JPH01204660A

JPH01204660A - レーザ照射装置

Info

Publication number: JPH01204660A
Application number: JP63028798A
Authority: JP
Inventors: Kosaku Tsuboshima; 耕作坪島; Kazuyuki Minami; 和幸南; Hiroshi Fujiwara; 宏藤原; Masaya Yoshihara; 吉原　雅也; Hibiki Imagawa; 今川　響; Ryoji Masubuchi; 良司増渕; Hiroshi Kajimura; 梶村　宏
Original assignee: Olympus Optical Co Ltd
Current assignee: Olympus Corp
Priority date: 1988-02-12
Filing date: 1988-02-12
Publication date: 1989-08-17

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】［産業上の利用分野］二の発明は、複数の観察光路を有する顕微鏡とともに使
用し、被照射部にレーザ光を照射するレーザ照射装置に
関する。

［従来の技術］近年、レーザ光が、たとえばレーザメス等の治療装置や
微細機械加工に用いられている。ここで、従来のレーザ
治療装置について説明すると、第５図乃至第８図に示す
ように構成されている。

すなわち、１は手術用顕微鏡本体で、この本体１の上部
には双眼の接眼部２が、下部には対物部３が設けられて
いる。さらに、本体１の内部には複数個のレンズ４、プ
リズム５を組合わせた２つの観察光学系６．６が設けら
れている。さらに、本体１の側部には照明ランプ７、レ
ンズ８およびプリズム９を組合わせた照明光学系１０が
設けられている。そして、前記観察光学系６の観察光路
６ａおよび照明光学系１０の照明光路１０ａは対物部３
に設けた対物レンズ１１を透過して被照射部１２に照射
されるようになっている。

このように構成された顕微鏡へともにレーザ照射装置を
使用し、被照射部にレーザ光を照射してレーザ治療等を
行う場合には、前記対物レンズ１１または対物レンズ１
１の近傍に別の光学部材を設置し、レーザ装置からのレ
ーザ光を、たとえばビームスプリッタによって被照射部
に照射している。また、特開昭６０−１５６０３１号公
報に示すように、゛手術用類′ｆｌＬｍの対物部にレー
ザアダプタをむ脱可能に装むし、レーザ光・の照射時に
前記レーザアダプタを対物部に装着し、レーザ装置から
のレーザ光を集光して照射している。

［発明が解決しようとする課題］ところが、前述したように、手術用顕ＷＬｖｔの対物部
に別の光学部材としてビームスブリ１．夕を。

設けた場合、観察照明系の可視域とレーザ光の赤外域と
の色収差補正手段を設ける必要があり、またレーザアダ
プタを台脱可能に装着するものも、構造的に複雑で装置
が大形化するとともに、対物部と被照射部との距離が短
くなり、手術時にレーザアダプタが邪魔となり、操作性
が悪いという事情がある。

この発明は、前記事情に若目してなされたもので、その
ト１的とするところは、観察照明系の可視域とレーザ光
の赤外域との色収差補正手段を設ける必要がなく、また
観察光学系との同軸度が良く、さらに装置の小形化を図
り、操作性を向上できるレーザ照射装置を提供すること
にある。

［課１ｊを解決するための手段および作用］この発明は
、複数の観察光路のほぼ中間にし一ザ装置からのレーザ
光を導光するレーザ照射ファイバーを配置し、その出射
端を被照射部に向けて設置することによって、被照射部
を観察光学系によって観察下において、その被照射部に
レーザ光を照射できるようにしたことにある。

［実施例コ以下、この発明の各実施例を図面に基づいて説明する。

第１図および第２図は第１の実施例を示すもので、２１
は手術用顕微鏡本体であり、この本体２１には複数個の
レンズ２２・・・によって２つの観察光学系２３．２３
が平行に設けられている。

また、これら観察光学系２３．２３の観察光路２３ａ、
　２３ａに位置する本体２１の下部には集光レンズ２４
が設けられている。そして、観察光Ｌａは集光レンズ２
４によって集光され、被照射部２５に焦−点を結んで観
察できるようになっている。さらに、本体２１の側部に
は複数個のレンズ２６とプリズム２７とによって照明光
学系２８が構成されている。そして、この照明光路２８
ａの途中に設けたプリズム２７によって照明光Ｌｂが屈
折され、前記集光レンズ２４によって集光されて被照射
部２５を照明するようになっている。

