JPH01203608A - 2サイクル内燃機関の分離給油装置 - Google Patents
2サイクル内燃機関の分離給油装置Info
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- JPH01203608A JPH01203608A JP2720488A JP2720488A JPH01203608A JP H01203608 A JPH01203608 A JP H01203608A JP 2720488 A JP2720488 A JP 2720488A JP 2720488 A JP2720488 A JP 2720488A JP H01203608 A JPH01203608 A JP H01203608A
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Classifications
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- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F01—MACHINES OR ENGINES IN GENERAL; ENGINE PLANTS IN GENERAL; STEAM ENGINES
- F01M—LUBRICATING OF MACHINES OR ENGINES IN GENERAL; LUBRICATING INTERNAL COMBUSTION ENGINES; CRANKCASE VENTILATING
- F01M3/00—Lubrication specially adapted for engines with crankcase compression of fuel-air mixture or for other engines in which lubricant is contained in fuel, combustion air, or fuel-air mixture
- F01M3/02—Lubrication specially adapted for engines with crankcase compression of fuel-air mixture or for other engines in which lubricant is contained in fuel, combustion air, or fuel-air mixture with variable proportion of lubricant to fuel, lubricant to air, or lubricant to fuel-air-mixture
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F02—COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
- F02B—INTERNAL-COMBUSTION PISTON ENGINES; COMBUSTION ENGINES IN GENERAL
- F02B75/00—Other engines
- F02B75/02—Engines characterised by their cycles, e.g. six-stroke
- F02B2075/022—Engines characterised by their cycles, e.g. six-stroke having less than six strokes per cycle
- F02B2075/025—Engines characterised by their cycles, e.g. six-stroke having less than six strokes per cycle two
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- General Engineering & Computer Science (AREA)
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野]
本発明は小型2サイクル内燃機関の分離給油装置に関す
るものである。
るものである。
[従来の技術]
チェーンソーや刈払機などに搭載される小型2サイクル
内燃機関では、ピストンの摺動部を潤滑するために、燃
料であるガソリンに規定量のr!l清油を混合したもの
を使用している。燃料と潤滑油の混合比は一般に20〜
