JPH01207503A - 地表凍結防止方法 - Google Patents
地表凍結防止方法Info
- Publication number
- JPH01207503A JPH01207503A JP3299888A JP3299888A JPH01207503A JP H01207503 A JPH01207503 A JP H01207503A JP 3299888 A JP3299888 A JP 3299888A JP 3299888 A JP3299888 A JP 3299888A JP H01207503 A JPH01207503 A JP H01207503A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- heat
- ground surface
- duct
- heat pipes
- thermal fluid
- Prior art date
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- Pending
Links
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Landscapes
- Road Paving Structures (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
(イ)産業上の利用分野
本発明は、道路や駐車場等の地表面の融雪方法または凍
結防止方法に関するものである。
結防止方法に関するものである。
(ロ)従来の技術
道路や駐車場等の地表面の融雪装置または凍結防止装置
として、ヒート・パイプを利用したちのがある。例えば
、その代表的装置としては、特開昭62−174403
号公報に記載されているようなものがある。この装置の
概略構成は、第4図に示すように、地表面3の近傍に温
水や温風等の熱流体を流すためのダクト1を設置し、そ
の内部にダクトlの軸方向に関して所定の間隔でヒート
・パイプ2の受熱部21を収納し、放熱部22を地表面
下に配置する。これにより、熱流体の保有する熱がヒー
ト・パイプ2をかいして地表面3へ伝達され、地表面3
の氷雪を融解する。
として、ヒート・パイプを利用したちのがある。例えば
、その代表的装置としては、特開昭62−174403
号公報に記載されているようなものがある。この装置の
概略構成は、第4図に示すように、地表面3の近傍に温
水や温風等の熱流体を流すためのダクト1を設置し、そ
の内部にダクトlの軸方向に関して所定の間隔でヒート
・パイプ2の受熱部21を収納し、放熱部22を地表面
下に配置する。これにより、熱流体の保有する熱がヒー
ト・パイプ2をかいして地表面3へ伝達され、地表面3
の氷雪を融解する。
この装置では、熱流体がダクト1の下流側へ進むほどヒ
ート・パイプ2に吸熱され、熱流体の温度は低下する。
ート・パイプ2に吸熱され、熱流体の温度は低下する。
熱流体の温度が高い上流側では、熱流体からヒート・パ
イプ2への受熱量が大きいが、熱流体の温度が低い下流
側では、受熱量は小さくなる。その結果、ダクト1の上
流側では、融雪または凍結防止に要する熱量を上まわる
熱量が地表面に放散され、一方下流側では融雪または凍
結防止のための十分な熱量が地表面に供給されなくなる
。このために、地表面の融雪または凍結防止にむらが発
生する。
イプ2への受熱量が大きいが、熱流体の温度が低い下流
側では、受熱量は小さくなる。その結果、ダクト1の上
流側では、融雪または凍結防止に要する熱量を上まわる
熱量が地表面に放散され、一方下流側では融雪または凍
結防止のための十分な熱量が地表面に供給されなくなる
。このために、地表面の融雪または凍結防止にむらが発
生する。
慄
防止装胃において、地表面の加熱を均一にする方法を得
ることにある。
ることにある。
諜
(ニ)問題点を解決するための手段
本発明の地表凍結防止方法は、地表付近にダクトを埋設
すること、該ダクトに複数本のヒート・パイプを互いに
平行に所定の間隔で取り付けること、該ヒート・パイプ
に受熱部と放熱部とをそれぞれ設けること、前記受熱部
を前記ダクト内に突出させかつ前記放熱部を地表付近に
延長させること、前記ダクト内に熱流体を流すこと、前
記放熱部の間隔を熱流体の流れ方向に関して上流側より
順次小さくすることによって、上記問題点を解決してい
る。
すること、該ダクトに複数本のヒート・パイプを互いに
平行に所定の間隔で取り付けること、該ヒート・パイプ
に受熱部と放熱部とをそれぞれ設けること、前記受熱部
を前記ダクト内に突出させかつ前記放熱部を地表付近に
延長させること、前記ダクト内に熱流体を流すこと、前
記放熱部の間隔を熱流体の流れ方向に関して上流側より
順次小さくすることによって、上記問題点を解決してい
る。
