JPH01194008A - フレキシブル生産システム - Google Patents

フレキシブル生産システム

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JPH01194008A
JPH01194008A JP63019099A JP1909988A JPH01194008A JP H01194008 A JPH01194008 A JP H01194008A JP 63019099 A JP63019099 A JP 63019099A JP 1909988 A JP1909988 A JP 1909988A JP H01194008 A JPH01194008 A JP H01194008A
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JP63019099A
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Yasushi Kanamaru
靖 金丸
Takashi Shima
隆志 嶋
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Komatsu Ltd
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Komatsu Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は、電子計弾機を用いて高能率に多品種中小量
生産を実現するフレキシブル生産システムに関し、特に
、同生産システムのより効率の良い運用を図る上で好適
な運転制御方式の具現に関する。
(従来の技術) 周知のように、フレキシブル生産システム(EMS)と
は、基本情報として予め設定される各種ワーク(加工物
)についての長期的な加工計画および各ワーク毎の工程
設計内容に基づいて、各種NC制御工作機械等のNC制
■機械をはじめとする段取装置や洗浄装置、自動倉庫、
搬送装置等、各種自動生産設備の運転スケジュールを作
成し、この作成した運転スケジュールに応じてこれら設
備の統括的な運転制御を実行する柔軟性を持った自動生
産システムであり、近年の電子計輝機の普及に伴って急
速にその真価が認められつつある。
ところで、こうしたフレキシブル生産システムのおかれ
る現場では、同じ品物が連続して生産されることは少な
い。また更に、同じ種類の機械が多数存在するような加
工ライン、加工セルでは、機械の稼働率を上げるために
、いわゆるランダムアクセス方式と称される稼n<運転
制御)方式を採用することにか多い。
このため、ある特定の機械に注目した場合、これにどの
ようなワークがどのように投入されるかといった態様は
、全く定まらないのが普通である。
こうした実情から、従来のフレキシブル生産システムに
あっては、上記多数の機械を1台の制御装置(一般にF
MS制tIl装置と称される)で集中制御する場合、該
制御装置では、それぞれのぼ械で加工すべきワークの種
類(NCテープ番号)が決定されてから、ワークを加工
するために必要な情報(NCデータ)を送り出すように
している。
(発明が解決しようとする課題〕 上記ランダムアクセス方式による運転制御を実行する場
合、先の段取装置や洗浄装置、自動6卵、搬送装置等の
設備に対する、運転スケジュールに基づいた、制御指令
のランダムな発生、送出は致し方ないにしろ、上記のN
Cll1ltl!Il!械に対する制御情報(NCデー
タ)の場合には、それ自体が相当の量の情報から構成さ
れるため、上記の制m装置(FMS制御装置)では、こ
うしたNCデータをNC制un械に送ってから次の処理
に移るまでに、ある一定の時間を費やさざるを得なかっ
た。
そもそちが、機械の稼働率を上げるべく採用されるこう
した運転制御方式にあっては、運用上必要とはいえ、こ
の制御’l+装置における処理固定時間は、システム全
体としての運用効率を高める上で1つの大きな障害とな
っていた。
この発明は、こうした実情に鑑みてなされたものであり
、上記の制a装置におけるNCデータ伝送に際しての処
理固定時間を短縮して、より効率の良い運用を図ること
のできるフレキシブル生産システムを提供することを目
的とする。
(課題を解決するための手段) この発明では、前記各設備を運転制御する制御装置本体
と前記NClhlJID機械との間に、制御装置本体か
らのNCデータの伝送を受けてこれを貯蔵するとともに
、開制御l装置本体からのNCデータ種類や起動命令を
有して構成される加工指令を受けて、この指定される種
類のNCデータを前記貯蔵したNCデータの中から選択
して対応するNG制′a礪械へこれを出力し、かつ同N
 C1lIIJ 10 機械に起動をかける中継処理装
置を介在させ、制御装置本体は、これに予登録された各
種NCデータのうちの前記運転スケジュールに基づき使
用が予定されるNCデータを、自らの制御空き時間を利
用して該当する中継処理装置へ予め転送しておき、同N
Cデータについての使用の必要が生じたとき、同中継処
理装置へ前記加工指令を出力するよう、その51!L3
!II!手順の設定を行なうようにする。
〔作用〕
ランダムアクセス方式とはいえ、上記運転スケジュール
が決定されれば、これを参照することで、以後加工すべ
きワークの種類(NGテープ番ji;S)がわかり、起
動さすべきNC1blJ御機械がいずれであるかもわか
る。したがって上記のように、制御空き時間を利用して
、この起動予定にあるNG制m+機械に対応する中継処
理装置に、使用予定にあるNCデータを予め転送してお
けば、同NCデータについて実際に使用の必要が生じた
ときには、これより充分に情報量の少ない上記加工指令
を当該中継処理装置に送るだけで、所望のNCデータ伝
送処理は達成される。この場合、制御装置本体は、上記
加工指令を送った後、すぐに次の処理に移ることができ
る。
〔実施@〕
第1図〜第16図に、この発明にがかるフレキシブル生
産システムの一実施例を示す。
