JPH0120567B2 - - Google Patents
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- JPH0120567B2 JPH0120567B2 JP58125250A JP12525083A JPH0120567B2 JP H0120567 B2 JPH0120567 B2 JP H0120567B2 JP 58125250 A JP58125250 A JP 58125250A JP 12525083 A JP12525083 A JP 12525083A JP H0120567 B2 JPH0120567 B2 JP H0120567B2
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- Japan
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- clock
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- 230000015572 biosynthetic process Effects 0.000 claims description 2
- 238000003786 synthesis reaction Methods 0.000 claims description 2
- 238000007792 addition Methods 0.000 description 7
- 238000007493 shaping process Methods 0.000 description 5
- 238000001228 spectrum Methods 0.000 description 5
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 4
- 230000004044 response Effects 0.000 description 4
- 101100478293 Arabidopsis thaliana SR34 gene Proteins 0.000 description 3
- 101100524646 Toxoplasma gondii ROM6 gene Proteins 0.000 description 2
- 230000006866 deterioration Effects 0.000 description 2
- 238000005070 sampling Methods 0.000 description 2
- 101100365011 Arabidopsis thaliana SCL33 gene Proteins 0.000 description 1
- 101100212791 Saccharomyces cerevisiae (strain ATCC 204508 / S288c) YBL068W-A gene Proteins 0.000 description 1
- 238000010276 construction Methods 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 230000003595 spectral effect Effects 0.000 description 1
Classifications
-
- H—ELECTRICITY
- H03—ELECTRONIC CIRCUITRY
- H03H—IMPEDANCE NETWORKS, e.g. RESONANT CIRCUITS; RESONATORS
- H03H17/00—Networks using digital techniques
- H03H17/02—Frequency selective networks
- H03H17/06—Non-recursive filters
Landscapes
- Physics & Mathematics (AREA)
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Computer Hardware Design (AREA)
- Mathematical Physics (AREA)
- Filters That Use Time-Delay Elements (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
