JPH01209964A - 振動波モータの駆動回路 - Google Patents

振動波モータの駆動回路

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JPH01209964A
JPH01209964A JP63033593A JP3359388A JPH01209964A JP H01209964 A JPH01209964 A JP H01209964A JP 63033593 A JP63033593 A JP 63033593A JP 3359388 A JP3359388 A JP 3359388A JP H01209964 A JPH01209964 A JP H01209964A
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wave motor
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    • H02GENERATION; CONVERSION OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
    • H02NELECTRIC MACHINES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • H02N2/00Electric machines in general using piezoelectric effect, electrostriction or magnetostriction
    • H02N2/10Electric machines in general using piezoelectric effect, electrostriction or magnetostriction producing rotary motion, e.g. rotary motors
    • H02N2/14Drive circuits; Control arrangements or methods
    • H02N2/142Small signal circuits; Means for controlling position or derived quantities, e.g. speed, torque, starting, stopping, reversing

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  • General Electrical Machinery Utilizing Piezoelectricity, Electrostriction Or Magnetostriction (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、振動波モータ(以下、USMと略記する)の
駆動回路、更に詳しくは、USMの特性が変化しても常
に効率よく回転する駆動周波数を自動的に追尾する帰還
回路を有するUSMの駆動回路に関する。
[従来の技術] 圧電素子、電歪索子、磁歪素子等の電気−機械工ネルギ
変換素子を用いて進行性振動波を発生させて駆動する振
動波モータは、既に周知である。
この振動波モータは圧電素子の超音波振動を駆動源とす
るものについて簡単に説明すると、隣接する多数の圧電
素子が互いに逆極性になるように分極処理され、2つの
組に分けられ、λ/4+nλ(λは進行波の波長、nは
整数)の間隔を置いて弾性体に固着されてステータが構
成されており、このステータの各組錘にまとめられた各
圧電素子の電極に、上記弾性体および圧電素子からなる
振動子の形状、材質によって決まる共振周波数で、同一
振幅で、かつ位相のみが90@ (π/2)異なる交流
電圧V  sInθとvoCosθが印加されると、弾
性体の表面に弾性進行波が励起される。
この進行波の励起されている弾性体の表面の各質点は進
行波の進行方向とは逆向き方向の楕円振動を行なう。従
って、進行波の山の頂点付近に弾性体と摩擦接触するロ
ータを置けば、このロータは楕円振動の方向に移動する
ことになる。これが振動波モータの原理である。
ところで、このUSMは、一般に負荷、加圧力。