まず第16図は、この実施例システムにおいて前提とす
るFMS (フレキシブル生産システム)ラインを例示
したものである。
同図に示すように、このFMSラインは、素材の搬入や
完品の搬出を行なうための入出庫ステーションIE、こ
の入出庫ステーションIEにあって、適宜の表示手段を
通じて随時の入出庫情報を作業者に報告、指示したり、
適宜の操作入力手段を通じて作業の完了入力を受は付け
たりするための入出庫ステーション作業指示Vt1ul
ET、パレット(加工盤二図示せず)の−時保管と治具
(図示せず)の−時保管を行なうための倉序として、こ
の例では横16列に図示したものが上下にも3段あり計
48の棚からなるとする自vJ倉庫(STORAGE)
STR,ワーク(加工物二図示せず)のパレットへの取
り付け、取り外し並びに治具のパレットへの組みつけ、
分解を行なう第1および第2の段取装ばLSlおよびL
S2、この段取装ff1Ls 1およびLS2の置かれ
る部所にあって、適宜の表示手段を通じて随時の段取作
業手順を作業者に示したり、適宜の操作入力手段を通じ
て作業の完了入力を受は付けたりするための段取ステー
ション作業指示装置LST、実際の加工のための設備と
して、パレットに取り付けられたワークの旋削加工、穴
あけ加工、フライス加工等、各種加工を分担して若しく
は1台で複合して行なう3台の工作機械(NC制御工作
礪械)MC1,MC2およびMC3、パレットの反転機
能等をも有してこれに取り付けられたワークを該パレッ
トごと洗浄する洗浄装置(WASHER)WS、そして
水平、垂直方向の2次元の移動が可能であって、上記各
設備の間でワークやパレット、治具等を自em送する搬
送装置SC1、からなる自動生産設備と、中央制御室1
00内に置かれる主電子計粋機(以下これを中央処理装
置という)およびその周辺装置、並びにこの中央処理装
置から上記各生産設備に対して出力される制御指令を中
継したり、同各生産設備の状態を監視してその情報を中
央処理装置に伝えたりする中継処理装置210゜220
.230.240および250からなッテ、上記各生産
設備を統括的に運転制御するFMS制御制御製l装置を
それぞれ有して構成されている。
さて第1図は、こうしたFMSラインを前提とした該実
施例システムの全体の構成を示したものであり、上記中
央制御室100の内部装置、並びに上記中継処理装置2
10〜250や各生産設備についての電気的な連係態様
を併せ示している。
すなわちこの実施例システムにおいては、同第1図に示
すように、中央制御室100は、その内部に、FMS制
御装置本体としての上述した中央処理装置110をはじ
め、その周辺装置として、前述した加工計画や工程設計
等の基本情報その他をこの中央処理装置110(正確に
はその後述する外部情報記憶部113)に登録するため
の手操作入カスff1101、メニュー画面等の文字画
面を表示するための文字画面表示装置102、システム
の現状やシミュレーション結果の描画画面を表示するた
めの描画画面表示装置103、帳票類の印刷を行なうた
めの印刷装置104、およびNCテープの入出力を行な
うための紙テープ入出カス。
fffl 05をそれぞれ具えて構成されており、また
上記中央処理装置110と各生産設備との間での制御指
令や状態情報等の中継を行なう上記の中継処理装置21
0〜250は、その第1中継処理装置210が、搬送装
置S01および入出庫ステーション作業指示装置IET
に関しての上記中継処理を実行し、第2中継処理装置2
20が、洗浄装置WSおよび段取装ばLSl、LS2お
よび段取ステーション作業指示装置LSTに関しての上
記中継処理を実行し、第3〜第5中継処理装置230〜
250が、各々第1〜第3工作機械MC1〜MC3を直
接制御するNG制御装置231゜241.251に関し
ての上記中継処理を実行するよう、予めその分担が設定
されている。
なお、これら各中継処理装置210〜250は、基本的
に第2図に示す内部構成を有する電子計算様からなり、
上記制御対象となる各生産設備との間で、搬送装置SC
1、洗浄装eIWS、段取装置LS1およびLS2、第
1〜第3工作礪械MC1〜MC3の各設備に関しては、
制御情報および事象(状態変化)についての同第2図に
示す態様での授受を行ない、人出厘ステーション作業指
示装置11ET、段取ステーション作業指示装置ffL
sTの各設備に関しては、作業指示情報および作業者か
らの入力情報についての同第2図に示す態様での授受を
行なう。
ここに、該中継5I!!理装置における処理手順記憶部
21とは、中継処理装置としての処理手順であるプログ
ラムが予格納された記憶部であり、また情報記憶部22
とは、情報加工(計n)を行なうときに基礎となる情報
その他が格納される記憶部であり、情報加工部(中央演
n装置、CPU)23とは、上記処理手順記憶部21に
格納されたプログラムを順次読み出しつつ、その占かれ
た処理手順に従って、情報の入出力や情報記憶部22の
記憶情報をもとに情報の加工(計葬)を主に行なう部分
であり、情報変換部24とは、中央処理装置110から
伝送される制御指令(制御所望とする生産設備並びに該
設備に関係する中継処理装置を指定するための情報、お
よび同生産設備の所望とする制御内容に対応したコード
情報等を含んで構成される)については、自局(自中継
処理装置)が指定されたことを条件に、これを上記加工
のための共通の情報に変換して上記情報加工部23に加
え、情報加工部23から加えられる加工情報(自局並び
に各該当する生産設備の識別情報、および同生産設備の
上述した「事象」や「作業者からの入力情報」について
その内容に対応したコード情報等を含んで構成される)
については、これを情報通信のための所要の形態に変換
して中央処理装置H110へ転送する部分であり、そし
て情報変換部25とは、情報加工gIs23から加えら
れる加工情報(各該当する生産設備への上述した「制御
情報」や「作業指示情報」について中央処理装置から伝
送されるコード情報に対応した具体内容を示す情報等を