25:1の割合とされるが、この混合比は機関の最大負
荷でm関が焼き付かないことを基準としているので、ア
イドリングや低負荷運転では混合比はもつと少なくてよ
い。
内燃機関では、ピストンの摺動部を潤滑するために、燃
料であるガソリンに規定量のr!l清油を混合したもの
を使用している。燃料と潤滑油の混合比は一般に20〜
25:1の割合とされるが、この混合比は機関の最大負
荷でm関が焼き付かないことを基準としているので、ア
イドリングや低負荷運転では混合比はもつと少なくてよ
い。
過剰の油は燃料室で燃焼して特有の排気煙を排出する。
燃料と潤滑油の混合比は作業機の運転者が個別に行うも
のであるから、この混合作業中に外部からゴミなどが混
入することがあり、必然的に燃料フィルタの寿命が短く
なるばかりでなく、燃料フィルタを通過した微細なゴミ
は、気化器の各部の通路や針弁に付着して気化器の安定
な動作を妨げる。
のであるから、この混合作業中に外部からゴミなどが混
入することがあり、必然的に燃料フィルタの寿命が短く
なるばかりでなく、燃料フィルタを通過した微細なゴミ
は、気化器の各部の通路や針弁に付着して気化器の安定
な動作を妨げる。
機関が長期不使用の状態にあると、気化器の燃料通路の
ガソリンが蒸発し、潤滑成分が固着することがあり、チ
ェーンソーや刈払機を使用する時期になって機関が始動
できず、気化器を分解整備しなけれならないこともある
。また、混合油の成分変化により気化器の金属部が発錆
し、シールなどのゴム類が劣化する。
ガソリンが蒸発し、潤滑成分が固着することがあり、チ
ェーンソーや刈払機を使用する時期になって機関が始動
できず、気化器を分解整備しなけれならないこともある
。また、混合油の成分変化により気化器の金属部が発錆
し、シールなどのゴム類が劣化する。
二輪車や船外機に搭載される大型の2サイクル内燃機関
では、ガソリン燃料と潤滑油を別のタンクに収容し、分
離給油ポンプにより気化器または吸気管へ機関の回転数
と負荷に対応した量の潤滑油を供給するようになってい
る。分離給油ポンプはクランク軸により減速歯車を経て
駆動されるプランジャを備えており、気化器の絞り弁と
連動するカム部材によりプランジャの回転数とストロー
クが制御され、絞り弁のアイドリング位置から全開位置
まで適正な量の潤滑油が機関へ供給される。
では、ガソリン燃料と潤滑油を別のタンクに収容し、分
離給油ポンプにより気化器または吸気管へ機関の回転数
と負荷に対応した量の潤滑油を供給するようになってい
る。分離給油ポンプはクランク軸により減速歯車を経て
駆動されるプランジャを備えており、気化器の絞り弁と
連動するカム部材によりプランジャの回転数とストロー
クが制御され、絞り弁のアイドリング位置から全開位置
まで適正な量の潤滑油が機関へ供給される。
しかし、このような分離給油装置は油ポンプが機関によ
り駆動されるなど、構成が複雑で、コストに影響し、重
量が大で取付位置が制約され、作業様などの小型内燃機
関には採用し難い実情にある。
り駆動されるなど、構成が複雑で、コストに影響し、重
量が大で取付位置が制約され、作業様などの小型内燃機
関には採用し難い実情にある。
(発明が解決しようとする問題点]
そこで、本発明の目的は上述の問題に檻み、簡単な油ポ
ンプにより機関の負荷に対応した量の潤滑油を機関へ分
離供給する2サイクル内燃機間の分離給油装置を提供す
ることにある。
ンプにより機関の負荷に対応した量の潤滑油を機関へ分
離供給する2サイクル内燃機間の分離給油装置を提供す
ることにある。
E問題を解決するための手段]
上記目的を達成するために、本発明の構成は油タンクか
ら膜式油ポンプ、油計1aei、油定圧機構を経て油タ
ンクへ戻る循環経路を備えたものである。
ら膜式油ポンプ、油計1aei、油定圧機構を経て油タ
ンクへ戻る循環経路を備えたものである。
〔作用1
2サイクル内燃機関が回転すると、クランク室の脈動圧
により膜弐油ポンプBが駆動され、油タンク43の1f
ill滑油が油定圧機構りへ送られる。油定圧機構りで
は油ポンプの吐出口側通路の圧力が制御され、余剰の油
は油タンク43へ戻される。
により膜弐油ポンプBが駆動され、油タンク43の1f
ill滑油が油定圧機構りへ送られる。油定圧機構りで
は油ポンプの吐出口側通路の圧力が制御され、余剰の油
は油タンク43へ戻される。
油定圧機構りの油は、絞り弁41に連動するカム軸23
により通路面積がl1IIllされる油計量機構Cを経
て、気化器の吸気通路39へ送られる。
により通路面積がl1IIllされる油計量機構Cを経
て、気化器の吸気通路39へ送られる。
[発明の実施例]