温度等の外的要因により、その特性が変化し、その特性
の変化に基因して共振周波数も変化するため、この共振
周波数に駆動信号の周波数が自動追尾するような構成の
駆動回路が必要となる。この自動追尾する方法としては
、従来、USMの回転数を検知してこれによって回転数
を一定回転数に保つように制御する方法、USMのモニ
タ電極から取り出した信号の振幅あるいは位相を一定に
保持するように制御する方法等がある。
第5図は、USMのモニタ電極から取り出した信号の振
幅を一定に保持するように制御する従来の自動追尾手段
の一例を示す構成ブロック図である。第5図において、
発振周波数コントロール電圧V eontにより発振周
波数が制御される電圧制御発振器からなる周波数可変発
振器(以下、vCOと略記する)1の出力は、分周・移
相器2に入力され、ここで分周されて互いに90@の位
相差を有する2相出力2−aおよび2−bになる。この
2相出力2−aおよび2−bは、それぞれ電力増幅器3
a、3bで増幅されてVosinθおよびvocosθ
の駆動電圧となり振動波モータ4の駆動電極4a、4b
にそれぞれ印加されることにより同モータ4が回転する
。このモータ4にはモニタ電極4Cが設けられており、
同電極4Cからは振動の大きさに比例した振幅の交流帰
還信号が得られる。交流電圧値がvFBのこの帰還信号
は検波回路8で直流に変換されてから差動アンプ9に供
給される。差動アンプ9では、これを基準電圧値V r
efの適正駆動周波数信号(以下、基準電圧V ref
’と呼称する)と比較し、その差の電圧v contを
vCOlにフィードバックするようになっている。
一般に、モニタ電極4cに誘起される帰還出力電圧vF
Bは、USM4の回転数Nにほぼ比例したレベルで、そ
の周波数特性は第7図の実線11のようになる。この特
性がピークに達する点は機械的共振点と呼ばれ、電気的
な動作点としては非常に不安定なものである。従って、
この自動追尾においては電気的に一番安定していて、且
つ効率の良いモータ駆動がなされる周波数fbに対応し
た動作点7bの電圧を基準電圧V rerとして設定し
ている。今、帰還信号の周波数がf のときの帰還電圧
をVaとすれば、VB>VrefなのでVColの発振
周波数を高くするように、また、帰還信号の周波数がf
 のときの帰還電圧VCはVc<Vrcf’なのでvC
Olの発振周波数を低くするように、それぞれフィード
バックすれば駆動信号の周波数は常にf、に保たれるこ
とになる。
また、第6図は、USM4のモニタ電極4cから取り出
した信号の位相角θを一定に保持するように制御する従
来の自動追尾手段の他の例を示す構成ブロック図である
。第6図において、VCO1〜USM4は、第5図と同
じなのでその説明を省略する。この追尾手段においては
USM4の帰還電極4Cから取り出された、同電極4c
に誘起した帰還出力電圧vI、Bは、波形整形回路10
に供給されてグランドレベルを基準にした方形波に変換
されたのち、その信号は位相比較回路11に供給される
。同比較回路11では、帰還電圧vFBの位相が例えば
、電力増幅器3a、3bの出力を波形整形して得た信号
等のような基準となる位相信号と比較される。そして、
その位相差分がパルス幅の大きさに変換されてLPF 
(低域濾波器)12に供給され、同LPF12で直流に
変換される。
このようにして位相差が直流電圧レベルに変換された後
、この直流出力は、差動アンプ13に供給されて基準電
圧V rerと比較され、その差出力がコントロール電
圧v contとしてVCOIに供給されて、その発振
周波数が電圧制御されるようになっている。
このように構成された追尾手段を有する駆動回路は、そ
の位相差θの周波数特性が第8図に示されているように
、帰還信号の周波数がf、のときの位相差θ の点を基
準とすると、θ〉θ、の場す 合は周波数を低くするように、またθくθ、の場合は周
波数を高くするように帰還がかけられている。
[発明が解決しようとする課題] ところが、上述のように構成された追尾手段を有するモ
ータ駆動回路においては、適正な駆動周波数に常に追尾
できるという訳ではなく、急激な負荷または加圧力など
により、モータの特性が大きく変化した場合にモータの
駆動周波数が全く別の点へ飛んでしまうといった現象(
