JPH01200582A - 蛍光灯装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明はファクシミリ、複写機の原稿照明用等として機
器に組み込んで使用する蛍光灯装置に関するものである
。

従来の技術 従来のこの種蛍光灯装置は、第３図に示すように、蛍光
灯とソケットとからなり、蛍光灯はガラスバルブ２の端
部に口金キャップ１４を接着剤１５で固着し、この口金
キャップの底部に固着された絶縁板１６に植設された口
金ピン１７にガラスバルブ２の端部から導出された導入
線１７を挿入して半田付けした構造になっていた。一方
、ソケットは絶縁カバー１８の底部からその内部に２つ
の接触片１９を突設し、各接触片に電源に接続されるべ
きリード線２０を半田付けした構造になっていた。そし
て、ソケットの絶縁カバー１８に蛍光灯の端部を挿着し
、口金ピン１７を接触片１９に抑圧接触させて、蛍光灯
に電力を供給するようにしていた。

発明が解決しようとする課題 しかし、このような従来の蛍光灯装置では、電源との接
続に接触片１９．絶縁カバー１８等からなるソケットが
必要であるため、部品点数が多くコストが高（なるとと
もに、電気接続箇所が多くなるため、接触不良が発生し
やすかった。

また、ソケットを取付けるためのスペースが必要となる
ため、蛍光灯を取付ける装置が大型化するという問題が
あった。

本発明はこのような問題を解決するためになされたもの
で、安価で信頼性が高く、また取付けのためのスペース
を小さくできる蛍光灯装置を提供するものである。

課題を解決するための手段 本発明の蛍光灯装置は、端部から導入線が外部に導出さ
れた口金なしのガラスバルブと、絶縁性の保持体と、各
々複数個のスリット状の切り込みを同一平面上に有する
一対の導電性の接続部とこれらの接続部を互いに絶縁し
て一体成形した絶縁部からなる接続体とを僅えている。

保持体にはガラスバルブの軸方向と直角方向に接続体挿
入用穴ならびにガラスバルブの軸方向に沿ってガラスバ
ルブ端部保持用穴、この保持用穴に連通ずる導入線挿入
用穴、および外部導入線挿入穴を設けている。そして、
ガラス端部保持用穴にガラスバルブ端部を、導入線挿入
穴に導入線を、外部リード線挿入用穴に外部リード線を
それぞれ挿入し、さらに接続体挿入穴に接続体を挿入す
ることにより、一方の接続部の各切り込みに導入線およ
び外部リード線の片方をそれぞれ圧入し、がっ他方の接
続部の各切り込みに導入線および外部リード線のもう片
方をそれぞれ圧入している。

作用 本発明によると、ガラスバルブ端部から外部に導出され
た導入線と外部リード線は切り込みを有する接続部を介
して電気的に接続されるため、別にソケットを設ける必
要がなく部品点数が減少するとともに、半田付は箇所や
蛍光灯の口金ビンのソケットの接触片への押圧接触箇所
がなくなって、導入線と外部リード線の電気接続は接続
部の切り込みにこれらの線を圧入するだけで行え、その
ためその電気的接続の信頼性が向上し、かつその電気的
接続作業もきわめて簡単となる。

実施例 第１図は本発明の一実施例である蛍光灯装置の分解斜視
図を示す。第１図に示すように、本発明実施例の蛍光灯
装置は、内面に蛍光体く図示せず）が塗布され、内部に
水銀とともに希ガスが封入され、端部から導入線１が外
部に導出された口金なしの直管状蛍光灯のガラスバルブ
２と、このガラスバルブの端部と電源（図示せず）に接
続されるべき外部リード線３の端部を保持するための樹
脂等からなる絶縁性の保持体４と、各々２つのスリット
状の切り込み５を同一平面上に有する一対の金属製接続
部６とこれらを互いに絶縁して一体成形した樹脂等から
なる絶縁部７からなる接続体８とを備えている。保持体
４は直方体の形状をしており、その−側面には円筒状の
ガラスバルブ端部保持用穴９およびこれに連通した２つ
の導入線挿入用穴１０がガラスバルブの軸方向に沿って
設けられ、またその側面と対向する側面には２つの外部
導入線挿入用穴１１がガラスバルブの軸方向に沿って設
けられ、かつ上面には接続体挿入用穴１２がガラスバル
ブの軸方向と直角方向に設けられている。

