JPH01194283A - 誘導加熱装置 - Google Patents

誘導加熱装置

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JPH01194283A
JPH01194283A JP1782588A JP1782588A JPH01194283A JP H01194283 A JPH01194283 A JP H01194283A JP 1782588 A JP1782588 A JP 1782588A JP 1782588 A JP1782588 A JP 1782588A JP H01194283 A JPH01194283 A JP H01194283A
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JP
Japan
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induction heating
heating coil
coils
high frequency
inductive heating
Prior art date
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Pending
Application number
JP1782588A
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English (en)
Inventor
Yukinobu Nakamura
行延 中村
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Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は鋼材等の被加熱材を誘導加熱して昇温させる装
置に関する。
〔従来の技術〕
第5図は例えば熱処理ラインの一部に適用される従来の
誘導加熱装置を模式的に示す正面図である0図中1は矢
符方向へ送給される鋼材であり、該鋼材lの通過域を囲
繞する位置には、該鋼材1を誘導加熱するための複数の
(図では3個の)誘導加熱コイル11.21.31が適
長離隔されつつ配置されている。そして該誘導加熱コイ
ル11.21.31には夫々該誘導加熱コイル11.2
1.31の力率を改善するための整合コンデンサ12.
22.32及び該誘導加熱コイル11.21.31へ高
周波電流を供給する高周波インバータ13.23.33
が接続されている。
なお該高周波インバータ13.23.33はいずれも、
例えば高周波インバータ13の詳細を示す第6図をみる
と明らかなように電圧検出器13aを内蔵しており、該
電圧検出器13aにより、負荷としての誘導加熱コイル
11及び整合コンデンサ12の両端における共振電圧を
検出し、該共振電圧に同期させてサイリスク等のスイッ
チング素子13bをスイッチングさせて高周波電流を加
熱コイル11へ供給す°るようになっている。
かかる装置を用いて鋼材1を加熱し、該鋼材1に熱処理
を施す場合、常温の鋼材1は矢符方向へ送給されること
によづて誘導加熱コイル11.21゜31内を順次通過
し、最後の誘導加熱コイルイ31を通過した状態で所定
の熱処理温度(例えば約1200℃)に昇温され、然る
後に図示しない冷却装置へ送給されて所定の冷却条件に
て冷却される。
ところで、最初の誘導加熱コイル11は鋼材lをキュリ
ーポイント(約770℃)以下の温度に加熱するための
ものであるため、該誘導加熱コイル11へ給電する高周
波インバータ13の出力周波数としては比較的低い値(
例えば360Hz)が選ばれる。
また該誘導加熱コイル11に続く誘導加熱コイル21゜
31は鋼材1をキュリーポイント以上の温度に加熱する
ためのものであるため、該誘導加熱コイル21゜31へ
給電する高周波インバータ23.33の出力周波数とし
ては比較的高い値(例えば1000Hz)が選ばれる。
゛なお実際の運転周波数は、各誘導加熱コイル11.2
1.’ 31とそれに接続された接合コンデンサ12、
22.32との共振周波数となり、各誘導加熱コイル1
1.21.31及び各整合コンデンサ12.22.32
の両端における電圧波形は該共振周波数を有する正弦波
となる。
〔発明が解決しようとする課題〕
かかる誘導加熱装置を用いて鋼材1を加熱する場合、誘
導加熱コイル11.21.31の間で鋼材1が降温する
のは一般に好ましくないので、その降温を防止するため
に誘導加熱コイル11.21.31を相互に近接させる
必要がある。然るに誘導加熱コイル11.21.31を