含んで構成される)については、これを情報通信のため
の所要の形態に変換して各該当する生産設備へ転送し、
各該当する生産設備から伝送される上記の「事象」や[
作業者からの入力情報」等の設備状態情報については、
これを上記加工のための共通の情報に変換して上記情報
加工部23に加える部分である。
このうち特に、第1〜第3工作機械MC1〜MC3に対
応する第3〜第5中継処理装et230〜250では各
々、上記情報記憶部22として、中央処理袋@110か
ら伝送される各対応する工作n械(NG制御装置)への
NCデータを一時貯蔵し得る容量のものが用いられ、処
理手順記憶部21、情報加工部23および情報変換部2
4゜25からなる一般に情報処理部と称される部分とし
て、中央処理装置110から伝送された情報が、上記の
NCデータであるか、あるいは制御指令としてNCデー
タ種類情報や起動命令等が所定にコード化されて構成さ
れているとする加工指令であるかを判別し、NCデータ
であった場合には、これを上記の情報記憶部22に貯蔵
し、加工指令であった場合には、これによって指定され
る種類のNCデータを上記貯蔵したNCデータの中から
選択して、対応する工作機械<NC制iIl装置)へこ
れを読み出し出力するとともに、同工作機械(NC1i
ill a装置)に起動をかける機能が満足されるよう
、その処理手順が予め設定されたものが用いられる。
また、中央処理袋e1110は、基本的に第3図に示す
内部構成を有する電子計篩機からなり、前述した各周辺
装置(手操作入力装置101、文字画面表示装置102
、描画画面表示装置103、印刷装置104および紙テ
ープ入出カスe1105)並びに上記中継処理B置21
0〜250との間で、各々同第3図に示す態様での必要
情報の授受を行なう。ここに、該中央処理袋@110に
おける処理手順記憶部111とは、中央処理装置として
の処理手順であるプログラムが予格納された記憶部であ
り、また内部情報記ii部112とは、情報加工(計n
)を行なうときに基礎となる情報が格納される記憶部で
あり、外部情報記憶部113とは、正確には同中央処理
装置110の外部に配される磁器ディスク装置等からな
って、前述の如く「加工計画」や「工程設計」等の基本
情報その他が登録される記憶部であり、情報加工部〈中
央演算装置、CPU)114とは、上記処理手順記憶部
111に格納されたプログラムを順次読み出しつつ、そ
の書かれた51!L理手順に従って、情報の入出力や内
部情報記憶部112あるいは外部情報記憶部113の記
憶情報をもとに情報の加工(計算)を行なう部分であり
、そして情報変換部115とは、手操作人力Hffi1
01から加えられる入力情報(基本情報やその都度の手
操作情報)、あるいは紙テープ入出力装置105から加
えられる入力情報(NCllilJIiO情報)、ある
いは中1!処理装置210〜250から転送される中継
情報(各該当する中継51!L浬装置並びに生産設備の
識別情報、および当該生産設備の上述した「事象」や「
作業者からの入力情報」についてその内容に対応したコ
ード情報等を含んだもの)については、これを上記加工
のための共通の情報に変換して上記情報加工部114に
加え、情報加工部114から加えられる加工情報(文字
画面表示装置102や描画画面表水袋W1103に対す
る各々所要の表示指示情報、印刷装置104に対する所
要の印字指示情報、紙テープ入出力装置105に対する
所要のNC制御情報、中継処理装置210〜250に対
する前述した「制御指令」、等々)については、これを
それぞれ相手先に応じて情報通信のための所要の形態に
変換して所望先へ転送する部9分である。
この中央処理Vt″1i2110においても、上記の処
理手順記憶部111、情報加工部114および情報変換
部115によっていわゆる情報処理部が構成され、この
情報98理部が、前記各設備の運転制御を実現する際に
、加工計画および工程設計内容を示す基本情報(予め手
操作入力装置101等を通じて外部情報記憶部113に
登録される)、更には各設備やワークのモデル(これも
上記入力装@101等の適宜の入力手段を通じて外部情
報記憶部113に登録される)およびワークの現在の位
闘や加工進捗状況を示す現状データ(各中継処理装置か
らの中継情報に基づき外部情報記憶部113に登録され
るデータであって必要に応じて更新される)を用いた素
材、治具、工具等の手配並びに各ワークの加工設備や加
工順序に関する例えば実時間でのシュミレーション、該
シュミレーション結果に基づく各設備の運転スケジュー
ルに基づく各設備の実際の運転制御、等をそれぞれ実行
する。
第4図は、中央処理装置110のこうした情報処理部に
おける、上記運転スケジュール制定後の、すなわち各設
備の実際の運転制御に際しての、特に前述した第3〜第
5中継処理@置230〜250との関係に基づく動作例
を示したフローチャートであり、以下、この第4図を併
せ参照して、該情報処理部と主に第3〜第5中継処理装
置230〜250との間で実行される動作の詳細を列記
する。
運転スケジュールが制定されて、前記各設備に対する運
転制御が開始されると、同情報5[!L哩部(中央処理
装[110の処理手順記憶部111゜情報加工部114
および情報変換部115)では、次に示す態様をもって
、その定められた処理を実行する。
■各設備に対する運転制御に際して、制御空き時間が生
じた旨判断すると(第4図ステップ51oOo)、運転
スケジュールを参照して、以後加工すべきワークの種類
(NCテープ番号)を検索しく第4図ステップ5111
0)、この検索した該当するNCデータ(該当する番号
のNCテープに登録されたデータ)を該当する工作機械
(当該NCデータによって制御すべき工作機械)に対応
する中継処理装置(この対応関係は第1図参照)へ転送
する(第4図ステップ81120)。これにより当該中
継処理WAlffが、この転送されたNCデータを、そ
の情報記憶部22に貯蔵するようになることは前述した
通りである。なお、こうした中継処理装置へのNCデー
