JPH01209225A - 自動車積込装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 （産業上の利用分野） 本発明は、自動車を自動車用コンテナ内に積込む自動車
積込装置に関するものである。

（従来の技術） 従来は、（Ｉ）自動車を運転して、自動車用コンテナ内
に乗り入れることにより、自動車を自動車用コンテナ内
に積込み１次いでコンテナ床部に設けたアイプレートと
ワイヤローブ等とにより自動車を自動車用コンテナ内に
固縛するか１（■）キャスタ付ラックを自動車用コンテ
ナの入口まで運鵡し９次いで自動車を運転して、キャス
タ付ラックの上に乗り上げ９次いで自動車をキャスタ付
ラックに固縛し２次いでフォークリフト等により自動車
をキャスタ付ラックとともに自動車用コンテナ内に積込
んで、格納位五に移動させるようにしている。

（発明が解決しようとする課８） 前記（＋）の場合、自動車用コンテナが国際規格の４０
フイートコンテナ、自動車が普通自動車（２０００ＣＣ
程度の自動車）であれば、自動車用コンテナの内法寸法
が２３５０ｍｍ、自動車の幅が１６９５ｍｍであり、固
縛のためのスペースを両側に３２０ｍｍ程度ずつ取ると
、自動車を運転して積込んでも、ドアを開くことができ
なくて、運転者が自動車用コンテナ内から脱出できない
。また自動車の両側のスペースが３２０ｍｍ程度なので
。

固縛作業が困難で１作業効率が悪い。また上記のように
自動車の両側のスペースが３２０ｍｍ程度なので、自動
車を自動車用コンテナ内に充分に固縛することができず
、自動車が輸送途中に移動して。

自動車用コンテナの内壁面に衝突する惧れがある。

また自動車を自動車用コンテナ内に２台しか積込むこと
ができなくて、輸送コストが高くなる。そのため、自動
車の陸上輸送には、専用のトレーラを使用し、海上輸送
には、ロールオンロール方式の自動車専用船を使用して
いるが、これらの場合には、多大の設備費を必要とする
。

また前記（ＩＩ）の場合、キャスタ付ラックを傾斜させ
ると、自動車を自動車用コンテナ内に３台積込むことが
できるが、キャスタ付ラックを傾斜させるので、キャス
タ付ラックをストックするためのスペースが太き（なる
。またこの場合には。

キャスタ付ラックを自動車用コンテナの入口まで運搬し
１次いで自動車を運転して、キャスタ付ラックの上に乗
り上げ１次いで自動車をキャスタ付ラックに固縛し１次
いでフォークリフト等により自動車をキャスタ付ラック
とともに自動車用コンテナ内に積込んで、格納位置に移
動させており。

作業効率が悪いという問題があった。

本発明は前記の問題点に鑑み提案するものであり、その
目的とする処は、自動車の自動車格納用傾斜台に対する
固縛を自動車用コンテナ外で行うことができる。自動車
格納用傾斜台の自動車用コンテナに対する固縛を不用に
できる。さらに自動車格納用傾斜台及び自動車の供給、
自動車の自動車格納用傾斜台に対する固縛、自動車格納
用傾斜台及び自動車の自動車用コンテナへの積込み、自
動車用コンテナ内での移動、自動車用コンテナの供給と
いう一連の積込作業を効率よく行うことができる自動車
積込装置を提供しようとする点にある。

（課題を解決するための手段） 上記目的を達成するために１本発明の自動車用積込装置
は、自動車用コンテナと、同自動車用コンテナに着脱自
在に連結する積込用枠構造体とを有し、同自動車用コン
テナの対向内壁面及び同積込用枠構造体の対向内壁面に
自動車格納用傾斜台を傾斜状態のまま水平方向に移動可
能に支持するガイドレールを２条ずつ設け、同積込用枠
構造体の反コンテナ側端部に傾斜台格納部と傾斜台供給
用開口部とを設けている。