この発明は例えばデイジタル信号のスペクトル
整形(波形整形)を行なうために用いられるトラ
ンスバーサルフイルタに関するものである。
整形(波形整形)を行なうために用いられるトラ
ンスバーサルフイルタに関するものである。
〈従来技術〉
従来、バイナリトランスバーサルフイルタの重
み付け回路は抵抗回路網で構成されていたが、精
度を向上させる手段としてROM(リードオンリ
ーメモリ)のようなメモリ回路とD/A変換器で
置換した第1図に示すような構成法が知られるよ
うになつてきた。即ちクロツク入力端子1からの
クロツク信号によりシフトレジスタ5に、信号入
力端子2からの2値のデイジタル信号データが順
次入力される。クロツク端子1からのクロツク信
号は入力データの最大周波数の2倍以上の周波数
である。シフトレジスタ5の各タツプ(シフト
段)の出力をアドレスとしてROM6が読出さ
れ、そのROM6の出力はDA変換器7でアナロ
グ信号に変換され、更に低域通過フイルタ9で高
調波成分が除去されて出力端子3へ出力される。
従来のトランスバーサルフイルタにおいて各タツ
プ出力は各重み付け回路(抵抗回路)でそれぞれ
重み付けされ、これら重み付け回路の出力がアナ
ログの加算回路で加算されるが、シフトレジスタ
5の内容によりこの加算出力が得られるように、
そのシフトレジスタ5の内容をアドレスとする
ROM6の記憶領域にその加算出力がデジタル値
として書込まれてある。従つてROM6はシフト
レジスタ5のタツプ数をMとすると、2Mワードを
必要とし、記憶容量が大きなものとなり、しかも
クロツク端子1のクロツク速度でROM6の読出
しを行う必要があり、ROM6として動作速度の
速い大容量のものを必要とし高価なものとなる。
み付け回路は抵抗回路網で構成されていたが、精
度を向上させる手段としてROM(リードオンリ
ーメモリ)のようなメモリ回路とD/A変換器で
置換した第1図に示すような構成法が知られるよ
うになつてきた。即ちクロツク入力端子1からの
クロツク信号によりシフトレジスタ5に、信号入
力端子2からの2値のデイジタル信号データが順
次入力される。クロツク端子1からのクロツク信
号は入力データの最大周波数の2倍以上の周波数
である。シフトレジスタ5の各タツプ(シフト
段)の出力をアドレスとしてROM6が読出さ
れ、そのROM6の出力はDA変換器7でアナロ
グ信号に変換され、更に低域通過フイルタ9で高
調波成分が除去されて出力端子3へ出力される。
従来のトランスバーサルフイルタにおいて各タツ
プ出力は各重み付け回路(抵抗回路)でそれぞれ
重み付けされ、これら重み付け回路の出力がアナ
ログの加算回路で加算されるが、シフトレジスタ
5の内容によりこの加算出力が得られるように、
そのシフトレジスタ5の内容をアドレスとする
ROM6の記憶領域にその加算出力がデジタル値
として書込まれてある。従つてROM6はシフト
レジスタ5のタツプ数をMとすると、2Mワードを
必要とし、記憶容量が大きなものとなり、しかも
クロツク端子1のクロツク速度でROM6の読出
しを行う必要があり、ROM6として動作速度の
速い大容量のものを必要とし高価なものとなる。
この問題を解決するために特開昭59−72818号
「トランスバーサルフイルタ」を提案した。この
トランスバーサルフイルタは第2図に示すように
メモリ回路(ROM)の容量を小さくし、素子の
動作速度を高めないようにするため、信号入力端
子2に入力したデータを4系列に分配してシフト
レジスタ5a,5b,5c,5dにそれぞれ入力
させ、一方、クロツク端子1のクロツク信号を
π/2移相器4a,4b,4cにより順次π/2
位相をずらし、これらπ/2毎に位相の異なる4
つのクロツク信号で各シフトレジスタ5a〜5d
の入力信号をそれぞれシフトさせる。シフトレジ
スタ5a〜5dの各タツプ出力により、所望のス
ペクトル特性が得られるように設計されたROM
6a〜6dをそれぞれ読出し、これら読出し出力
をそれぞれDA変換器7a〜7dによりアナログ
信号に変換し、これら4系列のDA変換器7a〜
7dの出力を加算回路8でアナログ加算して、更
に高調波を低域通過フイルタ9で除去した後、出
力端子3に所望の波形を得る。
「トランスバーサルフイルタ」を提案した。この
トランスバーサルフイルタは第2図に示すように
メモリ回路(ROM)の容量を小さくし、素子の
動作速度を高めないようにするため、信号入力端
子2に入力したデータを4系列に分配してシフト