以下、周波数の飛びという)が発生する。即ち、負荷が
大きくなると、例えば第7図の点線I2のように、特性
の山がつぶれてしまい、その結果、モータの駆動周波数
が低い方に飛んでしまって再起動しなくなるとか、急激
な負荷が加わることによって第7図または第8図に示す
動作点7dまたは8dのように動作点7bまたは8bに
引き込めない範囲に入ってしまうという周波数の飛びが
発生する。
また、低温になると振動波モータの振動のQが高くなる
ため、共振状態を逸脱した点では帰還電圧vFBの出力
が極く小さくなるので、スタート時や何らかのショック
で一旦共振点から外れてしまうと再起動しない場合が出
てくる。
従って、本発明の目的は、上述の問題点を解消し、どの
ような状況においても再起動できる振動波モータの駆動
回路を提供するにある。
[課題を解決するための手段] 本発明は、第1図の概念図に示すように、周波数可変発
振器(VCO)1からなる駆動源の駆動信号出力を分周
移相器2および電力増幅器3a。
3bを通じて振動波モータ4に加えることにより同モー
タ4を駆動し、該駆動時に生じるモニタ電極4cの帰還
信号と適正駆動周波数信号とを比較して上記駆動信号の
周波数を適正駆動周波数に制御するようにした周波数追
尾手段を有する振動波モータの駆動回路において、 上記帰還信号を適正駆動周波数信号と比較することによ
り、上記振動波モータの適正駆動周波数に対する上記駆
動信号の刃周波数の高低を検出し、上記駆動信号の周波
数の追尾方向を判断する検出回路5と、この検出回路5
の判断により同検出回路の信号が入力されたとき、アッ
プカウントまたはダウンカウントするアップダウンカウ
ンタ6と、このアップダウンカウンタ6のディジタル出
力をアナログ出力に変換し、該アナログ出力により上記
駆動源が出力する駆動信号の周波数を変化させるD/A
コンバータ7と、を具備することを特徴とするものであ
る。
[作 用] 上記検出回路5で、その時点の周波数が適正駆動周波数
よりも高いか低いかを判断して追尾方向をHまたはLの
ディジタル信号の形で出力する。
この出力を受けてアップダウンカウンタ(以下、UP/
DNカウンタと略記する)6がアップカウントまたはダ
ウンカウントを行なう。その結果として、上限周波数ま
たは下限周波数に達すると、次のクロックパルスで下限
周波数または上限周波数に戻り再度アップカウントまた
はダウンカウントするから、周波数の飛びを防止するこ
とができる。そして、D/Aコンバータ7で上記UP/
DNカウンタ6のディジタル出力をアナログ信号に変換
し、この出力を発振周波数コントロール電圧V con
tとしてVCOIに戻している。
[実 施 例] 以下、図面を参照して本発明を具体的に説明する。
第2図は、本発明の第1実施例を示すUSMの駆動回路
における追尾手段の詳細を示したもので、帰還信号の位
相を検出し、帰還電圧VFBの位相を一定に保つように
構成しである。なお、以下の実施例においてはvCOl
からUSM4までは第1図のように構成されている。第
2図において、U8M4のモニタ電極4Cに誘起した帰
還信号SFBは検出回路5に人力される。この検出回路
5は、コンパレータCP  s 抵抗R1”R5、:I
:/7’ンすCおよびダイオードD、、D2を図のよう
に接続してなる波形整形部5aと、同整形部5aの出力
を適正駆動周波数信号と位相比較して追尾方向を判断す
るD型フリップフロップ回路FF1とから構成されてい
る。同フリップフロップ回路FF1のQ出力端子は、U
P/DNカウンタ6のUP/DN端子に接続されている
。この[JP/DNカウンタ6は、そのクロック入力端
子CKに供給されているクロック信号を2進数の信号に
加算あるいは減算するもので、その出力端子Q、、Q2
゜・・・・・・、Q はD/Aコンバータ7に接続され
ている。同り/Aコンバータ7は、電流加算式のコンバ
ータで、このための重みづけ抵抗群R11’ R12’
・・・・・・、R・およびR8と、これら抵抗群と上記
Qn 出力端子間に介在するアナログスイッチSW、。
sW2.・・・・・・、SWnと、ボルテージフォロワ
接続のオペアンプOpHとで構成されている。
このように構成された第1実施例の駆動回路では、08
M4のモニタ電極4cに誘起された帰還電圧vPBの信
号は、波形整形部5aで矩形波に整形されたのち、D型