タの予転送は、上記の検索結果に基づき、その使用(N
Cデータの使用)が早いものから順に実行される。また
、第4図のステップ51000.81110および51
120にかかるこうした処理は、上記の「制御空き時間
」が続く限り、また同「制御空き時間」が生じる毎に、
繰り返し実行される。
■上記「制御空き時間」が過ぎて、制御指令を送る必要
が生じた旨判断すると(第4図ステップ51000)、
次に、この制御指令が前記各設備のうちのいずれ宛に送
られるものであるかを判断しく第4図ステップ8121
0)、この宛先が工作機械である場合には該制御指令と
して前記の加工指令(NCデータ種類、起動命令等が所
定にコード化されたもの)をその対応する中継処理装置
へ出力する(第4図ステップ81211)。これにより
当該中継処理装置が、この加工指令によって指定される
種類のNCデータを、その情報記憶部22に予に貯蔵し
たNCデータの中から選択して、対応する工作機械(N
C制御装置)へこれを読み出し出力するとともに、同工
作機械(NG制御装@)に対して起動をかけるようにな
ること、も前述した通りである。
■第4図ステップ81210における判断の結果、制御
対象となる設備が工作償械以外のものであった場合には
、事象駆動方式等を採用した当該システムに対する通常
の運転制御を実行する(第4図ステップ51212)。
なお、事象駆動方式の採用においては、制御指令を発し
た後、設籠から事象報告があるまでの時間も、上記の「
制御空き時間」となる。
R後に、同中央処理装置110の情報処理部における上
記運転スケジュールの制定手法、並びに該制定された運
転スケジュールに基づく各設備の運転制御手法について
説明する。
まず、第5図は、上記中央処理装置110の情報処理部
(処理手順記憶部111、情報加工部114および情報
変換部115からなる)について、主なる機能を、機能
ブロック図として出き改めたものである。
第5図に示すように、この情報処理部は、実時間シミュ
レーション機能部11と制御機能部12どの、大きは2
つの機能部を有しており、これら機能部11および12
の間での同第5図に示される各種情報の授受に基づいて
該実施例システムとしての所望とされるフレキシブル生
産が達成される。
すなわち、実時間シミュレーション機能部11は、実際
の運転制御を行なう前に、現状に即して模擬的に当該シ
ステムの運転を行ない、その時点での効率の良い運転計
画を立案するものであり、その入力情報としては、例え
ば前記手操作入力装置101(第3図参照)を通じて当
の中央処理装置ff110の外部情報記憶部113に登
録される加工計画A1および工程設計A2に関しての各
情報やワークや生産設備のモデルBに関しての情報、そ
してワークの現在の位置や加工進捗状況を示すデータと
して、これも当の中央処理装置110の外部情報記憶部
113に先の中継情報等に基づき随時別途に記憶される
現状データCがある。このシミュレーションの結果得ら
れる情報は、作業者や素材、治具、工具など、人および
物に関する手配情報D1、および各ワークの加工設備や
加工順序を定めた制御情報(運転スケジュール>02、
および同シミュレーション結果を前記表示装置101あ
るいは102に表示するための表示情報D3である。こ
れらの各情報も、上記の外部情報記憶部113に各別に
格納される。
他方、制t+!11m能部12は、上記のシミュレーシ
ョンで得られた制御情報(運転スケジュール)D2をも
とに、前記制御対象とする生産設備に前述したNCデー
タの予転送や制御指令(前記加工指令を含む)の出力を
おこなって、これらに自動的に加工や搬送等を行なわせ
るとともに、作業者には前記作業指示装置(入出庫ステ
ーション作業指示装置IET、段取ステーション作業指
示装置LST)を通じて必要な作業指示を与えてワーク
の加工処理を遂行するものである。
第6図は、こうした情報98理部の上記実時間シミュレ
ーション機能部11について更にその詳細構成を示すと
ともに、該機能部11を中心に入出力される情報の具体
例を示したものであり、また第7図は、同機能部11に
て実行されるシミュレーション動作の基本概念を示した
ものであり、以下、これら第6図および第7図を参照し
て、同実時間シミュレーション機能部11において実行
される動作の詳細を説明する。
まず、この実時間シミュレーション機能部11の詳細構
成、並びに該機能部11に入力される各情報の情報構造
例について説明する。
このn曲部11は、第6図に示すように、加工計画A1
および工程設計A2に関しての基本情報が入力される加
工物入荷制御部11aと、設備モデルBおよび現状デー
タCが入力される論理模型構築部11bと、論理加工物
の処理プログラムをすべての工程について持っており、
またシミュレーションの結果情報であるシミュレーショ
ン情報D (Dl、D2 )を出力する物流制御部11
cとの、3つのモジュールを有して構成される。メモリ
11dは、前記内部情報記憶部112の一部がこれに相
当する。
また、上記の各入力情報は、第6図にも例示した如く、
各々次のような構造を有するとする。
O加工計画(長期加工日程計画)A1 まとまった数量単位(ロフト)のワーク(加工物)の加
工日程計画であり、 ロフト番号 :ロットを制御装置内で区別するために、
登録順に自動的に付け た番号。
ワークコード:主にワークの種類を指定する識別子。
個数    :ワークの数量。
納期    二ロット全部が加工完了しなければならな
い期日。
優先度   :納期との関連における加工順を示す番号
試削り条件 :ロットの最初の加工物を試削りするか否
かを決めるための情報。
例えば、「0」は「試削り不要」 を示し、「1」は「試削り要」 を示す。
等々の情報からなる。
0工程設計A2 各々固有の加工手順を有するワーク毎の加工手順情報で
あり、 工程番号  :ワークの加工手順に応じて自動的に付け
た番号。
作業内容  二作業の種類を示す情報。
使用設備  :各々の作業毎に(工程毎に)使用する設