第1図は本発明による2サイクル内燃機関の分離給油装
置の概略構成因である。2サイクル内燃機関の分離給油
装置は、気化3八と、機関のクランク室の脈動圧により
駆動される膜式油ポンプBと、気化器Aの絞り弁41と
連動するカム軸23により駆動される油計IIHIIc
と、油ポンプBから吐き出される油の圧力をほぼ一定に
保つ油定圧機構りとを備えている。
置の概略構成因である。2サイクル内燃機関の分離給油
装置は、気化3八と、機関のクランク室の脈動圧により
駆動される膜式油ポンプBと、気化器Aの絞り弁41と
連動するカム軸23により駆動される油計IIHIIc
と、油ポンプBから吐き出される油の圧力をほぼ一定に
保つ油定圧機構りとを備えている。
油タンク43の潤滑油は吸入通路20を経て膜式油ポン
プBへ吸引され、さらに通路13を経て油定圧機構りへ
送られる。油定圧機構りでは気化器への吸気通路39の
負圧が通路36を経て、またばねの力が直接躾式圧力制
御弁34に作用し、通路13の圧力が高くなると、模式
圧力制御弁34が開き、通路13の油が圧力制御弁34
、通路25を経て油タンク43へ戻される。
プBへ吸引され、さらに通路13を経て油定圧機構りへ
送られる。油定圧機構りでは気化器への吸気通路39の
負圧が通路36を経て、またばねの力が直接躾式圧力制
御弁34に作用し、通路13の圧力が高くなると、模式
圧力制御弁34が開き、通路13の油が圧力制御弁34
、通路25を経て油タンク43へ戻される。
油計量機構Cは通路13の途中に配設した調整ボルトと
一体の油供給管10と、油供給管10に嵌合されてスリ
ット9の通路面積を加減する針弁3を備えている。針弁
3は絞り弁41と連動するカム軸23により駆動され、
通路13から油計量機構Cへ入り、通路38を経て気化
器Aの吸気通路39へ送られる油層をlllllwAす
る。
一体の油供給管10と、油供給管10に嵌合されてスリ
ット9の通路面積を加減する針弁3を備えている。針弁
3は絞り弁41と連動するカム軸23により駆動され、
通路13から油計量機構Cへ入り、通路38を経て気化
器Aの吸気通路39へ送られる油層をlllllwAす
る。
第2図は上述した2サイクル内燃機関の分離給油装置の
具体的構成を示す側面断面図である。本体44の上側に
ダイヤフラム15を挟んでカバー45が結合され、これ
により膜式油ポンプBが形成される。一方、本体44の
下側にダイヤフラム28を挟′んでカバー35が結合さ
れ、これにより油定圧機構りが構成される。本体44の
内部に油供給管10と、カム軸23により駆動される針
弁3とを含む油計量機構Cが構成される。
具体的構成を示す側面断面図である。本体44の上側に
ダイヤフラム15を挟んでカバー45が結合され、これ
により膜式油ポンプBが形成される。一方、本体44の
下側にダイヤフラム28を挟′んでカバー35が結合さ
れ、これにより油定圧機構りが構成される。本体44の
内部に油供給管10と、カム軸23により駆動される針
弁3とを含む油計量機構Cが構成される。
膜式油ポンプBはダイヤフラム15の上側に口16から
クランク室の脈動圧を導入される作動室17が区画され
る一方、下側にポンプ室4が区画される。ポンプ室4は
ダイヤフラム15と一体に形成した逆止弁18を経て本
体44の通路19に連通し、この通路19は吸入通路2
0を経て油タンク43に連通する。また、ポンプ室4は
ダイヤフラム15と一体の逆止弁14を経て本体44の
通路13に連通する。この通路13は調整ボルト12の
環状溝を経て油定圧機構りの定圧油室27に連通する。
クランク室の脈動圧を導入される作動室17が区画され
る一方、下側にポンプ室4が区画される。ポンプ室4は
ダイヤフラム15と一体に形成した逆止弁18を経て本
体44の通路19に連通し、この通路19は吸入通路2
0を経て油タンク43に連通する。また、ポンプ室4は
ダイヤフラム15と一体の逆止弁14を経て本体44の
通路13に連通する。この通路13は調整ボルト12の
環状溝を経て油定圧機構りの定圧油室27に連通する。
油計量機構Cの調整ボルト12は本体44の段付円筒部
2に調整可能に螺合され、先端側の小径円筒部に嵌合す
る油供給管10と結合される。通路13が調整ボルト1
2の内部通路に配設した絞り11、油供給管10の周壁
に設けた軸方向のスリット9、通路37、油通路38を
経て、気化器Aの吸気通路39の絞り弁41よりも上流
側部分へ連通される。
2に調整可能に螺合され、先端側の小径円筒部に嵌合す
る油供給管10と結合される。通路13が調整ボルト1
2の内部通路に配設した絞り11、油供給管10の周壁
に設けた軸方向のスリット9、通路37、油通路38を