相互に近接させると、例えば誘導加熱コイル11.21
近傍での磁力線Aの発生状況を示す第7図をみると明ら
かなように誘導加熱コイル11.21間が電磁的G巳結
合し、その相互インダクタンスが大きくなる。そして誘
導加熱コイル11と整合コンデンサ12との共振回路に
は、誘導加熱コイル21との相互インダクタンスの影響
によって360Hzの電流以外にも1000Hzの電流
が流れるため、該共振回路で得られる電圧波形は電圧の
経時的変化を示す第8図をみると明らかなように、36
012の波形に対して1000H2の歪んだ波形が重畳
されたものとなる。
ところで、高周波インバータ13は前記共振回路の電圧
を電圧検出器13aにて検出し、その検出結果に基づい
てスイッチング素子13bのスイッチングのタイミング
を決めているのは前述したとおりであるが、前記共振回
路の電圧波形に上述の如き歪みがあると、前記電圧検出
器13aが正弦波を検出することができず、そのために
スイッチング素子13bのスイッチングが正しく行えな
いで高周波インバータ13が運転停止状態になることが
ある。
また、前記誘導加熱装置の電源起動を行う場合において
、例えば高周波インバータ13を起動させた後に高周波
インバータ23を起動させるときには、高周波インバー
タ13を先ず起動させた状態で誘導加熱コイル21と整
合コンデンサ22との共振回路に相互インダクタンスに
よる電流が流れているため、後で高周波インバータ23
を起動させるときにスイッチング素子13bの点弧のタ
イミングが不適当となって該高周波インバータ23が起
動できないことがある。
更に、誘導加熱コイル21と誘導加熱コイル31との関
係のように誘導加熱コイル21.31へ給電する高周波
インバータ23.33の出力周波数が同じ場合であって
も、実際の運転周波数は前記共振回路の共振周波数とな
るため、該共振周波数は誘導加熱コイル21に係るもの
と誘導加熱コイル31に係るものとの間でわずかに異な
る結果、上述の如く後で起動すべき高周波インバータ2
3又は高周波インバータ33が起動できないことがある
本発明はかかる事情に鑑みてなれたものであり、前記誘
導加熱コイルへ夫々給電する高周波インバータを安定し
て起動・運転させ得る誘導加熱装置を提供することを目
的とする。
〔課題を解決するための手段〕
本発明に係る誘導加熱装置は誘導加熱コイルの間に超電
導体からなる磁気遮蔽体を設けたものである。
〔作用〕
かかる本発明装置にあっては、超電導体からなる磁気遮
蔽体の存在により、誘導加熱コイル間が電磁的に結合さ
れるのが抑止され、その相互インダクタンスが減少する
〔実施例〕
以下本発明をその実施例を示す図面に基づいて説明する
第1図は熱処理ラインの一部に適用される本発明装置を
模式的に示す正面図、第2図は第1図中のn−n線によ
る断面図である。図中1は矢符方向へ送給される、被熱
処理材たる鋼材であり、該鋼材10通過域を囲繞する位
置には、該鋼材lを誘導加熱するための複数の(図では
3個の)誘導加熱コイル11.21.31が適長離隔さ
さつつ配置されている。そして該誘導加熱コイル11.
21.31には夫々、該誘導加熱コイル11.21.3
1の力率を改善するための整合コンデンサ12.22.
32及び該誘導加熱コイル11.21.31へ高周波電
流を供給する高周波インバータ13.23.33が接続
されている。
更に本発明装置にあっては、誘導加熱コイル11゜21
、31の間に超電導体からなる磁気遮蔽体が配置されて
いる。更に具体的には、誘導加熱コイル11と誘導加熱
コイル21との間に超電導体からなる環状のシールド板
2が、また誘導加熱コイル22と誘導加熱コイル32と
の間に超電導体からなる環状のシールド板3が夫々前記
磁気遮蔽体として配置されている。
なお、前記高周波インバータ13.23.33はいずれ
も、前述した従来装置と同様、電圧検出器を内蔵してお
り、該電圧検出器により、負荷としての誘導加熱コイル
11.21.31及び整合コンデンサ12゜22、32
の両端における共振電圧を検出し、該共振電圧に同期さ
せてサイリスク等のスイッチング素子をスイッチングさ
せて高周波電流を加熱コイル11、21.31へ供給す
るようになっている。
かかる装置を用いて鋼材1を加熱し、該鋼材lに熱処理
を施す場合、常温の鋼材lは矢符方向へ送給されること
によって誘導加熱コイルII、 21゜31内を順次通
過し、最後の誘導加熱コイル31を通過した状態で所定
の熱処理温度(例えば約1200℃)に昇温され、然る
後に図示しない冷却装置へ送給されて所定の冷却条件に
て冷却される。