備を示す情報。因みに、 例示したrLsl、2Jは「段 取装置LS1または段取装置L S2Jを意味するとする。
治具コード :使用する治具を指定する識別子。
工具番号  :使用する工具群を指定する番号。
NCテープ番号二NC制御工作橢械が使用する加工情報
テープの番号。
実行時間  =工程毎の標準の作業実行時間を示す情報
等々の情報からなる。
0設備モデルB 後述する論理模型を構築するための情報として、当該シ
ステムのFMSライン(第16図)に対応するようワー
クの格納場所(ステーション)を単位として構成された
設備モデルの情報であり、第6図に示した記号(識別名
)はそれぞれ次の意味を持つ。
LSl−WB:第1の段取装置LSI(格納場所すなわ
ち格納基本単位を1つ 持つ)。
LS2−WB:第2の段取装置LS2(格納基本単位を
1つ持つ)。
MCl−10:第1工作礪械MC1の入出庫口。
MCI−MB:第1工作機械MCIの中間退避場。
MC1−WB:第1工作機械MCIの加工台。
MC2−10:第2工作^械MC2の入出庫口。
MC2−MB :第2工作礪械MC2の中間退避場。
MC2−WB :第2工作機械MC2の加工台。
MC3−10:第3工作別械MC3の入出庫口。
MC3−MB :第3■作礪械MC3の中間退避場。
MC3−WB :第3工作機械MC3の加工台。
WS−WB  :洗浄装置WS(格納基本単位を1つ持
つ)。
STR−1〜5TR−48:自!lI倉沖STRの1〜
48の6棚。
0現状データC シミュレーション実行時のワーク(加工物)の場所など
を初期設定するための情報として、ワークの現在の場所
、設備の現在の状態などに応じて後述する論理模型の構
築の都度外部情報記憶部113内で書き換えられる情報
であり、格納要素識別子:ワークの現在の格納場所を示
すための、格納要素の識別子。
第6図に例示のrMCl−W B」は、ワークが現在「第1 工作機械MC1の加工台」に 格納されていることを意味す る。
格納ワーク情報:格納されているワークに閏する情報。
中には、加工計画 A1や工程設計A2において 述べたロフトの識別子やワー クコード、工程番号の他、O ット内要素番号(当該ワーク が上記ロット中のどの要素で あるかを示す番号)などが含 まれる。
パレット(加工盤)コード:I3納されているパレット
に関する情 報。パレットの種 類や識別番号によ って構成される。
治具コード  :格納されている治具に関する情報。
稼働状態   :加工前、加工中、加工後の別を示すた
めの情報。
等々の情報からなる。
次に、こうした各情報を入力して実行される実時間シミ
ュレーション機能部11のシミュレーション動作につい
て、第7図の動作概念図を併せ参照して以下に詳述する
例えば、一定時間毎に、あるいは設備故障発生等の条件
で、あるいは前記の手操作入力装置101を通じた適宜
の操作に基づきこの実時間シミュレーション機能部11
に対しシミュレーションの実行が指定されると、該機能
部11では、次に列記する態様をもってシミュレーショ
ン動作を実行する。
■ 論理模型の411築 シミュレーションの実行が始まると、まず論理模型構築
部11bが、上記の外部情報記憶部113の所定記憶領
域に格納されている設備モデルBと現状データCとに基
づき、メモリ11d内に、概念的には第7図に81にて
示す態様で論理模型を構築する。因みに、同第7図では
便宜上「実空間」を想定してこの論理模型を図示したが
、実際にはこれが「論理空間」をもって表現される。
ここで参考までに、実際の設備に関する情報を使って、
シミュレーション対象システムがどのように論理模型内
で表現されているのかについて述べる。
この実施例システムに対する、設備に関する定義情報で
ある加工基本単位の具体的な内容は、次表第1表のよう
になる。この情報について説明すると、例えば段取り装
置は群としてLSという名前を持つことになり、論理模
型内の識別番号は1番である。
第1表 加工基本単位情報 LSは加工要素群LS1.2を構成要素にしている。こ
のLSl、2の情報は、第2表のように与えられる。
第2表 加工要素群情報 この中で、LSl、2は群を構成する要素として段取り
装置LSIと段取り装置LS2を持っている。このしS
lおよびLS2は加工要素情報の中で定義される。これ
を第3表に示す。
第3表 加工要素情報 LSIは、設備内の構成要素として、格納場所(格納基
本単位)を一つ持っている。その名前は先の設備モデル
Bに関しても説明した通りLSI−WBである。また最
大占有数が1であるので、この設備には論理加工物は同
時に1個しか入ることができない。LSl−Weの内容
は次表第4表のように与えられる。LSl−WBは、型
が単一であるので、その構成要素は、LSI−Weとい
う名前の格納要素である。そこで格納要素の情報を見て
みる。
第4表 格納基本単位情報 格納要素の情報は次表第5表のようになっており、これ
からLSI−WBの座標がX、Y、Z座標で各々30m
、5m、Qmであり、かつ搬送装置ff5c1がそこに
接続していることがわかる。
第5表 格納要素情報 (加工盤)交換装置を意味する。
以上のようにして、すべての設備についての論理模型が
構築される。第8図にシミュレーション対象システムの
論理模型内部での構造例を示す。
■ 論理加工物の創成、投入 上記の如くメモリ11d内に論理模型が構築されると、
次いで加工物入荷制御部11aが、加工計画A1と工程
設計A2とに基づき、各種想定されるワーク(加工物)
についての並列処理プログラムである論理加工物をOj
成し、これを上記構築された論理模型に投入する。なお
ここで、論理加工物が論理模型に投入されるということ
は、実際には、上記並列処理プログラムである論理加工
物の頭部をfj1成し、それを起動することを意味する
第9図(a)に、こうした論理加工物の構造例を示す。
同第9図(a)に示されるように、論理加工物は、現在
実行中の工程番号、処理手順番号、およびその工程にお
ける処理プログラムを有して構成される。
■ 論理加工物による物流制御 上記創成された論理加工物は物流制御部11cに属する