経て、気化器Aの吸気通路39の絞り弁41よりも上流
側部分へ連通される。
スリット9の通路面積を制御する針弁3が油供給管10
に摺動可能に嵌合される。本体44の右端側に設けた円
筒部8に嵌合するピストン7に、針弁3が固定支持され
る。円筒部8の内端壁に配設したばね座とピストン7と
の間に介装したばね6の力により、ピストン7が円筒部
8の内部へ突出するカム軸23の半月形のカム22に当
接される。円筒部8の開口端部は蓋24により閉鎖され
る。カム軸23に結合したレバー21が、図示してない
リンクにより、気化器Aの弁軸42に結合したスロット
ルレバー40と連動連結される。針弁3は円筒部8の内
部でシール部材5を外嵌され 。
に摺動可能に嵌合される。本体44の右端側に設けた円
筒部8に嵌合するピストン7に、針弁3が固定支持され
る。円筒部8の内端壁に配設したばね座とピストン7と
の間に介装したばね6の力により、ピストン7が円筒部
8の内部へ突出するカム軸23の半月形のカム22に当
接される。円筒部8の開口端部は蓋24により閉鎖され
る。カム軸23に結合したレバー21が、図示してない
リンクにより、気化器Aの弁軸42に結合したスロット
ルレバー40と連動連結される。針弁3は円筒部8の内
部でシール部材5を外嵌され 。
る。シール部材5は前述のばね座により円筒部8の内端
壁に保持され、油供給管10から円筒部8への油洩れを
防止する。
壁に保持され、油供給管10から円筒部8への油洩れを
防止する。
油定圧機構りはダイヤフラム28により上側に定圧油室
27を、下側に負圧室29をそれぞれ区画される。負圧
室29に収容したばね31により、ダイヤフラム28に
結合した圧力制御弁34が押し上げられ、通路26の端
部に形成した弁座へ押し付けられる。絞り30を有する
通路26は、通路25を経て油タンク43へ連通される
。ばね31のばね力はカバー35に螺合した調整ボルト
33により調整され、ロックナツト32によりセットさ
れる。負圧v29は負圧通路36を経て気化器Aの吸気
通路39の絞り弁41よりも下流側部分に連通される。
27を、下側に負圧室29をそれぞれ区画される。負圧
室29に収容したばね31により、ダイヤフラム28に
結合した圧力制御弁34が押し上げられ、通路26の端
部に形成した弁座へ押し付けられる。絞り30を有する
通路26は、通路25を経て油タンク43へ連通される
。ばね31のばね力はカバー35に螺合した調整ボルト
33により調整され、ロックナツト32によりセットさ
れる。負圧v29は負圧通路36を経て気化器Aの吸気
通路39の絞り弁41よりも下流側部分に連通される。
次に、本発明による2サイクル内燃機関の分離給油装置
の作動について説明する。機関が駆動されると、クラン
ク室の脈動圧が躾式油ポンプBの作動室17へ入り、ダ
イヤフラム15を上下に振幅させる。ダイヤフラム15
が上側へ萎んだ時、ポンプ室4の容積増加に伴って圧力
が低下し、油タンク43の油が通路20,19、逆止弁
18を経てポンプ室4へ吸い込まれる。ダイヤフラム1
5が下方へ押し拡げられた時、ポンプ室4の油が逆止弁
14を押し開き1通路13を経て定圧油室27へ送られ
る。
の作動について説明する。機関が駆動されると、クラン
ク室の脈動圧が躾式油ポンプBの作動室17へ入り、ダ
イヤフラム15を上下に振幅させる。ダイヤフラム15
が上側へ萎んだ時、ポンプ室4の容積増加に伴って圧力
が低下し、油タンク43の油が通路20,19、逆止弁
18を経てポンプ室4へ吸い込まれる。ダイヤフラム1
5が下方へ押し拡げられた時、ポンプ室4の油が逆止弁
14を押し開き1通路13を経て定圧油室27へ送られ
る。
定圧油室27の圧力が高くなると、ばね31の力に抗し
て模式圧力制御弁34が押し下げられ、定圧油室27の
油が絞り30、通路26.25を経て油タンク43へ戻
される。模式圧力制御弁34の開弁圧は、ダイヤフラム
28に吸引力を及ぼす気化器Aの吸気通路39の吸気負
圧より加減されるが、これは機関回転数が低い時だけで
ある。
て模式圧力制御弁34が押し下げられ、定圧油室27の
油が絞り30、通路26.25を経て油タンク43へ戻
される。模式圧力制御弁34の開弁圧は、ダイヤフラム
28に吸引力を及ぼす気化器Aの吸気通路39の吸気負
圧より加減されるが、これは機関回転数が低い時だけで
ある。
通路13の油は油計11機構Cにおいて調整ボルト12
の絞り11、油供給管10のスリット9、通路37.3
8を経て、気化器Aの吸気通路39へ供給される。この
油量はスリット9の通路面積を加減する針弁3により制
御される。
の絞り11、油供給管10のスリット9、通路37.3