（作用） 本発明の自動車積込装置は前記のように構成されており
、自動車用コンテナを搭載したトレーラを積込位置に停
車させ、自動車用コンテナを積込用枠構造体に連結して
、自動車用コンテナの対向内壁面に設けた各ガイドレー
ルと積込用枠構造体の対向内壁面に設けた各ガイドレー
ルとを一連の状態に接続し３次いで積込用枠構造体の傾
斜台格納部に格納している自動車格納用傾斜台を積込用
枠構造体の各ガイドレールに沿って積込用枠構造体に設
けた車路位置まで移動させ２次いで運転者が自動車に乗
り込み、自動車を運転して、上記車路から上記自動車格
納用傾斜台上へ移動し３次いで自動車を自動車格納用傾
斜台に固縛し１次いでトレーラ上に設置したウィンチ等
を作動して、自動車格納用傾斜台と自動車とを傾斜状態
のまま。

積込用枠構造体の各ガイドレールと自動車用コンテナの
各ガイドレールとに沿い移動させて、自動車用コンテナ
の格納位置に搬入し１次いで自動車格納用傾斜台をガイ
ドレールにロックし１次いで後続の自動車を同じ要領で
自動車用コンテナ内に積込み、自動車用コンテナ内に所
定台数の自動車が積込まれると、トレーラが積込位置か
ら発車する一方９次のトレーラが積込位置に入れ替わり
に停車して、上記積込み作業が続行される。また積込用
枠構造体の傾斜台格納部に格納している自動車格納用傾
斜台の数が減少してきたら、フォークリフト等により、
自動車格納用傾斜台を積込用枠構造体の傾斜台供給用開
口部から傾斜台格納部へ搬入する。

（実施例） 次に本発明の自動車積込装置を第１図乃至第５図に示す
一実施例により説明すると、第１図の（１）が高低部を
有する床面、第１，２図の（２）が床面（１）の高段部
上に停車したトレーラ、第１゜２．３図の（３）が同ト
レーラ（２）に搭載した自動軍用コンテナ、（４）が同
自動車用コンテナ（３）の対向内壁面に２条ずつ設けた
断面コ字型のガイドレール、（５）が自動車格納用傾斜
台、　（５ａ）が同自動車格納用傾斜台（５）の対向両
側縁に取付けた合計４個のキャスターで、同各キャスタ
ー（５ａ）が上記各ガイドレール（４）内に嵌合して、
自動車格納用傾斜台（５）が傾斜状態のまま水平方向に
移動可能に支持されている。また（５ｂ）が上記自動車
格納用傾斜台（５）に取付けたタイヤストッパ、（１１
）が自動車で、自動車（１１）が上記タイヤストッパ（
５ｂ）を介して自動車格納用傾斜台（５）に固縛される
ようになっている。また（６）が上記床面（１）の低段
部上に設置して上記自動車用コンテナ（３）に連結機構
（図示せず）を介し連結する積込用枠構造体、（６ａ）
が同積込用枠構造体（６）の反コンテナ側端部に設けた
傾斜台供給用開口部、　（６ｂ）が同傾斜台供給用開口
部（６ａ）に隣接して設けた１頃斜台格納部。

（７）が同積込用枠構造体（６）の対向内壁面に２条ず
つ設けた断面コ字型のガイドレールで、同積込用枠構造
体（６）の各ガイドレール（７）が上記自動軍用コンテ
ナ（３）の各ガイドレール（４）に接続するようになっ
ている。また（８）が上記積込用枠構造体（６）のコテ
ンナ側端部に取付けた作業台、（９）が同積込用枠構造
体（６）と床面（１）の低段部とを繁く車路、　（１０
）が上記トレーラ（２）上に設置したウィンチ、　（５
ｃ）が同ウィンチ（１０）から延びたワイヤロープで、
同ワイヤロープ（５ｃ）に取付けたフックが上記自動車
格納用傾斜台（５）に着脱自在に係合するようになって
いる。また第４図に自動車用コンテナ（国際規格の４０
フィートコンテナ）（３）とガイドレール（４）と普通
自動車（２０００ＣＣ程度の自動車）　（１１）との関
係を示した。自動車用コンテナ（３）の内法寸法は２３
５０ｍｍ、対向するガイドレール（４）間の距離は２２
００ｍｍ、自動車（１１）の幅は１６９５ｍｍである。