。そしてこの論理加工物は、上記論理模型への投入後は
、互いに独立にその持っている工程に従って論理模型内
を動き回り、論理模型を模擬的に動かす(第7図82参
照)。すなわち、物流制御部11cは、例えば第9図(
b)に示されるような処理プログラムを全ての工程に対
応して有しており、論理加工物(第9図(a)参照)は
、工程を進めていく過程で、これら処理プログラムを次
々に自らで取り替えながらシミュレーションの実行を行
なう。
また物流制御部11cは、こうした論理加工物の物流制
御中および終了後、シミュレーション情報として、前記
の物の手配のための情報(手配情報)D・61、制御の
ための情報(制御情報)D2、および表示のための情報
(表示情報)D3をそれぞれ出力する。
次に、以上のシミュレーション動作によって得られる上
記の各シミュレーション情報について、先の第6図およ
び第10図〜第13図を併せ参照して以下に詳述する。
a)、物の手配のための情報(手配情報)D1物の手配
のための情報は、シミュレーション終了後、前記情報変
換部115を介して印刷装置104へ、または前記情報
変換部115並びに所定の中継処理装置(第1中115
1!lL哩装置210)を介して作業指示装置(入出沖
ステーション作業指水袋fMIET>へ出力される。こ
れに属する情報には以下のものがある。
a−1)、入庫予定加工物情報 この入庫予定加工物情報には、ワーク (加工物)の種類、数示、大片推奨時制などが讃き込ま
れる。
この情報の前記印刷装置104による印刷例を第10図
に示す。この第10図に示す例では、同人庫予定加工物
情報として、縦軸方向に、ワーク(加工物)単位での1
番、品番、入庫期限、および計画作成類に付けられた番
号がそれぞれ印字されている。
a−2)、入庫予定治具情報 この人沖予定治具情報には、入庫されるべき治具の種類
や数σなどが出き込まれる。
この情報の前記作業指示装置JETによる指示(表示)
例を第11図に示す。この第11図において、「コード
」の欄に縦方向に表示されているのが、上記入庫される
べき治具の治具コード(種類)であり、「スミ」の欄に
表示されているのが、各対応する行の治具について入庫
を行った実績を表す情報であり、そして「ヨテイ」の欄
に表示されているのが、各対応する行の冶具についての
入庫されるべき数示(予定数量)を示す数値情報である
a−3)、出庫予定治具情報 この出庫予定治具情報には、出庫してもよい治具の種類
や数示などが書き込まれる。
a−4)、使用予定工具情報 この使用予定工具情報には、用意しなければならない工
具の種類や数01並びにそれを使用する設備および使用
予定時刻などが書き込まれる。
b)、制御のための情報(制■情m)02この情報には
、第1の制御情報021としての短期加工日程計画情報
と、第2の制御情報D22としての組み立て予定治具情
報、使用予定治具情報および設備削加工順序情報とがあ
る。これらの情報はいずれも、前述の如く外部情報記憶
部113の一部に書き込まれ、後に詳述する制御門能部
12がこれらの情報をもとに実際の制卸を行なう。以下
に個々の説明を行なう。
b−1)、短期加工日程計画情報 この短期加工日程計画情報は、ワーク (加工物)1つ1つに対応したすなわちワーク単位の加
工計画である。先の工程設計情報A2では、使用する設
備を群で指定する場合と単一のFLQ WJで指定する
場合との2通りがあるが、この短期加工日程計画の中で
は、実際に使用する設備を1つに決定する。制御lta
能部12では、この情報をもとに実際の運転を行なう。
こうした短期加工日程計画情報の情報構造の一例を第1
2図に示す。すなわちこの情報構造は下記のようになっ
ている。
ワーク識別子:短期加工日程計画のなかで、参照する加
工物の識別子である。
ロット識別子:ワークが属するロットの識別子である。
ロフト内要素番号:ワークが当該ロット中のどの要素で
あるかを示す番号 である。
優先度   :ワークの加工優先度である。
工程数   :工程の総数である。
工程表   :工程の配列であり、以下の内容を工程数
分持っている。
使用段#5  :工程を実行する設備(加工基本単位識
別子)を指定する。
経由膜W1:目的地が占有されている場合に一旦格納す
る場所を指定する。
この加工基本単位識別子が書か れる。
工程の種類 :工程の種類を指定する。
使用治具番号二段取り時に使用する治具の種類を指定す
る。
使用工具番号:機械加工の時に使用する工具群の番号を
指定する。
NCテープ番号:機械加工の時に使用するNCテープ(
数値副葬情報)の識 層番号を指定する。
標準実行時間:標準実行時間である。
b−2)、組み立て予定治具情報 この組み立て予定治具情報は、パレット(加工盤)に組
みつける予定の治具を決めたものである。
b−3)、使用予定治具情報 この使用予定治具情報は、ワーク(加工物)の種類毎に
使用できる治具数の最大値を決めたものである。使用治
具数を制限することにより、不必要な治具の組みっけを
なくすことができる。この予定に入っている治具に対し
ては、運転中に当該システムから外部へ出庫することを
禁止する。
b−4)、設備削加工順序情報 この設備削加工順序情報は、工作別械毎に加工するワー
ク(加工物)の順序を決めたものである。これは、上記
b−1)、の短期加工日程計画情報に対する補足的な役
割を持つ。
C)1表示のための情報(表示ffiM) 03このシ
ミュレーション結果の表示のための情報としては、画面
表示情報がある。この画面表示情報は、前記情報変換部
115を介して描画画面表示装置103に加えられるも
ので、物流制御部11Gでは、この描画画面表示装置f
f103に対し、当の画面表示情報として、設備毎の稼
動実績を、ガントチャート形式で描画画面表示する。そ
の表示例を第13図に示す。
この第13図の表示例においては、縦軸が設備、横軸が
時間を示し、LSl、LS2は段取装置(LSl、LS
2)を、MC1,MC2,MC3は工作機械(MC1,
MC2,MC3) を、WASHは洗浄装置(WS>を
