JPH01200006A - タービン出力制御装置 - Google Patents
タービン出力制御装置Info
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- JPH01200006A JPH01200006A JP2199588A JP2199588A JPH01200006A JP H01200006 A JPH01200006 A JP H01200006A JP 2199588 A JP2199588 A JP 2199588A JP 2199588 A JP2199588 A JP 2199588A JP H01200006 A JPH01200006 A JP H01200006A
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- 230000033228 biological regulation Effects 0.000 claims description 10
- 230000001105 regulatory effect Effects 0.000 claims 1
- 238000011084 recovery Methods 0.000 abstract description 3
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 7
- 238000005516 engineering process Methods 0.000 description 4
- 230000007423 decrease Effects 0.000 description 3
- 230000001052 transient effect Effects 0.000 description 3
- 230000033001 locomotion Effects 0.000 description 2
- XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N water Substances O XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 2
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 238000010248 power generation Methods 0.000 description 1
- 230000000087 stabilizing effect Effects 0.000 description 1
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- Control Of Turbines (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明は、電子油圧式ガバナによるタービン出力制御装
置に関し、特に、単機容量が系統容量に占める比率が比
較的大きいプラントの出力制御に好適なタービン出力制
御装置である。
置に関し、特に、単機容量が系統容量に占める比率が比
較的大きいプラントの出力制御に好適なタービン出力制
御装置である。
第2図は、タービン制御システムの概要を示したもので
ある。ボイラ1で発生した蒸気は、主蒸気止め弁2、加
減弁3を通って蒸気タービン10に供給される。タービ
ン10は通常高圧タービン11、中圧タービン12、低
圧タービン13より構成されている。蒸気は、高圧ター
ビン11で仕事をした後、再熱器16で再び温度をあげ
られて再熱蒸気止弁17、インタセプト弁18を通って
さらに中圧タービン12、低圧タービン13で仕事をし
復水器19で水となる。蒸気の仕事はタービン10によ
り回転運動に変えられ発電機20を回し、発電機により
発生した電力を電力系統に供給する。
ある。ボイラ1で発生した蒸気は、主蒸気止め弁2、加
減弁3を通って蒸気タービン10に供給される。タービ
ン10は通常高圧タービン11、中圧タービン12、低
圧タービン13より構成されている。蒸気は、高圧ター
ビン11で仕事をした後、再熱器16で再び温度をあげ
られて再熱蒸気止弁17、インタセプト弁18を通って
さらに中圧タービン12、低圧タービン13で仕事をし
復水器19で水となる。蒸気の仕事はタービン10によ
り回転運動に変えられ発電機20を回し、発電機により
発生した電力を電力系統に供給する。
タービン制御装置22は、タービン10の回転数、負荷
などを制御する。タービン1oの回転軸にとりつけられ
ている歯車14の回転数を速度検出器15により検出す
る。また、タービンの負荷は、電力変換器21により検
出される。これらの検出された信号は、制御装置22の
入力部23に送られ、演算部25で処理される。演算部
では、タービンの回転数、負荷などを制御するため、主
蒸気止め弁2、加減弁3など複数弁の弁位置を演算し、
その位置になるよう答弁を駆動する。弁の駆動信号は出
力部24により、主蒸気止め弁駆動ユニット5、加減弁
駆動ユニット7など答弁の駆動ユニットに送られ弁を駆
動する。弁の動きは主蒸気止め弁位置検出器4、加減弁
位置検出器6など答弁の位置検出器により検出され、制
御装置22の入力部23にフィードバックされて、弁の
位置を定位化する。
などを制御する。タービン1oの回転軸にとりつけられ
ている歯車14の回転数を速度検出器15により検出す
る。また、タービンの負荷は、電力変換器21により検
出される。これらの検出された信号は、制御装置22の
入力部23に送られ、演算部25で処理される。演算部
では、タービンの回転数、負荷などを制御するため、主
蒸気止め弁2、加減弁3など複数弁の弁位置を演算し、
その位置になるよう答弁を駆動する。弁の駆動信号は出
力部24により、主蒸気止め弁駆動ユニット5、加減弁
駆動ユニット7など答弁の駆動ユニットに送られ弁を駆
動する。弁の動きは主蒸気止め弁位置検出器4、加減弁