また第５図にガイドレール（７）の入口部を示した。同
ガイドレール（７）の入口部をラッパ状に拡開して、自
動車格納用傾斜台（５）の両側縁に取付けた各キャスタ
ー（５ａ）をガイドレール（７）に入れ易くしている。

また第１．５図の（１２）が自動車格納用傾斜台（５）
を積込用枠構造体（６）の傾斜台供給用開口部（６ａ）
から傾斜台格納部（６ｂ）へ搬入するフォークリフトで
ある。

次に前記第１図乃至第５図に示す自動車積込装置の作用
を具体的に説明する。自動車用コンテナ（３）を搭載し
たトレーラ（２）を床面（１）の高段部上（積込位置）
に停車させ、自動車用コンテナ（３）を床面（１）の低
段部上に設置した積込用枠構造体（６）に連結機構（図
示せず）を介し連結して。

自動車用コンテナ（３）の対向内壁面に設けた各ガイド
レール（４）と積込用枠構造体（６）の対向内壁面に設
けた各ガイドレール（７）とを一連の状態に接続し１次
いでワイヤロープ（５ｄ）を操作して、積込用枠構造体
（６）の傾斜台格納部（６ｂ）に直立状態に格納してい
る自動車格納用傾斜台（５）を第１図の矢印に示すよう
に各ガイドレール（７）に沿って次第に倒しながら車路
（９）の位置まで移動させ。

車路（９）位置まで移動して、自動車格納用傾斜台（５
）が車路（９）に一連の状態に接続したときに。

自動車格納用傾斜台（５）を停止させ、自動車格納用傾
斜台（５）に設けた傾斜台ストッパ（図示せず）により
、自動車格納用傾斜台（５）をガイトレー　ル（７）に
ロックし３次いで運転者が自動車（１１）に乗り込み、
自動車（１１）を運転して、車路（９）から自動車格納
用傾斜台（５）上へ移動し１次いで作業台（８）上の作
業員により、自動車（１１）をタイヤストッパ（５ｂ）
を介して自動車格納用傾斜台（５）に固縛し１次いで上
記傾斜台ストッパを外す一方。

ウィンチ（１０）を作動し、ワイヤロープ（５ｃ）を巻
き上げて、自動車格納用傾斜台（５）と自動車（１１）
とを傾斜状態のまま、積込用枠構造体（６）の各ガイド
レール喧７）と自動車用コンテナ（３）の各ガイドレー
ル（４）とに沿い移動させて、自動車用コンテナ（３）
の格納位置に搬入し１次いで上記傾斜台ストッパにより
、自動車格納用傾斜台（５）をガイドレール（４）にロ
ックする。このとき、自動車用コンテナ（３）の内法寸
法は２３５０ｍｍ、自動車（１１）の幅は１６９５ｍｍ
であり、自動車（１１）を自動車格納用傾斜台（５）の
片側に寄せて載荷しておけば。

自動車（１１）の片側外側面と自動車用コンテナ（３）
の片側内壁面との間に４００ｍｍ以上の隙間（第４図の
＊参照）が形成されて、運転者がドアを開けて、下車可
能である。また後続の２台の自動車（１１）も同じ要領
で自動車用コンテナ（３）内に積込み。

自動車用コンテナ（３）内に３台の自動車（１１）が積
込まれると、トレーラ（２）が床面（１）の高段部上か
ら発車する一方１次のトレーラ（２）が床面（１）の高
段部上に入れ替わりに停車して、上記積込み作業が続行
される。また積込用枠構造体（６）の傾斜台格納部（６
ｂ）に直立状態に格納している自動車格納用傾斜台（５
）の数が減少してきたら、フォークリフト（１２）によ
り、自動車格納用傾斜台（５）を積込用枠構造体（６）
の傾斜台供給用開口部（６ａ）から傾斜台格納部（６ｂ
）へ搬入する。