それぞれ示す。そして、図表内部の各々四角で囲んだ升
部分が、各ワーク(加工物)が作業を行なう予定である
ことを示す。弁内のそれぞれ同一の模様はそれぞれ同一
のワークを表わすものである。また、同図表上部の空白
升は作業者の就業時間を表わし、横線升は作業者の休業
時間を表わす。
以上が、実時間シミュレーション機能部11におけるシ
ミュレーション動作によって青られる情報の主なもので
ある。
第14図は、同じく情報処理部(中央処理装W1110
の処理手順記憶部111、情報加工部114および情報
変換部115)にあって、こうしたシミュレーション情
報の特に上記制御情報D 2  (D 21 、 D 
22 )に基づき前記の制御対象生産設備(第16図お
よび第1図〜第2図参照)を実際に運転制御する制a機
能部12について、更にその詳細構成を示すとともに、
該機能部12を中心に入出力される情報の具体例を示し
たものであり、以下、この第14図を参照して、同制御
膿能部12において実行される動作の詳細を説明する。
まず、この制御機能部12の詳細構成について説明する
この機能部12は、同第14図に示すように、シミュレ
ーション情報としての上記制tlD情報D2が入力され
る物流制wJ部12aと、設備モデルBおよび現状デー
タCが入力される論理模型構築部12bと、先の中継処
理装置210〜250を通じて各設備の事象(状態変化
)に関する情報が入力される事象解読部12cと、上記
物流制御部12aからの情報をもとに各中継処理装置2
10〜250に対し前記の制御指令(第3〜第5中継処
理装@230〜250に対する加工指令を含む)を出力
する制御指令出力部12dとの、4つのモジュールを有
して構成される。メモリ12eは、ここでも前記内部情
報記憶部112の一部がこれに相当する。
なお、先の第3〜第5中継処理装!ff230〜250
に対して予転送する前記NGデデーは、NCテープ(こ
の情報内容は外部情報記憶部113に別途登録される)
を管理する図示しないモジュールを通じて別途に入出力
処理されるものとする。
また、該制御Dv1能部12を通じて入出力される上記
各情報については、これまでに既に説明が済んでおり、
ここでの重複する説明は省略する。
さて、実時間シミュレーション機能部11によって上記
の制御情報D2が確定されると、制御l1機能部12で
は、次に列記する態様をもって制御動作を実行する。
■ 論理模型の構築 制御が始まると、実時間シミュレーション機能部11と
同様に、まず論理模型構築部12bが、外部情報記憶部
113の所定記憶領域に格納されている設備モデルBと
現状データCとに基づき、メモリ12e内に、前述した
態様(第7図および第8図参照)で論理模型を構築する
■ ワークの投入に基づく論理加工物の生成ワーク(加
工物)が当該システム中に投入されると、物流制御部1
2aは、上記シミュレーションの結果得られた、そのワ
ークについての短期加工日程計画情報(第1制御情報D
21)をもとに、並列処理プログラムである論理加工物
を生成し、これを上記構築された論理模型に投入する。
この論理加工物は、例えば第15図(a)に示すように
、現在実行中の工程番号、処理手順番号、およびその工
程における処理プログラムを有して構成される。これは
、先のシミュレーション機能部11の場合と同様である
■ 論理加工物による物流制御に基づく制御指令出力 上記生成された論理加工物は物流制御]部12aに属す
る。そしてこの論理加工物は、上記論理模型への投入後
は、互いに独立にその持っている工程に従って論理模型
内を動き回り、論理模型を模擬的に動かしつつ、これに
対応する制御指令の形成を行なう。すなわち、物流量u
O部12aは、例えば第15図(b)に示されるような
処理プログラムを全ての工程に対応して有しており、論
理加工物(第15図(a)@照)は、工程を進めていく
過程で、これら処理プログラムを、実際の各設備からの
事象報告に基づき次々に自らで取り替えながら、実際の
各設備に対する前記の制御指令を順次形成出力する。論
理加工物のこうした動作を更に詳述すると、例えば第1
5図に例示したような場合、 〔1) 論理加工物Aはその処理手順番号に従って搬送
指令(制御指令)を出力し、搬送だ完了するまで搬送待
ち行列に入って待つ。
〔2〕 搬送が完了すると、物流制御部12aはそれを
事象(状態変化)として受は取り、搬送待ち行列から論
理加工物Aを解放する。
(3〕 これにより、論理加工物Aは次の処理手順であ
るコンベア起動指令(制御指令)を出力する。
等々といった態様での動作が繰り返し実行される。
こうして物流制御部12aで形成される各設備への制御
指令は、制御指令出力部12dによって前記各中継処理
装置210〜250へ出力され、また、上述した各設備
からの中u5I!L理装置を介した事象報告は、事象解
読部12cによって解読されて物流制wJ蔀12aに伝
えられる。
制御t’ll能部12の以上のような動作によって、各
設備に対する制御指令が出力され、実際のワークの加工
が進められる。
このように、この実施例フレキシブル生産システムによ
れば、中央処Jliffi (FMSII、1J111
B[体)110による各種制御対象生産設備のフレキシ
ブルな運転制御を、中継処理装置210〜250を介し
て円滑かつ高能率に行なうことができるとともに、中央
処理装置110への、特に第4図に示した51!IL浬
機能の搭載によって、前述したNCデータ転送に際して
の処理固定時間が大幅に短縮され、システム全体として
の運用効率も大幅に改善されるようになる。
なお、上記の実施例では、好適な例として、中央処理装
@110が実時間によるシミュレーション機能を搭載し
ていて、このシミュレーションによって冑られた運転ス
ケジュールに基づいて各設備の運転制御を実施するとす
るシステムに、上記の中継処理装置210〜250を設
ける場合について説明したが、この発明が、運転スケジ
ュールの作成を行なう部分と、このスケジュールに基づ
いて実際に各設備の運転制御を行なう部分とが各々独立
して存在するようなシステム、についても同様に適用で