いま、保持体４の穴９にガラスバルブ２の端部を嵌合す
ると、穴１０の入口近傍にはテーパ面が形成されている
ので、導入線１は穴１０にそれぞれ挿入される。そして
、外部リード！＄３を穴１１にそれぞれ挿入した後、穴
１２に接続体８を挿入することにより、一方の接続部６
の各切り込み５に導入線１および外部リード線３の片方
がそれぞれ圧入されると同時に、他方の接続部６の各切
り込み５に導入線１および外部リード線３のもう片方が
それぞれ圧入される。この実施例では外部リード線３と
して絶縁物１３で被覆されたものを用いているが、その
圧入時に接続部６で絶縁物１３の一部が削り取られて接
続部６と外部リード線３とが結合して電気的接続がなさ
れている（第２図）。このようにすれば、接続部６と外
部リード線３との接続にあたり、あらかじめ絶縁物１３
を除去しておく必要がないので、組立ての作業性が一層
向上する。

以上のようにして、蛍光灯の導入線１と外部リード線３
との電気的接続が接続体８の接続部６を介して確実に行
われることとなる。

以上のように、本発明実施例の蛍光灯装置によれば、口
金もソケットもなくした構造を採ることができ、その上
接続体８の複数個の切り込み５を同一平面上に設け、こ
れを保持体４の穴１２に挿入することによりそれらの切
り込み５に導入線１および外部リード線３を圧入してい
るので、導入線１と外部リード線３との電気的接続箇所
におけるガラスバルブの軸方向の長さを極力短くできる
。したがって、蛍光灯装置の全長を短くでき、これを組
み込む機器を小型化できる。また、この蛍光灯装置によ
れば、従来のものに比べて、部品点数および電気的接続
箇所を減少することができるので、安価となり、また接
触不良事故の発生を防止することができる。

発明の詳細 な説明したように、本発明の蛍光灯装置は蛍光灯の導入
線と外部リード線との電気的接続を、保持体と接続体と
の２つの部品でもって行うことができ、したがって口金
およびソケットをなくすことができるので、部品点数お
よび作業工数の減少によるコストダウンを図ることがで
きるとともに、電気的接続箇所の減少および導入線と外
部リード線との電気的接続構造の改良による電気的接続
の信頼性を向上することができる。また、本発明の蛍光
灯装置は全長を短くできるので、これを組み込む機器の
小型化を実現することができる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例である蛍光灯装置を示す分解
斜視図、第２図は同じ（断面図、第３図は従来の蛍光灯
装置を示す断面図である。 １・・・・・・導入線、２・・・・・・ガラスバルブ、
３・・・・・・外部リード線、４・・・・・・保持体、
５・・・・・・接続体の切り込み、６・・・・・・同接
続部、７・・・・・・同絶縁体、８・・・・・・接続体
、９・・・・・・ガラスバルブ端部保持用穴、１０・・
・・・・導入線挿入用穴、１１・・・・・・外部リード
線挿入用穴、１２・・・・・・接続部挿入用穴。 代理人の氏名　弁理士　中尾敏男　ほか１名１−　鴫Ｎ
逢 ２゛−力１う又バ７レブ ３−−９１＠リ−ｙ矛にと ＋−１朱５午リト １２−　特統砕押＼用に 第３図

Claims (2)

【特許請求の範囲】
1. （１）端部から導入線が外部に導出された口金なしのガ
   ラスバルブと、絶縁性の保持体と、各々複数個のスリッ
   ト状の切り込みを同一平面上に有する一対の導電性の接
   続部とこれらの接続部を互いに絶縁して一体成形した絶
   縁部からなる接続体とを備え、前記保持体に前記ガラス
   バルブの軸方向と直角方向に接続体挿入用穴ならびに前
   記ガラスバルブの軸方向に沿ってガラスバルブ端部保持
   用穴、この保持用穴に連通する導入線挿入用穴、および
   外部導入線挿入穴を設け、前記ガラス端部保持用穴に前
   記ガラスバルブ端部を、前記導入線挿入穴に前記導入線
   を、前記外部リード線挿入用穴に前記外部リード線をそ
   れぞれ挿入し、さらに前記接続体挿入穴に前記接続体を
   挿入することにより、前記一方の接続部の各切り込みに
   前記導入線および前記外部リード線の片方をそれぞれ圧
   入し、かつ前記他方の接続部の各切り込みに前記導入線
   および前記外部リード線のもう片方をそれぞれ圧入した
   ことを特徴とする蛍光灯装置。
2. （２）外部リード線が絶縁物で被覆されており、接続部
   の切り込みに前記外部リード線を圧入する時、前記接続
   部で前記絶縁物の一部を削り取って前記接続部と前記外
   部リード線とを接続したことを特徴とする請求項１記載
   の蛍光灯装置。