（発明の効果） 本発明の自動車積込装置は前記のように自動車用コンテ
ナを搭載したトレーラを積込位置に停車させ、自動車用
コンテナを積込用枠構造体に連結して、自動車用コンテ
ナの対向内壁面に設けた各ガイドレールと積込用枠構造
体の対向内壁面に設けた各ガイドレールとを一連の状態
に接続し９次いで積込用枠構造体の傾斜台格納部に格納
している自動車格納用傾斜台を積込用枠構造体の各ガイ
ドレールに沿って積込用枠構造体に設けた車路位置まで
移動させ１次いで運転者が自動車に乗り込み、自動車を
運転して、上記車路から上記自動車格納用傾斜台上へ移
動し１次いで自動車を自動車格納用傾斜台に固縛するの
で、自動車の自動車格納用傾斜台に対する固縛を自動車
用コンテナ外で行うことができる。

また上記のように固縛したら、トレーラ上に設置したウ
ィンチ等を作動して、自動車格納用傾斜台と自動車とを
傾斜状態のまま、積込用枠構造体の各ガイドレールと自
動車用コンテナの各ガイドレールとに沿い移動させて、
自動車用コンテナの格納位置に搬入し１次いで自動車格
納用傾斜台をガイドレールにロックするので、自動車格
納用傾斜台の自動車用コンテナに対する固縛を不用にで
きる。

また上記のように先行の自動車を自動車用コンテナの格
納位置に搬入したら、後続の自動車も同じ要領で自動車
用コンテナ内に積込み、自動車用コンテナ内に所定台数
の自動車が積込まれると。

トレーラが積込位置から発車する一方１次のトレーラが
積込位置に入れ替わりに停車して、上記積込み作業が続
行される。また積込用枠構造体の傾斜台格納部に格納し
ている自動車格納用傾斜台の故が減少してきたら、フォ
ークリフト等により。

自動車格納用傾斜台を積込用枠構造体の傾斜台供給用開
口部から傾斜台格納部へ搬入するので、自動車格納用傾
斜台及び自動車の供給、自動車の自動車格納用傾斜台に
対する固縛、自動車格納用傾斜台及び自動車の自動車用
コンテナへの積込み。

自動車用コンテナ内での移動、自動車用コンテナの供給
という一連の積込作業を効率よく行うことができる効果
がある。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明に係わる自動車積込装置の一実施例を示
す側面図、第２図はその平面図、第３図は第１図の矢視
ｍ−ｍ線に沿う自動車用コンテナの縦断正面図、第４図
は自動車用コンテナとガイドレールと普通自動車との関
係を示す説明図、第５図は積込用枠構造体のガイドレー
ルの入口部を示す側面図である。 （３）・・・自動車用コンテナ、（４）・・・自動車用
コンテナ（３）のガイドレール、（５）・・・自動車格
納用傾斜台、（６）・・・積込用枠構造体、　（６ａ）
　　・・・積込用枠構造体（６）の傾斜台供給用開口部
、（６ｂ）・・・積込用枠構造体（６）の傾斜台格納部
。 （７）・・・積込用枠構造体（６）のガイドレール。 （１１）・・・自動車。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 自動車用コンテナと、同自動車用コンテナに着脱自在に
   連結する積込用枠構造体とを有し、同自動車用コンテナ
   の対向内壁面及び同積込用枠構造体の対向内壁面に自動
   車格納用傾斜台を傾斜状態のまま水平方向に移動可能に
   支持するガイドレールを２条ずつ設け、同積込用枠構造
   体の反コンテナ側端部に傾斜台格納部と傾斜台供給用開
   口部とを設けたことを特徴とする自動車積込装置。