(ホ)作用
ヒート・バイブ仕様が一様であれば、ダクトの下流へ行
くほどヒート・パイプ1本当りの受熱量は小さくなる。
くほどヒート・パイプ1本当りの受熱量は小さくなる。
そこで、下流へ行くほどダクト軸方向に関するヒート・
パイプの配置ピッチを密にする。これによって、ヒート
・バイフ″1本当りが受は持つ融雪、凍結防止の地表面
積は小さくなり、地表面への熱流束はダクト軸方向に関
して均一化される。
パイプの配置ピッチを密にする。これによって、ヒート
・バイフ″1本当りが受は持つ融雪、凍結防止の地表面
積は小さくなり、地表面への熱流束はダクト軸方向に関
して均一化される。
−aに、ダクト内の熱流体からヒート・パイプをかいし
て地表面へ流れる熱流束は次式で表される。
て地表面へ流れる熱流束は次式で表される。
一・−・・−−−−−−−−−−−・−(1)Q =
h−a ・(T + −T t ) −−−−・−・
−・−(2)ただし、g:地表面の熱流束 Q:ヒート・パイプ1本当りの受熱量 A:ヒート・パイプ1本当りが受は持つ融雪、凍結防止
の地表面積 h:熱流体とヒート・パイプとの間のみかけの熱伝達率 a:ヒート・バイブ受熱部の表面積 T1 :熱流体の温度 Tt :ヒート・パイプの温度 熱流体は、ヒート・パイプをかいして地表面へ熱を放散
しながら流れて行くため、ダクトの下流側へ行くほどそ
の温度T、は低下する。したがって、(2)式よりヒー
ト・パイプの仕様が一定であれば、受熱iQは低下する
。そして、ヒート・パイプの配置ピッチが一様であれば
、Aは一定であり、(1)式より、地表面の熱流束gは
低下する。そこで、ヒート・パイプの配置ピッチをP1
≧P!≧−≧Pn−2≧Pn−1 ≧Pnとし、下流側
へ行くほど密にする。これにより、下流側へ行くほど(
1)式におけるAは小さくなり、その分、地表面の熱流
束gは増加し、Qの低下によるgの低下を補うことがで
きる。このようにして、ダクト軸方向に関する地表面へ
の熱流束は均一化されるのである。
h−a ・(T + −T t ) −−−−・−・
−・−(2)ただし、g:地表面の熱流束 Q:ヒート・パイプ1本当りの受熱量 A:ヒート・パイプ1本当りが受は持つ融雪、凍結防止
の地表面積 h:熱流体とヒート・パイプとの間のみかけの熱伝達率 a:ヒート・バイブ受熱部の表面積 T1 :熱流体の温度 Tt :ヒート・パイプの温度 熱流体は、ヒート・パイプをかいして地表面へ熱を放散
しながら流れて行くため、ダクトの下流側へ行くほどそ
の温度T、は低下する。したがって、(2)式よりヒー
ト・パイプの仕様が一定であれば、受熱iQは低下する
。そして、ヒート・パイプの配置ピッチが一様であれば
、Aは一定であり、(1)式より、地表面の熱流束gは
低下する。そこで、ヒート・パイプの配置ピッチをP1
≧P!≧−≧Pn−2≧Pn−1 ≧Pnとし、下流側
へ行くほど密にする。これにより、下流側へ行くほど(
1)式におけるAは小さくなり、その分、地表面の熱流
束gは増加し、Qの低下によるgの低下を補うことがで
きる。このようにして、ダクト軸方向に関する地表面へ
の熱流束は均一化されるのである。
(へ)実施例
第1図および第2図を参照して、本発明の地表凍結防止
方法の実施例について説明する。
方法の実施例について説明する。
本発明の方法では、まず地表面3の付近にダクトlを埋
設する。次いで、タリト1に複数本のヒート・パイプ2
を互いに平行に所定の間隔で取り付ける。ヒート・パイ
プ2に受熱部21と放熱部22とを設ける。
設する。次いで、タリト1に複数本のヒート・パイプ2
を互いに平行に所定の間隔で取り付ける。ヒート・パイ
プ2に受熱部21と放熱部22とを設ける。
受熱部21を、第2図に示すように、ダクトl内に突出
させかつ放熱部22を地表面3の付近に延長させる。受
熱部21は長さをし、直径をDとする。
させかつ放熱部22を地表面3の付近に延長させる。受
熱部21は長さをし、直径をDとする。
このときのヒート・パイプ2の1本当りの受熱量Qは前
述した(2)式で、また、地表面の熱流束gは前述した
(1)式でそれぞれ表される。
述した(2)式で、また、地表面の熱流束gは前述した
(1)式でそれぞれ表される。
ダクト1内には、適当に加熱された空気または水等の熱
流体を流す。
流体を流す。
ヒート・パイプ2の放熱部22の間隔P+、Pt−・−
P、−+、Pnは、第1図に示すように、熱流体の流れ
方向に関して上流側より順次小さくする。
P、−+、Pnは、第1図に示すように、熱流体の流れ
方向に関して上流側より順次小さくする。
本発明の方法を従来の道路融雪装置に適用した結果を示
す。融雪の対象となる道路は長さ50m×幅6.5mで
あり、道路進行方向と平行に直径300 rrmのダク
ト1を埋設し、直径40IIIffl受熱部長さ250
鰭のヒート・パイプを道路幅方向に配置した。このとき