レジスタ5a,5b,5c,5dにそれぞれ入力
させ、一方、クロツク端子1のクロツク信号を
π/2移相器4a,4b,4cにより順次π/2
位相をずらし、これらπ/2毎に位相の異なる4
つのクロツク信号で各シフトレジスタ5a〜5d
の入力信号をそれぞれシフトさせる。シフトレジ
スタ5a〜5dの各タツプ出力により、所望のス
ペクトル特性が得られるように設計されたROM
6a〜6dをそれぞれ読出し、これら読出し出力
をそれぞれDA変換器7a〜7dによりアナログ
信号に変換し、これら4系列のDA変換器7a〜
7dの出力を加算回路8でアナログ加算して、更
に高調波を低域通過フイルタ9で除去した後、出
力端子3に所望の波形を得る。
この回路構成は多相のクロツク信号(第2図の
場合はπ/2毎異なる4位相のクロツク信号)が
必要となるため移相器4a〜4cが不可欠な要素
となる。またこれら移相器4a〜4cの精度が悪
いと標本化の時刻が偏移するため最適に設計され
た重み付けの係数が等価的に変動することにな
り、設計通りの波形応答特性を得ることが困難と
なる。更に4系列を加算回路8でアナログ加算す
るためインピーダンス特性や抵抗精度により合成
波形が劣化する要因を含んでいる。
場合はπ/2毎異なる4位相のクロツク信号)が
必要となるため移相器4a〜4cが不可欠な要素
となる。またこれら移相器4a〜4cの精度が悪
いと標本化の時刻が偏移するため最適に設計され
た重み付けの係数が等価的に変動することにな
り、設計通りの波形応答特性を得ることが困難と
なる。更に4系列を加算回路8でアナログ加算す
るためインピーダンス特性や抵抗精度により合成
波形が劣化する要因を含んでいる。
〈発明の概要〉
この発明の目的はメモリ回路の記憶容量を小さ
くでき、かつ素子の動作速度を遅くすることがで
き、しかも移相器及びアナログ加算回路を必要と
せず設計通りの波形応答特性を容易に得ることが
できるトランスバーサルフイルタを提供すること
にある。
くでき、かつ素子の動作速度を遅くすることがで
き、しかも移相器及びアナログ加算回路を必要と
せず設計通りの波形応答特性を容易に得ることが
できるトランスバーサルフイルタを提供すること
にある。
この発明によれば、M個のタツプを有するシフ
トレジスタは入力デイジタル信号のクロツク周波
数のN倍(Nは2以上の整数)のクロツク信号で
シフトされ、そのシフトレジスタの(N−1)個
おきの複数(M/N個)のタツプ出力を1組と
し、順次1タツプずつずれたN組のタツプ出力に
よりN個のメモリ回路が読出され、これらN個の
メモリ回路の出力は全加算器で加算され、その加
算出力はDA変換器によりアナログ信号に変換さ
れる。
トレジスタは入力デイジタル信号のクロツク周波
数のN倍(Nは2以上の整数)のクロツク信号で
シフトされ、そのシフトレジスタの(N−1)個
おきの複数(M/N個)のタツプ出力を1組と
し、順次1タツプずつずれたN組のタツプ出力に
よりN個のメモリ回路が読出され、これらN個の
メモリ回路の出力は全加算器で加算され、その加
算出力はDA変換器によりアナログ信号に変換さ
れる。
〈実施例〉
この発明の実施例を、入力デイジタル信号のク
ロツクのN=4倍のクロツク周波数で駆動される
36タツプのシフトレジスタを用いて構成する場合
について説明する。第3図はその実施例を示し、
第2図と対応する部分には同一符号を付けてあ
る。クロツク入力端子10には信号入力端子2の
入力データの繰返し周波数の4倍のクロツク信号
が入力され、このクロツク信号によりM(36)タ
ツプのシフトレジスタ11がシフト動作される。
シフトレジスタ11の(N−1)個、この例では
3個おきの複数(M/N=9)のタツプ出力を1
組とし、順次1タツプずつずれたN=4組のタツ
プ出力をN=4個のROM6a〜6dへそれぞれ
供給する。即ちシフトレジスタ11のシフト段
SR1,SR5,SR9…SR33の各出力はROM
6aに入力され、シフト段SR2,SR6,SR1
0,…SR34の各出力はROM6bに入力され、
シフト段SR3,SR7,SR11,…SR35の各
出力はROM6cに入力され、シフト段SR4,
SR8,SR12,…SR36の各出力はROM6d
に入力される。これらROM6a〜6dの各Kビ
ツトの出力は全加算器12で加算され、全加算器
12の加算出力はDA変換器7でアナログ信号に
変換されて低域通過フイルタ9へ供給される。
ROM6a〜6dは入力データのクロツク速度で
動作するが、その他の部分は入力データのクロツ
ク周波数の4倍で動作する。