8を経て、気化器Aの吸気通路39へ供給される。この
油量はスリット9の通路面積を加減する針弁3により制
御される。
針弁3と一体のピストン7のストロークは半月形のカム
22の回転により制御される。すなわち、気化器Aの絞
り弁41の開度が大きくなる(m関回転数が高くなる)
と、半月カム22が図において絞り弁41と反対方向(
時計方向)に回動され、ピストン7と一緒に針弁3が右
方へ移動する。したがって、スリット9の通路面積が大
きくなり、気化器Aの吸気通路39から機関へ供給され
る油量が多くなる。
22の回転により制御される。すなわち、気化器Aの絞
り弁41の開度が大きくなる(m関回転数が高くなる)
と、半月カム22が図において絞り弁41と反対方向(
時計方向)に回動され、ピストン7と一緒に針弁3が右
方へ移動する。したがって、スリット9の通路面積が大
きくなり、気化器Aの吸気通路39から機関へ供給され
る油量が多くなる。
油供給管10の絞り11は機関が要求する最大油供給量
を規制する。油定圧機構りの絞り30は、温度が低くな
って油の粘度が高くなった場合に、油計量機構Cからの
油供給量が少なくなるのを防ぐために、定圧油室27の
圧力を上昇させで油計量機構Cからの油供給量を増加す
るためのものであり、設けなくてもよい。
を規制する。油定圧機構りの絞り30は、温度が低くな
って油の粘度が高くなった場合に、油計量機構Cからの
油供給量が少なくなるのを防ぐために、定圧油室27の
圧力を上昇させで油計量機構Cからの油供給量を増加す
るためのものであり、設けなくてもよい。
油定圧機構りの負圧空29は、機関のアイドリングや低
負荷運転で、気化器Aの吸気負圧を導入してばね31の
力を弱くするもので、これにより定圧油室27の圧力が
低くなり、アイドリンクや低負荷運転で油計1!機構C
から機関へ供給される油量が減じられる。したがって、
負圧v29を大気圧としても通常の運転では十分様能す
る。
負荷運転で、気化器Aの吸気負圧を導入してばね31の
力を弱くするもので、これにより定圧油室27の圧力が
低くなり、アイドリンクや低負荷運転で油計1!機構C
から機関へ供給される油量が減じられる。したがって、
負圧v29を大気圧としても通常の運転では十分様能す
る。
第3図に示す実施例では、油定圧機構りとして、模式油
ポンプBの吐出口に連なる通路13と、油タンク43に
連なる負圧通路36との接続部に、絞り51を接続した
ものである。この絞り51により通路13の圧力のII
IN肋が抑えられるとともに、はぼ一定した油圧が保持
される。
ポンプBの吐出口に連なる通路13と、油タンク43に
連なる負圧通路36との接続部に、絞り51を接続した
ものである。この絞り51により通路13の圧力のII
IN肋が抑えられるとともに、はぼ一定した油圧が保持
される。
〔発明の効果]
本発明は上述のように、油タンクから模式油ポンプ、油
計I!i機構、油定圧機構を経て油タンクへ戻る循環経
路を備えたものであり、構成が簡単で、小型軽量であり
、特に気化器に隣接してまたは一体的にBitを配設し
得るので、搭載スペースが制約される携帯作業機用の小
型内燃機関にも採用できる。
計I!i機構、油定圧機構を経て油タンクへ戻る循環経
路を備えたものであり、構成が簡単で、小型軽量であり
、特に気化器に隣接してまたは一体的にBitを配設し
得るので、搭載スペースが制約される携帯作業機用の小
型内燃機関にも採用できる。
機関の運転条件に対応した適量の潤滑油が機関へ供給さ
れるので、油の消費口が節減されるとともに、特に低負
荷運転での排気煙が少なく、作業者の作業環境が改善さ
れる。
れるので、油の消費口が節減されるとともに、特に低負
荷運転での排気煙が少なく、作業者の作業環境が改善さ
れる。
l1llIlに油ポンプの機械的動力駆動部が必要とさ
れないので、従来の混合潤滑式内燃機関にも取付けが可
能であり、分離給油式に変更することができる。
れないので、従来の混合潤滑式内燃機関にも取付けが可
能であり、分離給油式に変更することができる。
混合油を使用する内燃機関の場合に比べて、ゴミの混入
が避けられ、燃料の蒸発や潤滑油の劣化による気化器本
体の内部通路の詰りが防止される。
が避けられ、燃料の蒸発や潤滑油の劣化による気化器本
体の内部通路の詰りが防止される。
潤滑油がなくなった場合に、潤滑油の循環経路内に空気
が入っても、油の補給により短時間で潤滑状態が回復さ
れ、空気抜き手段を特別に設ける必要がない。
が入っても、油の補給により短時間で潤滑状態が回復さ
れ、空気抜き手段を特別に設ける必要がない。
第1図は本発明の第1実施例に係る2サイクル内燃機関