ところで、前記シールド板2.3は超電導体からなって
いるために所謂マイスナー効果を示す結果、例えば第3
図に示す如く、誘導加熱コイル11によって発生する磁
力線A、はシールド板2を通過して加熱コイル21側へ
至ることがなく、また誘導加熱コイル21によって発生
する磁力線A2はシールド板2を通過して誘導加熱コイ
ル11側へ至ることがない。なお図示はしないが、シー
ルド板3近傍においても同様の現象が生じる。
従って、誘導加熱コイル11.21.31間が電磁的に
係合されることが抑止され、その相互インダクタンスが
減少する結果、従来のように高周波インバータ13.2
3.33が運転停止状態になったり、或いは高周波イン
バータ13.23.33の起動がうまくいかなかったり
することがなくなる。
なお、上述の実施例は鋼材1が誘導加熱コイル11、2
1.31内を通過するものであったが、第4図に示す如
く誘導加熱コイル11.21.31が送給される鋼材l
に近接して配置されるものであっても上述の実施例と同
様の作用・効果がある。
なお本発明装置は、鋼材1を熱処理するための昇温手段
以外の加熱装置として適用できる。また被加熱材は鋼材
に限定されないのはいうまでもない。また誘導加熱コイ
ルの数が実施例とは異なって2個又は4個以上ある場合
であっても、該誘導加熱コイルの間に前記磁気遮蔽体を
配置すれば上述の場合と同様、従来の問題が解消される
のはいうまでもない。
〔発明の効果〕
以上詳述した如く、本発明装置によれば誘導加熱コイル
へ夫々給電する高周波インバータを安定して起動・運転
させることができることとなる。
従って本発明装置を用いれば、鋼材に熱処理、熱間成型
、表面処理等の各種処理を施す場合等においてその利用
価値が高めることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明装置を模式的に示す正面図、第2図は第
1図中の■−■線による断面図、第3図は該装置の加熱
コイル近傍における磁力線の発生状況を示す説明図、第
4図は本発明装置の他の実施例を模式的に示す正面図、
第5図は従来装置を模式的に示す正面図、第6図は該装
置の高周波インバータの詳細を示す回路図、第7図は該
装置の誘導加熱コイル近傍における磁力線の発生状況を
示す説明図、第8図は該装置の電圧検出器によって検出
される電圧の波形を示す説明図である。 1・・・綱材(被加熱材)  11.21.31・・・
誘導加熱コイル 12.22.32・・・整合コンデン
サ 13,23.33・・・高周波インバータ 2.3
・・・シールド板(磁気遮蔽体) なお、図中、同一符号は同一、又は相当部分を示す。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1、高周波インバータによって駆動される複数の誘導加
    熱コイルと該誘導加熱コイルに夫々接続される複数の整
    合コンデンサとを備えた誘導加熱装置において、前記誘
    導加熱コイルの間に超電導体からなる磁気遮蔽体を配置
    したことを特徴とする誘導加熱装置。
JP1782588A 1988-01-27 1988-01-27 誘導加熱装置 Pending JPH01194283A (ja)

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JP1782588A JPH01194283A (ja) 1988-01-27 1988-01-27 誘導加熱装置

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JP (1) JPH01194283A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2004127854A (ja) * 2002-10-07 2004-04-22 Dai Ichi High Frequency Co Ltd 移動加熱方法及び移動加熱装置
JP2008251440A (ja) * 2007-03-30 2008-10-16 Mitsui Eng & Shipbuild Co Ltd 誘導加熱方法および誘導加熱装置

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2004127854A (ja) * 2002-10-07 2004-04-22 Dai Ichi High Frequency Co Ltd 移動加熱方法及び移動加熱装置
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