位置検出器6など答弁の位置検出器により検出され、制
御装置22の入力部23にフィードバックされて、弁の
位置を定位化する。
第3図はタービン制御装置22の原理を示したものであ
る。
る。
第3図のタービン制御装置に於て、タービン定格速度R
と、タービン速度F(電力系統に結合して運転している
時は周波数に相当する)の偏差信号は、調定率演算器3
0により調定率相当のゲイン演算を実施し、周波数偏差
信号31として出力される。
と、タービン速度F(電力系統に結合して運転している
時は周波数に相当する)の偏差信号は、調定率演算器3
0により調定率相当のゲイン演算を実施し、周波数偏差
信号31として出力される。
一方、発電機出力を所定の出力設定に一定に制御するた
め、比例積分器を設け、比例積分演算を行う。すなわち
、出力設定りと発電機出力MWとの偏差は比例演算器3
5へ入力され、発電機、タービンの時定数、ゲインに相
当した適切な比例。
め、比例積分器を設け、比例積分演算を行う。すなわち
、出力設定りと発電機出力MWとの偏差は比例演算器3
5へ入力され、発電機、タービンの時定数、ゲインに相
当した適切な比例。
積分時間演算の処理を実施し、比例、積分演算出力37
として出力される。
として出力される。
上記の、周波数偏差信号31と比例積分演算出力37は
加算されて、加減弁要求信号36として加減弁3を駆動
し、タービン速度F(周波数)及び発電機出力MWを制
御する。
加算されて、加減弁要求信号36として加減弁3を駆動
し、タービン速度F(周波数)及び発電機出力MWを制
御する。
なお、本発明に関連する従来例としては1例えば、特願
昭54−9241号がある。
昭54−9241号がある。
一方、第4図に示すように、複数のタービン発電機は、
電気的に接続され電力系統を構成する。
電気的に接続され電力系統を構成する。
このような電力系統に接続されたタービン出力制御は、
通常、速度調定率制御を行い、系統周波数の安定化に寄
与している。第5図は1周波数と負荷との関係を表した
もので、横軸に出力、縦軸に周波数をとっている。周波
数が定格FOのときは、出力はPoであるが1周波数が
Fしまで低下すると、直線40に沿って出力を増大させ
PLとする。
通常、速度調定率制御を行い、系統周波数の安定化に寄
与している。第5図は1周波数と負荷との関係を表した
もので、横軸に出力、縦軸に周波数をとっている。周波
数が定格FOのときは、出力はPoであるが1周波数が
Fしまで低下すると、直線40に沿って出力を増大させ
PLとする。
この傾きが速度調定率である。
ところで、従来技術は、発電機出力の安定制御を重視し
出力要求値と発電機出力との偏差を比例積分しているこ
とから、周波数偏差が発生した時。
出力要求値と発電機出力との偏差を比例積分しているこ
とから、周波数偏差が発生した時。
第5図に示す調定率に応じた出力制御が行なわれないと
いう問題があった。
いう問題があった。
この様子を第6図に示す。例えば、発電機G3が脱落し
、発電出力が減少すると、系統周波数Fは、破線に示す
ように低下する。この結果、周波数偏差が発生するため
、調定率に従い、瞬時的には、蒸気加減弁を開し、発電
機出力は増加するが、時間が経過すると、比例積分器の
作用により、発電機出力は、出力設定値にひき戻し制御
されることになる。この結果、系統周波数は、実線で示
すように、偏差が生じたままで、かつ、発電機出力は、
出力設定値のままということになる。
、発電出力が減少すると、系統周波数Fは、破線に示す
ように低下する。この結果、周波数偏差が発生するため
、調定率に従い、瞬時的には、蒸気加減弁を開し、発電
機出力は増加するが、時間が経過すると、比例積分器の
作用により、発電機出力は、出力設定値にひき戻し制御
されることになる。この結果、系統周波数は、実線で示
すように、偏差が生じたままで、かつ、発電機出力は、
出力設定値のままということになる。
本発明の目的は、かかる問題を解決し、発電機出力を、
速度調定率に従い制御するタービン出力制御装置を提供
することにある。
速度調定率に従い制御するタービン出力制御装置を提供
することにある。
上記目的は、出力設定値を周波数偏差信号により、速度
調定率に従って変化させることにより解決される。
調定率に従って変化させることにより解決される。
これは、出力設定値が、周波数偏差信号に応じて速度調
定率分だけ変化するため、発電機出力も、比例積分器の
作用により、この速度調定率分だけ変化した値に制御さ
れるからである。
定率分だけ変化するため、発電機出力も、比例積分器の
作用により、この速度調定率分だけ変化した値に制御さ
れるからである。
更に、適切な位相補償回路を設けることにより、過渡的
な系統周波数変動に対しても安定化を図ることが可能で
ある。
な系統周波数変動に対しても安定化を図ることが可能で
ある。
以下、本発明の一実施例を第1図及び第6図により説明
する。
する。
その第1図は、本発明を実施するための装置の−例を示
すもので、タービン定格速度Rとタービン速度(系統周
波数)Fとの偏差に調定率演算器30を通して得られた
周波数偏差信号31は、位相補償器32へ入力され、系
統応答を考慮した適切な高速応答信号34が発生させら
れる。
すもので、タービン定格速度Rとタービン速度(系統周
波数)Fとの偏差に調定率演算器30を通して得られた
周波数偏差信号31は、位相補償器32へ入力され、系
統応答を考慮した適切な高速応答信号34が発生させら
れる。
周波数偏差信号31は、さらに出力設定りと加算され、
その時点で系統周波数を考慮した最も適切な出力要求信
号33となる。この出力要求信号33と発電機出力MW
との偏差を比例積分演算して求めた比例積分器出力37
と高速応答信号34とを加算し加減弁開度制御信号36
が得られる。
その時点で系統周波数を考慮した最も適切な出力要求信
号33となる。この出力要求信号33と発電機出力MW
との偏差を比例積分演算して求めた比例積分器出力37
と高速応答信号34とを加算し加減弁開度制御信号36
が得られる。
この加減弁開度制御信号36により、加減弁3を駆動し