の分離給油装置の概略構成図、第2図は同分離給油装置
の具体的構成を示す側面断面図、第3図は本発明の第2
実施例に係る分離給油装置の概略構成図である。 A:気化器 B:躾式油ポンプ C:油計量機構D=油
定圧機構 3二針弁 9ニスリツト 10:油供給管
12:調整ボルト 15.28:ダイヤフラム 23:
カム軸 27:定圧油室 29:負圧室 34:模式圧
力制御弁 39:吸気通路40:スロットルレバー 4
1:絞り弁 43:油タンク 51:絞り
の分離給油装置の概略構成図、第2図は同分離給油装置
の具体的構成を示す側面断面図、第3図は本発明の第2
実施例に係る分離給油装置の概略構成図である。 A:気化器 B:躾式油ポンプ C:油計量機構D=油
定圧機構 3二針弁 9ニスリツト 10:油供給管
12:調整ボルト 15.28:ダイヤフラム 23:
カム軸 27:定圧油室 29:負圧室 34:模式圧
力制御弁 39:吸気通路40:スロットルレバー 4
1:絞り弁 43:油タンク 51:絞り
Claims (4)
- (1)油タンクから膜式油ポンプ、油計量機構、油定圧
機構を経て油タンクへ戻る循環経路を備えたことを特徴
とする2サイクル内燃機関の分離給油装置。 - (2)油計量機構がスリットを有する油供給管と、気化
器の絞り弁と連動するカムと、油供給管に嵌合されかつ
カムにより作動されて油供給管のスリットの通路面積を
加減する針弁とからなる、特許請求の範囲(1)に記載
の2サイクル内燃機関の分離給油装置。 - (3)油循環経路の油定圧機構が絞りである、特許請求
の範囲(1)に記載の2サイクル内燃機関の分離給油装
置。 - (4)膜式油ポンプ、油計量機構および油定圧機構が一
体に形成されている、特許請求の範囲(1)に記載の2
サイクル内燃機関の分離給油装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP63027204A JP2627525B2 (ja) | 1988-02-08 | 1988-02-08 | 2サイクル内燃機関の分離給油装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP63027204A JP2627525B2 (ja) | 1988-02-08 | 1988-02-08 | 2サイクル内燃機関の分離給油装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH01203608A true JPH01203608A (ja) | 1989-08-16 |
JP2627525B2 JP2627525B2 (ja) | 1997-07-09 |
Family
ID=12214570
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP63027204A Expired - Lifetime JP2627525B2 (ja) | 1988-02-08 | 1988-02-08 | 2サイクル内燃機関の分離給油装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2627525B2 (ja) |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5857517U (ja) * | 1981-10-15 | 1983-04-19 | マツダ株式会社 | エンジンの潤滑装置 |
JPS60122212A (ja) * | 1983-12-05 | 1985-06-29 | Sanshin Ind Co Ltd | 内燃機関の分離潤滑装置 |
-
1988
- 1988-02-08 JP JP63027204A patent/JP2627525B2/ja not_active Expired - Lifetime
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5857517U (ja) * | 1981-10-15 | 1983-04-19 | マツダ株式会社 | エンジンの潤滑装置 |
JPS60122212A (ja) * | 1983-12-05 | 1985-06-29 | Sanshin Ind Co Ltd | 内燃機関の分離潤滑装置 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2627525B2 (ja) | 1997-07-09 |
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