質体がエラストマーの内部にネット状にはりめぐらされ
た構造になっているから、強度は数倍向上し、耐熱性も
良くなることがら、長期間にわたりシール効果を持続で
きる。
なお多孔質体は連続気孔をもつものであるがらエラスト
マーの含浸が可能となる。
(実施例) 以下に本発明の実施例を述べる、しかしこの例のみに限
定されるものでは決してない。
グラファイトを20s入れた寸法が幅12erm。
厚さ5mで多孔度が80%の4弗化エチレン樹脂の多孔
質体(住友電工製:商品名マツシュシール)に粘度が5
000 c、s−で硬化後のゴム硬度が45度の室温硬
化型液状シリコーンゴム(信越化学製二KE106)を
真空で引きながら内部まで完全に含浸させた後180℃
×1時間で硬化させた。
この複合体は硬度が70度で、引張強度は150Kp4
2とゴム単体の場合に比べ約3倍の強度であった。
またガスケット係数を調べた所、水の場合で0.7と、
はぼゴム単体並であり、4弗化工チレン樹脂多孔質体単
体に比べるとかなり小さく、’y −ル性が良好である
事がわかった。
(発明の効果) 以上説明したように本発明のシール材は、ω熱エラスト
マーを弗素樹脂の多孔質体で強化した構造であるから、
特に耐熱性や耐久性を必要とする7ランジ部などのバッ
キング材として利用す6と強度が強く、又ガスケット係
数が小さくてシール性が良くて有効である。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明のシール材の断面図を例示している。

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)弗素樹脂の連続気孔からなる多孔質体の多孔部に
    、液体の耐熱性エラストマーを含浸させた後硬化させる
    ことによって弾性を付与しそのエラストマー硬度が80
    度以下であることを特徴とするシール材。
  2. (2)弗素樹脂の連続気孔からなる多孔質体が、多孔度
    が50〜90%の4弗化エチレン樹脂からなる多孔質体
    であることを特徴とする特許請求の範囲第(1)項記載
    のシール材。
  3. (3)液状の耐熱性エラストマーが、粘度が10万c.
    s.以下で硬化後のゴム硬度が70度以下の液状シリコ
    ーンゴムであることを特徴とする特許請求の範囲第(1
    )項記載のシール材。
  4. (4)液状の耐熱性エラストマーが、弗素ゴムであるこ
    とを特徴とする特許請求の範囲第(1)項記載のシール
    材。
  5. (5)弗素樹脂及び/又は耐熱性エラストマーには、5
    〜30部のグラフアイトを入れ、熱伝導性を向上させた
    ことを特徴とする特許請求の範囲第(1)項記載のシー
    ル材。
JP3470488A 1988-02-16 1988-02-16 シール材 Pending JPH01210439A (ja)

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JP (1) JPH01210439A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH044037U (ja) * 1990-04-23 1992-01-14

Cited By (1)

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