、継続した周波数偏差の回復と高速な周波数変動への安
定度の両者に寄与する制御を行なう事ができる。
、継続した周波数偏差の回復と高速な周波数変動への安
定度の両者に寄与する制御を行なう事ができる。
本発明を使用した場合の応答の改善の様子を第7図に示
す。
す。
第4図の例の発電機G3が脱落し、系統周波数Fが破線
の様に変化しようとすると、先ず位相補償器32から出
力された高速応答信号34により先行的に発電機出力M
Wが上昇し、過渡的な周波数変化を防ぐ事が出来る。同
時に、周波数偏差信号31により、出力要求信号33が
変化しているので、過渡応答の後には、調定率相当だけ
変化した出力設定に整定し、系統周波数の回復に寄与出
来る。
の様に変化しようとすると、先ず位相補償器32から出
力された高速応答信号34により先行的に発電機出力M
Wが上昇し、過渡的な周波数変化を防ぐ事が出来る。同
時に、周波数偏差信号31により、出力要求信号33が
変化しているので、過渡応答の後には、調定率相当だけ
変化した出力設定に整定し、系統周波数の回復に寄与出
来る。
第1図は本発明を実施するための装置の一例を示す系統
図、第2図はタービン制御システムの概要を示した概略
系統図、第3図はタービン出力制御装置の従来技術を示
す系統図、第4図はタービン発電機が電力系統に接続さ
れた例を示す系統図、第5図はタービン出力制御装置の
主要機能である調定率演算を示す図、第6図は従来技術
による電力系統との応答の例を示す図、第7図は本発明
による電力系統との応答の例を示す図である。 F・・・タービン速度、R・・・タービン定格速度、L
・・・負荷設定、MW・・・発電機出力、3・・・加減
弁、30・・・調定率演算器、31・・・周波数偏差信
号、32・・・位相補償器、33・・・出力要求信号、
34・・・高速応答信号、35・・・比例積分演算器、
36・・・加減弁要求信号、37・・・比例積分演算出
力。 第1図 第2図 第3図 第4図 第6図 μ ■ 第7図 +’、−++++− 薯 ■
図、第2図はタービン制御システムの概要を示した概略
系統図、第3図はタービン出力制御装置の従来技術を示
す系統図、第4図はタービン発電機が電力系統に接続さ
れた例を示す系統図、第5図はタービン出力制御装置の
主要機能である調定率演算を示す図、第6図は従来技術
による電力系統との応答の例を示す図、第7図は本発明
による電力系統との応答の例を示す図である。 F・・・タービン速度、R・・・タービン定格速度、L
・・・負荷設定、MW・・・発電機出力、3・・・加減
弁、30・・・調定率演算器、31・・・周波数偏差信
号、32・・・位相補償器、33・・・出力要求信号、
34・・・高速応答信号、35・・・比例積分演算器、
36・・・加減弁要求信号、37・・・比例積分演算出
力。 第1図 第2図 第3図 第4図 第6図 μ ■ 第7図 +’、−++++− 薯 ■
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1、電子油圧式ガバナにより加減弁を制御するタービン
出力制御装置に関し、周波数偏差信号に調定率を掛けた
信号を出力設定値に加えて出力要求信号を求め、この信
号と発電機出力信号との偏差を比例積分器で比例積分し
、得られた出力信号と周波数偏差信号との和を加減弁開
度制御信号とすることを特徴とするタービン出力制御装
置。 2、請求の範囲第1項において、前記出力要求信号と発
電機出力との偏差を比例積分し得た出力信号に、周波数
偏差信号を位相補償器で位相補償した信号を加え、この
出力信号をタービン加減弁開度制御信号とすることを特
徴とするタービン出力制御装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2199588A JP2619457B2 (ja) | 1988-02-03 | 1988-02-03 | タービン出力制御装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2199588A JP2619457B2 (ja) | 1988-02-03 | 1988-02-03 | タービン出力制御装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH01200006A true JPH01200006A (ja) | 1989-08-11 |
JP2619457B2 JP2619457B2 (ja) | 1997-06-11 |
Family
ID=12070606
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2199588A Expired - Lifetime JP2619457B2 (ja) | 1988-02-03 | 1988-02-03 | タービン出力制御装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2619457B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006296200A (ja) * | 2000-05-11 | 2006-10-26 | Aloys Wobben | 風力装置の操作方法及び風力装置 |
-
1988
- 1988-02-03 JP JP2199588A patent/JP2619457B2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006296200A (ja) * | 2000-05-11 | 2006-10-26 | Aloys Wobben | 風力装置の操作方法及び風力装置 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2619457B2 (ja) | 1997-06-11 |
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