のヒート・パイプの配置ピッチを第1表に示す− 第1表 熱流体として温風を使用した。温風の温度は120°C
S流量は4000 N rrr / nrである。
す。融雪の対象となる道路は長さ50m×幅6.5mで
あり、道路進行方向と平行に直径300 rrmのダク
ト1を埋設し、直径40IIIffl受熱部長さ250
鰭のヒート・パイプを道路幅方向に配置した。このとき
のヒート・パイプの配置ピッチを第1表に示す− 第1表 熱流体として温風を使用した。温風の温度は120°C
S流量は4000 N rrr / nrである。
ダクト軸方向の距離と地表面への熱流束との関係を第3
図に示す。図中の破線は、ダクト全長にわたって、ヒー
ト・パイプの配置ピッチ、受熱部面径および受熱部長が
一様の場合である。図中の実線は本発明法によるもので
ある。図よりダクトの軸方向に関して地表面の熱流束が
均一化しているのがわかる。
図に示す。図中の破線は、ダクト全長にわたって、ヒー
ト・パイプの配置ピッチ、受熱部面径および受熱部長が
一様の場合である。図中の実線は本発明法によるもので
ある。図よりダクトの軸方向に関して地表面の熱流束が
均一化しているのがわかる。
以上の説明は、ヒート・パイプのピンチを変更する方法
についてなされたが、ヒート・パイプの受熱部の表面積
を変更する方法を加えれば、より−i有効な地表面温度
の均一化が図られる。
についてなされたが、ヒート・パイプの受熱部の表面積
を変更する方法を加えれば、より−i有効な地表面温度
の均一化が図られる。
第1図は本発明の地表凍結防止方法の概略説明図。第2
図は第1図の■−■線がらみた側面図。 第3図は本発明法の実施結果のグラフ。第4図は従来の
地表凍結防止装置の概略斜視図。 1:ダクト 2:ヒート・パイプ3:地表面
21:受熱部 22:放熱部 特許出願人 住友金属工業株式会社 (外1名) (外4名) グクト軸方伺狗町−L(m)
図は第1図の■−■線がらみた側面図。 第3図は本発明法の実施結果のグラフ。第4図は従来の
地表凍結防止装置の概略斜視図。 1:ダクト 2:ヒート・パイプ3:地表面
21:受熱部 22:放熱部 特許出願人 住友金属工業株式会社 (外1名) (外4名) グクト軸方伺狗町−L(m)
Claims (1)
- (1)地表付近にダクトを埋設すること、該ダクトに複
数本のヒート・パイプを互いに平行に所定の間隔で取り
付けること、該ヒート・パイプに受熱部と放熱部とをそ
れぞれ設けること、前記受熱部を前記ダクト内に突出さ
せかつ前記放熱部を地表付近に延長させること、前記ダ
クト内に熱流体を流すこと、前記放熱部の間隔を熱流体
の流れ方向に関して上流側より順次小さくすることから
なる地表凍結防止方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3299888A JPH01207503A (ja) | 1988-02-16 | 1988-02-16 | 地表凍結防止方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3299888A JPH01207503A (ja) | 1988-02-16 | 1988-02-16 | 地表凍結防止方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH01207503A true JPH01207503A (ja) | 1989-08-21 |
Family
ID=12374520
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3299888A Pending JPH01207503A (ja) | 1988-02-16 | 1988-02-16 | 地表凍結防止方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH01207503A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH03183806A (ja) * | 1989-12-14 | 1991-08-09 | Higashi Nippon Riyokaku Tetsudo Kk | 軌道切替部付近の融雪装置 |
-
1988
- 1988-02-16 JP JP3299888A patent/JPH01207503A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH03183806A (ja) * | 1989-12-14 | 1991-08-09 | Higashi Nippon Riyokaku Tetsudo Kk | 軌道切替部付近の融雪装置 |
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