ロツクのN=4倍のクロツク周波数で駆動される
36タツプのシフトレジスタを用いて構成する場合
について説明する。第3図はその実施例を示し、
第2図と対応する部分には同一符号を付けてあ
る。クロツク入力端子10には信号入力端子2の
入力データの繰返し周波数の4倍のクロツク信号
が入力され、このクロツク信号によりM(36)タ
ツプのシフトレジスタ11がシフト動作される。
シフトレジスタ11の(N−1)個、この例では
3個おきの複数(M/N=9)のタツプ出力を1
組とし、順次1タツプずつずれたN=4組のタツ
プ出力をN=4個のROM6a〜6dへそれぞれ
供給する。即ちシフトレジスタ11のシフト段
SR1,SR5,SR9…SR33の各出力はROM
6aに入力され、シフト段SR2,SR6,SR1
0,…SR34の各出力はROM6bに入力され、
シフト段SR3,SR7,SR11,…SR35の各
出力はROM6cに入力され、シフト段SR4,
SR8,SR12,…SR36の各出力はROM6d
に入力される。これらROM6a〜6dの各Kビ
ツトの出力は全加算器12で加算され、全加算器
12の加算出力はDA変換器7でアナログ信号に
変換されて低域通過フイルタ9へ供給される。
ROM6a〜6dは入力データのクロツク速度で
動作するが、その他の部分は入力データのクロツ
ク周波数の4倍で動作する。
この第3図に示したトランスバーサルフイルタ
の動作原理は第4図を対照してみるとよく理解さ
れる。信号入力端子2に入力したデイジタル信号
はN(=4)倍のクロツク周波数4fcでシフトレジ
スタ11に取り込まれるため、各タツプ出力には
N回同一の信号があらわれる。従つてROM6a
〜ROM6dの入力はT(=1/fc)の周期で変化
するため各ROMの動作速度はクロツク周波数fc
で済む。なお各ROM6a〜6dへはT/4ずつ
ずれた信号が順次入力する。ROM6a〜ROM
6dには所望インパルス応答のT/4毎の標本値
がKビツトのデイジタル信号形式(簡単のため
D1,D2,D3,D4…で表わす)でTの間隔で分散
して記憶されている。ROM6a〜6dの出力に
は第4図に示すようにT/4ずつずれた周期T、
Kビツトのデイジタル信号が順次あらわれるた
め、それらを全加算器12でデイジタル加算する
と周期T/4、最大K+2ビツトのデイジタル信
号が得られる。このように全加算器12の出力は
分散させてTの周期で記憶させたタツプ重み付け
合成されるためクロツク周波数の4倍で駆動さ
れ、M(=36)ビツトのアドレスを有する高速・
大容量のROM(第1図中のROM6)と等価な動
作をする。
の動作原理は第4図を対照してみるとよく理解さ
れる。信号入力端子2に入力したデイジタル信号
はN(=4)倍のクロツク周波数4fcでシフトレジ
スタ11に取り込まれるため、各タツプ出力には
N回同一の信号があらわれる。従つてROM6a
〜ROM6dの入力はT(=1/fc)の周期で変化
するため各ROMの動作速度はクロツク周波数fc
で済む。なお各ROM6a〜6dへはT/4ずつ
ずれた信号が順次入力する。ROM6a〜ROM
6dには所望インパルス応答のT/4毎の標本値
がKビツトのデイジタル信号形式(簡単のため
D1,D2,D3,D4…で表わす)でTの間隔で分散
して記憶されている。ROM6a〜6dの出力に
は第4図に示すようにT/4ずつずれた周期T、
Kビツトのデイジタル信号が順次あらわれるた
め、それらを全加算器12でデイジタル加算する
と周期T/4、最大K+2ビツトのデイジタル信
号が得られる。このように全加算器12の出力は
分散させてTの周期で記憶させたタツプ重み付け
合成されるためクロツク周波数の4倍で駆動さ
れ、M(=36)ビツトのアドレスを有する高速・
大容量のROM(第1図中のROM6)と等価な動
作をする。
第5図は第3図に示した基本回路を用いて多値
信号のスペクトル整形に応用した例で、第3図と
対応する部分には同一符号を付けてある。入力端
子2の2値デイジタル信号と組合されて4値デイ
ジタル信号を構成する2値デイジタル信号は入力
端子20よりシフトレジスタ110にクロツク端
子10のクロツク信号で入力され、シフトレジス
タ110の各タツプ出力は第3図の場合と同様に
(N−1)個ごとにROM60a〜60dに入力
される。ROM60a〜60dは全加算器12で
ROM6a〜6dの出力と加算される。ROM6
0a〜60dでの重み付けをROM6a〜6dで
の重み付けの1/2にするか、または重み付けは全