フリップフロップ回路FF。
に供給される。同フリップフロップ回路FF1では、上
記帰還電圧V□の位相を第1図に示すvCol、分周・
移相器2.または電力増幅器3aあるいは3bから取り
出された基準電圧Vref’の適正駆動周波数信号の位
相と比較して追尾方向を検出する。つまり、上記の両信
号の位相差が零のときを境にしてHまたはLのディジタ
ル信号が出力される。その出力は、UP/DNカウンタ
6のUP/DNコントロール信号として入力される。そ
して、帰還電圧vPBの位相の方が進んでいる場合には
ダウンカウント、帰還電圧vFBが遅れている場合には
アップカウントとなる。カウンタ6の出力Ql−Qnは
D/Aコンバータ7へ送られてアナログスイッチ5w1
−5w、をオン・オフする。
D/Aコンバータ7は電流加算式であり、重みづけ抵抗
R11の抵抗値をRとおいて、 Roからなる簡単な構成の回路でD/A変換が実現され
ている。実際に、D/Aコンバータ7としてはこれ程の
精度は必要ではなく、後述する第4図に示したD/Aコ
ンバータでも充分である。抵抗R8に発生する電圧がD
/A変換出力となるが、これをオペアンプOpHのユニ
ティゲインアンプにより増幅し、コントロール電圧V 
contとしてVCOIに出力する。
このような回路構成にすることにより、掃引する周波数
帯域に上限(f   )と下限(flIIXn)aX を、つまり、UP/DNカウンタの計数値で表わせば、
1.1.・・・・・・、1と0,0.・・・・・・、0
を設定したことになり、カウンタの性質からアップカウ
ントして駆動周波数が高い方に飛んでいこうとしても1
,1.・・・・・・、1に相当する上限の周波数f  
に到達すると、次のクロックパルスではax 帆 0.・・・・・・、0に相当する下限周波数’ak
inに戻り、再びアップカウントして適正駆動周波数に
戻すことができる。また、ダウンカウントして低い方に
飛んでいこうとする場合も同様に0,0゜・・・・・・
、0に相当する周波数’ sinから1,1.・・・・
・・、1に相当する周波数f  に移るので適正部aa
x 動周波数に戻ることができる。また、スタート周波数は
’ sinまたはfaaxのどちらかになり、f   
−f   またはfl、ax→fakinの方向に走s
in     l1ax 査する形となり、位相差が0になる点が現われるまで何
度も走査するので、確実な始動が可能となる。
第3図は、本発明の第2実施例を示すUSMの駆動回路
における追尾手段を示したものであって、帰還電圧vP
Bの振幅を一定に保持するように構成した場合である。
この第2実施例では、検出回路5Aで帰還電圧VPBを
適正駆動周波数信号の基準電圧V rarと比較してい
る点と、UP/DNカウンタ6Aに周波数ロック等の機
能を付加した点と、この機能付加に伴いD/Aコンバー
タ7Aにツアーゲートおよびインバータからなるゲート
群でアナログスイッチを置換した点とが上記第1実施例
と異なる。
即ち、第3図において、03M4のモニタ電極4Cに接
続された検出回路5Aは、抵抗R2、〜R23,可変抵
抗V R21,コンデンサc2□およびダイオードD2
□を図示のように接続してなる検波回路5bと、同検波
回路5bの検波出力を適正駆動周波数信号の基準電圧V
 refと電圧比較するコンパレータCP21とから構
成されている。同コンパレータCP2□の出力端は、U
P/DNカウンタ6AのUP/DN端子に接続されてい
る。また、同カウンタ6Aは、そのリセット端子Rにリ
セット信号が、イネーブル端子enaにイネーブル信号
がそれぞれ供給される正うになっていて、クロック入力
端子CKに印加されているクロック信号CLKをUP/
DN端子の論理レベルに応じてアップカウントまたはダ
ウンカウントして出力端子Q1.Q2.・・・・・・、
Qnに二値化された信号として出力するようになってい
る。D/Aコンバータ7Aは、電流加算式のコンバータ
で、上記第1実施例と同じ重みづけ抵抗R1□、R1□
、・・・・・・’ RInおよびRoならびにR31と
、これら抵抗群をマニュアル操作するためのインバータ
’ 31’ ノアゲートN0R31,N0R32,叫・
・、NoR3nからなるゲート群と、ボルテージフォロ
ワ接続のオペアンプ0P31とで構成されている。
このように構成されたこの第2実施例の駆動回路では、