さらに、前記集光レンズ２４の中央部、つまり前記複数
の観察光路２３ａと２３ａとのほぼ中間部に対向する部
分には開口部２９が穿設されている。一方、前記本体２
１の内部における観察光路２３ａと２３ａとの中間には
たとえばＣ０２レーザからなるレーザ照射用ファイバー
３０が設置されている。このレーザ照射用ファイバー３
０はレーザ装置（図示しない）から発振されたレーザ光
Ｌｃを導光するもので、その先端面の出射端３１は前記
集光レンズ２４の開口部２９に挿入され、被照射部２５
に対向している。そして、被照射部２５を観察しながら
必要に応じて被照射部２５にレーザ光Ｌｃを照射してレ
ーザ治療できるようになっている。なお、前記レーザ照
射用ファイバー３０は集光レンズ２４の昇降と独立して
昇降でき、焦点位置を可変できる。

ここで、前記レーザ照射用ファイバー３０の材質につい
て述べると、ＣＯ２レーザ透過材料として、たとえばＫ
Ｒ３−５（臭化タリウムと沃化タリウムの混晶；ＴｌＢ
ｒ−Ｔｌ１）等の赤外透過材を使用している。そして、
このレーザ照射用ファイバー３０の出射端３１から出射
されるレーザ光Ｌｃは、前記観察光Ｌａ、照明光Ｌｂと
ともに、被照射部２５の１点に合焦するようになってい
る。

このように構成されたレーザ照射装置によれば、レーザ
光Ｌｃは観察光Ｌａとの同軸度が良く、脳外科手術のよ
うに、小さな開口部から深い位置での処置を行う場合に
特に有効である。また、顕微゛鏡本体２１の対物部に突
出部が存在しないため、手術時における手元空間を広く
使用できる。

第３図および第４図は第２の実施例を示すもので、集光
レンズ３２の中央部、つまり前記複数の観察光路２３ａ
と２３ａとのほぼ中間部に対向する部分に平用面からな
るレーザ光透過部３３を設け、このレーザ光透過部３３
にレーザ照射用ファイバー３０の出射端゛３１を対向さ
せたものであり、第１の実施例と同様な効果の他にレー
ザ照射用フフィバ−３０の出射端３１を保護できるとい
う効果がある。

なお、この発明はレーザ治療に限定されず、微細機械加
工にも適用できる。

［発明の効果］以上説明したよう１ミ、この発明によれば、観察照明系
の可視域とレーザ光の赤外域との色収差補正手段を設け
る必要がなく、また観察光学系との同軸度が良く、小さ
くて深い位置での処置も容品に行うことができ、また構
造的に簡単で、装置の小形化および操作性を向上できる
という効果がある。

【図面の簡単な説明】

第１図および第２図はこの発明の第１の実施例を示すも
ので、第１図はレーザ照射装置の要部を示す縦断正面図
、第２図は第１図の矢印入方向から見た平面図、第３図
および第４図はこの発明の第２の実施例を示すもので、
Ｔ４３図は集光レンズの平面図、第４図は同集光レンズ
の断面図、第５図は一般的な顕微鏡の概略的構成図、第
６図は同要部の縦断正面図、第７図は同要部の縦断側面
図、第８図は第７図のａ−ａ線に沿う断面図である。２１・・・本体、２３・・・観察光学系、２３ａ・・・
観察光路、２４・・・集光レンズ、２５・・・被照射部
、３０・・・レーザ照射用ファイバー、３１・・・出射
端。出願人代理人　弁理士　、坪井　淳

Claims

【特許請求の範囲】

複数の観察光路を有する顕微鏡に設けられ、被照射部に
レーザ光を照射するレーザ照射装置において、前記複数
の観察光路のほぼ中間に、レーザ装置からのレーザ光を
導光するレーザ照射ファイバーの出射端を前記被照射部
に向けて配置したことを特徴とするレーザ照射装置。