く同様にして、全加算器12においてROM60
a〜60dの加算をROM6a〜6dの加算に対
し1桁ずらして加算することにより出力端子3に
信号入力端子2及び20よりのデイジタル信号か
らスペクトル整形された4値信号が得られる。こ
の構成を発展させれば更に多値の信号に対しても
スペクトル整形を容易に行えることは明らかであ
る。
信号のスペクトル整形に応用した例で、第3図と
対応する部分には同一符号を付けてある。入力端
子2の2値デイジタル信号と組合されて4値デイ
ジタル信号を構成する2値デイジタル信号は入力
端子20よりシフトレジスタ110にクロツク端
子10のクロツク信号で入力され、シフトレジス
タ110の各タツプ出力は第3図の場合と同様に
(N−1)個ごとにROM60a〜60dに入力
される。ROM60a〜60dは全加算器12で
ROM6a〜6dの出力と加算される。ROM6
0a〜60dでの重み付けをROM6a〜6dで
の重み付けの1/2にするか、または重み付けは全
く同様にして、全加算器12においてROM60
a〜60dの加算をROM6a〜6dの加算に対
し1桁ずらして加算することにより出力端子3に
信号入力端子2及び20よりのデイジタル信号か
らスペクトル整形された4値信号が得られる。こ
の構成を発展させれば更に多値の信号に対しても
スペクトル整形を容易に行えることは明らかであ
る。
なおM/Nは必ずしも整数である必要はなく、
これが整数でない場合は使用する複数のROM中
の1つ乃至複数は入力数が他のROMよりも1つ
少ないものとなる。
これが整数でない場合は使用する複数のROM中
の1つ乃至複数は入力数が他のROMよりも1つ
少ないものとなる。
〈効果〉
以上説明したように、この発明によればMタツ
プのシフトレジスタをN倍のクロツク周波数で駆
動するバイナリトランスバーサルフイルタにおい
て、M/Nのアドレスを有する小容量のROMの
N個と全加算器及びDA変換器とにより重み付け
合成回路が構成できるため、第2図に示した
ROM、DA変換器、移相器の複数組とアナログ
加算器で構成されるバイナリトランスバーサルフ
イルタと比較して、移相器が不用であること、加
算をデイジタル信号のまま行えることから位相誤
差による劣化がない、加算回路のインピーダンス
特性による劣化がない、LSI化に適する等の利点
がある。また、シフトレジスタ、ROM、及び全
加算器を増加することにより容易に多値信号のス
ペクトル整形に応用できる利点がある。
プのシフトレジスタをN倍のクロツク周波数で駆
動するバイナリトランスバーサルフイルタにおい
て、M/Nのアドレスを有する小容量のROMの
N個と全加算器及びDA変換器とにより重み付け
合成回路が構成できるため、第2図に示した
ROM、DA変換器、移相器の複数組とアナログ
加算器で構成されるバイナリトランスバーサルフ
イルタと比較して、移相器が不用であること、加
算をデイジタル信号のまま行えることから位相誤
差による劣化がない、加算回路のインピーダンス
特性による劣化がない、LSI化に適する等の利点
がある。また、シフトレジスタ、ROM、及び全
加算器を増加することにより容易に多値信号のス
ペクトル整形に応用できる利点がある。
更にクロツク周波数のN倍で標本化されたデー
タがシフトレジスタに入力し、これをN−1個お
きのタツプ出力を1組にしてROMにアクセスす
るためROM入力データはクロツク周波数で変化
する。従つてROMの動作速度を標本化速度に高
める必要がなく、高速化する上で有効である。
タがシフトレジスタに入力し、これをN−1個お
きのタツプ出力を1組にしてROMにアクセスす
るためROM入力データはクロツク周波数で変化
する。従つてROMの動作速度を標本化速度に高
める必要がなく、高速化する上で有効である。
第1図はデイジタル化を図つた従来のバイナリ
トランスバーサルフイルタを示すブロツク図、第
2図は提案されているバイナリトランスバーサル
フイルタを示すブロツク図、第3図はこの発明に
よる2値信号を得るバイナリトランスバーサルフ
イルタの構成を示すブロツク図、第4図は第3図
の動作原理を示すタイムチヤート、第5図はこの
発明を適用した4値信号を得るバイナリトランス
バーサルフイルタの構成を示すブロツク図であ
る。 1:クロツク入力端子、2:信号入力端子、
3:出力端子、4a〜4d:π/2移相器、5a
〜5d:M/4タツプシフトレジスタ、6,6a
〜6d,60a〜60b:ROM、7a〜7d:
DA変換器、8:アナログ加算回路、7:低域通