03M4のモニタ電極4cに誘起された帰還電圧vFB
の信号が、検波回路5bで検波され、同帰還電圧vI、
Bの振幅に比例した直流電圧になってコンパレータCP
 21に供給される。同コンパレータCP 21では、
上記直流電圧と適正駆動周波数信号の基準電圧Vrer
とを比較してコンパレータCP21の出力端からHまた
はLのレベル信号を出力する。それ以後の動作は、上記
ml実施例と路間じなのでその説明は省略するが、この
第2実施例では、TJP/DNカウンタ6AおよびD/
Aコンバータ7Aを利用した幾つかの機能を付加しであ
るので、これらの点についてのみ、その作用を説明する
前記第1実施例では常に適正駆動周波数を追尾し続けて
いるが、頻繁に周波数の飛びが生じ、その上限値f  
や下限1ii!fIlfnを超えて大きく逸aX 脱する場合には、この第2実施例では一度適正駆動周波
数を捕えたらそこでカウント禁止、つまりイネーブル信
号をノンアクティブにして駆動周波数を、その周波数に
固定してしまうことができる。
また、カウンタのリセット信号とマニュアル信号により
駆動周波数を自在に変化させることが可能である。この
機能は回路の調整やモータのテスト等に便利である。例
えば、抵抗R8の抵抗値を変えることによってUP/D
Nカウンタ6Aの1ビツト当たりの周波数偏移Δfや駆
動周波数の掃引範囲(fl、1ax−fl、11n)を
決定できるので、この抵抗R,を調整するときマニュア
ル信号をすべてHまたはLにすることで所望の駆動周波
数範囲の上限f  や下限’winの出力が得られる。
従ax って、抵抗Roをレーザトリミングする際に完全に自動
化できるし、またVCOlの2Jgについても同様であ
る。また、マニュアル操作することで、例えば03M4
の周波数特性を調べる場合でもマイコンに接続すれば周
波数の自動設定ができる。
従って、回路の調整やUSMのテストあるいは実験や不
良解析する際にも大変便利である。更に、適正駆動周波
数になった場合にUP/DNカウンタ6Aの出力端子Q
1〜Q0から得られる信号(以後、この信号名もQ1〜
Qnとする)をメモリしておき、急激な負荷などにより
駆動周波数が大きくずれた時には、マニュアル操作に切
り換えてからリセット信号をHにして出力端子Q1〜Q
nの論理レベルをすべてLとしたのち、メモリしておい
た信号Ql−Qnをマニュアル信号として入力すれば強
制的に適正駆動周波数に設定できる。
更にまた、上限や下限の周波数f   、flllIl
ax は、前記第1実施例では固定であったが、この第2実施
例ではf   、f   シフト信号にょリシsin 
   wax フトすることができる。即ち、このシフトr=号をHに
した状態では抵抗R31に電流は流れないが、Lにする
と電流が流れるのでその分だけ抵抗R8の両端に発生す
る電圧が高くなる。従って、その分だけ駆動周波数がシ
フトすることになる。USMでは温度や負荷、その他の
条件によって共振周波数が変化するので、例えば温度セ
ンサなどから信号を取り出して、あるいは駆動周波数の
状態をモニタして、駆動周波数ρ掃引範囲fI11n〜
fI、laxをシフトすれば、共振周波数が大きく変化
するモータにも充分に対処できる。この場合、抵抗Ro
にアナログ的に電流が流し込んでいってリニアにシフト
させてもよいこと勿論である。
第4図は、本発明の第3実施例を示すUSMの駆動回路
における追尾手段中のUP/DNカウンタとD/Aコン
バータの部分を抽出して示した要部回路図である。この
第3実施例では、D/Aコンバータとして上記第1.第
2実施例で使用した電流加算型に代えて電圧加算型を使
用した点と、UP/DNカウンタにキャリ出力と初期値
設定機能を付加した点とが上記第1.第2実施例と異な
る。
第4図において、UP/DNカウンタ6Bは、そのUP
/DN端子に検出回路からUP/DNコントロール信号
が印加されると、その論理レベルに応じてアップカウン
トあるいはダウンカウントする。この計数過程で、UP
/DNカウンタ6Bの端子C8,Tよりキャリ出力を得
られるようにしであるので”sin’たはfIIlax
に到達したことを知ることができる。従って、周波数の
飛びが発生すると、キャリ出力を得ることができるから
、図のプリセット端子りとデータ入力端子D1〜D を
使って前述のようにメモリしておいた適正駆動周波数時
