JPH01205129A - 液晶電気光学素子 - Google Patents

液晶電気光学素子

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Publication number
JPH01205129A
JPH01205129A JP3026888A JP3026888A JPH01205129A JP H01205129 A JPH01205129 A JP H01205129A JP 3026888 A JP3026888 A JP 3026888A JP 3026888 A JP3026888 A JP 3026888A JP H01205129 A JPH01205129 A JP H01205129A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
liquid crystal
parameter
zli
difference
electrooptic element
Prior art date
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Pending
Application number
JP3026888A
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English (en)
Inventor
Atsushi Sugiyama
淳 杉山
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Seiko Epson Corp
Original Assignee
Seiko Epson Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Seiko Epson Corp filed Critical Seiko Epson Corp
Priority to JP3026888A priority Critical patent/JPH01205129A/ja
Publication of JPH01205129A publication Critical patent/JPH01205129A/ja
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、表示素子、透過光量制御素子などとして用い
ることが可能である、電気光学素子に関する。
[従来の技術] 液晶電気光学素子の製造上、特に大容量化/大面積化時
において単純マトリックスを用いたものが有利であるが
、従来のものでは光学応答特性から大容量化には適して
いない、たとえば、STN/SBEモードでも1/40
0デユーテイ以下でしか実用的に十分といえる表示品位
が確保できないという問題があった。
そこで、単純マトリックスでもメモリー性を持たせて表
示品位を向上させるために、特異な物性定数を持つ液晶
組成物と配向の制御によって、印加電圧による双安定性
が生ずることを利用する(J、^pp1.Phys、 
LL、3087.’86など)方法が考えられた0本明
細書では以下、この方式をHTN方式と略記することと
する。
HTN方式の駆動方法の概略は、表示内容の書き込みに
先立つ消去と、選択的な書き込み、および書き込まれた
内容の保持がらなっている。
[発明が解決しようとする問題点] しかしこのHTN方式について、セル作成やカイラルド
ーパント量等について適当な条件範囲については前記文
献には全く触れられておらず、ただd / P sを0
.75とするという記述があるのみである。また、他の
文献も含めて調査した範囲では現在までのところこれら
の適正な条件については明らかにされていないようであ
る。
しかし、これらの条件について検討を行なったところ、
セル厚及び配向処理で規定されるツイスト角から求めら
れるセルピッチPcと、液晶組成物に加えられた旋光性
物質によって規定される液晶の固有ピッチPsの違いに
よって起こる液晶内部歪をあらわすパラメータΔP =
 P c / P s −1はメモリ性や書き込みや消
去の応答特性などに関して非常に大きな影響を与えるこ
とがわかった。
そこで本発明では上記ΔPを規定し、書き込み内容の保
持が安定して行なえる液晶電気光学素子を提供すること
を目的としている。
[問題点を解決するための手段] 本発明の電気光学素子は、そのセル厚及び配向処理で規
定されるツイスト角から求められるセルピッチPcと、
液晶組成物に加えられた旋光性物質によって規定される
液晶の固有ピッチPsの差異によって起こる液晶内部歪
をあらわすパラメータΔP = P c / P s 
−’1を、0より小さく設定することを特徴とする。
実施例 [実施例1〕 電気光学素子として、200X320ピクセルで5イン
チの大きさの、HTN方式で駆動される液晶パネルを試
作した。
配向処理としては透明電極付きの基体に珪素酸化物の斜
め蒸着を行なうことによって液晶のプレチルト角を約2
7度とし、液晶のツイスト角を270度、セル厚は6μ
mとして構成した。
この基体間にメルク社製の液晶組成物ZLI−1132
にカイラルドーパントを加えて、ΔPが+0.2から−
0,2の間となるように調節したもの9種類を封入した
。偏光子は各基体における液晶分子の初期配向方向から
45度傾けて、各々の偏光子の偏光軸が直交するように
置き、試作液晶パネルとした。
消去時間te=50ミリ秒、データ電圧vd=保持電圧
Vh=1.6ボルトとしたときには、選択電圧Vs=1
7ボルトの駆動条件で1回書き込み後に保持期間を置く
方法で駆動を行なった場合、ΔPが小さいものほど書き