過フイルタ、10:N逓倍されたクロツク信号入
力端子、11:M(36)タツプのシフトレジスタ、
12:全加算器。
トランスバーサルフイルタを示すブロツク図、第
2図は提案されているバイナリトランスバーサル
フイルタを示すブロツク図、第3図はこの発明に
よる2値信号を得るバイナリトランスバーサルフ
イルタの構成を示すブロツク図、第4図は第3図
の動作原理を示すタイムチヤート、第5図はこの
発明を適用した4値信号を得るバイナリトランス
バーサルフイルタの構成を示すブロツク図であ
る。 1:クロツク入力端子、2:信号入力端子、
3:出力端子、4a〜4d:π/2移相器、5a
〜5d:M/4タツプシフトレジスタ、6,6a
〜6d,60a〜60b:ROM、7a〜7d:
DA変換器、8:アナログ加算回路、7:低域通
過フイルタ、10:N逓倍されたクロツク信号入
力端子、11:M(36)タツプのシフトレジスタ、
12:全加算器。
Claims (1)
- 1 2値のデイジタル信号が入力され、その入力
信号のクロツク周波数(1/T)のN倍(Nは2
以上の整数)で駆動され、複数(M個)のタツプ
を有するシフトレジスタと、その各タツプに接続
され、各タツプ出力を重み付けして加算する重み
付け合成回路と、その出力側に接続される低域通
過フイルタとから成るトランスバーサルフイルタ
において、前記重み付け合成回路は、(N−1)
個おきの複数(M/N個)のタツプ出力を1組と
し、順次1タツプずつずれたN組のタツプ出力を
入力とする複数(N個)のメモリ回路と、それら
メモリ回路の出力を加算する全加算器と、その全
加算器の出力が供給され、その出力相当の入力ビ
ツト数を有するD/A変換器とにより構成される
ことを特徴とするトランスバーサルフイルタ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP12525083A JPS6016715A (ja) | 1983-07-08 | 1983-07-08 | トランスバ−サルフイルタ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP12525083A JPS6016715A (ja) | 1983-07-08 | 1983-07-08 | トランスバ−サルフイルタ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6016715A JPS6016715A (ja) | 1985-01-28 |
JPH0120567B2 true JPH0120567B2 (ja) | 1989-04-17 |
Family
ID=14905472
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP12525083A Granted JPS6016715A (ja) | 1983-07-08 | 1983-07-08 | トランスバ−サルフイルタ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6016715A (ja) |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS55109024A (en) * | 1979-02-13 | 1980-08-21 | Fujitsu Ltd | Digital filter |
JPS5853218A (ja) * | 1981-09-25 | 1983-03-29 | Nec Corp | デイジタル・フイルタ |
-
1983
- 1983-07-08 JP JP12525083A patent/JPS6016715A/ja active Granted
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS55109024A (en) * | 1979-02-13 | 1980-08-21 | Fujitsu Ltd | Digital filter |
JPS5853218A (ja) * | 1981-09-25 | 1983-03-29 | Nec Corp | デイジタル・フイルタ |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS6016715A (ja) | 1985-01-28 |
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