きるものであることは勿論である。
また同実施例システムにおいて扱われる各種の情報につ
いての記憶手段並びに記憶手法、あるいは入力手段、入
力手法等は、上記実施例にて例示した手段、手法に限ら
れることなく任意であり、要は、前述したような各種内
容、構造を有する情報について、これらが的確に登録、
保持、あるいは入力されるものであれば、いかなる手段
、手法の採用も妨げられない。
〔発明の効果〕
以上説明したように、この発明によれば、NCデータ伝
送に際しての制御I表装置おける処理固定時間を大幅に
短縮してシステムのより効率の良い運用を図ることがで
きる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明にかかるフレキシブル生産システムの
一実施例についてその全体の構成を示すブロック図、第
2図はこの第1図に示したブロック図中の特に中継処理
装置についてその基本内部構成を示すブロック図、第3
図は同じく第1図に示したブロック図中の特に中央処理
Hliffについてその基本内部構成を示すブロック図
、第4図はこの中央処理装置の情報処理部において実行
される動作の一例を示す70−チユート、第5図は同中
央処理装置の要部構成を示す機能ブロック図、第6図は
第5図に示したブロック図中の特に実時間シミュレーシ
ョン機能部についてその詳1lI4F4成を示す機能ブ
ロック図、第7図は第6図に示した実時間シミュレーシ
ョン機能部の動作概念を示す説明図、第8図は同実時間
シミュレーション機能部にて構築されるシステム論理役
型についてその構造の一例を示す図表、第9図は同実時
間シミュレーション機能部にて創成される論理加工物に
ついてその情報構造の一例を示す図表、第10図は同実
時間シミュレーション機能部から出力される入庫予定加
工物情報の印刷例を示す図表、第11図は同実時間シミ
ュレーション機能部から出力される人頭予定治具情報の
作業指示装置への表示例を示す図表、第12図は同実時
間シミュレーション機能部から出力される短期加工日程
計画情報についてその情報構造の一例を示す図表、第1
3図は同実時間シミュレーション機能部から出力される
画面表示情報の描画画面表示Vt置への表示例を示す図
表、第14図は第5図に示したブロック図中の特に制i
n能部についてその詳細構成を示す機能ブロック図、第
15図はこの制御機能部にて生成される論理加工物につ
いてその情報ja造の一例を示す図表、第16図はこの
R明にかかるフレキシブル生産システムの一実施例にお
いて前提とするFMSラインのライン構成を示す略図で
ある。 11・・・実時間シミュレーション機能部、11a・・
・加工物入荷制御部、11b・・・論理模型構築部、1
1c・・・物流制御部、11d・・・メモリ、12・・
・制wJ機能部、12a・・・物流制御部、12b・・
・論理模型構築部、12c・・・事象解読部、12d・
・・制御指令出力部、12e・・・メモリ、100・・
・中央制御室、101・・・手操作入力装置、102・
・・文字画面表示装置、103・・・描画画面表示装置
、104・・・印刷装置、105・・・紙テープ入出力
装置、110・・・中央処理装置、111・・・処理手
順記憶部、112・・・内部情報記憶部、113・・・
外部情報記憶部、114・・・情報加工部、115゛・
・・情報変換部、210〜250・・・中継地3!!!
装置、231,241゜251・・・NC制御装置、I
E・・・入出庫ステーション、IET・・・入出庫ステ
ーション作業指示装置、S T R・・・自vJaa、
SC1・・・搬送装置、LSl。 LS2・・・段取装置、LST・・・段取ステーション
作業指示装置、MC1〜MC3・・・工作機械、WS・
・・洗浄装置。 第1図 第2図 第5図

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】  基本情報として予め設定される各種ワークについての
    長期的な加工計画および各ワーク毎の工程設計内容に基
    づきNC制御機械をはじめとする各種自動生産設備の運
    転スケジュールを作成し、この作成した運転スケジュー
    ルに応じて前記設備の統括的な運転制御を実行するフレ
    キシブル生産システムにおいて、 前記各設備を運転制御する制御装置本体と前記NC制御
    機械との間に、制御装置本体からのNCデータの伝送を
    受けてこれを貯蔵するとともに、同制御装置本体からの
    NCデータ種類や起動命令を有して構成される加工指令
    を受けて、この指定される種類のNCデータを前記貯蔵
    したNCデータの中から選択して対応するNC制御機械
    へこれを出力し、かつ同NC制御機械に起動をかける中
    継処理装置を介在させ、 制御装置本体は、これに予登録された各種NCデータの
    うちの前記運転スケジュールに基づき使用が予定される
    NCデータを、自らの制御空き時間を利用して該当する
    中継処理装置へ予め転送しておき、同NCデータについ
    ての使用の必要が生じたとき、同中継処理装置へ前記加
    工指令を出力する ことを特徴とするフレキシブル生産システム。
JP63019099A 1988-01-29 1988-01-29 フレキシブル生産システム Pending JPH01194008A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008234131A (ja) * 2007-03-19 2008-10-02 Jtekt Corp 工作機械における監視システム

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6292006A (ja) * 1985-10-18 1987-04-27 Mitsubishi Electric Corp 機械インタ−フエイス装置

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