の信号Q1〜Qnをプリセットすることで適正駆動周波
数に戻してやることも可能になる。また、プリセット機
能を使ってスタート周波数を任意に決めることが可能で
ある。勿論、キャリ出力が得られるとスタート周波数に
戻るような回路(こすることもできる。
D/Aコンバータ7Bは、重みづけ抵抗R41〜Rおよ
びR51−R5nからなる抵抗群と、ボルナn −ジフオロワ接続のオペアンプ0P51とからなり、U
P/DNカウンタ6Bの端子Q、、Q2.町・・。
Q から供給されるディジタル信号をアナログ値に変換
する。そして、各抵抗の抵抗値は、R5□。
R53,・・・・・・、R5,の抵抗値をRとすれば、
R41゜R4゜、・・・・・・’ R4nおよびR5□
の抵抗値は2Rに設定されているので、周知のD/A変
換が行なわれる。
ところで、上記第2実施例および第3実施例のUP/D
Nカウンタ6A、6Bに付加した機能は、これを前記第
1実施例のUP/DNカウンタ6に設ければ同様の機能
を果たすことができることは言うまでもない。
[発明の効果] 以上述べたように、本発明によれば、USMの負荷が急
激に加えられたり、過大になったりして周波数の飛びが
発生しても、あるいは低温になって共振状態を逸脱して
も、USMの駆動回路のフィードバックループ中に、U
P/DNカウンタとD/Aコンバータを設けているので
、カウンタの繰返し動作によって再び適正駆動周波数に
戻すことができる。
また、カウンタを利用することでディジタル的な操作を
外部からかけることが可能になり、モータの制御は勿論
、回路の調整、モータのテストなども容易に行なえると
いう顕著な効果が発揮される。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明のUSMの駆動回路の概念図、第2図
は、本発明の第1実施例を示すUSMの駆動回路におけ
る追尾手段の要部回路図、第3図は、本発明の第2実施
例を示すUSMの駆動回路における追尾手段の要部回路
図、第4図は、本発明の第3実施例を示すUSMの駆動
回路における追尾手段中のUP/DNカウンタとD/A
コンバータの要部回路図、 第5図、第6図は、周波数追尾手段を有する従来のUS
Mの駆動回路のブロック図であって、第5図はフィード
バック電圧の振幅を一定にする場合を、第6図はフィー
ドバック電圧の位相を一定にする場合をそれぞれ示すブ
ロック図、第7図は、上記第5図に示す従来の駆動回路
におけるUSMの駆動周波数に対する帰還電圧の振幅の
変化を示す線図、 第8図は、上記第6図に示す従来の駆動回路におけるU
SMの駆動周波数に対する帰還電圧の位相の変化を示す
線図である。 1・・・・・・・・・・・・・・・VCO(周波数可変
発振器)4・・・・・・・・・・・・・・・振動波モー
タ5.5A・・・・・・検出回路

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1) 周波数可変発振器からなる駆動源の出力駆動信
    号により振動波モータを駆動し、該駆動時に生じる振動
    波モータからの帰還信号と適正駆動周波数信号とを比較
    して上記駆動信号の周波数を適正駆動周波数に制御する
    ようにした周波数追尾手段を有する振動波モータの駆動
    回路において、上記帰還信号を適正駆動周波数信号と比
    較することにより、上記振動波モータの適正駆動周波数
    に対する上記駆動信号の周波数の高低を検出し、上記駆
    動信号の周波数の追尾方向を判断する検出回路と、 この検出回路の判断により、同検出回路の信号が入力さ
    れたとき、アップカウントまたはダウンカウントするア
    ップダウンカウンタと、 このアップダウンカウンタのディジタル出力をアナログ
    出力に変換し、該アナログ出力により上記駆動源が出力
    する駆動信号の周波数を変化させるD/Aコンバータと
    、 を具備することを特徴とする振動波モータの駆動回路。
JP63033593A 1988-02-16 1988-02-16 振動波モータの駆動回路 Expired - Lifetime JP2780262B2 (ja)

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