込みパルス幅Pwが短めでも書き込み内容の保持が容易
となる傾向があった。
書き込みパルス幅Pwが530マイクロ秒から600マ
イクロ秒の範囲では、全てのパネルについて全面を駆動
することが可能であった。このとき、保持期間に書き込
みデータの保持が可能であった時間は、第1表に示すよ
うになった。
データの保持可能時間は、書き込み直後のパネル全面の
透過率が半分になる時間を取っである。
必要とされるデータの保持時間は、用途によって様々で
あることが考えられ一概に決められないが、HTN方式
の用いられ方から考えると最低でも30秒間、できれば
1分間以上は必要と思われる。よってΔPは+0.05
以下、できれば±0以下とすることが必要である。
第1表 [実施例2] 実施例1と同様にして作成した基体間に、液晶組成物と
してメルク社製液晶組成物ZLI−3187にカイラル
ドーパントを加えて、実施例1と同様にΔPが+0.2
がら−0,2となるようにしたものを入れ、液晶パネル
を作成した。
この液晶組成物を使用した場合、ZLI−1132より
もメモリ性が低下するため、駆動条件が厳しくなる。消
去時間te=35ミリ秒、データ電圧Vd=保持電圧V
h=2.15ボルトとし、選択電圧Vs=17ボルトの
駆動条件にしたときには、書き込みパルス幅Pwが33
0マイクロ秒から400マイクロ秒では、ΔPが+0.
1以下′の全てのパネルについてほぼ全面を駆動するこ
とが可能であった。しかしΔPが+0.1を超えるもの
では、どのような駆動条件でもパネル面全面にわたって
表示させることができなかった。
このとき、書き込み後のデータの保持可能時間を測定す
ると第2表に示すようになった。データの保持可能時間
は、実施例1と同様に書き込み直後のパネル全面の透過
率が半分になる時間を取っである。
以上より、液晶組成物ZLI−3187を用いた場合に
は、ΔPを+0より小さくしなければ30秒間以上の書
き込み内容保持ができないことがわかる。
また、他のメルク社製液晶組成物ZLI−3238’、
ZLI−3239,ZLI−1840,ZLI−286
1,ZLI−3449/100.ZLI−320110
00,ZLI−3201/100、ZLI−1694,
ZLI−1691,ZLI−18001000,ZLI
−1565,ZLI−30211000,ZLI−30
21/100、ZLI−2411などを用いて検討した
結果も、選択電圧vs、書き込みパルス幅Pw、保持電
圧vhを各々の液晶組成物に合わせ適正な条件としたう
えで、データの保持可能時間を測定すると、ZLI−3
187と同様にΔPが+0より小さいときに十分な時間
書き込み内容の保持が可能なことがわかった。
第2表 [実施例3] 以上の実施例の結果を踏まえ、HTN方式にょる112
0x750ビク七ルで12インチの大きさの液晶パネル
を試作した。
配向処理は実施例1と同様に行ない、液晶のプレチルト
角を約27度とし、液晶のツイスト角度を270度、セ
ル厚は6μmとして構成した。
この基体間にメルク社製の液晶組成物ZLI−1132
にカイラルドーパントを加えて、ΔPを−0,15とし
たものを封入し、試作液晶パネルとした。
これによって、書き込み内容の安定した保持が可能かど
うかを検討するため、消去時間te=50ミリ秒、デー
タ電圧V d =保持電圧Vh=1゜7ボルトとして、
選択電圧Vs=17ボルトの駆動条件で1回書き込み後
に保持期間を置〈実施例1と同様な方法で駆動を行なっ
たところ、書き込み後の保持期間に表示品位の低下する
ことなく、30分間以上安定して書き込み内容の保持が
可能であった。
以上実施例を述べたが、本発明は上記実施例にのみ特定
されるものではなく、液晶組成物、配向処理方法、セル
条件、セル作成方法等を変えても成り立つ。
[発明の効果] 以上述べたように本発明によれば、書き込み内容の保持
が安定して行なえる液晶電気光学素子を提供することが
可能である。
以上 出願人 セイコーエプソン株式会社 代理人 弁理士 最上 務 他1名

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1.  消去、書き込み、およびバイアス電圧印加による書き
    込み内容の保持からなる液晶電気光学素子において、そ
    のセル厚及び配向処理で規定されるツイスト角から求め
    られるセルピッチPcと、液晶組成物に加えられた旋光
    性物質によって規定される液晶の固有ピッチPsの差異
    によって起こる液晶内部歪をあらわすパラメータΔP=
    Pc/Ps−1を、0より小さく設定することを特徴と
    する液晶電気光学素子。
JP3026888A 1988-02-12 1988-02-12 液晶電気光学素子 Pending JPH01205129A (ja)

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JP3026888A JPH01205129A (ja) 1988-02-12 1988-02-12 液晶電気光学素子

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JP3026888A JPH01205129A (ja) 1988-02-12 1988-02-12 液晶電気光学素子

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JPH01205129A true JPH01205129A (ja) 1989-08-17

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